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●危機管理と社会と

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Academic year: 2021

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オペレーションズ・リサーチ 682(48)

● 危機管理と社会と OR ●

・第1回

日 時: 2020年9月11日(金)13 : 15〜14 : 45 場 所:国立新美術館・研修室

出席者:24名(うち,遠隔での参加10名)

テーマと講師,及び概要:

「最近の国際石油情勢について―シェール革命とコロ ナの影響を中心に」

根井寿規(政策研究大学院大学)

最近の国際石油市場は,4月に史上初のマイナス価 格などコロナ禍による大幅な需要減少を影響が見られ る一方で,1980年代や2000年代に比べると価格変動 リスクは比較的小さくなってきている.これは,

2000年代後半からの米国シェール生産の急増の効果 が大きいとされている.こうした事情も含め,最近の 国際石油情勢が紹介され,今後の行方について議論が なされた.

・第2回

日 時: 2020年10月15日(木)13 : 15〜14 : 45 場 所:国立新美術館・研修室

出席者:18名(うち,遠隔での参加8名)

テーマと講師,及び概要:

「脱炭素社会の構築に向けた科学技術イノベーション の社会的受容性」

高嶋隆太(東京理科大学)

脱炭素化社会を構築するためには,供給側のみなら ず需要側も含めた脱炭素化技術のイノベーションが必 要不可欠である.近年の脱炭素化技術の導入により,

設置や運転に伴う費用は,ある程度予測可能である一 方,これらの社会に対する便益や効用といったインパ

クトは不確実である.また,技術が社会の効用を増加 させることが明らかであるとしても,社会の受容性や 技術に付随するインフラの効率的な構築が必要となる.

本講演では,JST/RISTEXの研究開発プログラム「科 学技術イノベーション政策のための科学」におけるプ ロジェクトで実施している脱炭素化技術の社会的受容 性に関する研究内容や関連した分析結果が紹介され,

EBPM(evidence-based policy making)「エビデンス に基づく政策決定」に対するORの適用可能性につい て議論がなされた.

● 「信頼性とその応用」 ●

・第1回

日 時:2020年7月11日(土)15 : 00〜16 : 00 場 所:Zoomミーティング

テーマと講師,及び概要:

「Testing-based formal verification for software quality assurance and cost reduction」

劉 少英(広島大学)

ソフトウェアテストと形式検証はソフトウェアの V&V(Verification and Validation)において重要な 役割を担う.しかしながら,ソフトウェアの発展のス ピードにこれらの技術がまだ追いついていないという 現状がある.たとえば,ソフトウェアテストではバグ の存在は示すことができるが,バグが存在しないこと を証明することはできない.一方で形式検証はプログ ラムの正当性を示すことができるが,間違ったプログ ラムを示すことはできない.講演では,現在のソフト ウェアのV&Vについての特徴と課題について言及し た後に,TBFV(Testing-Based Formal Verification)

と呼ばれる新しいアプローチが紹介された.TBFV は 形式仕様に基づいたテストとホーア理論を統合した手 法であり,従来のソフトウェアテストと形式検証の特 徴を併せ持つフレームワークであり,高い信頼性を必 要とするソフトウェアへの応用可能性について言及が あった.

参照

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