−89−
下 地 町 の 歌 謡
−川満部落の神歌と願い−
新 里 幸 昭
は じ め に − 下 地 町 歌 謡 採 集 史 管 見 一 川満部落の神祭りと年中行事
川満部落の歌謡と願いの資料 (付記)上地部落の歌謡
︑︑︑︑IⅡⅢⅣ
I 、 は じ め に − 下 地 町 歌 謡 採 集 史 管 見 一
下地町の歌謡の記述が初めて見えるのは、1705年の『宮古島旧記』である。宮 古島の歌謡の記録も、この書が最初である。が、この書で、下地町の歌謡と考え
られるのは、次の2首である。
○「兼久按司諺憤のあやこ」
○「同人(仲宗根豊見親のこと−筆者註)
嶋之主二成り神水二諸村へ罷通候殉下地村之内かな浜と申潟より平良村之 往還仕諸人難儀之躰見及候付神水之後加那橋積為申由候其時之あやこ」
その後、1897年頃、田島利三郎の手によって、最初の宮古島歌謡集『宮古島の歌』
が記録される。前掲の2首も含めて、アヤグ約46首、タウガネ38首、八重山の歌 謡11首収録きれている。下地町のものと思われる歌謡は4首のみで、他は宮古で 広く謡われているものか、他市町村のものである。
1969年下地町役所『町制20周年記念誌』には、
①「とうがにあやぐ」
②「東里真中」
③「下地橋道積上げのあやぐ」
④「稲石上布創製の時のあやぐ」
⑤「与那国鬼虎征伐のあやぐ」
⑥「ベウツ川改修のあやぐ」
⑦「川満大殿のあやぐ」
⑧「雨乞いのあやぐ」
⑨「豊年の歌(大世栄え)のあやぐ」
⑩「咲田川のあやぐ」
⑪「川満原のあやぐ」
、
−90−
⑫「浦兼久のあやぐ」
⑬「来間井(があ)のかすきだな」
⑭「上地の主に布納めあやぐ」
⑮「来間押ミガのあやぐ」
⑯「なますのぐうのあやぐ」
⑰「根間の主のあやぐ」
⑱「声合(コイチャ)あやぐ」
⑲「東川根盛加後のあやぐ」
⑳「脹水のクイチャーあやぐ」
⑳「ようんしい」
⑳「子守唄」
の22首が収められている。③①。⑫は、田島の筆写した書にもあり、④⑥⑦⑧⑨⑬⑭⑮など が下地町のもので、これ以外は他部落のものか、宮古一般で謡われているものであろう。
その20年後の1989年『下地町誌町制40周年記念版』には、上記の歌謡に下記の8首が加え られている。
⑳「ユーハイナオレ」
⑳「正月ぬあやぐ」
⑳「与並だき金兄がま」
⑳「豆が花」
⑳「根間の主」
⑳「米いあらぬあやぐ」
⑳「石嶺の赤宇木」
⑳「ヤーマス御願のサラピアス」
⑳⑳以外は、宮古で広く謡われているものである。
1974年上地盛光の『宮古島与那覇邑誌』には、新しい資料が7首報告されている。それは、
⑳「ナカザーラの神歌」
⑫「旧十一月んなふかの中皿の神歌」
⑬「答申」
⑭「迎いんなふかの神歌」
⑮「あらや−中Ⅲ〈士族>」
⑳「あらや一中Ⅲ〈平民>」
⑰「与那覇のクイチャー」
である。
1983年沖縄県教育庁文化課編『沖縄の民俗一沖縄県文化財調査報告書第47集一』には、
下地町で採集した歌謡として12首紹介されている。その内、4首は前書との重複または他村 でも謡われている歌謡である。
/′
−91−
⑳「麦つきうた」
⑲「や−ますのあやぐ」
⑳「来間添うみががま」
⑨「ばつざきの歌」
⑫「結納のと−がに」
⑬「と−がに」
⑭「来間の正月の歌」
⑮「来間のくいちゃ−」
などが、一部類似するのもあるが、新しく記録されたものと言えよう。
1988年沖縄県教育庁文化課編『沖縄の神歌一沖縄県文化財調査報告書第86集一一』では、
来間島のヤーマスプナカの歌謡が、12首報告きれている。
このように下地町の歌謡記述のある主な書を取り上げてみると、比較的調査の進んでいる 地域としては、来間島と与那覇であることが分かる。他は、今後の調査を待たねばならぬ状 況である。
ここでは、1991年7月下旬と10月中旬に行った川満部落の歌謡調査を中心に、上地の神歌 を報告していく。被調査者は下記の方々である。記してお礼申しあげたい。
◇川満
友利ハツ子1931年生。「世乞いのアーグ」
奥平カナ1916年生。「川満部落の神祭りと年中行事」、「神願いの言葉」
◇上地
平良ヒサ1930年生。「世乞いのアーグ」
Ⅱ 川 満 部 落 の 神 祭 り と 年 中 行 事
ユ ザ ス
この部落の神祭りと年中行事、そして唱えもののニガイは、もと世佐司のであった奥平カ ナ(1916年)の話によってまとめたものである。
川満部落の神女組織は、次のようになっている。
ツカサ(司)1名〜最高責任者で神祭りのすべてを司る。
ユーザス(世佐司)1名〜線香をたて、祈願の詞章を唱えたり、神歌を先導する役であ
る。
ヤマトゥンマ(大和母)1名〜大和神のイビを司る。
トゥムンマ(供母)2名〜召使のこと。上記の3役について、神事の準備、接待などを 一切取り扱う。
当部落の神祭りを列記すると、次の通りである。なお、月は旧暦である。
ミ ズ ヌ バ ラ イ
1 月 水 ぬ 祓 い
ヤ フ タ ミ ウ ガ ン タ ミ
2 月 厄 鎮 め 御 願 水 鎮 め
ニガ ム ス ル ン
3 月 竜 宮 願 い 虫祓い
−92−
ユ ー ダ ミ
5 月 世 鎮 め
ユ ー ダ ミ
6 月 世 鎮 め
ユ ー ク ー
8 月 〜 9 月 世 乞 い
ユ ー ダ ミ
10月世鎮め
ユ ー ク ー
11月〜12月世乞い
ン マ バ ン
12月年の母願い
ヤ フ タ ミ
厄 鎮 め
ユ ー ダ ミ
世 鎮 め
各々の神祭りに説明を加えていく。
1月
○水ぬ祓い(midz+nubaraf)
厄を祓い、村落を浄め、村人が1年中健康で幸福でありますように、と祈る祭事である。
ミズの日を選んで行われる。朝8時頃、ツカサ、ユーザス、ヤマトゥンマ、トゥムンマ(2
メ リ マ
人)の計5名は、目利真御嶽に出かける。
ユークーンマ(ju:ku:mma世乞い母)と呼ばれる55歳から72歳までの婦人達は、自分たち の祈願をしてもらうために、あらかじめ線香や米などをサス達に預けておく。サス達が祈願 をすませ、御獄からでてくると、そこの前で待っていたユークインマ達と合流し、行事は行 われる。ヤラブ木・カニ木・ダデフで栫えた束を持って、村中を祓い清めていくのである。
部落の中道と外回りのコースに分かれて海岸のスーフツ(sf:futsf)潮口)という地まで行き、
草木の束を海に流し、この行事は終わる。名称では、水を用いそうであるが、ここでは使用 しない、とのこと。
2月
○厄鎮め御願(jafutamiugan)
名の通り厄払いの行事で、シマフサラ(sfmafusara)ともいう。ヒノトウシかヒツジの日 を選ぶ。部落の出入口7カ所に綱を張り、それに豚の骨をつるし、厄の進入を防ぐのである。
以前は左綱を絢って用いていたが、現在は市販のものを用いている。
メ リ マ
午前中、サス、ユーザス、ヤマトゥンマ、トゥムンマ(2人)の計5名は、目利真御嶽の 篭り座で、今日の行事について御願いをする。
ウ プ カ ー
午後からは、区長・会計・各班長などの村の役員も参加して大川で行事を行う。男たちが 豚の頭を持ってきて、肉をほ< し、骨を切って、それを村の出入口につるすのである。肉は 小さく切って豚血で染める。それとキビナゴをマーニ(黒ツグ)の葉を7つに裂いた1つ1 つに縛る。前者をアカブー(akabf:)といい、後者をツスブー(ssfbf:)という。それを塩、
煮干、洗米などと共に、ウプカー(大川)の4カ所の拝み場所に供えて祈願をする。後、大 川に沿って海岸に出、クバの葉でつくった舟に乗せて流して、この神事は終わるのである。
6月のヤフタミも同様に行う。
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2月〜3月
○水鎮め(midzfdami)
良い水をくだきいということと立派な村にして下さい、と祈る祭事である。ウプカー 川)にサス、ユーザス、ヤマトゥンマ、トゥムンマ(2名)は行き、その神ウプカーヌ ヌヌシ(大川の水の主)を拝むのである。
(大
、 、 寺
ミ ン
3月
○竜宮願い(rju:gu:nigaf)
旅に出ている村人の繁栄・健康祈願をサス達5名が海岸で祈る。
○虫祓い(musfrun)
害虫を持って海岸にある所定の虫焼き瀬(musfjakfd3i:)に行き、それを焼く。そして流 し捨てる。行事は、引き潮に合わせて行う。
以前牛馬がいた頃は、午前中で牛馬を海岸に連れて行き、海に入れ浄めていたようである。
5月
○世鎮め(ju:dami)
キ サ マ
喜佐真御嶽に午前10時に行って神事をし、午後2時には帰宅する。農作物の出来を祈る。
参加者は神女3名に供母2名である。
喜佐真御嶽では、ツヌジ御嶽、ティンヤカニドノ(天の金殿)、ヤマトゥガン(大和神)
の3カ所で祈願をする。
6月
○世鎮め(ju:dami)
ミ キ
豊穣祈願祭で、ウプユーダミ(大世鎮め)ともいう。御酒を造り、それを部落の御嶽にお
ウ ラ ガ ニ ク キ サ マ メ リ マ ウ プ カ ー
供えして祈願する、まず、浦兼久、次に喜佐真、目利真、大川、竜宮の神のいますムスルン
(別称スーフツ)、健康の神(karatamusf)のいますミーマ(mf:ma)の御嶽の順に回って 終える。
8月〜9月
○世乞い(ju:ku:)
ウプユー(大世・豊穣)をクー(乞う)ということ。すなわちウプユーをフイーサマチ(く だきい)という意である。11月か12月にも行われるこの神祭りをウッフンナフカ(uffunngfuka 送りの豊年祭)というのに対し、8月から9月にかけて行うこれをンカインナフカ
(0kainnafuka迎えの豊年祭)という。以前は、50歳以上の婦人が亡くなるまで参加してい たが、現在は55歳から72歳までの者が参加する。そして白衣裳、ゾオリ、タオルで姉さんか ぶりにして参加していたが、現在は、上の3役(サス、ユーザス、ヤマトゥンマ)だけが、
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この装束をする。参加する婦人のことをユークーンマ(ju:ku:mma世乞いおばあきん)と いう。
ス ー フ ツ
1日目は、午後2時頃喜佐真を出発し、大川、潮口、ミーマの各御嶽を回り、明日からユー クーをするという案内祈願をするだけである。4時頃帰宅する。
2日目は、線香・塩・洗い米・酒・紙などのお供えする品の外、ツマミの茶などを持って 朝8時頃喜佐真に集まる。ユークーンマ達が、線香をたてて御願をする。それを済ませた9 時頃、ユークーンマ以外で近隣に住む婦人達がお茶を持ってくる。お茶を飲み、ひと息つい た後でユークーのアヤグを謡う。その後でクイチャーや巻踊りのアーグや狂言などが演じら れるようである。それが終わると、次の大川、潮口、ミーマの順に回って同様に繰り返して いくのである。お茶を持って応援する婦人は、各々の御嶽の近くに住む方々である。
ユークのアーグは、神座に向かって前方右側にサスたちが並び円陣をつくって謡うのであ る。
10月
○世鎮め(ju:dami)
午後3時頃喜佐真御嶽に入る。あさってまで、サス、ユーザス、ヤマトゥンマ、トゥムン マ2名は、泊まる。ここでは祈願だけである。
喜佐真のムトゥ(先祖の墓)やツヌジお嶽の遥拝などが行われる。神祭りをしている間、ユー ザスは、線香の火を絶やしてはならない。
11月〜12月
○世乞い(ju:ku:)
8月〜9月の世乞いと同じ形式で行う。ウッフンナフカ(送りの豊年祭)ともいう。
12月
○年のンマ願い(tusfnummaban)
年の暮れのおばあさん(神女)の願いという意味がある。
今年の加護に対する感謝と来年の部落繁栄の祈願祭で、この年終わりの神祭りである。浦 兼久、喜佐真、目利真、大川、潮口(別称ムスルンmus+run)、ミーマの順で拝所を回る。
個人の祈願は、部落全体の祈願を済ませた後で行う。サス、ユーザス、ヤマトゥンマ、トゥ ムンマが参加する。
Ⅲ、川満部落の歌謡と願いの資料
神祭りと年中行事を管見してきた。川満部落の神祭りと年中行事が狩俣部落の40余りある のに比べて非常に少ないということと、それに伴う歌謡が少ないこと、そして唱えものの願 いの詞意も短いということが言えそうである。ここでは、その際に謡われたり、唱えられる
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歌謡と願いの詞章を以下に示していく。
なお、歌謡は簡略音声記号と平仮名片仮名交じりの表記を併用した。片仮名は、標準語に ない音声で外間守善・新里幸昭編『南島歌謡大成Ⅲ宮古編』(1978年角川書店)に準じた。
ただし[f]をここでは片仮名にした。
◇川満部落の歌謡
キ サ マ ユ ー ク ー
ー、喜佐真御嶽での世乞いのアーグ
キ サ マ
ー、喜佐真御嶽での世乞いの巻踊りのアーグ 川満部落拝所略図
ウプカー L︑山隠陰 川
三 、 大 川 で の 世 乞 い の ア ー グ
四、大川での世乞いの巻踊りのアーグ
ス ー フ ツ
五 、 潮 口 で の 世 乞 い の ア ー グ
六、潮口での世乞いの巻踊りのアーグ
メ リ マ
七、目利真御嶽での世乞いのアーグ 八、目利真御嶽での世乞いの巻踊りのアー 九、目利真御嶽での水祓いの願い
ミズバラ
十、水祓いの時、潮口で厄を流す際の願い
ヤ フ タ ミ
十一、厄鎮目の時、目利真御嶽での御願
メリマ御嶽
鮮
← 平 良 市 へ
国 1□
グ
ン 凧
− フ ツ
スルン)
スムー
ロ 、 ' ー = 更 昌 マ ー ロ ー 沙 、 ー 0 ツ ア 言 8 一 F 秒 呼 、 一 一 U ー F " 叩 ア ミ
海 与 那 覇 湾
十二、竜宮願いの願い
ム ス ル ン
十三、虫祓いの願い
、 ユ ー ダ ミ
十四、世鎮めの願い(5月)
ウ プ ユ ー ダ ミ
十五、大世鎮目の願い(6月)
十六、世鎮めの願い(10月)
ン マ バ ン
十七、年の(暮れの)神女の願い
●口■ユau
mma︒︒anaZn
ma
劃芦唖趣岬岬却︾︾︾恥紬恥唖 只︶nae
一
の14乞世
のにイ
ざでがんん一嶽くなるなな一ゆんなんない御ん一んかりがんかんら真一イて一イだうさうぬうむ佐ゅかんゅかん一かどイどぷ喜きピよきピざにチうあうう︑●−1
今 日 の 黄 金 の 日取りに
世満たせ(蹴返学丁騨こ)
今 日 の 銀 の 日取りに 山の高い所に 根 を お ろ し て い る 司神
お 殿 は 按 司 の 神 お 殿 は 大 村 の 2.
3.
4.
5.
6.
−96−
さシぬきや−や 7 . な − む ら ぬ
うぎぬきや−や 8.そ−ジくま
とぅりゅ−てい−
9.むるんくま とぅりゅ−て 10.うぶゆ−<−ぬ
おみよ−きんな 11・てぃだゆ−〈−ぬ
おみよ−きんな 12.にかいゆーな
っヴあんな 13.うるシかぎ やりや−まイ 14.ぷ−イかぎ
やりや−まイ 15.まんつあんぬ
オみよ−きんな 16.うぷらきよ−ぬ オみよ−きんな 17.ゆぴぬゆーな
っヴあんな
歯2)
18.かみが
か ぎ と う キ ん な 19・たかだていん
いりゅ−イ 20.さシみくシ
や ぐ み や 21.フぎみ<シ
や ぐ み や 22.ぱがみくシ
ざ ジ ぬ き や ‑ 23.ぱがみくシ
フ ぎ ぬ き や ‑ 24.チキみチキ
sasfnukja:ja
、a:muranu
fuginukja:ja so:dzfkuma turju:ti: murunkuma turju:ti upuju:ku:nu omjo:kinna tidaju:ku:nu omjo:kinna nikanuju:na
v v a n n a
urusfkagi
●
Jarja:maf
pu:fkagi
Jarua:maf mantsannu
umjo:kinna upurakjo:nu umjo:kinna jubinuju:na
v v a n n a
kamiga kagitukfnna takadatin
●●
nurJu:f
sasfmikusf jagumlja
fugimikusf
jagumlja
bagamikusf sadzfnukja:
bagamikusf fuginukja: tsfkfmitsfkf
佐司(神女)達は 自分の村の 神女達は
精進の細やかさを 取っていて
物忌みの細やかさを 取っていて
大世(大豊年)乞いの お御受けの時には 太陽世(大豊年)乞いの お御受けの時には 夜更けの夜の あなたは 降ろしが立派で あ り ま す の で 祭 り が き れ い で あ り ま す の で 満 産 の
お御受けの時には 大終了の
お御受けの時には 昨夜の夜の あなたは 神の
美しい時には
高立て(上野の嶽名)に 乗っている
佐 司 御 腰 の 神は 神 女 御 腰 の 神は 私の御腰の 佐 司 の 者 た ち は 私の御腰の 神女の者たちは 月 三 カ 月
−97−
so:dzfbalu:ti tsfkfmitsfkf
murummaju:ti
so:dzfkuma turju:ti: murunkl'ma dakju:ti: upuju:ku:nu umiukinna tidaju:ku:nu umiukinna upurakju:nu umiukinna
精 進 を し て い て 月三月
物 忌 み を し て い て 精進の細やかさを 取 っ て い て
物忌みの細やかさを 抱 い て い て
大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 御 終 了 の
お御受けの時には 寅の方に
根をおろしている 開け帳の主の 神は
百帳の主の 勝 れ は
道引き(案内)の 神は
真根引きの 神は 道 に い て も 誇りにして 畑にいても 誇 り に し て
風邪の息(感冒)を や ら な い よ
渦の息(悪い風邪)
や ら な い よ 美 し い 年 で あ り ま す の で 物 忌 み の 年 で あ り ま す の で 大世乞いの
いい
ててシシ
ぬ
い一ぬぬイぬいん一ぬ
ゅゆてい一なくな一なん一ぬうぬん一シやしや一しキしま一まてくん一んゆんぱゅ一いちとちチどキどうりうりく
ぬい
ばチまくゆく一一きゆきききぬりよやよやキやキやてま一まいんいんど一ど一一ジみんジりんゆゆうだうらうらうちみちりピみピみうらゅらがさがさまんまゆ一キる一うるきぷみいみぷみう一きぐむぐチぐにぐチーに一ぢらジらぎらるらぷそチむそとむだううてうううとにあやむシんやまやうがまがかやうやかやむやう567890123456789012222223333333333444
turanupan m:urJu:f
akitJo:nunusf
jagumlja
mumutJO:nunusf
sfgurlJa
ntsfpfkfnu
jagumlja
manipfkfnu
Jagumlja
utsfutin
ga:ramatji manju:tun ga:ramatji kad3igaitsf jarasando:
udzfgaiki jaraando:
kagidusf
jarama:rja:
murundusf Jarama:rja:
upuju:ku:nu
を
−98− な一なぬな一んんがにに力ぬん一んぬんなんど§
ぬいななぬななイな一
ぎどぎ
んくんんんゆけくイうだだだ一けくけんけんゅがん一なかな一んんんかけゆけあけき一に一とやいやいやいやく一ゆ一あ一かりぐかゆんんやまみまゆだゅつゅらゅかょうりてみてりてみゆょだょつよううまいぬあがキきらならシみいみんみぷみらりらぐしぐいぐぷぐぷみいみんみか一ぷ一かヴ一う一一た一るうてうまううううぬうシシやまシうやううてうまうたにうゆにっことやまきまう
345678901234567890444444455555555556 お御受けの時には太 陽 世 乞 い の
お御受けの時には 満産の
お御受けの時には 大 終 了 の
お御受けの時には 浦兼久お嶽に 上 が っ て い る 浦弟の 勝れ者は
白(後?)太陽根の 恐れ多い神は 前太陽根の 勝れ者は 大 太 陽 の 恐れ多い神は 大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満産の
お御受けの時には タカウカン(地名か)
根を降ろしている 大マグ(容器名)の 世の神
夜 更 け の 夜 の 私 は
線 香 が 美 し い 時 に は
(部落の)家庭皆 残らないように 桁(家)並みもすべて 残らないよう
降 ろ し の 美 し さ を umjukenna
tidajuku:nu umjukenna
mantsannu
umjukenna upurakju:nu umju:kenna urakanikun
●D
nurjo:f
urautuga sfgurlja
sfjitidani
jagumlja
maitidani sfgurlja
uputidaga
Jagumlja
upujuku:nu umjo:kenna tidajuku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna takaukan m:urJu:士 upumaguga
ju:nukam nikanuju:na
v v a n n a
ko:gakagi tukfnna ja:kja:nna ma:ramando kitanamin maramando:
urusfkagi
う ぃ ー さ ま ち 6 1 . ぷ − イ か ぎ う ぃ ー さ ま ち 62.うぶゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 63・てぃだゆ−く−ぬ
うみよ−けんな 64.まんつあんぬ
うみよ−けんな 6 5 . シ ま − ん な か ん
に−うりゅ−イ 66・だジうるん
ぼ − ぬ か ん 6 7 ・ た チ ぬ ば ん に−うりゅ−イ 68.シざやくが
や ぐ み や 6 9 ・ ん ま い ば ん
に−うりゅ−イ 70.〈にいぬし
シ<、りや 71.あかざキん
に−うりゅ−イ 72.あがるていん
や ぐ み や 73.シそこだに
や ぐ み や 74.シ<だに シく、りや 75.うぶゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 76.てぃだゆく−ぬ うみよ−けんな 77.まんつあんぬ
うみよ−けんな 78.まぱいに−ん
fi:samatji pu:fkagi fi:samatji upuju:ku:nu umjo:kenna tidaju:ku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna sfma:nnakan
●●●
、l:urju:f
dadzfurun bo:nukan tatsfnupan nl:urJu:f
sfdzajakuga
JagumlJa
mmanupan
●●◆
nl:urju:f
kuninunusf sfgurlja
akadzakfn
●●●
、l:urju:f
agarutin
jagumlja
sfsokodani jagumlJa
sfkudani sfgurlja
upuju:ku:nu umjo:kenna tidajuku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna
mapaml:n
下 さ れ て
大豊作の美しさを 下 き れ て
大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 島の中に
根を降ろしている 大地降ろしの 王の神 辰の方に
根を降ろしている 兄役の
神は 午 の 方 に
根を降ろしている 国 の 主
勝れ者は 赤崎(地名)に 根を降ろしている 東の天の
神は
白い立派な種の 神 は
白い立派な種の 勝 れ 者 は 大 世 乞 い の お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 真南風根に
−99−
‑100‑
に−うりゅ−イ 79.シかまぬシ
や ぐ み や 80・たいシぬシ
や ぐ み や 8 1 . シ か ま ぱ い
が − ら ま ち 82.まピたん
に−うりゅ−イ 83.うかまぬかん
や ぐ み 84.あかざキん
に−うりゅ−イ 85.あがるてぃん
やぐみや 86.うぷゆく−ぬ
オ み よ − け ん な 87・てぃだゆく−ぬ オ み よ − け ん な 88.まんつあんぬ
オ み よ − け ん な 89.づど−ぬいシ
や ぐ み や 90.じふくいシ
や ぐ み や 91.ななづど−
や ぐ み や 92.むたく−ん
に ゃ ー さ ま ん 93.ななうゆ−ぬ
シ な ん て 94.とう−ていばた
か さ ぱ ま い 95.ゆ−ていばた
か き ぱ ま い 96.うぷむらぬ
、l:urJu:f
sfkamanusf jagumlja
taisfnusf Jagumlja sfkamapai ga:ramatli
mapftan
●●●
、l:urju:f
ukamanukam juguml
akadzakfn
●●●
nl:urju:f
agarutin Jagumlja upujuku:nu umijo:kenna tidajuku:nu umijo:kenna
mantSannu
umijo:kenna:
dzudo:nunusf Jagumlja
d3pukunusf
jagumlja
nanadzudo:
jagumlja
mutaku:n nja:saman nanauJu:nu
sfnante tu:tibata kasabamai ju:tibata kasabamai upumuranu
根を降ろしている 仕事の主
神は
仕事(?)の主 神は
仕事栄えを 誇りなされて 真端(海岸)に 根を降ろしている 御竃の神
神は
赤崎(地名)に 根を降ろしている 東の天
神は 大世乞いの お御受けの時には 太陽世乞いの お御受けの時には 満産の
お御受けの時には 地頭の主
神は 地福主 神は 七 地 頭 神は
土乞い(?)(悪いこと)も ないように
七つの豊年世の 七 品 は
十年も 重 ね な き れ て 四年も 重 ね な き れ て 大 村 の
シ ん か か イ 97.な−むらぬ
シ ん か か ジ 98.とう−でいばら
シ で ぃ イ き ゃ ‑ 99.むチでいばら
い で ぃ イ き ゃ ‑ 100.とうジぬが−イ
が−リみる 1 0 1 . む チ ぬ が − イ
が−リみる 102.<ぬむていどう
が − ら ま イ 103.〈ぬだんどう
が − ら ま イ ど ‑ 104.うぶゆ−〈−ぬ うみよ−けんな 105・てぃだゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 106.まんつあぬ
うみよ−けんな 107.うぷらきぬ
うみよ−けんな 108・ていんて−く
ういぬいシ 109.とうぬいしゅ−が
や ぐ み や
110.きんくいしゅ−が や ぐ み や
111.うぷんみん に−うりゅ−イ 112.うぷかんむがん
や ぐ み や 113.みジぬいシ・
シぐりや 114.ぱキぬいシ
sfmkakaf
na:muranu
s;nkakadzf tu:dibara sfdifkja:
muts+dibara idifkja: tudzfnuga:f
ga:rlmlru
mutsfnuga:f
ga:rlmlru
kunumutidu ga:ramaf
kunudandu ga:ramafdo:
upuju:ku:nu umjo:kenna tidaju:ku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna upurakinu umjo:knna tinte:ku ulnunusf
tununuju:ga
jagumlja
kiOkunuju:ga
jagumlja upummm m:urju:f
upukammugam
Jagumlja
midzfnunusf stgurlja・
bakfnunusf
臣下の数(全体)
自分の村の 臣下の数(全体)
十年も よみがえる程 育 て 腓 砥 が 出来る程 妻の誇り 誇りなさい 子育ての誇り 誇りなさい
この持ち分を 誇りなきる
この段を 誇 り な き る よ 大世乞いの お御受けの時には 太陽世乞いの お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 大終了の
お御受けの時に 天 帝
上 の 主 殿 の 主 神は 金庫の主の 神は 大嶺に
根を降ろしている 大川く地名>の神 神は
水 の 主 勝 れ 者 は 湧き(水)の主
−101−
−102−
シく.りや 115.うきみシん
に−うりゅ−イ 116.ちよ−ぬいシ
や ぐ み や 117.ういかぬシ
やぐみや 118.うぶゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 119.てい−だゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 120.まんつあんぬ
うみよ−けんな 121.うぷらきゅ−ぬ
うみよ−けんな 122.さキだに−ん
に−うりゅ−イ 123.みジぬいシ
や ぐ み や 124.ばきやぬいシ
シぐりや 125.みぢゅぬうさ
や ら ぎ ま ん ど − 126.みじゅぬあら
や ら ざ ま ん ど ‑ 127.うぶゆ−<−ぬ うみよ−けんな 128.まんつあんぬ
うみよ−けんな 129・てぃだゆ−<−ぬ
うみよ−けんな 130・ていんやかにとうぬ
や ぐ み や
131.なりやかにとうぬ や ぐ み や
133.みるくあジ
sfgurlJa
ukimisfn
。●●
、l:urJu:f
tIo:nunusf
jagumlja uikanus+
jagumlja
upuju:ku:nu umjo:kenna tidaju:ku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna upurakju:nu umjo:kenna sakfdani:n
●●●
nl:urJu:f
midzfnunusf jagumlja bakjanunusf
sfgurlJa
mid3unufusa jarasamando:
mid3unuara jarasamando:
upuju:ku:nu umjo:kenna
mantsannu
umjo:kenna tidaju:ku:nu umjo:kenna tinjakanitunu
Jagumlja
narijakanitunu
jagumlja mirukuadzf
(赤名宮の地の名)
勝れ者は
ウキミス(赤名宮の地 根 を 降 ろ し て い る 帳の主
神は 上 の 主 神は 大 世 乞 い の お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満産の
お御受けの時には 大終了の
お御受けの時には 咲田川く地名>の根に 根を降ろしている 水 の 主
神は
湧き(水)の主 勝れ者は 水 の 悪 さ を や ら さ な い よ 水の津を や ら ざ な い よ 大世乞いの お御受けの時には 満産の
お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 天 の 金 殿
神は ナ リ ヤ 金 殿 神は
彌勒(良い)按司
−103−
勝れ者は 大和神 勝れ者は
お金(金銭の)繁栄を 誇りなさって
お膳(食の)繁栄を 安心なきって
(部落全体)残らず 安心なさって
(部落全体)残らず 誇りなさるよ 大 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には この持ち分を 安心なさろうよ
この段を 誇りなさろうよ シ ぐ り や
134.やまとうがん シく、りや 135.うかにぱい
.が−らまち 136.うぜんぱい
ゆ る ま ま ち 137.ま−らまん
ゆ る ま ま ち 138.いくらまん
が − ら ま イ ど ‑ 139.うぶゆ−<−ぬ お み よ − け ん な 140.まんつあんぬ
お み よ − け ん な 141.〈ぬむていどう
ゆ る ま ま イ ど ‑ 142.くいだんどう
が − ら ま イ ど −
sfgurlja
jamatugam
sfgurlJa
ukanipai ga:ramatji udzempai jurumamatji
ma:raman
jurumamatli
nukuraman ga:ramafdo:
upuju:ku:nu omjo:kenna
mantsannu
omjo:kenna kunumutidu jurumamafdo kunudandu ga:ramafdo:
注(1)ユークーの神祭りで謡われる歌謡はいずれも「ユークーヌアーグ」と呼ばれている。
各々を弁別するために謡われる場所名を記した。
注(2)12,13,14節は、世乞いの初日に謡い、15,16,17,44,45,53,64,77,78,106,
107,120,121,128節は、終わる日、すなわち満産の日に謡う。それ以外は謡わない部 分である。
喜 佐 真 御 嶽 で の 世 乞 い の 巻 踊 り の ア ー グ チ か ざ が ん t s f k a s a g a m あ ジ ぬ か ん a d z f n u k a m に ゃ − ぎ ゅ − て い − nja:gju:ti: さーさがよ−ぬsa:sagaJo:nu
ひやるが診、 hijarugahe
ざ − ざ s a : s a
ゆ い き が Julsaga
ゆ い ざ − J u 1 s a : さ シ s a s f
︑●二1
司神 按 司 の 神 名上げよう
│鴬寺鞭=鯛ヂ同
佐司(神女)を
2.
−104−
(皆)集めて 神女を
(皆)集めて 大世乞いの 太 陽 世 乞 い の 祝 い で あ る か ら turja:ji
fugi turja:ji upuju:ku:nu tidaju:ku:nu
ぬい一一しし一くや一く一りやや一ゆやりりゆだいうぎうぷいわとフとうてい
3
1walJarJa
大 川 で の 世 乞 い の ア ー グ
︑●三1
今日の黄金の 日取りに
世を満たせく嘩子。
に繰り返す。略す。〉
今 日 の 銀 の 日取りに 水 の 主 の 神は
湧き(水)の主 神は
大村の
佐司(神女)達の 自分の村の 神女達の 大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 鍛 冶 の 神 の 神 は 大箆の 神 は
カナ浜(地名)按司 根 を 降 ろ し て い る 家 外 の
神は
にろ
がな一くんて一ジんゆか一きピよ
kju:kugani pfkadzfnna
jo:nte:ro: 以 下 同 様
ぬいぬいな一ななイざシ一一んくんぬんが一がんなシぬいやぬやくけ一けんけんジゅぬなんぬやぬやらきらき一一ゆ一あ一かやらやありうや一ジいみやみむぬむぬゆよだよつよいみぴみまうとみゅかジぐきぐぷシ一ぎぷみいみんみジぐぷぐな一ソぐきピみやぱやうざなううオてオまオかやうやかにやや
23
456789
0123
1111
kju:nandza pfkadzfnna midzfnunuSf
● ●
Jagumlja
bakjanunusf
JagumlJa
upumuranu sasfnukja:nu
na:muranu
fuginukja:nu upuju:ku:nu umjo:kenna tidaju:ku:nu umjo:kenna
mantsannau
umjo:kenna kadzfnukan Jagumlja
upuplra:ga jagumlja
kanamaadzf
●●●
m:urJu:f
jasutunuga
Jagumlja
14.うぶゆ−<−ぬ うみゅ−けんな 15.てぃだゆ−〈−ぬ
うみゅ−けんな 16・まいんみん
に−うりゅ−イ 17.みや−ぎてぃだ
や ぐ み や 18.シまんなかん
に−うりゅ−イ 19.くいぢどうが
や ぐ み や 20.うぶゆ−〈−ぬ
うみよ−けんな 21.まんつあんぬ
うみよ−けんな 22.うぷらキんぬ
うみよ−けんな 23.ま−らまん
いくらまんど−
upuju:ku:nu umju:kenna tidaju:ku:nu umju:kenna
m a l m m l n
、l:urJu:f
mja:gitida
Jagumlja
sfmannakan
●●●
nl:urju:f
kuid3iduga
jagumlja
upuju:ku:nu umjo:kenna
mantsanna
umjo:kenna upurakfnna umjo:kenna
m a : r a m a n
nukuramando
大 世 乞 い の お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 前嶺(地名)に 根を降ろしている 見 揚 げ 太 陽 神は
島の真中に 根を降ろしている 乞い地頭の 神は 大世乞いの お御受けの時には 満産の
お御受けの時には 大終了の
お御受けの時には
(部落全体)残らず
(部落全体)残らず
注(1)9,21,22節は、世乞いの神祭りが、終了する日のみ謡う部分である。
四、大川での世乞いの巻踊りのアーグ 1 . み ジ ぬ い シ m i d z f n u n u s f
ばきやぬいシbakjanunusf な−ぎていよ−na:gitijo さ−ざがよ−ぬsa:sagaJo:nu さ ー さ s a : s a
ゆ い さ が Julsaga
ゆ い さ − j u 1 s a : 2.ざシとうりや−ぱsasfturja:ba
うぎとうりや−し−fugiturja:ji:
五 、 潮 口 で の 世 乞 い の ア ー グ
1.きゅ−<がにkju:kugani
水 の 主
湧き(水)の主 名を上げようよ−
(霞沸儘戸様)
佐司(神女)取りを 神女取りをして
今 日 の 黄 金
−105−
−106−
ピかジん よ − ん て − ろ − 2 . き ゅ − な ん ざ
ピかジん 3 . シ ー フ チ ん
に−うりゅ−イ 4.うぷあジが
や ぐ み や 5.あさあジが
シく.りや 6 . り ゅ − ぐ て い ん
や く み や 7.うぷずにん
に−うりゅ−イ 8 . あ ん む な − ら が
や ぐ み や 9 . さ ぎ な ら が
や ぐ み や 10.うぶゆ−<−ぬ
うみゅ−きんな 11・てぃだゆ−〈−ぬ
うみゅ−きんな 12.まんつあんぬ
うみゅ−けんな 13.うぷらきゅ−ぬ
注(1)
うみゅ−きんな 14.みジがゆ−ぬ
ういがかん 15.うぎやぎゆ−ぬ
ういがかん 16.ばたたりん
う ぃ ー さ ま ば 17.ピそたりん
う ぃ ー さ ま ぱ 18.ゆぴぬゆ−や
オ わ ら ん な
pfkadzfn jo:nte:ro: kju:nandza pfkadzfn
sf:futsfn
●●●
、l:urju:f
upuadzfga
Jagumlja
asaadzfga
sfgurlja
rju:gutin
Jagumlja
upudzunin
●●●
m:urJu:f ammuna:raga jagumlja saglnaraga jagumlja
upuju:ku:nu umju:kinna tidaju:ku:nu umju:kinna
mantsannu
umju:kinna upurakju:nu umju:kinna midzfgaju:nu uigakam fugijagiju:nu uigakam batatarin fi:samaba pfsotarin fi:samaba jubinuju:ja
u w a r a n n a
日取りに
世を満たせ(鯨穣]瀞:)
今 日 の 銀 の 日取りに 潮口(地名)に 根を降ろしている 大 按 司 の
神は 父按司の 勝れ者は 竜 宮 天 の 神は 大宗根に
根 を 降 ろ し て い る アンムラーナ(?)の 神は
サギナラ(?)の 神は
大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 大終了の
御受けの時には 水 の 世 の 上 の 神
吹き上げ(泉)世の 上の神
腹垂れ(満腹すること)
下 き れ ば
膳垂れ(満腹すること)
下 き れ ば 夕べの夜は
ま だ 続 い て い る か
も
も
19.ぷ−イかぎ とうきやんな 20.や−きゃんな
ま − ら ま ん ど ‑ 21.きたなみん
い く ら ま ん ど ‑ 22.うぶゆ−〈−ぬ
うみゅ−きんな 23・てぃだゆ−<−ぬ
うみゅ−きんな 24.まんつあん
うみゅ−きんな 25.うぷらきぬ
うみゅ−きんな 26.ぴきくりや−が
ゆ − ぬ か ん 27.さぬぱに−ん
に−うりゅ−イ 28.ざんぬいシ
や ぐ み や 29.とうぬぱに−ん
に−うりゅ−イ 30.とうぬぱあジ
や ぐ み や 31.いんいばん
に−うりゅ−イ
3 2 . い ん ぬ い シ や ぐ み や 33.ビぬぱに−ん
に−うりゅ−イ 34.ビぬばていん
や ぐ み や 35.<ぬむていどう
ゆ る ま ま イ ど − 36.〈ぬむてぃどう が − ら ま イ ど −
pu:fkagi tukjanna ja:kjanna ma:ramando kitanamin nukuramando upuju:ku:nu umju:kinna tidaju:ku:nu umju:kinna
mantsan
umju:kinna upurakinu umju:kinna pikikurja:ga ju:nukan
sanupanl:n
●●●
nl:urju:f sannunusf
Jagumlja
tunupani:n
●●●
、l:urJu:f
tunupaadzf
jagumlJa
1nnupan
●●
nl:urJu:f 1nnunusf
jagumlja
bfnupani:n
●o
nl:urJu:十
bfnupatin
Jagumlja
kunumutidu jurumama+do kunumutidu ga:ramafdo:
穂 祭 り が 美 し い 時には
(部落の)家庭は皆 残らずだよ
桁並み(家は皆)も 残らずだよ
大世乞いの お御受けの時には 太 陽 世 乞 い の お御受けの時には 満 産 の
お御受けの時には 大終了の
お御受けの時には 引っぱっている 世の神
申の方角に 根 を 降 ろ し て い る 申の方角の主 神は
寅の方角に 根 を 降 ろ し て い る 寅の方角の按司 神は
戌の方角に 根を降ろしている 戌 の 方 角 の 主 神は
亥の方角に 根 を 降 ろ し て い る 亥 の 方 角 の 天 の 神は
この持ち分を 安心なきろうよ
この持ち分を 誇りなさろうよ
−107−