零細企業活性化コンサルグループ 監修
起業家・零細企業のための
無料レポートシリーズ
特 典
税務から経営支援まで、バラバラだった情報を
一冊に集約!
ありそうでなかった
リンク集
経営に役立つ
お役立ちリンク集
ver1.0
このたびは、「経営に役立つ お役立ちリンク集ver1.0」を ダウンロードいただき誠にありがとうございました。 日頃、中小企業の方から、インターネット上の情報の所在について、 色々お尋ねを頂いておりました。 税金関係で参考になるサイトは? 書式をダウンロー出来るサイトは? 何か参考になる事例ってないだろうか? 等など・・・・ その度に、お教えすることが多かったんです。 考えてみれば、あるようで、なかったのが このようなリンク集ではなかったかと思います。 ある情報に特化した(たとえば経営革新や、金融)リンクサイトはあったんですが、総合的なリ ンクはありませんでした。 ですから、作っちゃいました。 まだ、作りたてですので、これからドンドン追加していきます。 こんな情報もほしい等のご要望がありましたら 零細企業活性化コンサル 笹城宛ご連絡ください。 [email protected] ご要望をお寄せいただいた方には、優先的に改訂版をお送りします。
目 次
企業診断・相談事例... - 3 - 起業診断事例集 ... - 3 - 相談事例... - 3 - Q&A... - 4 - 新会社法のポイント ... - 4 - 中小企業 FAQ... - 4 - 支援機関... - 5 - J-Net21 ... - 5 - 中小企業基盤整備機構... - 5 - 都道府県中小企業担当課... - 5 - 中小企業・ベンチャー総合支援センター... - 5 - 都道府県等中小企業支援センター... - 5 - 地域中小企業支援センター... - 5 - シニアアドバイザーセンター... - 5 - 企業等OB人材マッチング全国協議会... - 5 - 中小企業金融公庫... - 5 - 国民生活金融公庫... - 5 - 商工組合中央金庫... - 5 - 全国信用保証協会連合会... - 5 - 中小企業支援施策 ... - 6 - 経営サポート... - 6 - 金融サポート... - 6 - 財務サポート... - 6 - 税 務... - 7 - 一般的な税の取扱いを調べる... - 7 - パンフレット・手引で調べる... - 7 - インターネット番組で調べる... - 7 - 税務大学校講本で調べる(税務大学校へリンク)... - 7 - 各種税金の資料(ポイント、図解)を見る(財務省へリンク)... - 7 - 専門的な税の取扱いを調べる... - 8 - 税の手続... - 9 - ツール... - 10 - キャッシュフロー計算書... - 10 - 財務体質の弱点分析 ... - 10 - 経営自己診断システム... - 10 - マインドマップの描き方、応用例... - 10 - 2006年版 中小企業白書 ...- 11 - 第1 部 2005 年度における中小企業の動向 ...- 11 - 第2 部<テーマ分析[1]>東アジア経済との関係深化と中小企業の経営環境変化 ... - 13 - 第3 部<テーマ分析[2]>少子高齢化・人口減少社会における中小企業... - 15 - まとめ ~社会経済の長期トレンド逆転と中小企業~... - 17 -企業診断・相談事例
起業診断事例集
中小企業診断士協会にある事例集です。様々なテーマ別に事例が載っています。 http://www.j-smeca.or.jp/smeca/jirei.php相談事例
http://www.chusho.meti.go.jp/faq/index.html 事業者間の取引に関しては、クーリング・オフは適用されません リース契約の中途解約について リース物件の保守・修繕について 消火器の点検・整備トラブルについて クレジット契約を巡るトラブル 公共機関の関連団体であるかのような名称を使用した団体入会に伴う金銭トラブル 内容証明郵便の出し方、支払督促制度、少額訴訟制度について 内容証明郵便による債権回収の請求について 代理人による契約の効力について 包括根保証の禁止について (PDF/17KB) 役務(サービス)に係る下請取引の公正化について フランチャイズ契約は十分に理解して 著作権使用料を巡るトラブル 知的財産権(特許、意匠、実用新案、商標)の侵害について 住宅に関する紛争処理制度について 賃貸店舗の退去時における原状回復について 中小製造業、輸入業者の製品の安全対策についてQ&A
新会社法のポイント
実際の現場でおきている課題をもとにQ&A形式で説明されてます。 (中小企業基盤整備機構 J-Net21) http://j-net21.smrj.go.jp/kaishahou/index.html中小企業 FAQ
http://www.chusho.meti.go.jp/faq/index.html 中小企業の定義について モノ作り中小企業支援について 中小企業新事業活動促進法について 創業・ベンチャーについて 経営革新支援について 新連携支援について SBIR(中小企業技術革新制度)について 組合制度について 中小企業の再生支援について 産業活力再生法(中小企業部分)について 人材育成(研修)について 国際化支援について 下請中小企業対策について 官公需について 小規模企業共済制度について 中小企業倒産防止共済制度について 災害および倒産対策について 小規模企業対策について 政府系金融機関について 信用保証協会について 高度化融資について 小売商業対策について 卸・物流業務について 情報提供や相談について 公設試験研究機関について支援機関
J-Net21
中小企業の経営上でよくある質問に答える中小企業基盤整備機構のホームページ http://j-net21.smrj.go.jp/qa/index.html 主な内容 ●創業・新事業を展開する ●会社を設立したい ●資金を調達したい ●会社の経理 ●会社の労務・人材の育成 ●営業・販売をきわめる ●お店の経営 ●製品・技術の開発 ●生産プロセスの改善 ●経営を改善したい ●IT を活用する ●情報・リスクを管理する ●お金の問題 ●ものづくり ●営業・販売 ●企業連携 ●経営革新 ●情報の収集と活用 ●人・組織の問題 ●事業承継 ●商店街活性化中小企業基盤整備機構
http://www.smrj.go.jp/都道府県中小企業担当課
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/ken_tantouka.html中小企業・ベンチャー総合支援センター
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/chusho_bensien.html都道府県等中小企業支援センター
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/todou_sien.html地域中小企業支援センター
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/chiki_sien.htmlシニアアドバイザーセンター
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/kakushin_centa.html企業等OB人材マッチング全国協議会
http://www.objinzai.jp/中小企業金融公庫
http://www.jasme.go.jp/国民生活金融公庫
http://www.kokukin.go.jp/index.html商工組合中央金庫
http://www.shokochukin.go.jp/全国信用保証協会連合会
http://www.zenshinhoren.or.jp/中小企業支援施策
経営サポート
創業・ベンチャー、経営革新、技術革新・IT化、国際化等、中小企業の経営支援 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/index.html 主な内容 モノ作り中小企業支援: 創業・ベンチャー支援: 経営革新支援 : 新連携支援 : 技術革新・IT化支援: 知的財産支援 : 再生支援 : 雇用・人材支援 : 国際化支援 : 取引・官公需支援 : 経営安定支援 : 小規模企業支援 : 中小企業の研究開発、人材育成等の支援 円滑な事業活動を、資金調達、情報提供等で支援 資金調達、税制、販路開拓等で支援 補助金、資金調達、アドバイス等で支援 補助金、資金調達、情報提供等で支援 中小企業の知的財産戦略を支援 中小企業再生支援協議会が支援します。 中小企業診断士制度や研修・人材派遣等で支援します。 生産拠点の海外移転、販路開拓等を、情報提供、相談等で支援 中小企業者の受注機会の増大を推進 災害及び倒産対策、共済制度等、中小企業の経営の安定を支援 従業員20人以下(商業・サービス業は5人以下)等の小規模 事業者を対象に、経営面や資金面で支援します。金融サポート
政府系金融機関による融資、信用保証協会による保証など、金融面で支援 http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/index.html財務サポート
中小企業向けの税制支援や「中小企業の会計」、「会社法」、「事業承継」についての案内 http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/index.html 主な内容 税 制: 会 計: 会 社 法: 事業承継: 中小企業を支援する様々な税制上の措置についてご案内します。 自社の経営分析力、資金調達力、受注拡大力を強化するための「中小企業の 会計」についてご案内します。 会計参与制度など、中小企業にとってメリットの大きい制度が追加されてい る「新会社法」についてご案内します。 中小企業の円滑な事業承継を支援するための施策等についてご案内します。税 務
一般的な税の取扱いを調べる
税の Q&A で調べる(タックスアンサー) http://www.taxanswer.nta.go.jp/index2.htmパンフレット・手引で調べる
広報関係 所得税関係 源泉所得税関係 譲渡・山林所得関係 相続税・贈与税関係 法人税関係 消費税関係 印紙税関係 酒税関係 間接諸税関係 認定 NPO 法人関係 法定調書関係 電子申告等関係 その他 http://www.nta.go.jp/category/pamph/01.htmインターネット番組で調べる
http://www.nta.go.jp/webtaxtv/税務大学校講本で調べる(税務大学校へリンク)
http://www.ntc.nta.go.jp/kouhon/index.html各種税金の資料(ポイント、図解)を見る(財務省へリンク)
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/syuzei02.htm わが国税制・財政の現状全般に関する資料 所得税など(個人所得課税)に関する資料 法人税など(法人課税)に関する資料 消費税など(消費課税)に関する資料 相続税、贈与税など(資産課税等)に関する資料 土地税制に関する資料 金融関係税制の資料 国際課税に関する資料 納税者番号制度に関する資料 環境問題への税制面からの対応に関する資料 国際比較に関する資料専門的な税の取扱いを調べる
●税法を見る http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi ●法令解釈通達を見る http://www.nta.go.jp/category/tutatu/menu.htm 所得税関係 相続・贈与税関係 法人税関係 間接税関係 徴収関係 不服申立関係 その他 ●その他法令解釈に関する情報を見る http://www.nta.go.jp/category/tutatu/sonota/sonota.htm 所得税(申告所得税関係、源泉所得税関係、譲渡・山林所得関係) 相続税・贈与税、財産評価、法人税、消費税 、印紙税、その他 ●文書回答手続により回答した内容を見る http://www.nta.go.jp/category/tutatu/bunsyo/02/01.htm 所得税、源泉所得税、譲渡・山林所得、相続税、贈与税、財産の評価、 法人税、消費税、印紙税その他間接諸税 ●質疑応答事例を見る 国税当局において納税者の皆様からの照会に対して回答した事例等のうち、他の納税者の方々の 参考となるものを掲載しています。 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/shitsugi/01.htm 所得税、源泉所得税、譲渡所得、相続税・贈与税、財産の評価、 法人税、消費税、印紙税 、酒税関係、法定調書税の手続
●確定申告書・青色決算書・収支内訳書を自宅のパソコンで作成する 確定申告等情報(確定申告書等作成コーナー) http://www.nta.go.jp/category/kakutei/kakutei.htm 贈与税の申告のしかた等 http://www.nta.go.jp/category/kakutei/souzoku.htm 消費税及び地方消費税の確定申告の手引き等 http://www.nta.go.jp/category/kakutei/tebiki/h14/06.htm ●申請書・届出等の手続・申告書等の用紙の入手 http://www.nta.go.jp/category/yousiki/yousiki.htm 主な内容 所得税関係 :申告所得税、源泉所得税、源泉所得税(租税条約)、譲渡所得税 相続・贈与税等関係 :相続・贈与税、財産評価関係、延納・物納 法人税関係 :法人税、連結納税、適格退職年金、特定医療法人、企業組織再編 消費税・間接諸税関係:消費税、印紙税、揮発油税、石油ガス税、航空機燃料税、たばこ税 石油石炭税、自動車重量税 酒税等関係 :酒税、酒類業組合、販売管理、酒類の表示、経営革新関係 他府省が提出窓口とされている手続 納税証明書及び納税手続関係他 ●電子申告・納税システム(e-Tax)を利用する http://www.e-tax.nta.go.jp/ ●源泉所得税関係の手続を調べる・用紙を入手する http://www.nta.go.jp/category/yousiki/gensen/mokuji.htm ●法定調書関係の手続を調べる・用紙を入手する http://www.nta.go.jp/category/yousiki/soukatu/mokuji.htm ●納税手続や納税証明書の交付請求を調べる・用紙を入手する http://www.nta.go.jp/category/yousiki/tyousyu/mokuji.htm ●消費税関係の手続を調べる・申告書等の用紙を入手する http://www.nta.go.jp/category/yousiki/syouhi/mokuji.htm 課税売上高が1,000 万円を超えると消費税の申告・納付が必要です http://www.nta.go.jp/category/syouhizei/otherInfo.htmツール
キャッシュフロー計算書
http://homepage3.nifty.com/goto-zeirisi/menu_4.html財務体質の弱点分析
http://homepage3.nifty.com/goto-zeirisi/menu_3.html経営自己診断システム
自社の財務データを入力するだけで、即時に財務状況と経営危険度を把握できるシステム http://k-sindan.smrj.go.jp/crd/servlet/diagnosis.CRD_0100マインドマップの描き方、応用例
マインドマップとは、情報の整理やアイデア発想、現状把握から問題解決にまで活躍する手法。 マインドマップ作成のフリーソフトにはFreeMind や tzmm などのソフトがあります。 http://mindmap.jp/ FreeMind : http://tinyurl.com/2vydoy2006年版 中小企業白書
《全文》 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/index.html 概要紹介(中小企業白書から)第 1 部 2005 年度における中小企業の動向
この第1 部では、我が国経済がバブル崩壊の「負の遺産」からようやく脱却し、本格的な回復 を迎えつつある中で、中小企業を取り巻く経営環境とその直面する課題について明らかにする。 2005 年度の我が国経済は、民需主導による回復が継続し、中小企業の景況感についても総じて 改善の動きが見られた。2002 年 1 月を景気の谷とする今回の景気回復局面は、民間消費と設備 投資を車の両輪とする形で、2006 年 3 月時点において既に 50 ヶ月に及んでいる。 第1 章 2005 年度の中小企業の景気動向を詳細に見ていく。今回の景気回復局面は、2006 年 3 月時点 でいざなぎ景気、バブル景気に次いで戦後 3 番目の長さに達している。こうした中で、中小企業 においても、依然として大企業に比べれば差はあるものの、これまで長い期間にわたり「重し」 となってきた「設備、債務、雇用」のいわゆる「3 つの過剰」の解消に向けた動きがようやく進 みつつあることを示したい。一方で、こうした全般的な動きの中で、依然として業種や地域によ っては景況感の回復の足取りが重いことも確認し、そのような違いが生じている原因についても 分析を行いたい。 第2 章 我が国経済活力回復の「鍵」とも言える企業の開廃業の動きを見ていく。これまで低下を続け てきた我が国の開業率が、最近になって下げ止まりから上昇に転じつつあることを確認しつつ、 特に、女性や高齢者による創業活動に着目し、その特性を分析したい。また、開業だけでなく、 開業した事業の「その後」にも目を向け、事業継続(生き残り)の状況や、倒産動向、事業再生 の取組状況についても分析を行いたい。第3 章 中小企業の事業活動を資金面から支える金融環境に目を転じる。中小企業の財務体質は、依然 大企業に比べれば脆弱であるものの、これまでに比べると債務の削減を通じた健全化の動きも確 認できる。また、金融機関の側においても、中小企業向け貸出姿勢を積極化させつつあり、これ まで低下を続けてきた中小企業向け貸出残高にも下げ止まりの動きが見られる。こうした中で、 最近広がりつつあるクレジットスコアリング融資(クイックローン)や直接金融をはじめとする 金融手法の多様化の状況を整理しつつ、中小企業が金融に対して「最も望む機能」は何であり、 そのために中小企業は何をなすべきかについて分析を行いたい。
第 2 部<テーマ分析[1]>東アジア経済との関係深化と中小企業の経営環境変化
この第2 部では、以上により、東アジア経済の一体化という歴史的な構造変化の下、中小企業 が将来を切り拓く姿を明らかにする。 1990 年代以降、東アジア諸国が急速な経済成長を遂げ、「世界の工場」と化していく中、我が 国の産業構造は製造業を中心に急速な変化を遂げつつある。この変化は、海外進出をしているか 否かにかかわらず、また海外と直接取引をしているか否かにかかわらず、我が国のすべての中小 企業に大きな影響を与えているが、同時に発展へのチャンスをももたらしている。 第1 章 東アジア諸国の工業化が進む中で、我が国経済と東アジア経済との関係が近年急速に深化して いる状況を分析する。特に、中間部品の貿易量が急激に増加していることは、日本と東アジア間 において高度な国際分業体制が築かれつつあることを示している。これにより、部品や素材産業 の主な担い手である中小企業にとって、特に大きな経営環境の変化が起きていることを明らかに したい。 第2 章 東アジア全域にわたる国際分業が進展する中、自ら東アジア諸国に進出し、活路を拓いた中小 企業に焦点を当てる。海外における立地戦略と海外進出による生産性向上の状況を分析し、併せ て、中国をはじめとする東アジアの現地で遭遇する経営リスクの分析を行う。これにより、中小 企業にとって海外進出が選択肢となる局面と、リスクを克服し成功を導く経営戦略を抽出したい。 第3 章 近年、高付加価値品の製造拠点としての国内立地の再評価も進んでいるところ、それを支える 「モノ作り基盤技術」を担う中小企業群の現状と課題に焦点を当てる。国際分業が進展する中で、 国内における従来の系列・下請のネットワークに隙間が生じ、新たな取引構造が形成されつつあ る状況を分析するとともに、東アジア諸国に対する「モノ作り基盤技術」の国際競争力を分析し、 その成長戦略を示したい。第4 章 東アジア諸国との立地競争の下、高度成長期に形成した意義を変容しつつある各地の地域産業 集積に焦点を当てる。地域経済が自律的な発展を続けるためには各地の地域資源を有効活用する 必要があるが、汎用品の生産拠点が海外シフトし、効率的な量産体制としての従来の集積メリッ トが失われる中、今後とも地域資源の1 つとして活用できる集積のメリットとは何か、どんな取 組を強化していくべきかを分析したい。
第 3 部<テーマ分析[2]>少子高齢化・人口減少社会における中小企業
この第3 部では、以上により、少子高齢化・人口減少社会への突入という明治維新以降初めて の環境変化に対し、中小企業がどう適応し、役割を担っていくべきかを明らかにする。 我が国は、近代に入って以降、一貫して人口増加の状況の下に発展してきた。明治維新当時に 約3000 万人だった総人口は、わずか百数十年で約 4 倍にも増加した。 人口増加社会は、常に高齢者よりも若年者の人数が多い社会である。戦後の高度成長期に形作 られた日本の企業文化、たとえば年功序列賃金や横並び昇進は、いずれも「後から入ってくる後 輩は自分たちより人数が多い」という環境でしかうまく機能しない。 だが、現時点を境に、日本社会は総人口の減少に転じる。このトレンドの逆転は、中小企業の 経営戦略や、我が国の雇用の7 割を支える中小企業従業者の人生設計にも多大な影響を与えずに は済まないだろう。 第1 章 我が国の人口動態の全体像を把握する。総人口の長期推計のほか、労働力人口の減少、高齢化 率の増加などの長期トレンドを捉え、それらの経済にもたらすインパクトを分析する。また、人 口減少に伴う地域社会の変化や、少子高齢化社会における生活支援サービス産業の成長など、中 小企業を取り巻く社会トレンドを概観したい。 第2 章 人口の高齢化に伴い、目前に現れている課題を検討する。中小企業は目下、「団塊の世代の引退」 と、高度成長期に大量に創業した「創業者世代の引退」という2 つの世代交代の波が重なり合い、 事業承継と技能承継のいずれも重大な局面を迎えている。そこで、我が国が中小企業に蓄積して きた貴重な経営資源を散逸しないための方策を、経営者側(事業承継)、従業員側(技能承継)の 両側面より分析したい。 第3 章 「子どもを産み育てやすい社会」の実現に向けた中小企業の役割を検討する。中小企業は大企 業に比べて、自然発生的に若年者が就労しやすい環境となっており(フリーターから正社員への 垣根が低い等)、また職場と育児が両立しやすい環境となっている(女性正社員 1 人当たり子ど も人数が多い等)。この要因を分析することで、我が国の雇用の 7 割を占める中小企業に適合し第4 章 人口減少・少子高齢化が進展する中における、地方都市・地域経済の活力維持の方策を検討す る。目下、人口減少社会に対応するための都市機能の集約(コンパクトなまちづくり)が議論さ れているところ、商業と他の都市機能との相乗効果による中心市街地のにぎわい回復の手法を検 討するとともに、「まちの生活」の潤滑油となるコミュニティ・ビジネス等の担い手としての中小 企業を、行政との関わりの観点から分析したい。
まとめ ~社会経済の長期トレンド逆転と中小企業~
ここまでの部分では、2005 年度の中小企業の景況を概観するとともに、中小企業を取り巻く大 きな構造変化の動きと、それが中小企業に与える影響について分析してきた。 ここで改めて、今年の分析のねらいを確認しておきたい。 第 1 部では、バブル崩壊後の十数年というやや長めの視点をとって、今回の景気回復が中小企 業にもたらす意味を考えてきた。依然として地域や業種によりばらつきがあり、十分注視してい くことが必要であるものの、総じて見れば、中小企業においても債務、設備、雇用のいわゆる「3 つの過剰」の桎梏をようやく克服しつつあり、「攻めの経営」に転じる端緒をつかみつつある。 そこで、第2 部・第 3 部では、こうした経営トレンドの潮目が変わる機会をとらえて、今後数 十年という日本社会の構造的変化が中小企業にもたらす意味を整理しておきたかったのである。 現在、日本社会が置かれている根本的な構造変化は、大きく分けて2 つある。 1 つは、日本経済と東アジア経済との関係深化、一体化の進展である。 我が国は、戦後長らく、経済面で周辺諸国との水平的な競争・分業の関係をほとんど持たずに 過ごしてきた。だが、第2 部で見てきたように、東アジア周辺諸国は歴史的な勃興期を迎えつつ あり、一般に海外との接点をあまり持たない国内の中小企業であっても、海外との市場競合を意 識した経営をせざるを得ない環境に置かれつつあるのである。 もう1 つは、日本国内における人口トレンドの長期的な逆転である。 明治維新以来100 年以上、我が国の総人口は右肩上がりの成長を続けてきた。人口増加社会は、 単に総人口の問題だけでなく、次世代を担う働き盛りの若年者が高齢者よりも常に多いという「若 い社会」でもあった。我が国のシステムは、あらゆる面で「右肩上がり」の人口トレンドにあま りに深く馴染んでおり、これを逆転させていくには、官・民の国全体にわたる大変革を要する。 「改革」が必要なのは政府だけではない。中小企業においても、また地域においても、これまで 「うまく行ってきた」経営のやり方を見直すという、難しいチャレンジを求められているのであ る。 今回の分析において随所で明らかとなったのは、こうした「時代の節目」とも言うべき長期ト レンドの変化をつかみ、従来にない新しい発想でチャレンジする取組の重要性であった。 東アジアとの関係を考えてみても、周辺諸国との分業体制が進展する中、起死回生の試みとし て中国など現地のネットワークに飛び込んだ中小企業は、その結果として販路拡大や経営の変化た。 一方、国内において我が国の競争力を支えるモノ作り中小企業においても、取引構造の「メッ シュ化」という環境変化の中で、日頃の取引先を超えた幅広い情報網を意識的につくり、自らの 事業の「核」となる強みを見極め、果敢に技術開発を進める企業はやはり成長していることが分 かったのである。 人口構造の変化との関係も同様である。 かつての高度成長期に若き創業者であった経営者たちは、いま一斉に引退期を迎えているが、 事業承継の問題は、自分がいま現在経営者としてワークしている以上、日常的な問題として意識 されず、つい対策が後手に回りがちなことが明らかになった。その中で、M&A といった、従来 は小規模な企業に縁もゆかりもないと思われていた方法に着目した中小企業では、円滑な第三者 承継を成功させている例も見られたのである。 また、若年者の分析から見てとれたのは、「フリーター」や「ニート」と言われる若者たちにつ いて、先入観のない目でやる気と能力を評価してあげることの重要性であった。フリーターを採 用する前に「雇いたくない」と考えていた中小企業が、実際にフリーターを正社員として採用し てみると、実際にはほとんどが働きぶりに満足しているという結果は象徴的な事実ではなかろう か。 なお、人口減少社会の中で、「子どもを産み育てやすい社会」を作るために、我が国雇用の 7 割を占める中小企業の役割は非常に重要だと思われる。仕事と育児の両立について、中小企業の 「現場における柔軟な対応」という、今までほとんど光の当たっていなかった部分が、実は想像 以上に効果を発揮していることが分かった。現在、政府で進めている育児休業や短時間勤務など の制度の整備は、引き続き極めて重要であるが、一方で、中小企業の現場に目を向けることで、 「子どもを産み育てやすい社会」に向けた取組のウィングがより広がってくるのではないだろう か。 また、「コンパクトなまちづくり」などは、人口トレンドの逆転に伴って発想の逆転が求められ る典型例であろう。従来の、人口も経済も右肩上がりの時代にあっては、市街地を開発しつつ、 同時に郊外も開発していくというあり方は極めて合理的であった。しかし、地域の人口も税収も 減少していき、かつ、地域のコミュニティが希薄化する中にあっては、まちとしての「選択と集 中」を決断できるだけの、各関係者の協力体制と総合的なマネジメントがより一層重要性を増し ていくのである。 中小企業は今、一時は永遠に続くかとも思われた出口のない長い「夜」にもようやく別れを告
ら、「攻めの経営」に転じるチャンスも訪れている。しかし、攻めに転じる前に、現在、我が国の 経済社会が直面している「時代の節目」を画する構造変化をよく見極め、それがいかなるリスク とチャンスを伴うものであるかを把握し、今後のチャレンジへと結びつけていくことが必要であ る。 人は誰しも、過去のやり方を脱ぎ捨て、新しい発想に飛び込むことは難しい。いま中小企業に 求められているのは、日本社会全体の構造的な長期トレンドの変化を先読みし、従来と異なる発 想へと踏み出すことではなかろうか。 2006 年度が、意欲あるすべての中小企業にとって、後に記憶に残る重要な飛躍の年になること を願い、この中小企業白書のまとめとしたい。