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「武庫川がっこう」の目的と活動実績 共生のひろば 11号 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

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Academic year: 2018

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共生のひろば 2016 年3月  86

図 3 武庫川スケッチ入選作品の一部 図 1 当会の活動理念と実践

図2 実施してきた事業概要

武庫川スケッチ入選作品の一部

図3 武庫川スケッチ入選作品の一部

「武庫川がっこう」の目的と活動実績

田村博美・大塚俊光(武庫川がっこう)

はじめに

市民活動団体「武庫川がっこう」は設立 3 年半ほどの組織で あるが、一般的な環境側面からの調査や分析などとはひと味違

た活動を目的としている。活動範囲は武庫川を中心として周り の街や田園、集落、自然など幅広い。

活動理念と目的

当会の活動理念は<武庫川とまちは一体>であり、武庫川が

良くなるとまちも良くなり、街が美しく魅力的になると武庫川

の環境や景観もよくなることを目指している。

河川についてはややもすると自然科学的な側面からの活動が 多い。当会では武庫川とまちの景観・風景、河川敷地の有効活 用と地域をよく知るといった側面から活動している。河川は県

管理、まちはそれぞれの市管理という縦割りによる制約も起因 し、流域を見渡しても周りの土地利用と河川空間の一体的活用 という視点からの地域づくりの事例は少ない。このような中で

武庫川に関心を持ち、暮らしや教育の中で武庫川の河川空間を 実感・活用し、災害時においても自助、共助の対応が出来、 しいては武庫川づくりの担い手育成やより魅力的な地域づくり

が進むことを期待し活動している。

方法

武庫川に関心を持ってもらい幅広い活動に参画してもらう方法として、①守る②育てる③活かす④ 学ぶという4 つの視点から活動を行っている。その拠点として武庫川下流域に数多く立地している福 祉施設や福祉系学校、民間福祉施設群と河川空間の結びつけに着目し、河川敷地に「むこにゃん広場

」を整備し活動拠点とした。広場や花畑整備は県市とアドプト制度による提携を行い実施している。 広場を利用し、市民や福祉施設入所者、学校などが楽しく交流できるイベント「武庫川のへそカー ニバル」を 2 回/年実施、「こども川博士講座」を設け武庫川や流域の自然環境に親しみ体験できる活

動、武庫川のカヌー大会、プロジェクトウエットによる環境やリスク回避体験なども実施している。 また、近くの小学校低学年を対象とした「

環境学習支援」、市民対象の「武庫川探訪」

「武庫川とまちの勉強会」も実施している。 2014 年度には「第 1 回武庫川のええとこス

ケッチ作品」を募集し、203 点の応募作品の 中から沿川 4 市での展示、市民投票を経て入 選作品を選定した。延べ 1000 名以上の市民が

訪れ高い評価であった。

結果と考察

環境という概念を幅広く捉え、「地域の魅 力づくり」といった視点から幅広い複合的活

参照

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