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(1)

J A PA N E S E PA I N T I N G / P R I N T I N G / O I L PA I N T I N G /

S C U L P T U R E / C R A F T S / T E X T I L E / G E N E R A L A R T

T O H O K U U N I V E R S I T Y O F A R T A N D D E S I G N

DE PA R T M E N T O F

A R T

社 会 で 活 躍している

東 北 芸 術工 科大 学

美 術 科 の 卒 業 生の声。

(2)

木原 全ての学生に対して社 会 的自立に向け て の教育を提供していく、 それ は 美 大 であっても 当然求められる大学の役割。教員が 積 極 的に関 わることで、学生は 4 年間で物凄く成長していき ます。学生全体の伸び率の高さ、それが芸工大の 美術科の強みと言えますね。 小林 ええ、美術科の学生でも、刃物で鉛筆を 削ったことがないという学生から、デッサンが上 手い学生まで幅が広い。そういう中で、素材や技 術をベースに学生それぞれが自分の感覚や意見を 外に向かって表現できる状態を作り上げていく丁 寧な教育が、 美 術 科の大きな特 徴ですね。 木原 それと、4 年間の要所要所に目玉になる演 習課題や発表を組み込んで、学生の気持ちをしっ かり高め、保ちながら授業を展開していくことも大 事な要素です。 小林 課題やプロジェクトを通して他コースと連携 できることも大きな魅力になっていると思います。 木原 山形というこの土地だからこそ可能なリア リティ溢れる教育、そして周囲の人達の考えや感 覚に揺さぶられながらのじっくりとした思考や制作 が、東京や中央の流行とは別の骨太な表現となり、 それが美術界での近年の高い評価につながってい るんじゃないでしょうか。 小林 美術は絵を描いたり、立体を創るだけのよ うに誤解されがちですが、実は、自分自身の中で 課題を解決していく一つの方法論、つまり社会に 直結し、対応出来る考え方を養う場なんですよね。 木原 能動的な美術の学びを通して得る力は計り 知れないと思います。作品に立ち向かい、それら を一つずつ達成していった若者が弱いはずがない ですよ。それは作家としてだけでなく、一社会人 としても強い力を持ちえるはず。これからの時代、 私的な芸術思考だけでは先はないですから。 小林 そうですね。自らが思い描く作品を生み出 せるということは、自分自身の事や将来の事を考 える力が身に付いてゆく事だと思います。美術の 世界に思い切って飛び込んできてほしいです。

学生「全員」を大きく伸ばす、

9 9% + 1% のための美術教育。

き は ら ま さ の り / 1958年生まれ。 武蔵 野美術大学造形学部油 絵学科卒業。 専門は 絵画 ・ 油彩。 二紀展 にて多数受賞。 また全 国各地で個展を開催す る。 2008年、文化庁 芸術家海外留学特別派 遣でイタリアへ。 木原正徳 芸術学部長/教授 こ ば や し の ぶよし / 1953年 生 ま れ。 東 京 芸 術 大 学 大 学 院 美 術 研 究 科 工 芸 専 攻 修 了。 専門は漆芸。 国 内での展覧会やワーク ショップは勿論、海外 での漆文化普及にも力 を入れている。 日本文 化財漆協会理事。 小林伸好 美術科長/教授

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美術科の卒業生

木原正徳教授

×

小林伸好教授 対談

だれでもはじめはヘタクソ

私は美術科をこう見る

社会とつながる

受賞歴

2 つの卒業制作展

美術科の主な就職先

美術科教員

美術科のこれから

C O N T E N T S

芸 術 学 部 美 術 科

芸術の楽しさを伝え、地域社会に貢献する。社会教育主事と学芸員の資格取得を通じて、地域社会での芸術教育者を目指します。 総合美術コース 美術科 伝統的な技法や新技術、様々な考えを取り入れながら、表現力を高めていきます。大学の畑で藍や紅花を種から栽培するのも特徴。 テキスタイルコース 漆芸 / 金工 / 陶芸 漆芸では日本を代表する工芸の魅力を、金工では彫金・鍛金・鋳金などの技術を、陶芸では素材が持つ多様性を探求します。 工芸コース 充分な広さを誇るアトリエと設備が魅力。山形のほか、関東圏での展覧会開催や姉妹校への留学など、課外活動や交流も活発です。 彫刻コース 幅広い制作スタイルを持つ教授陣とともに、試行錯誤しながら、銅版画や木版画、スクリーン版画など「版」表現を探求します。 版画コース 古典技法やコラージュなどを含むアカデミックな授業内容と、多彩な講師陣が特徴。広いアトリエスペースがあるのも魅力です。 洋画コース スケッチ旅行や岩絵具制作など、日本画の奥深さ、自然を描くことを根底から見つめる精神性を大切に、表現力を磨いていきます。 日本画コース 芸術学部 美術科 小学校教論一種免許 ※1、中学校教諭一種免許(美術)、高等学校教諭一種免許(美術)、学芸員 美術科 総合美術 社会教育主事、学芸員 ※ 1. 中学校教論一種免許取得者が指定の通信科目を受講することで取得できます。 受講する科目によって、下記の資格の取得、受験資格の取得が 可能です。

卒 業 時 取 得 可 能・受 験 可 能 資 格

日本画/洋画/版画/彫刻/ 工芸/テキスタイル

(3)

GR ADU AT E S

現代美術ギャラリー『シュウゴアーツ』に 所属し、その時々で自分が一番発信したい ことを絵で表現している近藤さん。芸工大 では洋画コースに入学するも上手く描けず、 絵から一度距離を置いた経験を持ちます。 「でも後悔したくなかったので、最後に自由 に描いてみようと思い、卒業制作で絵画に 取り組みました。そしたら、描いていて凄 く楽しくて」。それがきっかけで、大学院へ 進学し、アーティストを目指すことに。現在、 近藤さんは東京で、震災時から現在まで のドローイングをメインに個展『Works on paper 2011-2014』を開催するなど、精力 的に作家活動を行うほか、絵画と実写を組 み合わせた映画の制作も進めています。「大 震災から 3 年。その間、私自身も辛い出 来事を経験し、" いつ光になるかわからな いなら、私が光になる前に、未来に生きる 人に作品を残して世界中に飛ばそう " と思 うようになったんです」。そんな近藤さんが 考えるアーティストの役割とは。「私がどん なに頑張っても、きっと戦争も終わらない し、世界は変わらないかもしれない。けれ ど、作品を見た人の 1 日や数時間は変えら れる。アートがもつ力を信じているからこそ 私は表現することをやめないのです」。

芸工大は今の自分を育んでくれた大切な場 所 。

いつかまた山形で制作活動を行いたい。

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ARTIST

近藤 亜樹 洋画コース/2011年度大学院実験芸術領域修了 1987年北海道生まれ、札幌大谷高校出身。 国内外で活躍する現代アーティストとして、 絵は勿論、現在は映画制作にも携わっている。 ア ー テ ィ ス ト

上:PAP-AKI CAFE PROJECT (パッパキ・カフェ・プロジェクト)公開制作/アートフェア東京 2014, 撮影 青木兼治 下:近藤亜樹/ぼくをきみのお婿さんにして。2012・oil on panel・227.3 × 436.2cm

近藤亜樹初監督映画 「 HIKARI 」来春公開予定

http:// hikari-akikondo.com

(4)

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A RT I S T

金子 富之 日本画コース/2009年度大学院博士後期課程修了 1978年埼玉県生まれ、秀明英光高校出身。仏教 や居合道の精神を支えに、妖怪画の制作に取り 組む。近年はアジアやアメリカでも作品を展示。 日 本 画 家 上山市の山間部に佇むアトリエ兼自宅で、 妖怪や精霊、悪魔、神話に登場する神など をテーマに、圧倒的な存在感を持つ作品を 描いている金子さん。独自の感性を持った 芸術家を国際的なアートシーンに紹介する 『MIZUMA ART GALLERY』が、2011 年 から金子さんの作品を扱うようになったこと がきっかけで、注目が集まっています。ま た近年は台湾や香港、シンガポール、アメ リカなど、展示の場を着実に拡げています。 そんな金子さんが描く作品の根底を支えて いるのは、日本の禅や仏教の考え方、そし て以前から続けている居合道の精神。「我 を薄めることで自然の流れに無理なく沿う ことができ、自分の内側・外側の摩擦が減 少しエネルギーが高まります。それぞれの 人が役割を持って機能し地球という巨大な 生命を維持して、その微妙な生命の変動に 芸術家は敏感だと思います。画家になろう としなくてもただ存在しているだけで良いと 思えたら、摩擦抵抗 0 で良い制作ができそ うですね」。

制作に没頭できる環境のなか、

自分と妖怪画と真摯に向き合う日々。

友人と共にアーティストグループ『three』 を結成し、地元の福島で精力的に制作活 動に取り組む佐々木さん。学生時代は表現 の方向性に悩んだ時期もありましたが、テ キスタイルコースの自由な環境が今のスタイ ルを生み出すことに繋がりました。現在、 three はアメリカやドイツなどでも作品を発 表しています。その特徴の一つが、小さな 魚型の醤油さしや、美少女フィギュアといっ た日本的な素材を膨大に用いること。「フィ ギュアの場合は、試しに切ってみたらその 断面が面白かったのに加えて、元のネタが 二次元なのに、フィギュアって限りなく二次 元に近い三次元なんですよね。そんなアン バランスなものを切って使うことで質量に変 えていく。そこに意味を見い出して作品にし ています」。素材それぞれの存在理由をカ タチとして表現する佐々木さん。「制作で大 事にしているのは、時間の約束を守ること。 次の作品に繋げるためにも、ギャラリーな ど周りから信用を得る努力も必要だと感じ ています」。

卒業制作を機に開いたアーティストへの道。

いつしか作品は海を渡り高評価を得るように。

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A RT I S T

ササキシュウヘイ 2007年度美術科テキスタイルコース卒業 three 1986年福島県生まれ、福島県立福島工業高 校出身。地元の友人 2人と共に「three」を結成。 福島から世界に向けて作品を発信している。 ア ー テ ィ ス ト

(5)

毎日のように感じる、

自分の好きなことが仕事に

なっている喜び。

大学の頃から服を作り続けてきた前澤さ ん。現在は服飾デザイナーとして、オー ダーメイドは勿論、スタイリスト業務や 服の買い付けなども行っています。また、 夜は服飾学校に通い、技術に磨きをか ける日々。「服飾デザイナーを目指す上で 美術科への進学を決めたのは、美術の 方面から服作りにアプローチしてみたい と考えたからなんです」。実際、芸工大 で培った幅広い美術の知識が、自身の 強みになっていると感じている前澤さん。 「服は、その人が身に着けて初めて完成 するもの。だからこそ相手の喜ぶ顔を見 る瞬間が何より嬉しいです」。

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FA S H I O N D E S I G N E R

前澤 彰宏 2012年度美術科総合美術コース卒業 1991年青森県生まれ 、青森県立青森戸山高 校出身。フリーの服飾デザイナーとして活動 中。目標は自分のブランドを持つこと。 服 飾 デ ザ イ ナ ー

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イメージを現出させる

想像力と創造力。

世界に発信するものづくり。

日産自動車のクレイモデラーとして未来 のクルマを形作っている福井さん。「僕 の仕事はデザイナーが描いた絵を見て、 それを粘土で立体にしていく作業。デザ インが決まるまでは、とにかく粘土を盛っ たり削ったりの繰り返しですね」。二次元 のデザインスケッチを立体化するのに求 められるのは、想像力と創造力。福井 さんは芸工大で学んだことで、その両方 が身に付いたと実感しています。目指す のは“名車”と呼ばれるクルマの開発に 携わること。「自分が手がけたクルマが 世界中のどこへ行っても走っている。そ れが実現できたらすごく嬉しいです」。

C L AY M O D E L E R

福井 純一 2006年度 美術科彫刻コース卒業 日産自動車株式会社 1983年北海道生まれ、北海道札幌藻岩高校出 身。日産自動車で、クレイ(工業用粘土)を用 いた立体モデルを制作するクレイモデラー。 ク レ イ モ デ ラ ー

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A D M I N I S T R AT I V E S TA F F

一ノ瀬 絹子 日本画コース/2009年大学院日本画領域修了 観光文化交流センター「山形まなび館」 1981年愛知県生まれ、愛知県立旭丘高校出身。 「山形まなび館」の施設運営業務の傍ら、日 本画作家として作品制作も継続中。 事 務 局 員

社会に出て実感した

新しいものを創造し、

実現する力の大切さ。

山形市の中心市街地活性化を目的とし た交流施設「山形まなび館」で、施設 全体の管理や、山形の魅力を体感して もらう様々なイベントの企画に関わる一 ノ瀬さん。入社当時から、施設の雰囲 気づくりや、より良い情報の見せ方や伝 え方を積極的に提案し、いつしか周りを 引っ張る存在になっていました。そんな 一ノ瀬さんの日々の仕事を支えるのは、 新しいものを創造し、実現する力。「褒 められることもありますが、私にとって は大学時代に日常的に取り組んできた こと。きっとそんな風に、社会には芸 工大生が活躍できる場所が沢山あるん じゃないかな」。

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MATERIALS STOCK MANAGER

鴨田 康介 2007 年度 美術科工芸コース卒業 株式会社天童木工 1985年山形県生まれ、山形県立左沢高校出身。 成形合板家具メーカーの天童木工で、椅子に 使用する副材料の発注・管理を担当。 資 材 発 注 ・ 管 理

素材に触れ、深く知る。

それが新しい扉を開く

きっかけになる。

「人の暮らしを支えるものに関わりたい」 という想いから天童木工に就職した鴨田 さんは、現在椅子表面の布地やウレタン ゴムの発注・管理を担当。「平らな図面 から的確な立体を想像する力は大学で培 うことができました」。また芸工大での 沢山の出会いも、仕事で接する様々な人 の気持ちを察する力に生きているのだと か。そんな鴨田さんは今、日々手にする 素材の数々に刺激を受けています。「布 やウレタンなど素材のことが徐々に解っ てきて、新たな扉が開けたように思いま す。皆さんにも芸工大で様々な素材に触 れて、貪欲に挑戦してほしいですね」。

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A RT D I R E C TO R

森 健太郎 1998年度 美術科洋画コース卒業 株式会社クリエイターズグループMAC 1975年宮城県生まれ、宮城県白石高等学校 出身。多摩美術大学大学院に進学。広告制作 会社に就職し幅広いデザインを手がける。 ア ー ト デ ィ レ ク タ ー

アイデアを生み出し、

それを伝える。

発信力も大切な力。

芸工大を卒業後、多摩美術大学大学院 に入学。油絵を描き続けてきた森さんが 選んだのは、アートディレクターの道で した。「絵を描いている時はひたすら自 分と向き合っていたこともあり、外に開 けた仕事に惹かれるようになりました」。 洋画で身に付けた力は、現在も画面を構 成する力として活きています。そんな森 さんが勧める大学での学びは、プレゼン テーションスキルの習得。「ひたすら作品 に打ち込むことも必要ですが、その後そ の作品をどうプロデュースし、伝えていく かも大事。作るだけで終わらず、その先 を見つめていってほしいですね」。

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T E A C H E R

渡邉 香 工芸コース/2011年度大学院工芸領域修了 羽黒高等学校 1987年山形県生まれ、日本大学山形高校出身。 羽黒高校の美術・工業講師として、主にデザ イン系の座学や実習の指導を担当。 美 術 ・ 工 業 講 師

大学で取り組んできた草

木染。本物の体験から生

徒の興味につなげたい。

大学院へ進学し、藍や紅花を使った草 木染の研究を続けてきた渡邉さん。現 在は羽黒高校の美術・工業講師としてそ の力を発揮しています。「授業では繊維 や染織について指導することも多く、大 学での経験がそのまま活かされていると 感じます」。さらに、羽黒高校が建つ鶴 岡市はシルクの産地。蚕が最初に吐き出 す『きびそ』を授業の中に取り入れるな ど、地域の文化も積極的に教材にしてい ます。クラスの担任、美術部の顧問など 日々様々な角度から生徒と向き合う渡邉 さん。「やっぱり、生徒からの " ありがと う " の声が一番嬉しいです」。

自然や命の尊さ、不思議さ、そして輝きを、 敬虔な気持ちを込めて版に刻む。「学生の 頃からそれをテーマに作品をつくり続けて います」。そう語るのは、新潟を拠点に作 家活動を行う版画家の佐藤さん。自然を取 り上げるようになったのは、大学時代に出 会った山形の四季の姿がきっかけでした。 「長い冬が明けて、草木が萌え出ずる。そ の力強さにとても感動しました」。近年は、 見る人の心を明るく健やかに導ける作品を 提供したいという想いで、海外でも作品を 発表しています。「言葉は通じなくても、作 品は国境を越えてくれると信じています。 素敵なものを見て " 良いな " と思う気持ち は、きっと万国共通ですから」。そんな佐 藤さんも、入学したばかりの頃は絵が上手 く描けずに悩んだこともあったそうです。「で も版画は、ありのままの自分を認めてくれ ました。芸工大の、一人ひとりと向き合い 個性を伸ばしてくれる環境。それがあった からこそ、自分の作品を生み出せるように なったと改めて実感しています」。

つくりたいのは、高尚な芸術作品ではなく、

人の心に心地よく残るシンプルな作品。

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E N G R AV I N G A RT I S T

佐藤 妙子 版画コース/2004年度大学院洋画領域修了 1980年新潟県生まれ、新潟県立新潟南高校出 身。版画家として、芸工大で講師を務めるな どしながら、自宅アトリエで作品制作に励む。 版 画 家

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好きな仕事だからこそ、

謙 虚 な 姿 勢 を 忘 れ ず 、

粘り強く取り組みたい。

仙台市にあるギャラリーカフェ『ArtGallery そあとの庭』は、NPO法人 東北の造形 作家を支援する会『SOAT』の活動拠点。 まるで絵本の世界から飛び出したような 環境の中、小川さんは、芸術を市民のよ り身近な存在にするため、展覧会の管 理業務や、子ども達とのワークショップ、 さらにはカフェの店員として、忙しくも充 実した毎日を過ごしています。「準備の面 で大変なことが沢山ある分、展示会場が 完成した時やワークショップで子ども達 の笑顔に出会えた時は本当に嬉しいです ね」。大学で養った根気と粘り強さを糧 に、小川さんは今日も芸術の普及に励ん でいます。

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N P O S TA F F

小川 牧 2012年度美術科総合美術コース卒業 NPO法人 東北の造形作家を支援する会 1989年宮城県生まれ、宮城県泉高校出身。 大学時代 、東北復興のため取り組んだ「折り 鶴プロジェクト」が縁で、SOATの一員に。 団 体 職 員

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多面的にものごとを捉え

クライアントにとって

最善の形を提案したい。

髙谷さんは、世界的な広告賞なども受賞 するグラフィックデザイナー兼アートディ レクター。大学では彫刻を通して“多面 的にものを捉える力”を養えたと振り返 ります。仕事では様々な見方や価値観の 中から、最善のものを見極めて形にする ことが求められます。「デザインは、装 飾するだけのものではありません。そこ から発せられるメッセージやインプレッ ションで人の心がどう動くのか、社会に 何を届けられるのか、その後のストー リーも含めて“デザイン”なんですよね。 今後は教育現場にも関わりながら人を育 てていきたいと考えています」。

GRAPHIC DESIGNER, ART DIRECTOR

髙谷 廉 1998年度 美術科彫刻コース卒業 AD & D 1976年宮城県生まれ、仙台市立仙台高校出身。 フリーランスとして活躍し、世界的な広告賞 のほか、第30 回 JAGDA 新人賞受賞。 グラフィックデザイナー・アートディレクター

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T E A C H E R

岡崎 裕邦 1998年度 美術科版画コース卒業 川俣町立川俣中学校 1975 年福島県生まれ、福島県立保原高校出身。 美術教諭として川俣中学校に勤務。教師の傍 ら作品制作も続けている。 美 術 教 諭

作品に込めるメッセージ

自己表現の経験を

子どもたちに伝える

中学・高校と、とても印象に残る美術の 先生に出会ったという岡崎さん。現在は 自らが教師となって、地元・福島の中学 校で美術を指導する立場に。「デザイン でも彫刻でも、絵画でも同じですが、生 徒には『どんなメッセージを込めてつくっ たの?』とか、授業では色々考えさせる ようにしています」。作品をつくることは、 “自分”を相手に伝えるための表現方法 と考えている岡崎さん。「中学校でつくっ た作品はずっと大事に取っておいてほし いですね。自分の感情が込められている その作品は、いずれ大切な思い出のひと つになるはずですから」。

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PA I N T E R

井上 俊介 2009年度 美術科工芸コース卒業 アルテマイスター有限会社 1983年埼玉県生まれ、埼玉県立伊奈学園統合 高校出身。現代の生活に馴染む新しい仏具な どの制作に関わる。 絵 師

人々の想いに寄り添い、

より良い商品を

提案していきたい。

福島県会津若松市の仏壇・仏具などの 製造・販売メーカー「アルテマイスター」 で、ライフスタイルの変化に合わせた製 品開発に関わる井上さん(写真右)。漆 工芸技術“蒔絵(まきえ)”を施す作業や、 新商品の絵柄の提案を行っています。「伝 統的な技術はきちんと踏まえた上で、現 代に合った色づかいや絵柄を描いていま す。大学時代、漆以外の素材や技法に 触れられた経験が役立っています」。故 人が好きだった物を位牌に描くオーダー メイド品もあり、今はその制作も任せて もらえるよう技術を磨く日々。伝統を現 代に活かす仕事の意義を実感しています。

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C G D E S I G N E R

建部 智子 2010年度美術科版画コース卒業 株式会社アナロジカル 1988年北海道生まれ、北海道函館東高校出身。 CGデザイナーとして、TVCMやPVなどの映 像作品を手掛けるアナロジカルに勤務。 デ ザ イ ナ ー

誰かの役に立っている

という実感が導いた、

仕事に対する自信。

映像制作事業に取り組む株式会社アナ ロジカル。建部さんは CG デザイナーと して、おもちゃの CM やゲーム PV、TV 番組のセットデザインなどを手掛けてい ます。入社当時は、映像の予備知識が なく、作業が思うように進まないことに 大きなコンプレックスを抱えていたという 建部さん。「でも、画面を一枚絵で作る ような仕事の時にこそ、美術科で培った 画の作り方が活きると気が付きました。 仕事する上で大切なのは、与えられた時 間の中で、いかに高いクオリティを保つ ことができるか。その根底の部分を芸工 大で学ぶことができたと感じています」。

2014 Mattel. All Rights Reserved.

C

2014 Gullane (Thomas) Limited.

C CI.TOON 「昔と違って、今は簡単に情報を共有できる 時代。だからこそ作家として、作品がつく られる背景にもこだわりたいんです」。そう 語る長瀬さんが暮らすのは長崎県東彼杵郡 波佐見町。日常食器として 400 年以上も親 しまれる波佐見焼の里で、陶芸作家として 多数の作品を生み出しながら、ギャラリー 『モンネポルト』を営んでいます。オープン 以来ずっと力を入れてきた、町に観光客を 集めるための空間づくり。同じ敷地内には、 自身の陶芸作品や生活雑貨を扱うショッ プ、長瀬さんが仲間に声をかけて立ち上げ たレストランやカフェなどが揃い、観光客や 地元の人達が集う新たなコミュニティスペー スとなっています。さらに長瀬さんは、陶 芸のワークショップやライブイベントの企画 にも取り組み、地域の人と人、町と町とを 繋いでいます。「風情があってロケーション にも恵まれている波佐見は、歩くだけでは もったいない町。もっと若い人が定着する ような、魅力的な町にしていきたいですね」。

陶芸と人と町。その全てがつながり

魅力を奏であう空間。

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C E R A M I C A RT I S T

長瀬 渉(写真右) 工芸コース/2001年度 大学院工芸領域修了 モンネポルト 1977年山形県生まれ、日本大学山形高校出身。 長崎に移住し陶芸ギャラリーを運営。作品制 作の傍ら、ワークショップやライブも企画。 陶 芸 作 家

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T E X T I L E D E S I G N E R

渡辺 沙月 2009年度美術科テキスタイルコース卒業 佐藤繊維株式会社 1987年山形県生まれ、山形県立谷地高校出身。 優れた品質と高いデザイン・技術力で注目さ れる佐藤繊維の一員として活躍中。 テキスタイルデザイナー

芸工大が 教えてくれた、

突き詰めることの大切さと

その先にある達成感。

世界に向け、糸の製造からアパレルのデ ザインまで一貫して行う佐藤繊維。渡辺 さんはここでニット衣料の開発に携わっ ています。入社 5 年目となった今も全力 で仕事に励む毎日。2013 年開催のジャ パン・ベストニット・セレクションでは、 渡辺さんがデザインを担当したニットが 見事大賞に輝きました。その反面、一生 懸命なだけに悩んだり落ち込んだりする ことも。「そんな時は大学に行って、当 時のキラキラした感覚を取り戻すように しています。そうすると、また新鮮な気 持ちで一から仕事に向かえるようになる んですよね」。

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S C E N I C A RT I S T

古川 剛士(写真右) 2001年度 美術科洋画コース卒業 金井大道具株式会社 1979年福島県生まれ 、福島県立福島西高校 出身。埼玉県越谷市にある金井大道具の新川 美術工場に所属し、舞台の背景画を描く。 舞 台 背 景 ス タ ッ フ

皆でひとつの背景を描く。

ここはチームワークと

個性が試される場所。

金井大道具新川美術工場で、舞台に使 われる大きな背景画を描く古川さんは、 大学時代は洋画を専攻していました。「絵 は一人で描くことが殆どですが、ここで はひとつの大きな絵をみんなで描いてい くのが主流。全員でタッチを合わせて描 いていく中で、いかに自分の個性を取り 入れていくかが、楽しくもあり難しいと ころです」。この仕事に求められるのは、 ひとつのものをつくり上げるためのチー ムワークと、普段から風景や建物の構造 などを意識して見る観察力。古川さんは “お前に任せる”と言われる存在を目指 して今日も腕を磨いています。 舟形町に移住し、油絵の作家として個展を 開く活動を続ける小野寺さん。一方で、町 の特産品のパッケージデザインや、町民と 共に温泉施設の包装紙をデザインするワー クショップを行うなど、芸術専門員として町 の活性化にも尽力しています。そんな小野 寺さんが想い描くのは、暮らしの中に当たり 前に存在する芸術家の姿。「アーティストが 町に住んで、その町で働きながら絵を描い て展示する。そうすることで地域の人は芸 術をより身近に感じられるようになると思う んです」。そんな風に人と芸術を結びたいと 考えるようになったのは、総合美術コース の松田先生と取り組んだ課外プロジェクトが きっかけ。企業と共に商品パッケージを作 成し、手に取ってもらえるモノを生み出す喜 びを経験しました。「私はこの町の人たちに、 自分たちで描いたり作ったりしたものが製品 になって人の手に渡る感動を味わってほし いんです。なのでそういう仕組みを沢山作っ て、芸術の力で町の皆を豊かにしていけた ら嬉しいです」。

芸術は限られた人だけのものではない。

だからこそ誰もが表現する喜びを味わえる場を。

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A RT S A D M I N I S T R ATO R

小野寺 裕 洋画コース/2013年度大学院洋画領域修了 舟形町役場職員 1989年宮城県生まれ、宮城県宮城野高校出身。 舟形町役場産業振興課商工観光班所属の芸術 専門員としてデザイン面から町のPR に従事。 芸 術 専 門 員

2 0

A N I M ATO R

佐藤 詩穂 2005年度 美術科日本画コース卒業 株式会社スタジオジブリ 1982年北海道生まれ 、札幌大谷高校出身。 スタジオジブリの美術スタッフとして、アニ メーション作品などの背景作画を担当。 背 景 ス タ ッ フ 2006 二馬力・GNDHDDT C

空や雲、道端の落ち葉。

何気ない日常の風景が

全て自分の財産になる。

佐藤さんは、スタジオジブリで「崖の上 のポニョ」などの背景作画を手がける美 術部のスタッフ。頭の中のイメージを表 現する仕事なだけに難しさもあります。 「最初にイメージを伝えるのは美術監督 でも、絵にするのは自分なので、普段か ら街の風景を細かく観るようにしていま す」。さらに、芸工大の自然豊かな環境 も財産になっているという佐藤さん。「芸 工大って、なんだか空気の流れる時間 が違うんですよね。だから皆にもあの空 間でいろんなものを見つけて、自分がや りたいこと、好きなことを思いきり楽し んでやってほしいと思います」。 2006 二馬力・GNDHDDT C 2006 二馬力・GNDHDDT

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daisuke toshima

昼は阿佐ヶ谷美術専門学校の広報課で働 き、夜は彫刻家として自身の作品を制作して いる元木さん。「初めは、作家をしながら仕 事をすることに対して恐怖心がありました。 でも、勤務先が美術の学校だったこともあり、 学んだことや、 作家の経験を活かせる職 業でした。今は仕事をするのに非常にいい 環境だと感じています」。元木さんは仕事が 終わると自宅へ戻り、一室のアトリエで制作 する作品に向き合います。「僕が彫刻に惹か れるのは、そこにモノとして存在しているリ アリティさがあるから。この話をすると、い つも映像学科の人たちと議論になるんだけど (笑)、でもそうやって芸工大で友人達と沢 山意見を交わせたからこそ、広い視野を培う ことができたと思っています」。卒業してから 10 年以上経った今も、様々な形で仲間達と の輪を広げ続けている元木さん。「アートと は、色んな視点を形にすることだと思ってい ます。皆が普通に見て知っているモノやコト を、別なものに置き換え、提案していく。そ れが作家の仕事なんじゃないかな」。

働きながら作家活動を続けていく。

それだってひとつのアーティストの形。

後藤繁雄|編集者・クリエイティブディレクター 宮島達男|現代美術家、東北芸術工科大学副学長

価値変化を知り

次代の才能を育む大学

1954年大阪府生まれ。 坂本龍一、篠山紀信、奈良美智、 蜷川実花らの写真集、アートブックを数多く制作するほか、 アーティスト、著名人へのインタビュアー、ライターとしてさ まざまな媒体にかかわる。 広告制作、商品開発、ウェブ開発、 展覧会企画などジャンルを超えて幅広い活動を展開。 2011 年より 5年計画でアートフェア「TOKYO FRONTLINE」を 企画、実施。 東京の恵比寿にグラフィックと現代写真を専 門 に 扱うギャラリー 「G/Pgallery」、東 雲 の「G/P+g³/ gallery」を主宰。 日本の 美 術 大 学 には 新しい動きが出てきて いて、美 大が生み出そうとしているアートは、 この 10 年で大きく変わりつつ 有ります。 か つての画 壇の 価 値 基 準 などではなく、 先 進 国や都市部の価値観だけを重要 視せず、ロー カルの自然や 伝 統 文化が 持 つ 価 値の再発 見 も加えた世界基 準でアートを捉えなくてはな らなくなりました。 僕が数年にわたり芸工大の卒展・修了展を外か ら見てきて感じるのは、学生たちが、自分が見 つけた創作モチーフを、確かな技術力で、集中 力をもってつくっているということ。言い換えれ ば、制作へのピュアな姿勢。そしてクオリティの 高さです。確かに都会のように情報があふれて いる場所ではない。しかし、先生との語らいや 自問自答の時間が沢山あることで、芸工大が 生み出す才能・作品のプラスになっているのです。 東日本大震災・福島原発事故により、日本の 価値観は大きく変わっていきます。そんな中で、 山形の芸工大から次代を創る「つわもの」が出 現し始めていることが、僕には実感としてはっき り感じられるのです。

9 9%のための芸術大学

1957年東京都生まれ。 1986年東京藝術大学修士課程を 修了。 1988年ヴェネチアビエンナーレに招待されデジタル 数字の作品で注目を集める。 1996年より「時の蘇生」柿の 木プロジェクトを、2009年よりピースシャドウプロジェクトを 推進。 1990年アジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC) の招きでニューヨークに滞在。 1990年∼ 91年ドイツ学術 交流会 (DAAD) の招聘でベルリンに滞在。 1993年カルティ エ現代美術財団の招聘でパリに滞在。 東北芸術工科大学お よび京都造形芸術大学副学長。 普通の芸術大学では、「天才」を生み出すため のカリキュラムと指導法を用意しています。そし て、一人でも多くの天才を世に出し、大学の存 在意義を示そうとします。しかし、そんな「天才」 は 10 年に一人、出るか出ないかの確率。全体 から見たら1% もいません。そんな賭けのような 教育を、残り 99% の学生はどんな想いで受け 入れているのでしょうか。私は、そんなエリート 主義の芸大が嫌いでした。 しかし、芸工大は全く違います。1% の学生では なく、残り 99% の学生に焦点を合わせるのです。 だから本学の学生は、大学に入ってからの「伸 び率が高い」と評価を受けています。全くデッ サンができなかった子が卒展で優秀賞に輝く、1 年生でバカにされていた子が卒業と同時に有名 な画廊にスカウトされるなど、それぞれに大き く伸びていきます。それは、先生方が一人ひと りに合った指導を丁寧にコツコツと一生懸命に 行っている由縁。この点が私は他の大学には真 似のできない本学の強みだと思いますし、指導 してくれる先生方にはいつも感謝しています。

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S C U L P TO R

元木 孝美 彫刻コース/2002年度大学院彫刻領域修了 1975年神奈川県生まれ、桐光学園高校出身。阿 佐ヶ谷美術専門学校の広報担当として働きなが ら、彫刻家として精力的に活動を続けている。 彫 刻 家

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BEFORE

|2 年次木版画基礎課題作品

AFTER

|修了制作作品 修了制作作品「山越え」 2000 × 2000mm 銅版画 西村さんは、幼少の頃より龍に魅せられ入学後も描くものは龍ばかり。好きなものはとことん描くべきとの教育方針で、数ある演習でも全て龍を描か せました。ゲームのキャラクター制作の希望を持ち、就職活動では大手ゲームメーカーなどの最終試験まで進みながらも、最終的には作家への進路 を決意しました。古今東西の龍の研究を続け、自然を司る力そのものとして龍を捉えた独自の「山形龍伝説」を修了制作に描きました。その作品を 観た銀座老舗有名画廊「彩鳳堂画廊」から取扱い作家依頼のお声が掛かり、大学院修了後は同画廊の支援を受け本格的な作家活動を開始しています。 1988年北海道生まれ/北海道札幌大谷高等学校出身 作家 西村沙由里 2012年度 修士課程 芸術文化専攻修了 BEFORE AFTER 若月公平|版画家、美術科版画コース教授

高校生の個性と可能性を引き出し、表現力を飛躍させる、芸工大だけ

の教育力。どの在学生も卒業生も、受験時点で絵が上手に描けたたり、

彫刻を上手に形づくれたわけではありません。芸工大の美術科での 4 年

間の学びを経て成長したその変化を、コースからそれぞれ紹介します。

AFTER

|修了制作作品 卒業制作作品「透過」 2050 × 3800mm 和紙、膠、岩絵具 1 年課題では、自然の生の対象と向き合うこと感じることに重点を置き、豊かな感性を養うという目標のもと野外での風景デッサンの後、風景の本 画制作に入りました。そして 3・4 年次では、日本画コースならではの個性を活かした自由で幅広い表現へと繋がっていきます。集大成である卒業 制作にて松本さんは、木を描くというよりは木の造形を借り、発展させ、光に包まれた空間(空気)を丸ごと描く心象性の高い作品を描き上げました。 これは彼女の素質はもちろんのこと、入学時から培った見る力、豊かな感受性、そして描く力に裏付けされた成果ではないでしょうか。 1988年千葉県生まれ/千葉県市原中央高等学校出身 東京都中学校勤務 松本真衣 2012年度 日本画コース卒業

BEFORE

|入学当初の課題作品 BEFORE AFTER 谷善徳|日本画家、美術科日本画コース准教授

だれでも

はじめは

ヘタクソ

卒業制作作品「Remember」 750 × 750 × 550mm 布  「Forget」 1850 × 450 × 450mm 布  佐藤さんは彫刻に興味と憧れを抱いていましたが、実際には未知の世界でした。彫刻コースには自然豊かで静かな環境に、制作の自由を謳歌でき るアトリエと、多様な素材をいつでも扱える整備された工房があります。制作に最適なこの環境の中で、仲間と共に佐藤さんは生き生きと創作に励み、 「彫刻とは何だろう?」「私はどんな未来が欲しいのだろう?」と模索しました。やがて現実に彼女自身の彫刻を見いだし、「布」を彫刻の素材として 発見して、卒業制作の作品に昇華させました。佐藤さんの魅力に溢れた作品はきっと、未来をつくる里程標となるでしょう。 1991年山形県生まれ/山形城北高等学校出身 JA山形勤務 佐藤瑛絵 2012年度 彫刻コース卒業

BEFORE

|入学当初の課題作品 BEFORE AFTER 保田井智之|彫刻家、美術科彫刻コース教授 入学当初の課題作品

AFTER

|修了制作作品

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AFTER

|卒業制作作品 卒業制作作品「Eton・Mess」 1820 × 3640mm 油彩、パネル 佐藤さんは入学当時、少々大人しい印象でしたが、どこか内に秘めた芯の強さも併せ持っている学生でした。1年次は観察を基本に制作し、その後 2年次の古典技法や3年次の細密描写の課題を通して、技術を踏まえながらもの一つひとつの関係性、ディテールを丁寧に描画する喜びに目覚めた ようです。彼女は日々課題をこなす中で、ミクロの視点から一つずつ違ったこだわりの「美」を選び取り、卒業制作では巨大な画面に自分のお気に 入りのもの全てを、大胆かつユーモア溢れる画面構成で表現しました。卒業後は大手の温泉旅館に就職、ボストンでの個展も予定しています。 1990年山形県生まれ/山形県立高畠高等学校出身 株式会社旅館古窯勤務 佐藤優香 2012年度 洋画コース卒業

BEFORE

|入学当初の課題作品 BEFORE AFTER 鴻崎正武|画家、美術科洋画コース准教授

AFTER

|卒業制作作品 卒業制作作品「ほんとうのこと」 1030 × 2148 × 50mm 漆、麻布、乾漆粉、卵殻、青貝 漆の歴史は数千年にも及び、塗料や接着剤として縄文の時代から使われ、数多くの出土品が出ています。歴史的に見て、漆は時代の最先端を行く 素材として、様々な発展を遂げてきました。漆芸専攻では漆技術や技法の指導だけでなく、漆を素材とする自己表現の手段として、その可能性を 探る試みを行い、自由な発想で学生達は制作をしています。その中で伊原さんは「伝統的な漆を現代社会の中でどのように生かすことができるか?」 と考え、漆素材の多様な研究や実験を繰り返すことで、発想豊かな彼女自身の確かな世界を卒業制作として完成させました。 1990年東京都生まれ/東京都女子美術大学付属高等学校出身 さいたま市役所勤務 伊原夕貴 2012年度 工芸コース卒業 BEFORE AFTER 小林伸好|漆造形家、美術科工芸コース教授

BEFORE

|入学前の鉛筆デッサン

AFTER

|卒業制作作品 卒業制作作品「躯 = 記憶」 1000 × 3000 × 1000mm 羊毛、鉄 素材の発見と研究、それを実際に使用するための実験的な表現への挑戦が、テキスタイルコースを形成する核であり、カリキュラムの大きな特徴です。 特筆すべきは、紅花を種から栽培し染料を作り、作品制作まで取り組むこと。西片さんは 1 年次からこの〈紅花プロジェクト〉に率先して取り組み、 紅花を育て上げるまで他には無い体感をしました。山形のダイナミックな大地と自然との関わり。この経験を、西片さんは自然と一体に紡ぎ出された 〈身体〉が大きく螺旋を描いて、伸びやかに生命の喜びに向けて動き出したかのような卒業制作に昇華させました。 1990年新潟県生まれ/新潟明訓高等学校出身 株式会社イベントプロデュースガッツ勤務 西片祥子 2012年度 テキスタイルコース卒業 BEFORE AFTER 辻けい|美術家、美術科テキスタイルコース教授

BEFORE

|入学時の作品

AFTER

|卒業制作作品 卒業制作作品「えて ふてえて え」インスタレーション 粟野さんは子どもにアート活動を体験してもらうワークショップや、美術展の企画などを積極的に行なう学生でした。幅広く美術活動をしている仲間や、 地域のアートイベントなどを開く仲間の影響も受けながら、次第に活動方針を人がつながる場としての美術制作に昇華し、卒業制作では「止まり木」 のようなカフェの屋台を制作しました。このカフェ屋台は今後、様々な場で活用できます。ちょうど、社会教育(公民館・美術館などの学校外の教 育現場)では、まさに人と人とのつながりづくりが求められており、粟野さんの行為・場としての美術活動はその分野でも象徴的です。 1986年新潟県生まれ/東北生活文化大学高等学校出身 東北芸術工科大学勤務 粟野晴香 2012年度 総合美術コース卒業 BEFORE AFTER 松田道雄|芸術教育、美術科総合美術コース教授

BEFORE

|1 年次課題作品

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地域社会や企業と芸工大とが 連携した話題が続々。

C O L L A B O R AT I O N

「ひじおりの灯」は、肘折地区と芸工大 が協力して毎年 8 月に開催しているアート プロジェクト。雪の残る春に学生が温泉 街に滞在しながら、30 ∼ 40 個の灯ろう 絵を月山和紙に制作し、盛夏に温泉街に 飾ります。肘折カルデラや月山の壮大な 景観、生命力溢れる動植物の造形、人々 の暮らしなど、様々な「肘折物語」が、 この夏も八角形の灯ろうに描かれました。

アートプロジェクト

「ひじおりの灯」

温泉街

お祭

山形県「文翔館」と七日町大通りで 2014 年 6月に開催された第三回「日本一 さく らんぼ祭り」に、芸工大の在学生が多数 関わりました。お祭りの目的は、山形から “元気”を発信し、東北の復興に繋げる こと。学生が制作したお神輿を担いで行 脚したほか、オリジナルダンスの披露や グッズコンテストなど、「さくらんぼ」にち なんだ多くのイベントが行われました。

若者で盛上げる!

日本一 さくらんぼ祭り

芸術祭

社会とつながる

社員食堂

東北の魅力をアートの力で掘り起こし、 全国へ発信する「みちのおくの芸術祭 山 形ビエンナーレ 2014」を、芸工大が中 心となって開催します。期間は 2014 年 9 月 20 日から 10 月 19 日まで。山形の 歴史・文化の象徴として県民に親しまれ る文翔館を主会場に、国内外からお招き するアーティストと地域の皆様とで共に創 り上げる芸術祭を目指しています。

山形ビエンナーレ 2014 を開催

美術科洋画コースは、NPO 法人東北の造 形作家を支援する会(SOAT)の依頼で、 エスパル仙台店の社員食堂と談話室に飾 る壁画を制作しました。瑞々しい緑が印象 的な「サラダの森」、見るだけで心が華や ぐ「フルーツの池」、落ち着きとインスピレー ションが同居する「白樺の林」の 3 つの作 品を描き、利用者からは絵画があることで 明るい雰囲気に変わったと好評です。

オフィスのランチタイムを明るく

卒業生

家族

福島県のご家族 54 名を芸工大へご招待 し、楽しい時間を過ごす夏のアート林間 学校「キッズアートキャンプ山形 2013 木 を書いて森をつくろう」を 2013 年 8 月 3 日、4 日に開校。書家の華雪さんを講 師にお招きし、自らの気持ちを書で表現 するワークショップを楽しみました。この 活動には多くの在学生や卒業生がボラン ティアとして参加しています。

キッズアートキャンプ山形

美術科工芸コースとテキスタイルコースの 在学生と卒業生、教員による展覧会「素 材の展望 2013」を 11 月 9 日∼ 16 日に 本館 7 階ギャラリーで開催。4 回目の今 回は、卒業生や教員が生み出した様々な 工芸作品、約 100 点を展示したほか、約 300 点の手作り食器の展示販売「クラフ トフェア 2013 −テトテノマルシェ−」も 初めて開催しました。

クラフトフェア 2 0 1 3

―テトテノマルシェ―

貴重な発表の場となる、山形と東京、2つの卒業制作展

東北芸術工科大学は、「創造力」と「想像力」を通して人を 育成するという理念を持ち、「豊かな社会人」を輩出してい ます。「東北芸術工科大学卒業制作展」は、4 年間、学生自 らが積み上げてきた成果を他者に見ていただく機会であり、 また他者の目を通して振り返る学びの場。学生が制作に打ち 込んできたアトリエを展示の場に変えて、その集大成を一同 に出品します。地域の方も多く足を運び、期間中は延べ数万 人の来場者を数えます。東北、山形を丸ごと味わえ、首都 圏の学生との違いを堪能できることも特徴です。 そして、美術科の卒業制作から優れた作品 100 点ほどを選 抜し、東京都美術館で開催するのが「東北芸術工科大学卒 業制作展 東京展」。山形の環境や風土、他大学には無い空 気感の中で学んできた学生の感性とその表現を、首都圏の 方に見ていただく機会です。その注目の高さは、雑誌「美術 の窓」や「アートコレクターズ」などで特集が組まれ、首都 圏の美大・芸大の卒展より面白いと評されるほど。美術評論 家やギャラリー関係者の来場も多く、卒業後にギャラリーの 所属作家として声をかけられる学生も少なくありません。

G R A D U AT I O N R E S E A R C H & P R O J E C T E X H I B I T

T U A D G R A D U AT I O N E X H I B I T I N T O K Y O

卒展

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福島県の喜多方市美術館が主催する「第 19 回 2013 ふるさとの風景展 in 喜多方」 で、渡邉里絵香さん(洋画コース卒業生) の S30 号の大作が大賞を受賞。作品は買 い上げとなり、喜多方市美術館に収蔵さ れます。 ふるさとの風景展 in 喜多方で 大賞を受賞 現代美術家として活躍する近藤亜樹さん (大学院実験芸術領域修了生)が東京国 際フォーラムで開催された「アートフェア 東京 2014」で「パッパキ・カフェ・プ ロ ジェクト」を実施。近藤さんは段ボール家 具にペインティングを施しました。 「アートフェア東京2014」で「パッパ キ・カフェ・プロジェクト」を展開 美術雑誌「美術の窓」(2014 年 4 月発行) の 5 月号「巻頭特集 新人大図鑑 2014」 で本学の在学生、卒業生、修了生など約 30 名が一同に掲載ました。VOCA 賞受 賞のほか、卒展紹介も 3 ページに渡り高 い評価を得ました。 卒業制作の作品が 「美術の窓」5 月号に多数掲載 第 32 回上野の森美術館大賞展に新島知夏 さん、土井沙織さん(共に日本画コース卒 業生)のほか、佐藤彩絵さん、中村夏海さん、 吉田悠希さん(共に大学院 2 年)、伊久美 大悟さん(洋画コース 2 年)、阿部早苗さん (日本画コース 4 年)が入選しました。 上野の森美術館大賞展に 多数入選 現在銅版画家としてイタリアを拠点に活動 している千葉暁子さん(日本画コース卒業 生)が、ヴィゴンツァ市のイタリア版画協 会が主催する「イタリア版画展 2013」で 最高賞を受賞しました。 「イタリア版画展 2 0 1 3 」で 最高賞を受賞 大学院日本画領域の久松知子さんと大学 院洋画領域修了生のハタユキコさんが展 覧会「LITTLE AKIHABARA MARKET」 に出品しました。公式 HP の「日本的イコ ノロジーの復興」では、お 2 人の作品が 深く取り上げられています。 LITTLE AKIHABARA MARKET に出品 田 中 望さん( 大 学 院 洋 画 領 域 2 年) が、 現代美術の登竜門とされている美術大賞 「VOCA(ヴォーカ)2014 展」で、大賞に あたる「VOCA 賞」を受賞。作品は上野の 森美術館で披露されました。

大学院生の田中望さんが

VOCA 賞を受賞

東北芸術工科大学の美術科で学ぶ学生は対外   的にも高い評価を得ています。例年の全国規模 の大きな公募展や芸術賞での受賞歴が、その   証拠。近年の受賞者の一部をご紹介します。

A WA R D S

受 賞 歴

将来性のある若手作家の発掘を目的とす る「シェル美術賞展 2013」で、藤原泰 佑さん(大学院洋画領域修了生・写真) が木ノ下智恵子審査員賞(準グランプリ) を受賞したほか、渡邉里絵香さん(洋画 コース卒業生)が入選しました。

シェル美術賞展で

準グランプリを受賞

町田市立国際版画美術館が主催する「版 画の彩展 2013 第 38 回全国大学版画展」 で平野有花さん(版画コース 4 年)が「町 田市立国際版画美術館収蔵賞」を受賞し ました。 全国大学版画展で「町田市立 国際版画美術館収蔵賞」を受賞 新庄市エコロジーガーデンで開催された「キ トキト環境芸術祭 2013」で、鈴木隆史さん(大 学院総合芸術領域 1 年)、古瀬志織さん(洋 画コース 4 年)、中村ゆりさん(洋画コース 3 年)が一次審査を通過し出品。鈴木隆史さん、 中村ゆりさんが共に準大賞を受賞しました。 「キトキト環境芸術祭 2 0 1 3 」で 準大賞受賞 大学院日本画領域博士課程修了生で、妖 怪や精霊、悪魔、神話に登場する神など をテーマに制作を行う画家の金子富之さ んの 絵 画 作品が、2014 年 2014 年 5 月 15 日(木)∼18 日(日)に開催された「アー トバーゼル香港 2014」に出品されました。 アート・ステージ・シンガポール 2 0 1 4 に出品 「創画会」が主催する「第 40 回東京春季 創画展」に、中村夏海さん(大学院日本 画領域 1 年)、横濱明乃さん(日本画コー ス 3 年・写真)、古田正洋さん(日本画コー ス卒業生/現副手)が入選し、展覧会に 出品しました。 東京春季創画展に入選 原田圭さん(大学院修了生)と、田中望(大 学院博士後期課程)さん、伊藤早樹子さん(テ キスタイルコース卒業生・写真)が、「アート アワードトーキョー 丸の内 2014」に出品し ました。若手アーティストの発掘・育成を目 的とした現代美術の展覧会です。 「アートアワードトーキョー 丸の内 2 0 1 4 」に出品 第 13 回福知山市 佐藤太清賞公募美術展 に吉田悠さん(大学院日本画領域 1 年)、 財田翔悟さん(大学院日本画領域 2 年・写 真)、塩澤清志さん(日本画コース卒業生) が入選し、全国 4 会場で展示されました。 佐藤太清賞公募美術展に 多数入選

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【建設、住宅メーカー等】 岩田建設/内田内装/小形総建/東北ミサワホーム 【建築、都市設計、環境、インテリア等】 NHKアート/小西美術工芸社/筑波ランドスケープ/東京インテリア/山 形用地補償研究所 【公務員】 茨城県工業技術センター窯業指導所/京都工業試験場/国税局/豊田 町/仙台市/月舘町/宮城県警察/山形県 【出版、印刷、新聞等】 井上総合印刷/大場印刷/サンパック/セブンクリエイト/大洋印刷/タ カノ印刷デザイン/東北紙工/東洋印刷/藤庄印刷/山形新聞社 【その他(製造、サービス、小売他)】 青木器械店/アバハウスDC /アライアンスマーケティング/ありのまま 舎/医療法人徳真会グループ/エーデルワイス/江川化成/エステック/ おーばん/カッパクリエイト/柏屋/きものブレイン/木屋/くまざわ書店 /クリケット/クリスタルクロス/劇団かかし座/サンシャイン/ジアス/ シュガーマトリックス/ジョイ/資生堂販売/シーアイエー/すかいらーく /すずのき/ダイエー/東都クリエート/天童ホテル/東北マツダ/徳間 書店スタジオジブリ事業部/とみひろ/とんでん/ナラカミーチェ/成田 デンタル/ニチイ学館/日本サプライヤー/ネットワークケー/ハートマー ケット/花幹/ HABA研究所/八戸彩画堂/浜友観光/坂東太郎/日 向石材/平田金銀店/ビー・エム・ディー/ BLUE GRASS /ファイブ フォックス/45rpmスタジオ/ブレインチャイルド/ベル・エポック/ホー マック/芳紅庵たかはし/報徳情報技術/ホンダヱンジニアリング/ホン ダ産業/明治記念館/メガネフラワー/メディアファーム/ 山形食品 /ヨ ドバシカメラ/ヨークベニマル/吉井画廊/吉運堂/リンベル/ワクシス・ エンタープライズ/大沼/六花亭製菓/シベール/東急リゾートホテル

近年の主な受賞歴

【2014 年】

VOCA 展 2014 VOCA賞:田中望 (洋画)/ VOCA 展 2014 選出:山本 萌美 (洋画)/美術新人賞デビュー 2014 グランプリ:財田翔悟 (日本画) 第4回Next Art展 選出:大平由香里 (日本画)/ 2012年度三菱商事アー トゲートプログラム奨学生 選抜:浅野友理子 (日本画)/トーキョーワン ダーウォール 2014 O JUN賞:阿部友美 (日本画) 【2013 年】 第38回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館収蔵賞:平野有花 (版 画)/キトキト環境芸術祭 2013 準大賞:中村ゆり (洋画)/イタリア版 画展 2013 最高賞:千葉暁子 (版画)/ビエンナーレOME2013 佳作: 久保木桂子 (日本画)/第26回 国際眼鏡展 IOFT 選出:大作祥平 (工 芸)/神戸ビエンナーレ ペインティングアートコンペティション部門 奨励 賞:大平由香里 (日本画)/アートアワードトーキョー丸の内 佐藤直樹審 査員賞:大平由香里 (日本画)/第5回アーティクル賞 グランプリ受賞: 大平由香里(日本画)/第10 回佐藤太清賞 大賞:武藤寿枝 (日本画) /キトキト環境芸術祭 2013 準大賞:鈴木隆史 (洋画)/ふるさとの風景 展in喜多方 大賞:渡邉里絵 (洋画)/シェル美術賞 木ノ下智恵子審査 員賞(準グランプリ):藤原泰佑 (洋画)/高岡クラフトコンペ コンテンポ ラリークラフト部門 優秀賞:牧野広大 (工芸)/テーブルウェアフェスティ バル 佳作、宮田亮平審査員賞:牧野広大 (工芸)/第34回国際瀧冨士 美術賞 受賞:金山友美 (洋画) 【2012 年】 第21回河北工芸展 AL賞:平田真理江 (工芸)/昭和会展 松村謙三賞: 原田圭 (洋画)/二紀展 二紀賞:原田圭 (洋画)/二紀展 奨励賞:齋 藤ナオ (洋画)/第80 回日本版画協会展 準会員優秀賞:佐藤妙子 (版 画)/第5回利根山光人記念大賞展 大賞:菊池咲 (日本画) VOCA 展 推薦:高橋芙美子 (日本画)/日本版画協会 第80 回版画展 B部門奨励賞(準会員推挙) :榊原慶 (版画)/ 2012 年度三菱商事アー トゲートプログラム奨学生 選抜:山口裕子 (日本画)/第80 回日本版画 協会版画展 山口源新人賞:西村沙由里 (版画)/第31回損保ジャパン 美術財団選抜奨励展 オーディエンス賞:大塚怜美 (日本画)/日本ジュ エリーアート展 奨励賞:牧野広大 (工芸)/日本アートジュエリー展 奨 励賞:浦中廣太郎 (工芸)/第33回国際瀧冨士美術賞 受賞:浅野友理 子 (日本画)/社会人基礎力育成グランプリ(北海道・東北地区) 奨励賞: 佐藤晴香 (総合美術) 【2011年】 第5回星野眞吾賞 優秀賞:久保木桂子 (日本画)/財団法人守谷育英 会修学奨励金 奨励賞受賞:山口裕子 (日本画)/第 75回自由美術展 会員推挙:奥村拓郎 (彫刻)/第32回国際瀧冨士美術賞 東日本大震災 復興支援特別賞:小野寺裕 (洋画)/第32回国際瀧冨士美術賞 受賞: 布田優 (洋画)/第19 回 漆の美展 日本漆工協会会長賞:柳橋歩季 (工 芸)/雪のデザイン賞 銀賞:牧野広大 (工芸)/木のデザイン公募展 2011 審査員賞:天羽慎之介 (工芸)/伊丹国際クラフト展 優秀賞:鈴 木祥太 (工芸) 【2010 年】

シェル美術賞 受賞:亀岡里美 (日本画)/ Beyond the other sideArt Competieion グランプリ受賞:元木孝美 (彫刻)/第10 回春季二紀展 新人選抜大賞:佐藤未希 (洋画)/ VOCA展2010 選出:大浦和代 (洋画) /第36回春季創画展 春季展賞2010:柿崎彩美 (日本画)/ NIPPON ART NEXT 2010 グランプリ:近藤亜樹 (洋画)/アートフェア東京 2010 出展:高松和樹 (洋画)/あおもり国際版画トリエンナーレ 2010 ACAC賞:鴻崎芳理 (版画)/第22回記念美浜美術展 入選:佐東恵 (洋 画)/第78回版画展 B部門賞候補:李英圭 (版画)/テーブルウェアフェ スティバル 大賞・経済産業大臣賞:木瀬浩詞 (工芸)/第35回 愛知県 文連美術展 特選:松田由岐子 (工芸)/テーブルウェアフェスティバル 最優秀賞:天羽慎之介 (工芸)/第74回自由美術展 佳作:奥村拓郎 (彫刻) 【2009 年以前】 第6回日清現代陶芸 大賞:塚本朱音 (工芸)/テーブルウェアフェスティ バル 2009 グランプリ・通産省生活産業局長賞:小山泰之 (工芸)/テー ブルウェアフェスティバル 2009 グランプリ:佐藤大寿 (工芸)/第16 回 全国絵画公募展IZUBI 大賞:本間洋 (洋画)/第11回青木繁記念大 賞展 優秀賞:青山ひろゆき (洋画)/第38回昭和会展優秀賞 優秀賞: 坂田啓一郎 (彫刻)/トルコ芸術世界展 グランプリ:長瀬渉 (工芸)/ New Art Competition of Miyagi 最優秀賞:松岡圭介 (彫刻)/第 4 回あさご芸術の森大賞展 大賞:松岡圭介 (彫刻)/第24回損保ジャパ ン美術財団選抜奨励展 損保ジャパン美術賞受賞:後藤拓朗 (洋画)/ 第33回日本広告写真家協会公募展 文部科学大臣奨励賞受賞:草彅裕 (洋画)/第12回中華民国国際版画ビエンナーレ美術館収蔵賞 銅賞: 大山貴也 (洋画)/公募ふるさとの風景展 準大賞:齋藤ナオ (洋画)/ 織部の心作陶展 金賞:穴山大輔 (工芸)/第18回富嶽ビエンナーレ 準 大賞:松岡圭介 (彫刻)/第15回 漆の美展 日本特用林産振興会会長 賞受賞:渡邉希 (工芸)/第15回 漆の美展 奨励賞:柳橋歩季 (工芸) /群馬青年ビエンナーレ 優秀賞:松岡圭介 (彫刻)/独立展 新人賞、 独立賞:高松和樹 (洋画)/第 72回河北美術展 河北賞:針生卓治 (日 本画)/トーキョーワンダーウォール 2009 大賞:村上滋郎 (洋画)/ シェル美術賞2008 中井康之審査員奨励賞:中島威仁 (日本画)/第 4 回山本鼎版画大賞展 優秀賞受賞:野瀬昌樹 (版画)/第 7回益子陶芸 展 審査員特別賞:井口大輔 (工芸)/朝日現代クラフト展 準グランプリ: 木瀬浩詞 (工芸)/第 73回自由美術展 現代彫刻美術館奨励賞:奥村拓 郎 (彫刻)/第19 回ART BOX 大賞展 グランプリ:たかはしだい (洋画) /第62回 瀬戸市美術展 陶芸部門 優秀賞:松田由岐子 (工芸) ※順不同、過去の受賞歴からから抜粋 ※順不同、過去に採用のあった企業、団体から抜粋

美術科の主な就職先

【デザイン、設計等】 アクア/アルファ/イベントプロデュースガッツ/エス・デー/エヌ・デザイ ン/オペレーションファクトリー/金井大道具/カルチャークラブ/ケニア ボラ・デザイン/サーカス/サンフォニックス/シーエスエス総合舞台/ じゃぽんデザイン事務所/ジュンプロモーション/スタジオタブ/スタッフ エージェンシー/ソフタス/タフゴング/丹青社/ディーテイルズ/デザイ ンコンプレックス/博報堂アイ・スタジオ/マックスマウス/ライツアソシ エイツ/ A-1 Pictures 【生活用品、家具、装飾、貴金属、専門サービス等】 朝日相扶製作所/アニメインターナショナルカンパニー/アルテマイス ター/ウェアウッドワーク/ウエスト/花仙陶房富士/北日本花火興業/ ケイ・ウノ/北原紙器製作所/樹の音工房/現代造形/工房グリーム/佐 藤繊維/ジュエリーアベ/浄法寺漆器工芸企業組合滴生舎/青龍窯/多 田木工製作所/天童木工/東北川島織物/ナンゴー/新潟煙火工業/パ ルコモード/プラント/墨仁堂/墨仙堂/ミキモト装身具/モード工芸/ モードセンター/和田装備 【学校、施設、団体等】 アンデルセンコ公園こども美術館/石川県ロクロ・ヒキ物産業技術セン ター/江別市セラミックアートセンター/臥牛三敬会/川場村森林組合/ 岐阜県美術館/共生社/清春白樺美術館/青年海外協力隊美術指導員 /仙台市民文化事業団/静岡県立美術館/松風会/天童農業協同組合 /天竜厚生会/高澤学園すいどーばた美術学院/町田国際版画美術館 /鶴岡アートフォーラム/恵の園/弘前市漆組合/山形県町村会/山形 県動物医療センター/悠愛会/米沢上杉文化振興財団伝国の杜/理究/ 立正会立正保育園/ MOA 美術館 【玩具、文具、ゲーム、映画等】 アナロジカル/アニメインターンショナルカンパニー/アルファ・グリッド/ ケーブルテレビ山形/コナミ/コナミデジタルエンタテインメント/じゃっ く/スタジオジブリ/ダイナマイト/ドロップウェーブ/プロダクション・ア イ/吉徳/ YNK JAPAN 【機械、電器、自動車等】 アシーナ/ 小泉製作所/三栄精機/スズキ/ハヤシゴ/ハリオグラス/本 田技術研究所四輪開発センター・二輪開発センター/前田産業 【教員】 青森県教員/秋田県教員/茨城県教員/岩手県教員/神奈川県教員/京 都市教員/埼玉県教員/札幌市教員/静岡県教員/千葉県教員/東京都 教員/栃木県教員/新潟県教員/福島県教員/北海道教員/宮城県教員 /山形県教員/山口県教員/和歌山県教員/杭州現代日本語専修学校/ 郡山アート&デザイン専門学校/宮城中央学園中央理容美容専門学校 【金融、保険等】 日本生命保険/北都銀行/ローズ・コモディティ

確かな就職支援

「キャリアセンター」が社会へ大きく羽ばたけるようにバック アップ。就職率は 86%を達成しています。また「社会で働くこ との価値観」と「人生の設計力」という考え方も同時に養成。 卒業生を講師に迎え「自分の働き方をつくる」方法など卒業後 の生き方を導きます。 数多くの在学生・卒業生が、数多くの賞を受賞しています。 芸術的な思考を活かし、幅広い分野で活躍しています。 就職率

86

%

※就職率= 就職者数/就職希望者数×10 0 です。

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PROFESSORS

美術科教員

美 術 科 のこれ から

美術科金曜プログラム 社会的な自立に向けて、ポートフォリオ(作 品集)制作やプレゼンテーション、就職活 動や作家活動で求められる知識や技術の 学びを2 年生から開講。 美術科7コースの枠を超えた特色ゼミ 作品の質や表現の特色、自身の卒業後の 進路などを見据えて、3 年生の後期から領 域を越えた特別ゼミを開設。 アートバイキング 様々な学生のニーズに応え、また美術教育 に幅を持たせるため、2 年生まではコース を越えた課題選択を可能に。 美術科共通演習の見直し 幅広い表現分野、幅広い素材理解、幅広 い思考を深めるため、他コースの演習を3 つまで履修可能に。 ファンデーションプログラム 多様化する学生への教育を強化するため、 初年度教育を重視し、1年生からコースを 跨いだ魅力的な合同基礎演習を実施。 美術科ではより良い学修環境を築くために、常に教育内容を見直しています。

日本画コース

末永敏明 教授 「Veraenderung ( 流転)」2013 年 番場三雄 教授 「タルチョ舞う中で」2012 年 長沢明 教授 「Water Soul」2013 年 三瀬夏之介 教授 「ぼくの神さま」2013 年 青山ひろゆき 准教授 「郡山市立美術館展示」2009 年 瀬島匠 准教授 「RUNNER2014」2014 年 鴻崎正武 准教授 「TOUGEN NO.88」2013 年 小田志保 助教 「birth」2012 年

洋画コース

谷善徳 准教授 「能登の海」2014 年 木原正徳 教授 「ひとかたち《花の舟》」2013 年 石井博康 教授 「浸潤」2014 山田修市 教授 「life(池)」2011 年

版画コース

彫刻コース

若月公平 教授 「森の御霊屋」2012 年 保田井智之 教授 「It's far.」2011 年 中村桂子 准教授 「あいだに横たわるもの 10」2011 年 前田耕成 教授 「土の線」2010 年

工芸コース

吉賀伸 専任講師 「Steam monster」2014 年 佐々木里知 准教授 「黒絵文様器」2010 年 小林伸好 教授 「earth」2014 年 深井聡一郎 准教授 「動物考 犬」2011 年

テキスタイルコース

総合美術コース

小林秀幹 准教授 「つたえあうこと」2012 年 柳田哲雄 専任講師 「spectrumble 2013」2013 年 辻けい教授 壁面インスタレーション「奥出雲あか川」2014 年 松田道雄 教授 著書「人とかかわるコミュニケーション学習帳」 2014 年 松村泰三 准教授 「SURFACE3」2009 年

2 0 1 4 年 度 講 師

※記載は所属学科/あいうえお順 日本画コース 梅原幸雄 岡村桂三郎 小野寺啓 齋正機 清水由朗 土屋礼一 米谷清和 洋画コース 秋山さやか 小林裕児 椎葉聡子 芝章文 高松和樹 津上みゆき 長谷川健司 水野暁 吉川民仁 吉武研司 版画コース 大塩紗永 佐藤妙子 鈴木吐志哉 馬場知子 廣澤仁 筆塚稔尚 辺見海 三浦一之 彫刻コース 伊藤恵夫 海崎三郎 金沢健一 高野浩子 坂田啓一郎 田中圭介 平井一嘉 松岡圭介 和田直人 工芸コース 安藤泉 奥窪聖美 桂盛仁 川合純司 川原龍美 椎名勇 東海林晴美 杉浦康益 田口義明 手島敦 外舘和子 中井川由季 西川雅典 橋本昌彦 長谷川奈津 長谷川泰子 冨士原文隆 古瀬静子 増田尚紀 村野隆男 栁橋歩季 山口みちよ 山瀬年史 横倉晋也 吉田宏信 テキスタイルコース 五十嵐真弓 影山のり子 ジョンソン ジョリー 中島洋一 畑野渡 原口良子 平山素子 藤原大 山岸幸一 山崎和樹 総合美術コース 伊藤尚未 河合規仁 小岩勉 作田弘治 高橋三紀子 美術科

参照

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