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(1)

<Insert Picture Here>

デモで知る ASMの良さと運用方法

日本オラクル株式会社

2012年01月25日

(2)

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。

また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは

できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン

ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ

い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい

ては、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文 中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

(3)

内容

Oracle Automatic Storage Management (ASM) 概要

Grid Infrastructure 概要

ASMの管理

Oracle Enterprise Manager を使用したASM管理

ASM 環境でのバックアップおよびリカバリ手法

(4)

<Insert Picture Here>

Oracle Automatic Storage

Management (ASM) 概要

(5)

Oracle Automatic Storage Management

概要

Oracleデータベースに対してボリューム・マネージャ兼ファイルシステムと

して機能し、ディスク構成を仮想化

エディション(EE/SE)に関係なく、シングル環境、クラスタ環境共に使用可

11g Release2より、ASMクラスタファイルシステム(ACFS)が実装

ASM Disk Group

Oracle

Instance

ASM

Instance

CSS

Oracle Databaseにフラットなディスク・プー

ルを提供 + ディスク管理工数を大幅削減

複数のディスク・アレイにまたがってディス

クを仮想化し、ディスク追加 / 削除でもデー

タを透過的に再配分

GRIDCenter検証では、標準使用

• RAC環境でのASM 使用率は約 6 割

11g だと約 9 割で採用

(6)

<Insert Picture Here>

(7)

[デモ] ASMにおけるデバイス管理

ASM Configuration Assistant (ASMCA)での確認

[grid@node1 ~]$ asmca

girdユーザーでasmca の実行

1

ディスク・グループタブより既存の

DATAディスクグループ情報を確認

(8)

[デモ] ASMにおけるデバイス管理

ASM Configuration Assistant (ASMCA)での確認

右クリックでメニュー表示

2

DATAディスク・グループ上で右クリック後、

[ディスク追加]を選択

(9)

[デモ] ASMにおけるデバイス管理

ASM Configuration Assistant (ASMCA)での確認

「候補を表示」にチェックを入れ確認

3

ディスク検出パスの変更をクリック

4

ディスク検出パス

「/dev/sd*」を確認

(10)

[デモ] ASMディスク・グループ作成

ASM Configuration Assistant (ASMCA)での作成

ASMCA を使用しデータベース作成時に、Fast Recovery

Area 用に使用する ASM ディスク・グループを新規作成

[作成]ボタンをクリック

(11)

[デモ] ASMCA を使用した ASM の構成手順

FRAディスク・グループの新規作成

必要容量の本数を選択

ディスク・グループ名「FRA」の入力とディスク本数選択

2

[拡張オプションの表示]をクリックすると詳細な

ディスク・グループの属性について設定が可能

(12)

[デモ] ASMCA を使用した ASM の構成手順

FRAディスク・グループの新規作成

[OK]ボタンをクリック

(13)

[デモ] ASMCA を使用した ASM の構成手順

FRAディスク・グループの確認

正常にFRAディスク・グループが作成されたことを確認

4

FRAディスク・グループがウントさ

れていることを確認

(14)

[デモ] ASMCMDによる確認

作成したディスク・グループの確認

ASMCMD コマンドラインツールからも同様の情報を確認可能

FRAディスク・グループについての情報を確認

[grid@node1 ~]$ asmcmd

ASMCMD>

girdユーザーでasmcmd の実行

1

lsdgでディスク・グループ情報の確認

2

ASMCMD> lsdg

State Type Rebal Sector Block AU Total_MB Free_MB Req_mir_free_MB Usable_file_MB Offline_disks Voting_files Name MOUNTED NORMAL N 512 4096 1048576 9201 8275 309 3983 0 Y DATA/

(15)

ASMCMD

ASM専用コマンドライン・ユーティリティ

ASM管理専用のコマンドライン・ユーティリティ

対話モード

UNIXシェルコマンドに似た操作

非対話モード

スクリプト化、バッチ処理など

$asmcmd

find

rm

cd

dir

mkalias

lsdsk

cp

rmalias

mkdir

ls

lsct

lsdg

pwd

md_backup

& restore

remap

$ asmcmd ASMCMD> ls DATA/ FRA/ ASMCMD> $ asmcmd ls DATA/ FRA/ $

(16)

[デモ] Database Configuration Assistant (DBCA)の起動

Oracle 単一インスタンス・データベースを選択

Oracle インストールユーザー (oracle) で DBCA を起動

(17)

[デモ] データベースの作成

データベースの作成を選択

11g Release 2 より ASM を使用する場合は、

Grid Infrastructure の ASMCA を実行する

(18)

(参考)インストール後に ASM を構成する場合

ASM インスタンスの作成

記憶域オプションで ASM を選択しなかった場合は、インストール後

に ASMCA を起動し、ASM を構成する

SYS ユーザーと ASMSNMP ユーザーのパスワードを設定

[grid@node1 ˜] asmca

(19)

[デモ] データベース・ファイルの位置

記憶域として使用する

ストレージ・タイプを選択

ファイルの格納位置を選択

(20)

Oracle Automatic Storage Management

キーテクノロジー

ディスク・グループ

ファイル1

ファイル2

ファイル3

ストライピング

ディスク・グループ内の全てのディスクで

ストライピング(ホットスポットが発生しない)

ストレージ筺体をまたいだ、ストライピング

も可能

ミラーリング

ファイルの種類に応じてOracleレベルで

ミラーリング(なし・二重化・三重化)

ミラーリング先を別筺体に作成する

ことでストレージ筺体の障害対策が

可能

1 2 3 4 3 1 2 4 ストレージ1号機 ストレージ2号機

ストレージ筺体を意識しないため、コモディティで小型な機材を並べて、低コストで

高性能かつ大容量なStorage環境を実現

(21)

Oracle Automatic Storage Management

キーテクノロジー

1 2 3 1(ミラー) 2 (ミラー) 3 (ミラー) 1´ 2´ 1´(ミラー) 2´ (ミラー) 1´ 4´ (ミラー) 2´ 1´ (ミラー) 3´ 2 ´(ミラー) 4´ 3´ (ミラー) ディスク追加 ディスク削除 再配置 再配置

動的リバランシング

ディスクの追加・削除時に自動かつ動的にファイルを再配置

負荷の度合いに合わせてディスクを順次追加するスモールスタートが可能

(逆にディスク本数を減らすことも可能)

(22)

ASMによる設計の最適化

S

tripe

A

nd

M

irror

E

verything (S.A.M.E)

従来 : 用途別にディスクを区別する設計

ASM : データをグループ内の全ディスクにストライプ

すべてのディスクが均等に忙しくなるように、すべてのディスクに

データをストライプして分散配置し、ミラーリングも行う

」 設計指針

すべてのディスクの I/O 帯域をフル活用することで性能を確保

表A

索引A

表A

索引B

TMP

Sequential Read

Random Read

(23)

ASMによる性能の最適化機能

ストライピングの仕組み

ディスク・グループ内の、全てのディスクでストライピング

割当てユニット(AU)単位で領域を割当て

1, 2, 4, 8,16, 32, 64MB の可変サイズから選択、デフォルトは

1MB

全てのディスクの使用率が同じになるように割当て

ディスク・グループ

ユーザは意識せずに

配置される

ホットスポットが

発生しない

: 割り当てユニット(AU)

物理ディスク

データファイル1

データファイル2

データファイル3

(24)

ASMによる性能の最適化機能

最適構成の難しさ

最適構成を見つけるのが非常に困難

システム負荷は変動する

- ユーザーのアクセスパターン

- データ容量の成長

幅広いパターンで十分な性能を得る

考慮点が減る

- ディスク負荷が均一

- ディスク使用量が均一

性能

100%

性能

負荷パターン

負荷パターン

特定の負荷パターン向けに最適化

全ディスクに均等にストライプ

(25)

ASMによる柔軟なストレージ構成

低価格ストレージで構成可能な理由

H/Wごとに障害グループを設定し、オリジナルデータとミラーデータの同時損失を回

避可能

障害グループとは

リソース(電源など)を共有しているディスクのグループ(筐体・コントローラー)

ミラーリングは、異なる障害グループに属しているディスク間で行われる

ストレージ筐体を意識しないASMだから実現可能

ストレージ1号機

ストレージ2号機

C

A

B

C

D

D

ASM仮想ディスク

障害発生

A

B

(26)

ASMによる容易なディスク追加/削除

自動リバランス(データの再配置)機能

データベースを無停止でディスクの追加/削除が可能

ASMディスクグループにディスクが追加されると、自動的に既存

のデータファイルが再配置される

データベースからは透過的

管理者が手作業でストライピングを行う必要無し

削除

+

-

REBALANCE

追加

(27)

ASMによる容易なディスク追加/削除

従来のディスク追加との比較

従来のディスク追加

ディスクの追加だけでは、データの再配置は行われない

表データだけではなく、索引の再作成、統計情報の再取得

が必要

オペレーションが複雑で、場合によりユーザー業務の停止が

発生

ASMのディスク追加

ディスク追加だけで、既存データの再配置(リバランス)が行わ

れる

索引の再作成、統計情報の再取得の必要なし

容量不足の解消だけでなく、ディスクI/O性能を向上させることも

可能

(28)

ASMによる容易なディスク追加/削除

従来のディスク追加との比較

従来

ASM

ディスクを追加し

RAIDグループを再構成

データ再配置

全ディスクに対してI/O

unload

load

ディスク・グループに

ディスクを追加

ディスク追加と同時に

データの再配置を開始

全ディスクに対してI/O

Rebalance

×

通常、再配置中はアクセス不可

再配置中もアクセス可

(29)

ASM自動リバランスによるディスク追加

従来とASMにおける総所要時間の比較

総所要時間

約2.5時間

+データのアンロード

+統計取得

総所要時間

約0.5時間

データのアンロード不要

統計再取得不要

アプリケーション無停止

従来

ASM

富士通SPARC EnterpriseによるOracle 11gデータ・ウェアハウス検証 http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/documents/data/pdf/fj-gc-spe-dwh-1.2.pdf

(30)

ASM自動リバランスによるクエリ性能向上

ストレージI/O性能のボトルネックを改善

ストレージI/O性能のボトルネックを改善し、クエリ性能

の向上を確認

ASM自動リバランスにより、既存データが追加ディスク上に再配

富士通SPARC EnterpriseによるOracle 11gデータ・ウェアハウス検証

(31)

ASMによる物理設計の簡素化

従来の物理設計との比較

ディスク管理工数を大幅に削減

Oracleデータベース専用のボリューム・マネージャ兼ファイルシ

ステム

ファイル操作の大部分を隠蔽

ファイル構造

Oracle構造

従来のディスク管理

ボリューム・マネージャ

ファイルシステム

表/索引

表領域

データファイル

ASM

ASMのディスク管理

表/索引

表領域

ボリューム・マネージャ

ファイルシステム

データファイル

(32)

ASMによる物理設計の簡素化

従来のデータベースのディスク管理

CREATE TABLESPACE tablespace_name

DATAFILE '

/u02/oradata/datafile02.dbf

' SIZE 1000M,

'

/u03/oradata/datafile03.dbf

' SIZE 1000M;

従来はファイルの物理配置を詳細まで考慮しながら設

計していた

用途ごとに物理ディスクを区別する傾向があった

大規模になると、ファイル配置を検討する工数も大きく

なります。

各用途ごとに最適な本数の配分を決定することは非常

に困難です。

表B

TEMP

表A

索引A

(33)

ASMによる物理設計の簡素化

ASMのデータベースのディスク管理

ディスク・グループを指定するのみで、物理ディスクを意

識する必要はない

データをディスク・グループ内の全ディスクに自動的にストライプ

必要に応じて、ミラーリング(2重化、3重化)も可能

ミラーリング

DiskGroup2

DiskGroup1

CREATE TABLESPACE

TABLESPACE_NAME

DATAFILE

+DiskGroup1

’ SIZE 2G;

(34)

ASMによる物理設計の簡素化

DBAのストレージ管理の効率化

キャパシティ ランニング データ位置の 検討 論理ボリュームの 作成 ファイルシステムの 作成 Oracle インストール DB作成 ホットスポットを 見つける データファイルを 移動し競合減少 H/Wへの ディスクの追加 論理ボリュームの 作成 ファイルシステムの 作成 移動データの 検討 新規ディスクに ファイルを移動 DB上の ファイルの改名 ディスクグループ の作成 Oracle インストール DB作成 ディスクグループ内での自動均等分散 により管理作業なし H/Wへの ディスクの追加 ADD Disk コマンド発行 自動I/Oバランス 再調整

DB

ASMあり

ASM以外

ASM以外

ASMあり

ASMあり

ASM以外

工数と所要時間を

大幅に削減

キャパシティ ランニング

(35)

Oracle Automatic Storage Management

概要のまとめ

ディスク・グループ

ファイル1

ファイル2

ファイル3

S.A.M.E

最適なデータ配置を自動で実現

柔軟なストレージ構成

ミラーリング先を別筺体に作成する

ことでストレージ筺体の障害対策が可能

構成変更時も最適構成を維持

自動リバランス機能による

データ再配置機能

物理的なファイル構造を仮想化

物理設計の簡素化により

ストレージ管理工数の大幅削減

1 2 3 4 3 1 2 4 ストレージ1号機 ストレージ2号機

ストレージ筺体を意識しないため、コモディティで小型な機材を並べて、低コストで

高性能かつ大容量なStorage環境を実現

1 2 3 1(ミラー) 2 (ミラー) 3 (ミラー) 2´ (ミラー) 1´(ミラー) 2´ 1´ 4´ (ミラー) 1´ (ミラー) 2´ 2 ´(ミラー) 3´ 3´ (ミラー) 4´ ディスク追加 ディスク削除 再配置 再配置

(36)

<Insert Picture Here>

(37)

Oracle Grid Infrastructure とは

Oracle Database 11g Release 2 の統合システム基盤

RAC

Oracle Clusterware

ASM

Oracle Grid Infrastructure

RAC

RAC

ASM

Oracle Clusterware

Oracle 9i ~

Oracle 10g ~

Oracle 11g R2

複数サービス基盤

共用データベース

単一サービス基盤

可用性と拡張性

複数のグリッドを束ねた

共用インフラストラクチャ

データセンター・グリッド

データベース・グリッド

RAC

Clusterware

(38)

11g Release 2 より Oracle Clusterware と Oracle ASM が統合され

Oracle Grid Infrastructure として提供

単一ディレクトリへインストール

Oracle Grid Infrastructure の構成要素

11g R1 まで

11g R2

Oracle Grid Infrastructure

Oracle Database

Oracle ASM

Oracle Clusterware

Oracle Database

Oracle ASM

Oracle Clusterware

単一システム基盤

Oracle ASM

Oracle Clusterware

Oracle ASM

Oracle Clusterware

リスナー

リスナー

Grid ホーム

CRS ホーム

DB ホーム

DB ホーム

(39)

Oracle Grid Infrastructure 全体像

リソースの物理的な所在を意識せずにサービスとして利用可能

RAC

RAC

Application

Oracle ASM

Oracle Clusterware

Server Pool

Server Pool

Server Pool

Disk Group

Disk Group

Disk Group

Service

Service

SCAN Listener

ストレージの仮想化

→ ディスク・グループ

グリッド基盤

= Oracle Grid Infrastructure

動的インフラに対応した接続 (SCAN)

サーバーの仮想化

(サーバー・プール)

ネットワーク固有の

設定を排除 (GPnP)

全てのデータを ASM

で管理 (ACFS の導入)

(40)

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(41)

ASMの管理及び監視

Oracle データベースと同様の管理ツール、もしくは専用

の管理ツールを提供

GUIツール

Oracle Enterprise Manager

Automatic Storage Management Configuration Assistant

(ASMCA)

CUIツール

SQL*Plus

(42)

ASMのアーキテクチャ

ASMディスク

ASM用に定義されたLUNやデバイス

ASM ディスク・グループ

ディスクの論理的な単位

ASMの冗長化構成を決定する単位

ASMインスタンス

ASMディスク・グループ内の構成情報(メタデータ)

の管理を行う

ASMファイル

ASMディスク・グループ内に格納されているファイルのこと

データベースファイルなども含まれる

DB

インスタンス

ASM

インスタンス

ASM ディスク

ASM ディスク

・グループ

ASMファイル

(43)

ASMにおけるデバイス管理

ASMで使用可能なデバイス

OS上で認識されているデバイスであればASMディスクとして使

用可能

ディスク・パーティション

LUN

NFSファイル

※Oracle ADVM(ACFSを使用する際のボリュームマネージャ)ではNFSの使用がサポ

ートされていません。

※ローカルのデバイスを使用した構成は不可

ASMディスク・ グループ 物理ディスクを利用するケース 物理ディスク パーティションを利用するケース

ASMディスク ファイルを利用するケース 論理ボリュームを利用するケース 1パーティション ASMディスク・ グループ 1物理ディスク ASMディスク

物理ディスク

ボリューム グループ 1論理ボリューム ASMディスク 物理ディスク ASMディスク・ グループ NAS 1ファイル

ASMディスク ASMディスク・ グループ

(44)

ASMにおけるデバイス管理

デバイスの割当方法

ASMがデバイスを認識するためには以下の2つの設定が必要

1.

デバイスの所有権、アクセス権を変更

例) ユーザおよびグループ所有権をgrid : asmadmin等に変更

2.

ASMが読み込む対象となるデバイスの範囲を指定

ASM_DISKSTRING初期化パラメータでディスクの検出パスを指定

検出パスのデフォルト値は各OSにより異なる

Linux : /dev/raw/raw*

Linux (ASMLib使用) : ORCL:VOL*

Solaris : /dev/rdsk/*

Windows :

¥¥.¥ORCLDISK*

AIX : /dev/rhdisk/*

HP-UX : /dev/rdsk/*

(45)

ASMにおけるデバイス管理

設定したデバイス権限の永続設定方法(Linux OSの場合)

OSを再起動後も権限の設定を保持する必要があるため、以下のどちらか

の方法で永続設定を行う

udevツール

Linux OSではカーネル2.6以降で使用可能

ASMLibツール

Oracleが提供するAPI

Oracle Technology Network (OTN)からダウンロード

(46)

ASMにおけるデバイス管理

設定したデバイス権限の永続設定方法(Windows OSの場合)

ASMデバイス管理専用ツール(asmtool / asmtoolg)

(47)

ASMディスク・グループの作成

ディスク・グループ作成のガイドライン

1つのディスク・グループには同量のASMディスクを使用することを推奨

ASMのストライピングは容量ベースのため

特に要件がない場合は、ディスク・グループは2つで運用

1つは本番データ(データファイルなど)用、もう1つはバックアップデータ用

データーベースのバックアップをストレージ機能を利用してやる場合などは最低

3つのディスク・グループでの運用が必要

RMAN バックアップ 制御ファイル データファイルA データファイルB アーカイブREDOログ アーカイブREDOログ オンラインREDOログ SPFILE Change tracking file

本番用ディスク・グループ

バックアップ用ディスク・グループ

アーカイブREDOログ アーカイブREDOログ オンラインREDOログ アーカイブREDOログ アーカイブREDOログ アーカイブREDOログ 制御ファイル ディスク・グループ構成イメージ

(48)

ASMインスタンスとDBインスタンス

アーキテクチャ

ASMインスタンスは各サーバー上に1つだけ起動

複数のディスク・グループの管理及び同一サーバー上で稼働してい

る複数のDBインスタンスと通信を行う

ASM

インスタンス

SID=+ASM

ASM Disks ASM Disks

ASM ディスク・グループ1

ノード1

RBAL ARBn

DB

インスタンス

SID=sales

ASMB DBW0 RBAL

DB

インスタンス

SID=NoASM

DBW0 Disks ファイルシステム1 Disks

DB

インスタンス

SID=fin

ASMB DBW0 RBAL ASM ディスク・グループ2 ASM Disks ASM Disks

(49)

ASMインスタンスが管理する情報

ASMインスタンスはディスク・グループのメタデータを管理

しファイルのレイアウト情報をDBインスタンスに提供する

ASMメタデータ

ASMがディスク・グループの制御に使用する情報

ディスク・グループ内に存在するメタデータ(ASMメタデータ)

ディスク・グループに属しているディスク

ディスク・グループで使用可能な領域の量

ディスク・グループのファイルのファイル名

ディスク・グループのデータファイルのエクステントの場所

アトミックに変更するメタデータ・ブロックの情報を記録する

REDOログ

Oracle ADVMボリューム情報

(50)

ASMインスタンスのメモリ空間

SGAおよびPGA

プロセス毎のメモリ領域 (PGA)

SQL> show sga

Total System Global Area 284565504 bytes Fixed Size 1343716 bytes

Variable Size 258055964 bytes

ASMインスタンスもDBインスタンス同様SGAやPGAと呼

ばれるメモリ領域が確保される

PMON

メタデータ

RBAL SMON

システム・グローバル領域

(SGA)

DBWR LGWR CKPT ASMインスタンス ASM Cache 共有 プール Redo バッファ サーバー プロセス プロセス毎のメモリ領域 (PGA) サーバー プロセス プロセス毎のメモリ領域 (PGA) サーバー プロセス 更新履歴情報を一時的 に格納する マップ情報を格納 (エクステント・マップ) メタデータ・ブロックのコピー

(51)

ASMインスタンス

ASMインスタンス特有のバックグラウンド・プロセス

ASMインスタンスを起動するとDBインスタンスと同様にバ

ックグラウンド・プロセスが複数起動

起動するバックグラウンド・プロセスの中にはDBインスタ

ンスにはないバックグラウンド・プロセスも存在

代表例

RBALプロセス

ASMのリバランス操作時に指揮をとるプロセス

ARBプロセス

RBALプロセスからの指令を受け、データの移動を

行うプロ

セス

GMONプロセス

ASMディスク・グループ内のディスク・メンバーシップを管理

ASMディスクのステータス変更(削除、オフラインなど)の処理

KATEプロセス

高速ミラー再同期機能で動作するプロセス

RBAL

ARB1 ARB2 ARB3

GMON

b000

(52)

ASMインスタンスのパラメータファイル

SPFILE

ASMインスタンスの初期化パラメータファイルもデフォルトで

はASMディスク・グループに配置される

現在のASM SPFILEの場所を表示

SPFILEを別の場所にコピー

次回インスタンス起動時にコピー先のファイルから読み込む設定

をする場合は-uオプションをつける

※ 初期化パラメータの値は通常デフォルトで十分

※ ASMが停止している状態では移動やコピー等は不可

ASMCMD> spget

+DATA/cluster1/asmparameterfile/registry.253.744303659

ASMCMD> spcopy +DATA/cluster1/asmparameterfile/registry.253.744303659 +FRA/asmspfile.bak

共有ファイルシステム

or

他のASMディスク・グループ

をコピー先として指定可能

(53)

ASMインスタンス

ASMディスクのヘッダ情報

ASM ディスクヘッダ

ASMは起動時にasm_diskstringに設定されているデバ

イス・パスをもとにディスクのヘッダを検索し、ASMディス

クか否を判断

ディスク・グループ

DATA

??

ディスク・グループ

「DATA」のディスク1

ディスク・グループ

「DATA」のディスク2

ディスク・グループ

「DATA」のディス3

(54)

ASMインスタンス

ASMインスタンスの停止

ASM インスタンスを停止する場合は、Oracle Clusterware と一緒に

停止してください

Oracle Clusterware 停止コマンド

11g R2 では、Oracle Clusterware と ASM は一体化しているため

ACFSを使用している場合は

ACFSをアンマウントしてから停止

srvctl stop asm による停止

OCR / 投票ディスクを ASM 管理している場合は、ASM の停止は不可

SPFILE のみ ASM 管理している場合は、-f オプションを指定することで

停止することは可能 (この場合、OCR / 投票ディスクは、共有ファイルシ

ステムに配置)

(55)

ASMの物理構造とDBの物理構造

関係性

データベース

表領域

セグメント

エクステント

データブロック

データファイル

物理ブロック

ASM

ディスク・グループ

ASM ディスク

ASM ファイル

割当ユニット(AU)

ファイルシステム

or

RAWデバイス

(56)

ASMファイル

物理的な見え方

ASMファイルはOSから認識はできないが、ASMインスタンス

を介すると、物理的にファイルの形で見ることが可能

(57)

ASMファイル

ディスク・グループに格納できるファイル

ファイル・タイプ

制御ファイル

データファイル

オンライン REDO ログ・ファイル

アーカイブ REDO ログ・ファイル

一時ファイル

データファイル・バックアップ・ピース

データファイル増分バックアップ・ピース ○

アーカイブログ・バックアップ・ピース

データファイル・コピー

SPFILE(ASM/DB両方)

ファイル・タイプ

クラスタウェア・ファイル(OCR,投票ディスク)

障害時リカバリ構成

フラッシュバック・ログ

チェンジ・トラッキング・ファイル

Data Pump ファイル

自動生成制御ファイル・バックアップ

クロスプラットフォーム・

トランスポータブル・データファイル

OS ファイル

×

トレース・ファイル

×

Oracle Database で使用される大半のファイルを格納可能

トレース・ファイル、pfile などのテキスト・ファイルは格納不可

ASMに格納できないファイルは

ACFS

に格納可能

ACFSに

配置

(58)

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Oracle Enterprise Manager

(59)

[デモ] ASM 動的リバランシング

Oracle

Enterprise Manager DB Control へのログイン

Enterprise Manager へログイン

1

ユーザー名および

パスワードを入力し

SYSDBA権限で

ログイン

ログイン後「データベース」

画面が表示される

ログイン後に表示される

ASM インスタンス名の

リンクから自動ストレー

ジ管理画面へ遷移

(60)

[デモ] ASM 動的リバランシング

自動ストレージ管理画面への遷移

自動ストレージ管理画面への遷移

2

(61)

[デモ] ASM 動的リバランシング

ASM ディスク・グループの選択

ディスクを追加するディスク・グループの選択

3

ディスク追加を実施するディスク・

グループを選択(「名前」列のリン

クをクリックして詳細画面へ遷移)

今回は DATA を選択

ユーザー名およびパスワード

を入力して SYSASM権限で

ログイン

(62)

[デモ] ASM 動的リバランシング

メンバー・ディスクの確認

メンバー・ディスクの確認

4

ディスク・グループの詳細画面から現在の

ディスク・グループの使用量などを確認

「メンバー・ディスク」から使用して

いるディスクを確認し、追加を実施

する場合は「追加」ボタンをクリック

(63)

[デモ] ASM 動的リバランシング

ASM ディスク・グループへディスクの追加を実行

ディスクの追加

5

「候補メンバー・ディスク」から

追加するディスクを選択

「OK」ボタンをクリック

すると追加が開始

(64)

[デモ] ASM 動的リバランシング

ASM の動的リバランスの確認

動的リバランスの確認(方法1)

6

ディスクは正常に追加

動的にリバランスが 実行

REBALANCE

(65)

[デモ] ASM 動的リバランシング

ASM の動的リバランスの確認

動的リバランスの確認(方法2)

6

「保留中の操作」から動的リバランス

の進行度合いを確認することも可能

(66)

<Insert Picture Here>

ASM 環境でのバックアップお

(67)

ASMにおける Oracle Databaseバックアップ

Export / Import (Data Pump 含)

Oracle Recovery Manager (RMAN)

ストレージ機器の機能

OSコマンド(cp / tar )

直接テープへ

RMAN / Secure Backupを使用

外部ツールを使用

その他

(68)

Recovery ManagerでASM環境をバックアップ

ディスクグループ設計例

Oracle Enterprise Manager /

コマンドラインからの操作

RMAN

データベース・ファイル

+DATA

ファスト・リカバリ領域

+FRA

Tape Drive

Oracle Secure

Backup

Oracleのデータ構造を認識した効率的

なバックアップ・リカバリ

ブロック検証

ブロック・メディア・リカバリ

バックアップの圧縮

未使用ブロックの圧縮

バックアップの暗号化

etc

RMANによるディスク(ファスト・リカ

バリ領域)へのバックアップや外部

ストレージ、Oracle Secure

Backup を使用したテープへのバ

ックアップが可能

Amazon S3

外部ストレージ

(69)

[デモ] ASM環境でのバックアップ

Oracle

Enterprise Manager DB Control へのログイン

Enterprise Manager へログイン

1

ユーザー名および

パスワードを入力し

SYSDBA権限で

ログイン

ログイン後「データベース」

画面が表示される

(70)

[デモ] ASM環境でのバックアップ

可用性タブ

可用性タブをクリック

(71)

[デモ] ASM環境でのバックアップ

バックアップのスケジュール

バックアップのスケジュールをクリック

(72)

[デモ] ASM環境でのバックアップ

バックアップのレポート確認

(73)

ストレージ機能でASM環境をバックアップ

ディスクグループを構成する全てのミ

ラーボリュームを切り離して、バックア

ップとする

切り離す前にバックアップボリュームを

同期させておく

世代として保持するバックアップは別

途ディスクやテープに保持

バックアップ

Oracle Real Application Clusters

Oracle Automatic Storage Management

ログ DG データ DG アーカイブ DG

ストレージ機能

(74)

ストレージ機能でのバックアップ方法

ユーザー管理バックアップ

オンラインで取得できるのは

データファイルのみ

ASM環境ではディスクグループ単位でバックアップする

データファイルのみのディスクグループ構成が必須

制御ファイルのバックアップはRMANやSQLで取得

バックアップモードで取得

更新中のデータブロックをバックアップしないための仕組み

※バックアップ中にASMの構成変更やリバランスは行わない

ALTER DATABASE (TABLESPACE) BEGIN BACKUP;

<ストレージコマンド 実行>

(75)

ストレージ機能でのバックアップ

ディスクグループ設計例

バックアップ

Oracle Real Application Clusters

Oracle Automatic Storage Management

ログ DG データ DG アーカイブ DG

ログDG(ストレージバックアップ不可)

オンラインREDOログ・ファイル

制御ファイル

SPFILE

Change Tracking File (RMAN)

OCR / 投票ディスク

etc

データDG(ストレージバックアップ可)

データファイル

アーカイブDG(ストレージバックアップ可)

アーカイブREDOログ・ファイル

RMANバックアップ

etc

ストレージ機能

(76)

ベストプラクティス

Oracle Technology Network (OTN)にて、ストレージ機能

を使用した ASM上のOracleデータベースのバックアップ

手順を公開

http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/cloud-storage/index.html

(日本語)

http://www.oracle.com/technetwork/database/cloud-storage/index.html

(英語)

(77)

<Insert Picture Here>

Oracle ASM Cluster File

System(ACFS) 概要

(78)

Oracle ASM Cluster File System (ACFS)

拡張性に優れた

汎用ファイルシステム

NAS プロトコル(NFS, CIFS)でアクセス可能

マルチ OS プラットフォーム

読み取り専用スナップショットをサポート

動的なボリューム管理をサポート

全てのデータを ASM で管理可能に

ASM に配置可能なファイル • データベースのデータファイル • アーカイブ REDO ログファイル • RMAN バックアップファイル • Data Pump ダンプファイル ACFS に配置可能なファイル (ASM に配置不可のファイル) • アプリケーション • DB のアラートログ、トレースファイル • DB Home • テキストおよび、バイナリファイル (映像、音声など)

11g Release 1 まで

11g Release 2

(79)

ASM で全てのデータを管理

Automatic Storage Management (ASM)

ASM

ディスク

グループ

ASM インスタンスが管理

する Oracle データベー

ス・ファイル

Application

サード・パーティ製ファ

イルシステム

ACFS スナップショット

動的ボリュームマネージャ

ASM クラスタ・ファイルシス

テム (ACFS)

RAC データベース

DB Datafiles

DB Datafiles

データベース・

データ・ファイル

OCR & 投票ファイル

ASM ファイル

ACFS FS

Oracle バイナリ

サードパーティ

FS

動的ボリューム

(80)

ACFS 上に DB HOME を配置可能

注意点

単一点障害 : ASM で適切な冗長性を確保すること

ローリング・パッチは適用不可

Oracle Database のインストールは1回のみ

各ローカルディスクにインストール

ACFS 上にインストール

全サーバー上にイ

ンストールする必

要がある

インストールは1回

のみ。全サーバー

は同じバイナリを

使用

RAC データベース

DB Home

RAC データベース

DB Home DB Home DB Home DB Home

(81)

ACFS によるファイル管理

Eメール

人事

空きプール

使用プール

Oracle Clusterware

サーバー・プール CRM

サーバー・プール HR

サーバー・プール Free

サーバー・プール ACT

会計

CRM

サーバー・プール MAIL

共有ストレージ

Application Binary Script / log file

Oracle ACFS

ASM Files

ポイント ①

全サーバーでアクセス可能なク

ラスタ・ファイルシステム

ポイント ②

アプリケーションを配

置することで、どのサ

ーバー上からでも起動

可能アプリケーション

などのログも集中管理

障害

ポイント ③

ASM の冗長化技術に

よる高可用性の確保

(82)

<Insert Picture Here>

(83)

ディスク・グループ

ファイル1

ファイル2

ファイル3

S.A.M.E

最適なデータ配置を自動で実現

柔軟なストレージ構成

ミラーリング先を別筺体に作成する

ことでストレージ筺体の障害対策が可能

構成変更時も最適構成を維持

自動リバランス機能による

データ再配置機能

物理的なファイル構造を仮想化

物理設計の簡素化により

ストレージ管理工数の大幅削減

1 2 3 4 3 1 2 4 ストレージ1号機 ストレージ2号機

ストレージ筺体を意識しないため、コモディティで小型な機材を並べて、低コストで

高性能かつ大容量なStorage環境を実現

1 2 3 1(ミラー) 2 (ミラー) 3 (ミラー) 2´ (ミラー) 1´(ミラー) 2´ 1´ 4´ (ミラー) 1´ (ミラー) 2´ 2 ´(ミラー) 3´ 3´ (ミラー) 4´ ディスク追加 ディスク削除 再配置 再配置

Oracle Automatic Storage Management

(84)

Appendix

(85)

既存のディスク・グループ(DATA)よりボリュームを切り出

し、ACFS の領域として設定

全ノードから利用可能な汎用ファイルシステムとして利用

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

概要

ACFS の作成の動作確認の流れ(例)

ボリューム・デバイスのマウント

3

ACFS の作成状況の確認

1

1

作成状況

の確認

ACFSは、必要なボリューム・デバイス

の選択により、自由に構成できる

ASM ボリューム・デバイスの作成

2

ボリューム・デ

バイスの作成

2

DATA

ボリューム・デバ

イスのマウント

3

ACFS

ACFS

(86)

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

ACFS の作成状況を確認

ACFS の作成状況を確認

1

「自動ストレージ管理」画面からの「ASM

クラスタ・ファイルシステム」タブをクリック

「作成」ボタンをクリッ

クし新規作成を実施

既存の ACFS はなく

表示されていない

(87)

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

ASM ボリュームの作成

ボリューム・デバイスの作成

2

「ASM ボリュームの作成」

ボタンから新規作成を実施

ボリューム名、ディスク・

グループ、サイズを指定

「OK」ボタンをクリック

すると作成を開始

(88)

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

ACFS の作成

ACFS の作成

3

ボリュームが作成されたことを確認

マウント・ポイントを入力して

ACFS のマウント場所を指定

ACFS の作成に使用する

ボリューム・デバイスを確認

クリックして ACFS

の作成を開始

(89)

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

ACFS 作成後の確認

作成後の確認

4

ACFS のステータスを確認

ACFS が作成されたことを確認

ACFS の操作を実行する

OS ユーザー名およびパス

ワードを入力してログイン

(90)

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)

ACFS 作成後の確認

作成後の確認

5

作成直後は「状態」がディスマウントと表示

されるので、画面をリフレッシュして ACFS

がマウント済であることを確認

(91)

Appendix

(92)

ストレージ構成による運用/管理の違い

対象システムの新規構築フェーズ

RAWデバイスを選択した場合

ASMを選択した場合

P1

create tablespace users datafile ‘/dev/raw/raw1’ size 1G,

‘/dev/raw/raw2’ size 1G;

create tablespace users datafile ‘+DATA’ size 2G;

DATAディスクグループ

create diskgroup DATA normal redundancy

disk ‘/dev/sda1’, ‘/dev/sdb1’

partition RAW1 RAW Oracle領域 OS領域 RAW2 P2 ディスクグループ作成 表領域作成 表領域作成

ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3

ストレージ

(RAIDグループ)

(93)

ストレージ構成による運用/管理の違い

ディスク領域の管理・監視~新しくディスクを割り当てる場合~

RAWデバイスを選択した場合

ASMを選択した場合

ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3

P1

ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3

DATAディスクグループ partition RAW1 RAW Oracle領域 OS領域 RAW2 P2 割り当てデバイスの不足 ディスクグループの領域不足 ディスクグループにLUの新規割り当て、 または既存LUを追加 LUの新規割り当て、または 既存LUのパーティション化 (OS領域でパーティション、RAW作成) RAW3 P3

alter diskgroup DATA add disk ‘/dev/sdc1’;

alter tablespace users datafile ‘+DATA’ size 2G; alter tablespace users datafile

‘/dev/raw/raw3’ size 2G; データ再配置 索引再作成が必要 データ再配置はASMの リバランスが自動で実施 Storage領域

(94)

ストレージ構成による運用/管理の違い

ストレージ筐体の入れ替え時

RAWデバイスを選択した場合

ASMを選択した場合

旧ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3

P1

LU4

旧ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3 LU4

DATAディスクグループ RAW1 ORACLE領域 OS領域 RAW2 P2 ストレージ筐体の入れ替え ストレージ筐体の入れ替え 新しい筐体から切り出したLUを ディスクグループに追加 RAW3 P3

ALTER DISKGROUP DATA ADD DISK

‘/DEV/SDE1’,’/DEV/SDF1’, ’/DEV/SDG1’,’/DEV/SDH1’;

古い筐体から切り出しているLUを ディスクグループから削除(自動リバランス)

ALTER DISKGROUP DATA DELETE DISK ‘/DEV/SDA1’,’/DEV/SDB1’, ’/DEV/SDC1’,’/DEV/SDD1’; RAW4 P4

新ストレージ

新ストレージ

(RAIDグループ)

LU1 LU2 LU3 LU4 LU1 LU2 LU3 LU4

P1 RAW1 RAW2 P2 RAW3 P3 RAW4 P4 ①業務停止 ①表データのエクスポート ②表領域の再作成 ③表データのインポート ④業務再開

データ移行

自動リバランス

停止 再開

継続処理

(95)
(96)

参照

Outline

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