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Academic year: 2021

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(1)主催 健康生きがい学会 HP http://ikigaigakkai.com/ 共催 公益財団法人フランスベッド・メディアカルホームケア研究・助成財団 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 【お申し込み先】 〒112-0002東京都文京区小石川5-2-2わかさビル4階. (一財)健康・生きがい開発財団内 健康生きがい学会第9回大会担当 TEL 03-3818-1451 FAX 03-3818-3725 E-mail [email protected]. 【申込方法】 別紙申込書(学会HPからダウンロード)をFAXまたは郵送でお送りください。.

(2) 健康生きがい学会 第9回大会開催要項 超高齢社会を迎えたわが国で「長寿を喜びあえる社会」となるように各分野の専門家が集まり、生きがいのある人 生を送るために「健康生きがい」について考える大会です。「健康生きがいを支える福祉機器・ICT・ロボットの役割」 をテーマに健康生きがいについて考えてみませんか。皆様の参加をお待ちしています。(実行委員長 松山 博光) 日 程 場 所 参 加 費 内 容. 平成30年11月11日(日) 9:00~18:00 大妻女子大学千代田キャンパス本館E棟地下1階E055教室及び3階F(332~344) (東京都千代田区三番町12番地) 会員500円、一般500円、院生・学生無料、当日入会の会員無料 大会テーマ 「健康生きがいを支える福祉機器・ICT・ロボットの役割 ~人生100年時代を迎えての高齢者の生き方~」. 9:00~. 受付. 9:30~ 9:35. 実行委員長挨拶 松山 博光(大妻女子大学人間関係学部教授). 9:35~ 9:45. 会長挨拶. 9:45~ 9:50. オリエンテーション 宮島 敏(健康生きがい学会常務理事). 9:50~10:30. 基 調 講 演 「人生100年時代を迎えての高齢者の生き方」 辻 哲夫(健康生きがい学会理事長、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授). 地下1階E055教室. 京極 髙宣(国立社会保障・人口問題研究所名誉所長、社会福祉法人浴風会理事長). 10:35~11:35. 特別記念講演「高齢者の生きがいと健康長寿との因果構造」 星 旦二(首都大学東京名誉教授). 11:35~12:45. = 昼食・移動 =. 12:45~14:45. 分科会(第1部) (第1分科会) 在宅医療の推進と健康生きがい…在宅医療の展開を通じた健康生きがいの獲得を軸に 3階F342 座 長: 新田 國夫(医療法人社団つくし会理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会会長) パネリスト: ①杉田 美佐子(社会福祉法人小茂根の郷 東京武蔵野ホーム施設長) ②西田 伸一(医療法人梟杜西田医院院長、東京都医師会理事) ③米倉 直美(社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷訪問看護ステーション藤沢所長) (第2分科会) 福祉機器・ICT・ロボットの活用と生きがい…人生100年時代における向き合い方として 3階F344 座長兼パネリスト: 和田 一義(首都大学東京システムデザイン研究科准教授) パネリスト: ①田久保 秀樹(社会福祉法人横浜市福祉サービス協会特別養護老人ホーム新鶴見ホーム課長補佐) ②山内 閑子(フランスベッド(株)営業企画本部メディカル商品企画課主任) (第3分科会) 地域共生社会と生きがい…コミュニティカフェ(地域交流拠点)の観点から 3階F332 座 長: 米田 佐知子 (子どもの未来サポートオフィス代表、横浜コミュニティカフェネットワーク世話人) パネリスト: ①岡本 溢子(NPO法人さくら茶屋にししば理事長) ②菅原 健介(小規模多機能ホームぐるんとびー駒寄 株式会社ぐるんとびー代表取締役) ③長谷川 幹夫(NPO法人みぬまで暮らす会理事) (第4分科会) 健康生きがい活動(自由発表) 3階F335 座 長: 白井 幸久(群馬医療福祉大学短期大学部教授) 発 表 者: ①太田 秋夫(ウエルカム三才児プロジェクト事務局長) ②小田 英生(介護付有料老人ホーム 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉生活サービス課主任) ③元橋 和吉(地域活動・社会貢献・生涯学習 講師兼プロデューサー) ④大和 哲 (健康生きがいづくり千葉県連絡協議会事務局長). 14:55~16:55. 16:55~17:10. 分科会(第2部) (第5分科会) 障害者の就労と暮らしを支える生きがい支援…暮らしそのものを支えるという視点から 3階F342 座長兼パネリスト:南山 達郎(認定NPO法人ぱれっと事務局長) パネリスト: ①池川 充洋(株式会社ケアコム、株式会社ヘルスケアリレイションズ代表取締役社長) ②笹川 美由紀(社会福祉法人東京都社会福祉協議会 特養分科会元副分科会長) (第6分科会) 子ども・若者の生きがい支援…子ども食堂の動向を軸にした生きがい支援のあり方 3階F344 座 長: 阿部 彩(首都大学東京人文科学研究科教授) パネリスト: ①浦田 愛(社会福祉法人文京区社会福祉協議会 地域福祉コーディネーター) ②栗林 知絵子(NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長) ③森下 利江(港区こどもテーブルささはたっこ代表) (第7分科会) フレイル予防…健康生きがいに満ちた暮らしにおける虚弱予防を中心に 3階F332 座 長: 神谷 哲朗(東京大学高齢社会総合研究機構特任研究員) 〃 高山 史年(医療法人社団明法会理事長) 発 表 者: フレイルサポーターリーダー、市区フレイル担当者等 (東京都江戸川区、西東京市、千葉県柏市、神奈川県座間市、横須賀市、和歌山県紀の川市) = 移動・休憩 =. 17:10~17:25. 全体会 理事会報告. 17:25~17:35. 表彰 講評・学会賞表彰. 17:35. 閉会 ~18:00 撤収. 地下1階E055教室.

(3) 健康生きがい学会第9回大会. ごあいさつ 健康生きがい学会 会長. 京極 髙宣. 総務省統計局が「敬老の日」に発表した統計によると、我が国の総人口が約 40 万人減少する一方で、 高齢者は約 48 万人増加し、総人口に占める高齢者人口の割合は 27.96%と、過去最高に達し、90歳以 上人口は200万人を超えています。 健康な高齢者も多くなってはいますが、虚弱や要介護の高齢者も少なくありません。今や虚弱対策(フ レイル予防など)は国の高齢者施策の戦略課題となっています。そこで全ての高齢者が健康で生きがい を持って地域で生活できる共生社会の実現が不可欠です。 高齢者の就業(労働力調査/2017 年) についても、高齢者の就業者数は14年連続で増加し、807 万人と過去最多となり、 就業者総数に占める高齢者の割合は、12.3%と過去最高となりました。 65歳以上ではなく75歳以上の後期高齢者をいわゆる新老人と考え、65~74歳を熟年後期と捉 えると、その年齢層は大きな活力があるので、それを社会の中で大きく活かすということが極めて重要 なのです。 さて、健康で生きがいに満ちた高齢期を迎えることは万人の願いであると同時に、高齢者も自らの問 題として健康と生きがいについて真剣に考える必要があります。全ての高齢者を生活主体者として、そ の健やかで生きがいのある生活を実現することは高齢者福祉の究極の目標でもあります。私は健康生き がい施策とは一方で単なる政策論に終始させるのではなく、また他方で個人のプライバシーに任せるの でもなく、その実現を高齢者の新しい人権、いわば「健康生きがい権」に基づく社会保障の極致として 位置づける必要があると思います。これを真に確立するため、今後さらに一歩進めた論議を、医療、福 祉、教育、心理、法律、経済、文化など、あらゆる領域から学際的に論議を深めて行かねばなりません。 このような背景のもと、2010 年に「健康生きがい学会」が発足し、久留米大学で第1回大会が開催さ れました。2011 年には東京大学で第2回大会が日野原重明名誉会長を迎え開催され、2012 年には第3回 大会を長崎国際大学で曽野綾子先生を迎え開催、2013 年には第4回大会を山野美容専門学校(東京)で 開催、樋口恵子先生にご講演頂きました。第5回大会は弘前医療福祉大学で昭和女子大学の坂東眞理子 学長・理事長にご講演頂き、第6回大会は川崎医療福祉大学(岡山県)で辺見聡厚生労働省老健局振興 課長にご講演頂きました。そして第7回大会は東海学園大学(愛知県)で鈴木隆雄桜美林大学大学院教 授にご講演頂き、昨年の第8回大会は臨床福祉専門学校(東京都)で開催し、本後健厚生労働省社会・ 援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長にご講演頂きました。 (肩書は当時のもの) 最後になりましたが、今年は実行委員長の松山博光先生のおはからいにより、大妻女子大学千代田キ ャンパスで第9回大会を迎えることができました。ご後援、ご協賛を頂きました諸企業、諸団体の皆様 方に深く感謝の意を表したいと思います。 本日は本当にたくさんの皆様にお越し頂き、心よりお礼申し上げます。皆さま方とご一緒に「健康生 きがい」について広く深く論議できますことを祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。 2018年11月11日. 1.

(4) 健康生きがい学会第9回大会. 交通アクセス 会. 場 大妻女子大学 千代田キャンパス 本館(東京都千代田区三番町12). アクセス JR 総武線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線 市ケ谷駅から徒歩 10 分 東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅から徒歩 5 分 東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線 九段下駅から徒歩 12 分. 会場案内. 会場. 2.

(5) 健康生きがい学会第9回大会. 会場フロア案内 B1 階 E055 教室 メイン会場. 1階. 2階. 入口▶. 学生食堂 昼食休憩. エスカレーター 2・3 階へ. 3階. F332 第 3 分科会 第 7 分科会. F342 第 1 分科会 第 5 分科会. E362. E363. 講師控室. 事務局控室. F344 F335 第 4 分科会. 第 2 分科会 第 6 分科会. 3.

(6) 健康生きがい学会第9回大会. 健康生きがい学会第9回大会 プログラム 平成30年11月11日(日) 9:30~ 9:35 実行委員長挨拶 松山 博光(大妻女子大学人間関係学部教授) 9:35~ 9:45 会長挨拶 京極 髙宣(国立社会保障・人口問題研究所名誉所長、社会福祉法人浴風会理事長) 9:45~ 9:50 オリエンテーション 宮島 敏(健康生きがい学会常務理事) 9:50~10:30 基 調 講 演 「人生 100 年時代を迎えての高齢者の生き方」 辻 哲夫(健康生きがい学会理事長、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授) 10:35~11:35 特別記念講演 「高齢者の生きがいと健康長寿との因果構造」 星 旦二(首都大学東京名誉教授) 11:35~12:45. E055 教室. 昼食・移動. 12:45~14:45 分科会(第1部) (第1分科会) 在宅医療の推進と生きがい F342 教室 座 長:新田 國夫(医療法人社団つくし会理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会会長) パネリスト:①杉田 美佐子(社会福祉法人小茂根の郷 東京武蔵野ホーム施設長) ②西田 伸一(医療法人梟杜西田医院院長、東京都医師会理事) ③米倉 直美(社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷訪問看護ステーション藤沢所長) (第2分科会) 福祉機器・ICT・ロボットの活用と生きがい F344 教室 座長兼パネリスト:和田 一義(首都大学東京システムデザイン研究科准教授) パネリスト:①田久保 秀樹 (社会福祉法人横浜市福祉サービス協会特別養護老人ホーム 新鶴見ホーム課長補佐) ②山内 閑子(フランスベッド(株)営業企画本部メディカル商品企画課主任) (第3分科会) 地域共生社会と生きがい F332 教室 座 長:米田 佐知子 (子どもの未来サポートオフィス代表、横浜コミュニティカフェネット ワーク世話人) パネリスト:①岡本 溢子(NPO 法人さくら茶屋にししば理事長) ②菅原 健介(株式会社ぐるんとびー代表取締役) ③長谷川 幹夫(NPO 法人みぬまで暮らす会理事) ) (第4分科会) 健康生きがい活動(自由発表) F335 教室 座 長: 白井 幸久(群馬医療福祉大学短期大学部教授) 発 表 者: ①太田 秋夫(ウエルカム三才児プロジェクト事務局長) ②小田 英生(介護付有料老人ホーム伊豆高原<ゆうゆうの里>生活サービス課主任) ③元橋 和吉(松戸市社会教育団体認定「まつど塾」副会長) ④大和 哲 (我孫子健康生きがいづくりアドバイザー協議会会員). 4.

(7) 健康生きがい学会第9回大会. 14:55~16:55 分科会(第2部) F342 教室 (第5分科会) 障害者の就労と暮らしを支える生きがい支援 座長兼パネリスト:南山 達郎(認定 NPO 法人ぱれっと事務局長) パネリスト:①池川 充洋(株式会社ケアコム、株式会社ヘルスケアリレイションズ代表取締役社長) ②笹川 美由紀(社会福祉法人東京都社会福祉協議会 特養分科会元副分科会長) (第6分科会) 子ども・若者の生きがい支援 F344 教室 座 長:阿部 彩(首都大学東京人文科学研究科教授) パネリスト:①浦田 愛(社会福祉法人文京区社会福祉協議会 地域福祉コーディネーター) ②栗林 知絵子(NPO 法人豊島子ども WAKUWAKU ネットワーク理事長) ③森下 利江(港区こどもテーブルささはたっこ代表) ) (第7分科会) フレイル予防 F332 教室 座 長:神谷 哲朗(東京大学高齢社会総合研究機構特任研究員) 〃 高山 史年(医療法人社団明法会理事長) 発 表 者:フレイルサポーター、市フレイル担当者等 (東京都江戸川区、西東京市、千葉県柏市、神奈川県座間市、横須賀市、和歌山県紀の川市). E055 教室. 17:10~17:25 理事会報告 17:25~17:35. 表彰. 17:35 閉会. 5.

(8) 健康生きがい学会第9回大会. 基調講演. 人生100年時代を迎えての高齢者の生き方 健康生きがい学会理事長 東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授. 辻 哲夫 日本においては、人生 100 年の時代を迎え、世界に先駆けて超高齢社会となり、同時に人口も減 少過程に入るという未知の社会に向かっている。 団塊の世代が後期高齢者となる2025年という節目の時期に向けて地域包括ケアシステムの 導入など社会システムの変革を目指す取り組みが行われているが、我々自身も、従来の延長線上で とどまらない生き方に気づき、変容していく必要がある。 地域における在宅ケアシステムの整備に主眼を置いて始まった地域包括ケアの取り組みもその 考え方は、地域包括ケアの深化(進化)とも呼ばれているように、次第に深まっており、地域共生 社会という社会像に繋がっていくことが明らかになってきている。 つまり、共助、公助といった行政の仕組みだけでなく、地域住民として、自らがどのように弱ら ないように心がけるのか、地域でいかに助け合うのか、更にそのことは、高齢者にとどまらず地域 住民同士が、自助と連帯(自助、互助)ということに目覚め、我々の生き方を問い直すことが大切 であるという考え方に向かっている。 それは、これまで追求してきた「健康・生きがい」ということの意味をより深く掘り下げて考え、 実践することに他ならないのではないか。 以上のような視点に立って、人生 100 年時代の高齢者の生き方を考察したい。. プロフィール 1971 年東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。厚生労働事務次官を経て、2009 年 4 月から 東京大学高齢社会総合研究機構教授を務める。現在、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授。厚生 労働省在任中に医療制度改革などに携わった。編著書として、 「日本の医療制度改革がめざすもの(時 事通信社) 」 「地域包括ケアのすすめ(東京大学出版会) 」等がある。 6.

(9) 健康生きがい学会第9回大会 NOTE. 7.

(10) 健康生きがい学会第9回大会. 特別記念講演. 高齢者の生きがいと健康長寿との因果構造 The healthy survival effects of “Ikigai”(meaning of life) for the urban elderly dwellers. 首都大学東京 名誉教授. 星 旦二. 目的 都市在宅高齢者における生きがい対象の実態と三年後の要介護状況と生存日数について、社 会経済要因と食を含む生活習慣を含めた因果構造を追跡調査によって明確にする。 方法 都市郊外居住高齢者を対象にして、郵送自記式質問紙調査をA市高齢者 16,462 人全員を調 査対象とした。回答が得られた 13,195 人(回収率 80.2%)を基礎的データベースとし,3 年後 に同様な質問紙調査によって同一人を追跡調査し,データをリンクした。初回調査から三年間 に市外に転居した 505 人と死亡した 914 人,および二回目の調査に回答しなかった 2,642 人 と,2001 年時点で 85 歳以上の 972 人を除き,8,162 人を解析した。生存日数は,2004 年 9 月 1 日から 2007 年 8 月 31 日までに死亡した男性 278 名と女性 160 名の生存日数を算出し,それ以 外の 1,064 日生存を確認した。要介護状況は,2004 年 9 月 1 日時点での介護保険による要介護 認定度を用いた。 生きがいについては,生きがい対象を 15 項目から選択いただき,探索的因子分析により,三 因子の“生きがい得点”(“”は,潜在変数を示す)を求めた。20001 年の年間収入額と学歴を “社会経済的要因”とみなし,“健康三要素”と“食を含む生活習慣”と生存日数と要介護状 況と関連する“健康長寿”との因果構造を共分散構造分析を用いて分析した. 結果 85%以上の都市高齢者は,何らかの生きがいを持っていた。生きがいがある群では,生きがい の対象を問わず,ない群に比べて三年後の生存が統計学的に有意に維持されていた。“社会経 済的要因”,“健康三要素”,“食を含む生活習慣”と“健康長寿”との因果構造をみる と,“社会経済的要因”が基盤となり,その後の望ましい“健康三要素”が維持され,三年後の “生きがい得点”に寄与し,“健康寿命”を規定する因果構造が示された。“生きがい得点” は,“食を含む生活習慣”と同様に,“健康長寿”へと直接に寄与するよりも,“社会経済要 因”と“健康三要素”に支えられる結果要因である可能性が示唆された。 結論 都市高齢者の生きがいは,社会経済要因に支えられ,その後の健康三要素を経て規定される ことから,これらの因果構造を踏まえた健康支援の重要性が示唆された。. プロフィール 1950 年福島県生まれ。1978 年福島県立大学卒業後、東京大学医学部公衆衛生研究生入学。1987 年 東京大学にて医学博士号を取得。その後、英国ロンドン大学熱帯医学公衆衛生大学院留学、1999 年東 京都立大学大学院都市科学研究科教授。日本健康教育学会理事、厚生労働省「健康日本 21」計画策定 委員など各種の公職を歴任。研究テーマは、生涯現役研究、健康規程要因に関する研究、生活習慣と健 康に関する研究。専門は公衆衛生学、予防医学。著書に『ピンピンコロリの法則』 (ワニブックス PLUS 新書) 、高校生教科書、保健体育(大修館書店)ほか。 8.

(11) 健康生きがい学会第9回大会. 文献 長谷川明弘、 藤原佳典、 星旦二ほか(2003):高齢者における「生きがい」の地域差・家族構成、 身体状況ならびに生活機能との関連、日本老年医学会雑誌、40(4)、390-6 星 旦二(2006):高齢者の健康づくりにおける主観的健康感のすすめ、生きがい研究、財団法人長 寿社会開発センター、12、46-72 神谷美恵子(2004):生きがいについて、みすず書房、10 本論文は、「生きがい研究」2016 に原著として掲載された、「都市在宅高齢者における生きがい と三年後の健康長寿との因果構」を活用した。. .93. .70. .16. .12. 生活習慣得点 食生活得点. 生活習慣得点 食生活得点. .96. .35. .14. 2004年食生活と 生活習慣. .40. .84. e11. e10. e11. e10. 2004年食生活と 生活習慣. .23. .14 .47 .22 .37. 2004年後の 健康寿命 -.51. z2. .12 .27. .38. e12 2004年からの 生存日数. e12. z1 .34. 2004年からの 生存日数. 2004年後の 健康寿命. .31. -.55. z2. .31. e13. .26. 2004年 要介護度. 2004年 生きがい得点 .68. 1.00 .99. e13. .51 .26. e8. CMIN=402.549 P=.000 全体 NFI=.986 IFI=.989 RMSEA=.013. 図 1、図 2“食生活と生活習慣”と“生きがい得点”と“健康寿命”との因果構造. 9. .46. 生きがい1 生きがい2 生きがい3 e7. CMIN=14.181 P=.048 全体 NFI=.997 IFI=.999 RMSEA=.007. 2004年 要介護度. e9.

(12) 健康生きがい学会第9回大会. e11. e10 .91. .12. 生活習慣得点 食生活得点 .96. .35. .20. 2004年食生活と 生活習慣 d1. .08 .27. .08 .09. .26. .22. .47 .52. 学歴. .61. 年間収入額. .28. 2004年からの 生存日数. 2004年後の 健康寿命. 社会経済的要因. .37. e12. z1. .62. .45. 2004年 要介護度. -.67. z2. .33. .06. e13. d2 .23. .11. 2001年 健康三要素. z3. .65. .81 .65. e5. 1.01. .47. z4 .67. 1.01. 因子得点1 因子得点2 因子得点3 e4. 2004年 生きがい得点. .33 .68. .81. .21. .50 .25. .45. 生きがい1 生きがい2 生きがい3 e7. e6. e8. CMIN=4989.085 P=.000 全体 NFI=.915 IFI=.918 RMSEA=.031 図 3“健康寿命”の因果構造. 10. e9.

(13) 健康生きがい学会第9回大会. 第1分科会 在宅医療の推進と健康生きがい F342 教室 座 長. 新田 國夫. 医療法人社団つくし会理事長 全国在宅療養支援診療所連絡会会長. パネリスト 杉田 美佐子. 社会福祉法人小茂根の郷 東京武蔵野ホーム施設長. パネリスト 西田 伸一. 医療法人梟杜西田医院院長、東京都医師会理事. パネリスト 米倉 直美. 社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷訪問看護ステーション藤沢所長. 座長 プロフィール 1967 早稲田大学第一商学部卒業 1979 帝京大学医学部卒業 帝京大学病院第一外科・救急救命センターなどを経て 1990 東京都国立市に新田クリニック開設 在宅医療を開始 1992 医療法人社団つくし会設立 理事長に就任し現在に至る 資格・公職等 医学博士、日本外科学会外科専門医、日本消化器病学会専門医、日本医師会認定産業医 全国在宅療養支援診療所連絡会会長、日本在宅ケアアライアンス議長、日本臨床倫理学会理事長、 福祉フォーラム・東北会長. 11.

(14) 健康生きがい学会第9回大会. 第1分科会 在宅医療の推進と健康生きがい 社会福祉法人 小茂根の郷 特別養護老人ホーム 東京武蔵野ホーム 施設長. 杉田 美佐子. テーマ:尊厳生(最後まで生ききる)を貫くネットワーク作り 発表要旨 高度医療技術が進歩する中、死亡順位の 1 位は「癌」である。命を守る為に、末期癌であっても 抗がん剤治療や免疫療法、放射線療法、遺伝子治療など様々な治療が施されています。患者は、医 師から説明を受けると「先生がおっしゃるならまだ生き続けたいから治療をします。 」と答え、治 療を行います。しかし、癌治療による体力消耗と生命への不安により、 「自分らしく生きる」とい う意欲を失い、 「ただ生かされている」という状況が続きます。特に、働き盛りの男性が癌を発症 し、社会との繋がりである「仕事」を失った時、 「今、こうして生きていていいんだろうか」と心 がしだいに沈んでしまい、生きる意欲を失ってしまう事が多くあります。認知症高齢者や障害を持 った高齢者も同様の思いを言葉にします。地域社会には、様々な人々が生活しています。それぞれ の人が持っている「得意」を生かした生活が送れたら最期の瞬間まで生き生きとした生活が送れま す。この思いを基本に、地域住民や専門職、当事者や家族を巻き込んだネットワーク作りを行い、 実践できる生きがい作りの事例を提示します。1 例目は介護保険 2 号被保険者で、末期癌、介護保 険サービスのデイサービス利用をきっかけに、就労に繋がったケース、2 例目は認知症高齢者の日 常生活自立度Ⅲの方が地域の老人会で行っているグランドゴルフに参加し、友好関係を作り、生き 生きと生活し続けているケースを通して、 「尊厳生を貫く」ために必要なエッセンスを共有し、ネ ットワークを広げたいと考えます。 ≪尊厳生を貫くエッセンス≫ 1.話し(相談)を聞いてくれる人がいる 2. 「いつまでも社会と繋がりたい。役割を持ち続けたい。 」と考えている自分 3.泣ける場所、心から笑える場所がある 4.専門家と地域住民の繋がりがある 5.病気や障害を持っても働ける場所やボランティア活動ができる環境がある 6.アイデアを発揮した活動ができる. プロフィール 看護師、主任介護支援専門員、14 年間病院勤務後平成 9 年から横浜市で訪問看護ステーション管理者として 6 年間勤務。在宅 終末期ケア及び医療連携による在宅看取りを推進した。その後、現職の社会福祉法人に勤務し、訪問看護ステーションの立ち上 げ、法人経営の安定化を図り、地域連携を推進し、「開かれた社会福祉法人」を目指して活動している。. 12.

(15) 健康生きがい学会第9回大会. 第1分科会 在宅医療の推進と健康生きがい 医療法人梟杜西田医院 院長. 西田 伸一. テーマ:生きがいのある在宅療養を支えるための医療について 発表要旨 わが国では少子高齢人口減少のもと高齢者の高齢化が進行しており、医療分野においては、重度化の 予防、重度者への適切な医療提供、希望する場所で最期まで支援する体制、が重要な課題である。今後 増加が見込まれる在宅療養者のために在宅医療の充実を推進する必要があり、療養生活の質を向上させ る医療が求められる。 過去現在を生きてきた自分の空間で療養すれば、病人である前に生活者でいることができる。昼間は 普段着に着替え、好きな時に好きなものを食べることができ、家族が側にいて好きな音楽を聴いて映画 を見ることもできる。在宅療養を選択する方々が治癒しない疾病や障害を複数持っていても、ご自宅で 生きがいと活力を持って健康を維持することができるような支援をわれわれ医療職はより深く考察する 必要があり、その人にとっての健康とは何か、という個別性の高い命題についてその都度問い直す必要 がある。 多くの人に共通した「健康」の一つに、食機能の維持がある。身体機能の低下した在宅療養者にとっ て「食べること」は、効率的な栄養摂取を可能にし肺炎等の合併症を予防するだけでなく、生活の質を 高めそれ自体が大きな生きがいとなり得る。摂食嚥下機能の低下した在宅療養者の支援には多面的な支 援が必要となる。医師と歯科医師による機能評価、歯科医師による義歯調整、言語聴覚士による嚥下リ ハビリ、歯科衛生士による口腔ケア、管理栄養士による食形態の支援、等。しかし、これらの多くの専 門職が同時に協働することは困難であり、在宅主治医をはじめ限られたスタッフが代替機能を持たねば ならない。 在宅療養者の生活の中で「病気を治す医療」の出番は少ない。むしろ食支援のような「生活を支える 医療」こそ重要であり、在宅医は積極的に取り組まねばならない。しかしこれらは今までの医学教育に 欠落していた分野であり、 生活を支えることのできる医師を育成することが医学界の大きな課題である。. プロフィール 昭和 60 年帝京大学医学部卒。16 年間救急医療に従事した後、西田医院を継承。午前中は外来診療、 午後は在宅医療や医師会活動を行っている。法人内に居宅介護、訪問介護、訪問看護、通所リハビリ を併設し、包括的に「生活を支える医療」を提供できる「小規模多機能診療所」を目指している。 13.

(16) 健康生きがい学会第9回大会. 第1分科会 在宅医療の推進と健康生きがい 社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷訪問看護ステーション藤沢 所長・緩和ケア認定看護師. 米倉 直美 テーマ:住み慣れた場所で自分らしく生きぬくために ~それぞれの生きがい・訪問看護の現場から~ 発表趣旨 高齢・多死社会の日本において、生活や療養の場は、病院・在宅のみならず、特別養護老人ホーム、 老人保健施設、グループホーム、サービス付き高齢者住宅、有料老人ホームなど多岐にわたる。 在宅や施設で生活する利用者へ訪問看護を提供していく上で、その人らしく生活していただくため に「生きがいを支えたい」 「生活の質を維持・向上を図りたい」と考え、実践しているが、何がその 人らしいのか、そのために看護師としてどのように寄り添えばいいのか、チームでどのように連携す ればよいのか等、様々な課題に突き当たり苦慮することも少なくない。 今回は、有料老人ホームと在宅での訪問看護の事例を紹介し、それぞれの生きがいについて振り返 り、訪問看護・在宅医療の今後の課題や展望について議論を深めたい。 1 有料老人ホームと在宅での訪問看護 2 事例紹介 ①チーム連携が重要な、有料老人ホームへの訪問 ②地域の友人や社会資源を利用し「こだわりの食生活」を続けた在宅 独居利用者への訪問 3 今後の展望. プロフィール 看護師免許取得後、大学病院・総合病院にて救命救急センター、内科、外科病棟勤務。 病院勤務時代に「家に帰りたいけど帰れない」患者さんを目の前にし、在宅看護に興味を持ち 18 年間 訪問看護師として従事。 2014 年 緩和ケア認定看護師取得 2017 年 12 月より現職 14.

(17) 健康生きがい学会第9回大会. 第2分科会 福祉機器・ICT・ロボットの 活用と生きがい F344 教室 座長 兼 和田 一義 パネリスト. 首都大学東京システムデザイン学部 准教授. パネリスト 田久保 秀樹. 社会福祉法人横浜市福祉サービス協会 特別養護老人ホーム新鶴見ホーム 課長補佐. パネリスト 山内 閑子. フランスベッド(株)営業企画本部 メディカル商品企画課主任. 座長プロフィール 博士(工学) .04 年 4 月(独)産総研知能システム研究部門・特別研究員,07 年より首都大学東京シ ステムデザイン研究科・准教授,現在に至る.ロボット・セラピー,福祉ロボットの研究等に従事.. 15.

(18) 健康生きがい学会第9回大会. 第2分科会 福祉機器・ICT・ロボットの 活用と生きがい 首都大学東京システムデザイン学部 准教授. 和田 一義. - ロボットと介護福祉 -. ロボットが介護・福祉の場にて利用されるようになってきました。本発表では既に利用されて いるロボットから、近い将来利用が期待されているロボットまで概説します。. 1.. はじめに. 2.. 身体的サポートをするロボット. 3.. 心理的サポートをするロボット. 4.. まとめ. 16.

(19) 健康生きがい学会第9回大会. 第2分科会 福祉機器・ICT・ロボットの 活用と生きがい 社会福祉法人横浜市福祉サービス協会 特別養護老人ホーム新鶴見ホーム 課長補佐. 田久保 秀樹. ロボット活用による介護の未来 ~介護施設の視点から~ コミュニケーションロボット「PALRO」の活用を通じて分かったこと ロボットは「人間の代わりをする存在」ではなく、 「人間の不十分なところを補ってくれる存在」であ る。高齢者は「会話は成立して、かつ裏切らない存在・利害関係のない存在」を求めている。日本人は 幼少期から「鉄腕アトム」や「ドラえもん」などヒト型ロボットに接し、親しみを感じている。人間の ようにマルチな思考・動作が可能なロボットが登場する見込みは立っていない。ロボット1台で完結さ せる発想を捨て、ロボット同士を連携・協調させる必要がある。中心的な役割を演ずるのは、PALRO の ように信頼関係を築けるヒト型ロボットである。 ロボットは導入するよりも運用するほうが遥かに難しい 補助金に飛びついてロボットを導入した介護施設の多くが活用されず倉庫で眠っている。 活用していて もロボットに合わせた業務の遂行を余儀なくされ本末転倒な状態である。ロボットを「手段」として使 いこなし、能力を 100%引き出すには、運用を支援する仕組み作りが急務である。国・自治体による支援 は「導入支援」から「運用支援」へ直ちに転換すべきである。 ロボットを「作る側」と「使う側」のミスマッチ解消のために 神奈川県ではミスマッチ解消のために協議会を設立。介護施設にいるのは「介護職」だけでない。私が 感じるのは多職種によるチームケアを意識するメーカーがゼロに近いということ。この現実が現場での 活用に支障をきたしていると気付いている人が皆無である。ロボットの活用を阻む原因は介護業種の特 異性にもある。環境変化に応じた意識改革、人材育成が必要である。 ロボットの活用は社会福祉法人の経営戦略そのものである ロボットで得られるメリットは「間接的な効果」のほうが重要である。高齢者の生活は3大介護(食事・ 排泄・入浴)だけではない。3大介護の先にある高齢者の満足のために、自立支援のためにロボティクスは活 用されるべきである。その方らしい生き方・安全で質の高い生き方を支援できる創造的な業務にシフト していくべきである。作業に追われる仕事から、ロボットを手段としてフル活用して介護保険制度の趣 旨である自立支援の仕事にシフトしていかなければならない。. プロフィール 横浜市立大学文理学部卒。1995 年財団法人横浜市ホームヘルプ協会(現:社会福祉法人横浜市福祉 サービス協会)入職。システム部門などを経て 2012 年より現職。2018 年より神奈川県介護・生活支 援ロボット活用研究会副委員長。主な講演実績は以下のとおり。 近畿老人福祉施設協議会「人とロボットが織りなす介護」 【大阪】 神奈川県社会福祉協議会「かながわ高齢者福祉研究大会」(優秀賞受賞)【神奈川】 保健福祉広報協会 「国際福祉機器展 H.C.R.セミナー」 【東京】 富士ソフト株式会社 「パルロセミナーin 埼玉」 【埼玉】 17.

(20) 健康生きがい学会第9回大会. 第2分科会 福祉機器・ICT・ロボットの 活用と生きがい フランスベッド株式会社営業企画本部メディカル商品企画課. 主任 山内 閑子 人生 100 年時代におけるプロダクトデザイン -アクティブシニア製品から介護ロボットまで- 世界規模で 90 歳、100 歳を超える長寿者の数が急増しています。高齢になっても、自立した生活 を営み続けるには、支援機器やサービスが不可欠です。フランスベッドでは、 「豊かさとやさしさの ある暮らしの実現」という理念のもとに、世界に先駆けて直面している日本の超高齢化社会に対して、 さまざまな製品開発と商品提案を行っています。 1.アクティブシニア向けブランド「リハテック」 シニア世代の健康状態について見てみると、半数近くが病気やけが等に関して何らかの自覚症状を訴 えており、約4分の1が健康上の問題で日常生活に影響があるという結果が報告されています。健康上 の問題がなくとも、年齢を重ねれば日々の生活に不安やちょっとした不便さを感じるものです。フラン スベッドは、元気に活動するアクティブシニアの方々を対象としたブランド「リハテック」を 2011 年に 立上げ、皆様のいつもの暮らしがさらに健やかで、楽しいものになるように、そのサポートとなるよう な商品やサービスを提供しています。 2.福祉機器の開発と評価-「前後安心車いす 転ばなイス」 「自動寝返り支援ベッド」 介護ベッドや車いすといった、福祉用具によってご本人をサポートするだけではなく、介護者の心の ゆとりも生み出す製品づくりを心がけています。車いすのブレーキのかけ忘れによる転倒を予防する自 動ブレーキ機能とセーフティフットサポート機能の付いた「前後安心車いす 転ばなイス」や自動で体位 変換を行うことのできる「自動寝返り支援ベッド」は、ご利用者・施設のスタッフの方々のご協力を得 て、試作機のモニター評価を通じて製品開発を行いました。 3.コミュニケーションロボット「泣き笑いたあたん」の開発・改良とモニター評価 認知症の方をサポートする製品として、睡眠支援、セラピー用具、徘徊感知機器、生活動作支援の 4 つの取り組みに力をいれています。 「泣き笑い たあたん」は手をにぎると泣き、足を触ると笑い声を発 するシンプルな赤ちゃん型コミュニケーションロボットです。認知症の方の「かわいがりたい」 「お世話 をしたい」という感情・行動、楽しさや幸福感といったポジティブな感情を引き出し、自らの存在感と 自身を取り戻せるようにサポートするセラピー用具として開発し、その効果を施設におけるモニター評 価を通じて明らかにしました。. プロフィール 2012 年武蔵野美術大学大学院 造形研究科 博士[後期]課程造形芸術専攻 博士(造形)学位取得。 2008 年フランスベッドメディカルサービス株式会社(現フランスベッド株式会社)入社。 主な誌上発表は以下のとおり ・手動車いすのブレーキかけ忘れを原因とした転倒に関する実態調査、二瓶 美里、出口 弦舞、山内 閑 子、濱田 浩美、鎌田 実、井上 剛伸、日本生活支援工学会誌 13(1), 39-45, 2013-05-31 ・セーフティブレーキ付車いす「セーフティ オレンジ」の開発 (特集 福祉用具・介護ロボット実用化支援事 業)、山内 閑子、福祉介護テクノプラス 5(11), 25-30, 2012-11 ・意匠から見る手動車いすの発展、山内 閑子、日本生活支援工学会誌 9(2), 9-17, 2009-11-30 18.

(21) 健康生きがい学会第9回大会. 第3分科会 地域共生社会と生きがい F332 教室 座 長. 米田 佐知子. 子どもの未来サポートオフィス代表 横浜コミュニティカフェネットワーク世話人. パネリスト. 岡本 溢子. NPO 法人さくら茶屋にししば理事長. パネリスト. 菅原 健介. 小規模多機能ホームぐるんとびー駒寄 株式会社ぐるんとびー代表取締役. パネリスト. 長谷川 幹夫. NPO 法人みぬまで暮らす会理事. 座長プロフィール 親子・子どもの居場所を支える市民基金「神奈川子ども未来ファンド」初代事務局長を経て 2013 年 独立し現職。人が地域でつながり支えあう場づくりをテーマに、各地のコミュニティカフェを訪問し レポートするフェイスブックページ「コミュニティカフェ Fun」を運営。横浜コミュニティカフェネ ットワーク世話人、横浜こども食堂ネットワーク、子育てひろば全国連絡協議会監事など。東京家政 大学児童学科・関東学院大学経済学部非常勤講師。 ●子どもの未来サポートオフィス http://kodomomirai-so.com/. 19.

(22) 健康生きがい学会第9回大会. 第3分科会 地域共生社会と生きがい NPO 法人さくら茶屋にししば 理事長. 岡本 溢子. 平均年齢 68 歳の人たちを中心したコミニュテイカフェ、さくら茶屋の実践 80 名のボランティアが生き生きと楽しく元気にやりがいを持って活動しています 1.さくら茶屋が出来るまで 2.さくら茶屋のランチ 3.さくら茶屋の様々な活動 ・朝塾・西柴夜話・子どもイベント・趣味の教室・ 4.さくらカフェオープン ・子どもの居場所・若いママたちの集いの場 5.その他の活動 ・認知症カフェ オレンジデイ ・街の大家族食堂 さくら食堂 ・介護サービス B 元気ライフ ・ポールウオーキング・買い物支援・ホームページと広報・運営. プロフィール 60 歳で教職を定年退職 地域の高齢者支援を対象にしたボランティア活動に参加、その活動を通して地域の中に「いつでも 誰でもが自由に来られる居場所の必要性を痛感し仲間とともに横浜市まち普請事業に応募し1次,2 次コンテストを無事通過し、500 万円の助成金を得て、空き店舗が目立つ商店街にさくら茶屋をオープ ンした。. 20.

(23) 健康生きがい学会第9回大会. 第3分科会 地域共生社会と生きがい 株式会社ぐるんとびー 代表取締役. 菅原 健介. 地域共生社会を目指して〜地域を一つの大きな家族に〜 日本で初めて神奈川県藤沢市にある UR 都市機構『パークサイド駒寄』団地のひと部屋に開設した小規 模多機能型居宅介護です。団地は家族という単位の生活に安心を与え、そして面白くする可能性のある 『器』です。様々な間取りの住戸が 1 棟に何十、何百あり、平面にすれば広大な敷地が必要な住戸が、 縦横に密集し、一つの【まち】のように連帯した共同生活の場になっています。 私の家族、スタッフも同じ団地にいち住民として住んでいます。私たちが目指しているのは、 【目の前 で困っている人やコト】を、いち自治会員として【住民視点】で共に悩むこと。小規模多機能型事業の 登録者のみに介護事業者としてのケアを提供するのみではなく、UR 団地という【まち】全体の課題に対 し、その解決にむけた最適解を団地の住民と共に検討すること。課題解決にむけて、リハビリテーショ ンの視点をもちながら、トライ&エラーを繰り返し、共に生活していくことが、要介護状態の改善など、 ひとりひとりの健康につながり、そして、地域共生社会につながっていくと信じています。 会社名である『ぐるんとびー』の名前は、デンマークの父と呼ばれ、デンマークの意識改革、教育改 革に大きな影響をあたえた哲学者であり、教育者、詩人であるニコライ・F・グルントヴィに由来してい ます。 ぐるんとびーは開設3年目の本当に小さな介護事業所です。先進的なことでも、飛びぬけたことをやっ ている訳でもありません。地域医療・介護・リハビリテーションにかかわる諸先輩方が、道なき道を切 り拓いてくださり、恵まれた時代、制度の中でチャレンジしています。心からの感謝を込めて未熟なチ ャレンジをお伝えできれば幸いです。. プロフィール 1979 年神奈川県鎌倉市生まれ。中学高校をデンマークで過ごし、学生時代は野宿をしながら各国を放浪。 東海大学卒業後、(株)セプテーニで広告業の営業職として勤務。その後、理学療法士に転職。回復期リハ ビリテーション病院(鶴巻温泉病院)在籍中に東日本大震災が起こる。全国訪問ボランティアナースの会キ ャンナスの現地コーディネーターとして石巻・気仙沼などで活動。2012 年にマンションのひと部屋を使った 小規模多機能型居宅介護『絆』開設。要介護者の約 6 割の介護度が改善する事業所としてメディア等に取り 上げられる。2015 年に『株式会社ぐるんとびー』を起業し独立。日本初のUR団地のひと部屋を使った小規 模多機能型居宅介護『ぐるんとびー駒寄』開設。また、藤沢地域を中心とした多業種・多職種の交流会『湘南 きずなの会』『湘南大庭会』などを仲間とともに主催している。 ◆現在の「地域活動」役員 ・パークサイド駒寄自治会(総務・広報担当/3 期) ・湘南大庭地区郷土づくり推進会議(高齢者部会リーダー/2 期) ・湘南大庭地区自治会連合会(48 自治会/1 期) ・藤沢型地域包括ケアシステム推進会議(地域密着/2 期) ・藤沢市小規模多機能連絡会 会長(3 期) ・藤沢市介護保険事業所連絡会 理事(2 期) ・多職種交流会 絆の会 代表(2011 年~現在) ・湘南大庭の会 代表(2015 年~現在) ・共創かまくらプロジェクト賛同者代表(鎌倉市長 48 の公約). 21.

(24) 健康生きがい学会第9回大会. 第3分科会 地域共生社会と生きがい NPO法人 みぬまで暮らす会 理事. 長谷川 幹夫. テーマ:コミュニティカフェの観点から~地域の茶の間「みぬまハウス」はみんなの居場所! 発表要旨: みぬまハウスは、住み慣れたまちで暮らし続けたい思いを共にする「おかげさま・お互いさま」の助 け合いで成り立っています。さいたま市見沼区大和田町で店舗を借りていつでも、誰でも安心して利用 できる居場所です。毎週月曜日から金曜日の午前10時より午後4時まで、スタッフ6名が2名交代で 運営しています。独りでいるのはさびしいので誰かとおしゃべりしたい、重たいものが持てない、長い 距離を歩くのが大変だという人たちの日常の困りごとに応えていく支援の拠点です。4つの活動を元に 地域の支え合いとして根付いています。 1. 「コミュニティカフェ」が活動の源です。コーヒーなどを飲み、ランチを一緒に食べることで閉じこ もりがちな高齢者等の外出を促しています。歌声くらぶや絵手紙くらぶなどがカフェでの行事にあ り、参加者の介護予防・生きがいにもなっています。加えて、自家用の農作物を農家から提供して もらい店頭で販売することで地域交流に役立てています。 2. 「介護保険外の生活支援サービス」が 2 つ目にあります。ペットの散歩や庭の草むしりといった日常 の困りごとを、地域の気心知れた人が会員となってお互いさまの助け合いとしてお手伝いしていま す。 3. 「訪問介護サービス」が3つ目です。地域包括支援センターやケアマネージャーと連携して介護サー ビスを提供しています。また、要支援者の介護予防・日常生活支援総合事業の家事支援型生活支援 サービスにも取り組んでいます。 4. 「移送サービス」 (福祉有償運送事業)が4つ目にあります。高齢者や障がいのある方の移動手段と して、前3つの事業と切り離せないものです。病院の送り迎えや買い物の付き添いが多いです。. プロフィール 名前:長谷川 幹夫(はせがわ みきお)1940年生まれ さいたま市見沼区東大宮在住 東京都から移住して52年 略歴:電機メーカーを定年退職後は「新現役」として生きがい就労の働き方を実践中。健康生きがい づくりアドバイザー、産業カウンセラー 地域活動へのきっかけ: 地域にある福祉施設のマップづくりに関わったことが、いずれ我が身の思いとなって行うよう になった。コミュニティカフェでハンドドリップのコーヒーを入れています。 22.

(25) 健康生きがい学会第9回大会. 第4分科会 健康生きがい活動 自由発表. F332 教室. 長. 白井 幸久. 群馬医療福祉大学短期大学部 医療福祉学科 教授. 発 表 者. 太田 秋夫. ウエルカム三才児プロジェクト事務局長. 発 表 者. 小田 英生. 介護付有料老人ホーム 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉 生活サービス課主任. 発 表 者. 元橋 和吉. 松戸市社会教育団体認定「まつど塾」副会長. 発 表 者. 大和 哲. 我孫子健康生きがいづくりアドバイザー協議会 会員. 座. 座長プロフィール 一般財団法人健康・生きがい開発財団 評議員、健康生きがい学会 監事 公益社団法人日本介護福祉士会 常任理事 『介護実習指導者テキスト』全国社会福祉協議会(介護に関する制度・介護保険制度) 、 『訪問介護サ ービス提供責任者テキスト』 (看護の科学社) 、 『美容福祉概論』 (中央法規出版)の執筆者。 23.

(26) 健康生きがい学会第9回大会. 自由発表 ウエルカム三才児プロジェクト 事務局長. 太田 秋夫. 「三才」を〈子どもたちの聖地に〉のゴールめざして 我が家のすぐ近くに、 「三才」という名前の駅(しなの鉄道・北しなの線)があります。三才児のご家 族が、三才(歳)になったことを祝して全国各地から記念写真を撮りにお見えになります。その数、推 定で年間2万人にもなっています。 来訪のみなさんを地元住民として温かくお迎えする活動をしており、 それが私にとってかけがえのない「生きがい」になっています。 この活動に取り組み始めたのは平成 23 年です。古里住民自治協議会のふるさと部会長として発案し、 「まちづくり」活動としてスタートさせました。その後、ボランティアグループとしての発展を期し、 平成 25 年に再スタート。60~80 代の住民を中心に四十数名のメンバーで取り組んでいます。土・日曜 日と祝日に出動し、連休の多いときは一日 80 組を超す来訪者に対応。写真撮影や記念品のプレゼント、 子どもたちとの交流などをしています。 駅の近くに大きなスポーツ公園ができたことから「ウエルカム三才児まつり」を開催(平成 26 年から) し、長野市を中心とした子育て中のご家族を招いて一日楽しく遊んでいただいています。このイベント は急速に発展し、昨年は 1 万人を超す来場者数となりました。ことしは節目の 5 回目なので「アンパン マン ショー」を企画し、昨年を上回る人出を予想しています(10 月 8 日・体育の日の開催) 。 運営を担うのは手弁当の市民ボランティアです。ことしは出演者を含め 600 人を超す見通しです。中 学生も百数十名が参加し、長寿社会開発センターが主催する「シニア大学」受講者も約 10 名が応援にか けつけます。文字通り世代を超えた「協働」の力による運営です。入場は無料です。運営資金は地域の 企業や商店の支援で賄っています。今回は 111 社の協力を得ています。 この「まつり」とは別に、春のGWには「三才こども駅長」のイベントを実施、ことしで 3 回目にな ります。7 名の募集に対し 200 人前後の応募があり、地元民放 4 社が放送するなど人気の高い恒例の行 事として定着しつつあります。こうした活動がたびたびメディアで取り上げられ、プロジェクトの存在 が広く社会に知れ渡るようになりました。 当初から事務局長としてこの取り組みをプロデュースしてきました。多くの人たちの協力が得られる よう働きかけをするのですが、何といっても「しかけ」が重要です。お金の確保の面でも、安全な開催 に配慮する点でも、やらねばならないことは山ほどあり、大きなリスクもともないます。それらを乗り 越えて、いろいろな考えを持つメンバーを一つにし、鼓舞する必要があります。 それを可能にしているのは「三才の地を全国の子どもたちの聖地にする」という私自身の明確なゴー ルです。そこに生きがいを見出しているのです。そして、活動に関わる人々もまた「楽しい」という声 をあげており、それぞれにとっても「生きがい」になり、その輪がいま広がっています。. プロフィール 出版社経営。脳科学と認知心理学に基づくコーチング理論で各種活動をプロデュース。日本赤十字社救 急法指導員として年間 50 回を超す救急法講習をするほか、終活アドバイザーとしてセミナーを開催し ている。基本となるのは、健康生きがいづくりアドバイザー。 24.

(27) 健康生きがい学会第9回大会. 自由発表 介護付有料老人ホーム 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉 生活サービス課主任. 小田 英生. テーマ:入居者参加型地震訓練 発表要旨: 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉では職員による防災委員会を設置しており、とりわけ施設内における災害 の予防と人命の安全、 被害の軽減を図ることを目的とし年間を通して様々な訓練を計画し実行してきた。 とりわけ東海大地震を想定した 9 月の地震訓練は特に力を入れてきた。地震発生後から、1 秒でも早く 傷病者を発見し同一敷地併設する診療所に搬送できるよう毎年防災体制の見直しを図り、以前は 1 時間 程度要していた安否確認を 24 分まで短縮し、一定の成果を挙げていると確信していた。しかし、ある入 居者からの投書で「去年の地震訓練に参加して、他入居者が訓練に無関心で不安を感じる。改めて地震 訓練を見直して欲しい。 」との指摘を受けた。このことから、職員と入居者の意識にズレが生じていると 考え、職員主体の地震訓練ではなく入居者参加型の地震訓練を目指し、共に助け合う仕組み作りに取り 組んだ。 結果、地震訓練の参加人数 228 名のうち新たに導入した「安否確認マグネット」を 150 名の方が使用 し、自立の入居者にはほぼ全員協力してもらえた。入居者は助け合う意欲があり、その仕組みがあれば 積極的に協力してもらえることが分かった。地震訓練終了後、伊東市消防署員から「(避難訓練には)107 名(大勢)の方が参加し、入居者の防災意識が高く、災害の恐ろしさを一番理解されている年配者である」 と総評をもらった。 大災害に際しては職員だけで施設を守り切ることは困難で、入居者に協力してもらう必要がある。入 居者の多くは、災害時自分だけでなく他の人のために力を尽くしたいという気持ちを持っている。災害 に強い体制をつくるためには、 職員と入居者が共に助け合う仕組み作りを推し進めることが大事である。 地域や消防などの防災関係機関を含めた、 職員と入居者が共に助け合う仕組み作りを推進していきたい。. プロフィール 一般財団法人日本老人福祉財団 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉は、混合型の介護付有料老人ホームで す。冨士箱根伊豆国立公園内にあり、2.3 万坪の敷地を有し、 「山あり」 「海あり」 「温泉あり」の自然 環境に恵まれた所です。 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉は、日本老人福祉財団が全国に7箇所運営する施設の内の1つで、約 370 名(要支援及び要介護認定者は約 100 名、自立の入居者は約 270 名)が居住しています。 25.

(28) 健康生きがい学会第9回大会. 自由発表 松戸市社会教育団体認定「まつど塾」 副会長. 元橋 和吉. テーマ:仲間と一緒に人生を楽しんで、松戸市を元気にしよう! 発表要旨: 趣旨・目的 生活課題や社会的課題に即した学習を、教育委員会生涯学習推進課と連携を取りながら 講座を開催し、新しい自己の発見と、仲間を作り人間関係を広げ、積極的に街づくりに 関わっていくことを目的とする。 活動内容. *「生き生きシニアライフ支援講座」広報まつど掲載 座学&ワーク編 「シニアライフの会話術(夫婦編) 」男性脳・女性脳 「悔いのない人生の仕舞い方」エンディングノート 実践編 「心が和むクリームティー」調理実習 「松戸南部市場」見学 * 講師は、第一線で活躍されている著名人を呼んで開催 展望 *「健康・生きがいづくりをアピール!」 全員が「広報担当者」である 地域の主体的行動者!である 行政との関りを強化!する * 松戸市との協働事業にしたい!. プロフィール 地域活動・社会貢献・生涯学習講師兼プロデューサー 「松戸市」 教育委員会青少年会館 縁結びサポート事業運営・開催 「千葉県」 生涯大学校 スイーツ作り講習企画・運営・開催 「セミナー」心に響くセミナーとは?、タイプ分けコーチング、どうすれば伝わるの? マインドマップ活用法、 「傾聴」で心を元気に!など 「他」 個別カウンセリング 26.

(29) 健康生きがい学会第9回大会. 自由発表 我孫子健康生きがいづくりアドバイザー協議会 会員. 大和 哲. テーマ:人生二毛作時代における、AD の活動領域 マンパワーを創造する環境づくり活動(実践報告) 健康生きがいづくりアドバイザー(AD)を 1996 年 6 月取得して、趣味なし、芸無しの私が、これま で20余年間かかわってきたことに驚いております。 振返れば、AD 取得後地元で栗原会長からお誘いを受け、我孫子健康生きがいづくりアドバイザー協議 会に加入、土・日での座学中心の活動がスタートでした。 2011 年 8 月定年退職、15年間通算50回の講座で健康・生きがいの啓発・情報の提供をしてはきま したが、現実に「毎日が日曜日」になって思うところ多々出てきました。 ◆地域に戻って、はじめの一歩そして大きな気づき 2012 年 4 月に自治会の役員(輪番制)が回ってきました、あっという間の1年間の任期でした・・・・・ 自分のアイディアが地域に取り入れられ、存在感を得ました。 2013 年 9 月に自治会の課題解決プロジェクトチーム編成に応募、貴重な体験が出来ました・・・・・ 防犯街路灯のLED化です、地域にはいろんな経験者がおりその知識を持ち寄った結果、長年の懸案事 項が6ヶ月で解決、そこから定年退職者は地域社会にとって、会社から取り戻した貴重な人財であり、 地域の「宝」であることを学びとりました。 ◆活動を続けて わがまちを見渡すと、 「宝」を地域に結びつける仕組みが無いことに気づかされました。 2015 年 3 月生涯学習課に相談、男性の地域ソフトランディングへの取組の必要性を説明、翌年 3 月 に「卒サラ講座」企画書提出、9 月には 1 回目の講座が実現できました。 2016 年 7 月には別の市民活動団体で、 「団塊世代サミット」ファシリテーター経験。 二つの参加者からは、地域に戻って「地域のこと、隣近所のこともよく知らない」 「役に立ちたいが、そ の方法がわからない」と多く聞きました、①帰属の変化②気持ちの変化③居場所の確保、老いるショッ ク対策の必要性に AD の活動領域を見つけ出しました。 ◆今切望されている、AD のマンパワーを創造する環境づくり活動 近年、一億総活躍が声高に言われております、ともすれば現役中心で、定年退職者即高齢者であり社 会保障の面からは負担と考えられているのではないでしょうか。 「人生二毛作時代」地域に戻っての二幕目への活き方への取り組みが、自らの地域や社会への大きな貢 献をもたすことことに繋がります。 思いをカタチに、今こそADは環境づくりへの出番ではないでしょうか。. プロフィール 活動テーマは、男性の社会参加「地域へのソフトランニング」 健康生きがいづくり千葉県連絡協議会 事務局長 NPO法人 ACOBA会員 ホームサービス事業部長 「卒サラ講座」講師 27.

(30) 健康生きがい学会第9回大会. 第5分科会 障害者の就労と暮らしを支える 生きがい支援 F342 教室 座長 兼 パネリスト. 南山 達郎. 認定 NPO 法人ぱれっと事務局長. パネリスト. 池川 充洋. 株式会社ケアコム代表取締役社長 株式会社ヘルスケアリレイションズ代表取締役社長 株式会社ケア環境研究所所長. パネリスト. 笹川 美由紀. 社会福祉法人東京都社会福祉協議会 東京都高齢者福祉施設協議会特養分科会元副分科会長. 座長 プロフィール 東京都生まれ。明治学院大学社会福祉学科卒。学生時代よりぱれっとの事業にボランティアとして関 わり、1990 年、株式会社ぱれっと立ち上げに携わる。1991 年同社の開店した「スリランカレストラン ぱれっと」にて店長職に就く。以来 22 年障がい者と外国人と共に働く飲食店を渋谷区恵比寿で経営。 2012 年の店舗閉店に伴い、2013 年より現職。 28.

(31) 健康生きがい学会第9回大会. 第5分科会 障害者の就労と暮らしを支える 生きがい支援 認定 NPO 法人ぱれっと 事務局長. 南山 達郎. テーマ: 『働く、遊ぶ、暮らす』を当たり前に 発表要旨: ぱれっとの理念 『ぱれっとは就労・暮らし・余暇などの生活場面において、障がいのある人たちが直面する問題 の解決を通してすべての人たちが当たり前に暮らせる社会の実現を目指します。 』 今年はぱれっと創立 35 周年になります。徹頭徹尾、地域社会に根差し、障がいの ある人たちの様々なニーズに応えつつ、それぞれの場面で「新しい価値観の創造」にも力を注いで きました。飲食店店長として障がいのある人たちとともに社会で揉まれ、その中で感じた「働くこ との意味」 。障がいがあっても、地域社会の一員として、一人の社会人として生きていくという当 たり前の形。この発題では、ぱれっと 35 年の取り組みを振り返る・・・・のではなく、様々なキ ーワードから、これからの時代に必要な「当たり前」とは何かを皆さんとともに考えられるきっか けにしたいと思います。 1.22 年間の飲食店経営で学んだこと. 2.社会の一員として. 3.これからの課題. 29.

(32) 健康生きがい学会第9回大会. 第5分科会 障害者の就労と暮らしを支える 生きがい支援 株式会社ケアコム代表取締役社長 株式会社ヘルスケアリレイションズ代表取締役社長 株式会社ケア環境研究所所長 代表取締役. 池川 充洋. テーマ:健康長寿を模索する場づくり 発表要旨:現在は生活習慣病の時代です。生活習慣を改善すればこうした心配はしなくてすむはずで すがなかなかうまくいきません。生活習慣の改善を促すためにはどのような住民との接点を模索すべき か、生活習慣の把握をどのように行い改善に向けアプローチするか、などが重要になってくるのではな いでしょうか。 当グループでは、ナースコールの製造販売、地域包括ケアシステム開発販売、そして収集されたデー タの解釈、活用といった活動を行っています。言い替えれば IoT として各種情報収集の道具としてのナ ースコール、健康維持・増進のための地域包括ケアシステムデータベース拡大、そしてデータ活用とい った事業拡大が可能であるということになります。 現在こうした考え方に基づき、保有するシステム活用の範囲を従来の医療・介護施設から、健康維持・ 増進に向けた場づくりとしての農場に広げようとしています。農場に集う方々の健康診断結果から得ら れたリスク、さらには医療施設にて治療を受けた履歴などをトリガーとし、如何に、未病・予防に結び つけるか、さらには再発を防止するか。農場に集い働き(運動し)、収入を得、コミュニケーションによ りストレスを緩和し、農場での収穫物から展開した食事にて健康を支え、これらをしっかりと情報とし て記録していく。再発、罹患リスクの非常に高い対象者(就業者)においては自宅にて把握すべきバイタ ルや運動、睡眠状態などを同意の上でセンシングし未然に防ぐことも可能なはずです。 こうした場に集うことそのものがそれぞれの方々の生きがいにつながり、自然にモチベーションアッ プに結びつき健康維持・増進、さらには健康長寿が延伸する。そのような場づくりを進めていきたいと 考えています。 1. 当グループのご紹介 2. 農業展開の狙い 3. 健康維持・増進プログラム開発 4. 今後の展開. プロフィール 法政大学経営学修士 国際モダンホスピタルショー医療情報部会メンバー、国際モダンホスピタルショー看護のアイデア de 賞審査委員、看護理工学会評議員、インターホン工業会副会長 30.

(33) 健康生きがい学会第9回大会. 第5分科会 障害者の就労と暮らしを支える 生きがい支援 社会福祉法人東京都社会福祉協議会 ち医療 東京都高齢者福祉施設協議会特養分科会 元副分科会長. 笹川 美由紀. テーマ:在宅治療を継続する精神障害者就労支援の実践をとおして 発表要旨: 精神障害者(以下、障害者と称する)が、在宅で治療を継続し、社会生活を営むうえで、障害者の就 労課題は、障害者の社会参加、生きがいや経済的負担を軽減するものとして困難となることが多い。区 市町村で運営する障害者デイケアなどでは、専門施設で専門家のサポートをうけ、障害者がピアカウン セリングなども活用しながら軽作業などを行なっている。この活動を通じて、自身の特技や得意分野を 模索している。しかしながら実際の就労につながることは困難を極め、精神障害者デイケアのような専 門家のサポートがほぼ望めない所謂、一般市民とともに働く環境に身をおくことは、障害者にとって大 きな課題として残されることが多い。 精神障害者社会適応訓練事業は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づき、1995年(平 成7年)に制度化されたものである。精神障害者社会適応訓練事業とは、通常の就労が困難な精神障害 者を、精神障害者に対して理解があり、また社会経済活動参加の促進に熱意のある事業者に一定期間預 け、職業を与えるとともに社会生活の適応に必要な訓練を行う事業をいう。実施主体は都道府県または 指定都市で、委託期間は原則として6カ月間ですが、3年を限度に更新ができる。本事業の伸び悩みの 中、当該施設では平成24年10月~平成27年3月までで、実際に事業に参加した訓練生15名のう ち5名が非常勤職員として事業所採用となっている。当該施設では常に東京都の最低賃金を下回らない 時給で雇用を継続していた。つまり、一般で採用する非常勤職員と同額の時給で雇用していたこととな る。他事業では東京都の最低賃金を大幅に下回る300円という時給で障害者を受け入れる事業所もあ ると東京都担当者に聞いた。本発表は、当該施設の訓練生の受け入れ対応、障害者の非常勤雇用に至る までの実践報告である。 1.社会適応訓練事業(社適)について 2.当該施設の訓練生受け入れ実績 3.訓練生の就労支援について 4.成功事例について 5.まとめ. プロフィール 新潟県上越市出身。高校卒業後、地元デパートに就職。その後、准看護師、正看護師、保健師資格取得。 JA、企業保健師を経て上京。都内社福の保育園等を経て平成13年にデイサービスの看護師として初めて 高齢者福祉事業に携わる。6年間勤務後、都内特養施設長4年半勤務。その後、都内、外に複数事業をも つ地方法人の首都圏事業部特養統括施設長。このころ副分科会長就任。平成28年より区内特養施設長、 法人理事を経て現職。社会福祉士。 31.

(34) 健康生きがい学会第9回大会. 第6分科会 子ども・若者の生きがい支援 F344 教室 座 長. 阿部 彩. 首都大学東京 人文社会学部人間社会学科 社会福祉学教室教授/子ども・若者貧困研究センター長. パネリスト. 浦田 愛. 社会福祉法人文京区社会福祉協議会 地域福祉推進係 係長. パネリスト. 栗林 知絵子. NPO 法人豊島子ども WAKUWAKU ネットワーク理事長. パネリスト. 森下 利江. 渋谷区こどもテーブル ささはたっこ代表. 座長プロフィール MIT 卒業。タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士号・博士号取得。国際連合、海外経済協力基金 を経て、1999 年より国立社会保障・人口問題研究所にて勤務。2015 年 4 月より現職。厚生労働省 社 会保障審議会生活保護基準特別部会委員、内閣官房国家戦略室、内閣府男女共同参画会議等の委員を務 める。 『生活保護の経済分析』 (共著、東京大学出版会、2008 年)にて第 51 回日経・経済図書文化賞を 受賞。研究テーマは、貧困、社会的排除、生活保護制度。著書に、 『子どもの貧困Ⅱ』 (岩波書店) 、 『弱 者の居場所がない社会』 (講談社)など多数。 32.

参照

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