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パーリ学仏教文化学 (9) - 004逢坂 雄美・山崎 守一「パーリ聖典の計算機解析 : 成果と問題点」

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(1)

NII-Electronic Library Service パ ー

計 算

機解 析

成 果

と問 題

一 一一一

・山

1

  序    

 

仏教や ジャ イナ

の 聖

内容

を研 究 する に当た っ ては テ キス ト校 訂上 の 問題は もと よ り, 文

,語 彙,構 文 論 等の 組 織 的な研

が 要求 され る 就 中,批判的

訂 本は研 究のすべ ての 基

を なす 重 要な原 典テ キス トで あるが パ ー

文 献

ル ダ ・マ ガ ダ文 献も 中 ン ド ・ア リア ン 語 (

Middle

IndQ

Aryan

ま れ 蓄 語 あ り , テ キ ス トに解 決す べ き多 くの 問題 を

し た ま まである。 こ れ は ,

古典

サ ン ス ク リ ッ ト語がパ ーニ ニ

P

ini

の 文典に よ っ て 人

Il

的に規

さ れ た文 章 語で あるの に

し, こ れ らの中期 イン ド ・ア リア ン 属 する 蒲 吾は , それ ぞれ の 地

の 日

用 語 を基に して い る

語, ない し は民 衆 語, 方

で あ るため韻律, 文 法,

文, 語

彙等

が 一 様で な く, 宋だ解 決 さ れて い ない こ とに よ る。

 

中期 イン ド ・ア リア ンの研 究には, 韻

律解析

文法解析

構 文論

等の

系統

研究

が不 可

で あるこ とは周知の

実である。 テ キス トの 韻

解 析は批 判 的 校 訂 本

成 に不 可欠であ り, 単語 の

引は翻 訳 に当た っ て 非 常 な手 助け とな り, .

逆 引 き索 引は 文

法構造解析

に必 要であ り, 詩

の 正 順 または

逆 引 き索

はテ キス の 正 しい

みの

立と

行 詩 脚の

っ て大 変重 要である。 この 目的 達 成に当っ て大量 の デー タつ ま り

くの テ キス トを処理する必要 が ある。 幸い に も, テ キ ス ト

解析

に計 算 機 を使 用 する こ と に よっ て テ キ ス トの

系 統

的な研 究が大 幅進 展

さ れ る。 N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(2)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service Soolety  for  the  Study  of  Pall  and  Buddhlst  Culture

 

50

       /K−一リ〜」乞イム教 文 イ匕’≧

 

こ の

な状 況の ドで , 我々 は, 最初に, ア ル ダ ・マ ガダ語で

か れた ジ ャ

イ ナ教聖典の

解析

の た めの 計

機 ツ ール につ い て の研 究 を開

した,,

々 は

こ の 発 したッ ール を使 用 して , 僅か

1

年 とい う短 期 間で ジャ イナ教の

5

重要なテ キス ト

Utta

 raffhayd  

4y

砂 4 カ

8

α, 

Sdyaga4arpga

, 

Dasaveydliya

      ぐl)

Isibhasiyaim

)の詩 脚の 正 順 と逆 引き索 引を

1

:1 」行 した。 こ れ らの 詩脚索 引は,

今後

の ジャ イナ教の研 究を飛 躍 的に進展させ る ことが で きる と思わ れる。 ま た, 今 後は, この

5

冊 の 聖典の

語の正 順 と逆

索引

を 出版 する予 定であ る。

 

我々 の

した ジ ャ イナ教聖典 解 析の ツ ー ル は, 次の

5

つ の リソ ー       (21 な る

1

参 照

 

1

40

文字

か ら なる プラー ク リッ ト語の ロ …マ 字

シ ス テ ム

こ れ を

  

Magadha

フ ォ ン トと

: これ は , 以 下 の複 雑な要 請を満た して い る。

  

1

)複 雑な操

を し ない で も,

単 にロ ー

字 化

テ キ トを 人

  

こ と。 (

2

フ ォ ン ト又 は特 殊 記 写を, その 固

の 正 規形で

CRT

上 に

  

表 示で きる こ と。 (

3

)プ ラ ー ク リ ォ ン トで か れ た

結 果を そ

  

の 固有の 正 規 形で プ リ ン トで きる こ と。   プ ロ グラ ム 作 成の 観 点か ら

  

っ て, すべ て の フ ォ ン トが 通常の アル フ ァ ベ ッ トと同様 に単 一 の ア ス     キー コ ー ドに割 り当て られて い るこ と。

  ll

 .デーヴ ァ ナーガ リーテ キ ス トをロ ーマ

字化

テ キス トへ 書 き換 え

  

5

つ の テキ ス トを我々 の フ ォ ン トを使 っ てマ ッ キ ン トッ シ ュ に収     録し た。

 

皿.聖 典の 韻 律 解 析 :計 算 結 果は そ れ 自体で も有用 で るが, 半詩 偈 を

2

  

つ のパ ー ダ

す るの に も非 常に役にたつ 。

 

W

単語

引 ・逆 引 き索

とパ ー ダの

索 引

逆引

索 引

自動作

:こ

  

れ らの 索 引は, 未解 明の 単 語の 意 味 を調べ るの に役にたつ と 同時に, ロ

  

ーマ 字に書き換 え たテ キス トの チ ェ ッ ク に も有 効で あ る。

 

V

.聖 典の 文

:こ の プ ロ ラ ム で は

語の 逆 引 き索 引を使 用 す     るQ N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(3)

NII-Electronic Library Service パ ーリ聖典の【計 ’ 算 桂墜解

1

斤 51 easy  cod玉ng

 

eaSX ,

 

 

 

 

 

easy

 

cOding typew「tting

ount  

System

1 

中 期イン ド・ア リ ア ン聖典の計 算機 解 析シス テ ム

 

図に示してい る ように,我 々 の

構 築

した フ ォ ン トシス テ ム は, 残 り

4

つ の ッール の基礎に なっ てい る : こ の フ ォ ン ト シ ス テ ム に よ り, デ ー ァ ナー ガ リーテ キス トを容 易ロ ーマ 字 化で きる と同時に韻 律 解 析 ・

成 ・文法

析 プ ロ ラ ム 容 易 開 発

Text

 

Data

 

Base

か ら ’

Metrical

Analysis

’ へ 太い

は,韻 律 解 析に テ キス トフ ァ イル

と し 使 用 さ れて い る ことを

してい る。 他の 太い 矢

も同様な意 味 を

っ てい る

解 析 結果 は逆 に テキ ス トの チ ェ ッ ク に使 う と が で きるが, 図の Lt − check ’ は この 意 味か れ て い る。 この 結 果 は また,

半 詩偈

作 業で

2

つ の パ ー ダ に

割す

も使用 さ れ る 。 他の記 法 Li check , 

p

−chcck , c− check ’ は , そ れ ぞ れ イ ン デ ッ クス チ ェ ッ ク, プ ロ グラ ム チ ェ ッ ク とコ ン テ クス トチ ェ ッ ク を示 して い る。 こ れ らの こ とか ら分か る よ うに , こ れ らの リ ソ ース は 互い しあっ て い る

 

これ まで , プラ ー ッ ト語で書か れ た ジャ イナ教聖典の

ツ ー 丿レの 作 成 を終 ∫ したの で,現 在 我々 は, アル ダ ・マ ガ ダ語 よ りもよ り需 要の 高い パ N工 工一Eleotronio  Library  

(4)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service Soolety  for  the  Study  of  Pall  and  Buddhlst  Culture

 

52

       パ ーリ学仏 教 文 化 学 一 語で 書か れ た初期 仏 教聖 典の

ッール の 開発

着手

してい る。 パ ー 聖典の

解析

ッ ール の基

本構

成 は, ジャ イ ナ教 聖 典の それ (図

1

) と ほ とん ど 同 じ で あるが, 細かい とこ ろ で は違い が あ る。

稿で は, その 違い に注 意 し なが らパ ー リ聖典の 解析 ツ ー ル お よびこ れ を

使

っ て

ら れ た成 果 と問題

に つ い て議

する。

 

2

節では,

々 の フ ォ ン ト, パ ー フ ォ トにつ い て 述べ , 第

3

節では パ ー 韻 文韻律 解析の ア ル ゴ リズム と解 析 結 果につ い て議 論 する 。 第

4

節 では,

引作 成につ い て述 べ ,

5

節で は , 文法 解 析に つ い て 議 論 する。 最

で , 今

の研

究課

に つ い て 議 論 する。

2

 

パー リフ ォ ン ト

 

我々 は , マ ッ キ ン トッ シュ で サ ン ス ク リ ッ トフ ォ ン ト (以

Pali957

フ ォ ン ト’

1

乎ぶ

を作 成 した。

40

か ら な る

Magadha

フ ォ ン トに比べ て,

Palig57

フ ォ ン トは

56

か らな り,

前 者

の フ ォ ン トはすべ て

者の フ ォ ン トに

ま れて い る。

Magadha

フ ォ ン トと同

に, 

Pali957

フ ォ ン トの

一一の ア ス キ ー コ ー ドに

り当て られ て い る と同時に,

の 入力法は 非 常に覚 えやす くなっ て い る。

 

表 1

に, サ ン ス ク リッ トア ル フ ァ ベ

, キャ ラ ク タ ー , 人 力法 と ア ス キ… コ ー ド割 り当て を 同

に示してい る。 最 初の

12

個の キャ ラクタ ー 母 音 であ り, その う ち

3

個の もの ‘ a,

i

, u ’ は短 母音で あ り,

りは

で あ る。 特 殊 文 字 ‘

a

’ は ‘

Option

 

key

’ と通 常 キー ‘ a’ を 同

に打つ こ とに よ り タ イプで きる。 同様に

の キ ー ‘ rp, 

kh

, etc . ’ も 入

で きる。 特 殊 フ ォ ン ト ‘

1

’ は, 同

2

つ の キ ー ‘

Option

 

key

’ と通常 キー ‘

i

’ を

した あ と で , 通 常 キ …

T

を押 す こ とに よっ て入

で きる。 フ ォ ン ト ‘

th

’ は同

3

の キー ‘

Option

 

key

’ , ‘

Shift

 

key

  Ly ’ を押 す こ と に よっ て入力で きる。

 

韻律 表 示に使 用 され る

9 個

特 殊 記 号 も同

な趣

築され て い る

 

1

よ り分かる様に, 通

の ア ルフ ァ ベ ッ トと

な る

34

個の 特殊 文 字 を作 成 し な けれ ば な ら ない 。 こ れ らの 特 殊文 字 及び

韻律表

示に使 用さ れ る

9

個の N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(5)

NII-Electronic Library Service パ ・・リ聖典の計算 機 解 析

53

表 1 Pali 

g57

ン ト 「

文字 ! 1    入 力 法 コ ー コ ー .   11 … aa

97

29

106

2

a 《o>− a 玉

40

30jh

・0 汁

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198

3 11

105

31

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0

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0

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148

32

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0

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S

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231

… 6 α 〈0>十u ,u 1  159 … 34

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182

7    

8

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S

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4156

hh

104

特殊記

をも単.一の アス キ ー コ ー ドに割 り当てる

に,

128

の ア ス キ ー コ ー ド な だ け 空番 地 つ パ … コ ン ピュ ー タ シス テム を必要 とす る、,こ の よ うなフ ォ ン トシス テ ム を構 築 する と その

の 研 究,テ キ ス ト デー タベ ース

構 築

や解 析 プロ グ ラ ム 作 成等 を短 時 間で かつ 精

度 良

く遂 行 きる。 こ の ようなア ス キ ー コ ー ドに対 する要 請を満たす計 算 機 と して は ,数 N工 工一Eleotronio  Library  

(6)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service Soolety  for  the  Study  of  Pall  and  Buddhlst  Culture

 54       バ ーリ学 仏 教 文化学

年 煎

まで はマ ッ キ ン トッ シュ しか な か っ た。 わ れ わ れのパ ー リ聖 解析 ッ ー , 数

前か ら開始 した プラ ー ク リ 解 析 ル の

あ るの で, 当

の こ とな が らマ ッ キ ン トッ シュ ヒに構 築 され てい る。

 後

で の

議 論

都 合

一ヒ,マ ッ キ ン トッ シュ 上で

築 されてい る他の フ ォ ン ト, ノ ー ミン フ ォ ン ト

 

(‘

Normin

’フ ォ ン ト) との 関連に つ い て触 れ て お く。

Normin

’ フ a ン トは我々 の フ ォ ン トと, 一一部 分 文字 ドを っ て い るが 大 部 分は違っ て い る。 ‘

Normin

’ フ

a

ン トで は, 基

的に 」

dh

’ 等 を

2

文 字で表わ してい るの に対 して,我々 の フ ォ ン トで は そ れ を

1

文字で

わ し,

1

つ の ア ス キ ー ー ド て て 。 こ の よ う な類似点 と相 違 点 に注 意 する こ とに よ り,‘

Normin

’フ ォ ン トで書か れた テ キス トを我々 の フ

i

ン トで書 き換 える こ とは,簡 単な プ ロ グ ラム に よ り実 行で きる。

3

  各 種

ス ト

 

こ れ まで ア ル ダ ・マ ガ ダテ キス ト に比べ 多 くの パリ テ キ ス トが各

の コ ン ピュ ー タに入

されてい る

電 子 化テキス ト

。 使 用 さ れて い るパ ー ソ ナ ル コ ン ビュ ー タ は

IBM

ン , 

DOS

マ シ ン, 

Windows

マ シ ン ,マ ッ キ ン トッ シュ マ シ ン

の 世界の 主要なマ シ ンがほ とん ど使わ れ て い る。 マ シン に応 じて,

使

い や す さの 程 度は

々 で ある が, 各種の フ ォ ン トが

案さ れてい る。 また, 電子 化テ キス トの 標 準 化 等につ い て も議 論 されてい るが, 現

点では ま だ

立 してい ない 。 唯 言 える ことは, こ れ まで は紙に印刷 した テ キ ス が研 究の 基

にあ り, こ れ に基づ い て 膨 大 な研 究が蓄 積 され て い る。 それ ゆ え, こ れ までの

究の

続 性の 観 点か ら見る と, 電子 化テ キス ト作 成 に

たっ て は 従 来の テ キス トで採 用さ れて い た形 式に基づ き, それ に付 加 情

をつ け た もの が

適で ろ うa 我々 は, この よ うな観 点に立 ち電 子 化テ キス トを

成す る こ と にす る。 こ の こ とに よ り, 従 来の 研 究に よっ て 蓄 積 さ れ た 膨 大な知識の 継 承 と同時に テ キ ス ト入 力 ・校正等の作 業の効率 化が図ら れ る。

 

我々 はロ ーマ 字 化テキス トの

として図

2

4

3 種類

の もの を目的に N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(7)

NII-Electronic Library Service

パ ーリ聖典の計 算 機 角71析

55

§

2 parisahI

hayapa

p

 

dvi

ya

 

adhyayanam  

l

suyarp me  

au

P

重e脚

P

_....__ 脚 saha ’*

4

1

parisahe

 

20

  

。,._.._... 

da

psa

apar1sahe

 

22

 

∬*

5

8

parisaha

pavibha

i

 

l

 

kasavepa

paveiya

bhe

 udaharissfimi  

l

的upuwi 皿 supeha  lne ’

1

l

 

d

g

孟τ

pchaparigae

 

dehe

 

tavassi

 

bhikkhu

 

th漁 valp

 

l

na

 

chinde

 

na

 

chind 亘vae

 

l

 na

 

pae

 

簸a

 

pay

自vae

 

2

ee 曲 氤 savve  

l

 

kasavepa

 niveiya  

1

je

 

bhlkkhO

 na  vihamlnq

a

 

l

 

put

ho

 

keOai

 

kaphui

46

’tti 

bemi

      

8

蜘 sahalihayaparp  sama 啣 ぬ’ 図 2 Uttarajjhayaの第 2 章の ローマ 字化テキス ト 応じて

使

い 分 けて い る。 図

2

の 形

は,

語の

成に も用 い る が, 主に 韻

解 析用 又は詩脚 の 正 順 と逆 引 き

成用 に

使

用 す る。 こ の テキス トの

成 基

とし て ,で きるだ け

デー ヴ ァ ナー ガ リー

テ キ ス ト に類 似 し た形         (3) 式を

用 す る。 韻律 解 析に必要な最小 限 の情 報の み をテ キ ス ト に付 加 する こ と とす る。

果 と して , ロ ー

トを迅

同 時 , タイ プエ ー を

容 易

。 この テ キス トは

韻律

解 析 と索 引作 成に も 使 用 する。 そ し て, こ の テ キ ス ト は以 下の 特 性 を持つ 。 (

1

)特 殊 記

・‘ §り と 章 番号 を先 頭 に もつ が章の タイ トル を示 す。 こ の 記号 と

付加

さ れ た

情報

である ;(

2

散文行

で は ,行の 最 後に必 ず 特

認 識 記一 !

4

1

1

なけれ ば な ら ない

4

1

は こ の 行が

4

ペ ー ジ目の 第

1

番目の 散 文行で ある こ と を示 し て い る ; 

1

詩 偈

2

行よ りなる。

1

行目 と

2

行目の

最後

特殊

1

’ と ‘ !! : を付 加 て , こ れ ら が第

1

半 詩偈, 第

2

半 詩偈 で あ るこ と を 示す。

2

個の 記号 ‘ !! ) 数 字は ,詩 偈番 号を示 す 。 こ れ らの 付加 した情 報 を基 に 詩偈の 部 分の み が 韻律 解 析 さ れ また索 引の イ ン

決定

さ れ る。

特殊

記 号 ‘ ’ が

詩偈を

2

つ の パ ー ダ に記 号 あ る 。        4]

 

3

が,

Dhammapada

で採 用 さ れてい る テ キ ス ト形 式で ある。 この テキ ス ト は韻 文の み よ り構 成 され て い る。 こ の 電 子化テ キ ス トは, も と も とは ノ N工 工一Eleotronio  Library  

(8)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service Sooiety  for  the  Study  of  Pali  and  Buddhist  Culture

56

パ ー教 文化・’}: 図 3

 

Dhammapada の テ キス ト 一 っ て

Normin

フ ォ ン ト を使 用 し て 人

され た もの で る。 従 来の 出版さ れてい る テ キス トの 形を忠 実に再 現 して お り, 当然の こ とな が ら計 算機 に よる韻

律解析

は 最 初 か ら念頭に ない の で,図

2

の ような韻

律解析

又 は詩 脚の [

El

順 と逆 引 き索 引

成 に必 要な情 報は付 加 され て い い 。 また,

偈がパ ー ダ

れ た , さ れ な か っ た り と統一 の と れてい ない 表 示に なっ てい る 我々 の フ ォ ン ト系で書 き換 える と同時 計 算 機解

必要 な

情報

を加える

作業

を必要 とする。 計 算 機 解 析の 目的に応 じて テキス ト の

各行

表示

一する。

えば,

韻律

解 析で は,

半 詩偈 を

1

示 し そ れに基づ き解 析を実

する。 .一 ,索 引 等の 作 成の ときは,

パ ー ダ を

1

行に して表 示 する。 こ の こ とに よ り,従 来の 研 究で 採 用 されて い る よ うに,

各索

引の ライン

情報

を詩

の 通 し

番 号

とパ ー

使っ て 表わすこ とが容 易に で きる。 これ らの テ キス ト形 式の 書 き換え

業の 一部 ( フ ォ ン ト書 き換 え等 )はプ ロ グ ラ ム に よ り実 行 し, 一

‘ §’ の

作 業 N工 工一Eleotronio  Library  

(9)

NII-Electronic Library Service

ノマー リ 

lt

/1;典の言

卜參筆機 角年智

1

57

図 4

 

Vinaya Pilaka Vol .

1p

218

で して い る。                                                                                    (5)

 

 

4

が,

Vinaya

テキス トで採 用 されて い る テ キス ト

形式

である。 これ も, もと も と は ノ ーマ ン生 に よっ て

Normin

フ ォ ン トを使 用 して 入力さ れ た もの で ある。 こ れ もパ ー リ聖典 協 会か ら出版 され てい るテ キス ト形 式 を息

に再現 して い る 。 こ の テ キ ス ト は

3MB

もの 大 量の デー タで ある。 こ の テ キ ス ト につ い て は,

語 の索 引作成が主 た る計 算 機 解 析の 目 的であ る。 それ ゆ え ,図

2

の ような繁 雑な付 加

情 報

を付 加 する作 業 を必

と し ない 付 加 情 報 としては, テ キ ス トの ペ ー 明 示す るマ ー を付 こ と だけで よい こ N工 工一Eleotronio  

(10)

Society for the Study of Pali and Buddhist Culture

NII-Electronic Library Service Soolety  for  the  Study  of  Pall  and  Buddhlst  Culture

58 バ ・一リ学 仏 教文化 学 れ に はeL § ’ をペ ー ジ をわす 情 報 と して採 用 し, た と え ば ‘ §

2

’ が第

2

ペ ー ジ 目 とを示 す 。 又 当然の こ となが ら自前の プロ グラム を

使

用 して

Normin

フ ォ ン トか ら我々 の フ ォ ン トへ 臼動 書 き換 え作 業 を 実 行す る、

4

  韻

律 解 析

 

韻 律 解 析にお い て,パ ー

出す るた め に, その 韻 文を 中

イ ン ド ・ア リ ア ンに基づ い て

研 究

する こ

勿論

の こ と と し て,

占典

サ ン ス ク リ ッ トに基づ く研 究 も不 可欠であ る, と認 識 されて い る。 こ の 種の

】 次某礎

料 作成 には

多数

な詩偈の

組律

が 必要であるこ と か ら, こ の 作 業は 計算 機 解 析に非 常に適して い る。 我 々 は, パ ー ル コ ン を使っ て聖 典の 韻律を 自動 解析 し, その結 果を見や すい 形に整 理 し て,言語 学 者 に提 示す る こ と を 目的 とする。 こ れ によ り, 細 心 の 注

を必要 とする単 調な

業が 大幅 に軽

され るこ とに なる。

に, 中期 イン ド ・ア リア ン 語の 韻律は古 典サ ン ス ク リッ ト に比べ て 必 ず しも規 則 的とは言 えず ポエ テ ッ ク ・ラ イセ ン スの と り扱い が 難しい の で, 余計に この 作 業の

械 化の

点が ある。   こ れ まで我々 は ,パ ー リ語 と同系統の プラ ーク リ ッ ト語で書か れ た韻 律の

析 をすで に実 行 して い る。 パ ー一 韻律 , プラ ’ 一

韻律解

析 プロ ム を若 干手

しする こ とに よ り実 行で きる。 詳 細 は すで に他の 論 文で 議 論 して い るの で , こ こ で はその 大 略の み を述べ る。

 

の 研 究 に は, まず 最 初に その 韻律 ス キ ー , つ ま り

ご との

音節

ー ン を計

し な け れば な ら ない 。 これは次の 韻

規則 に基い てな され る。   全 長 音 は, い つ も長 母 音と して 読 まれ る (表

1

参 照 )。   短母音の 後に

2

つ の 子 音を伴 う場 合 は長 母 音 として 読 まれ る。   特 殊 文 字 ‘ 叩 , rpy , lpr , 

mi

, Ipv , rpg , 

pps

, 

Mh

’ を

母 音はい つ 長 母音 し て れ る 。 (d比 の (

b

>と  の 条件以外の短 母 音は常に短 母 音と して 読ま れ る。 我々 は ,通 常 通 り 長母 音 と短母 音 を そ れ ぞ れ ‘一’ と ▽ に よ っ て

わ す な お , 上 記 の (

b

) N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(11)

NII-Electronic Library Service .バーリ典の 計算 機 解 析 59 図 5  韻律 解 析用 テ キス ト     !      . ど:のの 計

におい て は,

語 間の 空

は無視 する こ と, を注 意 して お く。

 

典サ ン ス ク リッ ト及び中期イ ン ・ア リア ン

韻律

は,

3

種類

Ak5aracchandas

 

Matrachandas

 

Gapacchandas

に 分 類 さ れ る 

Aksarac

chandas は音 節 数に よっ て分 類さ れ る。 例 えば, 

Sloka

詩偈 に

16

音 節

み,

Tri

tubh

Jagati

はパ

ダ に

11

, /

2

音節

韻律

である。

Matrachandas

は, パ ・・一ダ に含 まれに よ っ て規

さ れ る。

半詩

偈 の モ ー ラ数が

28

−・

30

の を

Vaitaliya

3

. 

0

−−

34

の もの を

Aupacchandasaka

ぶ 、

Gapacchandas

は, 半 詩

中の モ ー

っ て規 定 され , そ の 典 型 的な韻

Arya

の モ ー

26

27

29

30

で ある。 こ れ らの

韻 律

はす べ 特 有 な 韻律ス キ を持

 

我々 は, コ ン ピュ ー

Think

 

Pacal

’ を

使

韻 律ス キ ーム と そ れ ら の モ ーラ数とパ ー , 解

プロ グ ラム を作 成 し た。 こ の プ ロ ム を

使

用 して, 中期イン ド ・ア リ ア ンの み な らず.占典 サ ン ス ク リッ ト に基づ く韻 律解 析が 可 能である。

 

Dhammapada

の 韻

律 解析

は,

に述べ た よ うに, 最 初 図

5

の よ うに

各 半

N工 工一Eleotronio  Library  

(12)

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60

ニ リ 学 仏 教 文 化 学

一 一                      一一一.−

iSl ・

k

4

 

・一・一

Lw

1

−u−・

1

・一)−

ll

 

1626

i

 

subhanupasSirP

 

viharantaip

 

indriyeSU

 

asa1卿 ta中

 

  §

lokaM

    _り_)

1

___一_

ll

 u __m 

1

)_∪ _}

1

 

16

 

27

  bh()

janamhi

 camattafifiurll  kusitarp hinaviriyarp/

  ’

Slokal

    − −uulu −一・一一目一一一一

1

∪−v −

R

  

16

  

27

talp ve  

pasahati

 maro  va 乳o rukkha 【

p

 va  

dubbalaip

.’

7i

TEXAMINE

Tris

bh

    w−)−w − 一∪一一

flv

−ul − −uiu −ul − −

1

      , ”

C

EXAMINE2

”   ∪一)一)u − −u − 一∪ −u − 〕∪−u − 一 脚

EXAMINE2

輪     u一 一uu − 一∪__u_)__uu _u_

bahurn

 

pi

 ce sahitalp 

bh

且sam 再no

      __u __u )_u__∪_∪____u_u ∪_∪_閃 _ u_ 日u_∪_

1

_∪ )

Lu

_謂       , ”

EXAMINE

 

r

望 ℃ .

EXAMINE2

” 11EXAM 五

NE2

90po

 va  

gavo

 

gapayarp

 

paresarp

22

 

342234

22

 

34

na takkaro 

hoti

 naro  

pamatto

 

1

__)_卩ワ∪一∪__u_u___muu_u

__u__uu −u__u_u__一一u_∪

21

 

34

21

 

3421

 

34

na 

bhagava

 samafifiassa  

h

ti

. 

919i

TEXAM

  +

TEXAMINE

− 一)−uw − 一一u − ・−

1

[一一u −wu −∪一一

i

appam  

pi

 ce  sahitalp  bhasamano

Tristubh

Tristubh

22

 

34

dhalnmassa

 

hoti

 anudhan   ac盃r豆 

1

_一

1

− 一ul 一 ul − _

1Lu1

__ulu _ul __

ll22

 

36

       

一一u−

Lu

, )

Lu

− −

1

」一∪一【一 , u )

1

−u − −

11

ragafi ca  

dos

翻 幽 a moh s  app 珈 suvimuttacitto  

TEXAMINE

TEXAMINE

 

uu −u− −w −u −

1

レ)一∪一一一一u −ull ”

C

AEXAMl1

+℃

JEXAM

 

) 一 uw

i

−u −u− 一一 u−uII 

22

 

34

EXAM

NE2

      uu −)一一)∪ 一∪一一u −∪一一一・−w −u   

22

 

34

anupadiyano

 

idha

 

va

 

hura

 

vE

 

 

sa

 

bhagava

 

sanlafifiassa

 

ho

丘.’

20

’ ’

SlokaMtSlokaM

SlokaM

Sloka

 

1

_ ∪ @_ _ 

l

 

w@

  リ _   

1

} u ___  @I 

u@

 

Q

    _  li − ∪一_ lu・Vu −

1

__lu 一_li _

u

_luu ・Si _

ll

_ _ lu _ ∪

ll01010

1

帽 且 −

UrO622

(∠ apPamado  

amatapadarTi

 pamado  

m

cuno

 

pa

( ,/        一.

u

− ._1 )__∪

1Lu

u

_u_U 艮6  26apPama t盃na miya面

ye

  pamatta  

y

h

mata

.   f21 ∬ 図

6

 

Dha

apada

の 韻律 解 析 結果 詩偈 を

1

行 にま

め た テキ ス トを準 備し ,そ 後プロ グラ ム を行さ せ る 。 自 作の プ ログラ ム を 使 っ て,図

2

の 形 のオ ジ ナルテ

5

の形 に変 形 す る 。  計 算 結 果は, 図

6

に 示し て いるよ う 言 語学者 に なじ み や

い 形に 整理 し てあ るもし ,. 韻 律 が 中 期 イン ド・ リ ア ン又は 古典 サンス ク リットよ っ N工

(13)

NII-Electronic Library Service パ ・一リ聖 典の lil . 算 機 解 析

61

て分

で きない と きには, 我々 は その 韻 律 を, 例 えば

Examinc2

lokaM

をするこ とにする。 言 語 学者は ,計 算 結 果 を吟味す るに 当たっ て, ヒ記の よ

特殊

な分 類を さ れ た韻律の 研 究 に注 意 を

れ ば よい J こ の 解 析 結 果は中期 イン ド ・ア リア ン

研 究

に とっ て極め て 有益で あろ う。

5

 

と パ ー

索 引 作

 

前述の

に,

語 とパ ー 索 引中期 ア ン

今後

研 究

非常

強力

なツ ール で ある。

計算

機 を使っ て これ らの

索引

成 するこ と は, パ ー

一一の ア キ ー ー ド割 り当 て ら れ る よ うな

体系

を構築 し さえすれ ば, 比 較 的 簡

に で きる。 計 算 機に よっ て 一

引が

成で き た なら ば, 適 当 なワ …

うこ とに よっ て, カ メ ラ レ デ ィ用の 正

正 不 要の 版 下を簡 単に作 成で きる。 こ の 技 法は, 本の 出版 に要 する時 間を大い に短縮 す るこ とが で きる。 こ れ まで , 索

引作

成の ア ル ゴ リズ ム につ い て は他 の

で既に論 述 して い る の で, こ こで は

Dhammapada

の 詩 脚の 正 順索引        し6IF と

Vinaya

の 単 語の 正 順索 引

成につ い て具 体 的に議 論 する。

 

7

Dhammapada

ま た は

脚の 正順 と逆引 き索 引の 作 成

使

用 したテ キ ス で ある。 こ れ は

韻律解

析 の 結 果 (図

6

) を活用 して. 半 詩偈を

2

つ の バ ーダ に分解し た もの である。 こ の作 業は手作 業で 実

し た。 単語 と パ ー

索引

わすた めの ライン

は, L224 a’ の

番 弓

’(

224

とパ … ンバ ー の で

パ ー ダ を

1

表 示 し て 。 もと も と,

Dhammapada

の テ キ ス ト サ イ ズ が せ い ぜ い

50KB

程 度なの で テ キス ト編 集 作 業 ・単 語 索 引 作 成

に か か る時 間

を気 にせ ず に作 業を実 行 で き る。

 

8

Dhammapada

の 詩 脚の 逆 引 き索 引を

わ す。 単 語の 正順 と逆

き 索 引 ・詩 脚の 正 順

引 も同様 に

単に作 成で る。

 

次 に ,

Vinaya

単語索 引作

成に つ い て議 論す る。 こ の テキ ス トは全

5

巻 で あ り,計 算 機上 で は

3MB

もの 大 容量 と なるの で ,最 近の 相 当性

の アッ N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(14)

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62 ノN’ 一一穿ム孝

7  

Dhammapada の索 引作成に使用 するテ キス ト

プ したパ ー ソ ナル コ ン ピュ ー タとい え ど も,

単に その 索 引を作 成 するこ と

は不可能で ある。 こ の 状況 を我々 の 計

算機

環 境で調べ て見よう。 我々 の所 有 して い る

Powcr

 

Mac

 

8100

100AV

RAM

メ モ ー は

32MB

で あ り, 

l

GB

の ハ ー ド デ ス ク を装 備 し て い る。 マ ッキ ン トッ シュ で計 算 を実行す る場 合に, ハ ー ドデ ス ク はに メ モ リー とし て

役割

で あ り,

RAM

メ モ リ ーが 重 要

32MB

の 内

10MB

程 度 をシス テム が使い , 残 りが演

用ソ フ ト に解 放 さ れ て い る。 単 語 索 引に使 用 し て い る 欝語 は

Think

 

Pascal

で あ り, その アプ リ ケ ー シ ョ ン ・ソ フ トとデー タ等 を含め て その 最 大 適 用可

な メ モ リ ー サ イ ズ は,

10MB

で ある。 それ ゆえ, 

RAM

メモ リ ー

32MB

, 残 りの

12MB

程 度は演

に使用 し ようと して もで き ない 。 とこ ろ で プロ グ ラ N工 工一Eleotronio  Library  

(15)

NII-Electronic Library Service

パ ー.算{歪隻解 析

63

       na  tena 

thero

 

hoti

 

yen

      safifiarnena 

damena

 ca

s  且曲

i

舳 …

inicchayena

 ca

 

saddhaya  silena ca v 温

yena

 ca

        san垣 v盈c且 ca 

kamma

 ca

      bhavaya 

vibhavaya

 

ca

260

a25

bl44

b144

−a96 −

b282

d

 

ta賦o

 

aggisikh 賈

pamo

   

308

b

 

ayoga

 

bhOrisaIpkhayo

  

 

282

b

sukho  

pu

節 assa uccayo  

118

d

dukkho

 

papassa 

uccayo

   

117

d

 

ahi〔

psaka

 

ye

 munayo

 

225

−a

 

  emi  averl  abhayo

 

258

−c

      sukhak 舳

ani

 

bhOtan

tam aham  

brOmi

 

brahmanam

passato

 

dhammam

 uttamam

 

yesa

p

 ゴ a龍

h

piy

PPiyam

  

sukhalp  

yav

ara sllam

132

a397

d115

d211

d333

−a 図 8

 

Dhammapada の詩脚の逆 引き索 引 ム で

保さ れる

10MB

2MB

は ア ブ リ ケ ーシ ョ ン プロ グラ ム で

使

用さ れ るの で,

引に使 用 され る メ モ リ ー

8MB

程 度 。 とこ ろ で

Vinaya

の メ モ リ サ イズ は

3MB

程 度 もあ り, そ れ か ら単 語 を切 り出 し, そ れ に ラ イン

情報

を付 加 し て通

索引

と して 記憶 する場 合には,

ら くその

2

倍 程 度の 記 憶 容 量 を…

的 に必 要とする。 従 っ て , 現

の とこ ろ ,

3MB

もの 大容 量の テ キ ス ト全

索 引を一度に作 成 する こ と は

計算

の ソ フ ト面 か らの 制約に よ り不 可 能で あろ

。 そ れゆえ, 我々 は全

5

巻 を ..…

に処 理 す るの で は な く,

1

ご と に索 引 を作 成 し, その

に全体 を ま とめ る こ と に し た。 そ の 場 合,

1

巻の メ モ リーは

600KB

程 度で あるの で

引 を作 成で きる。 上記の 我々 の計算 機 シス テム で

1

の 索 引作 成 に は

2

度の 演

算時

間 を

る。 また, 我々 が

成 し たマ ー ジの プ ロ グラム を使用 し N工 工一Eleotronio  Library  

(16)

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NII-Electronic Library Service Sooiety  for  the  Study  of  Pali  and  Buddhist  Culture

64

パ ーリ学 仏 教 文 化

kata

252

4

喩oIl36 −

28178

22

tiI3

23

93

214

74

134

164

19

0・6・・6・●■.G..辱.り噸陰r」go●●■oo●■■○・●●●.・,矗,,・脚 o色o●● ,09巴9■, ,●■ ■守●¶ ■りG,■o◎唱oo●.9..曜・・o・,・●・ ’

ttha

59

11212

14

dha

1374359

35

dhOta

198

2

亙 ’ nathapip4iko 璽

360

8

pattako

 

I

 

99

30

pidhanarp

251

33

0■o●6e●d邑,o◎,■o■■,■●,璽,o冒噌噸r..噛.o.■,..○.,,・

,レ9,■,,66◎●○,,邑o,●■国9■■8■・■9.唱曾o・o,...o・... amsabandhakam  

1

 

204

10204

34

amLwabandhako 且

204

9204

33

akamsu  

I

 

129

2247

6247

11269

26269

27343

30347

37354

1

aka斡

y

直san 

I

 

206

31

aka 堕

yUsena

 

I

 

206

30

akata

265

13332

ll332

14332

20336

7

akiriyaya

 

l

 

233

30234

14234

16234

23234

38235

5242

28

akilan 皀o 

I

 

292

26292

34

●■●○,●り◎●7巳曜9,,P■,「9,0いgoゆ曾○■,○ゆo・●G6・ o・...

■,■回●●06陰o●燭09■o■■撃,,,のo甲●甲卩●o,,「,.書○,.,,噛「

ekaccanam  

I

 

45

18

ekaccaya  

I

 

l

 

30

9130

11

 

130

12130

37165

25166

7

ekacciyarp 豆

289

2289

3290

12290

一玉

2

ekacciyan  

I

 

290

3

ekacc 量

yo

 

I

 

289

37290

1

0魯噌●噌.ooO,■■■■昌■●●●●o噸陰o■匿●硼匿■b,r,o●,◎oo・Oo

.e●矗od■o■■ou■r■¶冒囎¶●o●,噛■,o,○,■●ひ.・9・・陰・o鹽o

homi

150

11

hds1

176

20

hohi

45

3445

3460

3660

3660

−・

37343

14

hohiti

 

i

 

45

35

9  

Vinaya  Pi aka 第 1 巻の単語索 引

1

巻 ずつ 索 引結 合 の は, お お よそ

20

分租 度の 時間 を要する。 結果 と し

て,全

5

巻の

索引

成 するの に

1

か りの作 業 とな る。 こ の時 間日程は順

調 に作

が進 展 した場 合の こ と で あり,その

3MB

の デ

使

用 す

(17)

NII-Electronic Library Service バ ー「 壌」1典 の 霄

1

算 機解 析

65

る場 合, その デ ー 信 頼 性

何 十倍 も

を要する。 相 当信 頼 の おける

Vinaya

 

Pitakam

テキ ス トが 既に ノーマ ン

生 に よ り入 力 済みで あるこ とか ら, か な時 間

節約

になっ た 現 在 , 第

3

回 目の 計 算 結 果 を もとに, 入

テ キ ス トの 再検 証を し な が ら,全 体 的なチ ェ ッ クを実 行 してい       c7 く る。 こ の

1

年 以 内に

語索 引の出 版 が可

と思 っ てい る。

9

1

巻の 単 語

索 引

第 1 番

目の 単 語の ラ イ ン情 報 ‘

1

 

252

4

T

52

’ , し

4

’ はそ れ ぞ れ巻 数,ペ ー ジ番 号, 行

号を示して い る。

6

 

法解 析

 

中期 イン ド ・ア リ ア ン語は, 古典サ ン ス ク リッ トと比

して 異 なる地域 性 と異なる

か ら なる

様 な典 籍 群か ら

成 さ れて い る た め音 韻 変

に基づ

特定

単語

音結合

・結 合 子 音の消 失 等の 非 常 に複

な文 法 構 造 を持っ て い る。 こ のため,学生等の 初心

は辞書 を

くこ とすら困難である とい え 。 教

的 な見 地か らの 聖典の 辞 書 作 成が こ れ までずっ と

望 され て きた。 こ の

R

的に向けての 足掛 りと して 我々 は 計 算 機 を

使

っ て プ ラー ク リッ ト語動 詞の 分 類につ い て研 究 する 。 この

論 法に適してい る計

算機

言 語 LProlog ’ を

使

用 する。

 

こ の 解析で は,

計算

機上 に

2

つ の フ ァ イル を作 成す る

1

つ は , 前

ら れ た単語 の 逆 引 き索 引であ り, も う

1

つ は動 詞の デ ー

詞の解 析 後,

詞に関 する種々 の

情報

表 1

の 逆 引 き索引 フ ァ イル に付 加 さ れ る。 動 詞の デ ー タベ ー

2

つ の

情報

,動 詞の 語 尾

変化

と語 幹か らな る。       (8) 語 尾 情 報は ,

RPischel

法書

か ら収 集 した 。

情報

は, プロ グラ ム で は ‘ endv

1

arasmaipada :

Aorist

plural

3rd

es 三”)’ の に表現 さ れ る。

これ は, 語

“ esi” を持つ 動 詞は , パ ラス マ イパ の ア オ リス

3

人 称 複 数に属 してい る こ と を 示 して い る。 他 方, 語

は次の よ うに

わ さ れ る :‘ stemv

Stem

 of 

Verb

” , “ aii” )’ 。 動 詞 分 類に

詞 情 報の み を使 う と その 実

行 時

に, 語尾 変

し ない 単語 も含め て フ ァ イル ー

E

の全単 語の

検索

を し て しま う。 これ は演算 時 間をい たず らに浪

す るばか りである 。 こ の こ と を N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

(18)

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66

パ ー学 仏 教 文 化 学 chakka     ca 剱 a kh 疝a

6

8

Conjuction

amd

1

42

82

83

43

54

154

154

154

164

, !

64

164

224

23

Stem

 of 

Verb

a

Parasmaipada

Oplative

:singular :

2nd

a

Parasmaipada

: 

pera

雌ve:singular :

2nd

(a

Parasmaipada

Par

iclPles

a

Atmanepada

Passive

a)

10

20

 

11

,亘

0

7

34

acchapa  

Stem

 of 

Verb

accha

       

Parasmaipada

Imperative

:singular :

2nd

(a)

       

Parasmaipada

Participles

pa

       

8

3

sarppucchapa   

3

3

図10  動詞の分類結 果 避ける た め に, 我々 は不

変化

詞 (接 続詞, 副詞, 分 詞

に 関する デ ー 備 す る こ とに し た。 こ れ は

の よ

わ さ れ る : ‘

inv (

Conjunction

” , “ ca ”

inv (

particle

” , “ va ”

語の 逆

索 引

フ ァ イル の 全 単 語が, こ れ ら

3

つ の デー タ と照合 される 。

 

我々 の 作 成 した プロ グラ ム を用 い て

ら れ た動 詞 分 類の 予 備 的な結 果 例を

0

示す

。 これ か ら分か る ように,

現段

階で は動 詞 分 類につ い て 一意 的 な

果 を

るこ とが で きない 。

今後

, 満足の

結果

るこ とがで きる よ

に解 析 法を改 良す る予定で ある。

 

今 後, 動 詞 と同様な

手法

に よ り

詞に

して も解 析を試み る予 定である。

 

な お, こ こ で

わ れ た

方法論

をパ ー

献 に も適 用 して , パ ー 文 法 解 析 も実行 してい く予

で あ る。 N工 工一Eleotronio  Library  

(19)

NII-Electronic Library Service ノマ ・リ聖典σ計 勢:解 布

f

67

7

 

   論

 

本論 文で は .パ ー リ文 献 を解 析 する た め に

構築

した我々 の

5

つ の計

機 リ ソ ー ス につ い て

議 論

した :パ ー フ ォ ン ト作 成, デ ー ガ リ ス トの ロ ーマ 字 化 ス トへ 書 き変 , 聖典の 韻 律 解

, 単語の正順 と逆 引 き索 引 ・パ ー ダの 正順と逆

引作 成, 文

法解析

。 前

4

者の リソ ース に つ い て は

足 の

く結 果 を得 こ とが で きたが, 最後の 文 法解 析につ い て は

分で は ない の で 今 後検 討 して い く予定で ある,,

 

本 論で議 論 した ように, 計

算機

h

での テ キス トは基

的に は従 来の 出版さ れ た形

に準 じて作 成 さ れ た。

計算

E

に一.・つ の 基本 的な信 頼で きる テ キス トを作成 した ら, その 解析 目的 に応 じて必 要な形に テ キス トを編

し直 し, それ に基づ 解析実行 。 こ の ようにする こ とに よ り 印刷 さ れた 本の 形で

さ れて い

従来

膨 大知 識 延 長線 ヒに

計算

機 解析で 得 ら れ た知 見 を構 築で る で あろ う。 な お 当然 の こ とで は ある が ,

Vinaya

の よ うに

大容

量の テキス トの場 合 に は , 現

の パ ー ュ ー タ の ソ フ ト面を も含め た性

か ら見て , 簡 単に

語の 作 成 等 を

行 する こ と に

相 当

無理 な場 合 もある。 い つ で も計算 機 解 析で きる とい うわけで は ない c その

には, 状 況に応 じて テキス トフ ァ イル を分 割 して処 理 し,最 終 的に そ れ を 全 部 まと め る とい

う作業

に よ り, その 問題 を回避で きる場 合 もある しか し , 一 回の 演 算で で きる こ と を, 何回 か の作 業 に分

す る場 合 余 分 な プロ グ ラ ム成の 間やあ るい は人 手の 入 る 團数が 自動 的に増え ,人 為 的な ミス が 入 り込 む可

能性

増大

するの で, 細 心の注 意 を払 う必 要がある

私 見

ではある が,

5MB

以 トの デ ー 場 合 , 現 在の パ ー ュ ー 性 能 その

引作

は無 理で , ワ ー クス テー シ ョ ン

の使 用 を

な け れ ばら な い で あろ う。

 

最 後 に電子化テキス ト,ハ イパ ース ト, デ ー

単に 触れて お く。 われ われの

4

つ の 計

算機解

析 リソ ース は互 い に関連 しあ る の で,電 子化テ キス トをベ ー れ ら 層 有機 的 に関

付 け N工 工一Eleotronlo  Llbrary  

図 4   Vinaya   Pilaka 叩 ,   Vol . 1p . 218
図 7   Dhammapada の 索 引 作 成 に 使 用 す る テ キ ス ト
図 9   Vinaya   Pi  aka 甲 第 1 巻 の 単 語 索 引

参照

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