問題演習
1
平成18
年度前学期定期試験1. 行列A=
5 2 0 1 4 2 1 3 3
の固有値を求めて下さい。
2. 行列B=
7 4 −16
−6 1 12 2 2 −5
は固有値−1,1,3をもつ事が知られています。
それぞれの固有値に関する固有ヴェクターを求めて下さい。
3. 行列C =
3 2 −2 2 3 −2
−2 −2 3
の固有値・固有ヴェクターを求め、更にD−1CDが
対角行列になる様な行列Dを求めて下さい(D−1は計算しなくて構いません)。
4. 行列F =
2 3 −2
−2 −2 1 4 −1 6
の逆行列を求めて下さい。
5. 次の連立方程式の解はmの値によってどう変化しますか。
mx+y+z= 1 x+my+z=m x+y+mz=m2
6. 2次正方行列Gが固有値2,5をもつとき、
(1)Gは正則である事を証明して下さい。
(2)G−1の固有値を求めて下さい。
2
平成19
年度前学期定期試験1. 方程式x2−7y2= 1について、以下の問いに答えて下さい:
(1)1< x <10,1< y <10の範囲内にこの方程式の整数解が一つあります。それを 探して下さい。
(2)(1)で求めた解を(x, y) = (m, n)とします。このとき、点(m,−n)を点(1,0)に 移し、また点(1,0)を点(m, n)に移す一次変換の表現行列を求めて下さい。
(3)問題の方程式の正の整数解をもう一組求めて下さい。
2. 行列A=
√ 3 −1
−p2 3
!
(p >0)について以下の問いに答えて下さい:
(1)2つの異なる固有値w1, w2を求めて下さい。
(2)(1)で求めた固有値wjに対応した固有ヴェクターをuj(j= 1,2 )とした時、
u1とu2が直交するためのpの条件を求めて下さい。
3. 次の連立方程式の解を掃き出し法で求めて下さい。
x+ 2y+ 3z= 4 3x+ 4y+ 5z= 16 5x+ 7y+ 8z= 29
4. 行列B =
1 0 1 1 1 2 1 0 1
の固有値を求めて下さい。
5. 行列C=
2 1 −1 1 1 0
−1 0 1
の固有値は0,1,3である事が分かっています。それぞ
れの固有値に対応した固有ヴェクターを求めて下さい。
6. 以下に挙げるヴェクターはいずれも行列D=
1 −2 −2
−2 1 −2
−2 −2 1
の固有ヴェクター
である事が分かっています:
1
−1 0
,
2
−7 5
,
0
−1 1
,
−3 2 1
,
4 4 4
.
Revised at 01:41, July 26, 2015 数学特論A 第14回 http://my.reset.jp/˜gok/math/advanced/ 2
(1)下図の辺BCをBD : DC = 2 : 5に内分する点をDとした時、ヴェクター AD→ を求めて下さい。
(2)F−1DF が対角行列になる様な正則行列F を求めて下さい。
3
平成20
年度前学期定期試験1. 4ABCの辺BC上に点Dがあり、4ABDと4ADCの面積がそれぞれ3,5で あるとき、ヴェクターAD→ をヴェクターAB,→ AC→ で表して下さい。
2. 行列
1 3 2 2 8 9 4 13 11
の逆行列を掃き出し法で求めて下さい。
3. 次の計算をして下さい。
(1)
√1 3
! √2 −1 5
0 4 1
!
(2)
1 1 1
×
−3 6 2
4. 行列式 ØØ ØØ ØØ Ø
a b c a2 b2 c2 bc ca ab ØØ ØØ ØØ Ø
を因数分解して下さい。
5. 行列
3 1 1 1 3 1 1 1 3
の固有値を求めて下さい。
6. 行列M = 1 6
√5 −1
−2 4
!
で表現される一次変換を考えます。
点P0(6,0)をこの一次変換で移した点をP1とし、更にこの点P1を同じ一次変換で 移した点をP2とします:
OP→1=MOP→0= 1 6
√5 −1
−2 4
! √6 0
!
OP→2=MOP→1=M2OP→0.
同様に続ける事によって点列{Pn}が得られ、点Pnの位置ヴェクターOP→nは OP→n =MOP→ n−1=· · ·=MnOP→0
となりますが、
(1)行列M の固有値・固有ヴェクターを求めて下さい。
(2)行列M を対角化し、Mnを求めて下さい。
(3)点Pnの座標を求めて下さい。
(4)この点列は収束するでしょうか?するかしないか答え、更に収束する場合には 極限点も求めて下さい。収束しない場合にはしない理由も述べて下さい。
4
平成21
年度前学期定期試験1. 直線y=ax+bが行列
√−1 8
−2 7
!
の表す一次変換で自分自身に移る(つまり不動 直線である)とき、a, bの値を求めて下さい。
2. 2次正方行列A=
√a b c d
!
はA3=Oを満たしているとします。
(1)|A|= 0である事を証明して下さい。
(2)ケーリー・ハミルトンの等式A2−(a+d)A+ (ad−bc)E=O を使って実は 既にA2=Oである事を証明して下さい。
3. 行列
1 2 3 3 4 5 5 7 8
の逆行列を掃き出し法で求めて下さい。
4. 次の行列式を計算して下さい(特に因数分解する必要はありません)。
(1)
ØØ ØØ ØØ Ø
6 1 3
5 −2 −1
4 3 2
ØØ ØØ ØØ Ø
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
b+c a−c a−b b−c c+a b−a c−b c−a a+b ØØ ØØ ØØ Ø 5. 連立方程式:
2x+y−z= 1 x+y= 3
−kx+z= 2
は異なる解を少なくとも2組もつ事が分かっています。このときkの値を求めて下さい。
6. 次の漸化式:
an+1= 5an−bn
bn+1= 6an−2bn
, a0= 1, b0= 2
を満たす数列{an}n=0,1,2,...,{bn}n=0,1,2,...を以下の通りに求めて下さい。
(1)係数行列C=
√5 −1 6 −2
!
の固有値・固有ヴェクターを求めて下さい。
(2)係数行列Cを対角化し、そのn乗Cnを求めて下さい。
(3)漸化式の解{an},{bn}を求めて下さい。
5
平成22
年度前学期定期試験1. 図の様に4ABCの内部に点Eがあり、面積比が4ABE :4BCE = 3 : 2であ るとき、直線BEと辺CAの交点Dの位置ヴェクターOD→ をOA,→ OB,→ OC→ で表して 下さい。
2. 3点F(0,1,−2), G(3,2,1), H(−5,13,2)を通る平面の法線ヴェクターを求めて下 さい。
3. 次の行列式を計算して下さい。
(1)
ØØ ØØ ØØ Ø
1 a b+c 1 b c+a 1 c a+b ØØ ØØ ØØ Ø
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
7 2 0
−3 3 1 2 11 3 ØØ ØØ ØØ Ø 4. 行列
√p 2 3 1−p
!
の表す一次変換によって直線y=pxが自分自身に移るときのp 値を求めて下さい。
5. 行列
2 0 1
−4 1 3 3 0 2
の逆行列を、掃き出し法で求めて下さい。
6. 行列
2 0 3
4 −3 −2
−1 2 4
の固有値・固有ヴェクターを求めて下さい。
7. 2つの平行でない2次元ヴェクター , はどちらも2つの2次対称行列P, Q両方 の固有ヴェクターであるとします。この時P Qも対称行列である事を証明して下さい。
6
平成18
年度前学期中間試験1. 3次元ヴェクターの外積は次の2つの性質を持っています:
(い) 任意のヴェクターa,bに対して、a×b=−b×a.
(ろ) 任意のヴェクターcに対して、c×c=0.
この2つの性質について、次の問に答えて下さい:
(1) (い)を使って(ろ)を証明して下さい。
(2) (ろ)を使って(い)を証明して下さい。
ただし、外積の線形性:
(f +g)×h=f×h+g×h p×(q+r) =p×q+p×r は証明なしに使って下さい。
Revised at 01:41, July 26, 2015 数学特論A 第14回 http://my.reset.jp/˜gok/math/advanced/ 4 2. 3次元のヴェクターa,bは、共にゼロヴェクターではないとします。このとき外
積a×bはヴェクターaと直交する事を示して下さい。
3. 三角形ABCにおいて、 CABの2等分線が辺BCと交わる点をDとします。
このとき、ヴェクターAD→ をヴェクターAB,→ AC→ で表して下さい。
4. 方程式X2−8Y2 = 1の整数解(X, Y)は、0≤X ≤100かつ0≤Y ≤100の範 囲に4組ありますが、一次変換を上手く使う事によって4組全てを求めて下さい。
5. 次の行列式を計算して下さい。
(1)
ØØ ØØ ØØ Ø
3 −1 0 0 2 −1
0 1 3
ØØ ØØ ØØ Ø
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
12 11 5 6 10 8 3 2 −1
ØØ ØØ ØØ Ø
(3)
ØØ ØØ ØØ Ø
−1 2 −1 3 −1 8 2 5 11
ØØ ØØ ØØ Ø
6. 次の行列式を因数分解して下さい。
(1)
ØØ ØØ ØØ Ø
l+m+n −n −m
−n l+m+n −l
−m −l l+m+n ØØ ØØ ØØ Ø
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
2−m −1 2
−1 5−m −1 2 −1 2−m
ØØ ØØ ØØ Ø
(3)
ØØ ØØ ØØ Ø
s s2 t+u t t2 u+s u u2 s+t ØØ ØØ ØØ Ø
7
平成19
年度前学期中間試験1. 三角形ABCの内部に点Gがあって、内部が3つの三角形に分割されています。こ れらの三角形の面積がそれぞれ、
(4CGBの面積)=S1、(4AGCの面積)=S2、(4BGAの面積)=S3
である時に以下の問いに答えて下さい。
(1)直線AGが辺BCと交わる点をD、直線BGが辺CAと交わる点をEとした とき、
BD:DC=S3:S2 CE:EA=S1:S3 · · ·(∗) となる事を証明して下さい。
(2)上の(∗)を使って次のようになる事を証明して下さい:
AD→ = S2
S2+S3
AB→ + S3
S2+S3
AC→
BE→ =−AB→ + S3
S3+S1
AC→ · · ·(§)
(3)上の(§)を使って点Gの位置ヴェクターが OG→ =S1
OA→ +S2
OB→ +S3
OC→
S1+S2+S3
となる事を証明して下さい。
2. 行列
1 2 3 1 3 4 2 4 7
について以下の問いに答えて下さい:
(1)逆行列をヴェクターの外積を使って計算して下さい。
(2)逆行列を掃き出し法によって計算して下さい。
3. 次の行列式を計算して下さい。
(1)
ØØ ØØ ØØ ØØ ØØ
9 5 4 3
4 18 2 8 6 −4 3 −2 9 13 4 7
ØØ ØØ ØØ ØØ ØØ
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
−13 12 6
−12 11 6
−6 6 2 ØØ ØØ ØØ Ø
4. 次の行列式を因数分解して下さい。
(1)
ØØ ØØ ØØ Ø
a+f a+g a+h b+f b+g b+h c+f c+g c+h ØØ ØØ ØØ Ø
(2)
ØØ ØØ ØØ Ø
1 1 1 1 p p2 1 p3 p4 ØØ ØØ ØØ Ø
5. 行列M =
2 −1 1 6 −1 0 6 −2 1
に対して、M−xEが正則でない様なxの値を求めて下
さい。
平成27年度前学期 数学特論A 課題 第4回 名 年科号 5
課題 1 2次正方行列Gが固有値2,5をもつとき、
(1)Gは正則である事を証明して下さい。
(2)G−1の固有値を求めて下さい。
課題 2 2次正方行列A=
√a b c d
!
はA3=Oを満たしているとします。
(1)|A|= 0である事を証明して下さい。
(2)ケーリー・ハミルトンの等式A2−(a+d)A+ (ad−bc)E=O を使って 実は既にA2=Oである事を証明して下さい。