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琉球列島周辺海域の海底地形について

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琉球列島周辺海域の海底地形について

著者

東川 勢二, 西 徹, 有馬 純宏

雑誌名

鹿児島大学水産学部紀要=Memoirs of Faculty of

Fisheries Kagoshima University

21

1

ページ

63-70

別言語のタイトル

Submarine Topography of Ryukyu Islands and its

Adjacent Region

(2)

Mem・Fac・Fish.,KagoshimaUniv・ Vol、21,No.1,pp、63∼70(1972)

琉球列島周辺海域の海底地形について

東 川 勢 二 ・ 西 徹 ・ 有 馬 純 宏 * SubmarineTopographyofRyukyulslandsandits

AdjacentRegion

SeijiHIGAsHIKAwA,ToruNIsHI andSumihiroARIMA* Abstract Fromtheresultsofechosoundingalongthel25oElongitudecoveringtheareasofthe PhilippineBasin,RyukyuTrench,Ryukyulsland-ridges,OkinawaTrough-likeBasin,Con-tinentalS1opeandContinentalShelfoftheEastChinaSea,thefollowingcharacteris↑ic featureswerefound、 1.ThePhilippineBasinfrom20.-00.0ノNto21o-10.0ノNsounded5700−5900mindepth andwithonlyveryslightrelief,buttherefromnorthwardsto22o-00.0ノN,thedepthbecomes 700-800mthusshowingahighreliefofthebottomconfguration・ Fromthemarginalareaofthetrench,totheRyukyuTrenchthebottomtopographyis irregularandtheslopeisrathergentle、 2.OnthesouthernslopeoftheRyukyuIsland-ridgesthedepthsat2400mand5900m revealstep-topography,abovewhichtheslopeinclinesat3oand5o−30ノ,respectively、 3.At25.-00.0ノN,125.-00.0ノEabout30kmwest-north-westofMiyakolslandarugged topographyexists,andthestructuraltopographyofMiyakoPositiveisexhibited、 4.TheOkinawaTrough-1ikeBasinshowsaratherfiattopography,andatitscentral partsexistsasubmarineridgewhosesummitmeasures850minheightandtheshallowest partisat25o-34.8ノN,125.-03.8ノEwherethedepthrecordedisll99m、 5.At85kmnortheastofCapeSekibiSyoistheSekibiSyoNortheastSpur(tentative name)extendingsoutheastthecontinentalshelf・Atitscentralpartisasaddle-shaped depressedarea、 6.Onthecontinentalshelfat50−70mandat90−110misdevelopedaterracetopogra− phy. 緒 巨 近年海底漁場の開発,舟状海盆,海溝や海嶺の形態ならびに海洋底地球物理学的諸問題解明のた めにも正確な水深および詳細な海底地形の測量が必要とされている. 従来日本周辺海域の海底地形については主として海上保安庁水路部が中心になり調査が進められ てきた.特に昭和42年度より水路部では日本周辺の海底の地形,地質,地磁気,重力等の調査結果 を“海の基本図,,として刊行しているが,それが現在一部分ではあるが大陸棚開発の基礎資料とし て活用される段階にある. 日本近海の海底地形についてはまだ詳細な調査が全面的に行き届いていないのが現状である. 筆者等は1965年より1968年までの国際黒潮共同調査(C、S、K)期間および1971年度練習船“か 率鹿児島大学水産学部練習船かごしま丸(TrainingshipKagoshimaMaru,FacultyofFisheries, KagoshimaUniversity)

(3)

OKlNAWAS1MA 64 ⑨ 26 ごしま丸,,遠洋練習航海の際琉球列島およびその周辺海域で測深を行なったが,その資料*をまと め,ここに当海域の海底地形の概要を報告する. 測深海域および調査方法 調査は1965年および1966年度国際黒潮共同調査(C、S、K)の際125・Eの経度線に沿って20.N から32.Nまでの720海里(1333.44km)の範囲1967年と1968年度前記調査航海および1971年 度遠洋練習航海の際に主に赤尾喚北東海域の大陸棚斜面,沖縄 1 2 3 。 1 2 ず I 2 7 E ‐ I f L , I - p 奉 今 へ 玲 ↓ 壬 へ 頚 1 1 通 言 田 っ に 垂 参 み こ 手 = 争 戸 / 面 ; − 1 、 号 田 フ k 2 警 塗 孝 二 手 巽 舟状海盆の海域の測深調査を行なった(Fig.1).調査を行な うにあたり水路部発行の海図210号,1002号で,調査計画を立 て,またB、A・No.2412,H、O・No.5485およびScripps lnstitutionofOceanography,No.2404N,No.2405N 等の海図,海底地形図を参考海図として用いた. 調査には主として中深海音響測深機(NipponE1ectricCo., Ltd、13KHz,200KHz)を使用し,他にMarineGraph (NipponE1ectricCo.,Ltd、24KHz),GroundAce(Fu‐ runoElectricCo.,Ltd、28KHz,200KHz)の器機を併用 した.これらの器機によって得られる水深の読承取りの最少単 位は1mとし,音速補正を行なった.また測深位置の決定は 10分間隔で行ない,この間の水深は図上距離を比例配分して 等深線を描くという方法を用いた.また位置決定には陸上物標 が使用し得る地域ではRadarを主として使用し,沖合では測 位精度を高めるためLoran-A測定機を2台同時に用いた.ま た沖合での測位精度を評価するため陸岸近くでLoran-Aと Radarの同時測定を行なった.その結果最大距離誤差は1.0浬 以内であった. SEKIB1SYO・ SENKAKURETTO

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◎ 30 30° EAST l N A S E A 2『 2ざ 鹿児島大学水産学部紀要第21巻第1号(1972) ◎ 20 26P 20。 VAKOS1MA ” 24. ◎ 22 22。 クロ ーク0 PHILIPPlNE 1f■号一志一一両戸E--J18P フ ィ リ ッ ピ ン 海 盆 の 地 形 フィリッピン海とは東側を伊豆,小笠原およびマリアナ海嶺 窯一部はTheFacultyofFisheries,KagoshimaUniversity〔1970):OceanographyDataofC.S、K として報告されている.

Fig.1.Mapshowingtheareaに境され,南東および南側はヤップ,パラオ海嶺に囲まれて,

studiedbyechosounding・ 北より西側は日本列島南西部,琉球列島,フィリッピン諸島に 区画された海域をいう.当海域は中央部を南北に走る九州パラオ海嶺により西側のフィリッピン海 盆と北東側の四国海盆,東縁の西マリアナ海盆に三分割される').そのうちフィリッピン海盆の北西 部の20.N,125.Eの地点より32.N,125.Eの地点までの125.Eの経度線上に沿って測深を行なっ た(Figs、2∼6).最初の地点(20.N,125.E)での水深は5883mで,この地点より北方へ約140 kmの間は全般に水深5600∼5900mで,比較的平坦な海底地形となっている.しかし20.-03.4′ N,125.-00.3'Eの地点においては多少浅くなり5214mの水深を示し,海山状になっている.次 いで21.-15.0'N,125.-00.0'Eの地点より22.-02.0'N,125.-00.0'Eの地点までの間は水深5,200

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∼6000mと起伏の多い海底を示している(Fig に南北約12kmにわたって水深5200mの海E mと5904mの比深約700mの凹地形があ る.22・-00.0'N,125.-00.0'E付近の地域は起伏 に富んだ地形となっている.これはHess,H・ H(1948)2)によると21.-40.0'N,125.-34.00'E の地点に存在する水深2370mの海山から西方 へのびる一連の海山群の高まり,沖大東海嶺の 西からルソン島東北部に続く大東一ルソン海膨 の西端,あるいは台湾東方より南々東方向へ延 長するCentralBasinFaultの延長部にあた る地域のためであると考えられる.22.-02.0'N, 125。-00.0'Eの地点より北部は海溝周辺隆起帯 とふられ,大洋底から海溝への移行は漸移的 で,その傾斜は平均1°の緩傾斜面となってい る.これは日本海溝,千島カムチャッカ海溝, フィリッピン海溝等のそれに比較してやや緩傾 斜である.海溝の中心域は23.-09.0'N,125。-00.0'Eの地点で,最大水深は6624mである. またその海溝底はかなりの平坦面を有する. 琉球海溝は宮古島南東方の隆起帯,海山群, 奄美大島南東方の海山群により北部,中部,南 部の三海溝に分けられる.等深線図(Fig.2) によると23.-15.0'N付近より23.-40.0'Nま での約46kmの地域では水深が4,500∼6,000 m で 等 深 線 が 北 々 西 か ら 南 々 東 の 方 向 に 伸 び ている.そしてその斜面は23°の急斜面であ る.これは宮古島南東の隆起帯および海山群の 南西側斜面の地域,即ち南部海溝の北東側斜面 にあたる地域で何らかの地質構造の影響が地形 に表われた結果であろうと推定される. 琉球列島海嶺の南側斜面には水深2400mの 地点と水深5900mの二地点に大規模な階段状 地形が認められる.これらの階段状地形の直上1 (Fig.6.A∼B).21.-43.0'N,124.-59.0'Eの地点を中心 の海丘が存在し,その北および南側にはそれぞれ水深5951 124-40E12ざ1232512典OE125。123925.. 。 一ヒエ○○一。、。②○可○肉。 2f ・ 韻 ? ロ ム 卿 0 ・ ・ 7044..50066960.・5591 “02..56ム] 6955..兜52 6971..976〕 6329..鋤乃 6602.,鵠“ 62〕6. 6]18.,6626 6613.6碑6 6571.6詔1 6677..6464 6642】・‘〕‘・鶏 識;、瀞 615].・6060 61喝淵 ・9997 5997..§668 6029..弱弱 5967. 56ら3..596s 5747. 56〕〕。568L 5576.・5617 5 6 ” 。 ・ 5 6 羽 566▲。。”汚 弱 弱 。 。 “ 7 8 5 5 9 1 . ・ 鋤 “ 5 5 4 1 . ・ 5 お 5

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6500-三戸−6500 6500−−−−6500 2ず 23° 東川・西・有馬:琉球列島周辺海域の海底地形について 地形が認められる.これらの階段状地形の直上部分の斜面傾斜はそれぞれ3.と5.-30'である(Figs 2,6).星野,岩淵,青木(1970)3)によれば千島,カムチャッカ海溝,日本海溝,フィリッピン海溝で も同じように階段状地形の直上の部分で急傾斜となっていることが指摘されている.また三陸沖の 日本海溝では大陸側で平均4.,大洋側で1。の傾斜,千島,カムチャッカ海溝では大陸側で5。∼ 9.,大洋側で3.∼4.の傾斜であるが,琉球海溝ではこれに比較して大陸側,大洋側ともやや緩斜面と なっていることがわかる.これは海溝水深が約6600mとあまり深くないためと考えられる.水深 2f 26N Fig.2.Soundingdataandbathymetric chartofthePhilippineBasinandthe RyukyuTrench,from20.-00.0ノNto 23.-30.0ノN、 ○ 21 2 1° 5500つ 6000コ...c5500 2『N

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、 125.5 12乱50il24L2dE ◎ 125 12ざ 12420E 0 2000 2 2曲。 扉40 Fig.3.SoundingdataandbathymetricchartoftheOkinawaTrough−1ikeBasin anditsadjacentregion,from23.-30.0'Nto26.-40.0'Nザ 2 1&]. 170. t7フ。 178. 177. 078. 179。 179。 178。 19]。 215. 2eら。 。57. 207. 18ア。 18ア. 205。 22う・ 1.50 ・1327 ・1397 .1“7 ・1ム&7 ・1632 ・17, .1弘7 177コ ’1982 .2025 ・20]7 ・2び57 ・2047 ・20〕7 凶n4U 0 2 .【X5.1【 ◎ 26 2ざ 鹿児島大学水産学部紀要第21巻第1号(1972) 2600m∼600mまでの間の等深線の屈曲は宮古島およびその周辺隆起帯の影響と承られる(Fig.3). 小西(1965)4)によれば琉球地背斜区は先中新世基盤岩類からゑて幾つかの帯状構造が存在しまた 宮古山稜(MiyakoPositive)はこれら帯状構造のうちの石垣累帯,本部累帯,国頭累帯,島尻累 帯に直交して発達している. 本調査海域の25.N,125.E(Fig.3)の地点を中心に起伏の多い複雑な海底地形となっているが この海域は宮古山稜の伸びの方向に一致している.このことは前述の構造地形の当海域への延長を 示唆するものであろう.しかしながらこのような構造性の地形を琉球列島海嶺の北側斜面に認める ことが出来ても2000m以深の沖縄舟状海盆内には見出すことは困難である.この理由として次の ようなことが推定される.即ち,当海盆では琉球列島海嶺が堰堤となり,この内側,即ち,沖縄舟 状海盆内に中国大陸および付近の島喚より運搬された陸源砕屑物質等が海盆底に埋積し原地形を平 生30N 2 24F ● 25 0 25 P﹄エ。◎一。⑮。@つぐ○園。

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東川・西・有馬:琉球列島周辺海域の海底地形について 67 坦化したためと考えられ,本来の地形は隠されているものと思われる. 沖 縄 舟 状 海 盆 の 地 形 沖縄舟状海盆は琉球列島島孤軸とほぼ平行にまた東支那海大陸棚の東縁に沿って発達している. 海盆底はほぼ水深2000∼2200mで一般的な傾向として海盆底北側,即ち大陸棚斜面下部にて浅く 海盆底南側即ち,琉球列島海嶺下部にて深くなっている傾向でみられるが全体として極めて平坦な 地形となっている(Figs、3.6B∼C).また海盆底南側には水深2200mの狭い溝状の凹地形があ る.それは幅約4kmで北から南へ伸び,さらに南西方向に折れ曲り海盆底南側に沿って存在して いる.海盆中央部にはほぼ長円形をした孤立した比高850mの海丘があり南西より北東方向の距 離は11kmで海丘上の最浅水深は1199mを記録した.この海丘の北西方および東方には周辺凹 地と承られる水深2437mと2366mの深みがみられる. 大 陸 棚 斜 面 の 地 形 赤尾旗北東85km付近には東支那海大陸棚より南東方向に突出した赤尾喚北東海脚(仮称)が存 在する.この海脚は北西より南東方向の距離が40km,北東から南西方向の距離が20kmとほぼ 長方形をしていてその南東端には水深200∼300mの平坦な地形が拡延している.またこの中央部 には最大水深727mの馬蹄形状の凹地があり,600m等深線で囲まれる範囲は北西から南東間距離 が8.5km,北東から南西間距離が7.5km,中央部には南東より北西方に突出した舌状の急崖があ る.地形断面図(Fig.6.F∼G)からみるとこの凹地形の南東側は急斜面で9.-40',北西側は緩斜 面で2.である.この海脚地形および凹地形の成因については明らかではない.しかしTakahashi andChaen(1967)5)によれば26.-00.0'N,125.-00.0'Eの地点の水深50mで流向31.,流速 132cm/secを,また沖縄舟状海盆の中央部25。-30.0'N,125.-00.0'Eの地点の水深150mでは 流速60cm/secより大きいことを指摘している.従ってこのことより黒潮が当海域の大陸棚斜面 の地形に大きな影響をおよぼしていると考えられる.また海盆底より海脚南東端上の間の傾斜は7. の急斜面をなしている.その下部には水深1800∼2000m間に幅13kmの平坦地形がある.また この海脚の北東側で水深1000∼1400mの地域と南西側の水深1400∼1800mの地域に平坦な地形

が存在し,勾配はそれぞれ1.と0.-40′と緩やかである.このように大陸棚斜面下部,即ち沖縄舟

状海盆の北側には幅広い平坦面が発達しているが琉球列島海嶺下部の海盆底南側には殆んど平坦面 がみられず,急に海盆底へ続いているという相異点がある. 大 陸 棚 上 の 地 形

大陸棚の平坦な地形が急に傾斜を増して大陸棚斜面へと変化する地点を一般的に大陸棚外縁

(Shelfedge)と呼んでいる.Shepard,F、P(1963)6)が世界の大陸棚について求めた外縁水深は

平均130mとされている.また日本近海の大陸棚の外縁水深は平均140∼160mである.

東支那海の大陸棚外縁水深は一般に120∼140mとされているが125。Eの経度線に沿った外縁

の深さは260m,また海脚南東側においては240mとかなり深い(Figs、3,6).陸棚上の26.-54.5'N,125・-00.0'Eの地点を中心に小規模な陸棚谷が承られ,その谷軸はほぼ東西に向き,長さ 14km,幅3km,谷頭の水深125m,谷底は水深150mの陸棚上で平坦化されている.谷壁北側 で1.-23',南側では0.-35′と緩やかな傾斜となっている.

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東川(1970)7)はかって当海域陸棚上の平均勾配は0°-01'で極めて平坦な地形であると報告した.

しかしながら28.-29.0'N,125.-00.5'Eの地点には1.-44′の傾斜した地形が見られ,局部的には

必ずしも平坦ではない.この海域の28.-59.0'N,125.-00.3'Eの地点を中心に比深20mの凹地

が,その北東方9kmの付近にも比深20∼25mの凹地が存在する.また水深200mより120m までの水平距離は50kmであるのに対し,これより以浅の地域に関しは等深線10m区間で承る

限り,水深110mより100mでの間が最も長く149kmで殆んど平坦面に近い(Fig.4).水深

80mより70mまでの間は14kmと最も狭く,水深60mより50mまでの間は60kmと平 坦面の広がりに大きな差が見られる.これは必ずしも大陸棚が一様な面ではないという明らかな 証 拠 で あ ろ う . こ の こ と に 関 し て 矢 部 , 田 山 (1934)8)は大陸棚上にはA∼Fの6段の平坦 面があると述べ,またEmery,KO(1958)9) は南カリフォルニヤ沖の大陸棚段丘を5つに分 類した.Shepard,F・P・andWrath,W、E (1937)'0)は世界の海図より6段丘に分けてい る.星野(1957)'')は日本列島沿岸各地の大陸 棚上には大きく区分して20m以浅と,30∼50 ,,100∼130mの付近に3つの段丘があると 説明している.東支那海大陸棚上には50∼70 1244CiE125°12曲012典OE 125。123220 弱鯛弘弘弱 ●●●□●●g 凸■●● 966369 555555 30 6 ヴ 6 0 58. 5 6 . ・ 5 7 5 6 ・ 5 6 62.、61 71..70 71..69 爵:.6ァ 66..78 88..69 87..“ 91..66 67.・“ 81..78 93..96 93..86

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69 12生 B 0 E 150 10C 80 C DC 東川・西・有馬:琉球列島周辺海域の海底地形について 【XX mと90∼110mの範囲に広い段丘が形成されている(Figs、4,5).従って水深200∼50mの間 は少くなくとも4つの段丘と考えられるかも知れないそうであれば当海域の段丘の発達する水深 が日本近海および世界各地の段丘の発達する水深と多少の相異がふられるが,それは揚子江,黄河 等の河川による影響が大きいためと考えられる.そしてこの段丘をそれぞれの地域に見られる大陸 棚の段丘と対比することは困難と思われ,更に今後の調査に待ちたい. 要 約 125.Eの経度線に沿ってフィリッピン海盆,琉球海溝,琉球列島海嶺,沖縄舟状海盆,東支那海 大陸棚斜面,大陸棚上の一連の測深調査を行なった結果次のような地形的特徴が明らかになった. 1)フィリッピン海盆の20.Nより21.-10.0'Nまでは水深5700∼5900mの起伏の少くない地 形でそれ以北の22.-00.0'Nまでは比高700∼800mの起伏の多い地形となっている.海溝周辺隆 起帯より琉球海溝底への移行は漸移的でその傾斜は緩やかである. 2)琉球列島海嶺の南側斜面には水深2400mと5900mの地点に階段状地形があり,それぞれ の直上部分で3°と5.-30’の傾斜を有する. 3)宮古島西北西方30km付近の25.-00.0'N,125。-00.0'Eの地点を中心に起伏の多い地形が 存在し宮古山稜(MiyakoPositive)の構造地形が示唆される. 4)沖縄舟状海盆底は平坦な地形を有し,またその中央部には比高850mの海丘があり,その 最浅水深は25.-34.8'N,125.-03.8'Eの地点で1199mを記録した. 5)赤尾喚北束85km付近には赤尾喚北東海脚(仮称)があり大陸棚より南東方向に突出した 地形でその中央部には馬蹄形状の凹地が存在する. 6)大陸棚上は水深50∼70mと90∼110mの範囲に段丘地形が承られる. Fig.6.TopographicprofilesoftheRyukyulslandsanditsadjacentregion, from20。-00.0ノNto32o-00.0ノN,alongthemeridianofl25oE. 0 DI5mNCE(KM) 1 0 0 5 0 。m℃﹃エ︽玉︶

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70 鹿児島大学水産学部紀要第21巻第1号(1972) 謝 辞 本研究を進めるにあたり懇切なる御指導いただいた鹿児島大学教授,早坂祥三博士,同助教授, 大塚裕之博士,東北大学教授畑井小虎博士,埼玉大学松丸国照博士に対し深甚なる謝意を表する. また測深資料蒐集にあたり多大の援助をいただいた“かごしま丸,,植田総一船長,資料整理に教示 いただいた本学狩俣忠男講師,“かごしま丸,,今井健彦一等航海士に厚く御礼申し上げます. 文 献 1)Dietz,R、S・(1954):MarineGeologyofNorthwesternPacific;DescriptionofJapaneseBathy‐ metricChart6901・Geol・SOC・Am、Bull.,65,1199-1224. 2)Hess,H、H・〔1948):MajorStructuralFeaturesoftheNorthwestemPacific;Aninterpretation ofH、0.5485,BathymetricChartKoreatoNewGuinea・Geol・SOC、Am・Bull.,59,417-445. 3)星野通平・岩淵義郎・青木斌(1970):“深海地質学",160-198,東海大学出版会,東京. 4)小西健二(1965):琉球列島(南西諸島)の構造区分,地質学雑誌,71(840),437-457. 5)T・TakahashiandM・Chaen(1967):OceanicConditionsneartheRyukyulslandsinSum‐ merofl965・Mem・Fac・Fish、KagoshimaUniv.,16,63−75. 6)Shepard,F・P.(1963):“SubmarineGeology,,P、557.HapperandRow.N、Y、 7)東川勢二(1970):東支那海の底質解析.鹿児島大学水産学部紀要,19,91-102. 8)矢部長克・田山利三郎(1934):日本近海海底地形概観.地震研桑報,12,529-565. 9)Emery,K、O・(1958):ShallowSubmergedmarineterracesofsouthernCalifornia・Geol・SOC・ Am・Bull.,69,39-60. 10)Shepard,F・P・andWrath,W、F・(1937):MarinesedimentsaroundCatalinalsland.』our・ Sed・Petro1.,7,41−50. 11)星野通平(1957):日本近海の大陸棚について一とくにその形成機構と形成時代について一地評30,53− 65.

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