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特集 カーシェアリングと若者のクルマ利用 クルマは 生活やビジネスにおける足として 家族で出かけるための移動手段として幅広い場面で活躍しています その一方で 近年は若者のクルマに対する関心が薄れ 免許取得率やクルマの購入意欲が減少 若者のクルマ離れ が進んでおり 公共交通が発達した都市部では 特にそ

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CONTENTS

2 特集

カーシェアリングと若者のクルマ利用

8 海外交通事情報告〈第34回〉

カーシェアリング⑵ドイツの乗り捨て方式カーシェアリング

10

人、クルマ、そして夢。〈

第3回〉原付2種のバイク 西村直人

11

日本自動車教育振興財団からのお知らせ

特集

カーシェアリングと若者のクルマ利用

CONTENTS

2 特集

カーシェアリングと若者のクルマ利用

8 海外交通事情報告〈第34回〉

カーシェアリング⑵ドイツの乗り捨て方式カーシェアリング

10

人、クルマ、そして夢。〈

第3回〉原付2種のバイク 西村直人

11

日本自動車教育振興財団からのお知らせ

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C

ation

秋 号

2013 No.34

(2)

特集

カーシェアリングと若者のクルマ利用

クルマは、生活やビジネスにおける足として、家族で出かけるための移動手段として幅広い場 面で活躍しています。その一方で、近年は若者のクルマに対する関心が薄れ、免許取得率やクル マの購入意欲が減少。「若者のクルマ離れ」が進んでおり、公共交通が発達した都市部では、特にそ の傾向が強くなっています。このような中で、クルマを持たない若者でも気軽にクルマを利用で きるサービスとして注目されているのが、カーシェアリングです。そこで、今回は街中の時間貸 駐車場やマンションなどの駐車場などで見かけることが多くなった、このカーシェアリングにつ いて調べてみました。

若者のクルマ離れが叫ばれる中

利用者が増え続けるカーシェアリング

クルマは生活に密着した交通手段としてだけでなく、か つては免許を取得して憧れのクルマを購入するのが、若 者の目標と言われていました。しかし、近年は若者の関心 がクルマ以外に移り、免許取得率の低下、マイカー購入意 欲の低下を招くなど、若者のクルマ離れが進んでいます。 特に、都市部では、電車やバスなどの公共交通が発達し ているため、移動ということだけを考えればクルマがなくて もさほど不便を感じないと考える人も増えてきているようで す。また、駐車場代や税金、保険などの経済的な負担のた め、所有をあきらめているケースもあります。 このような中で、複数の人がクルマをシェアすることで、 安価で手軽に利用できる新しいスタイルとして注目を集め ているのがカーシェアリングです。 カーシェアリングは、1980年代にスイスでスタートし、その 後欧米各国に普及しました。 カーシェアリングの普及率(人口当たりのカーシェアリング 開始 年 CS組織数 車両数 会員数 人口 口(%)数/人会員 最新調査年月 アメリカ 1998 26 12,634 806,332 308,750,000 0.26 2012.7 カナダ 1994 19 3,143 101,502 34,760,000 0.29 2012.7 スイス 1987 1 2,600 102,100 7,870,000 1.3 2011.12 ドイツ 1988 約130 5,600 220,000 81,750,000 0.27 2012.1 日本 2002 32 8,831 289,497 128,057,000 0.23 2013.1 5ヵ国計 32,808 1,519,431 561,187,000 0.27 出典:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 1.40 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 4年前 3年前 2年前 1年前 最新調査年 スイス 日本 アメリカ ドイツ カナダ 図1 主要4カ国と我が国のカーシェアリング普及率の   推移(会員数/人口(%)) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 (年) (台) (人) 車 両 台 数 車 両 台 数 会 員 数 会 員 数 図2 わが国のカーシェアリング普及台数と会員数の推移 出典:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 各年1月現在

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会員数の割合)を見ると、日本は0.23%で最初に導入され たスイス(1.3%)には及びませんが、ドイツやカナダ、アメリカ の水準に年々近づいています。(図1)。 日本のカーシェアリングは2002年にスタートしました。ここ 2 〜 3年の間に車両台数、会員数ともに急激に増加して おり、車両台数は2009年の563台に対し、2013年は8,831 台となっています(図2)。会員数も2009年は6,396人でした が、2013年には289,497人にまで拡大しています。 カーシェアリングには多くの企業が複数の都道府県で 事業を展開しており、全国のステーション数は5,641カ所と なっています(表1)。このうち最大手のタイムズカープラス は、25の都道府県で事業展開をしており、ステーション数 (3,302カ所)、車両台数(4,652台)、会員数(163,644人)と もに全体の半数以上を占めています。

会員登録しておけば使いたいときに

気軽に利用できるのが魅力

カーシェアリングとは、その名称が示すようにクルマを複 数の人がシェアして利用できるシステムのことで、その魅力 は使いたい時にすぐに借りられる手軽さと、お得な料金体 系にあります。 まず、手軽さについて従来からあるレンタカーと特徴を比 較してみましょう(表2)。 カーシェアリングは、レンタカーに比べて①自宅の近くにス テーションがある(図3)。②手続きが簡単で、パソコンや携 帯電話から予約し、会員カードをクルマにかざすだけで良 い。③15分単位で借りることができる。④24時間使いたい 時に借りることができるなどのメリットがあります。 表 1 わが国の主なカーシェアリング会社 カーシェアリングの 名称 実施地域 ステーション数 車両台数 会員数 オリックスカーシェア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、沖縄県 1,106 1,805 78,538 タイムズカープラス 北海道、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、奈良県、三重県、和歌山県、 大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、長崎県、宮崎県、沖縄県 3,302 4,652 163,644 カテラ 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県 92 125 4,560 エコロカカーシェアリ ング 東京都、埼玉県、横浜市、仙台市、静岡市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市、鹿児島市 94 246 3,840 careco・カーシェアリ ングクラブ 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、宮城県石巻市、新潟県三条市 488 571 21,000 名鉄協商カーシェア cariteco(カリテコ) 愛知県、岐阜県、三重県 146 173 4,800 アースカー 北海道、宮城県、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、大阪府、徳島県、 広島県、福岡県、大分県、熊本県 158 180 4,300 その他 255 1,079 8,815 5,641 8,831 289,497 ※2013年1月現在。オリックスカーシェアは2012年9月現在 出典:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 表 2 レンタカーとカーシェアリングの比較 カーシェア レンタカー 利用時間単位 15分~ 6時間~ 受け渡し時間 24時間 店舗営業時間内 貸し出し場所  (設置駐車場)ステーション レンタカー店舗 車種 乗用車中心 多種多様 課金体系 15分単位 6時間、12時間等 月額料金 あり なし 予約 出発の3分前まで 出発の30分前まで 貸し出し手続き対応 無人 有人 乗り捨て 不可 可 ガソリン代 利用料込 別途 出典:タイムズ24 図3 東京 23 区内のタイムズ駐車場の分布 タイムズカープラスでは、全国約12,000カ所ある時間貸駐車場「タイムズ」 を活用。5台以上停められる駐車場を中心にカーシェアリング車両を配置 し、1つのエリアに複数のステーションを展開している

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次に、経済性についてクルマを所有した場合との比較を してみましょう。 クルマを所有する場合、当然必要になるのは、クルマの 購入資金ですが、それ以外にも税金や保険料だけで1カ 月当たり約13,000円、駐車場代が2万円とすると月あたり約 33,000円必要となります(表3)。これだけの維持費を毎月 支払うのは厳しい、という人は多いのではないでしょうか。 一方のカーシェアリングでは、最低限必要なのは月額基 本料金の1,000円のみです(タイムズカープラスの場合)。 利用料金は15分単位の時間計算となっており、ガソリン代 や保険代なども含まれています。また、お得なパック料金も 用意されています(表4)。 このため週末のみ、月8回程度クルマを利用する人であ れば、3,900円の6時間パックを8回利用した場合の料金は 3,900円×8で31,200円となります。月額基本料金の1,000円 は利用料として相殺されるため、1カ月の利用料は31,200 円ですみ、駐車場代の高い都内の場合では、カーシェア リングで毎週末クルマを利用しても、クルマの維持費約 33,000円よりも安くすみます。 その一方、カーシェアリングは、レンタカーと比較して車種 バリエーションが少ないと思われがちです。確かに、カーシ ェアリングは短時間の利用が中心のため手軽なコンパクト カーが中心になっていますが、トヨタ86やホンダCR-Zなど のスポーツカー、ミニやBMW、アウディなどの輸入車も設 置するステーションが増えています。タイムズカープラスで は、若者に特に人気が高い車種は、やはり自分で購入した くてもなかなか手が届かない輸入車だそうです。 つまり、カーシェアリングを利用する若者にとっては、憧れ のクルマを自分の生活スタイルに合わせて手軽に利用でき るというメリットもあるのです。 まさに、若者に利用したいと思わせる企業努力がなされ ていることが、近年の利用実績アップに繋がってきていると 言えるのではないでしょうか。

利用者像

カーシェアリング利用者の年代別構成をみると、20代、 30代の若者が全体の約6割を占めており、クルマ保有層に 比べて若者の利用が多いのが特徴です(図4)。 表 3 東京 23 区内でコンパクトカーを所有した場合の月あ たりコスト 自動車税 2,875円 自動車重量税 683円 自賠責保険 1,160円 任意保険料 8,333円 駐車場代(23区内) 20,000円 計33,051円 ※1.5ℓ、車両重量1t未満のコンパクトカーの場合。  点検費用、消耗品代、クルマの購入費は含まず。  任意保険は10万円(1年)で試算。 表4 カーシェアリングの利用コスト 月額基本料金 (利用時に利用代金として相殺)1,000円 利用料金 200円/15分3,900円(6時間パック) 写真① 江東区豊洲にあるタイムズ駐車場「タイムズ豊洲ステーション」に は、カーシェアリングのクルマが9台設置されている(写真は平日撮影) 図4 タイムズカープラス会員の年代別構成比 出典:タイムズ24 50代以上 15% 10代-20代 22% 30代 35% 40代 27%

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都内のベイエリアでマンション建設が進む豊洲にある「タ イムズ豊洲ステーション」で、実際に利用している人の話を 聞いてみました(写真①)。 タイムズ豊洲ステーションはカーシェアリングのクルマが9 台用意されていますが、取材時は土曜日のためほとんどの クルマが利用中または、予約済みという状態でした。 小さなお子さんを連れた30代の男性は次のように語って くれました。 「ここのステーションがオープンした時から利用しており、 利用頻度は月に2 〜 3回です。小さな子どもがいるため、 買い物へ行く時にクルマがあると便利なので、6時間パッ クをよく利用しています。できればマイカーを購入したいの ですが、子どもも小さくていまは経済的に余裕がないので ……。」 また、チャイルドシート持参でクルマを借りに来た若い夫 婦は、乳児を連れて遠出をするための足として利用してい ました(写真②)。 「子どもができるまではクルマの必要性をあまり感じてい なかったのですが、子どもが生まれるとクルマがないと出か けるのが大変ということを痛感しています。そのため、子ど もを連れて遠出するのに、6時間パックをだいたい月2回 利用しています。」 このように利用者の声を聞いてみると、都市部における クルマ所有にかかる経済的な理由からマイカーをあきらめ ている30歳前後の若い子育て世代にとって、安くて気軽に 利用できるカーシェアリングは欠かせない存在となっていま した。 また、タイムズカープラスを運営するタイムズ24に話を聞 くと、20 〜 30代の若者は、12時間、24時間等の長時間 パック、翌朝まで低価格で利用できるナイトパックを利用し、 ドライブを楽しんでいる利用者も多いと言います。つまり、カ ーシェアリングは若者がクルマに触れる機会をアップさせる 都市型の新しいビジネスとなっていました。

カーシェアリングの今後の課題とは

このように、自分の生活スタイルに合わせてクルマを気軽 に利用できるカーシェアリングは、認知度のアップとともに利 用率も着実に伸びています。しかし、今後普及を進めるた めには、カーシェアリングの利便性をさらにアップさせる必 要があるのではないでしょうか。 現在カーシェアリングは、借りたステーションに返却しなく てはなりません。しかし、短距離移動が主な利用目的となっ ているカーシェアリングの特徴を考えれば、借りたステーショ ンとは別のステーションへの乗り捨てが可能となればカーシ ェアリングの利用は増えると思います。 例えば、飛行機を利用する際に、自宅近くのステーション でクルマを借りて空港へ行き、空港の駐車場に乗り捨てし たり、旅行先の駅でクルマを借りて、目的地や別の駅で乗り 捨てしたり出きれば、利便性はより高まります。 既に、欧米では乗り捨て方式のカーシェアリングが行わ れていますが、日本では道路運送車両法や自動車の保管 場所の確保等に関する法律(車庫法)で保管場所(車庫) を変更した場合には15日以内に届け出をしなければならな いと規定されており、乗り捨てはできません。レンタカーでは 乗り捨てが認められていますが、これはレンタカー会社の 人が登録された元の営業所に戻すという前提があるため で、無人のカーシェアリングでは難しいのです。 カーシェアリングの乗り捨てを実現するためには、保管場 所に関する規制の緩和を、国や自治体に働きかけていく必 要があるといえます。 乗り捨て以外でも、SUICAやPASMOなど、鉄道やバ スで利用されている交通系ICカードの共同利用が実現さ れているように、異なるカーシェアリングの運営会社で相互 利用できるようにすれば、メリットも増加していくはずです。 自宅近くにあるステーションの会員になっていれば、出先で 見つけた提携する別の会社のカーシェアリングも利用でき れば、利便性は確実にアップしていくからです。 写真② 子どもが生まれてからカーシェアリングを利用するようになったと いう若い夫婦は、チャイルドシート持参でクルマを借りに来ていた

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環境負荷の低減とともに

クルマの魅力を手軽に体験できる

カーシェアリングは、利用に応じて料金がかかるため、出 費を抑えるため目的に合わせて公共交通や自転車、徒歩な ど、別の移動手段の選択を促すという効果もあります。他 の交通手段を選択する人が増えると、走行するクルマの台 数を抑えられるため、渋滞の緩和により環境負荷を低減す ることもできます。 また、 カーシェアリングは都市型の新しいビジネスとい え、生活の足としてクルマが必需品となっている地方では 成り立ちにくいサービスです。しかし、都市部では、カーシェ アリングによってこれまでクルマにあまり関心がなかった若 者にクルマに触れる機会を与えることで、クルマの持つ利 便性や魅力について改めて考える場を与えているという効 果も生まれていました。  タイムズ24の会員向けアンケートを見ると、カーシェアリン グを利用したことで会員のクルマ購入意欲は確実にアップ しています(図5)。特に10 〜 20代の若者は、カーシェアリン グでクルマの魅力に触れたことで、「購入意欲あり」は利用 前の49.9%から86.2%と利用後は大幅にアップしています。 このように、クルマを所有していない人に対して、気軽にク ルマを利用できる機会を与えることが、クルマ社会の健全 な発展に寄与していくのではないでしょうか。 現在、日本のカーシェアリング業界において、規模、収益と もにトップに君臨する「タイムズカープラス」。その運営会社 であるタイムズ24に、起ち上げからの流れや改良点、今後 の目標などについて話を聞きました。 タイムズ24では、カーシェアリング構想を1998年頃から考 えていましたが、実際に事業として具体化させたのは2009 年5月になってからです。当時の背景を、タイムズ24広報担 当の野澤夢美課長は次のように語ります。 「当時、駐車場のタイムズは全国で約8,600カ所まで増え ていたため、それを活用した新しいビジネスを考えていまし た。そこで、当社では2009年3月、以前から構想のあったカ ーシェアリング事業に参入する目的で、すでにカーシェアリ ングを事業展開していたマツダレンタカーをグループ会社 に迎え入れました。」 マツダレンタカーは2009年3月時点で “カーシェア24”とい う名前で車両45台を所有し、17カ所のステーションでカー シェアリング事業を展開していましたが、タイムズ24では本 格展開に向けた事業の検証のため、自社が展開する駐車 場のタイムズを活用し、2009年7月から8月に、都内24のエ リアで100台を置いて、実証実験を行っています。 「当時は、どんなニーズがあるのか正直分からない部分 もあったため、ビジネスエリア、商業エリア、複合エリア、と 様々なエリアで実験をしました。この結果、ビジネスとして成 り立つという手応えを感じ、本格的に展開していくことを決 めました。」 事業スタート時点ではカーシェアリングがほとんど知られ ていなかったため苦労も多かったものの、2011年頃から 一挙に利用者が伸びています(図6)。 「実は2010年6月に、名前を“カーシェア24”から“タイム ズプラス”へと変更しています(現在は“タイムズカープラ ス”)。このブランドチェンジに伴い、当社のカーシェアリング 事業の拡大を加速させたこともあり、その約1年後には多く の人にカーシェアリングというものが知られるようになりまし た。ただ、これは首都圏が中心で、関西圏や九州エリアで はまだまだという状況でしたが、ここ最近になり認知度はか 0 20 40 60 80 100(%) 10-20代 30代 40代 50代以上 購入意欲あり 購入意欲なし カーシェアリング 利用前 カーシェアリング 利用後 カーシェアリング 利用前 カーシェアリング 利用後 カーシェアリング 利用前 カーシェアリング 利用後 カーシェアリング 利用前 カーシェアリング 利用後 49.9% 31.4% 68.1% 49.1% 50.9% 33.9% 24.2% 33.5% 66.5% 75.8% 48.0% 52.0% 66.1% 50.1% 86.2% 13.8% 図5 年代別カーシェアリング利用前後のクルマの購入   意欲 出典:タイムズ24 タイムズカープラス会員アンケート

タイムズ24に聞く

カーシェアリング「タイムズカープラス」

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なりアップしてきました。」 やはり、地方都市では生活の足としてクルマが利用され ているため、カーシェアリングは大都市向けのサービスとい うことになるのでしょうか。 「現在、カーシェアリングは29都道府県で展開しており、 全国で約1万2,000カ所ある駐車場のうち約4,000カ所に設 置しています(図7)。主に人口が多く、公共交通が発展し ている都市部がメインになりますが、地方都市に関しては、 月極駐車場の料金が高く、出張や旅行などの利用が見込 める駅前を中心に展開しています。」 現在、5台以上停められる時間貸駐車場については、基 本的にカーシェアリング車両を設置する方針で動いている というタイムズ24。今後、カーシェアリングはどのような方向 に進み、どうなっていくと考えているのでしょうか。 「当社は、快適なクルマ社会の実現を目指しており、交通 インフラサービス全体を支える集団になることを目指してい ます。そこで、クルマを停める場所の提供だけでなくて、ク ルマに乗るということでカーシェアリング事業にも進出した のです。今後は、少子高齢化によりクルマに乗る人は減少 傾向にあると考えられるため、クルマに乗るきっかけを作る ことで減少の度合いをある程度止められればと思っていま す。カーシェアリングを利用することで、“クルマがあると便 利だよね”“やはりクルマは楽しいよね”などと感じてクルマ 購入のきっかけになってくれれば嬉しいですね。実際、タイ ムズカープラスの会員で退会されている方の約3割は、クル マを購入されたことが退会理由となっています。」 最後に今後の目標について伺った。 「カーシェアリング用の車両は現在の6,000台を2014年10 月末までに1万台にしたいと考えています。そして、利用で きる駐車場のエリア密度を濃くしていき、公共交通の一つ として利用されるようにしたいと思っています。」 図7 全国のタイムズカープラスの設置ステーション 札幌 東京・神奈川・千葉 埼玉・群馬・栃木・ 城 35カ所 59台 沖縄 9カ所 11台 仙台 35カ所 50台 富山・新潟 12カ所 16台 岡山・広島 114カ所 159台 福岡・長崎・熊本 宮崎・鹿児島 114カ所 163台 2,143カ所 3,261台 愛知・三重・静岡・岐阜 183カ所 238台 大阪・兵庫・京都・奈良 滋賀・和歌山 1,288カ所 1,806台 ステーション数 3,926カ所 車両台数 5,763台 会員数 197,857名 展開エリア 29都道府県 導入車種 22車種 (※展開エリアは2013年4月末) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 0 40,000 80,000 120,000 160,000 200,000 図6 タイムズカープラスの会員数と設置駐車場数、車両   台数の推移 2010 4 20114 20124 20134 会員数 車両台数 ・ ス テ ー シ ョ ン 数 (人) (台・カ所) 車両台数 ス テ ー シ ョ ン 数 会員数 (年) (月) 出典:タイムズ24 出典:タイムズ24

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ドイツでのカーシェアリング

カーシェアリングは1987年にスイスで始まったと言われ ています。ドイツでの開始はその翌年の1988年で、20年 以上の歴史があります。ドイツ全国カーシェアリング協会 (Bundesverband CarScharing:bcs)の調査によると、カ ーシェアリング登録者数は、2013年1月時点で45万人(対 前年19万人増)、登録台数は1万2千台(対前年5千台増) と2012年1月からわずか1年間で2倍近く増加しています (図表1)。この急増の背景には、ダイムラー、BMW、フォ ルクスワーゲンのドイツ三大自動車メーカーがカーシェアリ ングに参入したことがあります。 3社が参入する以前は、ドイツ国内200以上の都市でカー シェアリングが行われており、約20万人の会員を抱えていま した。決められた場所(ステーション)でクルマを借りて、借り たステーションに返却するという「伝統的カーシェアリング」 が行なわれていたのです。 2009年3月、ダイムラーがドイツ南部ウルムでカーシェアリ ングCar2Goを開始しました。さらに2011年に2都市、2012 年には3都市で新たに事業開始しました。ダイムラーに追随 し、2011年にBMWとフォルクスワーゲンがカーシェアリン グを開始しました。この3社のカーシェアリング登録者数は、 2013年1月時点で18万人に達しています。3社がここまで 会員数を増やしたのは、クルマを借りた場所以外の他のス テーションや道路脇、公営駐車場などに返却できる、「乗り 捨て方式」という新しい利用形態がユーザーに受け入れ られた結果と考えられます。

ダイムラーのカーシェアリング「Car2Go」

ダイムラーのカーシェアリング「Car2Go」については、前 号で米国サンディエゴの事例を紹介しましたが、改めて本 国ドイツでの展開状況を見てみましょう。 ドイツ国内においては、現在、6都市で事業展開してい ます(図表2)。サンディエゴではスマートという2人乗り車両 で、全車電気自動車でしたが、ドイツではガソリン車(ベルリ ンでは一部電気自動車を使用)が使われています。決まっ たステーションはなく、パソコンやスマートフォンで近くにある 車を探し出して利用し、使った後は市内の路上駐車帯(無 料、有料とも)に乗り捨てることができます。有料の駐車帯 でも自治体と連携し、ユーザーがパーキングチケットを買わ なくても駐車 することが可 能です(写真 ①)。シュトゥッ トガルトなど では、公営駐 車場にも乗り 捨て可 能 で す。

新たな公共交通:カーシェアリング⑵

ドイツの

乗り捨て方式カーシェアリング

海外交通事情報告

第34回

図表1 ドイツにおけるカーシェアリング登録者数、登録台 数推移 写真① ハンブルク:市庁舎近くの有料駐車帯に停め てあるCar2Go 500,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 20130 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 カーシェアリング登録者数 ︵棒グラフ︶ カーシェアリング車両台数 ︵折れ線︶ 出典:bcs(各年1月時点)

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BMW、VWのカーシェアリング

BMWはリー ス 会 社と提 携し てカーシェアリング 「DriveNow」を2011年4月に開始しました。現在、ベルリ ン、ミュンヘンなど4都市で事業展開しています(図表3)。シ ェアリング車両は、5ドアのBMW1シリーズ、SUV、MINI(ク ーパー、コンバーチブルなど4車型)と様々なタイプのクルマ が用意されており、用途に応じてクルマを選択できるのが 特徴です。利用方法は「Car2Go」と同様で路上駐車帯に 乗り捨て可能です(写真②)。 フォルクス ワーゲンのカ ーシェアリン グ「Quicar」 はハノーファ ー(2011年 11月開始)の 1都市のみで す。小型車ゴルフをベースとした車両200台で市内62ヵ所 のステーションを使って事業展開しています。ダイムラー、 BMWと異なるのは、定まったステーションで借りる点です が、借りたところ以外のステーションにも返却することができ ます。また、スーパーのEdekaと連携しEdekaの駐車場の 一角にもQuicarステーションを設けています(写真③)。場 所が制約されていますが、伝統的カーシェアリングに比べワ ンウェイでの乗り捨てができる利点があります。

ドイツのカーシェアリングから学ぶこと

ドイツでカーシェアリング登録者数が急速に増加したの は、乗り捨てできる仕組みが出来上がり、利用者の利便性 が向上したことが最も大きい理由と考えられます。中でもダ イムラーとBMWのカーシェアリングは、自治体と連携するこ とで路上駐車帯や公営駐車場に乗り捨てできるようになっ ており(会社側が一括して駐車代金を支払っているため利 用者の直接負担はなし)、このことは、自治体が環境問題を 意識し市内の自動車走行台数を減らすための一手段とし てカーシェアリングを活用していると考えることができます。 カーシェアリングが公共政策の一翼を担っており、カーシェ アリングがまさに「公共交通」の一形態になってきているの ではないでしょうか。 では、我が国が学ぶべき点は何でしょうか?最も大きなの は自治体の姿勢ではないでしょうか。環境意識の高いドイ ツでは自治体がカーシェアリングを交通政策の一環として 位置づけ、路上駐車帯や公営駐車場の利用を認めていま す。日本の自治体でもカーシェアリングを「新たな公共交通」 と認識し、カーシェアリング会社との協働を考えてはどうで しょうか。 また、借りたステーション以外の場所にも返却できるよう にして利用者の利便性を高めることもカーシェアリング普及 には必要ではないでしょうか。 ただし、カーシェアリングの車を路上駐車帯に駐車した り、乗り捨て方式を採用するには法律の壁を乗り越える必 要があります。「自動車の保管場所の確保等に関する法律」 (通称「車庫法」)により道路を保管場所として使用するこ とが禁止されており、また2週間を超えて登録した保管場 所以外の場所に駐車することができないためです。車庫 法の適用除外となっている輸送用トラックのように、カーシェ アリング車両についても車庫法の適用除外が認められれ ば、私たちのよりエコなクルマ生活が拡がることでしょう。 図表2 ダイムラーの「Car2Go」導入状況 都市 開始時期サービス (‘13/8月時点)車両台数 ウルム 2009年 3月 約300台 ハンブルク 2011年 4月 約500台 ベルリン 2011年11月 約1,200台 デュッセルドルフ 2012年 2月 約300台 ケルン 2012年 9月 約350台 シュトゥットガルト 2012年12月 約400台 図表 3 BMW の「DriveNow」導入状況 都市 開始時期サービス (‘13/8月時点)車両台数 ベルリン 2011年 4月 約700台 ミュンヘン 2011年 6月 約300台 デュッセルドルフ 2012年 1月 約200台 ケルン 2012年 9月 約250台 写真② デュッセルドルフ:DriveNowの車でレストラン に来た男性 写真③ ハノーフ ァー: スー パ ー Edekaの 駐 車 場 にあるQuicarステ ーション

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第3回

原付2種のバイク

付バイク(スクーター)は、車両 重量が概ね70 〜 100kg程度 と軽く、スリムであるため手軽な移動 手段と市民権を得てきました。また、 車両価格も電動アシスト自転車並み の約13万円台から選べるため、ここ 数年、日本国内では年間17万台程度 がコンスタントに販売されています。 原付バイク(スクーター)とは略語であ り、正式名称は「原動機付自転車」で す。道路交通法では、排気量が50cc 以下の2輪車、またはミニカーを除く 50cc以下の3輪車などを原動機付自 転車と呼んでいます。一方の道路運 送車両法では、排気量が125cc以下 の車両を原動機付自転車と定義して います。このうち、50cc以下の車両 を第1種原動機付自転車(通称:原 付1種)、50ccを超えて125cc以下の ものを第2種原動機付自転車(通称: 原付2種)と分類しているのです。今 回のテーマである「原付2種」です が、原付1種にはないメリットとして次 の3点が挙げられます。 ①:法定速度が60km/h。 ②:2段階右折の必要がない。 ③:2人乗りができる。

は4輪車と同じく60km/hで 走行できるため、交通量の多 い幹線道路でも流れに乗って走るこ とができます。②は2段階右折が指 定されている場所であっても、その必 要がなく、4輪車と同じく小回り右折 ができます。③は車体に2人乗り用の シートなどが装備されていて、運転 者が小型限定普通2輪免許を含む 普通二輪免許か大型二輪免許を取 得してから1年以上が経過している 場合に許されています。

費数値に関しても原付2種は 優秀です。しかし、車両カタロ グに記載されている届出値において は原付1種が70km/ℓ〜 100km/ℓ程 度であるのに対し、原付2種は50 〜 65km/ℓ程度にとどまっています。

れは、届出値を計測する方法に 違いがあるためです。原付1種 が30km/hで計測した定地燃費値で あるのに対して、原付2種は60km/h での計測と、速度に2倍の開きがあり ます。さらに、原付2種は2人乗り走行 が許されているため、2人乗りで計測 しているのです。御存知のように、燃 費数値の悪化を招く空気抵抗は速 度の二乗に比例します。加えて、乗車 人数が1人分(55kg換算)増えれば、 それだけ車両負荷が大きくなり、燃費 数値は悪化する傾向にあるのです。

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012年10月、2輪車に新しい燃費 表記「WMTCモード値」が採り 入れられました。排気量により3クラ ス5カテゴリーに分類され、原付1種 と原付2種は、同じクラス1に属して います。これにより、従来の定地燃費 値に加えて、それぞれクラスごとに決 められた発進・加速・停止を織り込 んだ走行パターンにより算出された、 実際の運転環境に近い燃費数値が カタログに併記されることになりまし た。

念されていた駐輪場不足の 問題も設置個所が増え、徐々 にですが解決の方向に進んでいま す。また、これまで駅や公共施設に設 置される駐輪場では原付2種の受け 入れを拒否する傾向にありましたが、 たとえば千葉県千葉市では市条例 を改正することで、2013年の4月か ら原付2種の駐輪が可能となりまし た。こうした動きは全国的に広まりつ つあります。背景には、原付1種と原 付2種のボディサイズがほぼ同じであ り、専有面積に違いがないことが実 証されたことに加え、冒頭の原付2種 ならではのメリットによりユーザー数 が増えたことも、自治体を動かす原 動力になったと言えるでしょう。 にしむら なおと 1972年 東京生まれ。交通コメンテーター。得意ジャンルは自動車メーカーのロ ボット技術、人間主体のITS、歩行者・二輪車・四輪車との共存社会、これからの モビリティ、環境連動型の物流社会、サーキットにおけるスポーツ走行(二輪・四輪) など。近年は大型トラックやバス、トレーラーの公道試乗も積極的に行うほか、ハイ ブリッド路線バスやハイブリッド電車など、物流や環境に関する取材を多数担当。 国土交通省「スマートウェイ検討委員会」、警察庁「UTMS懇談会」のメンバーや、東 京都交通局のバスモニター役も務めた。㈶全日本交通安全協会 東京二輪車安全 運転推進委員会 指導員、2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

人、クルマ、

そして夢。

交通コメンテーター

西村 直人

ホンダの原付2種バイク 「グロム」。124ccエン ジンに4速マニュアルト ランスミッションを組み合わせた。シートに跨った状態 で上半身が起き上がっているため、運転視界はとても良 い(出典:本田技研工業)

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公益財団法人 日本自動車教育振興財団

Traffi-Cation 第34号/発行日:平成25年9月15日(年3回発行)

発行人:公益財団法人日本自動車教育振興財団/企画編集:株式会社マーケティングインテリジェンス

参照

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