• 検索結果がありません。

在宅で過ごす重症心身障害児の姿勢のケアについての実態調査

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "在宅で過ごす重症心身障害児の姿勢のケアについての実態調査"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

       特別支援教育・在宅支i援

       座長:南谷幹之(埼玉県立小児医療センター神経科)

P1−015

特別支援学校における医療的ケアへの看 護協会の支援の実態

P1−016

在宅で過ごす重症心身障害児の姿勢の ケアについての実態調査

岡永真由美1、二宮啓子1、山本陽子1、

市之瀬知里1、内正子2、勝田仁美3

1神戸市看護大学、

2神戸女子大学、

3岐阜県立看護大学

鈴木隆弘1、増田由美2、別所史子2

1鈴鹿医療科学大学看護学部 看護学科、

2四日市看護医療大学 看護学部 看護学科

般 演 題・ポスター 6月24日㊧

【目的】

本研究の目的は、特別支援学校における医療的ケアへの支 援体制と看護協会との連携の実態を明らかにすることであ

る。

【方法】

都道府県看護協会の47箇所の医療的ケア担当者1名を対象 に無記名自記式の質問紙調査を実施した。調査内容は、特 別支援学校の医療的ケアを実施する看護師への支援につい ての認識、実際に行っていること、可能な連携等について である。研究実施に際しては、所属機関の倫理委員会の承 認を得て行った。

【結果】

1.協力者の属性:回収数は、21件(44.7%)であった。回答 のあった看護協会の所在地は、近畿5件(23.8%)、北海道・

東北、甲信越・北陸・東海、中国・四国、九州・沖縄がそれ ぞれ4件(19%)、関東0件であった。

2.医療的ケアを実施する看護師への支援についての認識:医 療的ケアを受けている子どもを見たことがあるものが9名

(42.9%)、どこの特別支援学校に看護師が勤務しているか 知っているものは16名(76.2%)、そこに何人程度の看護師 が勤務しているか知っているものは14名(66.7%)であっ た。文科省が提示した「看護系大学や関連団体等が、特別 支援学校で働く看護師等を支えるため、医療的ケアに関す る専門的な情報を広く提供することが期待される」を知っ ているものは8名(38.1%)、特別支援学校で医療的ケアを 実施している看護師の支援が看護協会の役割と思っている

ものは、17名(81%)であった。

3医療的ケアの実施者への支援体制:教育委員会や特別支援 学校、地域の医療機関から、特別支援学校の医療的ケアに 関する協力依頼を受けたものは14名(66.7%)であった。

支援内容は複数回答で、看護師の雇用のサポート11件、医 療的ケアに関する協議会等の委員10件、指導看護師のため の研修会開催5件等であった。看護協会の果たす役割に関す る自由記載は、研修や雇用の支援、看護の質が保証できる 人材確保、特別支援学校での医療的ケアの状況を看護師等 に理解してもらえるような啓発活動の必要性等が挙げられ

た。

【考察】

医療的ケアを取り巻くシステムの地域差があり、看護協会 まで医療的ケアに関する情報がいきわたっていない可能性 もある。「特別支援学校で医療的ケアを実施している看護師 の支援が看護協会の役割である」という認識が高かったこ とから、教育委員会が看護協会を医療的ケアのリソースと して活用できるよう、支援体制を構築する必要性が示唆さ れた。本研究は科学研究費補助金基盤研究Cを受けて実施し

た。

【目的】

近年医療の進歩に伴い、日常生活において医療的ケアを必 要とする重症心身障害児(以下、重症児)が増加しており、

そのうち重度の医療看護ケアを必要とする超重症児の約 70%が在宅療養している。重症児の姿勢に関する研究の多 くは二次障害、合併症予防の視点からの研究であり、姿勢 のケアよって重症児の興味関心を引き出したり、それによっ てもたらされる家族への影響に関してはこれまで検討され ていない。本調査は在宅重症児に対する姿勢のケアの実態 および課題を明らかにする基礎資料とする。

【方法】

調査の同意を得られた近畿・東海地方の小児療育施設、小 児の訪問看護・訪問リハビリを行っているステーション28 施設へ、在宅で就学前の発達段階にある重症児を養育して いる家族への無記名自記式質問用紙の配布を依頼し、郵送 にて回収した。調査項目は1)家族の背景要因、2)子ども の背景要因、3)療育の状況、4)サービス利用状況、5)自 宅での子どもとのかかわり方、6)専門職による姿勢のケア へのサポート状況、ニーズについて回答を求めた。分析方法 としてSPSSVer.23を用いて記述統計にて実態把握を行った 後、座位保持実施と関連要因の検討にX2検定を実施した。

なお本調査は四日市看護医療大学研究倫理委員会の承認を 得た(承認番号80)。

【結果】

質問紙の回収者数68名(回収率38.2%)のうち、有効回答 54名(有効回答率79.4%)を分析対象とした。X2検定の 結果、家族の背景要因と座位保持実施との有意な関連はな かった。子どもの背景要因では、子の年齢が3歳未満では座 位保持装置が使用されていない傾向であった(p<0.05)。

また医療的ケアを必要とする場合、運動レベルでは寝返り が出来ない傾向にあった(p<0.05)。

【考察】

医療的ケアを必要とする重症児では運動レベルは低く、また 3歳未満では座位を取らせる認識が乏しい事が考えられた。

成長発達が著しい乳幼児期に座位姿勢をとることによって、

上肢機能や知覚認知機能の発達を促す事は重要であり、座 位姿勢を日常生活の中に取り入れることが望ましいと考え る。自ら体位変換できない重症児では色々な姿勢をとる経 験に乏しく、座位保持装置を使用する段階になって子ども が嫌がったり、座位に慣れるのに時間を要する場合がある ため、早い段階から、色々な姿勢を経験させる姿勢のケア を行っていく必要があると考える。

124 The 63rd Annual Meeting of the Japanese Society of⊂hild Health

Presented by Medical*Online

参照

関連したドキュメント

はある程度個人差はあっても、その対象l笑いの発生源にはそれ

本章では,現在の中国における障害のある人び

2.認定看護管理者教育課程サードレベル修了者以外の受験者について、看護系大学院の修士課程

児童について一緒に考えることが解決への糸口 になるのではないか。④保護者への対応も難し

いしかわ医療的 ケア 児支援 センターで たいせつにしていること.

在宅の病児や 自宅など病院・療育施設以 通年 病児や障 在宅の病児や 障害児に遊び 外で療養している病児や障 (月2回程度) 害児の自

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア

では,訪問看護認定看護師が在宅ケアの推進・質の高い看護の実践に対して,どのような活動