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「古事記」記載の植物 : 登場数と物語の関連について

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(1)(17). ﹃ 古 事 記﹄ 記 載 の 植 物. い、 と いう 面 も 考 え ら れ る。 いず れ に せ よ 現在 は 研 究 が 少 な いば か り か 、 ﹃ 記 ﹄掲. いう 物 語 、 つま り 文 学 と いう ジ ャ ン ル で は 、植 物 は 研 究 対 象 と し て は と ら え にく. 数が ﹃ 万 葉 集 ﹄ の半 数 以 下と いう 、 数 量 面 で の差 異 が 考 え ら れ る。 ま た 、 ﹃ 記﹄と. そ れ は た とえ ば ﹃ 万 葉 集 ﹄ に比 べ て甚 だ 少 な い。 そ の理 由 には 、 記 載 さ れ た 植 物 の. 記 ﹄ と す る︶ に登 場 す る植 物 に関 す る先 行 研 究 は いく つか あ る が、 事記﹄ ︵ 以下 ﹃. い つの時 代 に お い ても 人 が 生 き て いく う え で欠 か せ な い存 在 の 一つ、 植 物 。 ﹃ 古. 記 ﹄ だ け を 扱 ったも の では な いが、 松 田修 は ﹃ る。 ま た、 ﹃ 植 物 世 相 史  古 代 か ら. て、 記載植 物 を 植 物 学 的 に分 類 し 、多 ぐ の植 物 学 関連 の文 献 を 引 用 し 、 考 証 し て い. 事 記 全体 を 通 じ てど れだ け の植 物 名 があ る か に ついてはま と めら れ て いな H﹂ と し. で、 ﹃ 記﹄ のみを 対 象 と し てそ の記 載 植 物 に つ いて論 じ た のが、井 田孝 であ な。 ﹁ 古. 記﹄ は 一部 と し て扱 わ れ る か ら で あ る。 し か し こ の よ う な 諸 研 究 の中 る の で、 ﹃. の書 物 類 、 さら に木 簡 な ど の文 字 資 料 な ど 、 同時 代 と 区 分 でき るす べ てが資 料 と な. ﹃ 紀 ﹄ とす る︶ ﹃ 風 土記 ﹄ ﹃ 万葉集﹄ ﹃ 続 日本 紀 ﹄ ﹃ 古 語拾遺﹄ ﹃ 懐 風 藻﹄ ﹃ 祝 詞﹄ な ど. ︱︱ 登 場 数 と物 語 の関 連 に ついて︱ ︱. 載 植 物 の数 も 種 類 も 、各 論 、各 事 典 で異 な っており 定 着 し て いな いと いう 状 況 であ. 現 代 ま で﹄ で ﹁ 古 事 記 の植 物﹂ の 一節 を あ げ 、 こ こ で ﹃ 記 ﹄ 記 載 の植 物 を 紹 介 し て. 日田. る。 本 論 ではま ず 、 未 定 着 であ る植 物 数 を 明 ら か にす る。 ま た 、植 物 が ど のよう に. 一方 、文 学 研 究 者 に よ る 研 究 の多 く は 、注 釈 書 の類 の中 で、 順 次 登 場 す る 植 物. 個 々 に ついて解 釈 検 討 し たも のであ る。 代 表 的 な ﹃ 古 事 記伝 ﹄ を 筆 頭 に ﹃ 古事 記全 < < < < 註 釈 ﹄、 ﹃ 古 事 記 注 釈 ﹄、 ﹃ 古事 記 注 解 ﹄ な ど 、 ま た ﹃ 記﹄ ﹃ 紀 ﹄ の歌 謡 の注 釈 書 の類. ﹃ 記﹄ にあらわ れた植 物 に つ いては、 これま でにも 言 及 さ れ て いる。大 別す る. い。 植物 と いう カ テゴ リ ー に視 点 を あ てた 、 あ る程 度 ま と ま った か た ち の研 究 も あ. し 、 伝 承 な ど 民 俗 学 的 な 説明も 加 え て いる。 細 かく 検 証 さ れ て いる植 物 も 少 な く な. にも 考 察 があ る。 これ ら は植 物 学 的 な 研 究 成 果 を も 踏 まえ て植 物 自 体 に つ いて言 及. と、まずは植物学的な研究。 これは古代 の植生や植物分布 など に ついて調 べるため. り 、 そ れら には 、 植 物 崇 拝 に関連 づ け た も の、 歌謡 の植 物 に ついて検 証 し たも のが. ”                       0. に ﹃ 記﹄を資料とし て利用す ると いう かたち の研究 であ る。そし てもう ひと つは、. あ る 。 そ の他 植 物 を 題材 と し た論 も 存 在 す る が 、決 し て多 く はな い。. 日本 書 紀﹄ ︵ 以下 う な 研 究 では古 代 の植 物 す べてが調 査 対象 と な る の で、他 に ﹃. まず 、植物学的な研究だが、 これらは ﹃ 記﹄ のみを対象とし ては いな い。 このよ. て言 及したかたち の研究 であ る。. 文学 の面から のアプ ローチ。すなわち 、上代文学 の研究者 が、登場す る植物 に関し. 研 究 史. ら読 み取 れ る特 色 に つ い て報 告 し た い。. いる。. 中. 記載 さ れ て いる か を 検 証 す る。 さ ら に物 語 の構 成 に即 し た 分 類を 試 み 、 そ の結 果 か. 田.

(2) カガ ミ. ノー 不. アヅ サ. アカカガチ. クズ. カ キ. ウ ハギ. ア ハ. アサ. サ サ. ク ヌギ. カ シ. ウ マラ. ア ハキ. ア シ. スゲ. サ シブ. ク ハ. カ ツ ラ. ウ リ. ア ヲナ. アタヽ 不. タチ バナ. ス ス キ. ク リ. ガ マ. エビ カ ヅ ラ. イ チサ カキ. アヂ マサ. ト コ ロ ヅ ラ. タデヒ. ソバ. コモ. ユ 刀 ミ≧ フ. オ ホヽ 不. イチヒ. アヅ キ. 総合 ︶ 表 1  植物 一覧表 ︵. 状 と し てど のよう な 結 果 が得 ら れ て いる か を 確 認す る た め 、 前 掲 の井 田論 文 、 松 田. ク ス. サクラ. スギ. タ ケ. ツバキ. ハチ ス. 一一 ﹃ 古 事 記﹄ にあ ら わ れ る植物. 古 事 記事 典 ﹄ を 取 り 上 げ 比 較 検 討 し た 。 これ ら 三 の著 書 、 そ し て尾 畑 喜 一郎 編 の ﹃. サカキ. ンヒ ヽ. タ ク. ツヅ ラ. ハジ カ ミ. 人 名 や地 名 の 一部 と な って いる植 物 名 に つ いても 、当 井 田 は 、 植 物 名 に つ いて ﹁. ﹃ 記 ﹄ には い った いど れ だ け の植 物 が 載 せ ら れ て いる のか 。 調査 に入 る前 に、 現. 種 類 を 選 択 した 理由 は 、 植 物 の 一覧 表 があ る こと 、ま た は ″植 物 名 を 網 羅 し た ″と. ンノ ヽ. タカミナ. ン ハい ナ シ. マ ユ ミヽ. ヒ ル. ヤ マタ ヅ. ミキ ノ カ シ ハ. フヂ. ヒ エ. ミ ツナ ガ シ ハ. マキ. ヒカゲ. ムギ. マサ キ. ヒサ ゴ. サヰ. し て いるか ら であ る。 検 討 し た 結 果 、 三者 そ れ ぞれ の立 場 や解 釈 か ら 植 物 を 選 択 し. タカナ. チガヤ. ヌバタ マ. 時 存 在 し て いたも のと し て取 り あ げ ﹂ て いる。 た と え ば 桑 田 王 の ク ワな ど が 含 ま. ハ ハ カ. ヒ ヒラギ マメ. モ モ. サ ナ カヅ ラ. て明 記 し ており 、種 類 も そ の数 も 異 な る 、 と いう こと が 明 ら か と な った 。. タ デ. ヌナ ハ. 。だ が ﹁ 柿 本 臣 ﹂ のカ キ が含 ま れ て いな い。 れ 、 七 十 一種 を 紹 介 し て いる ︵ 資料 1︶. ヒ ヽ ン ヽ. マ ツ. ま た 、 明 ら か に植 物 の表 記 と と れ る ヤ マタヅ も 含 ま れ て いな か った が 、 理由 は 不 明 資料 2︶だ が 、井 田と は 植 物 種 が異 な って いる。 人 であ る c 松 田も 同 じ 七 十 一種 ︵. ム ク. れ ら を 同種 と し てま と め ると 六 十 六 と な った 。ま た、 ク リ な ど 植 物 と し て の記 載 が. 醤 、 山 多 豆 と造木︱ ︱ な ど も 別 に項 目 立 てを し て いる の で数 が多 く な って いる。 こ. 。 し か し、 同 種 の植 物︱ ︱ た と え ば 野 蒜 と 蒜︱ ︱ や、 異 名︱ ︱ 赤 加 賀 智 と 酸 料 3︶. 資 と 推 測 でき る。動 ・植 物 一覧 頁 で項 目 数 を 数 え ると 、 七 十 三 種 類 と な って いる ︵. 序 ﹂ に記 さ れ て いる。 こ のこと か らも 、 訓 読 安 万 侶 が非 常 に心 を く だ いた こと が ﹁. 地 名 は 、文 字 を 選 ば れ てあ てら れ た と 考 え られ るか ら であ る。表 記 に関 し ては 、 太. 同意 見 で、 そ れ ら の植 物 名 は当 時存 在 し て いたと 考 え ら れ る こと 。 さ ら に、 人 名 や. 第 一に、人 名 や地 名 な ど に含 ま れ る植 物 名を 含 め た こと 。 理由 は 、前 述 の井 田と. 編 纂 当 時 の名 ︶ のホ ホヅ キ 、 ミ 物 を あ げ る。植 物 名 と いう 点 を 重 視 す れば 、 別名 ︵. 果 、 八 十 二種 の植 物 を あ げ る こと が でき た 。 次 の ︽表 1︾ に 五十 音 順 です べ て の植. 記 ﹄ を 精 読 し 独 自 に植 物 名 を あ ら た め て検 証 し た 結 いな い状 況 であ る。 そ こ で、 ﹃. た。 ﹁ 稗 田阿 礼 ﹂ のヒ エが 記 さ れ て いる。 序 ﹂ には ﹁. ﹃ 記 ﹄ 編 纂 当 時 の重 要 な 資 料 と し ても 含 め る べき と いう 立 場 か ら 、含 め る こと に し. 含 ん で いな いと 考 え ら れ る。 し か し ﹁ 序 ﹂ は そ の書 物 の 一部 を 担 う 存 在 で あ り 、. 第 二に ﹃ 記﹄ の ﹁ 序﹂を 序 ﹂ も 範 囲 に含 め た こと 。前 述 の三 つの研 究 はす べ て ﹁. に含 ま れ る植 物 名 を 含 め る こと にし た 。. ヤ ツ コギ 、 ヤ マユリを 加 え て八十 五 の名 を 数 え る こと にな る。. 記 ﹄ の植 物 は 、数 、 種 類 、 さ ら に掲 載 の 一定 の ル ー ルも 定 ま って こ の よ う に、 ﹃. み の場 合 は植 物 の名 と 認 識 し て いた う え で書 か れ たと 想 定 でき る ので、 人 名 や地 名. し て次 の三点 があ げ ら れ る。. こ の八十 二種 は 、 前 述 し た 三 つの先 行 研 究 の結 果 よ り 十 種 以 上多 い。 そ の理由 と. 名 に入 って いる植 物 名 を 省 いた か と も 考 え ら れ るが、 明 ら か に植 物 を 指 し て いる ス ギ が 含 ま れ て いな いな ど 、 掲 載 の ル ー ル には疑 間 が残 る。 ま た ム シ や タ ヂ ヒと い っ 古 事 記事 典 ﹄ は 、 人名 た 、 他 の 二種 には な い植 物 も 独 自 の観 点 か ら 加 え て いる。 ﹃. ヒ. な さ れ て いな がら 、 含 ま れ て いな い種 類 も あ る。. や地 名 に含 ま れた植 物 名 は 取 り あ げ ず 、植 物 と し て記 載 さ れ たも のだ け を 掲 載 し た. リ. ` ノ キ メ. (18) ). 文学 。文化研究編 (2004年 3月 甲南女子大学大学院論集第 2号.

(3) (19). ア カ カガ チ. エビ カ ヅ ラ. アサ. サ シブ. カ ツ ラ. アタヽ 不. サ ナ カヅ ラ. L 刀 ミ≧ フ. ア ヲナ. サヰ. ク ヌギ. イ チサ カキ. スギ. コモ. イチヒ. 表 2  植物 一覧 表 ︵ 植 物 のみ ︶. とえ ば 井 田 が含 め な か った ヤ マタヅ 、 松 田 が省 いた スギ 、 そ し て ﹃ 古事 記事 典 ﹄ に ウ ハギ. ササ. 数 が多 い理由 の第 三 は 、 三 つの論 が取 り あ げ て いな い植 物 を含 め た 点 であ る。 た. な いクリな ど 。 彼 ら が 取 り あ げ な か った 理由 は 不 明 であ る。 だ が植 物 であ ると 容 易 サ カキ. ヒカゲ. ト コ ロヅ ラ. タ カ ナ. ヒサ ゴ. ヌナ ハ. タカミナ. ミ ツナ ガ シ ハ. ヒ ル. ヌバタ マ. ムギ. マサ キ. ハジ カ ミ. チガヤ. に判 断 でき るも のだ 。 他 にウ マラ、 カ キ 、 タ カ ナ 、 タ デは 、 人名 な ど を 含 め ると い. ハ ハカ. ミキ ノカ シ ハ. ① の、植物 そ のも のを あ ら わ す 記 載 がな され て いる種 を す べ て数 え ると 、 六 十 八. マ ユ ミヽ. ク. ス スキ. ハチ ス. マメ. こ のよう に、 な る べく多 く の植 物 名 を 取 り あ げ る よう 心 が け た結 果 が 八十 二種 な. 。 し か し 、 た とえ ば ア シ は ﹁ 種 と いう 結 果 が 出 た ︵ 資料 5︶ 如 呈早来 散 ﹂ と いう 植 物. ヤ マタ ヅ. のであ る。 た と え ば ミ ツナガ シ ハと ミキ ノカ シ ハは違 う 種 類 の可能 性 も あ る こと か. を 指 すも のも あ れ ば ﹁ 葦 原 中 国﹂ コ早那 陀迦 神﹂ な ど 他 の言 葉 に含 ま れ て いるも の. モ モ. タ. う 基 本 方 針 か ら も 独 自 に植 物名 であ ると 判 断 し 、 数 え る こと にした 。. マ ツ. ツヅ ラ. タヅ 、 ヤ マ ユリ は サ ヰと 同 じな の で、 種 の数 には含 め な か った。諸 説 あ り 、植 物 か. ム ク. ら 分 別 し た が 、 こ れ を カ シ ハと いう 一つの種 類 にま と め た と し ても 、 や はり 八十 一. も あ る。 そ こ で、 植 物 そ のも の の意 味 のみ に使 わ れ て いる植 物 だ けを 抽 出 した ︽表. ば アカ カ ガ チ は 二箇 所 にあ ら わ れ 、 アサ は 四箇 所 にあ ら わ れ る。 こ のよう に、す べ. にな るか 。 同 じ種 でも 、違 う 箇 所 に記 載 さ れ て いれば 、 数 え る こと にな る。 たと え. 箇 所 で数え て み ると 、 植 物 そ のも のを あ ら わ す 延 べ数 表 記 は 百 四 十 九 箇 所 と な っ. であ り、記載 の 一つ 一つではな い。 そ こ で、種 の数 では な く 、 記 載 さ れ た植 物 名 の. 以 上 のよう に、 四十 六種 類 と いう 結 果と な った 。 だ が こ れ は種 と し て数え た 場 合. 2︾。. て の記 載 を 数 え た 結 果 、表 記 と し て は 三 百 十 三 箇 所 に の ぼ った ︵ 資料 4=基準 デー. た 。 これ は、 す べ て の場 合 であ る 三 百 十 三 箇 所 の約 半 数 であ る ︵ 資料 こ 。 こ の結. 果 、 量的な面 のみ で分 析 す ると 、植 物 は、約半 数 は① の植 物 そ のも のを 指 し て記 載. さ れ るが、約 半 数 が そう では な く 、② の モノ の素 材 や③ の固有 名 詞 に含 ま れた表 記 であ る、と いう こと が わ か った 。. そ れぞれ にど のよう な特 色 や傾向 があ る のかを 探 る た め 、 さ ら に細 か く 見 て ゆく. ①植物 そ のも のと し てあらわれ る場合. 観 察 し理解 し て いる こと の表 れ であ ろう 。植 物 そ のま ま の意 味 の場 合 、神事 や儀 式. のが 六箇所 に見 ら れ た 。 比 喩 に用 いら れ ると いう こと は 、 そ れだ け そ の植 物 を よく. こと にす る。① 植 物 そ のも のと し てあ ら わ れ る場 合 、 表 現 と し ては ﹁ 如 ﹂ が つく も. ② モノや道具 の素材としてあらわれ る場合. の でき な いも のが多い 。. に用 いたり食 料 と し た り 、 重 要 な 場 面 に表 れ る こと も あ り 、簡 単 には 見 過 ごす こと. まず それぞれを、数 の面から見 てゆく。. ③神、人、土地など 固有名詞 の 一部と し てあらわれる場合. ﹁ 種類﹂欄 に記 した が、次 の三 つのパター ンに分類す ること ができ るだ ろう 。. 八十 二種 、三百十 三箇 所 の植 物 名 は、ど のよう にあ らわ れ て いるか。資 料 4の.   植 物 名 の あ ら わ れ 方 と そ の特 色 〓一. 。 タ︶. 植 物 の種 類 と し て は これだ け の数 だ が 、 記 載 さ れ た 植 物 名 の延 べ数 は ど れく ら い. 種 と な る。. そ し て シ ヒは 含 め た が ﹁ 椎 ︵つち と は植 物 を 表 わ し て いな いので、含 め な か っな 。. どう か が特 に疑 間 の残 る ムシは 、絹 と す る説 に従 う の で省 いな。ま た 、 仮 名 にし か < あ ら わ れ な い表 記 ﹁ 豆 ︵つ ・づ と は マメと し ては扱 わ な いの で省 く こと に し た 。. 一方 、 数 に含 め な か ったも のも あ る。 ホ ホヅ キ は アカ カガ チ、 ミ ヤ ツ コギ は ヤ マ. ソ バ ツ バ キ メ.

(4) (20) ). 文学 。文化研究編 (2004年 3月 甲南女子大学大学 院論集 第 2号. アヅ サ の他 に、 カ ガ ミ、 スゲ、 タ ケ、 ツキ な ど 。 これ ら は そ れ ぞ れ船 、 畳 、 輌 、 弓. の名 称 と 一体 化 し て使 わ れ て いる言 葉 のこと であ る。 これ ら は十 五箇 所 であ った 。. 阿 豆 佐 由 美 ﹂ な ど 、 モノ ② の モ ノ や道 具 の素 材 と し てあ ら わ れ る場 合 を 見 る。 ﹁. え る こと が でき るだ ろう 。. 物 語 の構 成 に即 し た 、 記 載 箇 所 によ る分 類 であ る。 これ には 、次 の二 つの分 類 を 考. 記 ﹄ の植 物 を 別 の方 法 で独自 に分 類 す る こと に し た 。 す な わ ち 、 な い。 そ こ で、 ﹃. 松 田 は 、 時代 に よ る記 載 植 物 の変 化 を 指 摘 し て いる が 、 植 物 の種 数 、延 べ数 が異 な. ① 神 代 、各 天皇 段 に よ る分 類. ③ 神 、人 、 土 地 な ど 固 有 名 詞 の 一部 と し てあ ら わ れ る 場 合 。 詳 し く 見 る と 、神. る結 果 と な った いま 、 こ の指 摘 も 再 考 す る必要 があ ろう 。② は 、本 文 ・分 注 o歌謡. であ る。 ま た 、 イ チ ヒは木 刀 にし 、 スギ では船 を 造 った と い った記 載 も あ る。 植 物. 名 、 人 名 、氏 族 名 、 地 名 、 国名 、 宮 名 、 部 名 と いう 固有 名 詞 であ り 、 こ のよう な種. と いう 表 記方法 の違 いによ って、 な ん ら か の傾向 が存 在 す る のではと いう 仮 定 のも. ② 本 文 ・分注 ・歌 謡 によ る分 類. 類 の記 載 は全 部 で百 四十 九 箇 所 であ った 。 中 でも 人 名 に含 ま れ て いるも のが 最 も多. と に試 み た分 類 法 であ る。 分 注 は あ く ま でも本 文 の記 載 に依 存 し た も の であ ろう. は 加 工 さ れ て使 わ れ る こと が多 く 、 こ れを 大 いに利 用 し た 当 時 の人 々 の生 活 を 読 み. く 、 五十 箇 所 に のぼ って いる。 た と え ば 地 名 や 国名 の場 合 は そ の植 物 が自 生 、 群 生. が 、 細 分 類 の意 味 を 含 め 、分 け た 。 も ち ろ んこ の① ② の分 類 法 が 正 しく 、 有 用と は. ① は 、 時 代あ る いは 天皇 の違 いによ る特 色を検 討 す る た め の分 類 であ る。 前 述 の. し て いるか ら名 づ け ら れ た と 想 定 でき る。 そ れ と は異 な り 、植 物 の名 を 取 り 込 む 、. いえ な いだ ろう 。 し か し 、 分 類 の 一手 法 と し ては普 遍 性 を も つも のな ので、 こ の方. 取 る こと が でき る。. と いう 作 業 を 必 要 と す る人 名 や氏 族 名 の場 合 は 、植 物 が そ れだ け彼 ら にと って身 近. 法 を 試 みた い。 以 下 、 検 討 し て ゆく 。. ① 神 代 、各 天皇 段 によ る分 類. な存 在 であ ると 同 時 に、 植 物 に宿 る霊 性 や生命 力 な ど を 取 り 込 み、身 を 守 った り 繁 栄 を 願 った り し た と 考 え ら れ る。 植 物 の名 の多 く が 固有 名 詞 に含 ま れ て いると いう こと は 、 当 時 の人 々 の意 識 にお い て、 植 物 が 大 いな る存 在 感 を 保 持 し て お り 、 ま. の素 材 と し てあ ら わ れ 、 利 用 さ れ て いた 。 さ ら に、 固有 名 詞 に多 く 取 り 入 れ ら れ て. 記 ﹄ にお け る植 物 は 、食 料 と し て、 儀 式 の用 具 と し て、ま た 道 具 や器 物 以 上、﹃. 上 巻 ︶ が 三十 五、 そ れ 以 後 ︵ 中巻 と 下巻 ︶ が 四十 と 、 さ し て変 わ ら な え ると 神 代 ︵. 共 に植 物 数も多 く な って いる こと が 知 ら れ る﹂ と し た。 し か し 、 松 田 のデ ー タを 数. な 用 字 で現 れ て いる か を み ると 、神 代 の植 物と それ 以 後 の植 物 が区 分 さ れ 、 時 代 と. 記 紀 ﹂ の巻 にど のよう 松 田 は 上 巻 ・中 巻 ・下巻 と いう 分 類 を 行 い、 そ の結 果 ﹁﹁. いる こと か ら 、当 時 の人 々 にと って非 常 に身 近 な存 在 であ ると 同時 に信 仰 の対 象 と. い。 こ のこと か ら 、 用 字 を 重 視 し た と し ても、神 代 と そ れ 以 後 が区 分 さ れ植 物 数 が. た 、 植 物 の持 つ力 を 信 仰 し て いた こと の証 明 と な ろう 。. し て強 く 意 識 さ れ て いた 、 と いう こと があ ら た め て読 み取 れ た。. イ ネ 、 ク ワな ど各 巻 増 え る 、 と いう 結 論 は 、 否 定 は でき な いが首肯 も し が た い。 ﹁. に出 てく るも のは 省 略 ﹂ し た こと 、 さ ら に ﹃ 多 紀 ﹄ の結 果 も 含 め て導 き 出 し た 、 ﹁. 記 ﹄ と いう によ る ︶ な ど に分 け る こと が でき る。 し か し 、 こ のよう な 分 類 方法 は ﹃. 井田 食 用 植 物 、花 弁 植 物 、繊 維 植 物 、染 色 植 物 、 大 本 植 物 、草 本 植 物 ﹂ ︵ る いは ﹁. 松 田 によ る︶、あ 草 本 類 、 大 本 類 、 竹 笹 類﹂ ︵ 植 物 学 的 な 分 類 に従 え ば 、植 物 は ﹁. ア いは 明 瞭 にな ら な か った 。 強 いて指 摘 す るならば 、神 代 と 人 代 が重 な る植 物 種 ︵. 決 定 づ け る規 準 と な る要 素 を 見 出 す こと が でき ず 、 神 代 と そ れ以 後 つま り 人 代 の違. 区 分﹂ を を ︽表 1︾︽資 料 4︾ を も と に再 検 討 し た 。結論 か ら 述 べ る と 、 明 確 な ﹁. 区 分 ﹂ が 認 め ら れ る か否 か そ こ で、独自 の デ ー タ によ って、 神 代 と それ以後 の ﹁. 四  記 載 箇 所 によ る分 類 と 特 色. 物 語 を 考 え て ゆく 上 で適 切 であ ろう か 。 これ ら は あ く ま でも 植 物 学 的 な 種 の違 いに. シ やイネ な ど︶ を 除 き 、神 代 にだ け 表 れ る植物 では 、 固有 名 詞 に含 ま れ る表 記 の箇. く な って いる﹂ と いう 結 論 であ ろう か 。. よ る分 類法 であ り 、事 典 的 に個 々 の植 物 を 解 説 し て ゆく た め の便 宜 的 な 方 法 にす ぎ.

(5) 古事記』記載 の植物 :『. 千晶 田中. (21). 明確 な違 いと は 言 いが た い。 用字 に注 目 し ても 、 指 摘 でき る よう な 点 は 見 出 せな か. 内 容 的 な 面 では 、 神 代 のほう が神 事 に使 わ れ る こと が や や多 いと いえ る が 、 これも. ︲ に含 ま れ て いる箇 所 の率 が神 代 より は高 い ︵ 資料7︶と いう 点 であ ろう か 。 3 %︶ ︵. 、 そ し て人 代 に のみ表 れ る植 物 に は 、 固有 名 詞 所 が ほと ん ど な く ︵ 9 %︶ ︵ 資料 6︶. 気 づ く こと は 、 歌謡 によく 登 場 し て いると いう こと であ る。 応 神 、雄 略 、 景 行 、仁. 物 と の関 わ り を 持 って いる。 そ れ は ど のよう な も のな のか 。︽資 料 0 1︾ を 見 てま ず. いるか いな いか の違 いであ る。 記 載 のあ る十 三代 の天皇 段 は 、 何 ら か のか た ち で植. も う ひと つ指 摘 でき る点 は 、各 天皇 段 に、植 物 が登 場 す る物 語 や歌謡 が存 在 し て. いる のであ る。 ただ これ は あ く ま でも 量 の面 か ら指 摘 でき る点 であ り 、 植 物 と各 天. った 。 し た が って ﹁ 記 ﹄ にお いて認 神 代 の植 物 と そ れ以 後 の区 分 ﹂ と いう も のを ﹃ 数 の面 では 、 独 自 デ ー タ で ﹁ 神 代 の植 物 と そ れ以 後 の植 物 ﹂ に分 類 す ると 、神 代. 皇 自 身 と の関 わ り を 示 し た も のと は いえ な い。 よ って、各 天皇 と の関 わ り を 内 容 の. 徳 な ど、植 物 記 載 の数 も 種 類 も 多 い天皇 段 では 、 そ の半 数 以 上 が 歌謡 中 に含 ま れ て. が 三十 五種 、 以 後 は 六 十 種 であ り 、確 か に ﹁ そ れ 以 後 ﹂ では 増え て いると 認 めら れ. 面 か ら考 察 し て ゆく 。植 物 と し て の記 載 があ る十 三代 の天皇 と 植 物 の関 わ り を 紹 介. め る のは 難 し い。. 時 代 と 共 に植 物 数 も 多 く な って いる﹂ と いう 指 摘 に つ いては 、 中巻 よ る。 し か し ﹁. す る。. 神 武 天皇 段 にお いて、植 物 のほと んど は歌謡 中 に登 場 し て いる。多 く は 、 即位 前. 後 を 通し て の天皇 自 身 の歌 と さ れ るも の で、特 に即位 前 の宇 陀 以 降 の戦 時 の歌 に集. 中 し て いる。 そ れら は主 に食 に関す る植 物 であ り 、ま た そ の姿 を よく 観 察 し て いる こと が読 み取 れ る。. 味 で用 いら れ て いる のだ が 、 こ の アサ は神 の正 体 を 明 か す と いう 存 在 と し て重 要 な. 祟 神 天皇 段 では、 アサだ け が本 文 の三輪 山 伝 説 の中 に登 場 す る。 アサ は 麻 糸 の意. 二種 二十 五箇 所 、 仁 徳︱ 十 一種 二十 三箇 所 、 神 武︱ 十 一種 十 九 箇 所 と 続 く 。ま た 、. 役 割 を 果 た し て いる。だ が 崇 神 天皇 自 身 と アサ に直 接 の接 点 は 見 ら れ な い。. は右 のと おり であ る が 、 これを 仮 に、植 物 そ のも のだ けを 表 わ す 表 記 のみ で調 べる. 実 ﹂ と し てひと つの物 語 の中 心 と な っており 、 天皇 と の強 い結 び つき を 思 わ せ る。. の中 で無 く ては な ら な い存 在 と な って いる。 特 に タチ バ ナ は ﹁ と き じく のかく の木. 垂 仁 天皇 段 の中 の植 物 は カ シ、 スギ 、 タチ バ ナ であ り いず れも 本 文 に登 場 し物 語. と 、各 天 皇 のう ち 神 武 、 祟 神 、 垂 仁 、景 行 、 仲 哀 、応 神 、 仁 徳 、 履 中 、允 恭 、 安. チ ヒ の木 刀を 用 いて欺き 、 東 方 に向 かう 前 に ヒ ヒ ラギ の矛を 与 え ら れ る。 これ ら は. 景 行 天皇 段 では、植 物 は 景 行 天皇 では なく 倭 建 命 の物 語 に登 場 す る。 出 雲 建 を イ. 最も 掲載 数 が多 か った のは応 神 と 雄 略 で 二十 一箇 所 であ り 、続 いて仁 徳 、 景行 と な. 実 践 的 な 武 器 では な いが、 いず れ も 相 手 を 打 ち 負 か す た め の道 具 と し てあ ら わ れ. る。 ここ には植 物 の持 つ力 を 読 み取 る こと が でき る。ま た マツを 中 心 と し た 歌も あ. り 、 マツに対 す る並 々な ら ぬ 思 いが込 め ら れ た 一首 と な って いる。. い。 単 純 にと らえ て、 こ の章 立 てがあ る天皇 に は植 物 記載 があ り 、 な い天皇 には植. ラ、 雄略 天皇 段 の ハリ に共 通 し て いる。. る場 面 に表 れ る。 登 ら れ る樹 木 と いう モチ ー フは、神 代 の海 神 国 訪 間 にお け る カ ツ. 仲 哀 天皇 段 では 、 マキ 、 ヒサ ゴ が神 事 に用 いら れ、 ク ヌギ は香 坂 王 の生 死 に関 わ. 物 記 載 が な い の であ る。 記 載 の分 量 が、 そ のま ま 植 物 の記 載 量 の数 にほ ぼ比 例 し て. る。 と こ ろ が 、 分 量 的 に少 な い天皇︱︱ 欠 史 八 代 な ど︱︱ に は 細 か い章 立 てが な. の目次 を 見 ると 、 中巻 以降 は各 天皇 の項 目 に分 か れ 、 さら に細 か く 章 立 てさ れ て い. ま ず 指 摘 でき る点 は、本 文 自 体 の記 載 量 であ る。 た と え ば ﹃ 大系﹄ ﹃ 新 編全 集 ﹄. って いる。 これ ら十 三代 は 、 他 の 二十 代 と は 何 が異 な る のか。. 、 。 康 、雄略 、清 寧 、 顕 宗 の十 三代 にし か 記 載 さ れ て いな か った ︵ 資料 0 1︶ こ の場合. 。 記 載 箇 所 のす べ て、す な わ ち ︽資 料 4︾ を ベー ス に調査 し た結 果 か った ︵ 資料 9︶. 孝 霊 、成 務 、 反 正 、 仁 賢 、 武 烈 、安 閑 、崇 峻 、 推 古 天皇 は 、植 物 名 の記 載 が全 く な. 応 神 天皇 で、 十 七 種 三十 箇 所 であ った 。 以 下 、 景 行︱ 十 五種 二十 五箇 所 、 雄 略︱ 十. 。 そ し て各 天皇 のう ち 、 最 も 記 載 が多 いのは 十 三 のう ち 八十 二箇 所 であ る ︵ 資料8︶. ま ず 神 代 に登 場 す る植 物 は 、 全 種 数 八十 二 のう ち 三十 五種 、記 載 箇 所 の総数 三 百. る。 よ って、 細 か い分 類 によ る考 察 を す す め て ゆく こと にす る。. ま り 天皇 段 を 詳 細 に検 討 し 、 分 析 す る こと に よ って、特 色 を 見 出 せ る 可 能 性 は あ. り も 下巻 が少 な く な って いる の で厳 密 に は当 て は ま ら な い。 た だ 、 ﹁ そ れ以 後﹂ つ. い 0 るα.

(6) (22) ). 文学 。文 化研究編 (2004年 3月 甲南女 子大学大学 院論集第 2号. の段 におけ る フヂ 、 タケ の登 場 が多 い。 天皇 と 関 わ る 記 述 と し ては 、 吉 野 のカ シ で. ち 十 二箇 所 が 歌 謡 に含 ま れ 、 天皇 の歌 が多 い。 本 文 部 分 では 、秋 山 の神 ・春 山 の神. 応 神 天皇 段 には多 く の植 物 が登 場 す る。十 七 の植 物 種 があ り 、 そ の三十 箇 所 のう. わ り が 深 いの で は と も 考 え ら れ る。 だ が し か し 、 これ ら の段 の天皇 自 身 に、 共 通 し. 載 があ る天皇 段 の多 く には 、 植 物 が 登 場す る物 語 や歌謡 があ る。 よ って植 物 と の関. 載 数 も多 く な ると いう 、当 然 の結 果を 得 る こと と な った。植 物 そ のも のと し て の記. ら れ た 。 ま た 、 人 代 を各 天皇 段 に分 類 し た 場合 は 、文 章 の記 載 量 に応 じ て植 物 の記. いら れ てお り 、 サ ヰ は地名 由 来 調 にも 用 いられ て いる。古 名 であ る アカ カ ガ チ、 サ. これ ら が そ れ ぞ れ当 時 の名 では ホ ホヅ キ であ る 、 ヤ マ ユリ であ る 、 と いう 説 明 に用. か 。ま た植 物 そ のも の の場合 は 、 種 と し ては アカ カ ガ チ、 サ ヰ の 二種 だ け であ る。. 色 と いえ る。 分 注 自 体 が氏 族 名 に 関 す る も のが多 い の で、当 然 の結 果 と いえ よう. ﹁ 柿 本 臣﹂ や ﹁ 羽 栗 臣﹂ と い った 氏 族 名 が多 い。 これ が 分 注 に記 載 さ れ る植 物 の特. ま ず 分 注 は 、 三十 箇 所 のう ち 二十 一箇 所 が固有 名 詞 に含 ま れ た も の であ る。 特 に. 圧と 歌謡 に つ いて考 察 し てみ る 。 い. 本文 の植 物 は多 種 多 様 であ り 、 こ こか ら特色 を 導 き 出 す のは 難 し い。 そ こ で、 分. 記 載 が多 いのは 当 然 であ ろう が 、 歌 謡 にも よく 登 場 し て いる。. う ち 本 文 は 三百 一箇 所 、分 注 は 三十 箇 所 、 歌謡 は 八十 二箇 所 であ った 。 本 文 に最も. 方 に含 ま れ る植 物 も 数え て いる 。 ま た 、植 物 記 載 す べ てで集 計 す ると 、 三百 十 三 の. のう ち 六十 一種 であ る。 分注 で は 十 四種 、 歌謡 は 四十 二種 であ った 。 本 文 や歌謡 両. 植 物 の記 載 を こ の三種 類 に分 類 す ると 、本 文 に表 れ る植 物 の種 数 は 、全 種 数 八十 二. 次 に、本 文 o分 注 ・歌謡 に分 類 し て考 察 す る。︽資 料 4︾ の基 準 デ ー タ か ら 、各. ② 本 文 ・分 注 ・歌謡 によ る 分 類. によ ってか な り 異 な る のであ る 。. た 何 か大 き な 特 徴 と いう も のは 見 出 せな か った 。 植 物 と の関 係 は 、 そ れ ぞ れ の天皇. あ ろヽ つ。 仁 徳 天皇 段 にも 記 載 は多 い。 本 文 で最 も 登 場 す る のは ミキ ノカ シ ハ、 ミ ツナガ シ ハと いう カ シ ハであ り 、 これ は 豊 明 にお いて欠 か せ な い植 物 のよう であ る。ま た 、 最 後 にあ ら わ れ る ﹁一高 樹 ﹂ は植 物 名 ではな いが 、 樹 木 が主 役 の説 話 であ り 、 天皇 と 植 物と いう も のを 考 え る上 で欠 か す こと のでき な い存 在 であ る。 履 中 天皇 の段 には 、 コモが表 れ て いる。 こ こ では コモを 編 んだ 加 工品 と し て歌 わ れ て いる。 天皇 の歌 であ る。 允恭 天皇 の段 では 、 ほ ぼす べ て の植 物 が歌謡 の中 に表 れ て いる。 天皇 崩 御 後 の軽 太 子と軽大 郎 女 の歌 謡 に含 ま れ て いる。 安 康 天皇 段 で は ア シ、 ウ ハギ 、 マ ツが 登 場 す る が 、 す べ て ﹁ 如 塁量 のよう に比 喩表 現と な って いる。 天皇 と の直 接 の関係 性 は は っき り と は 見 出 せ な い。 雄 略 天皇 段 は 、 植 物 が 歌謡 中 に最 も 多 く 登 場 す る段 であ る。 中 でも カ シ、 タケ、 ツキ の数 が多 い。 天 皇 自 身 の歌 が多 く 、 内 容 的 には特 に カ シ、 ハリ が注 目す べき 存 在 であ る。 ま た 三 重 の嬢 の歌う ツキ 、皇 后 の歌 う ツバ キも 天皇 を 象 徴 す る表 現と な って いる。 清 寧 天皇 段 で は 、 タ ケ が 一箇 所 歌 わ れ て いる。 後 の顕 宗 天皇 の歌 で、 清 寧 天皇 と 関 わ る植 物 は 登 場 し て いな い。   一箇 所 だ け 歌 に チ ガ ヤを 詠 み こ ん で いる。 さ ほど 強 い関 係 性 は見 出 顕 宗 天皇 は 、 す こと は でき な い。. 以 上 、 上 ・中 ・下 巻 と いう 分 類 に お いて は 明 瞭 な 区 分 や 特 徴 が 得 ら れ な か った. と は 限 ら な いこと が わ か つた 。. て に植 物 に 関 係 す る物 語 や歌謡 が含 ま れ て いた り 、 天皇 自 身 と の関 わ り が必ず あ る. 。 百 十 二首 と いう ﹃ 資料H︶ 記 ﹄ の歌 謡 の数 、ま た ﹃ 記 ﹄全 体 に対 す る 歌 謡 の分 量 ︵. ︲ 次 に 歌 謡 に 注 目 し て み る と 、種 数 で は 全 八 十 二 種 のう ち 四 十 二 で 約 半 数 ︵ 5 6 %︶、 総 数 で は 三 百 十 三 のう ち 八 十 二 で 約 四 分 の 一 ︵ 2 %︶と いう 結 果 と な った. が存 在 し た こと を 伺 わ せ る。. ヰ がす で に失 わ れ て いた こと を 示 し 、 こ のこと か ら 、他 にも 植 物 には失 わ れ た古 名. が 、神 代 ・人 代 と いう 分 け方 にお いては 、 人代 のほう が植 物 の種 類 が多 く な って い. か ら考 え ると 高 い数 値 と いえ る 。 こ の結 果を た と え ば 同 じ生 物 であ る動 物 と 比 較 し. 植 物 と し て の記 載 があ る天皇 段 に つ いて簡 単 に紹 介 し た 。 記 載 が あ っても 、す べ. る こと が わ か った 。 そ し て人 代 のほう が 、 固有 名 詞 に含 ま れ る記 載 が多 いとも 認 め.

(7) 古事記』記載 の植物 :『. 田中 千晶 (23). く 盛 り 込 ま れ て いると いう こと が わ か る。 これ は 、植 物 が歌 わ れ る対 象 と し て、 ま. 2 %︶ であ る。 そ し て動 物 記 載 全 体 の三 百 三十 九箇 所 のう ち 歌謡 は 六 十 四箇 八種 ︵ 4 9 %︶o こ の こと か ら 、 動 物 と 比 べた 場 合 でも 、比 率 にお いて植 物 が 歌 謡 に よ 所 ︵ 1. てみ ると ど う な るか 。 動物 の全 種 数 は 六 十 七 種 であ り 、 歌謡 にあ ら わ れ る のは 二十. フ 0。. こ の点 に関 し て追 求 す る こと は 本 論 の主 旨 で は な い の で 別 の機 会 に譲 る こと と す. 文 、 分注 にも な い。 こ こ に ﹃ 記 ﹄と ﹃ 万葉 集 ﹄ の意 識 の違 いが認 め ら れ る のだ が 、. 記﹄と ﹃ 万 葉 集 ﹄ を 比較 し て気 づ く こと は 、 ﹃ 万 葉 集 ﹄ で最 も 多 く 詠 そう し て ﹃. 万 葉 植 物事 典 ﹄ にお いては ﹁一五 〇種 余 る。 種 類 数 の百 七 十 は変 わ ら な い。 ま た ﹃. も のと 解 釈 し た り 、 こ のよう に幅 を も た せ る と さ ら に 二十 首 以 上 増 え る こと に な. 千 七 百 三 十 一首 に詠 ま れ て いる。 し か し 題 詞 を 含 め たり 、 夕 ︵ 田 ︶ を イネ を 詠 んだ. 較 す ると ど のよう にな る のか 。 松 田 の ﹃ 増 訂 萬 葉 植 物 新 考 ﹄ によ ると 百 七 十 種 で、. ﹃ 記 ﹄ の歌 謡 に つ いて量 的 に は 以 上 の こと が わ か つた が、 こ れ を ﹃ 万葉集﹄と 比. 観 、あ る いは植 物 観 な ど が存 在 す ると考え ら れ る の で、 右 のよう な表 面 的 な 分 析 だ. 場 し て いる こと 。 こ のよう な こと が確 認 でき た 。 た だ 、 歌謡 には独 特 の技 法 や世 界. あ ら われ るも のが ほと んど であ り 、少 な い歌 謡 数 にも か か わ らず 多 く の植 物 種 が 登. し て、植 物 が歌 謡 に詠 わ れ る こと は多 く 、 歌謡 にお け る植 物 は植 物 そ のも のと し て. あ る。ま ず 分 注 にあ ら わ れ る植 物 名 には 、 固有 名 詞 に含 ま れ るも のが多 いこと 。 そ. 記 ﹄ を 本 文 ・分 注 ・歌 謡 に分 類 す る こと で得 ら れ た 結 果 は次 のと お り で 以 上、 ﹃. わ れ る ハギ 、 そ し て ウ メ が ﹃ 記 ﹄ 歌 謡 に全 く 登 場 し な いこと であ る。 歌 謡 にも 本. た 歌 の素 材 と し ても よく 用 いら れ た こと のあ ら わ れ であ る。. 万 葉 集 ﹄ に登 場 す る植 物 の数 も ま た 、 確 り﹂ で ﹁一七 〇 〇首 余 り﹂ と し て いる。 ﹃. け では、 結 論 づ け る のは 難 し い。. 記 ﹄ 記載 内 容 によ る分 類 を 試 み た が 、 そ こか ら 判 断 で 植 物学 的 な 分 類 で は な く ﹃. 五   ﹃古 事 記 ﹄ に お け る 重 要 な 植 物. 定 す る のが 難 し い。 仮 に こ こ では 、 百 五十 種 、 千 七 百首 が詠 ま れ て いると し よう 。 万 葉 集 ﹄ は 約 四千 五百首 であ る か ら 、 千 七 百 首 つ まず 歌 の数 に お け る比率 と し て ﹃ 8 % が植 物 のあ ら わ れ る 歌 であ る。 ﹃ 記 ﹄ は 百 十 二首 のう ち 四 十 一首 に登 場 まり 約 3 8 % であ つた 。 つま り ﹃ 集 ﹄ は約 3 % で、 ﹃ 記 ﹄ のほ う が 、少 な い歌 謡 数 記﹄ は 約 3. き る こと は次 のよう な こと であ る。植 物 が道 具 や器 物 の素材 に用 いら れ て いる こと. 7 %、 ほ ぼ 同 じ 結 果 が 得 ら れ た 。 次 に種 数 だ が、 歌 数 に 対 し て ﹃ 万葉 す る の で約 3 の中 に多 く の植 物 種 が 登 場 し て いる、 と いう こと であ る。 ﹃ 万 葉 集 ﹄ で の種 数 が 仮. がわ かる こと 、 植 物 名 は多 く 固有 名 詞 に含 ま れ て いる こと 、神 代 より も 人 代 のほう. が植 物種 は 増え て いて、 固有 名 詞 に含 ま れ る率 があ が って いる こと 、歌 謡 に含 ま れ. に百 七十種 と し ても 、 こ の結 果 は 変 わ ら な い。 では、 内 容 的 にはど のよう な 特 徴 が あ る のか 。 ﹃ 記 ﹄ 歌 謡 の中 で植 物 は ど う あ ら. ﹃ 記﹄ か ら読 み取 れ る、 上 代 にお いて重 要 な 役 割 を 呆 た し て いる植 物 は 何 であ ろ. る割 合 が多 いこと 、 歌謡 にお け る植物 は ほと んど が植 物 そ のも のと し て詠 わ れ る こ. 詞 に含 ま れ て いると いう も のはす ぐ には見 つか ら な い。も ち ろ ん歌 の中 に固有 名 詞. う か。た と え ば 、 登 場 す る頻 度 が高 い植物 が そ れ だ け 注 目を 浴 び て いる存 在 だ と す. わ れ て いる か を 見 てみ る。 八十 二箇 所 のう ち 、 植 物 と し て含 ま れ て いるも のが 、 七. 弊 詠ま れ る 。 し か しそ れ に植 物 名 を含 ん で いるも のが少 な いの であ る。 歌謡 にお い. ︽資 料 4︾ によ る︶。 ると 、そ の植 物 はま ず ア シ、 そ し てイネ 、 クズ 、 タ ケと 続 く ︵. と 、少 な い歌 謡 数 の中 に多 数 の植 物 種 が 登 場 し て いる こと 、 な ど であ る。古 代 の. ては 、 基 本 的 に植 物 は植 物 そ のも のと し て歌 わ れ る こと にな って いる、 と 想 定 でき. ︽資 料 5︾ に 植 物 そ のも のを さ す 場 合 だ け で考 え ると 、 タ ケ 、 イ ネ 、 カ シと 続 く ︵. 十 二と 圧 倒 的 であ る。素 材 が 五箇 所 、 固有 名 詞 に含 ま れ るも の は 五箇 所 だ け であ. る。 草 、 木 、 花 、 これ ら は 現 代 の短 歌 、俳 句 にも よく 用 いら れ る題 材 であ る。 植 物. 。 歌 謡 の み で調 べると 、 最 も 多 いも のは カ シ、 タ ケ であ る。 これ ら 頻 繁 に 登 よ る︶. 人 々 の植 物 観 、 信 仰 に つ いても 再確 認 が でき た 。. を 歌 う こと 、 詠 み込 む こと は古 代 か ら 現代 に至 るま で変 わ らず 持 ち 続 け て いる遺 伝. 場す る植 物 は 、 身 近 な存 在 で利 用度 も 高 く 生 活 に欠 かす こと が出 来 な い。 よ って感. 万 葉 集 ﹄ でも 、約 千 七 百 首 す べ てを 確 認 し た わ け では な いが 、 素 材 や 固 有 名 る。 ﹃. 的 な 現象 な のか も し れ な い。.

(8) 謝 や畏 敬 の念 が含 ま れ ており 、重 要 な存 在 であ る。 ﹃ 記 ﹄ に お い て重 要 な 植 物 と は 、 そ の植 物 を テ ー マと し た 物 語 や 歌 謡 が あ る こ と 、 そ の植 物 の存 在 の有無 が 、物 語 を 左 右 す る 可 能 性 があ る こと 、 そ の植 物 と 登 場 人 物 の強 い関 わ り があ る こと 、神 事 に用 いら れ て いる こと 、 な ど があ げ ら れ よう 。 そ のよう な 植 物 には 、雄 略 天皇 段 の ツキ 、 ハリ 、 仁 徳 天皇 段 の、 樹 種 は特 定 でき な いが ﹁ 高 樹﹂、垂 仁 天皇 段 のタ チ バ ナ ︵ と き じ く のか く の木 実 ︶、 さ ら に神 聖性 を 表 す ユツや霊威 の強 さを 表 す イ ツな ど の言 葉 が 冠 さ れ た カ ツラ、 カ シ、 ツバキな ど を あ げ る こと が でき る。 他 にも 固有 名 詞 に含 ま れ るも の、特 に神名 な ど は 、特 別視 さ れ て いたも のと 考 え ら れ る。 こ のよう に数 え 上 げ ると 枚 挙 に いと ま が な い。 植 物 、 ひ い て は 自 然 と いう 観 点 か ら ﹃ 記 ﹄ を 俯 隊 し 考 察 す る こと は 、 ﹃ 記 ﹄ の中 の物 語 世 界 と 同 時 に ﹃ 記﹄ を 構 築 し た 時 代 あ る いは 人 物 ︵ たち ︶ の世 界 を 知 る こと でも あ る。 植 物 や自 然 の描 写 か ら ﹃ 記 ﹄ を 検 証 す る こと は、今 後 も 課 題 と す べき も のと 考 え る。. 注 5 。6 4 o4 ﹃ 田 井田 孝 ﹁ 古事記﹄ の中 の植物 に ついてI ・Ⅱ ・Ⅲ﹂ 亀麗澤大学紀要﹄ 4 4 一九八七年七月 ・同十二月 ・一九八八年七月︶. 5   一九 九 五年 十 二月 ︶、 郡 佳 子 ﹁ 居 駒永 幸 ﹁ 樹 木 崇 拝 と 古 代 歌 謡 ﹂ 亀日本 歌謡 研究 ﹄ 3 古 代 にお け る樹 木 信 仰﹂ ﹁光 華 日本 文 学 ﹄ 4   一九 九 六年 八月 ︶、 次 田潤 ﹁上古 の植 物 崇 井 5巻 第 3号   一九 三 八年 三 月 ︶ な ど 。 と 文學 と の関 係 ﹂ 亀國 語 と 國 文 學 ﹄ 第 1 ⑩  和 田義 一 ﹁ 記 紀 歌 謡 の植 物︱ ︱ 樹 木 を 中 心 に︱ ︱ ﹂ 名古 事 記 日本 書 紀 論 集 ﹄ 一九 八 九. ﹁ 年 十 二 ︶、 岡 田喜 久 記紀 に われ 歌 謡 歌 た 二︶ も の ︵ ︱ ︱ 植 物 を 中 心 に︱︱ ︵ 月 男 上と 同 7 ・8   一九 九 一年 十 一月 。 一九 九 二年 十 一 買中 ご ︵ 梅 光 女 学 院 大 学 ﹃日本 文 学 研 究﹄ 2 2 月 ︶な ど 。. 回  尾畑 喜 一郎 編 ﹃ 古 事 記事 典 ﹄ ︵ 桜 楓 社   一九 八 八年 九 月 ︶. υ  人名 ・地 名 を 含 め る立 場 の井 田 は ﹁ 序﹂ の ﹁ 稗 田阿 礼 ﹂ の ヒ エを 入 れ て いな い。. 、︿此 口  それ ぞ れ ﹃ 記 ﹄ 分 注 に説 明 さ れ て いる。︿此 に赤 か が ち と 謂 へる は 、 今 の酸醤 ぞ ﹀ 、︿山 ゆり 草 の本 の名 は 、佐 阜 と 云 ふ ﹀ の、山 た づ と 云 ふは 、 是 今 の造 木 ぞ ﹀. 国  松 田、 ﹃ 大 系 ﹄ 頭 注 は カ ラ ム シ と す る。 宣 長 は 蒸 被 と し 、 ﹃ 注 釈 ﹄、 ﹃ 新 編 全 集 ﹄、 ﹃ 集 成 ﹄ は 絹 と す る。. 田  他 に ﹃ 記 ﹄ の仮 名 表 記 には ﹁ 麻︵ 麻︵ を と と し て植 物 の アサ の意 で 用 ま と があ る が 、 ﹁ いら れ て いる箇 所 があ る の で含 め る。. ︲ 6 ﹁野椎 神 ﹂ ﹁ 足 名 椎﹂ ﹁ 手 名椎﹂ ﹁ 塩 椎神 ﹂。 ﹁ 頭 椎﹂ ﹁ 椎 ﹂ の漢 字 はす べ て ﹁つち﹂ と 訓 む ︲ t よう であ るc. 記 ﹄ の植 物 を ま と め た 結 果 と し てカ タ カ ナ で植 物 名 を あ げ て七 十 一種 を 列 挙 岡  松 田 は ﹃ 。 しか し ﹁ ど のよう な用字 で現 れ て いる か﹂ の場 合 は漢 字 ︵ する ︵ 資 料 2参 照 ︶ 岩 波版 日. 本古 典 文 学 大 系 が 底 本 、 た だ し 書 き 下 し︶ であ げ 、計 七 十 五種 と な って いる。 た と え ば. 白 丹 寸 手 ﹂ コ円丹 寸 手 ﹂ と 二種 を 提 示 す る が カ タ カ ナ デ ー タ では ﹁アサ﹂ 用字 デ ー タ で ﹁. とま と め て いる。 さ ら に 用 字 デ ー タ で ﹁ 栗﹂ ﹁ 租﹂ ﹁ 真 木﹂ な ど が あ る が カ タ カ ナ デー タ では漏 れ て いる の で数 が異 な って いる。. 田  正確 に文 字 数 で判 断 す る と 、 開 化 は 一 一人九 文 字 だ が 植 物 表 記 が無 く 、履 中 、清寧 、. 顕宗 は 一〇 〇 〇字 以 下だ が 植 物 表 記 が あ る。 こ のよ う に完 全 に比 例 し て いるわ け では な いので ﹁ほ ぼ﹂ と し た 。 な お 、 字 数 計 算 には国 文 学 研 究 資 料 館 の 日本 古 典 文 学 本 文 デ ー. 閉 実際 には井 田よりも次 の松田のほうが早く ﹃ 記﹄記載 の植物名をまとめている。 側 松田 修 ﹃ 植物世相史 古代から現代ま で﹄ ︵ 社会思想社   一九七 一年九月︶ 四 本居宣長 ﹃ 古事記伝﹄本居宣長全集第九巻 ヽ十 二巻 ︵ 筑摩書房   一九六八年七月∼ 一. タ ベー ス ︵ 岩 波 書 店 旧 版 ﹃日本 古 典 文 学大系L を 利 用 し た 。. 九七四年三月︶ 西郷信綱 ﹃ 古事 記注釈﹄ ︵ 平凡社   一九七 五年 一月 ヽ 一九 八九年九月︶. 倉 野憲 司 ﹃ 古事 記全註釈﹄ 3 一 省堂   一九七 三年 十 二月 ∼ 一九 八〇年 十 二月︶. ⑩  松 田  修 ﹃ 増 訂萬 葉 植 物 新 考 ﹄ ︵ 社 会 思想社   一九 七 〇年 五月 ︶. 0. ﹃ 新 編 全 集 ﹄ の歌謡 番 号 数 に よ る。. 、同 ﹃日本書 紀 土橋  寛 ﹃ 古代 歌謡全注釈  古事 記 編﹄ ︵ 角 川書 店   一九七 二年 一月︶. 場合 が あ る﹂ と し 、 ﹁ そ れ を ど う 解 す るか で歌数 が 変 わ ってく る。 万葉 植 物 の歌 の数 が 書. 由 の 一つを ﹁そ の名 を 言 葉 に表 さ ず し て、 そ の植 物 を 詠 ん で いる 場 合 で、 そ れも 花 と か 咲く と か 言 って、 あ る植 物 を 詠 ん で いる場 合 と 、 花 と も 咲 く と も 言 わ な いで詠 ん で いる. ②  山 田 ・中 嶋 前 掲 書 は 、付 録 頁 に百 七 十 二種 の植 物 を あ げ て いる。 歌 数 を 確 定 し 難 い理. 月︶. 囲  山 田 卓 三 。中 嶋 信 太 郎 ﹃ 万葉 植 物事 典 ﹁ 万葉 植 物 を 読 むL ︵ 北 隆 館   一九 九 五年 十 一. 神 野志隆 光 ・山 口佳紀 ﹃ 古事 記注解﹄ 2 九九 三年 六月 ∼刊行中︶. であ る。. q  植 物 崇 拝 と は ﹃日本 国 語 大 辞 典 第 二版 ﹄ によ る と ﹁ 自 然 崇 拝 の 一つ。 樹 木 に神 霊 が 宿 って いる と し てあ が め た り 、樹 木 そ のも のを 神 聖 な も のと し てう やま った り す る こと c﹂. 評釈﹄ ︵ 東京堂 出版   一九七 三年九 月︶など。. 編﹄ ︵ 角 川書店   一九七六年 八月︶、相磯貞 三 ﹃ 記紀 歌謡全註解﹄ ︵ 有精堂   一九 六 二年 六 、武 田祐吉 ﹃ 、山路平 四郎 ﹃ 記紀歌謡全講﹄ ︵ 明治 書院   一九七 二年 十 一月︶ 月︶ 記紀 歌謡. (8)(7)(6)(5). (24) ). 文学 。文化研 究編 (2004年 3月 甲南女 子大学大学 院論集 第 2号.

(9) 古事記』記載 の植物 :『. 田中 千晶 (25). 物 によ って異 な る場合 のあ る のはそ のた め であ る﹂とす る。 こ の理由 に加え、著 者 が そ の言葉 を植物と判断し て いるか否かも数 の差 と し て表 れるだ ろう。 口  ﹃ 万葉 集﹄ の植物が、歌 の数 に対し てそ の種 数 が約 3%と非常 に少 なく感じられ意 外 な 印 象を受 け る。 これは分母 であ る歌 の数 が多 いので、割合と し ては少 なく算 出さ れ るた め であ るが、百五十から百 七十 と いう植 物 の種 類 は決 し て少 なく な い。 ここで述 べた い のは、 ﹃ 記﹄ にあらわれる植物 の種数 が歌謡 の数 から みると多 い、と いう こと であ る。 、﹃ 新 編全 集﹄ 頭 囲  土橋  寛 ﹃ 古代歌謡全注釈  古事 記編﹄ ︵ 角 川書店   一九七 二年 一月︶ 注 など による。 記﹄引用は、特 に記載 のな い限り 、小学館 ﹃ 新編 日本古典文学全集﹄ によ った。 本論 中 の ﹃ 本論 中参 考 にした書名 に対 し て、省略 し て記載 し て いる場合があ るが、次 のとおり であ る。 ﹃ 記﹄・oo。名 古事記﹄ ﹃ 注釈﹄・・・ュ 古事 記注釈﹄. ﹃ 紀﹄・oo・二 日本書紀﹄ ﹃ 大系﹄。・・。日本古典文学大系 ﹃ 古事記 祝 詞﹄岩波書店 ﹃ 集成﹄。・・・新潮 日本古典集成 ﹃ 古事記﹄新潮社. ﹃ 新編全集﹄・。新編 日本古典文学全集 ﹃ 古事 記﹄小学館.

(10) 甲南女子大学大学院論集第 2号. 文学 。文化研究編 (2004年 3月. ). (26). 『古事記』の中の植物 について I・ Ⅱ・Ⅲ」 《資料 l》 井田孝 「 草本植物. 食用植物. 繊維植物. 花弁植物. 染色植物. 一 西. 木本植物. 羊歯植物. 海藻類. 主早. l. 権榔 小豆. 梓 栗 心菜 怜. 赤梼 ・株 木 十 瓜. 宇毛. l. 蒲子 麻 大根 羅摩. かが ち 白梼 柏. 20. 桂 。香木. 22 23. 本 南. 蒲 葛 歴木. 25. 栗 桑 薦 ︺女. 賢木. 鳥草樹 佐那葛 椎 椙 菅. すす き 人豆. 竿. 竹 (小 竹. ). 立祇稜 40. 1喬. 拷 42. 槻. 43. つ ぎね. 44 45 46 47. 黒葛 椿 蘇葛 梨 尊. 48. ぬ ばた ま. 49. 野蒜 ・蒜. 50 波土. 52. 山椒 )菫. 54. 榛 の木. 55 56. 日景 狐 菱. 57. 60 62 63 64 65 66 67. 勝 一. 一 勝. 桧. 59 真木 真折 松 檀. 御綱柏 椋 の本. 海布 0海 草 麦. 69. 初ヒ. 山あ し 山百合草.

(11) (27). 資料 3》 尾畑喜一郎編 『古事記事典』 《 赤加賀智 土早. 1. 資料 2》 松田修 『植物世相史 古代から現代 まで』 《 1. 7カ カガチ. オ ズキ. (ホ. ). アサ. 藍蓼. ア シ. 権榔. ア タネ (未 詳 アヂ マ サ (ビ ロ ウ ). 小豆. ). ァズ キ ァ ズサ ア ハ キ (未 詳 ) ア ヲナ (カ ブ ラ ). 梓. 栗 藤菜 怜. イチサ カキ イチ ヒ. 赤梼. 厳 白梼→ 白梼. (ヒ. サ カキ. ). イネ. 20. 蒲子 大根 羅摩. ウ リ (マ ク ワ ウ リ) エ ビカズ ラ (エ ビズ ル ). 白梼. カガ ミ (ガ ガイモ ). 柏 楓 蒲黄 臭韮. カ シ. オオネ (ダ イコン. ). カツラ ガマ. 20. 歴木. 22 23. 24 25 26 27 28 29 30 32 33 34 35. 36. 40. 鳥草樹 佐那葛. 佐葦→ 山百合草 篠 椎 相 菅 薄 楓俊 勢 竹 オ 喬 槻 黒葛 椿. 22 23. クリ. 25 26 27 28 29 30. コケ. サ ナ カズラ (サ ネ カズ ラ サ イ (ヤ マユ リ ). シ ノ. 39. タカ ム ラ (竹 の子 タク (コ ウゾ). 40. タケ. タチ バ ナ. (ミ. ). カ ン). 45. タヂ ヒ (イ タ ドリ チ ガヤ ツキ (ケ ヤ キ ツヅラ (ツ ヅラフジ. 46. ツバ キ. 47. 朱桜. 49. トコロ ヅラ (ト コロ) ヌナハ (ジ ユ ンサ イ ヌバ タマ (ヒ オ ウギ. 42. 野老 漬木 野蒜 山椒. 44. 49. サ シ ブ (シ ヤ シ ヤ ンボ ). シ イ. 44. 48. ササ. スス キ タチ ソバ (ソ バ ノキ ) ダイズ. 43. 47. コ モ. サ カキ サ クラ. ). 32 33. 登岐士玖能迦玖能木賞→橘. 46. クヌ ギ. 24. 43 45. クス クズ. 連 一. 42. 栗 幕 海草 笹. 一 矛. 39. 熊 白梼 → 白梼. カ ミラ (ニ ラ). 48. ). ). ). ) ). ハ ジ (ヤ マ ハ ゼ ). 榛 日影 弧 菱 檜 柊. ハ ジカ ミ. (サ. ンシ ョウ、 シ ョウガ). ハ ス. ハハ カ. (ウ. ワ ミズザ クラ. ). ハ リノキ (ハ ン ノキ ) ヒノキ. ヒカゲ (ヒ カゲ ノカズ ラ) ヒサ ゴ (ユ ウガオ. 熟菰. ヒ シ. 一 謄. 蒜 → 野蒜. ). 酸醤 → 赤加賀智 60. 真木. ヒイラギ 60. 真 賢木. レ ヒリ. (ノ. ビル ). フ ジ. 松. 62 63. マ サ キ ノカズ ラ マ ツ (総 名 ). 大豆. 64. マユ ミ. 檀. 65. ミツナ ガ シハ. 御綱柏. ム ギ. 麦 椋. 66 67 68 69. ム シ (カ ラ ム シ ) メ (総 名 ). 70. ツヒ. 70. モ モ. 72. 山多豆 山百合草. 62 63 64 65 66 67 68 69. 真折. 造木→ 山多豆. 義. イカカズ ラ). (テ. (カ. ク レ ミノ). ム ク ノキ. ヤ マ タズ. (ニ. ワ トコ. ).

(12) (28). (頁 よ 1. み. 植物種. ア カ カ ガチ. 赤かが ち. アサ. 麻. 頁 ―行. 記載分類. 赤加賀智. 69-15. 本文. 赤加 賀知. 70-1. 分注. 植物. 麻 (を. ). 187-4. 本文. 植物. 麻 (を. ). 187-8. 本文. 植物 植物. 数. 表. ). 187-10. 本文. 187-17. 本文. 植物. 崇神 ・三 輪 山伝 説. 29-5. 本文. 植物. 神代 ・天地初発 神代 ・聖婚 神代 ・黄泉 国. 葦船. 34-1. 本文. 素材. 葦 原 中国. 48-1. 本文. 国名. 葦原 中国. 63-15. 本文. 国名. 葦原 中国. 66-3. 本文. 国名. 葦原 中国. 67-10. 本文. 国名. 葦原 中国. 99-14. 本文. 国名. 葦原 中国. 101-2. 本文. 国名. 葦原 中国. 101-15. 本文. 国名. 葦 原 中国. 108-1. 本文. 国名. l. 葦 原 中国 葦 原 中国. ア ヅキ. ア ハ. 小豆 半 上. ア ヅサ. 「 オ 賓根. 栗. 国名. 1-8. 本文. 国名. l. 3-5. 本文. 国名. l. 3-9. 本文. 国名. 神代 ・忍穂耳 神代 ・天若 日子 神代 。天若 日子 神代 ・建御 雷神 神代 。国譲 り/建 御 雷神 神代 。国譲 り/建 御 雷神 神代 ・国譲 り/天 孫 降臨 神代 ・国譲 り/天 孫 降臨 神代 ・天孫 降臨. 5-4. 本文. 国名. 147-2. 本文. 国名. 葦原 中国. 147-4. 本文. 国名. 葦原色許男. 75-3. 本文. 神名. 葦原色許男. 81-ll. 本文. 神名. 葦原色許男. 95-8. 本文. 神名. 葦原色許男. 209-3. 本文. 神名. 葦那陀迦神. 93-5. 本文. 神名. 豊葦 原千秋長五 百秋水穂 国. 99-6. 本文. 国名. 神代 0葦 原 中国平定. 豊葦原千秋長五百秋水穂 国. 99-10. 本文. 国名. 神代 ・葦原中国平定. 豊葦原水穂 国. l15-1. 本文. 国名. 若葦. 109-16. 本文. 植物. I. 神武 ・熊野 神武 ・熊野 神代 。大 国主 神代 。大 国主 神代 ・大 国主 垂仁 ・本牟智和気 神代 。大 国主. 阿斯波 良. 160-2. 歌謡. 植物. 神代 ・天孫 降臨 神代 。国譲 り 神武 ・伊須気余理比売. 葦井. 167-12. 分注. 地名. 諮徳. 葦 田宿禰. 307-6. 本文. 人名. 履中. 331-17. 本文. 植物. 阿多尼. 89-10. 歌謡. 植物. 安康. 神代 。大国主命 垂仁 0本 牟智和 気. 権榔之長穂宮. 209-5. 本文. 宮名. 阿遅麻佐. 290-2. 歌謡. 植物. 小豆 島. 37-5. 本文. 国名. 小豆. 68-3. 本文. 植物. 阿 豆佐 由美. 273-4. 歌謡. 素材. 応神 ・大 山守命. 阿豆佐 由美. 273-8. 歌謡. 素材 素材. 応神 ・大山守命 允恭 ・軽太子. 仁 徳 ・黒 日売 神代 ・国生 み 神代 ・須佐 之男. 阿豆佐 由美. 325-14. 歌謡. 栗国. 35-13. 本文. 国名. 栗. 68-3. 本文. 本 直物. 神代 ・ 国生 み 神代 ・須佐 之男. 阿波布. 155-4. 歌謡. 植物. 神武 ・久米歌. 栗 田臣. 169-2. 分注. 氏族 名. 孝昭. 阿波岐原. 本文. 地名. 阿哀那. 49-16 291-4. 歌謡. 植物. 伊知佐加紀. 153-5. 歌謡. 植物. 赤梼. 赤梼. 221-14. 本文. 植物. 礫. 伊知比. 263-3. 歌謡. 植物. 神 武 ・宇 陀 景行 ・倭建命 応神 。矢河枝比売. 蒲生稲寸. 62-3. 分注. 氏族 名. 神代 。うけ ひ. アハ キ. I. ア ヲナ. 青菜. 1. イチサ カキ イチ ヒ. 怜. 1. イネ. 本文. 1. 神代 ・天 の石屋 神代 ・天 の石屋 神代 ・天 の石屋. 葦 原 中国. 葦 原 中国. アヂ マ サ. 崇神 ・三輪 山伝 説 祟神 。三 輪 山伝説 崇神 ・三輪 山伝 説. ). 葦原 中国. 1. 記載箇所 神代 ・八 俣遠 呂智 神代 ・八 俣遠 呂智. 廂くを. 章 原 中国. ア タネ. 種 類 植物. 麻 (を 葦牙. ア シ. ―行 は『新編全集』による). 神代 。みそ ぎ 仁徳 ・黒 日売.

(13) 田中 千晶 :『 古事記』記載の植物. (29). 68-2. 本文. 植物. 稲田宮主. 73-11. 本文. ネ 申4L. 可 希 活可. 75-11. 本文. 国名. ] 本 諧可. 75-12. 本文. 国名. ] 不 活可. 79-2. 本文. 国名. ] 不 消可. 181-3. 分注. 国名. 開化. ] 不 活可. 205-13. 本文. 国名. 垂仁 ・本牟智和気. 稲氷命. 137-16. 本文. 神名. 稲氷命. 138-2. 本文. 監 ネ 申蒼. 神代 0鵜 葺草葺不合命 神代 ・鵜葺草葺不合命. 稲置. 166-1. 分注. 氏族名. 安寧. 稲置. 166-1. 分注. 氏族名. 安寧. 稲置. 166-1. 分注. 氏族名. 安寧. 稲置. 167-12. 分注. 氏族名. 諮徳. 景行 ・系譜. 稲置. 215-6. 本文. 氏族名. 稲依毘売. 181-1. 本文. 人名. 開化. 稲 木之別. 197-7. 分注. 氏族名. 垂仁 ・系譜. 稲瀬毘古王. 197-11. 分注. 人名. 稲城. 201-5. 本文. 素材. 垂仁 ・系譜 垂仁 ・沙本昆古. 稲城. 201-7. 本文. 素材. 稲城. 201-11. 本文. 素材. 垂仁 ・沙本毘古 垂仁 ・沙本毘古. 稲城. 203-15. 本文. 素材. 垂仁 ・沙本毘古. 伊那賀 良. 235-12 235-12. 歌謡. 植物. 景行 ・倭建命. 歌謡. 植物. 稲依別王. 237-15. 本文. 人名. 景行 ・倭建命 景行 ・倭建命. 稲依 別王. 238-3. 本文. 人名. 景行. 稲 目. 377-12. 本文. 人名. 欽明. 稲目. 382-3. 本文. 人名. 義. 334-3. 本文. 植物. 茨本 国造. 62-1. 分注. 氏族名. 茨 田連. 163-8. 分注. 氏族名. 茨 田下連. 215-9. 分注. 氏族名. 茨田. 287-3. 本文. 地名. 景行 ・系譜 仁徳 0系 譜. 茨田. 287-4. 本文. 地名. 仁徳 ・系譜. 茨 田郎女. 372-3. 本文. 人名. 継体. 茨 田連小望. 373-1. 本文. 人名. 継体. 茨 田大郎女. 373-2. 本文. 人名. 継体. 茨 田王. 383-3. 本文. 人名. 用明. 熟瓜. 221-8. 本文. 植物. 景行. 八瓜之白日子工. 317-11. 本文. 人名 植物. 伊那賀 良. ウハ ギ. 義. ウマ ラ. 茨. ウ リ. 20. 1. 瓜. エ ビカ ヅラ. 蒲子. オホ ネ. 大根. 神代 ・須佐之男 神代 ・須佐之男 神代 ・大国主命 神代 。大国主命 神代 ・大国主命. 稲種. 1. 倭建命. 用明. 安康 0市 辺之忍歯王 神代 ・ うけ ひ 神武 ・当芸志美 々命. 倭建命 允恭 ・系譜 神代 ・黄泉国. 蒲子. 47-4. 本文. 神大根 王. 178-1. 本文. 人名. 開化. 洪富泥. 295-11. 歌謡. 植物 植物. 仁徳 ・山城 仁徳 ・山城 神代 。大 国 主. 意富泥. 298-2. 歌謡. カガ ミ. 羅摩. 1. 羅摩船. 94-2. 本文. 素材. カキ. 本 市. 1. 柿本 臣. 169-3. 分注. 氏族名. 孝昭. カ シ. 白梼. 畝火之 白梼原宮. 157-2. 本文. 宮名. 神 武 。久米歌. 白梼尾 上. 165-1. 本文. 地名. 神武 ・御陵. 甜 白梼. 207-10. 本文. 地名. 葉広熊 白梼. 207-11. 本文. 植物. 吉野之 白梼 上. 266-2. 本文. 植物. カ シ ハ → ミキ ノ カ シ ハ 、 ミツナ ガ シハ. 味 白梼. 319-7. 本文. 地名. 久麻迦志. 234-1. 歌謡. 植物. 加志能布. 267-2. 歌謡. 植物. 加志波 良哀登売. 343-7. 歌謡. 地名. 波昆 呂久麻 加斯. 340-2. 歌謡. 植物. 伊都加斯. 343-7. 歌謡. 植物. 加斯. 343-7. 歌謡. 植物. 垂仁 。本牟智和 気 垂仁 。本牟智和気. 応神 ・吉野之国主 允恭 ・氏姓制定 景行 0倭 建命 応神 。吉野之 国主 雄略 ・赤猪子 雄略 。若 日下部 王 雄略 ・赤猪子 雄略 ・赤猪子.

(14) 甲南女子 大学 大学 院論集 第 2号. 22. カツラ. 文学 ・ 文化研 究編 (2004年 3月. 102-2. 本文. 植物. 神代 ・天若 日子. 127-10. 本文. 植物. 神代 ・ 毎神国. 127-14. 本文. 植物. 神代. 香木. 129-4. 本文. 植物. 蒲生稲 J. 62-3. 分注. 氏族 名. 蒲黄. 78-3. 本文. 植物. 賀美 良. 155-4. 歌謡. 植物. 鳥之 石楠船神. 41-1. 本文. 神名. 久須婆. 191-9. 本文. 地名. 湯津楓. 楓. ,易. 華香木. 香木 23. ガマ. 蒲. 24. カ ミラ. 香韮. 25. ク ス. 本 南. l. 26. 27. 29. 葛. クヌギ. 歴木. クハ. 桑. ク リ. 栗. 0. 神代 ・ うけひ 神代 ・大 国主 神武 ・久米歌 神代 。国生 み. 191-12. 本文. 地名. 336-3. 本文. 地名. 安康 ・市辺之忍歯王. 97-11. 本文. 地名. 神代 。大国主系譜. 261-3. 本文. 地名. 加豆怒. 261-5. 歌謡. 地名. 久々紀若室葛 (つ な)根 神. 98-3. 本文. 神名. 久 々紀 若室葛 (つ な )根 神 葛 (か づ )野 之 別. 99-1. 本文. 神名. 179-8. 分注. 氏族 名. 開化. 葛城 高岡宮 葛城液 上宮. 165-5. 本文. 宮名. 綾靖. 168-1. 本文. 宮名. 孝昭. 葛城室之秋津 島宮. 169-10. 本文. 宮名. 孝安. 葛城之高 T― 那昆売. 173-14. 本文. 人名. 孝元. 葛城長江曾都毘 古. 175-4. 本文. 人名. 孝元. 葛城之垂見宿禰. 176-1. 本文. 人名. 開化. 葛城之 高額比売. 180-l. 本文. 人名. 開化. 葛城之野伊 呂売. 259-4. 本文. 人名. 葛城之 高額比売. 277-16. 本文. 人名. 応神 ・系譜 応神 ・天之 日矛. 葛城 曾都昆 占. 285-6. 本文. 人名. 仁徳 ・系譜. 葛城部. 286-2. 本文. 部名. 迦豆 良紀. 294-2. 歌謡. 地名. 仁 徳 ・系譜 仁徳 ・八 田若郎女. 葛城 曾都比古. 307-6. 本文. 人名. 履中・系譜. 葛城. 333-3. 分注. 地名. 安康. 葛城之 山. 347-1. 本文. 地名. 雄略 ・葛城 山. 葛城 山. 347-8. 本文. 地名. 雄略 。葛城山. 葛城之 一言主之 太神. 349-. 本文. 神名. 雄略 。葛城 山. 葛城忍海之高 木角刺宮. 355-. 本文. 宮名. 清寧. 葛城■. 378-. 本文. 人名. 欽明. 葛城 I. 380-. 本文. 人名. 敏達. 歴木. 250-2. 本文. 植物. 玖須婆 26 葛 (か づ )野 葛 (か づ )野. l. 毎神 国 神代 ・ 毎神 国. 祟神 0建 波辺安王 祟神 ・建波迩安王. 久須 婆 クズ. (30). ). 応神 ・矢 可枝比売 応神 ・矢 可枝比売. 神代 ・大国主系譜 神代 ・大国主系譜. 歴木. 250-3. 本文. 植物. 仲哀 ・忍熊 王 仲哀 ・忍熊 王. 桑 田三. 381-5. 本文. 人名. 敏達. 羽栗 臣. 169-3. 分注. 氏族 名. 孝昭. う 者511弄 里 こ. 263-4. 歌謡. 植物. 美者Бメ 里. 265-1. 歌謡. 植物. 久流 須. 343-10. 歌謡. 植物. 応神 ・矢河枝比売 応神 ・髪長比売 雄略 。赤猪子. 甕栗宮. 355-9. 本文. 言名. 清寧. 本 直男IIti. 383-3. 本文. 人名. 用明. 海専. 112-1. 本文. 植物. 薦. 217-14. 本文. 植物. =り. コ ケ→ ヒ カゲ 30. コ モ. 海専. l. 薦. 榊. 32 サ ク ラ. 桜. 1. 景行 0倭 建命. 許 fサ. 234-1. 歌謡. 植物. 許 Iよ. 321-3. 歌謡. 植物. 11チ. 340-l. 歌謡. 植物. 碁母. 308-3. 歌語. 植物. 65-5. 本文. 植物. 履 中 ・墨江 中王 神代 ・天 の 石屋. i講. サ カキ. 神代 。大 国主 景行 ・倭建命. 7二. 百津真 賢 木. 允恭 ・軽太 子 下 各 。若 日 部王 雄田. 桜 井臣. 175-1. 分注. 氏族名. 孝元. 桜井 田部連. 258-1. 本文. 氏族 名. 応神 ・系譜. 桜 井之玄 E. 377-15. 本文. 人名. 欽明. 桜 井 玄王. 380-2. 本文. 人名. 敏達.

(15) 田中. (31). ササ. 34 サ シ ブ 35 サ ナ カヅラ 36 サ ヰ. 37 38. 39. 40. シ ノ. シ ヒ. ス ギ. ス ゲ. 小竹. 1. 笹. 1. 鳥草樹. さな葛. 1. 佐葦. 小竹. 椎. 椙. 菅. ススキ. 薄. 1. 42. ソ バ. 狐稜. 1. 43. ダイズ. 大豆. 1. 44. タカナ. 藤. タ カ ミナ. 筆. 46. タ ク. 拷. 47. タケ. 竹. 307-4. 本文. 宮名. 若桜部 臣. 315-5. 本文. 氏族名. 履中. 若桜部 臣. 315-5. 本文. 氏族名. 履 中. 小竹葉 佐 々波. 65-11. 本文. 植物. 321-2. 歌謡. 植物. 佐斯夫. 293-12. 歌謡. 植物. 佐斯夫. 293-12. 歌謡. 植物. 佐那葛. 271-1. 本文. 植物. 佐章. 159-15. 分注. 植物. 佐葦. 159-16. 分注. 植物. 応神 。大山守命 神武 ・伊須気余理比売 神武 。伊須気余理比売. 佐葦. 159-16. 分注. 植物. 神武 ・伊須気余理比売. 小竹. 235-14. 本文. 植物. 士怒波 良. 235-17. 歌謡. 地名. 景行 ・倭建命 景行 0倭 建命. 志比. 263-3. 歌謡. 植物. 応神 ・矢河枝比売. 訂志比宮. 241-9. 本文. 宮名. 仲哀. 訂志比宮. 243-2. 本文. 宮名. 仲哀. 椙. 69-16. 本文. 植物. 二俣椙. 205-7. 本文. オ 直物. 神代 ・八 俣遠 呂智 垂仁 ・本牟智和気. 履 中. 神代 。天 の石屋 允恭 ・軽太子 仁徳 ・八 田若郎 女 仁徳 ・八 田若郎女. 菅原. 212-2. 本文. 地名. 垂仁 ・御 陵. 菅畳. 227-8. 本文. 素材. 景行 。倭建命. 須賀多 々美. 160-2. 歌謡. 素材. 須賀波 良. 299-6. 歌謡. 地名. 須賀波 良. 299-7. 歌謡. 地名. 比登母登須 宣. 299-6. 歌謡. 植物. 比登母登須 宣. 299-9. 歌謡. 植物. 菅原之伏見 岡 比登母登須 々岐. 331-3. 本文. 地名 (御 陵. 90-1. 歌謡. 植物. 神武 。伊須気余理比売 仁徳 ・八 田若郎女. ). 仁徳 ・八 田若郎 女 仁徳 0八 田若郎女 仁徳 。八 田若郎女 安康 ・ 目弱王 神代 ・大 国 主 神武 ・宇 陀. 153-4. 歌謡. 植物. 68-3. 本文. 植物. 291-2. 本文. 植物. 291-3. 本文. 植物. 47-6. 本文. 植物. 多久. 87-15. 歌謡. 植物. 多久. 91-7. 歌謡. 植物. 多久. 91-8. 歌謡. 植物. 拷. 113-2. 本文. 植物. 斯漏多閉 (た へ ). 345-16. 歌謡. 植物. 雄略 ・阿岐豆野. 竹輌. 57-3,. 本文. 素材. 打竹. 113-4. 本文. 植物. 神代 ・須佐 之男 神代 ・大 国 主. 竹別. 167-11. 本文. 氏族名. 諮徳. 竹野比売. 175-13. 本文. 人名. 開化. 竹野別. 181-3. 分注. 氏族 名. 開化. 竹. 217-5. 本文. 植物. 景行 ・倭建命 応神 ・秋 山春 山. 多知曾波 大豆 (ま め. ). 藤. 1. :『 古事記』記載 の植物. 若桜官. 一 松. 45. 千晶. 争. 神代 ・須佐 之男 仁徳 。黒 日売 仁徳 ・黒 日売 神代 ・黄泉 国 神代 。大 国主 神代 ・大 国主 神代 。大 国 主 神代 。大 国 主. 一節竹. 281-6. 本文. 植物. 竹葉. 281-8. 本文. 植物. 竹葉. 281-8. 本文. 植物. 竹葉. 281-9. 本文. 植物. 竹. 357-10. 歌謡. 植物. 陀気. 340-2. 歌謡. 植物. 陀気. 340-3. 歌謡. 植物. 陀気. 340-3. 歌謡. 植物. 陀気. 341-1. 歌謡. 植物. 雄略 。若 日下部王 雄略 ・若 日下部王 雄略 。若 日下部王. 多気. 351-8. 歌謡. 植物. 雄略 ・三重 采女. 竹 田王. 379‐ 12. 本文. 人名. 敏達. 本 喬. 49-16. 本文. 植物. 神代 。みそ ぎ. 本 喬. 212-1. 本文. 植物. 弟橘比売. 227-6. 本文. 人名. 応神 ・秋 山春 山 応神 ・秋 山春 山 応神 ・秋 山春 山 清寧 。二王 子 雄略 。若 日下部王. タチ ソバ → ソバ 48. タチバ ナ. 本 喬. 垂仁 ・多遅摩毛理 景行 0倭 建命.

(16) 甲南女子 大学 大学 院論集 第 2号. 49. タデ ヒ. チ ガヤ ツ キ. ツヅラ ツバ キ. 56. 野老蔓. ナ シ. 梨. 59. ヌ バ タマ. ハチス. 草. 山椒. 63. 榛. ヒ. 264-3. 歌謡. 植物. 応神 ・髪長比売. 317-12. 本文. 人名. 允恭 0系 譜. 橘之中比売命 橘之豊 日命. 375-16. 本文. 人名. 377-13. 本文. 人名 (天 皇. ). 欽明. 橘之豊 日命 橘之豊 日王. 379-3. 本文. 人名 (天 皇. ). 欽明. 382-1. 本文. 人名 (天 皇. ). 橘本之若子 工. 377-16. 本文. 人名. 欽明. 多遅比野 多遅比野. 307-16. 本文. 地名. 308-3. 本文. 地名. 履 中 ・墨江 中王 履 中 ・墨江 中王. 1. 蓼津. 143-14. 本文. 地名. 神武 ・五瀬命. 1. 阿佐遅. 365-3. 歌謡. 植物. 都 久 由美. 325-. 歌謡. 素材. 顕宗 ・置 目老婦 允恭 ・軽太子. 百枝槻. 350-. 本文. 植物. 雄略 ・三重来女. 百枝槻. 351-. 本文. オ 直物. 都紀賀延. 351-. 歌謡. 植物. 雄略 0三 重来女 雄略 0三 重釆女. 都豆 良. 223-3. 歌謡. 植物. 由都 麻都婆岐. 293-13. 歌謡. 植物. 由都麻都婆岐. 352-3. 歌謡. 植物. 登 許 呂豆 良. 235-12. 歌謡. 植物. 木梨之軽 王. 317-8. 本文. 人名. 木梨之軽太 子. 319-8. 本文. 人名. 允恭 ・軽太子. 木梨之軽太子. 319-13. 本文. 人名. 允恭 ・軽太子. 奴 那波. 265-4. 歌謡. 植物. 応神 0髪 長比売. 奴婆多麻 奴婆多麻. 87-13. 歌謡. 植物. 神代 0大 国主命. 89-6. 歌謡. 植物. 神代 。大 国 主命. 波士弓. 103-2. 本文. 素材. 波士弓. 117-13. 本文. 素材. 波士加美. 155-7. 歌謡. 植物. 波知須. 343-17. 歌謡. 植物. 神武 ・久米歌 雄略 。赤猪子. 婆知須 波 々迦. 343-17. 歌謡. 植物. 雄略 ・赤猪子. 65-4. 本文. 植物. 榛 原君. 273-10. 分注. 氏族 名. 榛. 347-5. 本文. 植物. 波理能紀. 347-7. 歌謡. 植物. 檜. 69-16. 本文. 植物. l. l. l. ヒ エ. 1. 景行 ・倭建命 仁 徳 0八 田若郎女 雄略 ・三重 来女. 景行 0倭 建命 允恭 0軽 太子. 神代 ・天若 日子 神代 0天 孫 降臨. 神代 。天の石屋 応神 0大 山守命 雄略 ・葛城 山 雄略 ・葛城 山 神代 ・八俣遠 呂智 雄略 ・三重 采女. 歌謡. 植物. 375-14. 本文. 地名. 宣化. 檜姻. 377-7. 本文. 地名. 欽明. 稗. 稗田阿礼. 22-2. 本文. 人名. 序. 稗 田阿礼 天之 日影. 24-1. 本文. 人名. 序. 65-10. 本文. 本 直物. 羅. 69-16. 本文. 植物. 神代 ・天 の石屋 神代 ・八俣遠 呂智. 瓢. 245-16. 本文. 植物. 上 ヒ其 折 比 々羅木之其花麻 豆美 神. 263-3. 歌謡. 植物. 仲哀 ・神託 応神 。矢河枝比売. 93-10 223-10. 本文. ネ 申4啓. 神代 0大 国 主. 本文. 植物. 景行 ・倭建命. 228-2. 本文. 植物. 景行 ・倭建命. 怒毘 流. 264-2. 歌謡. 植物. 応神 ・髪長比売 応神 ・髪長比売. 67. ヒサ ゴ. 瓢. ヒ シ. 菱. ヒ ヒラギ. 柊. 1. 1. 士藤. 再 士. 比 々羅木. 一 謄. フ ヂ. ホホ ヅキ→ ア カカガチ 酸 醤 マ キ. 用明. 351-9. 日陰 蔓. 72. 宣化. 檜姻. ヒカゲ. ヒ ル. l. 檜. 66. 70. 多知婆那 橘大郎女. 蓮. ははか. 69. 景行 ・倭建命. ヒオ ウギ. 62 ハ ハ カ. 65. 人名. ハ ジ. 60 ハ ジ カ ミ. 64. 本文. 椿. トコロ ヅラ. 57 ヌ ナ ハ 58. 237-13. 槻. 黒葛. (32). ). 弟オ 喬比売. イタ ドリ 蓼 十 一 矛. タデ. 文学 ・文化研 究編 (2004年 3月. 真木. 1. 比流. 264-2. 歌謡. 植物. 布遅葛. 279-13. 本文. 植物. 応神 ・秋 山春 山. 藤花. 279-16. 本文. 植物. 藤原之琴節郎女. 283-2. 本文. 人名. 応神 ・秋 山春 山 応神 。子孫. 酸醤. 70-1. 分注. 植物. 神代 ・八俣遠 呂智. 真木. 245-16. 本文. 植物. 貢・ネ モ イ 中巧 申言. 麻紀. 351-9. 歌謡. 植物. 御真木 入 日子. 175-15. 本文. 人名 (天 皇. ). 開化. 御真 木入 日子. 176-3. 本文. 人名 (天 皇. ). 開化. 雄略 ・三重 采女.

(17) (33). 73 マ サ キ. 真析. 74. 松. マ ツ. 75 マ ユ ミ. 檀. ミキ ノ カ シハ. 76. 御酒柏. ミツナ ガ シ ハ. 77. 1. 御綱柏. 78. ムギ. 麦. 79. ム ク. 椋. 1. 1. メ. 海布. モ モ. ツヒ. ヤ マ タヅ. 造木. ヤ マユ リ→ サヰ. 山 百合. 御真木入 日子. 181-10. 本文. 人名 (天 皇 祟神 ・系譜. 御真木天皇. 193-8. 本文. 」 人名 (天 皇 ) 壁 ネ 申. 美麻紀伊理昆古. 189-8. 歌謡. 美麻紀伊理毘古. 189-8. 歌謡. 人名 (天 皇) 祟神 ・建波辺安 王 人名 (天 皇 祟神 ・建波迩安 王. 美麻紀伊理毘古. 189-10. 歌謡. 人名 (天 皇. 天之真析. 65-11. 本文. 植物. ). ). ). 崇神 ・建波迩安 王. 一松. 233-4. 本文. 植物. 神代 ・天 の 石屋 景行 ・倭建命. 比登都麻都. 233-7. 歌謡. 植物. 景行 ・倭建命. 比登都麻都. 233-8. 歌謡. 植物. 比登都麻都. 233-9. 歌謡. 植物. 枯松. 335-1. 本文. 植物. 麻 由美. 273-4. 歌謡. 植物. 麻由美. 273-8. 歌謡. 植物. 御酒柏. 264-1. 本文. 植物. イ 卸7酉 本 白. 303-2. 本文. 植物. 御 酒柏. 303-3. 本文. 植物. 仁 徳 ◆速総別王 仁 徳 ・速総別王. 御綱柏. 291-15. 本文. 植物. 仁徳 ・八 田若郎女. 御綱柏. 292-1. 本文. 植物. 御綱柏. 293-6. 本文. 植物. 麦. 68-3. 本文. 植物. 牟久木. 83-11. 本文. 植物. 景行 ・倭建命 景行 ・倭建命 安康 ・市辺之忍歯 王 応神 ・大 山守命. 応神 ・大山守命 応神 ・髪長比売. 仁徳 0八 田若郎女 仁徳 ・八 田若郎女 神代 ・須佐 之男 神代 ・大 国 主 神代 。国譲 り. 海布. 111-17. 本文. 植物. 桃子. 47-11. 本文. 植物. 桃子. 47-12. 本文. 植物. 夜麻多豆 山多豆. 325-8. 歌謡. 植物. 325-9. 歌謡. 植物. 允恭 ・軽太子 允恭 ・軽太子. 造木. 325-9. 分注. 植物. 允恭 0軽 太子. 山由理草. 159-15. 分注. 植物. 神武 ◆伊須気余理比売. 山由理草. 159-16. 分注. 植物. 神武 。伊須 気余理比売. 山由理草. 159-16. 分注. 植物. 神武 ・伊須気余理比売. 神代 ・黄泉 国 神代 ・黄泉 国. 植物 149. 重. 除 い た万葉仮名 麻 (を )の 一 部 麻 (ま. 本文 20 1 歌謡 82 分 注 30. ). 豆 (づ ) 除 い た別 の 訓 み. 椎 (つ ち. ). 《 資料 5》 植物そのものをあらわす表記 番号. よ. み. 樹種. 歌謡数. 数. 表. 赤加賀智 赤加賀知. 分注. アサ. 麻. 麻 (を ). 本文. 童 早. 赤 かが ち. ア シ. 1. ア タネ. 1. 1. 1. アヂ マサ. 権榔. 1. アヅキ. 小豆. 1. ア ハ. 栗. ]. 己載箇所 (天 皇別 ). 記載分類. ア カ カ ガチ. 本文. 神代 ・八 俣 遠 呂智 神代 0八 俣遠 呂智 崇神 。三輪 山伝説 神 武 ・伊須気余理比売. 阿斯波 良. 歌謡. 葦牙. 本文. 若葦. 本文. 神代 ・天地初発 神代 ・国譲 り. 本文. 安康. 阿多尼. 歌謡. 神代 。大国主命. 権榔之長穂宮. 本文. 阿遅麻佐. 歌謡. 小豆. 本文. 栗. 本文. 阿波布. 歌謡. 垂仁 。本牟智和気 仁徳 ・黒 日売 神代 ・須佐 之男 神代 ・須佐 之男. ア ヲナ. 青菜. 1. l. 阿哀那. 歌謡. 神 武 ・久米歌 仁徳 ・黒 日売. イチ サ カ キ. 怜. 1. 1. 伊 知佐加紀. 歌謡. 神武 ・宇 陀.

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