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Title
東京歯科大学広報 第288号 平成30年08月31日発行
Journal
東京歯科大学広報, (288):
-URL
http://hdl.handle.net/10130/4833
Right
T
okyo Dental College News
2018
年6
月
・ 7
月
288
号
大妻女子大学と包括協定を締結
千葉歯科医療センター医療連携講演会開催
大妻女子大学と包括協定を締結
「学生活動室・道場」道場開き開催
平成29年度 財務の概要
2019年度 学生募集要項
本
号
の
主
な
内
容
ご挨拶 訃報 学内ニュース 大学院ニュース トピックス 学生会ニュース 図書館から 短期大学ニュース 人物往来 大学日誌 学位記授与 財務の概要 2019年度学生募集要項 人事 規程T O P N E W S
大妻女子大学と包括協定を締結
2018年6月22日(金)午後4時より、水道橋校舎本館 特別会議室において、大妻女子大学との包括協定調印 式が執り行われた。 この調印式には、大妻女子大学から伊藤正直学長を はじめ 6名の先生方が出席され、本学からは井出吉信 学長をはじめ11名が出席した。調印式では、加藤靖明 大学事務局長の司会のもと、両校出席者の紹介があり、 その後、伊藤学長、井出学長が協定書への調印を行っ た。つづいて、両学長により挨拶をいただき、出席者 全員で記念撮影を行った。 調印式終了後には、水道橋校舎本館、水道橋病院、 および水道橋校舎新館の学内見学を行い、大妻女子大 学が設置している、管理栄養士スキルアップセンター について懇談を行い、終了した。 今回の協定は、両大学の教育や研究において、相互 に交流を深め、連携し、学術活動を推進することを目 的としており、今後の活動が期待される。 ▲ 協定書を取り交わす伊藤大妻女子大学学長(左)と井出学長 ▲ 挨拶をされる伊藤大妻女子大学学長 ▲ 挨拶をする井出学長 ▲ 口腔科学研究センター見学の様子 ▲ 両大学出席者の記念撮影ご挨拶
3 288 号 2018 年 8 月 31 日発行教授就任のご挨拶
故高橋正憲名誉教授が叙位・叙勲を授与される
市川総合病院 臨床薬学科門田 佳子
2018 年7月1日より市川総合病院臨床薬学科教授、薬剤 部部長を拝命しました。井出吉信理事長・学長、西田次郎市 川総合病院長をはじめ、選考委員会の皆様に感謝するととも に、快く送り出して頂いた学校法人明治薬科大学 奥山 徹理 事長、石井啓太郎学長に御礼申し上げます。 私は明治薬科大学卒業後、5年間の薬局勤務、ドイツ・ボ ン大学留学を経て、同大学大学院(臨床薬学専攻)に進学し、 薬学博士を取得しました。その後、恩賜財団済生会横浜市南 部病院にて9年間勤務し、調剤や病棟薬剤師業務、医薬品情 報業務などのほか、治験業務に従事すると共に薬学学部およ び大学院生の実習と研究指導に携わりました。 2006 年の薬 学教育6年制移行の後に、縁あって慶應義塾大学薬学部講師 に採用され、その後明治薬科大学准教授として通算9年間薬 科大学の教員を務めました。 薬剤部長として、安全で質の高い医療を提供するために、 「多職種連携によるチーム医療」と「地域に継続性のある適 切な医療(特に薬物治療)の提供」の面で薬剤部のメンバーと ともに貢献できるよう努めます。特に、認定(さらには専門) 薬剤師の資格取得を促し、チーム医療に貢献できる薬剤師の 養成をはじめ、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病 院として、周辺地域の薬局と連携を深めながらポリファーマ シー対策などの患者個々の問題解決や外来がん化学療法患者 のフォローアップを実施します。 新設された臨床薬学科の教授としては、「医薬品開発の流 れ」、「処方箋の書き方」、「薬物投与設計」など歯学部教育に も必要となる薬学的知識の教育に貢献し、さらに薬学部学生 も含めた PBL など多職種合同教育も提案したいと考えてお ります。 研究の分野では、医薬品の適正使用を目的とした臨床研究 を、各診療科の先生方のご指導もいただき貢献したいと考え ております。 以上、臨床 ( 薬剤部業務 )、教育、研究の3つの柱で、安 全で質の高い医療を提供できるよう努力をして参りますの で、皆様、ご指導とご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げま す。 本学元市川総合病院病院長の故高橋正憲名誉教授が、 2018年4月 20日(金)の閣議決定により、勲章:瑞宝小綬 章、位記:従五位を授与された。故高橋名誉教授の経歴、業 績等は、東京歯科大学広報第 287号に記載されたとおりであ り、長年にわたる功績が評価され、今回の授与となった。 なお、勲章・勲記および位記については、 2018年6月 14 日(木)に井出吉信理事長から故高橋名誉教授の奥様である 高橋文枝様に手渡された。 ▲井出理事長(左)と高橋文枝様訃報
河田英司名誉教授ご逝去
名誉教授河田英司先生
本学名誉教授である河田英司先生が、 2018年5月 28日 (月)、入院先の市川総合病院にてご逝去されました。享年 67歳でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 河 田 先 生 は、 1950年 8 月 30日 に 香 川 県 に 生 ま れ、 1976年に東京歯科大学をご卒業後、大学院に進学し歯科 理工学を専攻されました。 1980年に課程を修了されたの ち、ただちに歯科理工学講座講師として採用されました。 1990年に助教授、 2006年に教授に昇任され、この間、 1998年に教務部副部長、 2005年には新設された歯科医学 教育開発センター主任、 2010年に教務部長に就任されま した。教務部副部長就任以来、 2016年の定年退職までの 18年間、本学の教育の中枢を支え、さまざまな改革に従 事されました。とくに、修学学生の変化に対応したカリ キュラム改革、カリキュラム研修ワークショップや試験問 題作成に関するワークショップなどの教員に対するファカ ルティ・ディベロップメント研修の推進、学内 LAN と PC を利用したオンラインテストシステムの開発、試験問題の データベース化など、数々の教育改善の取り組みを推進さ れました。 歯科医学教育のシステムが複雑化していくなかで、医療 系大学間共用試験実施評価機構の歯学系 CBT 関連委員会 等の委員長、日本歯科医学教育学会の副理事長など、歯科 医学教育界においても精力的にご活躍されておりました。 先生は、学生に対してとても厳しく、「バッカヤロー」 が口癖でした。しかし、厳しいなかにも優しさを持ちあわ せ、熱心に学生からの質問に対応されていた姿が思い出さ れます。数年前から体調を崩されながらも、学生想いの先 生は、最後まで本学の教育のことを考えていらっしゃいま した。 近年では大好きな晩酌を控えられ、体調の回復に努めら れておられましたが、突然の訃報は、ただただ残念でなり ません。どうか安らかにおやすみください。 (歯科理工学講座 教授 服部雅之)288 号 2018 年 8 月 31 日発行
学内
ニ ュ ー ス市川総合病院「看護の日」のイベント開催
▲カードゲームを楽しむ参加者 ▲ BLS と AED 体験の様子 2018年5月11日(金)午前10時より、市川総合病院1階外 来ロビーにおいて、毎年恒例の「看護の日」のイベントが開 催された。 「看護の日」は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチ ンゲールの生誕を記念して 1990年に制定されたものであ る。誕生日である5月12日を含む1週間は、看護週間とし て、全国的にさまざまな行事が開催されている。市川総合病 院では、2015年度より5月12日に「看護の日」のイベント を開催しており、その週を看護週間として展示などを実施し ている。今年度は5月12日が土曜日であるため、5月11日 にイベントを開催した。 今年度は、「『人生 100年時代』を自分らしく生きるため に」をメインテーマとし、主に外来患者さんを対象として、 参加体験型イベントを行った。患者・家族と医療者が今後の 治療や療養についてあらかじめ話し合う自主的なプロセスで ある「アドバンス・ケア・プランニング」をゲームで楽しく 理解する、「貴方らしく生きるための『もしバナ』をゲーム で体験しませんか?」、骨粗鬆症のリスク判定を基に予防教 育を行う、「いつまでも自分の足で歩こう !!」、恒例の BLS (一次救命処置)・AED(自動体外式除細動器)の体験や、妊婦 体験など、多くの方々にご参加いただいた。 また、5月7日(月)から、外来通路に「大学・病院のあゆ み」、「助産師・看護師・保健師への道」、「当院助産師・看護 師の出身地」、「看護場面や看護部門の紹介」、「専門、認定看 護師の紹介」としてのポスター展示や白衣の紹介などを行っ た。さらに、がん患者さんの描いた絵画や写真の展示、カル シウム強化食・減塩食の展示など業者の協力もあり、好評の うちに終了することができた。また、恒例となった「一日看 護師長」体験に3名の事務部幹部の方々にご協力いただき、 看護の仕事の理解と新たなサポートの提案を含めた温かい エールをいただくことができた。 今後もより多くの地域の方々が自身の健康や今後の療養生 活の過ごし方に関心をもち、気軽に相談できる場を提供でき るよう企画していきたいと考えている。2018年度第2回水道橋病院教職員研修会開催
2018年5月22日(火)午後6時より、水道橋校舎本館第1 講義室において、2018年度第2回水道橋病院教職員研修会 が開催された。今回は、「カルテ記載とその関連事項」と題 して、診療録記載改善委員会委員長の鳥山佳則教授による講 演が行われた。 講演は、若手歯科医師を対象とした「カルテ記載」、「レセ プト審査と個別指導」、「点数表の学び方」の3テーマについ て、実際の事例を基に要点の説明がされた。 参加した教職員は、カルテ記載の要点を再確認するととも に、医療保険制度の関連事項についても知識を深めることが でき、大変有意義な研修となった。 ▲説明をする鳥山教授 5学内
ニ ュ ー ス第172回歯科医学教育セミナー開催
2018年5月28日(月)午後6時より、水道橋校舎本館第1 講義室において、第172回歯科医学教育セミナーが開催され た。当日はテレビ会議システムで市川総合病院、千葉校舎に も配信された。今回は、「第111回歯科医師国家試験結果の 分析」と題し、一戸達也副学長から説明が行われた。 はじめに、2017年5月に改定された平成 30年版歯科医師 国家試験出題基準について、改定の基本的な考え方、問題数 の変更や新たな出題形式と追加された出題基準の項目につい て内容の確認があり、考察がなされた。2018年度実験動物供養祭実施
2018年6月15日(金)午前10時40分より、水道橋校舎新 館血脇記念ホールにおいて、2018年度実験動物供養祭が執 り行われた。 供養祭は、真珠院ご住職の読経に始まり、井出吉信学長が ◀説明をする一戸副学長 続いて、総合学力試験結果と国家試験結果をもとに試験領 域ごとの正答率や傾向を比較・分析した結果について説明が あった。 最後に、第111回歯科医師国家試験における 123期生不合 格者の分析、また、医科に関する出題が増加している傾向か ら実際に出題された問題例を紹介し、今後の学生教育につい て協力依頼があった。 多くの教職員が参加し、大変有意義なセミナーとなった。 祭文を奉読された。 歯科医学教育や研究にその生命を捧げた動物諸霊に対し深 く哀悼と感謝の意を込め、教職員、大学院生、第3学年学生 代表が順次献花を行い、滞りなく終了した。 ▲動物慰霊祭祭壇 ▲第3学年学生代表による献花学内ニュース 7 288 号 2018 年 8 月 31 日発行
第305回東京歯科大学学会例会開催
2018年6月2日(土)午前9時より、水道橋校舎新館にお いて、第305回東京歯科大学学会例会が開催された。午前 は、口演 22 題が第1および第2講義室、示説16題が第3実 習講義室を会場として各々発表された。午後は第2講義室 において、解剖学講座の山本将仁講師と保存修復学講座の 春山亜貴子講師による、学長奨励研究賞受賞講演が行われ た。引き続き同会場において、右の通り3教授による特別講 演が行われた。 また、11 商社の参加による商品展示が第2講義室前ラウ ンジで行われた。 1.「頭痛専門医からみた口腔顔面痛の診断と治療」 村松和浩教授(市川総合病院神経内科) 2.「肥満、生活習慣病における新たな治療戦略の試み」 林 晃一教授(市川総合病院内科学講座) 3.「呼吸器疾患と歯科とのかかわり-慢性閉塞性肺疾患 (COPD)と歯周病との関連について-」 寺嶋 毅教授(市川総合病院呼吸器内科)父兄会定時総会・修学指導方針説明会開催
2018年6月16日(土)午後1時より、水道橋校舎新館血脇 記念ホールにおいて、2018年度父兄会定時総会が開催され た。総会には約500名の保護者が出席し熱気に包まれた。 総会は、鈴木幸一副会長の開会の辞で始まり、本年4月に 父兄会長に就任した黒河宏之会長から新任の挨拶と父兄会の 活動内容などが述べられた。井出吉信名誉会長・学長から挨 拶をいただいた後、第6学年保護者の岡野克也氏が議長に選 出され、議事が進められた。 2017年度会計収支決算、2018年度父兄会事業計画、会計 収支予算(案)、傷害共済基金支出(案)などが審議され、いず れも提案どおり承認可決された。引き続いて父兄会役員の任 期満了に伴う改選の審議に移り、慣例に従って選考委員会が 設置され、同委員会の推薦を受けて 2018年度父兄会役員が 下記のとおり選任された(業務分担は以下のとおり)。 また、午後2時20分から保護者を対象にした大学主催に よる修学指導方針説明会が開催され、井出学長から大学の 修学に関する総括説明、橋本正次副学長から学生修学の指 導方針、片倉 朗教務部長から学生勉学に関する指導方針、 佐藤 亨学生部長から学生生活に関する指導方針について、 それぞれの立場から説明が行われた。 会 長:黒河宏之 常務理事(広報):池谷恭子 副 会 長:鈴木幸一、森 正浩、山田由美子、安藤雄一 理 事:青木弘興、髙柳篤史、阿南啓子、大野文敬、 常務理事(庶務):渡辺和宏、石河信高 鈴木雅幹、渡邉和明、金澤 香、藤島 浩、 常務理事(会計):大内仁之、中島信也 西山 潔、大内仁守、山口大輔、森 彩子、 常務理事(奨学):森 玲子 鈴木 茂 常務理事(傷害):大西泰斗、加藤士郎 監 事:藤関雅嗣、清水 泰 ▲父兄会定時総会で挨拶をする黒河会長 ▲修学指導方針説明会で説明をする井出学長学内
ニ ュ ー ス第173回歯科医学教育セミナー開催
◀説明をする山口客員教授 2018年6月18日(月)午後6時より、水道橋校舎本館第1 講義室において、第173回歯科医学教育セミナーが開催され た。当日はテレビ会議システムで市川総合病院、千葉校舎にも 配信された。今回は、東 俊文口腔科学研究センター所長の座 長のもと、「大学院生の研究指導」と題し、櫻井 薫大学院歯 学研究科研究科長、山口 朗客員教授より講演が行われた。 はじめに櫻井大学院歯学研究科研究科長より、大学院研究 科の現状と大学院生(臨床系を中心に)の研究指導のポイント について説明があった。専攻分野に加え、関連分野の知識・ 研究手法も修得し、先進的な歯学領域の研究に関する知識・ 技術が得られるような指導を目指す旨の説明があった。 続いて山口客員教授より、第169回歯科医学教育セミナー で詳細報告のあった私立大学研究ブランディング事業(文部 科学省)の全体像と大学院生の育成について説明があった。 全学的な研究体制の強化をはかり、ヒューマニズムとリサー チマインドを堅持する歯科医師を育て、次世代医療への貢献 を目指す旨の説明があった。 質疑応答も活発に行われ、大変有意義なセミナーとなった。 ▲説明をする河野臨床准教授2018年度第3回水道橋病院教職員研修会開催
2018年6月26日(火)午後6時より、水道橋校舎本館第1 講義室および第2講義室において、一般歯科系と口腔外科系 の対象者別に分かれて、2018年度第3回水道橋病院教職員 研修会が開催された。 今回は、「適正なカルテ記載へ―カルテ記載の充実に向け て―」と題して、一般歯科系は診療録指導委員会副委員長の 河野誠之臨床准教授、口腔外科系は同副委員長の笠原清弘准 教授と同委員の高木 亮助教による講演が行われた。 講演は、治療計画の立案と記載をはじめとするカルテ記載の 充実方法について、実際の事例を基に要点の説明がされた。 参加した教職員は、適正なカルテ記載の要点を身につける とともに、カルテ記載を充実させることの重要性について再 認識する機会となり、大変有意義な研修会となった。学内ニュース 9 288 号 2018 年 8 月 31 日発行
千葉歯科医療センター医療連携講演会開催
2018年7月5日(木)午後3時より、千葉校舎実習講義棟 歯科臨床研修医室において、「東京歯科大学千葉歯科医療セ ンター医療連携講演会」が開催された。本講演会は千葉県歯 科医師会、千葉市歯科医師会、習志野市歯科医師会、印旛郡 市歯科医師会、市原市歯科医師会、八千代市歯科医師会、船 橋歯科医師会、江戸川区歯科医師会の協力のもと、地域の歯 科診療所と千葉歯科医療センターとの連携強化を目的として 開催している。 演題は毎年、千葉県歯科医師会および近隣歯科医師会の学 外委員と千葉歯科医療センターの医療連携委員で構成されて いる医療連携協議会で決定し、今年度は「高齢者の歯科治療 を考える」をテーマとした講演を行った。 当日は 134 名の参加者を迎え、井出吉信理事長、一戸達也 千葉歯科医療センター長挨拶から医療連携講演会が始まっ た。講演会は2部制とし、第1部各30分、第2部は 60分・ 40分にて行われた。今年度は 2018年度の診療報酬改定にか かる質疑応答が活発であった。 また、参加者からの相談に応じる症例相談コーナーを設 け、各症例に対し担当者が対応した。 参加者のアンケートからは、「今後高齢者が増え、要介護 の高齢者・認知症の方が増えている中で全身状態との関連性 や対応方法を学び考えることができて勉強になった」「テキ ストも揃っていて、講師陣もすばらしかった」などの声が寄 せられ、大変有意義な講演会となった。 第1部 座長:杉山哲也准教授(専門歯科系(摂食嚥下リハビリテーション科)) 1.「高齢者の全身状態の評価」 演者:松木由起子講師(口腔外科系(歯科麻酔科)) 2.「認知症高齢者の治療のゴールとは」 演者:杉山哲也准教授(専門歯科系(摂食嚥下リハビリテーション科)) 第2部 座長:石崎 憲准教授(一般歯科系(補綴科)(老年歯科補綴学講座)) 1.「高齢期における口腔機能低下症について」 演者:櫻井 薫教授(老年歯科補綴学講座) 2.「高齢者へのインプラント治療」 演者:武田孝之臨床教授(専門歯科系(口腔インプラント科)) ▲挨拶をする一戸千葉歯科医療センター長 ▲講演に集中する参加者学内
ニ ュ ー ス2018年度緩和ケア研修会開催
2018年7月7日(土)と8日(日)、市川総合病院講堂にお いて、2018年度緩和ケア研修会が開催された。市川総合病 院は、2008年2月に地域がん診療連携拠点病院の指定を受 けている。がん診療連携拠点病院には、がん診療に携わる医 師に対する緩和ケア研修会を毎年開催することが義務付けら れている。 がん診療連携拠点病院が行う緩和ケア研修会は、院内だけ ではなく地域の医療従事者も対象にすることから、広く募集 を呼び掛け実施された。参加者は院内外から医師16名、歯科 医師6名、看護師6名、薬剤師1名の合計29名と参加者に対 して、7名のファシリテーターを迎えての研修会となった。 研修会の内容は、講義とロールプレイ、ワークショップで 構成されており、講義では「緩和ケア概論」や「がん性疼 痛」、「呼吸困難」、「消化器症状」、「精神症状(抑うつ、せん 妄)」、「コミュニケーション」について解説され、「疼痛事例 検討」や「オピオイドを処方するとき」、「コミュニケーショ ン」、「地域連携」ではグループ討議やロールプレイが熱心に 行われた。緩和医療は患者やその家族の辛さに焦点が当てら れているが、がん診療を行っている医療者のケアも重要な要 素である。今回のような研修会は、日常のがん診療、特に疼 痛緩和などで困っている医師に対してはきわめて有効である ことから、今後もがん診療連携拠点病院としての役割を担っ ていきたい。 ▲講義風景 ▲グループ演習風景大学院
ニ ュ ー ス 11 288 号 2018 年 8 月 31 日発行第430回大学院セミナー開催
▶講演される西村先生 2018年5月16日(水)午後6時より、水道橋校舎本館西棟 ラウンジにおいて、第430回大学院セミナーが顎骨疾患プロ ジェクトと共催で開催された。今回は、UCLA 歯学部・工学 部教授の西村一郎先生をお招きして、「Peripheral clock regula-tion specific to maxillary and mandibular tissues during wound healing and regeneration」と題した講演をい ただいた。会場は満席で補助椅子を出すほどの盛況ぶりで あった。 講演は歯の喪失に伴って骨が吸収するという顎骨特有の現 象には、機械刺激で感作する Th17 細胞が関連しているとい う話題や、サーカディアンリズムを制御する時計遺伝子はセ カンドメッセンジャーとして骨代謝をコントロールしている 話題、さらに下顎骨の骨芽細胞と歯肉由来の繊維芽細胞に特 異的に発現する Npas2時計遺伝子についてなどの内容で あった。 西村先生の多面的でユーモアのある講演は、複雑な内容を わかりやすく解説し、聴衆に感銘を与えるものであった。2018 年度大学院新入生学外総合セミナー開催
2018年5月17日(木)から 19日(土)の3日間、御殿場高 原ホテル(静岡県御殿場市)にて、2018年度大学院新入生学 外総合セミナーが行われた。 初日は、まず開講式が行われ、櫻井 薫大学院研究科長の 挨拶、大学院生の自己紹介を行った。引き続き、講義1とし て口腔科学研究センターの山口 朗客員教授から東京歯科大 学研究ブランディング事業の概要説明があり、その後、 UCLA 歯学部・工学部教授の西村一郎先生を講師としてお招 きし、「The Anatomy of Discovery:Cognitively Guided STE[A]M Education」と題した講演をいただいた。 2日目は、午前中に大学院生による英文学術論文発表がグ ループ別に行われ、自身が選んだ論文内容について発表がさ れた。午後は、「何のために研究するか?」と題した課題が 提示され、5グループに分かれ、3時間以上にわたり討議を 行った。 最終日は、課題の討議結果についてグループ別発表があ ▲集合写真 り、10分の発表と5分の質疑応答が行われた。引き続き、 講義2として生理学講座の澁川義幸教授から「研究倫理」と 題した講演をいただいた。最後に閉講式が行われ、学生間の 交流が図られた3日間が終了した。大学院
ニ ュ ー ス第431回大学院セミナー開催
◀講演される岩本先生 2018年5月29日(火)午後6時より、水道橋校舎本館西棟 ラウンジにおいて、第431回大学院セミナーが顎骨疾患プロ ジェクトと共催で開催された。今回は米国メリーランド大学 医学部整形外科学教室教授の岩本容泰先生をお招きして、 「骨形成の阻止に関する研究:20年間のアメリカでの研究生 活で得たもの、失ったもの」と題した講演をいただいた。 岩本先生は徳島大学歯学部を卒業後、大阪大学大学院歯学 研究科(歯科放射線学)を修了され、アメリカでのポスドクを 経験し、帰国後、2002年より再び米国で研究生活を開始し、 現在に至っている。 臨床応用可能な優れた骨再生療法の開発が期待されている が、 一 方 で 外 傷・ 手 術 後 や Fibrodysplasia Ossifyicans Progresssiva(FOP:進行性骨化性線維異形成症)で見られる 異所性骨形成を抑制することも臨床的な重要課題となってい第432回大学院セミナー開催
▲講演される豊澤先生 2018年6月12日(火)午後6時より、水道橋校舎本館西 棟ラウンジにおいて、第432回大学院セミナーが開催され た。今回は、大阪大学大学院歯学研究科口腔病理学教室教 る。岩本先生はこの点に着目して、レチノイン酸(ビタミン A)がその受容体 RARγを介して軟骨内骨化を抑制するの で、RARγのアゴニストを利用することにより異所性骨化を 抑制できるのではないかという仮説を立てた。そして、その 仮説を動物モデルで見事に実証し、現在ヒトでの臨床治験を 開始している。このような臨床応用を目指した基礎研究を研 究室が一丸となって Translational medical research へと展 開している様子が窺える講演内容であった。 最後に、岩本先生がポスドクから独立した研究室を持ち、 教授になるまでの経験を基にして 20年間のアメリカでの研 究生活で得たものと失ったものについて話され、大学院生の 将来に重要なサジェスチョンを含む貴重な経験も語っていた だいた。 授の豊澤 悟先生をお招きして、「骨細胞が産生する酸性リン 蛋白質の役割について」と題した講演をいただいた。 豊澤先生は、酸性リン蛋白質の Dmp1 について講演され、 骨細胞ゴルジ体に高発現するキナーゼ Fam20C が、骨細胞 内で Dmp1 をリン酸化し、リン酸化 Dmp1 はマイナス荷電 体となって細胞外に分泌され、骨細胞周囲に分布する Dmp1 のマイナス荷電体は、Ca 2+を引き寄せて石灰化に関与する ことを前提に、骨芽細胞が Dmp1 または Fam20C を異所性 に過剰発現するマウスを用いて研究され、最終的には I 型コ ラーゲンに Dmp1 を添加した骨再生材料の応用や、Dmp1 の新規骨代謝マーカーとしての意義の展望について述べられ た。骨細胞への分化はよく知られているが、石灰化に関与す るタンパク質の応用は未知のことが多く、歯科領域での応用 の期待が高まる発表であった。 講演後には参加者から多くの専門的な質問があり、講演内 容の興味深さをうかがわせる有意義なセミナーとなった。大学院ニュース 288 号 2018 年 8 月 31 日発行
第433回大学院セミナー開催
▶講演される天野先生 2018年6月20日(水)午後6時より、水道橋校舎本館西棟 ラウンジにおいて、第433回大学院セミナーが開催された。 今回は、明海大学歯学部解剖学分野教授の天野 修先生をお 招きして、「メッケル軟骨の石灰化と消失機構から探るその 存在意義」と題した講演をいただいた。 メッケル軟骨は、下顎骨形成に関わる器官として、顎顔面 領域の発生を学ぶ上で非常に重要な構造として知られてい る。まずメッケル軟骨を最初に記載したメッケル博士の家系 を紐解き、祖父、父そしてメッケル博士と続く3代の解剖学 者としての逸話の紹介からセミナーが始まった。初期哺乳類第434回大学院セミナー開催
2018年6月27日(水)午後6時より、水道橋校舎本館西棟 ラウンジにおいて、第434回大学院セミナーが顎骨疾患プロ ジェクトと共催で開催された。今回は東京大学大学院医学系 研究科附属疾患生命工学センター臨床医工学部門准教授の 大庭伸介先生をお招きして、「骨・軟骨形成機構の理解と多 能性幹細胞を用いたインビトロ骨組織モデリング」と題した 講演をいただいた。 大庭先生らは、鄭 雄一教授の下で組織形成過程の分子メ カニズム、特にヘッジホッグ遺伝子の骨芽細胞分化における 発現制御機構を明らかにし、疾患の理解や治療法の開発を目 指している(Dev Cell, 2008; J Biol Chem, 2012; J Biol Chem, 2013; PLoS ONE, 2014)。さらに、次世代シークエンサーを 用いたゲノムスケール解析(クロマチン免疫沈降シークエン ス、遺伝子発現プロファイリング)を通じて、骨・軟骨形成 における遺伝子発現制御メカニズムとエピゲノムを解明して いる(Cell Rep, 2015; Development, 2016; Dev Cell, 2016; Trends Genet, 2016)。これと並行して、多能性幹細胞を用 いた骨芽細胞分化の in vitro モデリングにも取り組んでいる (化石)から現生の爬虫類、哺乳類に至るメッケル軟骨の性状 と機能について系統発生学的な検索についての話があったほ か、メッケル軟骨の消失の過程で出現する石灰化した軟骨基 質(縦隔)の吸収に働く破骨細胞や、非石灰化軟骨基質(横隔) の吸収に働くセプトクラストについて、その形態学的、機能 的特徴をわかりやすく解説された。さらにメッケル軟骨の軟 骨細胞がオートファジー関連因子や低酸素誘導因子を発現す ることと、その機能的な意義についての最新の知見の紹介も していただいた。 ▲講演される大庭先生(Stem Cell Reports, 2014; Sci Adv, 2017)。一連の知見を紹 介しながら、遺伝子発現制御機構・エピゲノムに関する知見 と組織工学的手法を組み合わせることで、「骨・軟骨形成に おける遺伝子発現の設計図を明らかにし、それをもとに病気 を治す」というアプローチの可能性を追求している。
トピックス
▲受賞した半場講師(中央)、村松 敬教授(左)と中村圭喜助教(右)半場秀典講師が日本歯科保存学会年間優秀論文賞を受賞
2018年6月14日(木)と 15日(金)に横浜みなとみらい ホール(横浜市西区)で行われた日本歯科保存学会2018年 度春季学術大会(第148回)において、保存修復学講座の 半場秀典講師が保存修復学部門で年間優秀論文賞を受賞した。 本賞は、日本歯科保存学雑誌に年間で掲載された保存修復 学、歯内療法学および歯周病学の3分野からそれぞれ1本の 優秀な論文に与えられるものである。 受賞論文は、「ヒト小臼歯における脱灰とマイクロクラッ クの進行の検討―マイクロ CT を用いたアブフラクションモ デルによる解析―」である。咬合が関与する歯頸部欠損をア ブフラクションとして定義されているが、欠損進行のメカニ ズムについては不明な点が多い。そこで本研究では、脱灰と マイクロクラックの関係性についてマイクロ CT による三次 元解析を行った。その結果、脱灰とマイクロクラックが欠損 の進行に関与していることが示唆され、アブフラクションの 進行メカニズムの解明に向けての足がかりになることが期待 された。竜 正大講師が日本補綴歯科学会優秀ポスター賞(カボデンタル賞)を受賞
2018年6月15日(金)から 17日(日)に岡山コンベンショ ンセンター(岡山市北区)で行われた第127回日本補綴歯科学 会学術大会において、老年歯科補綴学講座の竜 正大講師が 優秀ポスター賞(カボデンタル賞)を受賞した。受賞演題は 「要介護高齢者に対し CAD/CAM による総義歯製作法を応用 した一症例」であった。本賞は厳正なる審査の結果、各ジャ ンルからもっとも優秀な演題に対して授与されるものであ る。 近年、CAD/CAM は固定性補綴装置だけでなく総義歯の製 作システムにも応用されており、チェアタイムや来院回数の 削減、義歯の強度や精度の向上、義歯再製作の容易さといっ たさまざまな利点が報告されている。しかしその反面、1回 の診療内容が多岐にわたることも多く、要介護高齢者などに おいては予定していた診療内容をうまく行えないケースも存 在する。本演題は指示をうまく実行できない要介護高齢者に 対して CAD/CAM による総義歯製作法を応用し、3回の来 院で総義歯を装着し良好な結果を得ることができた症例の報 告である。試適時に十分な診査を行い、積層造形にて製作さ れた試適用義歯を用いてエラーを修正し、来院回数を増加さ せることなく良好な結果を得た点が高く評価された。 要介護高齢者に対する診療回数の少ない診療のニーズは今 後ますます高まっていくことが予想され、本症例における CAD/CAM による総義歯製作法の応用は有効なアプローチの 1つになると期待される。 ◀受賞した竜講師(左)、 ◀授賞式での竜講師(下 櫻井 薫教授 段右から2人目)トピックス 288 号 2018 年 8 月 31 日発行
太田 緑助教が日本老年歯科医学会において優秀奨励論文賞を受賞
▶太田助教(左から2人目)、日本老年歯科医学会理事長の櫻井 薫教授(右) 2018年6月22日(金)に品川区立総合区民会館(品川区)に て開催された日本老年歯科医学会 2018 年度定時社員総会に おいて、老年歯科補綴学講座の太田 緑助教が、優秀奨励論 文賞を受賞した。この賞は、2017年に日本老年歯科医学会 の機関誌である老年歯科医学および Gerodontology に掲載 された論文の中から選考され、受賞者が決定された。受賞演題は「Effect of Chewing or Compressing Food on A u t o n o m i c N e r v o u s A c t i v i t y i n O l d e r A d u l t s」 (Gerodontology. 2017 Dec;34(4):434-440) である。これは 高齢者の自律神経活動が軟食咀嚼時に増加するか、また食事 の硬さによって活動が変化するかどうかを検討したものであ る。 高齢者は自律神経活動が低下することが明らかとなってお り、自律神経活動の低下は刺激に対する反応性や、外来環境 に対する順応性の低下をもたらすといわれている。高齢者の 中には粥食など咀嚼を必要としない食品を日常的に摂取して いる人が存在することに注目し、舌による押しつぶしや軟食 を摂取した際の自律神経活動に対する影響を検討した。この 結果、安静時と比較して軟食咀嚼時および舌による押しつぶ し時に自律神経活動が増加することが明らかとなった。本研 究では、75 歳以上の高齢者を対象とした研究であること、 軟食だけでなく咀嚼を必要としない食品も想定して研究を 行ったことが評価され、今回の受賞に至った。 15
トピックス
釘宮嘉浩大学院生が日本老年歯科医学会において優秀課題口演賞を受賞
2018年6月22日(金)と 23 日(土)に品川区立総合区民会 館(品川区)にて開催された日本老年歯科医学会第 29 回学術 大会において、老年歯科補綴学講座の釘宮嘉浩大学院生が、 課題口演「口腔機能低下症」部門の優秀課題口演賞を受賞し た。同賞はコンペティション演題として、事前の審査により 採択された5演題の中から、口頭発表と質疑応答が優れた1 演題に与えられる。受賞演題は「大都市部在住高齢者の認知 機能軽度低下に関連する口腔機能の検討」であった。 認知症患者は年々増加しているが、認知症の治療法はいま だ確立されていない。そのため、認知症の前駆状態から認知 ◀レセプションにて日 本老年歯科医学会理 事 長 の 櫻 井 薫 教 授 (右)から表彰を受け る釘宮大学院生(右か ら 2 人目) ▶受賞した釘宮大学院 生(左)と櫻井教授 機能の低下を予防することが重要である。本研究は、複数の 口腔機能の低下と軽度認知機能低下との関連を検討したもの である。口腔機能のうち、舌圧の低下は、舌運動機能の低下 を介して認知機能の低下につながっている可能性が示され た。新たに保険収載された病名である「口腔機能低下症」の 診断項目である舌圧と舌運動機能が軽度認知機能低下との関 連を示したことから、口腔機能低下症と軽度認知機能低下と の関連も示唆された。本研究は、認知症の発症予防に関する 示唆と老年歯科医学の発展に寄与する可能性の高さが評価さ れ、今回の受賞に至った。288 号 2018 年 8 月 31 日発行
学生会
ニ ュ ー ス「学生活動室・道場」道場開き開催
2018年5月16日(水)午後6時 30分より、水道橋校舎別棟 1階に新設された、「学生活動室・道場」の道場開きが行わ れ、井出吉信学長、矢﨑秀昭同窓会会長をはじめ、関係の教 職員、武道系クラブ部員が参加した。 佐藤 亨学生部長の司会のもと、最初に、井出学長に合わ せて全員で神棚に拝礼した後、井出学長、矢﨑同窓会会長が 挨拶を述べられ、柔道部、少林寺拳法部、弓道部、剣道部、 空手道部の順に演舞が披露された。 演舞終了後、学生を代表して少林寺拳法部主将・塩谷美帆 さん(第4学年)より、「学生活動室・道場」の新設に対して さらなる課外活動への意気込みが述べられた。 最後に参加 者全員に紅白饅頭が配られ、散会となった。 ▲課外活動への意気込みを述べる塩谷少林寺拳法 ▲挨拶をする井出学長 部主将 ▲挨拶をする矢﨑同窓会会長 ▲参加したクラブ部員 ▲柔道部の演武 ▲少林寺拳法部の演武 ▲弓道部の演武 ▲剣道部の演武 ▲空手道部の演武 17図書館から
推薦図書
教職員・学生が推薦する図書を紹介します。すべて図書館にて閲覧・貸出が可能です。 <学生に薦める図書紹介> 中島春紫 著 日本の伝統 発酵の科学 講談社、2018年 味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物―――。発酵食品は、 私たちの生活に欠かせません。発酵という化学反応が生み出 す食生活の妙味。健康維持にも大きな働きをしています。そこ にはサイエンスがあるのです。それでは楽しく勉強しましょう。 (加藤哲男・ 化学) 島薗 進 著 い の ち を “ つ く っ て ” も い い で す か? 生命科学のジレンマを考える哲 学講義 NHK 出版、2016年 「技術的に可能なら、人工的に人のいのちをつくり出して もよいか」「身体の特徴や能力、知性などを親が選んで、子 どもをデザインしてよいか」…こうした問いかけにどう答える か、考える機会を与えてくれる必読書。 (新島典子・倫理学)臨床研修歯科医(水道橋病院)文献検索講習会開催
2018年5~6月にかけて、水道橋病院の臨床研修歯科医 29 名を対象とした文献検索講習会を開催した。1回4~5 名ずつ、計6回の講習会を行い、医中誌 Web の使い方およ び文献の入手方法について説明した。288 号 2018 年 8 月 31 日発行
短期大学
ニ ュ ー ス2019年度第1回オープンキャンパス開催
2018年5月27日(日)、2019年度の東京歯科大学短期大 学への入学希望者を対象とした第1回オープンキャンパス が、午前10時、午後1時30分の2回に分けて行われた。参 加者は 60 組 111 名の志願予定者と保護者であった。 オープンキャンパスでは、まず本館14階の短期大学教室 で参加者全体に歯科衛生士の職務・将来性、短期大学の概 要、学生生活、学生募集要項などについて、スライドを交え て説明を行った。その後、短期大学実験室へ場所を移し、実 験室の機器を利用してのデモンストレーションを行った。さ らに、小グループに分かれ教員と短期大学学生の引率のも と、西館5階実習室および水道橋病院の見学を行った。見学 終了後には、入学試験、学生生活、学費・奨学金、授業内容 などについて、自由に質問することのできる個別相談会を開 催し、教職員および学生が対応にあたった。 ▲挨拶をする石井拓男短期大学学長 ▲短期大学実験室での基礎実習体験 19人物往来
国内見学者来校 水道橋校舎・水道橋病院 ■四川大学華西口腔医学院(学部長 3 名、教授 1 名) 2018 年 6 月 6 日(水)血脇記念ホール、史料室、水道橋校舎 新館、水道橋病院見学 ■茨城歯科専門学校(学生 49 名、教員 4 名) 2018 年 6 月 28 日(木)解剖学実習室、水道橋病院見学 ■学校法人近藤学園 さいたま柔整専門学校(学生 80 名、教 員 6 名) 2018 年 7 月 10 日(火)解剖学実習室、標本室見学 ■国際医療福祉専門学校(学生 56 名、教員 3 名) 2018 年 7 月 26 日(木)解剖学実習室、標本室見学 市川総合病院 ■東邦大学医学部、東邦大学医療センター大森病院(教員 2 名、レジデント 5 名) 2018 年 6 月 9 日(土)角膜センター見学 海外出張 ■西田 翔臨床専修医(市病・泌尿器科)American Transplant Congress(米国移植学会)に出席、およ び発表のため、5 月 31 日(木)から 6 月 6 日(水)までアメリ カ・シアトルへ出張。 ■小板橋俊哉教授(市病・麻酔科) Euroanaesthesia 2018 に出席、および発表のため、6 月 1 日(金)から 5 日(火)まで、デンマーク・コペンハーゲンへ 出張。 ■矢島安朝教授(水道橋病院長、口腔インプラント学) 北台湾インプラント学会国際学術講演で発表のため、6 月 1 日(金)から 4 日(月)まで、台湾・台北へ出張。 ■井上 孝教授(臨床検査病理学) モンゴル国立科学医療大学にて共同研究打合せのため、6 月 4 日(月)から 8 日(金)まで、モンゴル・ウランバートルへ出 張。 ■吉成正雄客員教授(口腔科学研究センター)
19th World Congress on Materials Science and Engineering に出席、および発表のため、6 月 9 日(土)から 15 日(金)ま でスペイン・バルセロナへ出張。
■小橋優子講師(市病・放射線科)
European Society of Gastrointestinal and Abdominal Radiology(ESGAR)に出席、および発表のため、6 月 11 日 (月)から 17 日(日)まで、アイルランド・ダブリンへ出張。
■伊藤太一准教授(口腔インプラント学)
デンツプライシロナアカデミー Customized Program Japan
に 参 加 す る た め、6 月 11 日(月)か ら 16 日(土)ま で、 ス ウェーデン・イエテボリへ出張。
■松井淳一教授(市病・外科)
50th European Pancreafic Club 2018(第 50 回ヨーロッパ膵 臓学会)に出席、および発表のため、6 月 12 日(火)から 17 日(日)まで、ドイツ・ベルリンへ出張。
■ビッセン弘子教授(水病・眼科)
International Congress of German Ophthalmic Surgeons
(DOC)(国際ドイツ眼科学会)に出席、および講演のため、6 月 13 日(水)から 18 日(月)まで、ドイツ・ニュルンベルク へ出張。 ■齋藤 淳教授、勢島 典講師、今村健太郎助教、山下慶子大 学院生、吉田 航大学院生(歯周病学) Euro Perio 9 に出席、および発表のため、6 月 18 日(月)か ら 25 日(月)まで、オランダ・アムステルダムへ出張。 ■ビッセン弘子教授(水病・眼科) アルコン社米国会議出席のため、6 月 20 日(水)から 24 日 (日)まで、アメリカ・フォートワースへ出張。 ■尾城啓輔助教(市病・消化器内科) 2018 APASL STC Taipei に出席、および発表のため、6 月 22 日(金)から 24 日(日)まで、台湾・台北へ出張。 ■島﨑 潤教授(市病・眼科)
Singapore Natiolnal Eye Institute で の 手 術 見 学 お よ び、 Singapore Eye Bank 訪問、意見交換のため、6 月 25 日(月) から 28 日(木)までシンガポールへ出張。
人物往来 21 288 号 2018 年 8 月 31 日発行 ■福島裕之教授(市病・小児科) 米国肺高血圧症協会学術カンファレンスに出席するため、6 月 28 日(木)から 7 月 2 日(月)までアメリカ・オーランドへ 出張。 ■武田友孝教授、中島一憲講師(口腔健康科学)
46th Annual Meeting of International Society on Oxygen Transport to Tissue(ISOTT2018)in Soul, Korea に出席、お よび発表のため、7 月 1 日(日)から 5 日(木)まで韓国・ソ ウルへ出張。
■武田友孝教授(口腔健康科学)
Korean Academy of Sports Dentistry にて講演および、慶熙 大学校において講義のため、7 月 8 日(日)から 10 日(火)ま で韓国・ソウルへ出張。
■松井淳一教授(市病・外科)、小橋優子講師(市病・放射線 科)
Mongolian-Japanese Exchange Meeting において講演、お よび診療援助のため、7 月 11 日(水)から 15 日(日)までモ ンゴル・ウランバートルへ出張。
■ビッセン弘子教授、滝澤菜摘助教、高橋晶子研究補助員 (水病・眼科)
Asia-Pacific Association of Cataract and Refractive Surgeons (APACRS)に出席、および講演のため、ビッセン教授は 7 月 17 日(火)から 22 日(日)まで、滝澤助教、高橋研究補助員 は 7 月 18 日(水)から 22 日(日)までタイ・チェンマイへ出 張。 ■櫻井 薫教授、上田貴之准教授、髙野智史講師、太田 緑助 教、齋藤 壮大学院生、森田訓子大学院生、田澤志帆臨床専 門専修科生(老年歯科補綴学)
IADR GORG Satellite Symposium with the European College
of Gerodontology and Japanese Society of Gerodontology に 出席、および発表、第 96 回 IADR に出席、及び発表のため、 7 月 22 日(日)から 30 日(月)まで、イギリス・ロンドンへ 出張。 ■石原和幸教授(微生物学)、小野寺晶子講師(生化学)、吉野 浩一客員准教授、佐藤涼一助教、鈴木誠太郎大学院生(衛生 学)、山下秀一郎教授、中村美伽代大学院生、酒井 遼大学院 生、池田一洋大学院生、岡野日奈大学院生(パーシャルデン チャー補綴学)、後藤多津子教授(歯科放射線学)、渡邊豪士 大学院生、小杉彩歌大学院生(口腔顎顔面外科学)、池上 良 臨床専門専修科生(クラウンブリッジ補綴学)、髙田佳奈大学 院生(歯内療法学)、齋藤 淳教授、青木栄人助教、吉川幸輝 レジデント、佐藤正敬大学院生(歯周病学)、澁川義幸教授、 木村麻記講師(生理学)、野村武史教授、三邉正樹レジデン ト、森田奈那大学院生、秋山友理恵大学院生(オーラルメ ディシン・口腔外科学)、福田謙一教授、柏木航介レジデン ト(口腔健康科学)、石井武展講師、茂木悦子客員教授、崔 大煥大学院生(歯科矯正学)、中島孝輔大学院生(口腔インプ ラント学)
96th General Session & Exhibition of the IADR に出席、お よび発表のため、後藤教授は 7 月 23 日(月)から 29 日(日) まで、山下教授、渡邊大学院生、小杉大学院生、池上臨床専 門専修科生は 7 月 23 日(月)から 30 日(月)まで、石原教 授、澁川教授、木村講師、石井講師、佐藤助教、鈴木大学院 生、崔大学院生は 7 月 24 日(火)から 29 日(日)まで、齋藤 教授、青木助教、吉野客員准教授、福田教授、野村教授、茂 木客員教授、岡野大学院生、中島大学院生、森田大学院生、 秋山大学院生、髙田大学院生、中村大学院生、酒井大学院 生、佐藤大学院生、池田大学院生、柏木レジデント、吉川レ ジデント、三邉レジデントは 7 月 24 日(火)から 30 日(月) まで、小野寺講師は 7 月 25 日(水)から 30 日(月)まで、イ ギリス・ロンドンへ出張。
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大学日誌
2018 年 6 月 大学・短期大学・水道橋病院・さいかち坂校舎 市川総合病院 千葉歯科医療センター・衛生士校 6 年生第 1 回総合学力試験 金 [防火・防災安全自主点検日] 土 第 305 回東歯学会・例会 日 月 短大教授会、臨床教育委員会 火 感染予防対策チーム委員会、保健安全管理委員会 緩和ケア委員会 水 薬事委員会 臨床検査運営委員会 リスクマネージャー・ICT 会議 輸血療法委員会 臨床検査部運営委員会 前期健康診断、感染制御委員会 木 午後のリサイタル、プログラム委員会 カルテ指導委員会 金 総合講義検討委員会、総合講義検討委員会・作業部会 土 第 2 土曜日 日 月 衛生委員会 千葉歯科医療センター協議会 個人情報保護委員会 医療安全管理委員会 感染予防対策委員会(ICC) 診療記録管理委員会 薬事委員会、業務連絡会 医療連携委員会、教職員研修会 研修管理小部会 臨床教授連絡会、講座主任教授会、図書事務連絡会 緩和ケア委員会 火 人事委員会、給食委員会、大学院セミナー 診療材料検討委員会 大学院運営委員会、大学院研究科委員会 水 救急委員会、ICU 運営委員会 リスクマネージメント部会 木 衛生委員会 手術室運営委員会 実験動物供養祭、倫理審査委員会・利益相反委員会 金 5 年生全体集合 NST カンファレンス [環境清掃日][危険物・危険薬品廃棄処理日] 土 父兄会総会 患者サロン 日 月 第 173 回歯科医学教育セミナー 医療安全管理委員会 火 褥瘡対策委員会、学生部(課)協議会 緩和ケア委員会 情報システム管理委員会、大学院セミナー 褥瘡対策委員会 水 [機器等安全自主点検日] 衛生委員会 課長会、TDC ビル協議会、診療録指導委員会 木 医療安全管理委員会、感染予防対策委員会 部長会 個人情報保護委員会、病院運営会議 金 給食運営会議 土 日 月 羊膜バンク運営委員会 医療サービス委員会 緩和ケア委員会 火 教職員研修会 診療記録・情報システム管理委員会 クリニカルパス委員会 業務連絡会、大学院セミナー、データ管理者会議、 医局長会 糖尿病教室 水 診療録管理委員会、国際交流部運営委員会、教養科目 糖尿病教室カンファレンス 協議会 木 教職員研修会ビデオ上映 管理診療委員会 金 研修歯科医募集説明会・学内 土 研修歯科医募集説明会・学外 24 25 26 27 28 29 3023 288 号 2018 年 8 月 31 日発行 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 大学日誌 2018 年 7 月 大学・短期大学・水道橋病院・さいかち坂校舎 市川総合病院 千葉歯科医療センター・衛生士校 日 短大教授会、臨床教育委委員会 羊膜バンク運営委員会 月 [防火・防災安全自主点検日] 薬事委員会 火 保健安全管理委員会感染、予防対策チーム委員会 緩和ケア委員会 水 大学院セミナー、薬事委員会 リスクマネージャー・ICT 会議 感染制御委員会、プログラム委員会 木 脳卒中センター運営会議 医療連携講演会 カルテ指導委員会 金 土 緩和ケア研修会 日 緩和ケア研修会 月 市川リレーションシップカンファレンス 衛生委員会 千葉歯科医療センター協議会 個人情報保護委員会 医療安全管理委員会 感染予防対策委員会(ICC) 診療記録管理委員会 研修管理小部会 緩和ケア委員会、地域連携委員会 火 臨床教授連絡会、講座主任教授会、人事委員会 診療材料検討委員会 基礎教授連絡会、大学院運営委員会、 救急委員会、ICU 運営委員会 水 大学院研究科委員会、リスクマネージメント部会 CPC 1 年生・編入生 HB ワクチン接種 木 手術室運営委員会 業務連絡会 金 土 第 2 土曜日 日 月 海の日 振替授業(月曜日分)、5 年生全体集合 火 図書事務連絡会、大学院セミナー 緩和ケア委員会 [環境清掃日][危険物・危険薬品廃棄処理日] 輸血療法委員会、褥瘡対策委員会 水 第 1 回地域医療連携委員会 脳卒中センター勉強会 診療録指導委員会、医療安全管理委員会、病院運営会議 部長会、内視鏡室委員会 木 感染予防対策委員会、個人情報保護委員会 衛生委員会 倫理審査委員会・利益相反委員会、衛生委員会 金 第 50 回全日本歯科学生総合体育大会結団式 [機器等安全自主点検日] 1〜4 年生夏季休暇(〜8/31)、短大学生夏季休暇(〜8/31) 土 短大オープンキャンパス 患者サロン 学部入試ガイダンス・オープンキャンパス 日 月 学生部(課)協議会、情報システム管理委員会 医療安全管理委員会 ピア・サポーターズサロンちば 緩和ケア委員会 火 図書委員会、教職員研修会 診療記録・情報システム管理委員会 クリニカルパス委員会 業務連絡会 糖尿病教室、糖尿病カンファレンス 水 データ管理者会議・診療録管理委員会・医局長会 保険診療検討委員会・DPC 症例検討委員会 木 課長会、TDC ビル協議会、教職員研修会ビデオ上映 管理診療委員会、災害対策委員会 給食運営会議、NST カンファレンス 金 がん薬物療法委員会、栄養管理委員会 業務改善委員会 土 地域療養ネットワーク協議会 日 月 第 174 回歯科医学教育セミナー 火 国際交流部運営委員会 内部監査 24 25 26 27 28 29 30 31
財務の概要
平成 29 年度財務の概要 資金収支計算書 学校法人会計での資金収支計算書を作成する目的は、第一 に当該会計年度の諸活動に対応する全ての収入及び支出の内 容を明らかにすること、第二に当該会計年度での支払資金の 収入と支出とその顛末を明らかにすることである。当該年度 はもとより、前年度以前あるいは次年度以降の諸活動に関す る資金も含め、当該会計年度の中で実際に動きのあった全て の支払い資金(現金預金)の収支の動きを明らかにするため調 整項目を設けている。また、その他の収入・資産運用支出の 科目は、繰り返し発生する年中の資金の出入りを総額で表示 しているため大きな額となっている。 平成 29 年度において、(収入の部)では、補助金収入で大 学体育館耐震改修工事に対する補助金やブランディング事業 での補助金増などがあり、対予算約 8,200 万円増、対前年 度比では 2 億 2,500 万円の増となった。医療収入は水道橋 病院と千葉病院で増減があったものの、市川総合病院も含め て対予算では約 400 万円増に留まった。前年度比では 3 億 5,400 万円の増となった。雑収入の対予算増は、主に臨時的 な退職者の退職金財団交付金の増によるものである。前受金 収入は、大学・短期大学の平成 30 年度入学生からの学納金 ほかである。その他の収入は、各特定資産からの繰入収入、 前期末未収入金収入、貸付金回収収入などである。以上、収 入の総額から資金収入調整勘定の期末未収入金・前期末前受 金などを差し引いた収入の部小計は、約 565 億 7,200 万円 となった。前年度繰越支払資金約 40 億 1,200 万円を加えた 収入の部合計は、約 605 億 8,400 万円となった。 一方、(支出の部)では、人件費から設備関係支出までは対 予算比減となった。施設関係支出が対予算比 5 億 7,200 万 円の減、設備関係支出が対予算比 2 億 5,400 万円の減など がある。資産運用支出は、退職給与引当特定資産への繰入支 出・減価償却引当特定資産への繰入支出などを総額表示して いる。その他の支出は、貸付金支払支出、前期末未払金支払 支出などである。 以上、支出総額から資金支出調整勘定の期末未払金等を差 し引いた支出の部小計は、約 563 億 5,900 万円となり、支 払資金約 42 億 2,500 万円が次年度へ繰越となった。財務の概要
26 288 号 2018 年 8 月 31 日発行 平成 29 年度財務の概要 平成 29 年度 資金収支計算書 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで (単位:千円) 科 目 平成 29 年度予算 平成 29 年度決算 差 異 (収入の部) 1.学生生徒等納付金収入 2.手数料収入 3.寄付金収入 4.補助金収入 (国庫補助金収入) (地方公共団体補助金収入) 5.資産売却収入 6.付随事業・収益事業収入 7.医療収入 8.受取利息・配当金収入 9.雑収入 10.借入金等収入 11.前受金収入 12.その他の収入 13.資金収入調整勘定 4,815,020 42,630 63,590 1,091,030 (1,078,860) (12,170) -503,270 20,286,220 4,540 708,970 -1,243,160 33,108,260 △ 4,646,370 4,901,429 51,438 92,535 1,172,766 (1,162,510) (10,256) 185 598,956 20,290,266 4,719 917,912 -1,439,398 32,044,814 △ 4,942,237 86,409 8,808 28,945 81,736 (83,650) (△ 1,915) 185 95,686 4,046 179 208,942 -196,238 △ 1,063,446 △ 295,867 小計 57,220,320 56,572,180 △ 648,140 14.前年度繰越支払資金 4,052,180 4,011,616 △ 40,564 収入の部合計 61,272,500 60,583,796 △ 688,704 (支出の部) 1.人件費支出 2.教育研究経費支出 3.管理経費支出 4.借入金等利息支出 5.借入金等返済支出 6.施設関係支出 7.設備関係支出 8.資産運用支出 9.その他の支出 10.[予備費] 11.資金支出調整勘定 12,899,150 9,004,090 2,440,290 26,660 289,280 1,697,060 2,275,750 28,821,710 1,536,490 (5,250) 278,110 △ 2,061,620 12,334,527 8,606,157 2,374,792 26,660 289,280 1,124,648 2,020,779 30,012,730 1,549,287 △ 1,980,197 △ 564,623 △ 397,933 △ 65,498 0 -△ 572,412 △ 254,971 1,191,020 12,797 △ 278,110 81,423 小計 57,206,970 56,358,662 △ 848,308 12.次年度繰越支払資金 4,065,530 4,225,134 159,604 支出の部合計 61,272,500 60,583,796 △ 688,704 平成 28 年度決算 増 減 4,821,578 79,851 49,601 1,837 136,702 △ 44,167 947,502 225,263 (935,144) (227,366) (12,358) (△ 2,103) - 185 515,806 83,150 19,935,998 354,268 4,509 210 873,458 44,454 - -1,210,550 228,847 48,195,534 △ 16,150,719 △ 4,842,265 △ 99,972 71,848,973 △ 15,276,793 4,126,008 △ 114,392 75,974,981 △ 15,391,185 12,514,430 △ 179,903 8,346,057 260,100 2,407,156 △ 32,364 28,769 △ 2,109 289,280 -1,633,405 △ 508,757 1,669,947 350,832 44,971,096 △ 14,958,367 1,581,320 △ 32,032 △ 1,478,093 △ 502,104 71,963,365 △ 15,604,703 4,011,616 213,518 75,974,981 △ 15,391,185 ※科目ごとに千円未満で四捨五入しているため、合計などにおいて差異が生じる場合がある。平成 29 年度財務の概要 財務の概要 平成 29 年度 活動区分資金収支計算書 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで (単位:千円) 教育活動による資金収支 収入 科 目 金 額 学生生徒等納付金収入 4,901,429 手数料収入 51,438 特別寄付金収入 66,305 一般寄付金収入 2,100 経常費等補助金収入 995,242 付随事業収入 218,956 医療収入 20,290,266 雑収入 913,191 教育活動資金収入計 27,438,927 支出 人件費支出 12,334,527 教育研究経費支出 8,606,157 <教育研究経費支出> 〈2,800,421〉 <医療経費支出> 〈5,805,735〉 管理経費支出 2,369,512 <管理経費支出> 〈2,369,512〉 教育活動資金支出計 23,310,196 差引 4,128,732 調整勘定等 △ 21,135 教育活動資金収支差額 4,107,597 施設整備等活動による資金収支 収入 施設設備寄付金収入 24,130 施設設備補助金収入 177,524 施設設備売却収入 185 減価償却引当特定資産取崩収入 18,997,061 施設整備等活動資金収入計 19,198,900 支出 施設関係支出 1,124,648 設備関係支出 2,020,779 減価償却引当特定資産繰入支出 20,670,118 大学移転寄付特定資金繰入支出 24,130 施設整備等活動資金支出計 23,839,674 差引 △ 4,640,774 調整勘定等 669,962 施設整備等活動資金収支差額 △ 3,970,812 小計(教育活動資金収支差額+施設整備等活動資 金収支差額) 136,784 その他の活動による資金収支 収入 退職給与引当特定資産取崩収入 9,301,368 大学奨学金特定資産取崩収入 5,719 貸付金回収収入 170,281 小計 9,477,368 受取利息・配当金収入 4,719 収益事業収入 380,000 過年度修正収入 4,720 その他の活動資金収入計 9,866,807 支出 借入金等返済支出 289,280 退職給与引当特定資産繰入支出 9,306,755 大学奨学金特定資産繰入支出 11,727 貸付金支払支出 127,326 預り金支払支出 20,422 仮払金支払支出 2,628 その他の活動による資金収支 支出 敷金保証金支払支出 10 小計 9,758,148 借入金等利息支出 26,660 為替換算差額支出 42 過年度修正支出 5,238 その他の活動資金支出計 9,790,089 差引 76,719 調整勘定等 15 その他の活動資金収支差額 76,734 支払資金の増減額(小計+その他の活動資金収支 差額) 213,518 前年度繰越支払資金 4,011,616 翌年度繰越支払資金 4,225,134 ※科目ごとに千円未満で四捨五入しているため、合計などにおいて差異が生じる場合 がある。 活動区分ごとの調整勘定等の計算過程は以下のとおり。 (単位:千円) 項目 資金収支計算 書計上額 教育活動によ る資金収支 施設設備等 活動による 資金収支 その他の活 動による資 金収支 前受金収入 1,439,398 1,239,398 200,000 -前期末未収入金収入 3,570,385 3,557,891 12,494 -期末未収入金 △ 3,731,673 △ 3,604,909 △ 126,764 -前期末前受金 △ 1,210,564 △ 1,210,564 - -収入計 67,546 △ 18,184 85,730 -前期末未払金支払支出 1,287,128 1,286,606 - 522 前払金支払支出 - - - -期末未払金 △ 1,869,497 △ 1,285,540 △ 583,420 △ 537 前期末前払金 - - - -長期前払費用支払支出 5,390 5,390 - -建設仮勘定振替 △ 812 - △ 812 -短期前払費用支払支出 106,383 106,383 - -前期末短期前払費用 △ 109,888 △ 109,888 - -支出計 △ 581,296 2,951 △ 584,232 △ 15 収入計─支出計 648,842 △ 21,135 669,962 15
288 号 2018 年 8 月 31 日発行
財務の概要
平成 29 年度財務の概要 事業活動収支計算書 平成 29 年度決算での教育活動収支差額は 16 億 6,100 万 円の黒字で、対予算比で 15 億 1,100 万円増、対前年比で 4 億 1,800 万円の増となっている。教育活動外収支を含めた 経常収支差額も 20 億 1,900 万円で、対予算比、対前年比と も黒字増となっている。特別収支も含めた基本金組入前当年 度収支差額は約 21 億 2,400 万円で、対予算では約 17 億 900 万円の増、対前年度比では約 6 億 3,100 万円の増と なった。 平成 29 年度の事業活動収入計は約 280 億 4,700 万円で、 予算より約 5 億 2,000 万円増となった。医療収入が対予算 で約 400 万円増に留まったものの、学生生徒等納付金や経 常費等補助金、施設設備補助金、収益事業収入の増、臨時の 退職者による退職金財団交付金の増等による雑収入の増など が主な要因である。 一方、事業活動支出計は約 259 億 2,400 万円となり、予 算より約 11 億 8,900 万円の減となった。<医療経費>は約 1,100 万円の増となったものの、人件費から管理経費まで予 算内の執行となった。 特別収支の資産処分差額で予備費を当てたものの、教育活 動収支差額・経常収支差額・基本金組入前当年度収支差額と も黒字となっており、全体に安定した執行となった。 基本金組入額合計は、約 24 億 6,900 万円を計上した。第 1 号基本金組入額は、新たな固定資産の取得額から本年度の 除却および廃棄する固定資産の額を差し引いた額を組み入れ た。第 4 号基本金組入額は、恒常的に保持すべき資金を組 み入れるが、平成 29 年度は要組入額が前年度を下回ったた め新たな組入れは無い。 28平成 29 年度財務の概要 財務の概要 平成 29 年度 事業活動収支計算書 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで (単位:千円) 科 目 平成 29 年度予算 平成 29 年度決算 差 異 教育活動収支 事業活動収入の部 1.学生生徒等納付金 4,815,020 4,901,429 86,409 2.手数料 42,630 51,438 8,808 3.寄付金 59,310 71,238 11,928 4.経常費等補助金 909,190 995,242 86,052 (国庫補助金) (897,020) (984,986) (87,966) (地方公共団体補助金) (12,170) (10,256) (△ 1,915) 5.付随事業収入 153,270 218,956 65,686 6.医療収入 20,286,220 20,290,266 4,046 7.雑収入 708,760 913,201 204,441 教育活動収入計 26,974,400 27,441,770 467,370 事業活動支出の部 1.人件費 12,897,340 12,339,915 △ 557,425 2.教育研究経費 11,110,200 10,690,631 △ 419,569 <教育研究経費> 5,316,750 4,886,277 △ 430,473 <医療経費> 5,793,450 5,804,354 10,904 3.管理経費 2,808,990 2,743,444 △ 65,546 4.徴収不能額等 7,590 6,749 △ 841 教育活動支出計 26,824,120 25,780,738 △ 1,043,382 教育活動収支差額 150,280 1,661,032 1,510,752 教育活動外収支 収入の部 1.受取利息・配当金 4,540 4,719 179 2.その他の教育活動外収入 350,000 380,007 30,007 教育活動外収入計 354,540 384,726 30,186 支出の部 1.借入金等利息 26,660 26,660 0 2.その他の教育活動外支出 110 42 △ 68 教育活動外支出計 26,770 26,702 △ 68 教育活動外収支差額 327,770 358,023 30,253 経常収支差額 478,050 2,019,056 1,541,006 特別収支 収入の部 1.資産売却差額 - 175 175 2.その他の特別収入 198,920 220,335 21,415 特別収入計 198,920 220,510 21,590 支出の部 1.資産処分差額 110,980 110,491 △ 489 2.その他の特別支出 5,850 5,238 △ 612 特別支出計 116,830 115,730 △ 1,100 特別収支差額 82,090 104,780 22,690 [予 備 費] (99,020) 144,910 △ 144,910 基本金組入前当年度収支差額 415,230 2,123,836 1,708,606 基本金組入額合計 △ 3,606,430 △ 2,469,244 1,137,186 当年度収支差額 △ 3,191,200 △ 345,408 2,845,792 前年度繰越収支差額 △ 24,790,790 △ 24,385,102 405,688 基本金取崩額 1,215,200 1,236,083 20,883 翌年度繰越収支差額 △ 26,766,790 △ 23,494,427 3,272,363 (参 考) ※科目ごとに千円未満で四捨五入しているため、合計などにおいて差異が生じる場合がある。 平成 28 年度決算 増 減 4,821,578 79,851 49,601 1,837 76,115 △ 4,877 935,008 60,233 (922,650) (62,336) (12,358) (△ 2,103) 195,806 23,150 19,935,998 354,268 871,496 41,705 26,885,602 556,168 12,558,876 △ 218,961 10,295,192 395,439 4,633,769 252,508 5,661,423 142,931 2,783,323 △ 39,879 5,462 1,287 25,642,852 137,885 1,242,750 418,282 4,509 210 320,018 59,989 324,527 60,199 28,769 △ 2,109 78 △ 36 28,847 △ 2,145 295,680 62,343 1,538,430 480,626 - 175 92,047 128,287 92,047 128,462 134,457 △ 23,966 2,866 2,373 137,323 △ 21,593 △ 45,275 150,055 1,493,155 630,681 △ 2,805,263 336,020 △ 1,312,109 966,701 △ 23,989,648 △ 395,454 916,655 319,428 △ 24,385,102 890,675 27,302,176 744,829 25,809,022 114,148 事業活動収入計 27,527,860 28,047,005 519,145 事業活動支出計 27,112,630 25,923,170 △ 1,189,460