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SQL Server、SQL Server Express、 MSDE のアップグレード/ダウングレード ( Cisco Unity 8.x システムの場合)

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(1)

C H A P T E R

15

SQL Server

SQL Server Express

MSDE

のアップグレード

/

ダウングレード

Cisco Unity 8.x

システムの場合)

この章は、次の項で構成されています。 「SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバーのない Cisco Unity 8.x システムの場合)」(P.15-1) 「SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバー構成がある Cisco Unity 8.x システムの場合)」(P.15-4)

「MSDE 2000 から SQL Server 2000 または Cisco Unity 8.x システムへのアップグレード」(P.15-7)

「SQL Server 2000 から MSDE 2000 へのダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)」 (P.15-10)

SQL Server 2000

から

SQL Server 2005

へのアップグ

レード(フェールオーバーのない

Cisco Unity 8.x

システム

の場合)

SQL Server 2000

から

SQL Server 2005

にアップグレードする(フェールオーバーがない場合) ステップ 1 ご使用のウイルス対策ソフトウェアのドキュメントを参照して、アンチウイルスサービスの名前を確 認します。 ステップ 2 プライマリサーバの、Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム

(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

ステップ 3 各アンチウイルスサービスおよび各 Cisco Security Agent サービスを無効化して停止するには、次の手

順を実行します。

a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。

b. [全般(General)] タブの [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)

] をクリックします。これで、サーバを再起動しても、サービスは開始されません。

c. サービスをすぐに停止するには、[停止(Stop)] をクリックします。

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。 ステップ 4 [サービス(Services)] MMC を閉じます。

(2)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバーのない Cisco Unity 8.x システムの場合)

ステップ 5 Windows タスクバーで、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[Stop Unity] をクリックしま す。

ステップ 6 Cisco Unity が停止したら、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[終了(Exit)] をクリック します。

ステップ 7 AvCsGateway サービスを停止し無効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)] をクリックします。

d. [サービスの状態(Service Status)] の値が [開始(Started)] である場合は、[停止(Stop)] をク リックします。

e. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

f. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 8 Cisco Unity Data Store 2005 の DVD で UnityScripts ディレクトリを参照します。 ステップ 9 FixWMI.cmd をダブルクリックします。 スクリプトが完了すると、コマンドウィンドウが自動的に閉じます。 ステップ 10 FixWMI2.cmd をダブルクリックします。 スクリプトが完了すると、コマンドウィンドウが自動的に閉じます。 ステップ 11 SQL 2000 から SQL Server 2005 にアップグレードします。 a. コマンドウィンドウを開きます。 b. 現在のディレクトリを SQL2005¥Servers に変更します。 c. 次のコマンドを実行します。引用符(")もすべて入力してください。 setup.exe /qb UPGRADE=SQL_Engine,SQL_Data_Files ADDLOCAL=SQL_Replication,SQL_FullText,SQL_Tools90,TOOLS_BC_DEP

INSTANCENAME=MSSQLSERVER SQLBROWSERACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" SQLACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" AGTACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" ASACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" RSACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" SQLAUTOSTART=1 REINSTALLMODE=OMUS DISABLENETWORKPROTOCOLS=0

アップグレードが完了すると、SQL Server installation and upgrade ウィザードが閉じます。 ステップ 12 AvCsGateway サービスをもう一度有効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[自動(Automatic)] をクリックします。

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

e. [サービス(Services)] MMC を閉じます。 ステップ 13 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 14 Windows タスクバーで、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[Stop Unity] をクリックしま す。

(3)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバーのない Cisco Unity 8.x システムの場合)

ステップ 15 Cisco Unity が停止したら、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[終了(Exit)] をクリック します。

ステップ 16 AvCsGateway サービスを停止し無効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)] をクリックします。

d. [サービスの状態(Service Status)] の値が [開始(Started)] である場合は、[停止(Stop)] をク リックします。

e. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

f. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 17 SQL Server 2005 Service Pack 3 をインストールします。

a. Cisco Unity Data Store 2005 の DVD で SQL2005_SP3 ディレクトリを参照します。

b. SQLServer2005SP3-KB955706-x86-ENU.exe をダブルクリックします。

c. [終了(Finished)] ページで、プロビジョニングツールを Vista で実行することになるチェック ボックスをオフにします。

ステップ 18 AvCsGateway サービスをもう一度有効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[自動(Automatic)] をクリックします。

d. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 19 Cisco Unity サーバを再起動して、SQL Server 2005 Service Pack 3 による変更を確定します。 ステップ 20 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール

(Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

ステップ 21 各アンチウイルスサービスおよび Cisco Security Agent サービスを再有効化して開始するには、次の手

順を実行します。

a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。

b. [全般(General)] タブの [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[自動 (Automatic)] をクリックします。

c. [開始(Start)] をクリックしてただちにサービスを開始します。

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。 ステップ 22 [サービス(Services)] MMC を閉じます。

(4)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバー構成がある Cisco Unity 8.x システムの場合)

SQL Server 2000

から

SQL Server 2005

へのアップグ

レード(フェールオーバー構成がある

Cisco Unity 8.x

シス

テムの場合)

SQL Server 2000

から

SQL Server 2005

にアップグレードする(フェールオーバー構成がある場 合) ステップ 1 ご使用のウイルス対策ソフトウェアのドキュメントを参照して、アンチウイルスサービスの名前を確 認します。 ステップ 2 プライマリサーバの、Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム

(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

ステップ 3 各アンチウイルスサービスおよび各 Cisco Security Agent サービスを無効化して停止するには、次の手

順を実行します。

a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。

b. [全般(General)] タブの [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)

] をクリックします。これで、サーバを再起動しても、サービスは開始されません。

c. サービスをすぐに停止するには、[停止(Stop)] をクリックします。

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

ステップ 4 SQL Server と SQL Server Agent サービスがログオンに使用する Active Directory アカウントを判断し

ます(プライマリサーバとセカンダリサーバの両方で、両方のサービスが同じアカウントを使用して

ログオンします)。

a. 右ペインで、[SQL Server(MSSQLSERVER)(SQL Server (MSSQLSERVER))] をダブルク リックします。

b. [SQL Server(MSSQLSERVER)Properties(SQL Server (MSSQLSERVER) Properties)] ダイア

ログボックスで、[ログオン(Log On)] タブをクリックします。 c. [This Account] フィールドで指定されているドメインとアカウントの名前を控えます。ステッ プ 13でアカウント名とパスワードが必要になります。 d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。 ステップ 5 [サービス(Services)] MMC を閉じます。 ステップ 6 セカンダリ Cisco Unity サーバにフェールオーバーし、自動フェールバックを無効にします。

a. プライマリ Cisco Unity サーバで、Windows の [スタート(Start)] メニューから、[すべてのプロ グラム(Programs)] > [Cisco Unity] > [Failover Monitor] をクリックします。

b. [フェールオーバー(Failover)] をクリックします。

c. [はい(Yes)] をクリックして確定します。

d. [アドバンス(Advanced)] をクリックします。

e. [自動フェールオーバーとフェールバックを使用不能にする(Disable Automatic Failover and

Failback)] チェックボックスをオンにします。

f. [ファイル複製の有効化(Enable File Replication)] チェックボックスをオフにします。

g. [OK] をクリックします。

(5)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバー構成がある Cisco Unity 8.x システムの場合)

ステップ 7 Windows タスクバーで、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[Stop Unity] をクリックしま す。

ステップ 8 Cisco Unity が停止したら、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[終了(Exit)] をクリック します。

ステップ 9 AvCsGateway サービスを停止し無効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)] をクリックします。

d. [サービスの状態(Service Status)] の値が [開始(Started)] である場合は、[停止(Stop)] をク リックします。

e. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

f. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 10 Cisco Unity Data Store 2005 の DVD で UnityScripts ディレクトリを参照します。 ステップ 11 FixWMI.cmd をダブルクリックします。 スクリプトが完了すると、コマンドウィンドウが自動的に閉じます。 ステップ 12 FixWMI2.cmd をダブルクリックします。 スクリプトが完了すると、コマンドウィンドウが自動的に閉じます。 ステップ 13 SQL 2000 から SQL Server 2005 にアップグレードします。 a. コマンドウィンドウを開きます。 b. 現在のディレクトリを SQL2005¥Servers に変更します。 c. 次のコマンドを実行します。次の点に注意してください。 引用符(")もすべて入力してください。

– Domain¥Account は、SQL Server と SQL Server Agent サービスがログオンに使用するドメイ

ンとアカウントです。このアカウントは、ステップ 4で調べています。

– AccountPassword は、SQL Server と SQL Server Agent サービスがログオンに使用するアカウ ントのパスワードです。

setup.exe /qb UPGRADE=SQL_Engine,SQL_Data_Files

ADDLOCAL=SQL_Replication,SQL_FullText,SQL_Tools90,TOOLS_BC_DEP

INSTANCENAME=MSSQLSERVER SQLBROWSERACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" SQLACCOUNT="Domain¥Account" SQLPASSWORD="AccountPassword"

AGTACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" ASACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" RSACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" SQLAUTOSTART=1 REINSTALLMODE=OMUS DISABLENETWORKPROTOCOLS=0

アップグレードが完了すると、SQL Server installation and upgrade ウィザードが閉じます。 ステップ 14 AvCsGateway サービスをもう一度有効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

(6)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) SQL Server 2000 から SQL Server 2005 へのアップグレード(フェールオーバー構成がある Cisco Unity 8.x システムの場合)

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

e. [サービス(Services)] MMC を閉じます。 ステップ 15 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 16 Windows タスクバーで、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[Stop Unity] をクリックしま す。

ステップ 17 Cisco Unity が停止したら、[Cisco Unity] トレイアイコンを右クリックし、[終了(Exit)] をクリック します。

ステップ 18 AvCsGateway サービスを停止し無効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[無効(Disabled)] をクリックします。

d. [サービスの状態(Service Status)] の値が [開始(Started)] である場合は、[停止(Stop)] をク リックします。

e. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。

f. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 19 SQL Server 2005 Service Pack 3 をインストールします。

a. Cisco Unity Data Store 2005 の DVD で SQL2005_SP3 ディレクトリを参照します。

b. SQLServer2005SP3-KB955706-x86-ENU.exe をダブルクリックします。

c. [終了(Finished)] ページで、プロビジョニングツールを Vista で実行することになるチェック ボックスをオフにします。

ステップ 20 AvCsGateway サービスをもう一度有効にします。

a. Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

b. [サービス(Services)] MMC の右ペインで、[AvCsGateway] を右クリックし、[プロパティ (Properties)] をクリックします。

c. [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[自動(Automatic)] をクリックします。

d. [サービス(Services)] MMC を閉じます。

ステップ 21 Cisco Unity プライマリサーバを再起動して、SQL Server 2005 Service Pack 3 による変更を確定しま す。

ステップ 22 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール (Administrative Tools)] > [サービス(Services)] をクリックします。

ステップ 23 各アンチウイルスサービスおよび Cisco Security Agent サービスを再有効化して開始するには、次の手

順を実行します。

a. 右ペインで、サービスをダブルクリックします。

b. [全般(General)] タブの [スタートアップの種類(Startup Type)] リストで、[自動 (Automatic)] をクリックします。

c. [開始(Start)] をクリックしてただちにサービスを開始します。

d. [OK] をクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを閉じます。 ステップ 24 [サービス(Services)] MMC を閉じます。

(7)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

MSDE 2000 から SQL Server 2000 または Cisco Unity 8.x システムへのアップグレード

ステップ 25 プライマリサーバをアクティブなサーバにし、セカンダリサーバを非アクティブにします。

a. プライマリサーバが正常に開始したら、プライマリ Cisco Unity サーバで、Windows の [スタート

(Start)] メニューから [すべてのプログラム(Programs)] > [Cisco Unity] > [Failover Monitor]

をクリックします。

b. [強制アクティブ(Force Active)] をクリックして、プライマリ Cisco Unity サーバをアクティブ にします。

c. [はい(Yes)] をクリックして確定します。

d. Failover Monitor を閉じます。

e. セカンダリサーバで、Windows の [スタート(Start)] メニューから、[すべてのプログラム (Programs)] > [Cisco Unity] > [Failover Monitor] をクリックします。

f. [強制停止(Force Inactive)] をクリックして、セカンダリ Cisco Unity サーバを非アクティブに します。 g. [はい(Yes)] をクリックして確定します。 h. Failover Monitor を閉じます。 ステップ 26 セカンダリサーバで、ステップ 7~ステップ 24を実行します。 ステップ 27 自動フェールオーバーとフェールバックを有効にします。 a. セカンダリサーバで、Failover Monitor を開きます。 b. [アドバンス(Advanced)] をクリックします。

c. [自動フェールオーバーとフェールバックを使用不能にする(Disable Automatic Failover and

Failback)] チェックボックスをオフにします。

d. [OK] をクリックします。

e. Failover Monitor を閉じます。

MSDE 2000

から

SQL Server 2000

または

Cisco Unity

8.x

システムへのアップグレード

MSDE 2000 から SQL Server 2000 にアップグレードする目的は、次のとおりです。

• Cisco Unity システムにポートを追加するため。アップグレード後のシステムのポートは 33 個以上 になります。

注意 SQL Server 2000 にアップグレードしないで Cisco Unity サーバを 33 個以上のポートにアッ

プグレードすると、Cisco Unity は正しく動作しないことがあります。

• Cisco Unity フェールオーバーサーバペアを追加するため。SQL Server 2000 は、プライマリサー

バとセカンダリサーバにインストールする必要があります(MSDE 2000 は、Cisco Unity フェー

ルオーバーがあるどちらのサーバでもサポートされていません)。

アップグレードを完了するには、Cisco Unity セットアップ DVD および Cisco Unity 前提条件 DVD を 使用して、SQL Server 2000 Service Pack 4 をインストールする必要があります。使用可能な DVD が

(8)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) MSDE 2000 から SQL Server 2000 または Cisco Unity 8.x システムへのアップグレード

ダウンロードのサイズは、200 MB 以上になることもあります。高速インターネット接続が可能な

コンピュータを使用して、コンピュータに十分なディスク領域があるかどうか、または十分なディ

スク領域のあるネットワークドライブにアクセスできるかどうかを確認します。

ダウンロードは、自己解凍型の実行ファイルです。ダウンロードが完了したら、Cisco Unity

System Setup Assistant を抽出し、ダウンロードした .exe ファイルを削除してディスクの領域を解 放します。

ダウンロードしたソフトウェアをインストールするタイミングは、ドキュメントに記載されていま

す。

Cisco Unity セットアップ DVD および Cisco Unity 前提条件 DVD のダウンロードについては、

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_release_notes_list.htmlにある該当 バージョンの Cisco Unity でリリースノートの「Installation and Upgrade」を参照してください。

次の 2 つの手順を順番に実行します。

MSDE 2000

から

SQL Server 2000

へのアップグレード

ステップ 1 Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity ソフトウェアを終了します。詳細については、「Cisco Unity 8.x ソフトウェアの終了」 (P.A-1)を参照してください。

ステップ 3 Cisco Unity Data Store 2000 の CD を CD-ROM ドライブに挿入します。

CD が自動的に実行されない場合は、ルートディレクトリを参照し、Autorun.exe をダブルクリックし

ます。

ステップ 4 [SQL Server 2000 コンポーネント(SQL Server 2000 Components)] をクリックします。

ステップ 5 [データベースサーバのインストール(Install Database Server)] をクリックします。

ステップ 6 [ようこそ(Welcome)] ダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 7 [コンピュータ名(Computer Name)] ダイアログボックスで、[次へ(Next)] をクリックし、デフォ

ルト設定の [ローカルコンピュータ(Local Computer)] を使用します。

ステップ 8 [インストールの選択(Installation Selection)] ダイアログボックスで、[SQL Server の既存のインス

タンスに対してコンポーネントのアップグレード、削除、または追加(Upgrade, Remove, or Add

Components to an Existing Instance of SQL Server)] をクリックし、[次へ(Next)] をクリックしま す。

ステップ 9 [アップグレード(Upgrade)] ダイアログボックスが表示されるまで、画面の指示に従います。

ステップ 10 [アップグレード(Upgrade)] ダイアログボックスで、[はい、プログラムをアップグレードします

(Yes, Upgrade My Programs)] チェックボックスをオンにし、[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 11 [ライセンスモードの選択(Choose Licensing Mode)] ダイアログボックスで [プロセッサライセンス

(Processor License For)] をクリックし、Cisco Unity サーバのプロセッサ数を入力します。 ステップ 12 [続行(Continue)] をクリックします。 ステップ 13 [はい(Yes)] をクリックして追加コンポーネントをインストールします。 ステップ 14 [コンポーネントの選択(Select Components)] ダイアログボックスで、次のコンポーネントのチェッ クボックスをオンにします。 • [サーバコンポーネント(Server Components)] とすべてのサブコンポーネント • [管理ツール(Management Tools)] とすべてのサブコンポーネント • [クライアント接続(Client Connectivity)] ステップ 15 [次へ(Next)] をクリックします。

(9)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

MSDE 2000 から SQL Server 2000 または Cisco Unity 8.x システムへのアップグレード

ステップ 16 [ファイルコピーの開始(Start Copying Files)] ダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックし ます。

ステップ 17 [完了(Finish)] をクリックします。

Cisco Unity System Setup Assistant

を実行して

SQL Server 2000 Service Pack 4

をインス トールする

ステップ 1 ローカルの Administrators グループのメンバーになっているアカウントを使用して、Windows にログ

オンします。

ステップ 2 Cisco Unity DVD 1 または Cisco Unity 前提条件 DVD がネットワーク共有にある場合は、続行する前

にそのサーバで認証を受けます。たとえば Windows エクスプローラを起動し、ネットワーク共有を参

照します。プロンプトが表示されたら、その場所へのアクセス権を持つ Active Directory アカウントの

ユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 3 Cisco Unity サーバで Internet Explorer のセキュリティ強化が有効な場合は、ネットワーク共有を

Internet Explorer のローカルイントラネットサイトとして追加します。IE のセキュリティ強化につい ては、Microsoft 社の Web サイトにあるサポート技術情報の記事「Internet Explorer Enhanced Security Configuration Changes the Browsing Experience」(KB815141)を参照してください。 ステップ 4 Cisco Unity DVD 1 のルートディレクトリで、Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 5 プロンプトが表示されたら、選択する言語をダブルクリックして、インストールを続けます。

ステップ 6 [Review and Install System Prerequisites] が選択されていることを確認し、[Run] をクリックします。

ステップ 7 [構成の選択(Choose Your Configuration)] ページで、次のフィールドを設定します。

ステップ 8 [次へ(Next)] をクリックします。アシスタントによって該当する前提条件の一覧が表示され、それ

らの条件が満たされているかどうかが示されます。

ステップ 9 プロンプトに従って見つからないコンポーネント(SQL Server 2000 Service Pack 4 を含む)をインス

トールします。

アシスタントがアプリケーションをインストール中に Microsoft AutoMenu ウィンドウが表示された場

合は、このウィンドウを閉じると、アシスタントを続行できます。

ステップ 10 Cisco Unity System Setup Assistantの処理が完了したら、[完了(Finish)] をクリックします。 [インストールする <x> ポート (<x> Ports to Be Installed] Cisco Unity サーバに接続するボイスポートの数を入力します。 [このサーバはフェールオーバー ペアのプライマリサーバかセカ ンダリサーバ(This Server Is a Primary or Secondary Server in a Failover Pair]

このサーバがフェールオーバー構成に含まれる場合は、[このサーバ

はフェールオーバーペアのプライマリサーバかセカンダリサーバ

(This Server Is a Primary or Secondary Server in a Failover Pair)]

チェックボックスをオンにします。 [Exchange バージョンとパート

ナー Exchange サーバのロケー ションの選択(Choose the Exchange Version and the Location of the Partner Exchange Server]

(10)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) SQL Server 2000 から MSDE 2000 へのダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

SQL Server 2000

から

MSDE 2000

へのダウングレード

Cisco Unity 8.x

システムの場合)

MSDE 2000 にダウングレードする前に、Cisco Unity データベースをバックアップします。

次の 6 つの手順を順番に実行します。

Cisco Unity

データベースをバックアップする

SQL Server Enterprise Manager を使用して、UnityDB データベースをバックアップします。Microsoft

社のドキュメントを参照してください。

SQL Server 2000

をアンインストールする

ステップ 1 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[設定(Settings)] > [コントロールパネル(Control Panel)] > [アプリケーションの追加と削除(Add/Remove Programs)] をクリックします。 ステップ 2 [Microsoft SQL Server 2000] をクリックし、[変更と削除(Change/Remove)] をクリックします。

ステップ 3 アンインストールが完了したら、Cisco Unity サーバを再起動します。詳細については、「Cisco Unity

8.x サーバのシャットダウンまたは再起動」(P.A-2)を参照してください。

MSDE 2000

をインストールする

ステップ 1 Cisco Unity Data Store 2000 の CD を CD-ROM ドライブに挿入します。 ステップ 2 MSDE ディレクトリを参照し、Setup.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 インストールが完了したら、[はい(Yes)] をクリックして Cisco Unity サーバを再起動します。

Cisco Unity Data Store 2000 の CD は、CD-ROM ドライブに入れたままにします。

Enterprise Manager

をインストールする

ステップ 1 Cisco Unity サーバが再起動したら、Windows にログオンします。

ステップ 2 Cisco Unity Data Store 2000 の CD が自動的に実行されない場合は、ルートディレクトリを参照し、

Autorun.exe をダブルクリックします。

ステップ 3 [SQL Server 2000 コンポーネント(SQL Server 2000 Components)] をクリックします。

ステップ 4 [データベースサーバのインストール(Install Database Server)] をクリックします。

ステップ 5 [ようこそ(Welcome)] ダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6 [コンピュータ名(Computer Name)] ダイアログボックスで、[次へ(Next)] をクリックし、デフォ

ルト設定の [ローカルコンピュータ(Local Computer)] を使用します。

ステップ 7 [インストールの選択(Installation Selection)] ダイアログボックスで、[次へ(Next)] をクリック

し、デフォルト設定の [SQL Server の新規インスタンスの作成またはクライアントツールのインス

(11)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

SQL Server 2000 から MSDE 2000 へのダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

ステップ 8 画面の指示に従って、[CD キー(CD Key)] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 9 Cisco Unity Data Store 2000 用のキーを入力します。キーは CD ケースの裏側のステッカーに記載され ています。

ステップ 10 [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 11 [インストールの定義(Installation Definition)] ダイアログボックスで [クライアントツールのみ (Client Tools Only)] をクリックします。

ステップ 12 [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 13 [コンポーネントの選択(Select Components)] ダイアログボックスで、[コンポーネント

(Components)] リスト内の [管理ツール(Management Tools)] 以外のすべてのチェックボックスを オフにします。

ステップ 14 [管理ツール(Management Tools)] を選択します(チェックボックスをオフにしないようにします)。

ステップ 15 [サブコンポーネント(Sub-Components)] リスト内の [Enterprise Manager] 以外のすべてのチェック

ボックスをオフにし、[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 16 [ファイルコピーの開始(Start Copying Files)] ダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックし ます。

ステップ 17 [完了(Finish)] をクリックします。

最新の

MSDE 2000 Service Pack

およびアップデートをインストールする

ステップ 1 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps2237/prod_installation_guides_list.htmlで 『System Requirements for Cisco Unity』および『Software Installed by the Cisco Unity Server Updates

Wizard』を参照し、Cisco Unity 用に推奨されている最新の MSDE 2000 Service Pack およびアップ デートを特定します。 ステップ 2 Microsoft Web サイトから、サービスパックおよびアップデートをダウンロードします(ある場合)。 インストール手順もダウンロードまたは印刷してください。 Cisco.com(http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml)から、必要なサービスパッ クおよびアップデートを含むサービスパック DVD をダウンロードすることもできます。 ステップ 3 ソフトウェアをインストールします。 ステップ 4 サーバを再起動してインストールを完了するよう要求されたら、再起動します。

MSDE 2000

へのダウングレードを完了する ステップ 1 Cisco Unity サーバを再起動します。

ステップ 2 SQL Server Enterprise Manager を使用して、「Cisco Unity データベースをバックアップする」の手順 (P.15-10)でバックアップしたデータベースを復元します。

ステップ 3 Cisco Unity サーバを再起動します。詳細については、「Cisco Unity 8.x サーバのシャットダウンまた

(12)

15 章 SQL Server、SQL Server Express、MSDE のアップグレード / ダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合) SQL Server 2000 から MSDE 2000 へのダウングレード(Cisco Unity 8.x システムの場合)

参照

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