富士山の山容について
著者 竹内 正辰
雑誌名 地学しずはた
巻 11
ページ 6‑10
発行年 1956‑08‑01
出版者 静岡大学教育学部地学研究部
URL http://doi.org/10.14945/00005981
6
富 士 山 の 山 ‑ '廿 に つ U
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竹 内 豆 長
~富士山町山頂を彼切る N30 1Vと S30E~方向。弱粉Eそっ τ、寄生火山が特に数多〈噴同 していること' ‑ :."早くから注目された. また等高線町中心駐車量は、 こ り 方 向 に 犬 き し そ れ に 直
角む方向では短いことは、地 f 鋭酒を一見して知ることもでさる. このこ1: 1 1 山 J Jiから晶らゆる方
i司 にむかう側線。形と 4 J 館とカ」慢でならことを物語っている。偽織を数式で表&l,..ょうとする
試みは、古くか b 行われたが、特定。方向について求めたもりのみで、緒方向。側繰り
j曹を民波 するために求められたものはない。箪滑暗ま富士山の倶躍が島敏的簡単な近似式で 、
しかも刻串j~守説明するに掛合。よい形の式で漢 a されることを見出し、本紙第 1 0 号に藤田朝生君治報告し 1 ' : 0 この式即ち
( "'‑<") =;H C 0 t (a A+ 品〉を利用し、式中の値放を各方向に対して求
め 、 1 M 繰り形を数値で比穫して、緒方向。特徴制』かにしてみようと思九但し+回は紙面の書官 合 土、 5 t oEF 草主崎味は消時して、結果ゆみを i 叫慰均簡単に述べる
ζとにする。
式的立事事に m
,‑,、 7f =αA+li (1)式で示される直線は、 とおこは一本町場合もあるが、普通は ご式からな
η七っている,その山編曲
jに対して、必婦とする文字に
u、緒野却に t
rJJ補幼, i l 号 を
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っか勺ことにする.すると a の性質l:t au=H~l官、 a e= 日 言 論 で あ る 。 こ"こ
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C高度で品る
sか羽田線を下方に延長して海描画に一世した点。
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? l ¥ . 1 i i . t ~;..L i 立にみるとき品く o 、 制 偏 に ー 放 す る と き h=o 、海水由より下位。とき l i >
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t : : 6 0 そ し て 水 平 耐 蜘 細 川 = ‑ i である.
‑A グラアをながめると、直最初交ワ方に四随顔あることがわかるの℃、 こ 2 もをもとに L て 同絞り形を
4型に#訴する. ~~ち
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説仁 卜 十一 一 ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 下部側織を土方へ延民した曲締ま、
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土舗側線より凋 ¥ f t.にある.
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下締倒織り水平副断近椋は、海水両より低位にある。
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前項と同じb e く o
水平総丘織は海水面 より高位。
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斗 au 〈 二 下部側線の上方延長曲線は、上部側線より低位。
氷 河Z 市近繍日 Z 常に梅樹首より商位.
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2制。曲線からなりたって,、る.この両曲線。合致する点ゅ高 度 h f 2 : ‑ 隼 2 3 と な る 。 こ の 点 雄 酬 と 名づけること正する・
また側線。勾邸 1 ,1!;1.式から献を欄しでそめら品。 をまー;子安おす
こ品I',O)要素即刻 1 胸 t 艇盟、 ( 1 )7]<浮漸近縁の位遺」個別緩む勾記、前怒望事J 点の位遣を山頂から 各方向に対l." C 比校するならば、富士山の山容の倒時を説明できるはすである.また更にこれら り要素に変化を与える原因、 例えば 、寄生火山、噴出物 J ヒぞり堆讃申告控干 、 侵蝕の影響,:.,どを関 金ゴけて考えるならば.実強をよ P 充分に誠湖で.! るであ", ~ .
附図に変線、<¥(の位置を示 した.いまこり!,(!接点をA!ねる耐ゆを便宜上 S E 移線と名づけることに する治、これと苦住 ι 火山lD5l‑布との劇 l 革をみると
I 大冊子。寄 ι k . 山 t : . " ~:捗点を合む現状fd aこ介布 1.... " ( v 、 4 5 s E 寄生火山由民孟 m 大ぎなもの t " ‑ . すべ て変椙級より F~主にある。
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1 裂には山容を特に正記するような、比主主的式調設の寄生火山がな 〈、そり変接点。高 躍は一般に低い
3L V 1 !l';Ø)~,事長は最も商〈、 1 1
主的玄中位で品LC
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12 J目、1.1t ! l 供。弱様方向に晶たる内 V 変接点。高度最高司もむは、
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OJ;':1 . の o 乱、投信玄 S60W
C 'l'井出方向〉り BSO m . で晶る。
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山崎明じ半分は, i j j 半 骨 よ ト 留 に l i o 滞点高度は r 品、。そり北半分 e 乙小御岳、小富士が存在 している。
1 1 1 J I型には変略的主な也、。且つ
ζ呪方向
t口主寄邑火山も殆どなし・
oE た図にほ.下缶蜘嫌。水平海近綿の高さを示した。
1 S 60W( 白糸村狸沼ブ附〉から s を経 ‑ c s e 0 E く御膳揚市と小山町町中間 I 方向〉までの
範掴問主, S30E( 袋尉山, e i l l 県面的凶〉の 1 2 裂が→随所あるだけで.他はすべて 1 1 型であるので.下郎側紋の水平漸近線は.
j冒
j省下 でもる。そのうち S20 Vl【勝司町方向}
が ‑600 協で最留である勺
E 以上をのぞいた北半分に比 E 】 型はなくて . 1 2
11"1 1 豊田から戒りたっている。
ζ札ら の噺 近級は凡そ +4 00 市内件にあ り. N:'OW( 西梅個縁】のみが +600 叫で最高である。
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E却であるがその他にもI. W ! はあって
ι倒 目立虫の却 とのiU J に.はっきりした樹婦は 見ら ι な
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E 漸近線。高喜と寄隼火山の聞にもはっさ P した鵬係はないカミ世主主火山の献が比放的多く発 主主している方向ではその~!=til!
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側織の者却は斑述の式からわかるが、上部側線では、中心聞ト定。点に於ける勾直~f1.α飴 に逆比例する.つまり au . の憶が大きいほど穣勾配である。側線連と α , u をくらべると、
I
1 . 週は一番愈勾也、 b 型は最も覇軍勾 i 司 、 E と
E製1:1 :1;モ札らり中聞である。たど し 、 Z と E 型。!¥IlIC.は目立った相違
f)潜 め ら t もなも、
E つまり量勾混同lJ体町南半骨、緩全圃副主弱線方向である. したがって、北半分は南半分よ
。や込緩勾配である。
下部側線の勾尉こついて"'‑ると、
I
やはり上甜側織り勾曜とよく似た傾向がうかどわれる。
E 且つ、方向による相違
l:t、上部よりも茜しい.
改に裾野の発遣を民放してみよ 5。吃来得野0発 却 し ( 1 波格点。高度が低〈、 ( I J そ叩中心 庖離が短〈、個 Oae の他が大きく、¥.VJ7j( 平調近線高圧が高〈、 . ( ' 1 四割に側識の円滑な幽織を乱す 地形の膨曹がないよ 5 な方向であるはずと考えら ι る 。 これらの項目に適合する闘序に各方向を 排列してみると完全に条件に合議するもりは得られない。却も(!x却を満足し、個別を比続的晶足 する方向は S60-40W( 判幽から富士宮市凶方)で品り、領府~i輔足しては般企少しく満 足するもりは
N50
E( 忍野村方向 J で、企<
2つり方
10<]にわかれる。 ι ( 1 )
2方自白]は何札も ( ' 1 ) を 岨是しているとえ制定すと、こり 2 方 I",jが蝿針り比~1I'i自国重 L ている方向と百える。 ι
.02方向日 火山弱繰り方向に大凡直向になっ τ いる己とから、稼働亡ー殺する結線とい、えるが、たまたま この方向問主、建庖山とか、御坂山却、或は実子山脈のように徳野町発速に妨留を与えるような地 泌がなかった乙とは、富士町山体を置に美しい山容にせしめた大きな原因としなけ J t ばならない。
こ 3 した特唱量的の 2 方向。 3 ち、 SW のものは 1 .
抱 . N Eりもりは
E裂に島氏ニり、前者。変主事 点は騒述。ょ 5 にすべての方向。 5 ち t 勲低の
8 5 0 m、後者四方は 1900 叫で此鎖的商い位置 を占めている。そ申上水平漸過線は前者は低〈、後者は高い。 こうした互いに反する性質を持つ
、 ているに拘らず、上部側織の勾慮はともに績であり、更にまた申胞に側線を乱そうとするよ 5~
寄生火山の影響も殆どないといった性質の似た
kこらがある. この共溜点は弱綴方向から眺めた 官士の頂が中突に最も鋭く突きあがった墳となる眺めをつくり出している,
E 型側線は変格点脅青空けられない一本の曲線である。 こ れ ; : I ; N (耳目樟由宇九回〉、 N60W(
本栖湖の再町、根康〉、 N 60̲80 E( 山中湖 錨草画中〉の方向で、小御岳と小富士とはあるが、
寄生火山ほ殆んどない。 このうち前 2 者は熔岩で、護者は宝永山噴出物で被われている. この昭電 出物とそり堆債とから推書ければ、
ζの型は 1 1 1 1 本ができとったときり最も4:'1(的な代表形とも考 えられる。侵蝕がこれに加わり禽主中胞に寄韮火山カゆく噴出して山容を変化せしめると他の型
‑ (1)側線へと移化するもりで江なかるうか。しかもこ
0足型に限って α 、』の飯教や水平漸近線高度
e
、
,
,
.0.
10
o 方向による異り方が、他。型のそれらよりも甚だ砕いのである。乙りことも代表』 自由意味を裏 付けている主いえる.
最後に山容。魁町
jと少1..<かけ書量れるカt 、閉まこれまでの説明と栴綾な関係があることがわか たりで一言つけ加えておきたい.それは登山遣に関係することである
e官同日と須走口とは E 乃 至 E 型自侭量産、御殿場ロと富士宮口とは I 塑を登っている.これらの一世田〈御蝿場口では太
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~~場〉り位置はすべて、前記者E捗点に一致している。吉岡ロの変移点が曲演 1 60 O m.、富士宮 口のそれが lDOD m.で、
6 0 Qm. の高度差があるに街らず、ともに一合目にー脅しているし、
画殿場口貯一合同が 1650 酷であるが、太郎幼は laOOm で金〈変接点 E 一致している.地 形を細かく調査研究して叫 f たりではなくて、擢らく宙人17;)/ifoで酌すたこ丸ら白小屋町位置と、
辛回計算から求めた変移点とがこのよ 5 にー脅し τ いること
11.,茜だ意味カ濃いものがあるとい える .
また従来一、二合目附ilit~木立と宜野之町喝捧とされ、宜野以下を司慢に祷聾とよんでいる.