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第14章 白山ろく地域(河内・吉野谷・鳥越・尾口・白峰)の方針
1 地域の概要
(1)全体構想での位置付け
1)土地利用等の位置付け
白山ろく地域は、全体構想の土地利用方針において、吉野谷地区以北の比較的 大規模な田園が広がっている地区を中山間地田園地区、各地に存在する集落を白 山ろく集落地区、手取川沿いや手取川水系の支川沿いを水辺・里山地区として位 置付けています。 白山ろくテーマパークや地域内各地に存在するスキー場を観光・スポーツ・レ クリエーション地区、その他の大部分を山間地区として位置付けています。2)交通ネットワーク・公園等の位置付け
交通ネットワークについては、国道 157 号および小松白川連絡道路を広域幹線 道路(広域連携軸)、国道 360 号や白山スーパー林道、(主)小松鳥越鶴来線を主 要幹線道路(地域間交流軸)として位置付けています。また、手取川沿いを通る 手取キャニオンロード((一)手取川自転車道線)を豊かな自然を満喫できる山・ 川・海をつなぐネットワークとして位置付けています。 公園・緑地については、白山ろくテーマパークおよび各スキー場をレクリエー ションの拠点となる公園やその他の施設として、鳥越城跡および二曲ふ と げ城跡を歴 史・文化的な公園として位置付けています。(2)概況
本地域は河内・吉野谷・鳥越・尾口・白峰の5地区 で構成され、鶴来南部地域と接するとともに、金沢 市・小松市・能美市のほか福井県・岐阜県・富山県と も接しています。 本 地 域 の 面 積 は 約 65,048ha で あ り 、 白 山 市 の 86.1%と大半を占めています。また、平成 21 年にお いて宅地面積は地域全体の 0.7%、農地面積は 1.5% とわずかですが、平成 17 年から平成 21 年の間に宅地 は 9ha 増加、農地は 2ha 減少しています。 ■ 地域の位置 ■(3)人口・世帯数
本地域の人口は平成7年からの 10 年間で 816 人減少(10.3%減少)、世帯数は 18 世帯減少(0.8%減少)しており、唯一世帯数が減少している地域です。 年齢構成は、高齢人口割合が年々増加し、平成 17 年で 65 歳以上の高齢人口割 合が 32.2%(10 年間で 7.1%増加)となっており、白山市全体における高齢人口 割合の 17.9%(10 年間で 3.6%増加)よりも高く、高齢化の進行が顕著にみられ ています。(4)土地利用
1)土地利用規制
本地域においては、都市計画区域の指定がされておらず、線引きや用途地域な どの土地利用規制についても指定されていませんが、尾口地区の一部では建築協 定が締結されており、河内地区の一部や白山ろくテーマパークの計画区域におい て建築物の制限などがあります。2)土地利用現況
地域の大部分が山林となっており、地域各地に住居や公共施設などが集まった 集落が点在しています。また、幹線道路沿線の瀬木野町や河内町きりの里などに 住宅団地が存在しています。 地域内には、水田や畑地などの農地が各地に存在しており、地域北部では大規 模な農地が広がっています。 7,927 7,676 7,111 2,183 2,259 2,201 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 平成7年 平成12年 平成17年 人口 世帯数 (人/世帯) 16.8 15.2 13.2 58.1 55.9 54.6 25.1 28.9 32.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平成7年 平成12年 平成17年 年少人口(0~14歳) 生産年齢人口(15~64歳) 高齢人口(65歳以上) ■ 年齢区分別人口割合の推移 ■ ■ 人口・世帯数の推移 ■ 資料:国勢調査 資料:国勢調査 ■ 地域内用途の面積および推移 ■ ※データは平成17 年 1 月 1 日および平成 21 年 1 月 1 日時点用 途 平成17年面積(ha) 平成21年面積(ha) 増減(ha) 平成17年割合 平成21年割合 割合増減
宅 地 458 467 9 0.7% 0.7% 0.0% 農 地 1,000 998 -2 1.5% 1.5% 0.0% そ の 他 63,590 63,583 -7 97.8% 97.8% 0.0% 総 面 積 65,048 65,048 0 100.0% 100.0% 0.0% 生産年齢人口(15~64歳) 年少人口(0~14歳) 高齢人口(65歳以上)
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(5)都市施設等
1)交通
① 公共交通 路線バスは、金沢市方面から白峰地区・鳥越地区・尾口地区を結ぶ路線が運行 されているとともに、JR松任駅と白峰地区を結ぶ路線、北陸鉄道鶴来駅と尾口 地区を結ぶ路線、JR小松駅と鳥越地区を結ぶ路線が運行されています。 コミュニティバスは、北陸鉄道鶴来駅と鳥越地区を結ぶ路線のほか、地域内各 地を結ぶルートが6路線で運行されており、そのうち3路線はデマンド方式とな っています。 ② 道路 南北の幹線道路として国道 157 号が、東西の幹線道路として国道 360 号および 白山スーパー林道が存在しており、地域内を通り小松市と岐阜県白川村を結ぶ小 松白川連絡道路が計画されています。また、道の駅として出合町の「一向一揆の 里」や瀬戸の「瀬女」が存在しています。 なお、都市計画道路は、本地域に存在していません。2)公園・緑地
① 都市公園 都市公園は、観光・レクリエーションの拠点となる公園として白山ろくテーマ パークが存在しています。 ② 市民公園 市民公園は、河内地区に3箇所、吉野谷・鳥越地区に各1箇所、白峰地区に5 箇所の合計 10 箇所存在しています。 ③ スポーツ・レクリエーション施設 地域内のスキー場は、レクリエーション施設として金沢セイモアスキー場、白 山一里野温泉スキー場、白山瀬女高原スキー場が整備されており、教育施設とし て鳥越大日スポーツ施設、競技施設として白山白峰温泉スキー場と白峰クロスカ ントリー競技場が整備されています。なお、鳥越大日スポーツ施設や白山一里野 温泉スキー場、白山瀬女高原スキー場については、グリーンシーズンにも活用さ れています。 その他の施設では、バードハミング鳥越や白山ろく体育館、白山ろくグラウン ドなどが整備されています。④ その他施設 鳥越地区において、史跡公園として国指定史跡である鳥越城跡および二曲ふ と げ城跡 が、農村公園として鳥越農村公園が整備されています。 地域には、市営墓地公苑であるかわち墓地公苑や白峰墓地公苑、桑島墓地公苑 が整備されています。
3)その他の都市施設等
① 供給・処理施設 水道は、大部分が簡易水道の区域であり、一部では、その他の水道の区域が存 在しています。 下水道は、特定環境保全公共下水道、農業集落排水施設および地域下水道(地 域し尿処理施設・コミュニティプラント)の区域があり、おおむね整備を終えて います。また、地域内には特定環境保全公共下水道の終末処理場である直海谷終 末処理場(直海谷処理区)、中部終末処理場(吉野谷中部処理区)、吉野終末処理 場(吉野処理区)、吉原終末処理場(吉原処理区)、中部終末処理場(鳥越中部処 理区)、一里野終末処理場(一里野処理区)、白峰処理センター(白峰処理区)が 存在しています。 ② 河川・水路 地域には、一級河川の手取川をはじめとして、手取川水系の直海谷川・瀬波川・ 大日川・尾添川・大道谷川などの多くの支川や小支川などが流れ、イワナやヤマ メなどの釣りを楽しむことができる渓流も数多く存在しています。 また、手取川に手取川ダム、手取川第二ダム、支流の大日川に大日川ダム、直 海谷川に手取川第三ダムが存在しています。 ③ 教育 学校教育施設として、河内小・中学校、鳥越小学校、鳥越中学校、白嶺小・中 学校、白峰小学校が存在しています。 なお、小学校の通学区域については、河内地区は河内小学校、鳥越地区は鳥越 小学校、吉野谷・尾口地区は白嶺小学校、白峰地区は白峰小学校となっており、 中学校の通学区域については、河内地区は河内中学校、鳥越地区は鳥越中学校、 吉野谷・尾口・白峰地区は白嶺中学校となっています。 ④ 文化・交流 地域には、図書館が各地区に存在しており、鳥越一向一揆歴史館、東二口歴史 民俗資料館、白山砂防科学館、白山ろく民俗資料館、県白山自然保護センター中 宮展示館などの博物館や資料館が設置されています。また、吉野谷セミナーハウ254 地区公民館は、河内公民館、吉野谷公民館、鳥越公民館、尾口公民館、白峰公 民館がそれぞれの地区に存在しています。 町内会の集会所は、各町内に存在しています。 各地区において、盆踊りや運動会などの住民同士の交流活動が行われています。 ⑤ 医療・保健 地域には、病院はありませんが、診療所が3箇所、歯科医院が1箇所あります。 保健施設は、かわち保健センター、吉野谷健康管理センター、尾口健康増進セ ンター、桑島健康管理センター、白峰保健センターが存在しています。 市民の健康増進と交流の場として、市民温泉のめおと岩温泉ラクヨウ、大門温 泉センター、新中宮温泉センターが存在しています。 ⑥ 福祉 保育施設は、かわち保育所、吉野保育所、鳥越保育所、白峰保育所が存在して います。 児童福祉施設は、かわち児童館、吉野谷児童館が存在しており、放課後児童ク ラブは河内小学校区、白嶺小学校区、鳥越小学校区でそれぞれ1施設運営されて います。 高齢者福祉施設は、尾添や女原、桑島に老人憩いの家、河内町内尾や中宮、上 野町に老人福祉センター、佐良および桑島に特別養護老人ホーム、佐良や上野町、 桑島にデイサービスセンター、若原町にケアハウスがそれぞれ存在しています。 障害者福祉施設は、杉森町に知的障害者複合施設が存在しています。 ⑦ 歴史・伝統文化 地域内に、国指定史跡である鳥越城跡や二曲ふ と げ城跡など、数多くの指定文化財が 存在しています。また、白峰に残されている伝統的まちなみや、白山山頂および その禅定道沿いに分布する貴重な文化遺産の保全に向けた取り組みが行われてい ます。 国指定民俗文化財である尾口のでくまわしや県指定民俗文化財であるかんこ踊 りなどをはじめ、各地区で多くの伝統文化が保存継承されています。 ⑧ 観光 吉野工芸の里をはじめとして、自然や芸術、農業などが体験できる観光施設や、 地元の特産品を販売する地場産業施設が各地区に数多く存在しています。 白山ろく地域を訪れる観光客に対応した宿泊施設が各地区に数多く存在してい ます。また、市民温泉をはじめとして、泉質の異なる温泉が各地区に存在してい ます。 白山登山については、登山口が石川、岐阜、福井の各県に存在し、数多くの登 山コースが整備されています。
⑨ 景観 地域に広がる山林は、新緑や紅葉など四季折々の山間地景観を創出しています。 地域には、手取峡谷などの河川景観や、雄大な白山景観の眺望点も多く存在し ており、特に白山スーパー林道や登山道、各地区に存在しているトレッキングコ ースでは、様々な自然景観が創出されています。また、国指定特別天然記念物で ある岩間の噴泉塔群をはじめとして、国指定天然記念物である御仏供スギや太田 の大トチノキ、県指定天然記念物である五十谷の大スギや瀬戸の夜泣きイチョウ、 白峰百万貫の岩などは特徴ある景観を創出しています。 鳥越城跡や各スキー場山頂などから望む山並みや山村集落の俯瞰ふ か ん景観※が創出 されており、伝統的なまちなみ景観が残されている白峰地区では保全に向けた取 り組みが行われています。 ※俯瞰 ふ か ん 景観:高所から見おろす眺めのこと。 ⑩ その他 市の行政機関として河内支所、吉野谷支所、鳥越支所、尾口支所、白峰支所が 存在しています。 公営住宅は、河内地区に2箇所、吉野谷地区に3箇所、鳥越地区に3箇所、尾 口地区に3箇所、白峰地区に4箇所存在しています。 地域には、鶴来警察署管内の河内駐在所、吉野谷駐在所、鳥越駐在所、尾口駐 在所、白峰駐在所が存在し、各地区を管轄しています。 下吉野に白山消防署、白峰に白山消防署白峰分署、瀬木野町に白山郷斎場が存 在しています。
(6)その他
地域には白山国立公園、白山一里野県立自然公園および獅子吼・手取県立自然 公園が指定されており、国指定特別天然記念物であるカモシカや、国指定天然記 念物であるイヌワシの生息地など、豊かな自然が息づいています。また、西山高 山植物馴化じゅんか試験地では、高山植物の栽培研究が行われています。 地域内には、土砂災害警戒区域として 179 箇所(土石流 104 渓流、急傾斜地 60 箇所、地すべり 15 箇所)の指定を受けています。88.2% 67.6% 50.0% 47.1% 29.4% 17.6% 13.2% 11.8% 5.9% 2.9% 0.0% 19.1% 4.4% 56.0% 46.4% 32.3% 30.6% 17.0% 21.5% 22.6% 12.8% 22.6% 4.5% 9.6% 24.5% 8.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 白山ろく地域 白山市全体 地区人口の減少・高齢化などによる 活力低下 新たな宅地の開発による新旧住民間 のトラブルの発生 商業施設・工業施設の存在による 生活環境の悪化 自然環境の悪化 美しい景観の減少 道路の不足などによるアクセス性・ 利便性の悪さ 公共交通の利便性の悪さ 犯罪や交通事故などによる住民の 安全性の悪化 レクリエーションの場の少なさ 商店・スーパーなどの生活利便施設 の少なさ 災害に対する整備不足 (洪水・大雪・火災など) その他 特になし
(7)地域の意向
1)市民アンケート
白山市の将来像 (割合) (全体との差) 重視する施策 (割合) (全体との差) ① 福祉の充実したまち 48.4% -2.6% ① 医療・保健福祉の充実 50.0% 7.7% ② 自然環境を大切にするまち 47.2% 20.6% ② 定住人口が増加した活気のあるまちづくり 31.9% 19.3% ③ バリアフリ-のまち 13.7% 0.9% ③ 地域で協力しあうまち 23.0% 0.5% 住宅地の拡大 (割合) (全体との差) 農村・山村地域の活性化 (割合) (全体との差) ① 多少の拡大はよい 41.3% 4.7% ① 地場産業製品のPRなど 32.8% -0.2% ② 住宅地拡大を抑制 39.3% -12.6% ② 観光産業の育成 30.8% 4.6% ③ 住宅地を拡大していく 11.7% 7.5% ③ 農村・山村環境に調和した住宅地の整備 25.6% 6.5% 工業振興に必要な都市基盤 (割合) (全体との差) 商店街等の活性化 (割合) (全体との差) ① 工場側の環境対策 28.3% -10.0% ① 公共交通の充実 44.9% 9.9% ② 職住近接の推進 26.2% 13.7% ② 自動車利用者のための駐車場の確保 35.4% -12.8% ③ 新たな工業団地の整備 19.7% 0.3% ③ 商店街周辺の定住人口増加 28.0% 4.2% 道路整備や公共交通のあり方 (割合) (全体との差) 公園や緑地の整備 (割合) (全体との差) ① 雪に強い交通環境の確保 53.2% 17.2% ① 身近な公園づくり 34.1% 2.1% ② バス交通の利便性向上 43.7% 9.1% ② 維持・管理の充実 24.2% 3.7% ③ 維持・管理の充実 22.2% 8.7% ③ 災害などに活用できる公園づくり 20.6% -3.2% 自然環境や景観の保全 (割合) (全体との差) 防災・防犯対策 (割合) (全体との差) ① 里山、水辺などの自然景観の保全 55.6% 12.7% ① 山村部の雪害対策の推進 65.4% 56.6% ② 田畑などの田園風景の保全 31.0% -0.3% ② ライフライン施設等の機能確保 26.4% -15.7% ③ 合意形成によるル-ルづくり 25.8% 2.1% ③ がけ崩れや土砂災害に対する対策 犯罪防止設備の整備 25.2% 25.2% 19.6% -21.3% ※赤字は、全体から5.0%以上多い項目2)代表者アンケート
白山ろく地域における代表者アンケートでは、以下のものが求められています。 ① 地域の問題 「地区人口の減少・高齢化などに よる活力低下(88.2%)」、「公共交 通の利便性の悪さ(67.6%)」、「災 害に対する整備不足(50.0%)」「商 店・スーパーなどの生活利便施設の 少なさ(47.1%)」などが上位を占 めています。 これらの項目は白山市全体より も非常に高い割合を示しており、地 域の突出した課題として挙げられ ます。 自由意見においても、地区の高齢 化や活力低下を懸念する意見が多 く出されています。 ■ 地域の問題 ■262 1.60 1.53 1.50 0.60 0.09 -0.63 -0.70 -1.22 -1.38 1.45 1.52 1.18 1.25 -0.07 0.17 -0.23 -1.05 -1.13 -2 -1 0 1 2 白山 ろく地域 白山市全体 必要 不要 宅地開発、市街地の拡大 住宅地の用途の混在化防止 商店・スーパーなどの 生活利便施設の立地 大規模商業施設の誘致 工業団地の誘致 農地・緑地の保全 美しい景観の形成・保全 環境に影響を及ぼす施設等の 規制・制限 災害に強い地区の形成 ② 今後のまちづくりに対して ◆土地利用 将来の土地利用では、「美しい景観 の形成・保全(1.60※)」、「災害に強 い地区の形成(1.53※)」、「農地・緑 地の保全(1.50※)」が特に求められ ています。 一方で、「住宅地の用途の混在化防 止(-0.63※)」、「宅地開発、市街地の 拡大(-0.70※)」などは白山市全体と 比べ、あまり求められていません。 「大規模商業施設の誘致(-1.38 ※)」や「工業団地の誘致(-1.22※)」 については、地域内で求められておらず、開発に対してはニーズが低いことがう かがえます。 ※点数は2点満点で、「必要」:+2、「どちらかと言えば必要」:+1、「どちらかと言えば不要」:‐1、「不要」:‐2 とした場合の加重平均。 農地に関しては、開発を抑制し保全すべきとの意見が半数を占め最も多く、遊 休農地についても他の経営者による耕作を求める意見が4割を占めるなど、農地 の開発に対してはやや慎重な面もあることがうかがえます。 ■ 農地の今後について ■ ■ 地域の遊休農地について ■ 農業振興のため、 開発を抑制し、 農地として保全する 50.0% 一部、他の用途 (住宅地など) として活用する その他 38.0% 12.0% 他の経営者による 耕作を推進する (他の作付けを行う) 町内に遊休農地は 存在していない 宅地など、他の用途として 積極的に活用する そのままでよい 41.6% 27.1% 18.8% 12.5% 自由意見では、地域各地において、地区の活力低下を懸念する意見や、定住促 進や就労の場の確保、身近な場所に商店やコンビニエンスストアなどの生活利便 施設を求める意見が出されているとともに、河内地区や鳥越地区などでは、既存 集落の周辺において農地の宅地化が求められています。 また、農業に関しては、農業従事者の高齢化や担い手不足を懸念する意見や、 農地の保全が求められています。 ■ 土地利用で将来求めるもの ■
山間部においては、白山国立公園や県立自然公園の自然環境の保全・活用を求 める意見やゴミなどの不法投棄による自然環境の悪化を懸念する意見も出されて います。 ◆都市施設 公共交通に関しては、鳥越地区において病院や商業施設への利便性の向上が求 められています。 道路に関しては、集落内の道路の整備や危険箇所への対策や、冬期の除雪作業 の充実が求められています。また、幹線道路沿線の集落などからは、幹線道路に おける歩道整備による安全確保が求められています。 また、地域各地から森林の維持管理を行うための林道整備・修繕が求められて います。 公園に関しては、白山ろくテーマパークの早期整備や、地域の交流拠点となる 公園整備が求められています。 河川に関しては、大日川などの洪水対策が求められているとともに、用水路の 水量確保や整備が求められています。 災害に関しては、除雪の充実や融雪装置の整備、流雪溝の整備や、大規模災害 時における避難場所の確保が求められています。 また、集落裏の急傾斜地への対策が地域各地で求められているとともに、地す べり・土石流対策が求められています。 ◆その他 農業に関しては、鳥越地区や河内地区などにおいて、鳥獣被害対策が求められ ています。
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(8)地域の課題
分 類 課 題 全 体 ・定住人口の確保や住宅の充実による地域の活力維持 土地利用 ・地域のニーズに応じた、適正な土地利用の規制・誘導の検討 ・適正な箇所における宅地開発などの有効な土地利用の推進 ・集落の活力維持や生活環境の保全 ・農地の保全や生産基盤の充実、担い手の確保などによる農業振興 ・山間地における緑豊かな自然の保全と防災対策 ・地域に存在する豊かな自然環境の保全、利活用 交通 ・路線バスの維持、地域ニーズに応じたコミュニティバスのルート検討、 運行本数・利便性の確保 ・国道 157 号や国道 360 号、白山スーパー林道などの広域ネットワークの 機能維持 ・小松白川連絡道路の整備促進による広域ネットワークの形成 ・現道拡幅によるアクセスの向上 公園・レクリエーション施設 ・白山ろくテーマパークの維持管理、整備の促進 ・吉野工芸の里と白山ろくテーマパークの有効活用 ・公園の適正な維持管理、地域ニーズに合わせた公園の充実 ・スキー場の適正な維持管理、施設の充実 供給・処理施設 ・簡易水道や下水道施設の適正な維持管理 河川・水路 ・手取川や大日川などの河川の水質や自然の保全と水流量の確保 ・大日川などの河川の浸水被害の軽減と河川環境の整備 ・水路の適正な維持管理 教育・保健・福祉等の施設 ・教育施設や保育施設の耐震化 ・鳥越城跡や二曲ふ と げ城跡などの歴史文化財の保全 ・地域各地に存在する文化財の保全 ・地域活動や交流の拠点となる公共施設等の充実 ・福祉施設の充実 観光 都市施設等 ・白山ろくの観光拠点としての整備・充実 環境・景観 ・手取川などの河川や緑豊かな山間地などの自然環境の保全 ・周辺環境に配慮した施設の誘導・制限による生活環境の保全 ・白山眺望景観や手取峡谷などの良好な自然景観の保全と遊歩道の整備 ・良好な山間地景観や田園景観の保全 ・伝統的まちなみ景観の保全防災・ 交通安全・ 防犯 ・山間地における急傾斜地や土砂災害安全対策 ・災害時における避難場所の確保と耐震化の推進 ・除雪体制の充実 ・消雪・融雪装置やスノーシェッドの設置などによる雪害対策の充実 ・交通安全施設の充実による安全確保 ・防犯灯などの犯罪防止設備の充実 森林・里山 ・林道の適正な維持管理、整備による機能充実と森林環境の保全 ・有害鳥獣対策の推進
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2 地域の将来像
【地域のメインテーマ】
『霊峰白山の美しい自然と文化を育む、災害に強い活力あるまち』
本地域が有する豊かな自然環境や文化、歴史観光資源の積極的な保全と有効活用に より、観光や交流が盛んな地域づくりをめざします。また、災害対策と居住環境の整 備を図り、活力ある地域づくりをめざします。【地域の方針】
『豊かな自然の中に点在する集落の活力維持』
◇「白山ろく地域活性化計画」による地域の活性化 ◇集落の活力維持のための定住人口の確保と生活利便施設の充実 ◇市内通勤圏における就業の場の確保 ◇福祉施設や地域医療体制の充実『豊富な観光・歴史資源を活用した交流の促進』
◇観光施設の維持・充実、利用促進、新たな魅力付け ◇歴史文化資源の保全、活用『災害に強い地域の形成』
◇砂防・急傾斜地対策の推進 ◇雪害対策の推進『美しい自然環境の保全および活用』
◇白山国立公園における貴重な自然の保全 ◇良好な田園・里山・山間地空間や豊富な自然環境の保全と有効活用 ◇河川景観や白山眺望などの良好な景観の保全3 地域のまちづくり方針
(1)土地利用の方針
1)住宅系土地利用(白山ろく集落地区)
地域に存在する住宅地や集落は、生活利便施設や福祉施設などの維持・充実や 就労の場の確保により、にぎわいの創出を図ります。また、地域ニーズに応じて 宅地の整備や空き家・空き地の有効活用などにより、定住人口の確保を図ります。 白峰地区などの伝統的な民家や文化が残されている地区は、まちなみ景観や民 家および伝統文化の保全のための支援など、総合的な整備を推進します。2)田園系土地利用(中山間地田園地区、白山ろく集落地区)
地域に存在する農地については、白山市を支える重要な農業基盤施設として、 水稲作付や水稲種子およびそばの生産を中心とした優良農地として維持・保全に 努めるとともに、遊休農地の解消を推進します。 地域の各地に存在する小規模農地などでは、地域の特色をいかした農作物の生 産に向けて支援するとともに、転作田や普通畑の高度利用など、生産性の向上を 図ります。 地域内各地に点在する既存集落や住宅地などにおいては、優良農地の保全や周 辺の田園景観と調和した集落環境の充実を図るとともに、集落の活力維持のため の適正な宅地開発を促進し、生活利便施設の立地を誘導します。3)自然系土地利用(水辺・里山地区、山間地区)
地域の全域に広がる山間地においては、地すべりや砂防などへの防災対策の促 進による市民の安全性確保を最優先としながら、希少な動植物が生息する箇所に おける生態系の保全を図ります。 手取川をはじめとした河川では、水質の保全や災害の防止に努めるとともに、 豊かな水環境を活用した親水空間づくりを図ります。4)その他の土地利用(研究・開発地区、観光・スポーツ・レクリエーション地区)
地域内において、自然環境への影響が少ない研究開発関連企業などの誘致に取 り組み、就業の場の確保に努めます。 白山ろくテーマパークや地域内各地に存在するスキー場などは、豊かな自然の 魅力をいかした観光・スポーツ・レクリエーションの拠点として整備・充実を図 るとともに、鳥越城跡や二曲ふ と げ城跡の史跡公園の整備・充実や文化財の保全に努め ます。 特に吉野工芸の里は、金沢市、小松市、福井県、岐阜県を結ぶ結節点でもある 国道 157 号と国道 360 号との交差部に位置しており、白山市の観光文化の拠点と して整備・充実を図ります。(2)都市施設の方針
1)交通
① バス 路線バスは、金沢市やJR松任駅などを結ぶ現行の各路線および運行本数が維 持されるよう関係機関に働きかけます。 コミュニティバスは、現状の機能維持とともに、地域のニーズに応じた適正な ルートやダイヤの検討、デマンド方式の運行範囲の検討を行うなど、地域間や地268 ② 道路 ◆幹線道路 国道 157 号は、落石・雪害対策施設の充実や橋梁の耐震化など機能の強化・維 持に努めるとともに、小松白川連絡道路の早期整備を図ります。 国道 360 号、白山スーパー林道、(主)小松鳥越鶴来線、(一)布橋出合線など は、本地域と他の県市町へのアクセスする路線として、広域ネットワークの充実 を図るとともに、交通量や歩行者の状況に応じた路肩改良による歩行者スペース の確保や、1.5 車線化などを促進し、落石・雪害対策施設などの機能充実と道路の 適正な維持管理に努めます。また、これら以外の幹線道路についても、同様に機 能充実と道路の適正な維持管理に努めます。 ◆生活関連道路 集落内の道路や地区間を結ぶ道路などの幅員の狭い道路においては、道路の状 況に応じて改善を図り、安全・安心な地域づくりを推進します。 市道ダム1号線の整備については、今後、国・県などの関係機関と協議し検討 します。 ◆その他の道路・施設 手取キャニオンロード((一)手取川自転車道線)については、休憩施設および 広場の整備による利用者の利便性向上に努めます。
2)公園・その他の都市施設
① 公園・レクリエーション施設 ◆身近で親しみやすい公園 地域に存在する住宅地や集落においては、既存公園の適正な維持管理に努める とともに、住民参加による維持管理の促進により、地域住民の愛着醸成を図りま す。 その他の地区においては、地域のニーズに合わせ、空き地などを有効活用した 小規模な公園の適正配置に努め、子どもや高齢者が気軽に利用できる地域の交流 の場の創出を図ります。 ◆観光の拠点となる公園・緑地等 観光・レクリエーションの拠点となる公園である白山ろくテーマパークは、本 地域の住民だけでなく、白山市内外の多くの人々が訪れる憩いの場として、施設 の維持・充実とともに未整備区域の早期整備を促進します。 ◆歴史・文化的な公園 鳥越城跡・二曲ふ と げ城跡においては、史跡公園としての整備・充実や有効活用に努 めます。 ◆スポーツ・レクリエーション施設 地域各地に存在するスキー場などは、豊かな自然の魅力をいかしたスポーツ・ レクリエーションの拠点としての維持・充実や利用促進を図るとともに、地域の 交流やにぎわいの拠点としての利活用を図ります。白山ろく体育館や白山ろくグラウンドをはじめとする各地区のスポーツ施設は、 地域住民の健康づくりや交流の拠点として、施設の維持・充実に努めるとともに、 利用促進を図ります。 ◆その他 地域に存在する市営墓地公苑については、機能の維持・充実に努めます。 ② 供給・処理施設 簡易水道施設などについては、老朽化施設の改修や適正な維持・管理により、 安全・安心かつ低廉でおいしい水の安定供給に努めます。 下水道については、終末処理場などの既存施設の機能維持に努めるとともに、 今後新たに開発する区域においては、必要に応じて事業計画の見直しを行い、整 備を推進します。開発が点在する区域においては、合併浄化槽による処理を行う など、快適な生活環境の充実と自然環境の保全に努めます。 ③ 河川・水路 手取川や大日川は、浸水被害を防ぐとともに、水流および水量の確保などによ り良好な河川環境を創出するなど、河川改修・整備を促進します。 地域東部の尾添川や牛首川などの急峻な河川においては、砂防ダムなどの関連 施設の整備を促進することにより、土砂災害から地域の安全性を確保します。 ④ 教育・保健・福祉等の施設 ◆教育施設や子育て支援施設の充実および適正配置 鳥越中学校については耐震化を行い、鳥越小学校については一部改築・耐震化 を含めた大規模改造を行います。また、河内小・中学校については、地域の意向 を踏まえ、通学区域の見直しや耐震化を検討します。なお、廃校となった吉野谷 小・中学校跡地については有効活用を検討します。 保育施設については、保育環境の整備・充実を図るため、白峰保育所の適切な 修繕を推進します。 鳥越地区において児童館の建設を推進するとともに、その他の放課後児童クラ ブおよび保育施設については、必要に応じて地域の状況に対応した増改築や耐震 化を促進し、子育てを支援するための環境整備に努めます。 ◆文化・交流施設の充実 河内公民館、吉野谷公民館、鳥越公民館、尾口公民館、白峰公民館は、地域活 動や交流の拠点として、適正な施設の維持および利用環境整備に努めます。 地域各地に存在する集会所は、町内会活動の拠点として、施設の維持・充実と 老朽施設の改築を図るとともに、新たな施設の整備については地域とともに検討 します。 鳥越一向一揆歴史館や白峰化石調査センター、東二口歴史民俗資料館は、貴重
270 は、国指定天然記念物である手取川流域の珪化木産地の一部であり、産出した岩 石の調査研究や教育、普及を目的とする活動を支援するとともに、周辺整備に努 めます。 白山山頂とその禅定道沿いに残されている多くの貴重な文化遺産については、 国の史跡指定に向けて、今後も調査を進めていきます。 ◆高齢者福祉施設の充実 地域内に存在する特別養護老人ホームなどの施設の充実を図るとともに、地域 の高齢者の状況に応じた既存施設の拡充や新たな施設の整備・検討などにより、 高齢者にやさしい地域づくりを推進します。 ◆障害者福祉施設の充実 障害のある人の地域生活の安定と社会参加のため、施設の充実をめざします。 ◆公共公益施設のバリアフリー化の推進 様々な住民が利用する公共公益施設については、バリアフリー化の推進などに より、誰もが利用しやすい環境づくりに努めます。 ◆市民温泉の充実 市民温泉については、施設の整備・充実を図り、市民の健康づくりや地域の交 流拠点として多角的な視点で利活用を促進します。 ◆地域医療体制の充実および移動手段の確保 地域内に存在する診療所が今後においても維持されるよう、関係機関に働きか けるとともに、新たな診療所の誘致など地域医療体制の充実に努めます。また、 公共交通の充実による日常的な病院への移動手段の確保を図るとともに、緊急時 における搬送体制の充実を図ります。 ⑤ 観光 地域各地に存在する観光施設や宿泊施設などは、適正な維持管理および施設の 整備・充実、国内外へのPR・誘致による利用促進に努め、地域の交流やにぎわ いの拠点としての利活用を図ります。特に吉野工芸の里は、国指定天然記念物で 日本の名木百選にも選ばれた御仏供スギをシンボルとした、白山市の観光文化の 拠点として整備・充実を図ります。 また、本地域は豊かな自然を有していることから、訪れた人々が気軽に自然に ふれあい、楽しむことができる登山道や遊歩道などの整備・充実を図ります。 ⑥ その他の施設 公営住宅については、適正な維持管理に努めるとともに、今後策定予定の「住 生活基本計画」に基づき今後の人口動態の変化に合わせた施設整備を検討します。 地域内においては、携帯電話不感地帯の解消や光ファイバー網が整備されてお り、これらの有効活用を促進するとともに、行政・地域情報や防災・災害対策情 報の提供など情報通信環境の整備を推進します。
(3)環境・景観等の方針
① 環境 ◆自然環境の保全 豊かな自然環境を有する白山国立公園や県立自然公園においては、動植物の保 護や水環境の保全を積極的に促進するとともに、国や県、関係自治体、地域の団 体などと連携しながら、自然学習や自然体験などの利活用を推進し、イベントや エコツーリズムなどの活動を支援します。特に、特別天然記念物をはじめ、絶滅 危惧種に区分されている野生動植物や貴重な高山植物の保護を促進するとともに、 外来植物除去作業の推進など、良好な自然環境の保全に努めます。 地域内の山間地は、地域に潤いを与える自然資源として、適正な管理や市民の 理解・協力による森づくりを促進します。 手取川をはじめとして、手取川水系の直海谷川・大日川など地域に存在する多 くの河川は、豊富な動植物が生息しているとともに、農業などにおいても重要な 資源でもあることから、生態系の保護や水質の保全、水量の確保に努めます。ま た、その他にも地域には、ホタルが生息するなど良好な自然環境が多く残されて おり、将来にわたり自然と共生する地域づくりを推進します。 廃棄物の不法投棄に対する定期的な監視や意識啓発を行うことにより、良好な 自然環境の保全に努めます。 ◆生活環境の保全 地域各地における集落においては、周辺の良好な自然環境へ十分に配慮しなが ら、上下水道の充実や雪対策などにより、良好な生活環境の確保を図ります。 ② 景観 ◆集落の景観形成・保全 良好な集落景観が形成されている地区においては、まちづくり協定などの住 民・事業者主体のルールづくりを促進し、良好な景観形成の保全を図ります。 伝統的なまちなみ景観が残されている白峰地区においては、建築物などの保 全・修景により、魅力あるまちなみ景観づくりを促進するとともに、地域の協力 を得ながら、文化財保護法に基づく国の重要伝統的建造物群保存地区の選定に向 けた取り組みを推進します。 ◆水・緑の景観形成・保全 手取峡谷などの河川景観や白山眺望景観は、白山市を代表する良好な景観とし て保全に努めるとともに、これらの美しい景観を眺望できる場所や遊歩道の充実 を図ります。 地域の北部に広がる大規模な農地や地域の地形をいかした棚田などが創りだす 田園集落景観や、広大な山林により四季折々の季節感を演出する山間地景観につ272 地域内に数多く存在する史跡・天然記念物周辺などは、古くからの歴史を偲び 郷土愛を育む歴史的景観として保全するとともに、次代へと継承していきます。 人と自然との交流空間である里山においては、森林施業などを促進し、良好な 里山景観の形成・保全を図ります。
(4)都市防災・交通安全・防犯対策の方針
① 防災 ◆土砂災害に強い地域づくり 地域内の各地に存在する崩落の可能性がある急傾斜地は、法面保護などの対策 を促進することにより、市民の生命や財産を守ります。また、手取川水系の河川 沿いなどに多く存在する地すべり・土石流危険地帯では、治山・治水・砂防対策 により、地域の安全確保に努めます。 土砂災害ハザードマップの作成により、土砂災害警戒区域や避難場所の周知徹 底による避難行動の迅速化を図ります。 ◆地震や火災などの災害に強い地域づくり 地震や大火災などの大規模災害時において安全に避難できるように、避難場所 の適正な配置のほか、避難施設の耐震化に努めるとともに、避難場所周辺におい て災害が懸念される箇所では、危険箇所の解消や避難路の確保などの対応を行う ことにより地域住民の安全を確保します。また、消火栓や防火水槽などの充実に よる消防機能の強化に努めます。 災害時の応急対策活動を円滑に行うため、防災活動拠点と輸送拠点を有機的に 結ぶ安全性・信頼性の高い緊急輸送ネットワークの整備・充実に努め、道路の破 損により陸上輸送に支障をきたす場合に備え、輸送拠点となるヘリポートなどの 確保に努めます。 ◆雪害に強い地域づくり 通学路および主要な幹線道路の交通確保を最優先とし、生活道路の除雪につい ては、地域住民の協力を得ながら除雪体制の強化に努めます。また、交通量の多 い道路については、消雪・融雪装置の整備を図り、集落内の生活道路については、 地域との協議により適切な消雪・融雪装置や流雪溝などの整備を検討します。 雪崩が懸念される箇所において、雪崩防止柵やスノーシェッドの充実などによ り、地域の安全確保を図るとともに、住宅地や集落においては、屋根融雪化の促 進などにより、安全・安心な地域づくりを推進します。 ◆減災に向けた地域づくり 避難場所や防災行政無線の充実に努めるとともに、防災意識の醸成や災害時に おける地域住民の共助がなされる地域づくりに努めます。② 交通安全・防犯対策 集落内およびその周辺における自転車歩行者道が未設置の幹線道路や、見通し が悪く幅員の狭い道路、通過車両のスピードが速く危険な箇所においては、自転 車歩行者道の設置や交通安全施設の充実などによる安全性の確保に努めます。 通学路などにおいては、防犯灯の充実などにより防犯体制の強化に努め、地域 住民の安全・安心を確保します。