JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 原子力科学研究所の基礎基盤技術を活用した中小企業 の製品化事例の分析 Author(s) 根本, 正博 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 233-236 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11012
Rights
本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
原子
科学研究所の
技術を活用した
業の
化事
の分析
本 (日本原子 研究開発機構) ( )はじめに 原子 科学研究所(以 「原科研」という)は( )日本 原子 研究開発機構(以 「原子 機構」という)の 研 究開発 ンターを構成する研究所であり( ) 日本原子 研究所 研究所の主に施 を する部 が研究開発 点として 成されて発 した。原科研 には 研究用原子 界実験 置 料物質 用施 などの研究施 が 置されており 原科研に 在する研究開発部 所 の研究者 と連 し 技術開発 施 などの活動を行っている[1]。 原科研に 置された研究施 は 施 用の に い て 大学 公的研究機関の か 業と連 した 研究 ・ 研究などに 料(研究成果は 公開) 料(研 究成果は公開)で 用されている。さらに 端大型研究施 の 用による研究技術開発の 化活動をはじめ 原科 研が する 技術をベースにした 業 の 化 などの 会 献活動も展開している[2]。原科研では これらの活動状況をインター ットなどにより く する ことを 指すとともに なる 技術の活用事 の を 指した活動も めている。 本 では 大型研究施 の 用状況および 業による 技術の活用事 の分析を通して 世界トップレベルの研究技術開発 を する研究機関が 業の技術 向 に 献するために るべき方策に いて言及する。 ( )原子 科学研究所の大型研究施 の 用 用状況 原子 機構では 施 用 により 原科研を はじめとして の研究開発 点に された研 究 の 部 用を めている。施 用 での 料 用は 年行われる 用 に応 された に対し 査による採 題に 用され 年 以 の が実施されている( )。原科研は原 子 機構の主要な研究 点であり 研究用原子 加 施 といった くの大型施 を 用化しているために 実施 題 数の概ね 分以 の を実施している。 原科研での 用状況を分析した結果 研究分野は 材料開発などの 研究・応用研究であり 大学及 び公的研究機関に所 している研究者が代表になっ た みが 的 数を めている。 業による 用 数は少なく( ) の と どが大 業の 用であって 研究開発型 業の 用は くわずかである。 研究開発型 が する研究施 の 用に関する研究者の 識調査[3]によると 端大型研究施 及び 用施 に関して 大学 業 公的研究機関のいずれの研究者も 研究・応用研究での 用 経験が 的に い。 業による開発フ ー での 用 数は 研究・応用研究フ ー の概ね 1 4であり また 化( 成 )フ ー では く 用されておらず 原科研での 用実 の 傾向と する。 これらの分析から 業による 化活動に対して 端研究施 の 活用 を展開するにあた っては 業 の の情報提 と 用 の の な が であることが示 される。 (3)原子 科学研究所の 業連 による技術開発事 原科研には 既 した大型研究施 を し さらに れらの施 を 用した研究を える く の技術者が在 している。原子 機構をはじめとする公的研究機関は 研究技術開発での成果 ばか りでなく 業 との連 を通して研究技術開発成果の 活用とアウトカム の 献が められて いる。このため な技術開発 を する原科研の技術者は 業 からの 実施 研 究に り み 化展開活動に 献してきている。 れらの活動の から 業が 化を実現した代表的事 を り る。 事 ル ー分 型 分析 の開発 の 質 用機 の開発 を行う田 科学機 会 は 自 開発の ル ー分 型 分析 を を 心に していたが の 10ppm の 化を とし て で で 型の 分析 の開発が必要になり 原子 機構の研究技術 を て 化を実現した( 3)。 の開発過 で は 業 の研究開発 者と原子 機構 の し人材( の ー デ ータ 者)との な連 が 開発 題の と の明確化 期 での 的な開発 の い推 になった[4]。原子 機構 の ーデ ータ 者によって 研究開発部 に在 する実験シミ レーション研究者と原科研に在 する レクトロ クス技術者との連 が構 された。 者の研究技術開発 が 用されたことにより 方の研究成果の 用だけでは だった 機 の開発が実現でき 業 の ープンイノベーションにも 献できた。 事 ーターの開発 電子計 機 などの開発 を行う 通計 会 が 域での ーターの 要を に 原子 機構の ーデ ータの により レクトロ クス技術者との連 が開 された。 は 原子 機構が する の実施 および レクトロ クス技術 者の技術的サポートを け 期 での 化( )を実現した[5]。 第 原子 発電所事 によって ーターの 要が 激に増加した ことから な 入 の 用も増えてきている。 所における 数の ーターでの 定結果が異なる報告が いでおり ーターの 定 に対する信 性の確 が期 されている。この 開発の過 では 原科研の 用施 である 施 において 確な が行われた。これにより 開 発 の 定 に対する い信 性が確 できている。 事 3 用 原料の の み 分析 計 機 の などを行っている 会 化研が 「 デン Mo-99/テ ク チウム Tc-99m の 定 に関する 会 ( )」の ンバーとなって 用 原 料Mo-99/Tc-99mo の国産化に み[6] JST の A-STEP 事業で Tc-99m 国産 の開発 題が採 さ れたため Tc-99m の分離 の実 を原科研に した。原科研における研究用原子 の の活用によって Mo に 性子を しMo-99 を よく量産する技術の が行われた。さ らに 性物質用 験施 の 用で われた分析技術の 用によって Tc-99m の大量分離 の 技術が開発され 化開発の成 [6]に ながった。 これらの 化開発事 に 通する 的な事 を したものが表 である。 業 との 関係の 構 に たって といわれている 研究機関と 業 の 期 ミ ーション 業 の技術開 3
発ポテンシ ル 研究技術開発資 の て 開発成果の り いに関する事 合 などが っており また原科研 部では大型 用施 用 の 部 の連 がスムー に展開できていることが える。 通する事 期の動き 連 のきっかけ 業 からの ンタクト 機構 の 期応対 な研究技術 をも 研究者 が最 に応対 業の 業の ライン ップ 数の機 を開発 技術開発の機 な技術開発 を する研究開発型 業 自 開発が しい技術 題を 開発資 原子 機構 の開発資 業からの 研究費の提 な 題 定だが 少 な自 資 で開発 成果の い 用 研究成果の公表の事 合 研究技術開発の成果公表の では 研究 に いて か 分に 通 人材 研究技術開発人材 業 でも研究技術開発の 人材が 事 ミ ーション ロジと研究技術開発の 面で 分な 通 表 ( )事 の分析 化が成 に る大きな要因として で した事 以 にも 研究機関と 業との し状 況 連 活動で 流する技術者 の連 な研究施 の 用 での なマ ジ ントが考え られる。 で り た3 の 化事 に いて 成 に いた 体的な推定要因として 研究 開発型 業としての 技術 原子 機構 ーデ ータの 献 原科研の技術者と 業 と の連 プロ ス を り る。これらを比較した結果が表 である。 成 に いた 推定要因 事 ( 分析 ) 事 ( ーター) 事 3 ( 用 の 原料 ) 研究開発型 業としての 技術 な 計技術 を 国 業との技術開発 競争に 付けされた い技術開発 電子計 機 ーカー として な 計技 術 を な 計技術 分析 技術 を の競争的資 を した な研究開 発ポテンシ ル 原子 機構 ーデ ータ の 献 業 提 の分析 と 定 の提 原子 機構における研 究者・技術者の連 体 の構 開発プロ スにおける 関連技術情報の と 提 技術 向 のための新 連 の提 化活動での研究成 果 の 方策の提 原子 機構における技 術者の連 体 の構 業 の関連 活 用の提 ・ 研究としての 連 原科研の技術開発 が主たる連 者と して活動 原科研の技術 者と 業 との 連 プロ ス 者 での な情報 で開発 題を 業 の 技術者を 的に け入れて な技術の を指 者 での な情報 で開発 題を 原科研の 用施 者 とも 験状況を し 最 の 験状態 を実現 表
れ れの成 の推定要因に いて 3 の事 で 通点があり 要な要因となっていると推定 できる。 体的には 研究開発型 業としての な技術 の 原科研技術者と 業 との開発 題または成果情報の である。技術 及び技術情報の ・ 態に いては大きな差異が認めら れず な技術 連 との開発関連情報の 化 の 識は研究開発型 業に本質的に さ れていると できる。 方 原子 機構 の し人材に いては 3 の事 において機構 の研究者技術者 の 通機 者として大きく 献している。しかし の しの 体的 をみてみると 事 と事 事 3とでは大きく異なっている。 し人材が果たす に いては 研究機関 機関において ーデ ートする を して 「 ーデ ータ」「アドバイ ー」「マ ージ ー」とい った な が 定されている。 し人材 の期 は に 研究 的 産 報活動 といったことが主体と考えられる。 れらの活動状況に して事 と事 3の比較をし てみると し人材が原子 機構に整 されているさま まな を 用したかどうかで大きな い が見られる。すなわ 事 3では 験・分析に関わる技術者 施 者 の業 心の しであ るのに対し 事 では 原子 機構 の関連し うな研究者・技術者に関する情報提 という し ばかりでなく 原子 機構の の活用を通した 業ポテンシ ルの向 に関する提 にまで み でいる。この結果として 業技術者 け入れ の活用によって 業 開発 者の技 向 が られるとともに 研究成果の論文化 化 の り いに対する 識が 化できている。 に 原子 機構が する研究成果情報を通じて の自 計 機 の新 展開といった技術 流でも 続 した連 活動が期 できる。 事 の し人材は 研究機関のシー または 業の ー の情報 ・ 者という ・ 置 りに まらずに サーチ・アドミ ストレータとサイ ンステク シ ンの性 を が指摘した産業界・大学・行政 での技術・情報・技術者のフローを俯瞰的に する「テクノプロデ ーサー」[7]に近い を じているといえる。 これらの事 比較から し人材のス ルアップ及びこれまでに整 されてきた 施 の 活用を総合的に展開することの 要性が かび がってくる。これまでの科学技術システム改革では ーデ ータといった人材 成・ 置 連 の整 が められ 現在は サーチ・アドミ スト レータといった研究 人材の 成に 点が置かれている。 は の ( ) の の の ( )まとめ 原子 科学研究所の 技術を える 用施 と研究技術人材の 面から 業の技術 向 に 献するための方策を 論した。施 用での実 分析 業の 化に対する の事 分析を とおして 業 の研究技術開発 で成 に く 要な要 となるものが な連 人材の 成 と既存 の活用であることが明らかになった。 考文献 [ ] 原子 科学研究所 ーム ージ http://www.jaea.go.jp/04/ntokai/index.html [ ] 日本原子 研究開発機構 ーム ージ http://www.jaea.go.jp/ [3] 子 「大学の研究施 ・機 の 化に関する提 」文部科学省科学技術政策研究所
Discussion Paper No.85(2012 年)
[ ] 本 「 展開 心の研究開発型 業と研究開発 との 開発マ ジ ントの 連 」 研究・技術計 学会 第25 年 学術大会 1E08 (2010 年) [ ] 日本原子 研究開発機構 ーム ージ http://www.jaea.go.jp/05/5_4.shtml き No.23, p12-13,「 ストー ー 」(2011 年) [ ] 会 化研 ーム ージ http://www.kakenlabo.co.jp/04isotope/index.html [ ] 「サービス・ ・技術イノベーションを 合・ ・俯瞰する 合型 ロードマッ ング」 レーション ・ サーチ 2006 年 9 月号, p573-578