CREATING A PROSPEROUS
FUTURE TOGETHER
WITH KYUSHU
中間期ディスクロージャー誌
( 平 成 2 9 年 4 月 1 日 ~ 平 成 2 9 年 9 月 3 0 日 )
2017
2
0
1
7
中
間
期
デ
ィ
ス
ク
ロ
ー
ジ
ャ
ー
Contents
ごあいさつ
1
九州フィナンシャルグループの取組み
2
財務ハイライト
3
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
6
資本金及び発行済株式の総数/大株主の状況等
12
資料編
株式会社 九州フィナンシャルグループ
本店所在地(登記上の住所) 鹿児島市金生町6番6号
本社所在地(本社機能)
熊本市中央区練兵町1番地
代表者
代表取締役会長 甲斐 隆博(肥後銀行 取締役頭取)
代表取締役社長 上村 基宏(鹿児島銀行 取締役頭取)
資本金
360億円
設立日
平成27年10月1日
上場証券取引所
東京証券取引所市場第一部
福岡証券取引所本則市場
証券コード
7180
プロフィール
創立
明治12年10月6日
資本金
181億円
本店所在地
鹿児島市金生町6番6号
店舗数
152か店( 本支店 113・出張所 11・代理店 27・
海外駐在員事務所 1)
従業員
2,281人
株式会社 鹿児島銀行
(平成29年9月30日現在)
株式会社 肥後銀行
創立
大正14年7月25日
資本金
181億円
本店所在地
熊本市中央区練兵町1番地
店舗数
123か店( 本支店 118・出張所 4・海外駐在
員事務所 1)
従業員
2,326人
「熊本 山鹿灯篭」
和紙と少量の糊だけでつくられる、室町時代からの伝統の和紙工芸。繊細で美しい灯篭を 頭上に乗せた女性がよへほ節に合わせ舞う「千人灯籠踊り」は、幻想的な世界を醸す。
「鹿児島 薩摩切子」
わたしたち九州フィナンシャルグループは、持続可能な成長の実現に向け、
以下の3つの理念を柱として、みなさまから真に愛される総合金融グループを目指します。
1. お客様の信頼と期待に応え、最適かつ最良の総合金融サービスを提供します。
2. 地域とともに成長し、活力あふれる地域社会の実現に積極的に貢献します。
3. 豊かな創造性と自由闊達な組織風土を育み、より良い未来へ向かって挑戦し続けます。
グループ
経営理念
ごあいさつ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
九州フィナンシャルグループは、おかげさまで、昨年10月に2周年を迎えました。これもひとえに、皆様
方のご支援の賜物と深く感謝申しあげます。
さて、平成29年度上期の国内経済は、海外景気の緩やかな回復等を背景に、輸出及び生産が持ち直しまし
た。また企業収益が高水準で推移する中、雇用情勢・所得環境が改善し、個人消費が緩やかに持ち直すなど、
全体として緩やかな回復基調が続きました。
一方、人口減少や長引く低金利など地方銀行を取り巻く金融経済環境は、依然厳しい状況が続いておりま
す。
このような中、当社は、第1次グループ中期経営計画の基本方針である「お客様への最適かつ最良のサー
ビス提供に向けた経営基盤構築」に向け、「総合金融力」、「ブランド力」、「組織運営力」の3つの経営基盤を
軸に着実に統合効果を創出してまいりました。
本年1月、地域の皆様の多様化する資産運用ニーズにワンストップでお応えするため、より専門性の高い
金融商品・サービス提供の機能を兼ね備えた「九州FG証券株式会社」を開業いたしました。
肥後銀行グループと鹿児島銀行グループ、そして新たに加わった証券子会社の知見やノウハウの結集によ
るグループ機能の強化を通じて、さらなる企業価値の向上を図り、地域の皆様のより豊かな未来を創出する
べく地方創生の支援に努めてまいります。今後とも倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申しあ
げます。
平成30年1月吉日
代表取締役社長上村 基宏
代表取締役会長甲斐 隆博
株式会社九州フィナンシャルグループ
「鹿児島 薩摩切子」
九州フィナンシャルグループの取組み
―九州とともに豊かな未来へ―
社名:九州FG証券株式会社(Kyushu FG Securities, Inc) 本社:熊本市中央区紺屋町1丁目13番地5
資本金:30億円
営業拠点: 熊本支店(肥後銀行本店内)、鹿児島支店(鹿 児島銀行高見馬場支店内)、宮崎支店(鹿児島 銀行宮崎支店内)
役職員数:63人(平成30年1月現在)
●ワンストップサービスのご提供を目指して―九州FG証券開業
「貯蓄から資産形成へ」と金融環境が大きく変わる中、お客様の多様化する資産運用ニーズにワンストップでお応えする
ため、平成30年1月22日、九州フィナンシャルグループ出資による子会社「九州FG証券株式会社」が、開業いたしました。
新たに誕生した九州FG証券は、
「これからを、あなたのとなりで」をスローガンに、肥後銀行・鹿児島銀行と連携し、常に
お客様に寄り添い、お客様の期待を超えるサービスを提供
いたします。
豊かな地域社会づ
くりのため、私たち
九州フィナンシャル
グループは、環境、社
会等に関する課題に
も積極的に取り組ん
でいます。
ふるさとの豊かな
自然の恵みを次世代
に継承するため、各
行において、水源涵養林の育成や水田湛水事業、森林整備
の取組みなどの環境保全活動のほか、地域行事への参加や
スポーツ・文化イベントの協賛、地域の若者の育成のお手
伝いなど、中長期にわたる地域社会活性化のお手伝いを行
っております。
また、グループ内
においても、従業員
が生き生きと働ける
職場づくりのため、
働き方改革などによ
るワークライフバラ
水田湛水事業の一環としての田植え(肥後銀行)
●地域社会の持続的な成長に向けて
●地域のお客様のために
肥後銀行では、お
客様の利便性向上と
災害発生時のBCP対
応を目的に、平成29
年10月より、移動店
舗 車「Harmonicar
(ハモニカー)」の運
航を開始し、店舗の
少ない地域等での金
融 サ ー ビ ス の 提 供
や、災害発生時の緊急対応など、地域の皆様のお役立ちの
ための取組みを行っています。
また、鹿児島銀行では、地域の未来を担う学生を対象に、
インターンシップ「かぎんとつくる地方創生プロジェク
ト」を実施し、若手の地方創生に対する意識向上を図る取
組みなどを行ってお
ります。
移動店舗車「Harmonicar」(肥後銀行)
FBC上海2017ものづくり商談会
お客様の販路拡大、仕入先開拓支援を目的に、肥後銀行・鹿児
島銀行のネットワークを相互活用した商談会を国内外で開催し
ています。
また、コンサルティングツールとして、ビジネスマッチングシ
ステム「Bridge」の運用を開始しました。販路拡大、商材調達、事
務効率化、経費削減等のニーズを肥後銀行・鹿児島銀行で共有
し、グループ一体となって、お客様のご要望にお応えしてまいり
ます。
財務ハイライト
(平成29年9月期)
九州フィナンシャルグループ(KFG)連結
2行単体合算(肥後銀行・鹿児島銀行)
POINT
平成29年9月期の業績につきましては、経常収 益は国債等債券売却益の減少によるその他業務 収益の減少等により、前年同期比45億円減少し 824億円となりました。
一方、経常費用が貸倒引当金繰入額の減少によ るその他経常費用の減少等により前年同期比124 億円減少したことから、経常利益は前年同期比 78億円増加し189億円、親会社株主に帰属する 中間純利益は前年同期比52億円増加し127億円 となりました。
(単位:百万円)
営業の概況
科 目 平成29年9月期 前年同期比 平成28年9月期
経常収益
82,465
△4,564 87,030経常利益
18,918
7,864 11,053親会社株主に帰属
する中間純利益
12,731
5,282 7,449自己資本比率
12.27%
△0.54% 12.81%(単位:百万円)
(単位:億円)
科 目 2行単体合算
平成29年9月期 前年同期比 平成28年9月期
経常収益
69,599
△6,518 76,118業務粗利益
53,170
△3,778 56,948うち資金利益
47,062
906 46,155経費(除く臨時処理分)
36,125
△1,683 37,808コア業務純益
16,196
1,507 14,689業務純益
19,180
3,599 15,580経常利益
21,030
5,102 15,927中間純利益
14,676
3,866 10,810総預金残高
83,567
2,303 81,263貸出金残高
63,000
4,280 58,719預り資産残高
11,049
614 10,434POINT
業務粗利益につきましては、資金利益は増加し ましたが、役務取引等利益の減少に加え、国債等 債券損益の減少によりその他業務利益も減少した ことなどから、前年同期比37億円減少しました。 業務純益につきましては、経費が減少したこと と、一般貸倒引当金が戻入益となったことから、 前年同期比35億円増加しました。
経常利益につきましては、不良債権処理額の減 少及び株式等関係損益の増加等により臨時損益が 増加したことから、前年同期比51億円増加しま した。また、中間純利益につきましても、前年同 期比38億円増加しました。
(注)総預金は、預金と譲渡性預金の合算であります。
12,731
百万円
親会社株主に帰属する
中間純利益
POINT
総預金につきましては、 肥後銀行はやや減少した ものの、鹿児島銀行は増 加しており、2行単体合算 で、29年3月末比591億 円増加(増加率0.7%)し、 中間期末残高は8兆3,567 億円となりました。
POINT
バーゼルⅢに基づく国内 基準により自己資本比率を 算出しました結果、肥後銀 行で11.47%、鹿児島銀行 で11.14%、KFG連結ベー スで12.27%となりました。 比率が低下した理由は、貸 出金の増加に伴い分母のリ スク・アセットが増加した ことによるものです。
(KFG連結ベースの自己資本比率は、 経営統合時の会計処理において、鹿児 島銀行の有価証券評価差額金等が「負 ののれん発生益」を通じて自己資本に 取り込まれたため両行の自己資本比率 より上昇しております。)
POINT
肥後 銀 行では、各セク ター向けの貸出が増加し、 鹿児島銀行では法人向け及 び個人向け貸出が増加して おります。2行単体合算で、 29年3月末比1,888億円増 加(増加率3.1%)し、中間 期末残高は6兆3,000億円 となりました。
POINT
肥後銀行で665億円、鹿 児島銀行で800億円、2行 合算で29年3月末比横ばい の、1,465億円となりました。 金融再生法開示債権の 総与信に占める割合、いわ ゆる不良債権比率は、肥後 銀行で2.06%、鹿児島銀行 で2.56%、2行単体合算で 29年3月末比0.07%改善 し、2.30%となりました。分 子の不良債権額は横ばいと なりましたが、分母の総与 信額増加の影響が大きく、 比率は改善しております。
83,567
20,421 6,385 56,759 82,976 19,936 6,900 56,138 81,263 19,100 6,520 55,642(単位:億円)
■■ 公金預金他 ■■ 法人預金
■■個人預金
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
5,833 12.38% 12.81%
5,843 5,916 12.27%
(単位:億円)
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
■■ コア資本 ●● 自己資本比率
63,000
21,751 31,268 9,980 61,111 20,974 9,461 30,675 58,719 20,101 9,083 29,534(単位:億円)
■■ 公共向 ■■ 法人向
■■個人向
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
2.30% 1,465 1,465 2.37% 1,507 2.54%
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
(単位:億円)
■■ 不良債権額 ●● 不良債権比率
総預金の状況(2行単体合算)
自己資本比率の状況(KFG連結)
貸出金の状況(2行単体合算)
金融再生法開示債権の状況(2行単体合算)
※部分直接償却は実施しておりません。
財務ハイライト
(平成29年9月期)
(株)格付投資情報センター
(R&I) S&Pグローバル・レーティング・ジャパン(株)
A+
A-A+
A-(株)格付投資情報センター(R&I)
A+
財務ハイライト
(平成29年9月期 単体)
45,416
10,920 3,740 30,755 44,620 30,417 10,301 3,900 45,515 10,744 4,320 30,450(単位:億円)
■■ 公金預金他 ■■ 法人預金
■■個人預金
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
総預金の状況
32,044
10,543 5,634 15,866 29,340 14,479 4,837 10,023 30,610 10,276 5,013 15,320■■ 公共向 ■■ 個人向
■■法人向
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
(単位:億円)
11.47% 2,647 2,591 11.51% 2,607 12.02%
(単位:億円)
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
■■ コア資本 ●● 自己資本比率
自己資本比率の状況
(単位:百万円)科 目 平成29年9月期 前年同期比 平成28年9月期
経常収益
36,761
△2,821 39,582業務粗利益
27,865
△1,915 29,780経費
19,092
△1,089 20,181コア業務純益
7,207
1,006 6,200業務純益
9,689
170 9,518経常利益
11,336
4,004 7,332中間純利益
7,786
2,608 5,178損益の状況
POINT
肥後銀行では、経常収益は2期連続の減収、経常利 益は2期ぶりの増益、中間純利益も2期ぶりの増益とな りました。
業務粗利益は、資金利益は増加したものの、役務取 引等利益の減少に加え、国債等債券損益の減少を主 因としたその他業務利益の減少により、19億円減少し ました。
業務純益は、経費の減少に加え、一般貸倒引当金 が戻入となったことから、業務粗利益の減少をカバー し、前年同期比1億円増加しました。
経常利益は、前年中間期に発生した熊本地震による 影響がなくなり不良債権処理額が減少した他、株式等 関係損益の増加等により臨時損益が38億円改善した ため、前年同期比40億円増加し、113億円、中間純利 益は、前年同期比26億円増加し、77億円となりました。
2.06% 665 667 2.16% 684 2.32%
(単位:億円)
■■ 不良債権額 ●● 不良債権比率
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
金融再生法開示債権の状況
※ 部分直接償却は実施しておりません。
7,786
百万円
中間純利益
11,336
百万円
経常利益
貸出金の状況
38,150
9,501 2,644 26,004 36,643 25,225 8,799 2,619 37,460 9,191 2,580 25,688(単位:億円)
■■ 公金預金他 ■■ 法人預金
■■個人預金
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
11.14% 2,728 2,684 11.20% 2,702 11.55%
(単位:億円)
■■ コア資本 ●● 自己資本比率
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
30,955
11,207 4,345 15,402 29,378 15,055 10,077 4,246 30,501 10,698 4,447 15,355(単位:億円)
■■ 公共向 ■■ 個人向
■■法人向
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
2.56% 800 798 2.59% 822 2.77%
(単位:億円)
■■ 不良債権額 ●● 不良債権比率
平成28年
9月末 平成29年3月末 平成29年9月末
総預金の状況
貸出金の状況
自己資本比率の状況
金融再生法開示債権の状況
(単位:百万円)
科 目 平成29年9月期 前年同期比 平成28年9月期
経常収益
32,837
△3,697 36,535業務粗利益
25,305
△1,862 27,168経費
17,032
△593 17,626コア業務純益
8,989
500 8,489業務純益
9,491
3,429 6,061経常利益
9,693
1,097 8,595中間純利益
6,890
1,258 5,631損益の状況
POINT
鹿児島銀行では、経常収益は3期ぶりの減収、経常 利益は2期ぶりの増益、中間純利益も2期ぶりの増益と なりました。
業務粗利益は、資金利益は増加したものの、役務取 引等利益の減少に加え、国債等債券損益の減少を主 因としたその他業務利益の減少により、前年同期比18 億円減少しました。
業務純益は、経費の減少に加え、一般貸倒引当金 が戻入となったことから、業務粗利益の減少をカバー し前年同期比34億円増加しました。
経常利益は、株式等関係損益の減少等により臨時 損益が23億円減少しましたが、業務純益の増加によ り、前年同期比10億円増加し、96億円、中間純利益は、 前年同期比12億円増加し、68億円となりました。
※部分直接償却は実施しておりません。
6,890
百万円
中間純利益
中小企業の経営支援に関する取組み方針
金融円滑化への取組みについて
肥後銀行は、企業理念の実現に向け、
「お客様を有難いと思う心」
「話す前にお聞きすること」
「可能な限りお客様の実情に
合わせようとする努力」
「明快なクイックレスポンス」
「お断りや条件交渉はそのわけを迅速・明確・丁重に」という「融資取
引に係る5つの大切」を策定し、これまで取り組んでまいりました。
今後も「金融の円滑化に関する基本方針」に基づき、取組みをさらに強化してまいります。
「金融の円滑化に関する基本方針」より抜粋
<経営改善に向けた積極的な支援>
お客様への継続的な訪問等を通じて、お客様の経営実態に応じて経営改善に向けた積極的な支援を行います。特に、中小
企業のお客様からご依頼がある場合には、事業に関する改善計画等の策定を支援するとともに、計画を策定した場合には、
進捗状況の把握に努め、必要に応じて助言等を行います。
詳しくは、肥後銀行ホームページをご覧ください。http://www.higobank.co.jp
中小企業の経営支援に関する態勢整備の状況
経営支援・事業再生支援強化のため、ファンド運営会社との提携、中小企業再生支援協議会との協力など、経営支援・事業
再生支援へ向けた環境を整備してまいりました。
また、地元企業への支援を充実させるため、外部専門家や県内の関係機関との連携も図りながら、コンサルティング機能
の一層の発揮に努め、経営改善支援態勢の強化に取り組んでおります。
中小企業の経営支援に関する取組み状況
創業・新規事業開拓の支援
独自の技術や特色ある商品をもって創業しようとするお客様や、成長が期待される新たな事業に進出されるお客様等に
対し、融資の対応に加え、各種情報の提供、外部専門家との連携による支援、関連会社である肥銀キャピタル株式会社を通
じたコンサルティング業務等により事業の成長を総合的にサポートしております。
特に、創業期における資金ニーズについては、創業者や新事業を展開するお客様に対して、熊本県や熊本市の制度融資を
活用しており、平成29年度上期は、101件の対応を致しました。
また、融資以外でも一般財団法人熊本県起業化支援センターと連携して、資本性資金のサポートも実施しております。
ライフステージに応じた各種支援
法人営業部において、企業の創業や成長をサポートするため、業種ごとに特化した担当者を配置し、お客様の資金需要、
経営効率化、販路拡大等に関して専門的な支援を行っております。
昨今ご相談が増えている事業承継対策やM&Aについては、専門スタッフが、グループ会社や外部専門家と連携し、アド
バイスや提案、コンサルティング業務などの支援を行っております。
また、平成29年度上期は、熊本地震で被害を受けた企業の復旧・復興を支援するため、
「くまもと復興応援ファンド」
「く
まもと未来創生ファンド」等の各種震災対応ファンドを活用し、12件20億円、その他地域活性化ファンド等を活用し、7件
4億円の合計19件24億円の投資決定を致しました。
今後も、“ふるさと熊本”の一日も早い復旧・復興に向け、積極的に取り組んでまいります。
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
肥
後
銀
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
経営改善・事業再生・業種転換等の支援
〇熊本県中小企業経営支援連携会議との連携強化
熊本県信用保証協会を事務局として設置された、熊本県中小企業経営支援連携会議(通称「がんばろう!くまもと経営
支援ネットワーク」)に参加し、地場企業の再生支援を通じて地域経済の活性化に取り組んでおります。
〇事業再生ファンドの活用
事業再生ファンドへの出資や、熊本県中小企業経営支援連携会議の幹事団体8機関と共同で、ルネッサンスキャピタ
ル株式会社と業務協力協定を締結する等、取引先企業の再生に向けた取組みを強化しております。
地域の活性化に関する取組み状況
<PPP/PFIへの取組み>
公共施設等老朽化問題に積極的に取り組むべく、様々な商品・サービスの提供を通じた官民連携支援を行っております。
上記問題に対するPPP/PFI事業の普及・促進を図る目的として九州FG PPP/PFIプラットフォームのセミナーを2回開
催し、その他、テーマ・対象を絞り込んだ勉強会や各自治体との個別相談会を開催しております。
また、PFI事業への機運が高まりつつある県内自治体の現状を受け、地元企業向けに「事業提案書」の作成方法を学ぶ勉強
会を3回開催するなど、今後も官民連携支援を通して、地方創生の実現に積極的に貢献してまいります。
<自治体の業務改革への取組み>
熊本地震の影響により県内自治体の多くで人員不足が顕在化、業務効率化への取組みが急務となっている中、宇城市と
の「地方創生及びその実現に向けた行政経営改革に関する包括的連携協定」に基づき、総務省「業務改革モデルプロジェク
ト」の採択支援を行いました。RPAを活用した業務改革という全国でも先進的なプロジェクトに同市と連携して取り組ん
でおります。
<ビジネスマッチング・販路拡大支援>
国内外の各種商談会を通じ、お客様の販路拡大支援を実施しております。
国内商談会として、平成29年9月に鹿児島銀行と連携した「南の逸品商談会」に参加し、県内食品関連企業と全国の食品
バイヤーとのマッチングを支援いたしました。さらに、KFG福岡オフィスと連携し、平成29年8月に株式会社マルイ、9月
に株式会社阪急阪神百貨店との個別商談会を福岡で開催し、販路拡大支援をいたしました。
海外においては、中国・上海及びタイ・バンコクにて全国の地方銀行等と連携した「ものづくり商談会」に参加し、県内製
造業関連企業の海外進出支援を行いました。今後も、国内外の様々なネットワークを活用したお客様のビジネスマッチン
グ・販路拡大支援に取り組んでまいります。
<海外展開支援>
お客様の海外展開ニーズに対応するため、国内外でお客様の貿易取引支援、海外進出に対する情報提供等のサポートを
行っております。
タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンでは、現地提携銀行とのネットワークを活用し、お客様の海外展開ニーズに関
するサポートを行っております。
中国では、上海駐在員事務所が現地情報の提供や展示会・商談会に出展する企業のサポートを行っております。
香港では、熊本県が開設している「くまもと香港事務所」に当行行員を1名派遣の上、現地情報収集や輸出支援を行って
いる他、県内農産品輸出を加速化させるべく、平成29年4月に香港現地の食品商社と連携し、熊本県産品を主とした和食
店「櫓杏」をオープンしました。
「櫓杏」を、熊本PRを行うアンテナショップとして位置付け、熊本の食の情報発信や輸出促進を図るとともに、香港を起
点とした海外観光客誘致にも取り組んでまいります。
肥
後
銀
<創業支援に向けた取組み>
新たな成長産業創出のため、官民連携による創業支援事業に取り組んでおります。
平成28年2月に熊本県、熊本大学、熊本県工業連合会及びリバネスと締結した「次世代ベンチャーの発掘・育成に向けた
連携協定」に基づき、県内の創業支援活動を実施しております。
平成29年7月に第2回目となる創業コンテスト「2017熊本テックプラングランプリ」を開催いたしました。前回を上回
る33チームの申込みがあり、書類選考を通過した12チームがファイナリストとしてプレゼンテーションを行いました。
今後も、産学官金による創業支援態勢を構築することにより、起業しやすい環境づくり、研究開発や事業展開に至るまで
の各段階に応じた支援態勢を整え、熊本県の活力創造に寄与してまいります。
<観光活性化に向けた取組み>
熊本県の観光産業を起点とした地域活性化に向け、観光産業振興に向けた取組みを行っております。
平成29年8月に、人吉市、株式会社NOTE、九州旅客鉄道株式会社と「人吉市における歴史的建築物活用に関する連携協
定」を締結し、歴史的建築物を活用した観光活性化に向けた取組みを実施しています。
また、平成28年12月に熊本県と協働して設立した「株式会社くまもとDMC」と連携し、当社WEBサイト「おるとくまも
と」による県内の食や観光の情報発信や着地型旅行商品の協働造成等、地域活性化に資する取組みを実践してまいりました。
今後も、新たな観光資源の発掘や観光客誘致等の支援に加え、
「くまもとDMC」と連携した各種観光施策の展開により熊
本県の地域活性化を支援してまいります。
<農業活性化に向けた取組み>
地域農業の発展に向けて積極的に取り組むべく、様々な商品・サービスや情報提供等を通じた総合支援を行っております。
6次産業化の取組み支援として、平成29年4月に香港でオープンした和食店「櫓杏」を活用したテストマーケティング
等を実施しております。
熊本地震により被災された農業者の方々の資金調達にお応えするため、
「被災農業者向け経営体育成支援事業つなぎ融
資」、畜産牛ABL管理システム「Agri Pro」、
「KFGアグリファンド」等を活用し、多様な資金ニーズへの対応を強化しており
ます。
今後も、鹿児島銀行との経営統合効果を発揮し、グループ一体となって、熊本地震からの創造的復興を支援してまいります。
「経営者保証に関するガイドライン」の活用状況
取組み概要
具体的取組み実績
①新規に無保証で融資した件数(ABL等を活用し、無保証で融資したものは除く)
918件
②経営者保証の代替的な融資手法(ABL等)を活用して融資した件数
0件
③保証契約を変更した件数(保証金額を減額した件数)
0件
④保証契約を解除した件数
124件
うち、代表者の交代時において、旧経営者との保証契約を解除し、かつ、
新経営者との保証契約を締結しなかった件数
0件
うち、代表者の交代時において、旧経営者との保証契約を解除する一方、
新経営者との保証契約を締結した件数
49件
⑤ガイドラインに基づく保証債務整理の成立件数
0件
⑥新規融資件数
6,084件
⑦新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合(①+②)/⑥
15.09%
※中小企業者のお客様に対する件数
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
肥
後
銀
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
中小企業の経営支援に関する取組み方針
取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮
鹿児島銀行は、取引先企業との日常的・継続的なコンタクトを通じて信頼関係を構築し、取引先企業の経営目標・経営課
題の把握・分析を行い、取引先企業のライフステージ等(※)を見極めます。そして、取引先企業の経営目標・経営課題の実
現・解決に向けた主体的な取組みに対して、最適なソリューションを提案・実行します。また取引先企業や連携先と協働し
て、ソリューションの実行及び進捗状況の確認に努め、必要に応じてソリューションの見直しを検討・実施します。
(※)ライフステージ等…企業の発展段階や事業の持続可能性の程度
地域の面的再生への積極的な参画
各種の地域情報を収集・蓄積し、地域経済の課題や発展の可能性を把握・分析し、地域全体への波及効果の高い、地域基幹
産業への取組みを強化します。
地域やお客様に対する積極的な情報発信
地域密着型金融の取組みを、積極的かつ具体的に情報発信し、地域やお客様からの信認確保に努めます。
中小企業の経営支援に関する態勢整備の状況
▲
取引先企業と日常的・継続的にコンタクトを図り、経営目標や経営課題を把握・分析するとともに、目利き機能向上に
向けた人材育成を行い、取引先企業のライフステージ等の見極めに努めました。
▲
取引先企業が、自らの経営目標や経営課題を認識できるように適切に助言し、取引先企業の主体的な取組みを促進し
ました。経営改善支援先に対しては、経営改善計画の策定段階から助言を行うなど、実効性のある支援を実施しまし
た。また、必要に応じて外部専門家、外部機関等と連携し対応しました。
▲
取引先企業の事業の永続性と収益拡大につながる「営業利益改善支援活動(※)」を推進し、経営コンサルティング、営
業支援等、取引先企業にとって最適なソリューションを提供しました。また、必要に応じて外部専門家、外部機関等と
連携し対応しました。
(※)営業利益改善支援活動… 地域金融機関として単なる資金仲介に留まることなく、地域のお客様の営業利益を増加させるべく、経営 コンサルティング、営業支援等のソリューションを提供することで、お客様の満足・信頼を得て、取引拡大 を図るビジネスモデル。
▲
取引先企業等との協働によりソリューションを実行し、継続的にモニタリングを行うことにより、進捗状況の管理の
徹底に努めました。また、必要に応じて取引先企業や連携先と協働してソリューションの見直しを実施しました。
鹿
児
島
銀
中小企業の経営支援に関する取組み状況
取引先企業と日常的・継続的にコンタクトを図ることで、経営目標や経営課題を共有し、それらの実現・解決に向けた取
組みを行いました。また、営業利益改善支援活動を推進し、経営コンサルティングや営業支援等、取引先企業にとって最適
なソリューションを提供するとともに、継続的にモニタリングを行い進捗状況の確認に努めました。
創業・新規事業開拓の支援
取組み概要
具体的取組み実績
創業・新事業支援融資
件数 11件/金額 63百万円
融資部による営業店への臨店指導の実施
33ヶ店
融資トレーニー(※)の実施
(※)融資トレーニー制度… 営業店の行員が一定期間、融資部で実習
を受ける制度
受講者数 6名
成長段階における支援
取組み概要
具体的取組み実績
ビジネスマッチングの成約件数
成約件数 170件
動産・債権譲渡担保融資の実績
先数 762先/残高 105,358百万円
うち売掛債権担保融資
先数 25先/残高 2,884百万円
うち動産担保融資
先数 737先/残高 102,475百万円
海外進出支援および海外ビジネス支援の取組み先数
支援取組み先数 30先
営業支援部による事業・金融ソリューションに関する
営業店支援の実施
実施件数 1,460件
事業・金融ソリューション機能の発揮
(事業承継、M&A相談件数)
(事業承継151件、M&A36件)
相談件数 187件
経営改善・事業再生・業種転換等の支援
取組み概要
具体的取組み実績
中小企業再生支援協議会の活用
再生計画策定先数 5先
相談持込先数 3先
融資部事業再生支援室による経営改善支援先
に対しての、継続的モニタリングの実施
実施回数 539回
経営改善支援先への経営改善支援の実施
■
経営改善支援先への取組み
期初債務者数 (正常先を除く)
【A】
Aのうち 経営改善 支援取組み先
【B】
Bのうち期末に 債務者区分が ランクアップ
した先 【C】
Bのうち 再生計画を 策定した先
【D】 4,065先 146先 4先 113先 経営改善支援取組み率(B/A) 3.6% ランクアップ率(C/B) 2.7% 再生計画策定率(D/B) 77.4%
(平成29年9月30日現在)
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
鹿
児
島
銀
中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組みの状況
地域の活性化に関する取組み状況
地域経済全体の活性化に寄与していくため、地域全体への波及効果の高い、地域基幹産業への取組みを強化しました。ま
た、地域経済活性化に向けた地域情報の収集や地域振興イベントに積極的に参加しました。
取組み概要
具体的取組み実績
成長分野への取組み強化
農林水産分野の融資先数・融資残高
(平成29年3月末比 +13先/+24億円)
先数 2,269先/残高 1,085億円
医療介護分野の融資先数・融資残高
(平成29年3月末比 +19先/△32億円)
先数 1,516先/残高 2,367億円
環境分野の融資先数・融資残高
(平成29年3月末比 +47先/+7億円)
先数 994先/残高 803億円
地域経済の活性化、産業振興を、官民協働で支援する
ため、鹿児島県内自治体と包括的業務協力協定を締結
○包括的業務協力協定締結先
日置市・薩摩川内市・南さつま市・垂水市・鹿屋市
○地方創生に係る相互協力及び連携に関する協定先
南九州市・さつま町・霧島市
ABL融資(牛・豚・馬)の融資先数・融資残高
先数 80先/残高 316億円
国内、海外における商談会・展示会の実施
実施回数 4回
産学金協働による地方創生に向けた取組みの実施
県内高等教育機関8校と「地方創生への取組みに関する連
携協定」を締結し、連携強化へ向けたプラットフォーム(通
称:ネクストかごしま)を設立
《県内高等教育機関》
鹿児島大学、鹿児島国際大学、志學館大学
鹿児島純心女子大学、第一工業大学
鹿児島純心女子短期大学、鹿児島女子短期大学
鹿児島工業高等専門学校
(平成29年9月30日現在)
「経営者保証に関するガイドライン」の活用状況
「経営者保証に関するガイドライン」の趣旨を踏まえ、経営者保証に依存しない融資の一層の促進を図るとともに、
「経営
者保証に関するガイドライン」で示された合理性が認められる保証契約の在り方に基づく対応に努めました。
取組み概要
具体的取組み実績
①新規に無保証で融資した件数(ABL等を活用し、無保証で融資したものは除く)
1,161件
②経営者保証の代替的な融資手法(ABL等)を活用して融資した件数
0件
③保証契約を変更した件数(保証金額を減額した件数)
0件
④保証契約を解除した件数
271件
うち、代表者の交代時において、旧経営者との保証契約を解除し、かつ、
新経営者との保証契約を締結しなかった件数
4件
うち、代表者の交代時において、旧経営者との保証契約を解除する一方、
新経営者との保証契約を締結した件数
97件
⑤ガイドラインに基づく保証債務整理の成立件数
0件
⑥新規融資件数
6,937件
⑦新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合(①+②)/⑥
16.74%
※中小企業者のお客様に対する件数
鹿
児
島
銀
(3)鹿児島銀行
氏名又は名称 所有株式数(千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
株 式 会 社 九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ 209,816 100.00
資本金
360億円
資本金の状況
発行可能株式総数
普通株式
1,000,000,000株
発行済株式総数
普通株式
463,375,978株
株式の総数
大株主の状況
氏名又は名称 所有株式数(千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
一 般 財 団 法 人 岩 崎 育 英 文 化 財 団 20,936 4.51
明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 18,568 4.00
日 本 ト ラ ス テ ィ・ サ ー ビ ス 信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 ) 13,587 2.93
株 式 会 社 福 岡 銀 行 12,620 2.72
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 9,521 2.05
日 本 マ ス タ ー ト ラ ス ト 信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 ) 9,393 2.02
宝 興 業 株 式 会 社 8,258 1.78
鹿 児 島 銀 行 従 業 員 持 株 会 7,624 1.64
岩 崎 産 業 株 式 会 社 7,616 1.64
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社 7,361 1.58
(2)肥後銀行
(1)九州フィナンシャルグループ
氏名又は名称 所有株式数(千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
株 式 会 社 九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ 230,480 100.00
(平成29年9月30日現在)
(注1)持株数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
(注2)当社は自己株式8,861,374株を所有しておりますが、当該自己株式は議決権の行使が制限されるため、上記から除いています。 なお、発行済株式総数に対する割合は1.91%です。
資料編(九州フィナンシャルグループ)
営業の概況(連結)
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ
業績の状況
当中間連結会計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日)の国内経済は、海外景気の緩やかな回復等を背景に、
輸出及び生産は持ち直しました。公共投資は底堅い動きが続き、堅調に推移しました。住宅投資は弱含んでいたものの、
その後横ばいとなり、設備投資は持ち直しました。また、企業収益が高水準で推移する中、雇用情勢・所得環境が改善
し、個人消費は緩やかに持ち直すなど、全体としては緩やかな回復基調が続きました。
こうした経済環境のもと、円相場は1ドル110円を前後する水準で推移しました。中東や北朝鮮情勢などを背景に下
落していた日経平均株価は、好調な米国経済や国内企業の業績改善期待などを反映し、20,300円台まで持ち直しまし
た。
地元経済におきましては、生産活動は電子部品関連でスマートフォン・自動車関連向けが堅調に推移するとともに、
雇用情勢の改善が続き、消費関連も持ち直すなど、全体として持ち直しました。また、観光関連は昨年の熊本地震の影
響から回復し、インバウンド客も増加基調で推移しました。ただ夏場以降は昨年の「九州ふっこう割」の反動減などで
弱含みの動きが見られました。
〔経営成績〕
当中間連結会計期間の経営成績につきましては、経常収益は国債等債券売却益の減少によるその他業務収益の減少等
により、前年同期比45億64百万円減少し824億65百万円となりました。
一方、経常費用は、貸倒引当金繰入額の減少によるその他経常費用の減少等により、前年同期比124億29百万円減少
し635億47百万円となりました。
この結果、経常利益は前年同期比78億64百万円増加し189億18百万円となりました。また、親会社株主に帰属する
中間純利益は前年同期比52億82百万円増加し127億31百万円となりました。
〔財政状態〕
総資産は前連結会計年度末比1,528億円増加し9兆7,914億円となり、純資産は前連結会計年度末比158億円増加し
6,308億円となりました。
主要勘定の残高につきましては、預金は前連結会計年度末比246億円増加し7兆9,269億円、譲渡性預金は前連結会
計年度末比330億円増加し4,131億円となりました。
貸出金は前連結会計年度末比1,891億円増加し6兆2,596億円となりました。
有価証券は前連結会計年度末比1,183億円減少し2兆4,582億円となりました。
主要な経営指標等の推移(連結)
単 位 平成28年9月期 平成29年9月期 平成28年3月期 平成29年3月期
連 結 経 常 収 益 百万円 87,030 82,465 131,224 172,216
連 結 経 常 利 益 百万円 11,053 18,918 25,606 21,532
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 中 間 純 利 益 百万円 7,449 12,731 ― ―
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 百万円 ― ― 108,471 14,602
連 結 中 間 包 括 利 益 百万円 10,346 18,540 ― ―
連 結 包 括 利 益 百万円 ― ― 99,452 15,336
連 結 純 資 産 額 百万円 612,918 630,843 605,309 615,035
連 結 総 資 産 額 百万円 9,379,343 9,791,405 8,939,965 9,638,577
1 株 当 た り 純 資 産 額 円 1,325.22 1,369.24 1,308.94 1,334.98
1 株 当 た り 中 間 純 利 益 金 額 円 16.38 28.01 ― ―
1 株 当 た り 当 期 純 利 益 金 額 円 ― ― 316.70 32.12
潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 た り 中 間 純 利 益 金 額 円 ― ― ― ―
潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 金 額 円 ― ― ― ―
自 己 資 本 比 率 % 6.4 6.3 6.6 6.2
連 結 自 己 資 本 比 率 (国 内 基 準) % 12.81 12.27 12.86 12.38
連 結 自 己 資 本 利 益 率 % 2.4 4.1 24.2 2.4
連 結 株 価 収 益 率 倍 20.9 12.3 2.0 21.2
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 百万円 313,900 △252,486 △77,324 295,430 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 百万円 △141,848 146,233 37,950 130,489
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 百万円 △2,728 △2,723 △3,601 △5,598
現金及び現金同等物の中間期末(期末) 残高 百万円 490,055 632,080 320,712 741,053
従 業 員 数
〔外、 平 均 臨 時 従 業 員 数〕 人 〔941〕4,684 〔895〕4,817 〔962〕4,685 〔935〕4,648
(注)1.当社及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2.当社は、平成27年10月1日設立のため、平成27年9月期以前の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
3.当社は、平成27年10月1日付で株式会社肥後銀行(以下、「肥後銀行」という。)と株式会社鹿児島銀行(以下、「鹿児島銀行」という。)の経営統合にともない、両行の 共同持株会社として設立されました。設立に際し、肥後銀行を取得企業として企業結合会計を行っているため、平成28年3月期(自 平成27年4月1日 至 平成28年 3月31日)の連結経営成績は、取得企業である肥後銀行の平成28年3月期の連結経営成績を基礎に、鹿児島銀行の平成27年10月1日から平成28年3月31日までの連結 経営成績を連結したものとなります。
4.「潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額」は、潜在株式がないため記載しておりません。 5.自己資本比率は、((中間)期末純資産の部合計-(中間)期末非支配株主持分)を(中間)期末資産の部の合計で除して算出しております。
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ
中間連結財務諸表等
※中間連結貸借対照表、中間連結損益計算書、中間連結包括利益計算書、中間連結株主資本等変動計算書及び中間連結キャッシュ・フロー計算書につきましては、金融商品取引法 第193条の2第1項の規定に基づき有限責任監査法人トーマツの監査証明を受けております。
中間連結貸借対照表
(単位:百万円)科
目
平成28年9月期(平成28年9月30日現在) 平成29年9月期(平成29年9月30日現在)
金 額
金 額
資産の部
現
金
預
け
金
492,678
635,061
コ ー ル ロ ー ン 及 び 買 入 手 形
223
110,354
買
入
金
銭
債
権
9,422
8,820
特
定
取
引
資
産
2,017
1,506
金
銭
の
信
託
19,364
17,521
有
価
証
券
2,786,848
2,458,241
貸
出
金
5,833,313
6,259,604
外
国
為
替
14,989
15,228
リ ー ス 債 権 及 び リ ー ス 投 資 資 産
46,858
50,429
そ
の
他
資
産
101,335
157,665
有
形
固
定
資
産
90,862
91,764
無
形
固
定
資
産
9,436
9,600
退 職 給 付 に 係 る 資 産
4,900
7,031
繰
延
税
金
資
産
913
1,027
支
払
承
諾
見
返
32,136
33,459
貸
倒
引
当
金
△65,957
△65,910
資
産
の
部
合
計
9,379,343
9,791,405
負債の部
預
金
7,768,347
7,926,927
譲
渡
性
預
金
338,440
413,195
コ ー ル マ ネ ー 及 び 売 渡 手 形
284
23,000
売
現
先
勘
定
―
76,181
債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 金
314,369
313,945
特
定
取
引
負
債
18
12
借
用
金
228,374
281,585
外
国
為
替
110
119
そ
の
他
負
債
54,703
67,095
退 職 給 付 に 係 る 負 債
11,529
7,636
睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当 金
1,499
1,648
偶
発
損
失
引
当
金
559
470
繰
延
税
金
負
債
11,863
11,103
再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債
4,188
4,180
支
払
承
諾
32,136
33,459
負
債
の
部
合
計
8,766,425
9,160,561
純資産の部
資
本
金
36,000
36,000
資
本
剰
余
金
191,686
194,112
利
益
剰
余
金
330,703
345,152
自
己
株
式
△3,601
△3,601
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ
中間連結損益計算書
(単位:百万円)科
目
(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)
平成28年9月期
(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)
平成29年9月期
金 額
金 額
経
常
収
益
87,030
82,465
資
金
運
用
収
益
47,712
48,499
(う ち 貸 出 金 利 息)
(34,984)
(34,666)
(う ち 有 価 証 券 利 息 配 当 金)
(12,524)
(13,652)
役
務
取
引
等
収
益
11,107
10,597
特
定
取
引
収
益
0
12
そ
の
他
業
務
収
益
23,310
18,231
そ
の
他
経
常
収
益
4,900
5,124
経
常
費
用
75,976
63,547
資
金
調
達
費
用
3,593
3,523
(う
ち
預
金
利
息)
(892)
(729)
役
務
取
引
等
費
用
4,169
4,519
特
定
取
引
費
用
50
0
そ
の
他
業
務
費
用
16,458
15,083
営
業
経
費
40,668
38,792
そ
の
他
経
常
費
用
11,035
1,629
経
常
利
益
11,053
18,918
特
別
利
益
1
0
固
定
資
産
処
分
益
1
0
特
別
損
失
507
86
固
定
資
産
処
分
損
20
23
減
損
損
失
487
63
税 金 等 調 整 前 中 間 純 利 益
10,547
18,832
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
6,844
6,711
法
人
税
等
調
整
額
△3,968
△799
法
人
税
等
合
計
2,876
5,912
中
間
純
利
益
7,671
12,920
非 支 配 株 主 に 帰 属 す る 中 間 純 利 益
222
188
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 中 間 純 利 益
7,449
12,731
中間連結包括利益計算書
(単位:百万円)科
目
(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)
平成28年9月期
(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)
平成29年9月期
金 額
金 額
中
間
純
利
益
7,671
12,920
そ の 他 の 包 括 利 益
2,674
5,619
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金
313
4,530
繰
延
ヘ
ッ
ジ
損
益
1,612
619
退 職 給 付 に 係 る 調 整 額
748
469
中
間
包
括
利
益
10,346
18,540
(内訳)
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ
中間連結株主資本等変動計算書
平成28年9月期(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
36,000
191,686
325,977
△3,600
550,063
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,727
△2,727
親会社株主に
帰属する中間純利益
7,449
7,449
自己株式の取得
△0
△0
自己株式の処分
△0
0
0
土地再評価差額金の
取崩
3
3
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計
―
△0
4,725
△0
4,725
当中間期末残高
36,000
191,686
330,703
△3,601
554,788
その他の包括利益累計額
非 支 配
株主持分
純資産合計
そ の 他
有 価 証 券
評価差額金
繰延ヘッジ
損
益
土地再評価
差 額 金
退職給付に
係
る
調整累計額
そ の 他 の
包 括 利 益
累計額合計
当期首残高
53,041
△7,702
6,109
△6,574
44,873
10,372
605,309
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,727
親会社株主に
帰属する中間純利益
7,449
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
0
土地再評価差額金の
取崩
3
株主資本以外の項目の
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ
平成29年9月期(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
36,000
194,112
335,146
△3,601
561,657
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,727
△2,727
親会社株主に
帰属する中間純利益
12,731
12,731
自己株式の取得
△0
△0
自己株式の処分
0
0
0
土地再評価差額金の
取崩
1
1
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計
―
0
10,006
△0
10,006
当中間期末残高
36,000
194,112
345,152
△3,601
571,663
その他の包括利益累計額
非 支 配
株主持分
純資産合計
そ の 他
有 価 証 券
評価差額金
繰延ヘッジ
損
益
土地再評価
差 額 金
退職給付に
係
る
調整累計額
そ の 他 の
包 括 利 益
累計額合計
当期首残高
45,937
△3,580
6,088
△3,332
45,112
8,265
615,035
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,727
親会社株主に
帰属する中間純利益
12,731
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
0
土地再評価差額金の
取崩
1
株主資本以外の項目の
資
料
編
九 州 フ ィ ナ ン シ ャ ル グ ル ー プ