• 検索結果がありません。

免疫毒性に関する国際動向調査

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "免疫毒性に関する国際動向調査"

Copied!
25
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

厚生労働科学研究費補助金(化学リスク研究事業)

多色発光細胞を用いたhigh-throughput免疫毒性評価試験法の開発 総合分担研究報告書

免疫毒性に関する国際動向調査

分担研究者  小島  肇 国立医薬品食品衛生研究所 

研究要旨 

新たな

in vitro

免疫毒性評価試験法開発に当たり、OECD(Organisation for Economic

Co-operation and Development)にて検討が進んでいる AOP(Adverse Outcome Pathway)

IATA(Integrated Approaches to Testing and Assessment)に関する情報を収集した。AOP

に関係する会議では、日本からも事例研究として、鉛の免疫抑制を提案した。IATA会 議では、資生堂および花王が

in vitro

試験の組合せに関する事例研究を報告した。

キーワード:免疫毒性、動物実験代替法、AOP、IATA

A.研究目的       

  免疫毒性試験に関する試験法開発は、昨今、皮 膚感作性試験が中心である。本件に関する国際会 議に参加し、情報を収集するとともに、国際動向 の把握に務めた。

B.研究方法

B-1. OECD Molecular Screening and Toxicogenomics

会議

平成

25

5

月、平成

26

6

月にいずれもパリ

(フランス)にて開催された

OECD Molecular Screening and Toxicogenomics

会議にて、本グルー プで検討が進んでいる種々の毒性試験における有 害性機構(AOP:Adverse Outcome Pathway)の説 明を受けた。ICAPO(International Council on

Animal Protection)から提案のあった呼吸器系の感

作性(respiratory sensitization)に関する

AOP

に関 しては私が

review

を担当することになった。

B-2. OECD skin sensitization expert

会議

平成

26

2

月にパリ、同年

11

月にミラノ(イ タリア)にて開催された

OECD skin sensitization expert

会議にて、in vitro皮膚感作性試験の組み合 わ せ

IATA(Integrated Approaches to Testing and Assessment)に関するフォーマットについての議論

および事例研究が紹介された。

B-3. 39 th ESAC

(EURL ECVAM Scientific Advisory

Committee)会議

  平成

26

3

月にイスプラ(イタリア)にて開催さ れた

ESAC

会議にて、議題の一つである

in vitro

皮 膚感作性試験

h-CLAT(human Cell Line Activation Test)に関する議論に参加した。

B-4.免疫毒性に関する試験法ガイドライン

 

OECD

にて検討されている皮膚感作性試験法の ガイドラインの進捗を確認した。

(2)

2 C.結果

C-1.  OECD Molecular Screening and Toxicogenomics

会議1)

ICAPO

から提案された

respiratory  sensitization

AOP

に関しては、資料がまだ準備されておらず、

進展がなかった。日本から事例研究として、鉛の 免疫抑制の作成を提案し、了承された。ただ、委 員からは金属でなく、化学物質の事例研究を希望 する意見もあった。

C-2. OECD skin sensitization expert

会議

  会議では、ガイダンスの構成について議論がな された。EUの

JRC(Joint Research Center)が報告

書のフォーマットを更新し、個々の情報源をまと めることになった。予測性評価に適用される仮設 モデルの組み込みや定量性の検証のため、多くの 委員に宿題が課せられた。

事例研究では以下のような試験法の組合せ評価 についての例が示された。

1) Shiseidoの

ANN

モデル(強度予測)

2) Kaoの

battery, tiered

モデル((UN GHS:United

Nations Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals

分類)

3) P&Gの

Bayesian network

モデル(カテゴリー予 測)

4) Givaudan/RIVMの

tiered

モデル(陽性/陰性)

5) Unileverの数理

QRA

モデル(強度予測)

6) BASFの多数決モデル(陽性/陰性)

7) Duponの

conceptual

モデル(UN 

GHS

分類か ら強度予測)

8) Givaudanの

battery

モデル(強度予測)

9) L’Orealのモデル(強度予測?)

今後

IATA

におけるこれらの事例の位置づけにつ いて議論が行われる予定である。

C-3. 39 th ESAC

会議

 

ESAC

会議において、h−CLATの第三者評価に おける二つの大きな問題点について議論された。

第一に、4施設が

15

物質を用いて

3

回実験を行っ た結果をもとに検討された施設間再現性である。

バリデーション報告書によると

4

施設の内、3 施 設が目標値である

85%に達せず、この方法の再現

性に疑念が持たれた。本会議の中で、15物質中

4

物質は予測性が悪いと言われている難水溶性物質 を含んでおり、陰性を示す

2

物質を除いて解析す ると平均の施設内再現性が

85%なると私から説明

した。この解釈から、施設内再現性の悪さを補う ものではないが、適用限界を明確にすることで本 件を解決できる可能性を示唆した。

  次に、予測性について議論された。バリデーシ ョンで用いられた

24

物質(54 データ/施設:施 設内再現性結果も含めるため)を

UN  GHS

3

分類に分けて解析すると予測性は

58%と低かった。

しかし、100 物質を用いた文献値では

72%と報告

されている。この差が何に起因するか資料をもと に私から説明した。主に、被験物質のバランスの 相違(文献では

GHS

分類

1A:1B:表示なしが約

1:1.5:1

であるが、バリデーションでは

1:1:1

の物質)

および難水溶性物質が文献では

4

物質(4%)しか なかったが、バリデーションでは

4

物質(施設内 再現性の検討に使われていたため、データ数とし

ては

12:22%)もあったことによると説明し、参

加者の合意を得た。今後、難水溶性物質を適用限 界として定め、本試験の評価が報告書にまとめら れることになった。

C-4.免疫毒性に関する試験法ガイドライン

 

OECD

では皮膚感作性試験のガイドラインとし てペプチド結合性試験(DPRA:Direct Peptide

Reactivity Assay),  ARE

ルシフェラーゼ試験

(ARE-Nrf2 luciferase test method), h-CLAT(human

Cell Line Activation Test)の 3

試験法が作業計画に 載っている。これらの中で、ペプチド結合性試験 および

ARE

ルシフェラーゼ試験が平成

27

2

5

日付けで、試験法ガイドライン

TG442C

および

TG442D

として承認された。また、相場らが開発

(3)

3

した

IL-8  Luc  アッセイのプロジェクト申請書

(SPSF:Standard Project Submission Form)が平成

26

11

月に日本から提出された。

D.考察

  皮膚感作性を含む免疫毒性に関しては、OECD において皮膚感作性に関する

AOP

が開発され、

IATA

が検討されるなどの種々の取り組みがなさ れている分野である。本情報を今後の試験法ガイ ドラインおよび

AOP

の開発に生かしていきたい と考えている。

E.結論       

新たなin vitro免疫毒性評価試験法開発に当たり、

検討が進んでいる免疫毒性試験に関するAOPや

IATAに関する情報を収集し、国際動向の把握に務

めた。

F.  引用文献

1)SUMMARY REPORT OF THE 7TH MEETING OF THE EXTENDED ADVISORY GROUP ON MOLECULAR SCREENING AND

TOXICOGENOMICS (2014)

2) Guidance document on the evaluation and application of Intergrated Approaches to testing and Assessment (IATA) for Skin Senstisatiom (2015)

G.  研究発表        1.

論文発表    

1)

小島肇夫,西川秋佳:日本動物実験代替法評価 センター(JaCVAM)平成

25

年度報告書.

AATEX-JaCVAM, 3(2), pp.115-123(2014) 2)

小島肇,西川秋佳:日本動物実験代替法評価セ

ンター(JaCVAM)平成

24

年度報告書. AATEX- 

JaCVAM, 3(1), pp.46-53(2014)

3) Kojima H: Update from the Japanese Center for the Validation of Alternative Methods (JaCVAM).

Altern Lab Anim. 2013;41(6):435-41.

4) Kojima H.: The Japanese Center for the Validation of Alternative Methods (JaCVAM): Recent ICATM Contributions and Future Plans, ALTEX Proceeding, 1/12, Proceedings of WC8 .2012 5)

小島肇,西川秋佳:日本動物実験代替法評価セ

ンター(JaCVAM)平成

23

年度報告書.AATEX- 

JaCVAM, 1(1), pp.88-103(2012)

2.

口頭発表

1)

小島  肇: OECDテストガイドラインナショナ ルコーディネーター会合報告, JEMS/MMS 研 究会第

64

回定例会(2014.6)(熱海, 静岡)

2) Kojima H, Nishikawa A: The Japanese Center for the Validation of Alternative Methods (JaCVAM):

Update, The 9th World Congress on Alternatives and Animal Use in the Life Sciences, (2014.8) (Prague, Czech)

3)

小 島   肇

: Cases of OECD Guideline development by JaCVAM, 11th Annual meeting of KSAAE(2014.11)

(清州,韓国)

4)

小島  肇,西川秋佳:

JaCVAM

の昨今活動とそ の将来, 日本動物実験代替法学会第

27

回大会

(2014.12)(横浜)

       

H.知的財産権の出願・登録状況

(予定を含む。)     

1.

特許取得          なし

2.

実用新案登録          なし     

3.その他       

  なし

(4)

4

厚生労働科学研究費補助金(化学リスク研究事業) 

多色発光細胞を用いたhigh‑throughput免疫毒性評価試験法の開発  総合分担研究報告書 

     

化学物質のMulti‑ImmunoTox assayによる解析,精度管理    

     

 

分担研究者  近江谷克裕  (独)産業技術総合研究所   

  研究要旨   

Multi‑ImmunoTox assay(MITA)による免疫毒性評価法の施設内、施設間 バリデーション試験に参加、試験法の再現性を評価、試験法の最適化に貢 献した。一方、MITA法の信頼性の確保(精度管理)のため、測定時に用いる ルミノメーター機種間の測定結果変動の補正法を検討した。さらに毒性評 価発光細胞の維持管理を行うため、人工染色体を用いたMITA法を構築する ことを目的に、IL8とEF‑1プロモータを人工染色体ベクター化、THP‑1細胞 へ導入し安定毒性評価細胞を構築した。併せて本毒性評価細胞に化学物質 を加え、化学物質応答性など機能評価を行った。さらにIL8とEF‑1プロモー タに加えIL1βプロモータを加えた3色発光人工染色体ベクターを構築し た。 

   

キーワード:免疫毒性、動物実験代替法、

in vitro 

A.研究目的        我々はこれまでに多色発光タンパク質に よる新たな

in vitro

免疫毒性評価試験法、

いわゆる Multi‑ImmunoTox assay(MITA)

を確立し各種毒性評価発光細胞を樹立した。

現在、これらの細胞群を用いた化学物質の 免疫毒性評価法の確立を目指している。そ こで本研究では、化学物質の免疫毒性評価 のための MITA 法の OECD ガイドライン化を 視野に、施設内、施設間バリデーション試 験の実施と MITA 法の精度管理に必要な周 辺技術の開発を目的とした。 

より具体的には、東北大学病院で樹立さ れた Jurkat 細胞における INF‑γ,IL‑2,

G3PDH プロモータ活性を測定する細胞株 2H4 及び THP‑1細胞における IL‑8 と G3PDH プ ロ モ ー タ 活 性 を 定 量 化 で き る 細 胞 株 TGCHAC‑A4、IL‑1βと G3PDH プロモータ活性 を定量化できる細胞株 THP‑G8 をモデル細

胞として施設内、施設間バリデーション試 験を実施、ガイドライン化するための手法 の最適化を目指す。また、MITA 法の精度管 理として、ルミノメーターの機種間測定結 果変動の補正法の開発及び人工染色体を用 いた標準発光細胞の構築を目指した。 

 

B.研究方法 

B‑1)施設内バリデーション試験 

東北大学病院で樹立されたINF‑γ,IL‑2,

G3PDHプロモータ活性を同時に測定可能な Jurkat細胞由来株2H4、IL‑8とG3PDHプロモ ータ活性を定量化できるTHP‑1細胞由来株 TGCHAC‑A4、及びIL‑1βとG3PDHプロモータ 活 性 を 定 量 化 で き る THP‑1 細 胞 由 来 株 THP‑G8のバリデーション試験を実施する。

具体的な試験法を以下に示す。 

1)細胞株2H4を用いた化学物質の免疫毒性 試験法における細胞培養方法、被験物質調

(5)

5

整及び添加方法、及びルシフェラーゼアッ セ イ の 方 法 に つ い て は Multi‑Immuno  Tox  Assay バリデーションプロトコール平成24 年11月13日ver. 001.1準ずる。 

2)細胞株TGCHAC‑A4、THP‑G8を用いた化学物 質の免疫毒性試験法における細胞培養方法、

被験物質調整及び添加方法、及びルシフェ ラ ー ゼ ア ッ セ イ の 方 法 に つ い て は Multi‑Immuno Tox Assayバリデーションプ ロトコール20141117 Ver.004Jに準ずる。 

3)試験化学物質としてはリポポリサッカリ ド(LPS)、デキサメサゾン(DEX)、サイクロ スポリンA(CyA)を3つの細胞株すべてで実 施、応答性を確認する。細胞株2H4では塩 化コバルト、硫酸化ニッケル、イソホロン ジイソシアネート(IPDI )、2‑メルカプト ベンゾチアゾール(2‑MBT)を用いて、細胞 株TGCHAC‑A4、THP‑G8では臭素酸ナトリウム、

硫酸化ニッケル、ジブチルフタール酸、2‑

メルカプトベンゾチアゾール(2‑MBT)を用 いて再現性を評価した。すべての実験では 発光測定装置はアトー社製Pheriosを用い た。 

 

B‑2) ルミノメーターの機種間測定結果変 動の補正法

ルミノメーター用多色標準発光プレート の試作及びその活用を検討した。 

 

B‑3) 人工染色体を用いた安定毒性評価発 光細胞の構築と機能解析 

IL‑8転写調節領域(約5.0kb)の橙色発光 ルシフェラーゼ遺伝子を加えたものを人工 染色体ベクターに搭載する。 

1)pYM626‑4からSalIとNotIでhIL‑8 SLOカ セットを切り出し、クローニングベクター に導入してphIL‑8 SLOを構築する。 

2)人工染色体ベクターを保持したCHO細胞 に1)で構築したpMGP4 Neo hIL‑8 SLO #20 を ト ラ ン ス フ ェ ク シ ョ ン ( invitrogen,  Lipofectamine2000)する。トランスフェク ション6時間後に培地を交換し、トランスフ ェクション24時間後に細胞を継代。トラン ス フ ェ ク シ ョ ン 48 時 間 後 に 薬 剤 選 択

(Geneticin, 500µ

g/mL)を開始する。 

3)薬剤選択耐性クローンを取得し、ゲノム PCRで人工染色体ベクター上の目的部位に モニターカセットが導入できていることを 確認する。これを人工染色体ベクターに挿

入、THP‑1細胞へ導入し安定毒性評価細胞を 構築する。 

4)本細胞の評価としてLPSやLPSに対する Dex及びBAY11‑7082の抑制効果を検討した。 

 

B‑4) 3色発光レポータ発現用PACベクター pPAC‑CMV‑loxP‑hEF1‑SLR‑hIL8‑SLO‑hIL1β 

‑SLG‑PEE‑ins3の構築 

1)人工合成遺伝子pIDTS‑MCSをXbaI処理し、

NheI/SpeI処理して切り出した遺伝子発現 安定化配列を導入し、

pIDTS− MCS‑insを構築

した。pIDTS‑MCS‑insをKpnI/XhoI処理し、

KpnI/SalI処理で切り出したB‑2)で作成し た 2 遺 伝 子 レ ポ ー タ ー カ セ ッ ト ( hIL8  promoter‑SLO/hEF1α‑SLR)を導入する。 

2)上記で作成したPACベクターをClaI/Avr

Ⅱ 処 理 し 、 pIDTS‑CMV‑loxP‑hIL8‑ 

SLO‑hEF1‑SLR‑ins2 からClaI/AvrⅡ処理 で 切 り 出 し た CMV‑loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑SLR‑ 

ins2 フ ラ グ メ ン ト を 導 入 し 、 pPAC‑CMV‑ 

loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑SLR‑ins2を構築する。

緑色発光ルシフェラーゼ(SLG)遺伝子及び 遺伝子発現安定化配列を有するベクターに、

PCRで増幅したIL1βプロモータ領域 (約 5kb)  を In‑Fusion 反 応 で 導 入 し 、 pIDTS‑PhiC31‑attB‑Hyg‑WPEE‑hIL1β‑SLG‑

ins2を構築する。 

3)pPAC‑CMV‑loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑SLR‑ins2 を AscI/SalI 処 理 し 、 pIDTS‑PhiC31‑ 

attB‑Hyg‑WPEE‑hIL1b‑SLG‑ins2 から AscI/ 

SalI 処 理 で 切 り 出 し た PhiC31‑attB‑ 

hIL1b‑SLG‑PEE‑ins を導入、3 色発光レポー タ 発 現 用 PAC ベ ク タ ー pPAC‑CMV‑loxP 

‑hEF1‑SLR‑hIL8‑SLO‑hIL1‑SLG‑PEE‑ins3 を 構築する。 

 

(倫理面への配慮) 

倫理的な問題が生じる実験を実施してお らず、特に配慮すべき問題はない。 

  C.結果 

C‑1) 施設内バリデーション試験 

東北大学病院で樹立されたINF‑γ,IL‑2,

G3PDHプロモータ活性を同時に測定可能な Jurkat細胞由来株2H4、IL‑8とG3PDHプロモ ータ活性を定量化できるTHP‑1細胞由来株

(6)

6

TGCHAC‑A4、及びIL‑1βとG3PDHプロモータ 活 性 を 定 量 化 で き る THP‑1 細 胞 由 来 株 THP‑G8による免疫毒性評価試験法を始めは プレバリデーション試験によって技術移転 を確認、その後複数の化合物に関して施設 内再現性を評価した。 

1)Jurkat細胞由来株2H4を用いた免疫毒性 評価法のプレバリデーションとして、DEX 及びCyAによるIL‑2及びINFγのプロモータ 活性の変動を確認した(図1、2)。当初、リ ードラボである東北大学病院の結果を再現 できなかった。特に緑色ルシフェラーゼの 発光量は十分ではなかったが、抑制率を見 る限りはほぼ同様の結果が得られている。

さらに数回実験を繰り返した結果、東北大 学病院と発光量を含めて同様な結果が得ら れた。これによって試験法の技術移転は十 分であると判断した。

2)Jurkat細胞由来株2H4を用いた免疫毒性 評価法の施設内再現性を塩化コバルト、硫 酸化ニッケル、イソホロンジイソシアネー ト(IPDI )、2‑メルカプトベンゾチアゾー ル(2‑MBT)により検討した(図3、4)。4つ の化合物で3回の繰り返し実験では、同じ 傾向を示し高い施設内再現性を示すことが 明らかになった。 

3)THP‑1細胞由来株TGCHAC‑A4、THP‑G8に関 しては施設内再現性が十分でなかったこと から、3つの化合物リポポリサッカリド (LPS)、デキサメサゾン(DEX)、サイクロス ポリンA(CyA)において、細胞の応答性の検 証を、4つの化合物(臭素酸ナトリウム、

硫酸化ニッケル、ジブチルフタール酸、2‑

メルカプトベンゾチアゾール(2‑MBT)につ いて施設内再現性を検証した。図5はTHP‑1 細胞由来株TGCHAC‑A4、THP‑G8におけるLPS、

DXE、CyA刺激に対する細胞応答性を示した ものである。LPSによってIL‑8、IL‑1βの発 現量が誘導されることが、また、LPSの発現 誘導の効果がDXE、CyA刺激に抑制されるこ とが示され、従来の結果を再現できること が明らかになった。図6は4つの化合物に対 する細胞応答性を示したものである。臭素 酸ナトリウムではIL‑1βで3つの結果が一 致、IL‑8では傾向は同様であるものの2つで 結果が一致した。硫酸化ニッケル、ジブチ ルフタール酸2‑メルカプトベンゾチアゾー ル(2‑MBT)はともに高い一致を示した。こ れ によ ってTHP‑1細胞由来株TGCHAC‑A4、

THP‑G8が施設内で高い再現性を示す評価細 胞である点が明らかになった。東北大学病 院がリードラボとして施設間再現性につい て検討している。 

 

C‑2)  ルミノメーターの機種間測定結果変 動の補正法 

これまでLEDを用いた発光プレートは単 色光であり、ルミノメーターの受光部分の 性能確認、精度管理は可能であったが、多 色発光では色分離を行うフィルターの活用 が必須であるため、単色光のLEDでは十分な 精度管理は難しい。そこで、3色の発光ルシ フェラーゼ標品を作り、これらを用いるこ とで精度管理が可能である。しかしながら、

ルシフェラーゼ標品では供給が難しく、

日々装置の校正をすることは容易ではない。

そこで、図7にあるような3色のLEDを用い た発光プレートをアトー社と試作した。多 色発光標準プレートは赤、緑、青色の発光 を絶対フォトン数で直線的に光を発するこ とからルミノメーターの精度管理が可能に なる。施設内、施設間再現性を確保する上 で有効である。 

 

C‑3) 人工染色体を用いた安定毒性評価発 光細胞の機能解析 

発光細胞自体の精度管理を行うためレポ ータ遺伝子を安定に発現させることが可能 な人工染色体に発光遺伝子を挿入したコン トロール発光細胞を作製、評価を実施した。 

1) IL‑8プロモータ領域5kbpと橙色発光ル シ フ ェ ラ ー ゼ 遺 伝 子 が 挿 入 さ れ て い る pYM626‑4からSalIとNotIでhIL‑8 SLOカセ ットを切り出し、クローニングベクターに 導 入 し て phIL‑8  SLO を 構 築 し た ( 図 9) 。 phIL‑8 SLOは、ScaI、KpnI/NdeI、SfiI、SnaBI でそれぞれ消化し、電気泳動によりバンド パターンを確認(図9)し、phIL‑8 SLO #1を 得た。hIL‑8 SLO #1を人工染色体ベクター 導入用ベクターpMGP4 Neoに導入し、pMGP4  Neo hIL‑8 SLOを構築した。pMGP4 Neo hIL‑8  SLOは、EcoRI、NcoIでそれぞれ消化し、電 気泳動パターンを確認(図9)し、pMGP4 Neo  hIL‑8 SLO #20を得た。 

2)人工染色体ベクターを保持したCHO細胞 に構築したpMGP4 Neo hIL‑8 SLO #20をトラ ンスフェクションした。トランスフェクシ ョン6時間後に培地を交換し、トランスフェ

(7)

7

クション24時間後に細胞を継代した。トラ ン ス フ ェ ク シ ョ ン 48 時 間 後 に 薬 剤 選 択

(Geneticin, 500µ

g/mL)を開始した。薬剤

選択耐性クローンを取得し、ゲノムPCRで人 工染色体ベクター上の目的部位にモニター カセットが導入できていることを確認した。

さらに2ヵ所のPCRを行い、すべて陽性のク ローンのFISH解析を行った結果(図10)、

hIL‑8モニターカセット搭載人工染色体ベ ク タ ー を 保 持 す る CHO 細 胞 ( ク ロ ー ン 番 号:hIL‑8 SLO/MGP CHO #6)を取得した。 

3) 同 様 な 方 法 で 、 phIL8  promoter‑SLO に hEF1α‑SLR2を挿入したベクターを構築、人 工染色体に移し替え、それをCHO細胞に導入 後、核接合によりTHP‑1細胞由来株THPE8‑1 を樹立した(図11)。樹立された人工染色体 を用いた安定毒性評価細胞の特性を調べる ため、LPS刺激による応答性を検証した。そ の結果、図12にあるようにLPSの濃度依存的 にIL‑8の活性が増加し、1ng/mlレベルで、

これまで報告された結果と同レベルの活性 になることが明らかになった。また、本細 胞ではLPS刺激に対するDEX及びBAY11‑7082 のIL‑8遺伝子発現の抑制効果を検証できる ことが明らかになった(図13)。現在、継代 培養による活性の変動を確認し細胞の安定 性を検証中である。 

 

C‑4) 3色発光レポータ発現用PACベクター pPAC‑CMV‑loxP‑hEF1‑SLR‑hIL8‑SLO‑hIL1β 

‑SLG‑PEE‑ins3の構築   

1)人工合成遺伝子pIDTS‑MCSをXbaI処理し、

NheI/SpeI処理して切り出した遺伝子発現 安定化配列を導入し、

pIDTS− MCS‑insを構築

した。pIDTS‑MCS‑insをKpnI/XhoI処理し、

KpnI/SalI処理で切り出した。昨年度作成し た 2 遺 伝 子 レ ポ ー タ ー カ セ ッ ト ( hIL8  promoter‑SLO/hEF1α‑SLR)に導入した。 

2)上記で作成したPACベクターをClaI/Avr

Ⅱ 処 理 し 、 pIDTS‑CMV‑loxP‑hIL8‑SLO‑ 

hEF1‑SLR‑ins2からClaI/AvrⅡ処理で切り 出 し た CMV‑loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑ 

SLR‑ins2フラグメントを導入し、pPAC‑CMV‑ 

loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑SLR‑ins2を構築した。

緑色発光ルシフェラーゼ(SLG)遺伝子及び 遺伝子発現安定化配列を有するベクターに、

PCRで増幅したIL1βプロモータ領域 (約 5kb)  を In‑Fusion 反 応 で 導 入 し 、 pIDTS‑PhiC31‑attB‑Hyg‑WPEE‑hIL1β‑SLG‑

ins2を構築した。 

3 ) pPAC‑CMV‑loxP‑hIL8‑SLO‑hEF1‑SLR‑ 

ins2 を AscI/SalI 処 理 し 、 pIDTS‑PhiC31‑ 

attB‑Hyg‑WPEE‑hIL1b‑SLG‑ins2 か ら AscI/ 

SalI 処 理 で 切 り 出 し た PhiC31‑attB‑ 

hIL1b‑SLG‑PEE‑insを導入、図14に示される 3 色 発 光 レ ポ ー タ 発 現 用 PAC ベ ク タ ー pPAC‑CMV‑loxP‑hEF1‑SLR‑hIL8‑SLO‑hIL1 β

‑SLG‑PEE‑ins3を構築、遺伝子配列を確認し た。次年度以降人工染色体に導入し安定発 光細胞の構築を行う。

   

(8)

図1 γ

図2 IL

図1  Jurkat γ ( 橙 色 )

図2  Jurkat IL‑2(緑色),

Jurkat 細胞由来株 ) , IL‑2 ( 緑 色 ),

Jurkat 細胞由来株

(緑色),G3PDH(赤色

細胞由来株

2H4

におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。

( 緑 色 ), G3PDH(

細胞由来株

2H4

における

赤色)のバープロモータ活性を示す。

8

におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。

G3PDH( 赤 色 )

における

CyA

刺激に対する細胞応答性。

のバープロモータ活性を示す。

におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。

) の バ ー プ ロ モ ー タ 活 性 を 示 す 。

刺激に対する細胞応答性。

のバープロモータ活性を示す。

におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。

の バ ー プ ロ モ ー タ 活 性 を 示 す 。

刺激に対する細胞応答性。

のバープロモータ活性を示す。 

におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。

の バ ー プ ロ モ ー タ 活 性 を 示 す 。

刺激に対する細胞応答性。INF‑γ(橙色   におけるデキサメサゾン刺激に対する細胞応答性。INF‑

の バ ー プ ロ モ ー タ 活 性 を 示 す 。

  橙色),

(9)

図3  G3PDH す。 

図4 

活性でノーマライズした   Jurkat細胞由来株

G3PDHのプロモータ活性でノーマライズした  

  Jurkat細胞由来株 活性でノーマライズした

細胞由来株2H

のプロモータ活性でノーマライズした

細胞由来株2H 活性でノーマライズしたIL‑

2H4における塩化コバルト、

のプロモータ活性でノーマライズした

2H4におけるIPDI

‑2(緑色),

9

塩化コバルト、

のプロモータ活性でノーマライズしたIL‑2(緑色),

IPDI、2‑MBTに対する細胞応答性。

(緑色),INF‑γ(橙色

塩化コバルト、硫酸化ニッケル

(緑色),INF‑

に対する細胞応答性。

橙色)プロモータ活性を示す。

硫酸化ニッケルに対する細胞応答性。

‑γ(橙色) プロモータ活を示

に対する細胞応答性。G3PDH プロモータ活性を示す。

に対する細胞応答性。

プロモータ活を示

G3PDHのプロモータ プロモータ活性を示す。 

  に対する細胞応答性。

プロモータ活を示

  のプロモータ

(10)

図5

対する細胞応答性  

図6 ッケル(

刺激に対する細胞応答性。緑色のバーが 図5  THP‑1

対する細胞応答性  

図6  THP‑1

ッケル(B)、ジブチルフタール酸(

刺激に対する細胞応答性。緑色のバーが 1 細胞由来株

対する細胞応答性 

1 細胞由来株

、ジブチルフタール酸(

刺激に対する細胞応答性。緑色のバーが 細胞由来株 TGCHAC‑A4

細胞由来株 TGCHAC‑A4

、ジブチルフタール酸(

刺激に対する細胞応答性。緑色のバーが

10

A4(A)、THP‑

A4、THP‑G8 における

、ジブチルフタール酸(C)、2‑メルカプトベンゾチアゾール 刺激に対する細胞応答性。緑色のバーが IL‑1β

‑G8(B)における

における臭素酸

メルカプトベンゾチアゾール β、黄色のバーが

における LPS、

臭素酸ナトリウム メルカプトベンゾチアゾール

、黄色のバーが IL‑8を示す。

、DXE、CyA 刺激に 

 

ナトリウム(A)、硫酸化ニ メルカプトベンゾチアゾール(2‑MBT)(

8を示す。 

刺激に 

、硫酸化ニ

)(D)

(11)

 

図7  

  図  

図9

図10

FISH

 

図7  3 色標準発光プレート試作機及び  

 

図 8 

phIL-

 

図9 

phIL

図10 

hIL FISH

解析 

色標準発光プレート試作機及び

-8 SLO

の遺伝子マップ

phIL-8 SLO

の遺伝子の制限酵素切断によるフラグメント解析

hIL-8

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する

 

色標準発光プレート試作機及び

の遺伝子マップ

の遺伝子の制限酵素切断によるフラグメント解析

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する

11

色標準発光プレート試作機及び 3 色発光の直線性

の遺伝子マップ

の遺伝子の制限酵素切断によるフラグメント解析

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する 色発光の直線性

の遺伝子の制限酵素切断によるフラグメント解析

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する  

色発光の直線性 

の遺伝子の制限酵素切断によるフラグメント解析

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する  

モニターカセット搭載人工染色体ベクターを保持する 

CHO

細胞の  

細胞の

(12)

 

図11

図12 に対する

図13 に対する  

図11  hIL8 promoter

図12  hIL8 promoter に対する IL

図13  hIL8 promoter に対する DEX

0 20000 40000 60000 80000 100000

R L U / 1 .0 x1 0 ^5 c e rl ls / 1 0 se c

hIL8 promoter

hIL8 promoter IL‑8 活性の変動

hIL8 promoter DEX 及び BAY11

L P S (- ) L P S (+ )

hIL8 promoter‑SLO/hEF1α

hIL8 promoter‑SLO/hEF1α 活性の変動 

hIL8 promoter‑SLO/hEF1α BAY11‑7082 の IL

D M S O + L P S B A Y 5 µ M + L P S

12

α‑SLR の人工染色体ベクターの遺伝子マップ

α‑SLR 人工染色体導入安定毒性評価細胞の

α‑SLR 人工染色体導入安定毒性評価細胞の IL‑8 遺伝子発現の抑制効果

B A Y 1 5µ M +L P S B A Y 3 0µ M +L P S

の人工染色体ベクターの遺伝子マップ

人工染色体導入安定毒性評価細胞の

人工染色体導入安定毒性評価細胞の 遺伝子発現の抑制効果

D ex 1 nM + L P S D ex 1 0n M + L P S S

SLO SLR

 

の人工染色体ベクターの遺伝子マップ

人工染色体導入安定毒性評価細胞の 

 

人工染色体導入安定毒性評価細胞の 遺伝子発現の抑制効果 

D ex 1 00 n M +L P S

の人工染色体ベクターの遺伝子マップ 

人工染色体導入安定毒性評価細胞の LPS

人工染色体導入安定毒性評価細胞の LPS  

LPS 刺激

LPS 刺激

(13)

図14 伝子マップ  

D.考察 

新たな

in vitro

り、施設内、施設間バリデーション試験の実施と 精度管理法の開発を行った。東北大学病院で樹立 されたJurkat

TGCHAC‑A4、

した。それぞれ4つの化合物で検証したところ、

概ね良好な施設内再現性を示すことが明らかとな った。 

MITA法の精度管理は ることとした。

ルミノメーターの精度管理である。企業と協力し て試作した多色発光標準プレートをルミノメータ ーの校正に用いることで信頼の高いデータを得る ことが可能となった。最終的にはプロトコールに 記載することで発光測定の精度管理を行うことを 提案する。第二のアプローチは

光の減弱等の細胞自体の管理を達成するため、挿 入された遺伝子の発現が一定となる人工染色体コ ントロール発光細胞を構築することを計画、

promoter‑SLO/ hEF1 体に挿入し、それを 由来株THPE8

やLPSに対する阻害剤の効果を検証することで、こ れまで構築した細胞と同様の毒性評価可能な細胞 であることが明らかとなった。現在、コントロー ル発光細胞として有効か、長期培養などによる効 果を検証中である。一方、

遺伝子発現を同時に検証可能な 立に向けたPAC

人工染色体に導入、安定細胞株を樹立する予定で あり、人工染色体を用いた

である。 

図14  3 色発光遺伝子 伝子マップ 

 

in vitro

免疫毒性評価試験法開発に当た り、施設内、施設間バリデーション試験の実施と 精度管理法の開発を行った。東北大学病院で樹立

Jurkat細胞由来

、THP‑G8についての施設内再現性を検討 した。それぞれ4つの化合物で検証したところ、

概ね良好な施設内再現性を示すことが明らかとな 法の精度管理は

ることとした。第一のアプローチは発光測定装置 ルミノメーターの精度管理である。企業と協力し て試作した多色発光標準プレートをルミノメータ ーの校正に用いることで信頼の高いデータを得る ことが可能となった。最終的にはプロトコールに 記載することで発光測定の精度管理を行うことを 提案する。第二のアプローチは

減弱等の細胞自体の管理を達成するため、挿 入された遺伝子の発現が一定となる人工染色体コ ントロール発光細胞を構築することを計画、

SLO/ hEF1α‑

体に挿入し、それをCHO THPE8‑1(THP‑G8

に対する阻害剤の効果を検証することで、こ れまで構築した細胞と同様の毒性評価可能な細胞 であることが明らかとなった。現在、コントロー ル発光細胞として有効か、長期培養などによる効 果を検証中である。一方、

遺伝子発現を同時に検証可能な

PACベクターの構築に成功した。今後、

人工染色体に導入、安定細胞株を樹立する予定で あり、人工染色体を用いた

色発光遺伝子  

免疫毒性評価試験法開発に当た り、施設内、施設間バリデーション試験の実施と 精度管理法の開発を行った。東北大学病院で樹立

細胞由来株2H4、THP

についての施設内再現性を検討 した。それぞれ4つの化合物で検証したところ、

概ね良好な施設内再現性を示すことが明らかとな 法の精度管理は2つのアプローチで達成す 第一のアプローチは発光測定装置 ルミノメーターの精度管理である。企業と協力し て試作した多色発光標準プレートをルミノメータ ーの校正に用いることで信頼の高いデータを得る ことが可能となった。最終的にはプロトコールに 記載することで発光測定の精度管理を行うことを 提案する。第二のアプローチは発光細胞自身の発 減弱等の細胞自体の管理を達成するため、挿 入された遺伝子の発現が一定となる人工染色体コ ントロール発光細胞を構築することを計画、

‑SLR2ベクターを人工染色 CHO細胞に導入後、

G8に相当)を樹立した。

に対する阻害剤の効果を検証することで、こ れまで構築した細胞と同様の毒性評価可能な細胞 であることが明らかとなった。現在、コントロー ル発光細胞として有効か、長期培養などによる効 果を検証中である。一方、IL‑8と同時に

遺伝子発現を同時に検証可能な3色発光細胞の樹 ベクターの構築に成功した。今後、

人工染色体に導入、安定細胞株を樹立する予定で あり、人工染色体を用いたMITA法を構築する予定 色発光遺伝子 pPAC‑CMV‑loxP

免疫毒性評価試験法開発に当た り、施設内、施設間バリデーション試験の実施と 精度管理法の開発を行った。東北大学病院で樹立 THP‑1細胞由来株 についての施設内再現性を検討 した。それぞれ4つの化合物で検証したところ、

概ね良好な施設内再現性を示すことが明らかとな つのアプローチで達成す 第一のアプローチは発光測定装置 ルミノメーターの精度管理である。企業と協力し て試作した多色発光標準プレートをルミノメータ ーの校正に用いることで信頼の高いデータを得る ことが可能となった。最終的にはプロトコールに 記載することで発光測定の精度管理を行うことを 発光細胞自身の発 減弱等の細胞自体の管理を達成するため、挿 入された遺伝子の発現が一定となる人工染色体コ ントロール発光細胞を構築することを計画、phIL8 

ベクターを人工染色 細胞に導入後、THP‑1細胞

を樹立した。

に対する阻害剤の効果を検証することで、こ れまで構築した細胞と同様の毒性評価可能な細胞 であることが明らかとなった。現在、コントロー ル発光細胞として有効か、長期培養などによる効

と同時にIL‑1β 色発光細胞の樹 ベクターの構築に成功した。今後、

人工染色体に導入、安定細胞株を樹立する予定で 法を構築する予定

13

loxP‑hEF1‑SLR

免疫毒性評価試験法開発に当た り、施設内、施設間バリデーション試験の実施と 精度管理法の開発を行った。東北大学病院で樹立 細胞由来株 についての施設内再現性を検討 した。それぞれ4つの化合物で検証したところ、

概ね良好な施設内再現性を示すことが明らかとな つのアプローチで達成す 第一のアプローチは発光測定装置 ルミノメーターの精度管理である。企業と協力し て試作した多色発光標準プレートをルミノメータ ーの校正に用いることで信頼の高いデータを得る ことが可能となった。最終的にはプロトコールに 記載することで発光測定の精度管理を行うことを 発光細胞自身の発 減弱等の細胞自体の管理を達成するため、挿 入された遺伝子の発現が一定となる人工染色体コ hIL8  ベクターを人工染色

細胞 を樹立した。LPS に対する阻害剤の効果を検証することで、こ れまで構築した細胞と同様の毒性評価可能な細胞 であることが明らかとなった。現在、コントロー ル発光細胞として有効か、長期培養などによる効 βの 色発光細胞の樹 ベクターの構築に成功した。今後、

人工染色体に導入、安定細胞株を樹立する予定で 法を構築する予定

  E.結論

新たな り、

間再現性の評価を終了した。一方、

管理のため 光標準プレート

管理が行えることを明らかにした。また、

色体に導入した

を構築、検証を開始した。また 構築した。

 

F.研究発表 1.  

1) 

2) 

3) 

4) 

SLR‑hIL8‑SLO

 

.結論        新たな

in vitro

り、MITA法のバリデーション試験の施設内、施設 間再現性の評価を終了した。一方、

管理のため発光測定装置ルミノメーターを 光標準プレート

管理が行えることを明らかにした。また、

色体に導入した

を構築、検証を開始した。また 構築した。 

 

.研究発表        1.  論文発表 

) Noguchi T, Ikeda M,

dual‑color luciferase assay system reveals  circadian  resetting  of  cultured  fibroblasts by co

PLoS One

.,  2)  Kwon  HJ, 

system  for  simultaneously  monitoring  intracellular Ca

Biochem. 27;430 (1):45

 Takahashi T, Kimura Y, Niwa K,  Fujimura  T,  Yamasaki  K,  Aiba  S: 

Imaging  Demonstrates  ATP  Release  from  Murine Keratinocytes and Its Involvement in  Cutaneous  Inflammation  after  Tape  Stripping. 

133(10):2407

4)  Wu  C,  Wang  KY,  Guo  X,  Sato  M,  Ozaki  M,  Shimajiri S, 

methods of detecting the target molecule in   

SLO‑hIL1β‑SLG

       

in vitro

免疫毒性評価試験法開発に当た 法のバリデーション試験の施設内、施設 間再現性の評価を終了した。一方、

発光測定装置ルミノメーターを 光標準プレートで校正することで発光測定の精度 管理が行えることを明らかにした。また、

色体に導入したMITA法の開発に向け、

を構築、検証を開始した。また

         

Noguchi T, Ikeda M, Ohmiya Y, Nakajima Y: 

color luciferase assay system reveals  circadian  resetting  of  cultured  fibroblasts by co‑cultured adrenal glands

, 7(5):e37093

Kwon  HJ,  Ohmiya  Y,  Yasuda  K: 

system  for  simultaneously  monitoring  intracellular Ca2+ and ATP dynamics. 

. 27;430 (1):45

Takahashi T, Kimura Y, Niwa K,  Fujimura  T,  Yamasaki  K,  Aiba  S: 

Imaging  Demonstrates  ATP  Release  from  Murine Keratinocytes and Its Involvement in  Cutaneous  Inflammation  after  Tape  Stripping.  J  Invest  Dermatol, 133(10):2407‑15, 2013

Wu  C,  Wang  KY,  Guo  X,  Sato  M,  Ozaki  M,  Shimajiri S, Ohmiya Y

methods of detecting the target molecule in  SLG‑PEE‑ins3

       

免疫毒性評価試験法開発に当た 法のバリデーション試験の施設内、施設 間再現性の評価を終了した。一方、MITA

発光測定装置ルミノメーターを で校正することで発光測定の精度 管理が行えることを明らかにした。また、

法の開発に向け、2

を構築、検証を開始した。また3色発光ベクターを

       

Ohmiya Y, Nakajima Y: 

color luciferase assay system reveals  circadian  resetting  of  cultured 

cultured adrenal glands 7(5):e37093, 2012 

,  Yasuda  K: 

system  for  simultaneously  monitoring  and ATP dynamics. 

. 27;430 (1):45‑47, 2012 Takahashi T, Kimura Y, Niwa K, 

Fujimura  T,  Yamasaki  K,  Aiba  S: 

Imaging  Demonstrates  ATP  Release  from  Murine Keratinocytes and Its Involvement in  Cutaneous  Inflammation  after  Tape  J  Invest  Dermatol, 15, 2013 

Wu  C,  Wang  KY,  Guo  X,  Sato  M,  Ozaki  M,  Ohmiya Y, Sasaguri Y: Rap methods of detecting the target molecule in 

ins3 の遺

       

免疫毒性評価試験法開発に当た 法のバリデーション試験の施設内、施設 MITA法の精度 発光測定装置ルミノメーターを多色発 で校正することで発光測定の精度 管理が行えることを明らかにした。また、人工染 2色発光細胞 色発光ベクターを

       

Ohmiya Y, Nakajima Y: A  color luciferase assay system reveals  circadian  resetting  of  cultured  cultured adrenal glands. 

,  Yasuda  K:  Dual‑color  system  for  simultaneously  monitoring  and ATP dynamics. Anal 

, 2012 

Takahashi T, Kimura Y, Niwa K, Ohmiya Y,  Fujimura  T,  Yamasaki  K,  Aiba  S:  In  Vivo  Imaging  Demonstrates  ATP  Release  from  Murine Keratinocytes and Its Involvement in  Cutaneous  Inflammation  after  Tape  J  Invest  Dermatol, Wu  C,  Wang  KY,  Guo  X,  Sato  M,  Ozaki  M, 

, Sasaguri Y: Rapid  methods of detecting the target molecule in  免疫毒性評価試験法開発に当た 法のバリデーション試験の施設内、施設 法の精度 多色発 で校正することで発光測定の精度 人工染 色発光細胞 色発光ベクターを

A  color luciferase assay system reveals  circadian  resetting  of  cultured  .  color  system  for  simultaneously  monitoring  Anal  ,  In  Vivo  Imaging  Demonstrates  ATP  Release  from  Murine Keratinocytes and Its Involvement in  Cutaneous  Inflammation  after  Tape  J  Invest  Dermatol,  Wu  C,  Wang  KY,  Guo  X,  Sato  M,  Ozaki  M,  id  methods of detecting the target molecule in 

(14)

14

immunohistology  using  a  bioluminescence  probe. Luminescence 2013, 28(1):38‑43  5) Yamada Y, Nishide SY, Nakajima Y, Watanabe 

T, Ohmiya Y, Honma KI, Honma S: Monitoring  circadian  time  in  rat  plasma  using  a  secreted  Cypridina  luciferase  reporter. 

Analytical Biochemistry 2013, 439(2):80‑7  6) Kwon HJ, Ohmiya Y: Metabolomic analysis of  differential changes in metabolites during  ATP oscillations in chondrogenesis. Biomed  Res Int. Biomed Res Int. 2013;2013:213972. 

doi: 10.1155/2013/213972. Epub 2013  8) Kwon HJ, Kurono S, Kaneko Y, Ohmiya Y, Yasuda 

K:  Analysis  of  proteins  showing 

differential  changes  during  ATP  oscillations  in  chondrogenesis.  Cell  Biochem Funct. 2014, 32(5):429‑37 

9) Yasunaga M, Nakajima Y, Ohmiya Y: Dual‑color  bioluminescence imaging assay using green‑ 

and  red‑emitting  beetle  luciferases  at  subcellular resolution. Anal Bioanal Chem. 

2014, 406; 5735‑5742 

10) Yasunaga M, Murotomi K, Abe H, Yamazaki T,  Nishii S, Ohbayashi T, Oshimura M, Noguchi  T, Ohmiya Y, Nakajima Y,: Highly sensitive  luciferase  assay  using  a  potent  destabilization sequence of calpain 3.  

(15)

15

厚生労働科学研究費補助金(化学リスク研究事業)

多色発光細胞を用いたhigh-throughput免疫毒性評価試験法の開発 総合分担研究報告書

化学物質のMulti‑ImmunoTox assayによる解析       

分担研究者  山影康次

一般財団法人食品薬品安全センター  秦野研究所 

研究要旨 

Multi‑ImmunoTox assay(MITA)による免疫毒性評価法のバリデーション 試験を実施するにあたり、技術移転性、施設内再現性および施設間再現性 を確認するため、3種類の細胞(Jurkat細胞に導入した安定細胞株#2H4、

THP‑1細胞に導入した安定細胞株THP‑G1βおよびTHP‑G8)を用いて、4種の レポーター遺伝子(IL‑2, IFN‑γ、IL‑1β、IL‑8)の反応性を14物質につ いて確認した。また、ヒト人工染色体ベクター(HAC)を用いて新たに樹立 されたIL‑1βレポーター細胞(TGCHAC‑A4細胞)の技術移転性の検討実験を 行った。他施設と同様の結果が得られ、技術移転は良好であり、施設内再 現性についても良好な結果が得られた。 

キーワード:免疫毒性、動物実験代替法、in vitro

A.研究目的        化学物質の免疫毒性の評価法として開発 された Multi‑ImmunoTox assay (MITA)は、

Jurkat 細胞における IL‑2, IFN‑γ, G3PDH の各プロモーター活性および THP‑1 細胞に おける IL‑1β, IL‑8, G3PDH の各プロモー ター活性を定量化できる安定細胞株を用い た評価系である。この評価系の有用性と試 験プロトコルの妥当性を検討するために、

施設内および技術移転性、施設内および施 設間再現性を調べる目的で 14 物質につい て MITA を実施した。また、ヒト人工染色体 ベクターに IL‑1βレポーター遺伝子を導入 した TGCHAC‑A4 細胞の技術移転性の確認を 行った。また、同様の実験を 3 施設で行っ ていることから、施設間再現性については、

東北大が総括し評価した。 

 

B.研究方法 

B‑1) MITAに用いた細胞 

緑、橙、赤色の発光色の異なるルシフェ ラーゼ遺伝子をIL‑2, IFN‑γ, G3PDHの各プ ロモーター領域に繋いだベクター(それぞ れ緑、橙、赤色)をJurkat細胞に導入して

作製した安定細胞株#2H4を用いた。また、

発光色の異なるルシフェラーゼ遺伝子を IL‑1β, G3PDHの各プロモーター領域に繋 いだベクター(それぞれ緑、赤色)をTHP‑1 細胞に導入して作製した安定細胞株THP‑G1 β(#149‑14)、およびIL‑8, G3PDHの各プロ モーター領域にそれぞれ橙、赤色のルシフ ェラーゼ遺伝子を繋いだベクターをTHP‑1 細胞に導入した安定細胞株THP‑G8を用いた。

このうち、THP‑G1βの内標であるG3PDHが機 能していないことから、THP‑G8を同条件で 処理して得られたG3PDHの結果を、THP‑G1 βの内標の代用とした。また、THP‑G1βの 代替細胞として新たに開発したTGCHAC‑A4 を用いた。いずれの細胞株も、東北大学皮 膚科より供与されたものを用いた。 

 

B‑2) 使用した化学物質 

技術移転性の確認として以下の4物質を 用いた。 

① Cobalt chloride (CoCl2

② Nickel chloride(NiCl2) 

③ Isophorone diisocyanate 

④ 2‑Mercaptobenzothiazole(2‑MBT) 

(16)

16

施設内および施設間再現性の確認として 以下の10物質を用いた 

① Benzethonium chloride 

② Dibutyl phthalate 

③ Chlorpromazine hydrochloride 

④ Dapsone 

⑤ Acetaminophen 

⑥ Ethanol 

⑦ Sodium bromate 

⑧ 5‑Nitro‑2‑furaldehyde 

semicarbazone (Nitrofurazone) 

⑨ Aluminium(III) chloride hexahydrate  

⑩ 4‑Nitroanilin (p‑Nitroanilin)  TGCHAC‑A4細胞の技術移転性の確認とし て以下の7物質を用いた。 

① Lipopolysaccharides from E. coli  026:B6 (LPS) 

② Dexamethasone(DEX) 

③ Cyclosporin A (CyA) 

④ Sodium bromate 

⑤ Nickel sulfate 

⑥ Dibutyl phthalate 

⑦ 2‑Mercaptobenzothiazole(2‑MBT) 

 

B‑3) 実験方法 

基本的には、Multi‑Immuno Tox Assay バ リデーションプロトコール平成24年11月13 日ver. 001.1準じて実験を行った。概要と しては、各細胞を96wellプレートに播種し、

各種濃度で化学物質を添加した。添加濃度 は、最高血中濃度 (Cmax) の100倍濃度から 3倍希釈による10段階希釈で行った。1時間 後にPMA/ionomycin (#2H4細胞) もしくは LPS (THP‑G1β細胞、THP‑G8細胞) による活 性化処理を行い、6時間後に細胞溶解剤とル シフェラーゼ反応の基質であるルシフェリ ン の 混 合 剤 で あ る Tripluc  luciferase  assay reagent (TOYOBO)を混合し、各色ル シフェラーゼ活性をPherios(アトー社製)

で測定し、色分離式により各プロモーター 活性を算出した (図1参照)。 

  C.結果 

C‑1) 技術移転性 

4物質の結果の一部を図2に示した。発光 量については処理日による変動が認められ るものの、ほぼ同様の反応性を示し、施設 内再現性は良好であると考えられた。一方、

3色発光細胞である#2H4細胞は他の施設と

同様の反応性を示したが、2色発光細胞であ るTHP‑G1β細胞およびTHP‑G8細胞は施設間 で若干バラツキのある結果となった。 

 

C‑2) 施設内および施設間再現性 

技術移転性をさらに確認するとともに、

施設内および施設間再現性を確認するため に、10物質について3回の繰り返し実験を行 った。明らかに異常と考えられる結果では なかったが、全体の用量反応性を見ると、

一部の濃度で値が上下する特異な反応性が 散見された(図3)。その原因として、不活 化剤添加時に使用している8連マイクロピ ペットによる連続分注の影響が考えられた ことから、同じプレートで8連マイクロピペ ットを用いて、上半分は細胞賦活化試薬を 連続して10 µ

Lずつ分注・添加し、下半分は

細胞賦活化試薬を1回毎に10 µ

Lを吸引、分

注により添加し、その反応性を比較した。

その結果、単独分注した場合には異常な低 下は認められなかったが、連続分注した場 合、分注回数が増えると値が低下する傾向 が再現された(図4)。 

細胞賦活化試薬の添加方法を単独添加に 変更し、H25年度に実施した7物質について 再試験を実施した。1物質につき3回の繰り 返し実験を行ったが、10物質の結果はすべ てほぼ同様の反応性を示し、施設内内再現 性は良好であった。1回目の実験結果を代表 例として図5に示した。施設間再現性につい ては、東北大で確認した。 

 

C‑3) TGCHAC‑A4の技術移転性 

ヒト人工染色体ベクター

にIL‑1βレポ ーター

遺伝子を導入した

TGCHAC‑A4細胞の LPSに対する反応性をTHP‑G8細胞のそれと 同時に確認した。その結果、両細胞ともに 綺麗な濃度依存性を示した(図6)。さらに、

DexとCyAの影響を検討したところ、Dexによ る顕著な抑制とCyAによる軽度の抑制が認 められ、良好な反応性が確認された(図7)。 

そこで、さらに4物質(Sodium bromate、

Nickel sulfate、Dibutyl phthalate、2‑MBT)

について、3回の繰り返し実験を行った。そ の結果、4物質すべて類似の用量反応性を示 し、施設内再現性は非常に良好であった(図 8)。施設間再現性については、東北大で確 認した。

(17)

図1 

図2 

10

10

CoCl

10

NiSO

IPDI

10

2-MBT

10

CoCl

  MITA の試験法概要

  #2H4(IL‑2

0 5 10

cont 7.8125 IL-2/GAPDH

0 5 10

cont 7.8125 IL-2/GAPDH

CoCl 2 -1st

0 5 10

cont 3.90625 IL-2/GAPDH

NiSO 4 -1st

IPDI-2nd

0 5 10

cont 3.90625 IL-2/GAPDH

MBT -3rd

0 5 10

cont 7.8125 IL-2/GAPDH

CoCl 2 -2nd

の試験法概要 

2、INF‑)、

0 2 4 6

0 2 4 6

125 2000

2/GAPDH

125 2000

2/GAPDH

125 2/GAPDH

0 2 4 6

125 2/GAPDH

0 2 4 6

125 2000

2/GAPDH

0 2 4 6

、THP‑G1(IL‑

cont 7.8125 125

IFN-γ/GAPDH

cont 7.8125 125

IFN-γ/GAPDH

cont 3.90625 IFN-γ/GAPDH

cont 3.90625 IFN-γ/GAPDH

cont 7.8125 125

IFNg/GAPDH

17

‑1)および

125 2000

/GAPDH

125 2000

/GAPDH

0 200 400 600

cont 0 200 400 600

cont

125 /GAPDH

0 200 400 600

125 /GAPDH

0 500 1,000 1,500

125 2000

IFNg/GAPDH

0 200 400 600

cont

および THP‑G8(IL‑

cont 15.625 IL-1β/GAPDH cont 7.8125 125

IL-1β/GAPDH

cont 3.90625 IL-1β/GAPDH

cont 15.625

IL-1β/GAPDH cont 7.8125 125

IL-1β/GAPDH

‑8)の技術移転性結果

500

125 2000

125

15.625

0 5 10 15

cont

125 2000 0

5 10 15

cont 0 5 10 15

cont

0 5 10 15

cont

0 5 10 15

cont

の技術移転性結果 

15.625 IL-8/GAPDH 7.8125 125

IL-8/GAPDH 7.8125 125

IL-8/GAPDH

15.625 500

IL-8/GAPDH

3.90625 IL-8/GAPDH

 

2000 2000

500

125

(18)

図3 

A) Ethanol

 

B) 5

  図4   

連続分注

連続分注

Ethanol

  MITA における濃度に依存しない反応性の例

Ethanol       

5-Nitro-2-furaldehyde semicarbazone

  細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果

連続分注 

連続分注 

Ethanol   

における濃度に依存しない反応性の例        

furaldehyde semicarbazone

細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果

異常な低下

における濃度に依存しない反応性の例

furaldehyde semicarbazone

細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果

異常な低下 

18

 

5-Nitro

における濃度に依存しない反応性の例 

細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果

単独

単独

Nitro-2-furaldehyde semicarbazone

 

細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果

単独分注 

単独分注 

furaldehyde semicarbazone

細胞賦活化剤の添加方法(連続分注と単独分注)の検討結果 

異常な低下

furaldehyde semicarbazone

異常な低下 

               

(19)

19

図5 #2H4 細胞(IL‑2 および INF‑γ)、THP‑G1β 細胞(IL‑1)および THP‑G8 細胞(IL‑8)を 用いた 10 物質の施設内再現性 

 

0 5 10

cont 7.8125 125 2000

IL-2/GAPDH

0 5 10

cont 7.8125 125 2000

IFN-γ/GAPDH

Benzethonium chloride

0 500 1,000 1,500 2,000

cont 7.8125 125 2000

IL-1β/GAPDH

0 10 20 30 40

cont 7.8125 125 2000

IL-8/GAPDH

Dibutyl phtahlate

Chlorpromazine

0 5 10

cont 3.90625 125

IL-2/GAPDH

0 2 4 6

cont 3.90625 125

IFN-γ/GAPDH

0 200 400 600

cont 3.90625 125

IL-1b/GAGDH

0 10 20 30 40

cont 3.90625 125

IL-8/GAPDH

0 5 10

cont 7.8125 125 2000

IL-2/GAPDH

0 2 4 6

cont 7.8125 125 2000

IFN-γ/GAPDH

S(-/-/-) S(-/-/-) N(0/0/+ -) N(0/0/0)

S(-/-/-) S(-/-/-) S(+ -/-/-) S(+ -/-/-)

0 500 1,000 1,500 2,000

cont 7.8125 125 2000

IL-1β/GAPDH

0 10 20 30 40

cont 7.8125 125 2000

IL-8/GAPDH

S(-/-/-) S(-/-/-) S(-/-/-) S(-/-/-)

0 5 10

cont 9.375

IL-8/GAPDH 0

5 10

cont 1.953125 62.5

IL-8/GAPDH

0 5 10

cont 7.8125 125 2000

IL-8/GAPDH

0 2 4

cont 7.8125 125 2000

IL-2/GAPDH

0 200 400 600

cont 7.8125 125 2000

IL-1β/GAPDHA

0 2 4 6

cont 7.8125 125 2000

IFN-γ/GAPDH

0 200 400 600

cont 9.375

IL-1β/GAPDH

0 2 4 6

cont 2.34375 75

IFN-γ/GAPDH 0

2 4 6

cont 1.953125 62.5

IFN-γ/GAPDH

0 5 10

cont 2.34375 75

IL-2/GAPDH

0 200 400 600

cont 1.953125 62.5

IL-1β/GAPDH

0 5 10

cont 1.953125 62.5

IL-2/GAPDH

Dapsone

Acetaminophen

Ethanol

S(-/-/-) S(-/-/-) S(-/-/-) S(-/-/-)

A(+/+ -/+) A(+/+ -/+ -) A(+/+/+ -) A(+/+/+ -)

N(-/-/0) N(-/-/0) N(+/0/-) N(-/-/0)

参照

関連したドキュメント

et al.: Synthesized prevention and control of one decade for mother-to-child transmission of syphilis and determinants associated with congenital syphilis and adverse pregnancy

発生動向調査から見た 5 類定点把握疾患の 2017 年の動向は概ね例年通りであった。 年齢に関

プロジェクトパートナー:llinois State Geological Survey (ISGS)、 Schlumberger Carbon Services、Richland Community College (RCC) 事業資金 事業総額:2.08 億ドル

Clinical symptoms were characterized by strangled or effortful speech in the adductor type, and whispered or breathy voice quality in the abductor type. The median interval

研究分担者:広瀬  明彦  国立医薬品食品衛生研究所  安全性予測評価部  部長  研究協力者:小野  敦  国立医薬品食品衛生研究所 

および 10 カラーFACS を用いたリンパ球表面抗原分析法の開発について・・・・・・・・・・・・26

15th International Congress of Immunology 2013 “Common variable immunodeficiency classification by quantifying T-cell receptor and immunoglobulin κ-deleting recombination

[r]