• 検索結果がありません。

理解し合うたいせつさ【B 相互理解,寛容】

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "理解し合うたいせつさ【B 相互理解,寛容】"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

道徳科学習指導案

世羅町立せらひがし小学校 指導者 T1 田坂 元紀 T2 毛利 佐由理 1 日 時 平成 30 年 11 月 16 日(金)5校時 2 学 年 第6学年(21 名) 3 主題名 「理解し合うたいせつさ」[B 相互理解,寛容] 4 ねらい 団地の子どもたちと話し合う自治会の役員の気持ちを考えることを通して,自分の考えや意見を 相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重しようとする 態度を養う。 5 教材名 「『ダン』をどうする?」 (出典:「小学道徳 生きる力」日本文教出版) 6 主題設定の理由 ○主題観 本主題は,第5学年及び第6学年の内容項目「自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心 をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。」に基づくものである。これは第3学年及 び第4学年の「自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,相手のことを理解し,自分と異なる意見も 大切にすること。」を受け,中学校の「自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,それぞれの個性や 立場を尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解し,寛容の心をもって謙虚に他に学び, 自らを高めていくこと。」に繋がっていく。 人の考えや意見は多様であり,それが豊かな社会を作る原動力にもなる。そのためには,自分の考え や意見を相手に伝えるとともに,自分とは異なる意見や立場も広い心で受け止め相手への理解を深める ことで,自らを高めていくことができる。寛容さと謙虚さが一体のものとなったときに,広い心が生ま れ,それは人間関係を潤滑にするものとなる。 この段階においては,自分のものの見方や考え方についての認識が深まることから,相手のものの見 方,考え方との違いをそれまで以上に意識するようになる。また,この時期には,考えや意見の近い者 同士が接近し,そうでない者を遠ざけようとする行動が見られることがある。そのような時期だからこ そ,相手の意見を素直に聞き,なぜそのような考え方をするのかを,相手の立場に立って考える態度を 育てることが求められる。 ○児童観 本学級の児童は,1学期は内容項目[A善悪の判断,自律,自由と責任]を中心に,関連項目[B親切, 思いやり] [Dよりよく生きる喜び]を関連させた総合単元的道徳学習プログラムを通して,「自律的な 行動をし,自分をよりよく高め,ともに伸びようとする子」を目指して取り組んできた。最高学年とし ての自覚をもって行動し,下級生に対してリーダーシップを発揮するとともに優しい声かけや行動がで きるようになってきている。しかし,日常生活の中では,友だち同士でトラブルが起きた際に互いに自 分の思いを優先させてしまい,自分たちで自力解決できない場面も見られる。そこで2学期は内容項目 [B相互理解,寛容]を中心に, [A正直,誠実] [Cよりよい学校生活,集団生活の充実]を関連させた 総合単元的道徳学習プログラムを通して,「謙虚な心をもち,自分をよりよく高め,ともに伸びようと する子」を目指し,自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心,広い心で自分と異なる意見 や立場を尊重する心情を育てることに取り組んでいる。

(2)

本学級の児童を対象に,以下のようなアンケート調査を行ったところ,次のような結果になった。(略) ○指導観 本教材は,目の見えない犬「ダン」を拾った団地の子どもたちが,団地で飼って世話をしたいと自治 会の役員に申し出るところから始まる。最初は,自治会の規則を重視するあまり受け入れることが困難 であった役員たちも,他者の意見も謙虚に受け入れながら,自分たちの考えや意見を伝えようとする子 どもたちの真摯な姿に,考え直そうとする内容である。 指導にあたっては,自治会の役員が子どもたちの思いを受け入れダンを飼うことを許可したことに着 目させ,自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立 場を尊重しようとする態度を養うために,次の5点に留意する。 ①導入では,アンケート「友だちと意見が食い違って考えが一つにまとまらないときはどうするか。」 の結果から課題意識をもたせ,ねらいとする価値への方向付けを図る。 ②展開前段では,子どもたちと自治会の役員のどちらかの立場に立たせ,同じ立場同士で話し合わせ た後,全体で話し合わせる。次に立場を変えて話し合わせる。それぞれの立場に立って話し合わせ ることで,子どもたちと自治会の役員双方の気持ちを考えさせる。 ③中心発問では,役員たちは,どうして子どもたちの願いを聞き入れたのかを考えさせることで,子 どもたちが謙虚な態度であることや自分たちの考えだけで判断しないで相手の意見も聞いて思案 していることに,役員が心を動かされたことに気付かせる。解きほぐしの発問では,「子どもたち のどんなよさから,役員たちは,『子どもたちに教えられた。』と思ったのでしょう。」と問うこと で,自分と異なる意見や立場を尊重し,謙虚な心,広い心で受け止めることの大切さに気付かせる。 また,子どもたちがダンを飼うことを許可してもらったときの気持ちにも触れ,話し合いによりお 互いを理解し合う大切さやよりよいものが生まれるよさにも気付かせる。 ④展開後段では,役員や子どもたちの行動から,相手と意見が違ったときどんな態度が必要かを考え させることで,今までの生活を振り返って自分を見つめさせる。 ⑤終末には,振り返りの視点を示すことで,新しい考えや課題を見つけよりよい生き方について考え られるようにする。 7 準備物 場面絵,道徳ノート,ワークシート 8 学習指導過程 学習活動 ○主な発問 ・児童の心の動き 指導形態 ○留意点●評価 ★資質・能力評価 T1 T2 1 課題意識 をもつ。 ○「友だちと意見が食い違って考えが 一つにまとまらないときどうしま すか。」 ・納得いくまで話し合う。14 人 ・相手に譲る。 6人 ・自分の意見を通す。 1人 発問 板書 ○アンケート結果を見て, 課題意識をもたせ,ねら いとする価値への方向 付けを図る。 相手と意見が違ったとき,どんな態度が必要だろう。 導入( 3 分 )

(3)

○役員たちは,どうして子どもたち の願いを聞き入れたのでしょう。 ○子どもたちのどんなよさから,役 員たちは,「子どもたちに教えら れた。」と思ったのでしょう。 2 教材「『ダ ン』を どう する? 」の 範 読 を 聞 き,考 え, 話し合う。 〇どのようなことで意見が分かれて いますか。 ・目の見えない犬を飼いたい。 ・団地の規則で動物は飼えない。 ○「ダン」をどうするか,それぞれの 立場に立って話し合いましょう。 <子どもたち> ・このままでは生きていけなくてか わいそうだから飼う。 ・自分たちで必ず世話をする。 ・犬の命を大切にしたい。 ・規則を変えてほしい。 <自治会の役員> ・犬のきらいな人もいる。 ・みんなのための規則。 ・1つ許したら,規則が守られなくな ってしまう。 ・団地の住民が困ることを許可でき ない。 ・どうせ世話なんてできない。 【中心発問】 ・子どもたちの意見に納得したから。 ・子どもたちが団地に住む様々な人 のことを考えて意見を出している から。 ・子どもたちを信じてみようと思っ たから。 ・困った時は協力して解決すればい いという気持ちになったから。 【解きほぐしの発問】 ・相手の意見を素直に受け止め,尊重 していること。 ・いろいろな立場の人のことを考え, 意見を言ったり聞いたりしている こと。 ・誰もがいいと思える考えとはどん なことかじっくり考えていること。 範読 発問 発問 発問 発問 机間指導 板書 板書 机間指導 板書 〇子どもたちの願いや自 治会の役員の思いを確 認する。 ○子どもたちと自治会の 役員のどちらかの立場 に立たせ,同じ立場同士 で話し合わせた後,全体 で話し合わせる。次に立 場を変えて話し合わせ る。(人とのかかわり) ○両方の立場に立って考 えさせることで,子ども たちの犬の命を大切に したいという真剣な気 持ちや役員の住人の生 活のために規則を大切 にしたいという気持ち に気付かせる。 ○道徳ノートに書かせる。 ○子どもたちが謙虚な態 度であることや自分た ちの考えだけで判断し ないで相手の意見も聞 いて思案していること に,役員が心を動かされ たことに気付かせる。 ○子どもたちが「ダン」を 飼うことを許可しても らったときの気持ちに も触れ,話合いによりお 互いを理解し合うよさ にも気付かせる。 展開 (3 7 分)

(4)

3 自分の生 活を振 り返 り,ま とめ る。 ○役員や子どもたちの行動から,相手 と意見が違ったときどんな態度が 必要だと思いますか。 ・自分の考えをしっかり伝える。 ・相手の意見を素直に聞き尊重する。 ・みんなでじっくり話し合い,理解 し合う。 発問 板書 ○今までの生活を振り返 って自分を見つめ,課題 について考えさせる。 (自分とのかかわり) 【キーワード】 4 振り返り をする。 ○「相手と意見がちがったとき,どん な態度が必要か。」について今日の 学習を振り返りましょう。 ・今日新たに分かったことは,相手と 意見が違ったときには,自分の考え を伝えるだけでなく,謙虚な心で相 手の考えを聞くことが必要だとい うことです。 ・今までは,考えが違うといやな気持 ちになっていたけど,相手の意見を 聞き,自分の意見もちゃんと伝えて 話し合っていきたいです。 発問 机間指導 机間指導 ○ワークシートに「①今日 新たに分かったこと,考 えたこと②今の自分に ついて振り返り,これか ら生かしたいこと」とい う視点で振り返らせる。 (自分とのかかわり) ●自分と異なる意見や立 場を尊重し,謙虚な心, 広い心で受け止めるこ との大切さについて考 えを深めることができ ている。 自己理解 ★相手と異なる意見や立 場を尊重することの大 切さに気付くとともに, 自分の生活を振り返り 自分のよさや課題を見 つけ,よりよい生き方に ついて考えている。 9 板書計画 終末 ( 5 分 ) ・自分の意見を伝える。 ・相手の意見を尊重する。 ・お互いに理解し合う。

(5)

10 教材分析図 【主人公】自治会の役員 【変容】団地では動物は飼えない規則になっているが,子どもたちとの話し合いを通して自治会の 規則を変えた。 【きっかけ】団地の子どもたちとの話し合い 【助言者】子どもたち 【道徳的論点】B相互理解,寛容 ① 目が見えない子犬を団地内の公園で子どもたちがこっそり飼っている。 ② 「ダン」が飼えるようにしたいという,子どもたちの話を聞く。 ③ その日は結論が出ず,もう一日よく考えて翌日集まるということで集会が終わる。 ④ 翌日の自治会で規則の一部を変えることを相談する。 「子どもたちから教えられたような気がする。」という意見を出す。 ⑤ 「ダンを飼うことを許可する。」というお知らせを貼り出す。 【中心発問】 役員たちは,どうして子どもたちの願いを聞き入れたのでしょう。 【解きほぐしの発問】 子どもたちのどんなよさから,役員たちは,「子どもたちに教えられた。」と思ったのでしょう。 自治会の役員 自治会の役員

(6)

第6学年 総合単元的道徳学習プログラム 2学期

時期 教科・特別活動●常時活動(評価方法) 道徳科 子どもの 意識の高まり 9 月 10 月 11 月 12 月 ①みんなで高め合いながら やっていきたい。 ●友達のよいところをまね しよう。 ②相手のことを考えて行動 して,最高の思い出をつく りたい。 ③集団の中で自分の役割を 自覚して行動しよう。 ④町陸上記録会では,ペアや グループの友達と協力し て取り組みたい。 ⑤友達が,1000m走で最後ま で走りきっていた。まねし たい。自己新記録を更新し たい。また,せらひがし小 学校の代表という意識を もってのぞみたい。 ⑥自分の目標を達成するこ とができた。学習発表会も 目標をもって取り組みた い。 ⑦自分で決めたことに後悔 しない生き方をしよう。 ⑧自分の役割を理解し,みん なで協力して,せらひがし の宝を伝えていきたい。 ●演技も係の仕事も協力し てやりきった。 ⑨自分の役割を果たし,みん なで協力して,「学校文化 発表会・学習発表会」を成 功させることができた。マ ラソン大会や甲山駅伝も 最高学年としてがんばり たい。 ⑩相手の意見を謙虚に受け 止め,尊重したい。 ●道徳で学んだことを意識 して,生活に生かすことが できた。 ⑪相手のよいところを見つ けたり,男女協力して行事 をやりとげたりすること ができた。3学期は,最高 学年として最後の学期に なる。卒業式に向けてがん ばりたい。 総合単元名 一生懸命はかっこよく美しい6年生 実施 9月~12 月 めざす子どもの姿 謙虚な心をもち,自分をよりよく高め ともに伸びようとする子 中心項目B 相互理解,寛容 関連項目 A 正直,誠実 C よりよい学校生活,集団生活の充実 単元設定の理由 (児童の実態) 1学期は,春の遠足や運動会等で下学年の手本になろうと意欲的に活動することができた。しかし, 友達の反応が気になり,意見を合わせようとする行動が見られたので学校の生活や行事を通して,自分 たちの自信を高めさせた。 2学期は,修学旅行・世羅町小学校陸上記録会・学校文化発表会・学習発表会などの場面を活用して, 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重する心 情を育てたいと考え,本単元を設定した。 ●帰りの会 「 いい こと 見つ け」 ・友達と励まし合 い,協力し合っ た 経 験 に つ い て発表する。 (発言) ⑦情報の収集 A正直,誠実 【明るく生きる】 「手品師」 ど の よ う な 状 況 に あ っても,常に誠実に行動 し,明るい生活をしよう とする心情を育てる。 謙虚な心をもち,自分をよりよく高めともに伸びようとする子 ⑪まとめ・創造・表現 学級活動 「2学期のまとめをしよう」 ・2学期にがんばったことやで き る よ う に な っ た こ と を 書 く。 ②実行 学校行事「修学旅行」 ・相手のことを考え,学んで, 笑って,最高の思い出をつく る。 ④整理・分析 学級活動 「町陸上記録会に向けた目標を 立てよう。」 ・陸上記録会カードに自分の目 標を書く。 ③情報の収集 Cよりよい学校生活,集 団生活の充実 【集団の一員として】 「 み ん な で 劇 を つ く ろ う」 自分の力を生かし,自 分 に 任 さ れ た こ と を 責 任もってやり遂げ,みん な の 力 を 合 わ せ て 目 標 に 向 か っ て い く こ と が 集 団 を 高 め る こ と に 気 付き,各自の役割を積極 的 に 果 た そ う と す る 意 欲を高める。 ⑥実行 学校行事 「町陸上記録会」 ・自分の目標をもち,友達同士 励まし合い,協力し合いながら 力を出しきる。 ①課題の設定 学級活動 「2学期もがんばろう」 ・2学期の目標を決めて,思い 出に残る学校行事にしよう。 ⑩情報の収集 B相互理解,寛容 【理解し合う大切さ】 「『ダン』をどうする?」 自分の考えや意見を相 手に伝えるとともに,謙 虚な心をもち,広い心で 自分と異なる意見や立場 を尊重しようとする態度 を養う。 ⑤まとめ・創造・表現 体育 「町陸上記録会に向けた練習」 ・自分の目標をもち,友達同士励 まし合い,協力し合いながら努 力する。 ⑧まとめ・創造・表現 音楽・総合的な学習の時間 「学校文化発表会・学習発表会 に向けた練習」 ・自分の目標をもち,友達同士 励まし合いながら努力する。 ⑨実行 学校行事 「学校文化発表会・学習発表会」 ・2つの行事を,友達同士励ま し合い,協力し合いながら表 現する。 ● 月末 に道 徳の 振 り 返 り を す る。 (ワークシート) ● 学習 発表 会の 目 標 に つ い て 振り返る。 (ワークシート)

参照

関連したドキュメント

自閉症の人達は、「~かもしれ ない 」という予測を立てて行動 することが難しく、これから起 こる事も予測出来ず 不安で混乱

子どもたちは、全5回のプログラムで学習したこと を思い出しながら、 「昔の人は霧ヶ峰に何をしにきてい

てい おん しょう う こう おん た う たい へい よう がん しき き こう. ほ にゅうるい は ちゅうるい りょうせい るい こんちゅうるい

 医療的ケアが必要な子どもやそのきょうだいたちは、いろんな

   遠くに住んでいる、家に入られることに抵抗感があるなどの 療養中の子どもへの直接支援の難しさを、 IT という手段を使えば

子どもたちが自由に遊ぶことのでき るエリア。UNOICHIを通して、大人 だけでなく子どもにも宇野港の魅力

・私は小さい頃は人見知りの激しい子どもでした。しかし、当時の担任の先生が遊びを

下山にはいり、ABさんの名案でロープでつ ながれた子供たちには笑ってしまいました。つ