~ 大分市 ~
目 次
(頁)
第 1 章 平成28年熊本地震について ・・・・・・・・・・・・・・ P.1
第 2 章 本市の地震対応について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.3
第 3 章 安全確保に関する取組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.9
第 4 章 被災自治体への支援について ・・・・・・・・・・・・・・ P.10
第 5 章 義援金について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.15
第 6 章 国への要望について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.16
第 7 章 復興へのメッセージ等について ・・・・・・・・・・ P.17
第 8 章 今後の課題等について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.18
1 発生した地震(前震・本震)について 4月14日21時26分に熊本県熊本地方の深さ約10km でマグニチュード(M) 6.5の地震(前震)が発生し、4月16日1時25分に同地方の深さ約10km で M7.3(本震)の地震が発生しました。これらの地震により熊本県で最大震度7を 2度観測し、広域に渡り被害が生じました。 □ 前震 [ 発生日時 ] 4 月 14 日(木) 21 時 26 分 [ 震 源 地 ] 熊本県熊本地方(北緯 32°44、東経 130°48) [震源の深さ] 11km [地震の規模] マグニチュード 6.5 [各地の震度] (熊本県) 震度7 … 益城町 震度6弱 … 玉名市、西原村、宇城市、熊本市 (大分県) 震度4 … 臼杵市、津久見市、佐伯市、豊後大野市、日田市、 竹田市、九重町 震度3 … 大分市、由布市、玖珠町、中津市、宇佐市、姫島村
第1章 平成28年熊本地震について
□ 本震 [ 発生日時 ] 4 月 16 日(土) 1 時 25 分 [ 震 源 地 ] 熊本県熊本地方(北緯 32°45、東経 130°45) [震源の深さ] 12km [地震の規模] マグニチュード 7.3 [各地の震度] (熊本県) 震度7 … 益城町、西原村 震度6強 … 南阿蘇村、菊池市、宇土市、大津町、嘉島町、宇城市、 合志市、熊本市 (大分県) 震度6弱 … 別府市、由布市 震度5強 … 豊後大野市、日田市、竹田市、九重町 震度5弱 … 大分市、臼杵市、津久見市、佐伯市 全体 大分市 全体 大分市 全体 大分市
1,093
74
520
4
1,613
78
うち、震度3の地震220
8
43
0
263
8
うち、震度4の地震80
0
8
0
88
0
うち、震度5弱の地震7
1
0
0
7
1
震度1以上の地震<地震の発生状況>
※4/14 21時から5/31まで 震度別発生数(回) 4月 5月 合計合計合計合計1 地震対応の概要 今回の地震では、熊本県で最大震度7を2回観測し、余震も震度1以上を観測した 地震が5月31日までに1,613回と、過去最大規模の地震であったことから、震 源に近い熊本県内の市町村や県内の震度6弱を観測した由布市や別府市などでは、道 路の損壊や家屋の倒壊など甚大な被害をもたらした。 本市では、16日の本震において、直ちに災害警戒本部を設置後、災害対策本部に 移行し、避難所を開設するとともに、被害状況の把握に努めた。 随時、本部会議を開催し、情報の共有を図る中、災害対応にあたったところで、被 害が落ち着いた時点で、被災自治体への支援も行った。 <本市の被害状> ※8月31日現在 人的被害 3 住家被害 85 非住家被害 27 土木関係被害 7 農林関係被害 3 上水道関係被害 3 その他被害 11
第2章 本市の地震対応について
国道57号、国道325号被災状況(熊本県南阿蘇村) [提供:国土交通省九州地方整備局]2 地震対応の個別内容 (1)災害対策本部の体制について 本市においては、4月16日午前1時25分に震度5弱を観測し、直ちに災害警 戒本部を設置したが、近隣市町村で、震度6弱を観測したことから、総合的に勘案 し、通常は震度5強の場合に設置することとなっている大分市災害対策本部へ午前 2時50分に移行し、直ちに被害状況を確認するとともに、指定避難所の開設を指 示した。 その後、地震の沈静化により、4月25日午後1時30分に市長を本部長とする 大分市災害対策本部を廃止し、総務部長を本部長とする大分市災害警戒本部に移行 し、4月28日午後5時をもって、災害対応にかかる体制を全て解除した。 <災害対策本部等の設置及び本部会議開催状況> ●4月14日発生 前震対応 4月14日 9時26分 災害警戒連絡室設置 4月15日 17時00分 災害警戒連絡室廃止 ●4月16日発生 本震対応 4月16日 1時25分 災害警戒本部設置 2時50分 避難所開設の指示、災害対策本部設置 第1回災害対策本部会議 6時00分 第2回災害対策本部会議 9時00分 第3回災害対策本部会議 15時00分 第4回災害対策本部会議 4月17日 8時00分 第5回災害対策本部会議 1時30分 第6回災害対策本部会議 4月18日 9時00分 第7回災害対策本部会議 4月19日 9時00分 第8回災害対策本部会議 4月20日 9時00分 第9回災害対策本部会議 4月21日 8時00分 第10回災害対策本部会議 4月22日 9時00分 第11回災害対策本部会議 4月25日 9時00分 第12回災害対策本部会議 13時30分 災害警戒本部へ移行 4月26日 9時00分 第1回災害対策会議 4月27日 9時00分 第2回災害対策会議 4月28日 16時30分 第3回災害対策会議 17時00分 災害警戒本部を廃止 ※本部会議の結果が、職員へ周知されていない部署があったことから、ホームページ の閲覧などでの周知の徹底を図った。
(2)災害警戒本部・災害対策本部設置及び運営について 本部設置については、地震で本庁舎のエレベーターが止まり、更には発災が深 夜であったことから、少ない要員で資機材の運搬等を行わなければならず、過酷な 設置作業となった。 運営については、4月の人事異動直後で要員の配置や連絡体制も整っていない 状況であったが、本部要員の多くが、これまでの訓練等で業務内容を把握していた ことや旧要員の応援もありスムーズな運営が図れた。 (3)防災関係機関との連携について 今回の災害では、災害対策本部設置に伴い、防災関係機関(国土交通省大分河 川国道事務所、自衛隊大分地方協力本部、陸上自衛隊第41普通科連隊第4中隊、 大分県中部振興局、大分中央警察署)からリエゾン(現地情報連絡員)が派遣され、 本部会議への出席などにより情報の共有を図ることができた。 自治委員の皆さんに避難所開設の周知を行うとともに、民生委員・児童委員の 皆さんに高齢者のひとり暮らしの方、障がいのある方などの要支援者宅を訪問して の安否確認などお願いした。 災害対策本部会議の状況 災害対策本部会議の状況
(4)情報発信について 災害に関する情報は、報道機関やホームページ等を通じて、随時、情報発信し た。ホームページには、「地震の対応状況に関すること」11件、「避難所の開設状 況に関すること」3件、「災害対策本部の設置に関すること」など6件、合計20 件の情報を発信するとともに、4月16日から29日にかけ9回にわたり、「市長 からのメッセージ」を掲載した。 フェイスブックでは、「熊本地震に対する初動対応」1件、「避難所の開設に関 すること」4件、「市長からのメッセージ」9件、「義援金に関すること」など3件、 合計17件の情報を発信し、延べ356,474件の閲覧があった。 市長定例記者会見では、「平成28年熊本地震における対応状況」について4〜 6月の合計3回発表を行った。 また、国際交流webにおいて外国の方にも被害情報が伝わるよう翻訳し、情 報を発信した。 (5)避難所の運営について 4月16日に、115箇所の指定避難所を開設し避難者の受け入れを行った。 避難所には、最大70ヶ所に1,211名(4月16日20時集計)が自主避難 し、毛布の提供やペット同行避難者へのケージ貸出などの対応のほか、保健師の巡 回による、健康相談、血圧測定など、避難者の健康確保と地震による不安解消に努 め、その後、市内で体に感じる地震が少なくなってきたことに伴い、避難者がいな い避難所を段階的に閉鎖し、4月28日に全ての避難所を閉鎖した。 <開設状況> 4月16日 ・・・115箇所 4月17日18時・・・14箇所 (ホルトホール大分及び地区公民館などに集約) 4月25日17時・・・7箇所(避難者のいなくなった7箇所を閉鎖) 4月26日08時・・・2箇所 (ホルトホール大分、稙田公民館以外の避難所を閉鎖) 4月28日08時・・・・・・・・全ての避難所閉鎖
<避難者からの要望等への対応> ・授乳室がなかったため、パーテーションによるスペースの確保を図った。 ・避難所で給湯器が使用できないため、電気ポットを購入し、改善を図った。 ・ペット同行避難者の対応については、同行避難が可能な避難所として、地区公民 館等12か所を指定し、犬用と猫用のケージを配備(各1個)した。また、補充 用として約40個のケージを準備した。 ・避難所に保健師等を派遣し、健康相談を行い、避難者の健康確保と地震による不 安の解消を図った。 (6)被害状況調査等について 発災直後、社会基盤対策部を中心に被害状況調査を実施し、道路の損壊などに ついて応急対応を行うとともに、住家の被害などの把握も行った。また、消防団も 自主的に地区内のパトロールを行った。
(7)罹災証明書の交付について 防災危機管理課及び各支所・出張所で住家被害などの、罹災証明書の交付を行 った。 証明書交付にあたり、住家の被害認定調査は被災者救援部の住宅担当班で対応 したが、未経験者が多かったこともあり、4月21日に県において開催された住家 の被害認定調査に係る説明会に参加し、平成23年に改正された認定方法について 説明を受け、認定調査に当たった。 今回は大部分が一部損壊であったため、写真判定などによる判定に基づき、交 付を行ったが、一部、判定調査を必要とするケースがあったことから、被災者救援 部の住宅対策班で認定調査に当たった。
今回の地震で被害の第一報として本部にもたらされたのは、ボウリング場の屋上に 設置されていたボウリングのピン型の広告物が道路へ落下したとの情報であった。こ のことを受け、危険性が高い屋外広告物の所有者への立ち入り調査で安全確認を実施 した。また、開発許可制度施行日以前に造成された3,000平方メートル以上の開 発団地(35箇所)の法面等に緊急点検や土砂災害危険箇所等のパトロールの実施、 耐震性の無い施設についての応急対応を行うなど、市民の安全確保に努めた。 1 耐震性の無い公共施設等についての応急対応について (1)代替施設等にて対応した公共施設 ・住吉小学校(耐震性のある碩田中学校へ一部移動) ・中島小学校(耐震性のある校舎へ移動) ・荷揚町小学校(余震に備えヘルメットを常備) ・河原内保育所(代替施設:4月20日~5月6日あかつき保育所、5月9日~ 河原内くすのきホール) ・府内こどもルーム(代替施設:ホルトホール大分内中央こどもルーム) ・大在老人いこいの家(代替施設:鶴崎老人いこいの家、坂ノ市老人いこいの家、 大在公民館) (2)利用を制限した公共施設 ・日吉原体育館(使用中止していたが、5月21日から使用再開) ・いまいち山荘(1階の研修室、食堂は5月19日から使用再開、2階の宿泊施設 は使用中止) ・毛利空桑記念館(旧宅・塾跡は外観のみ見学可) ・帆足本家酒造蔵(外観のみ見学可、臨時的貸し出しは当面中止) ・池見家住宅(外観のみ見学可) ・府内城址(大手門下は通行止め、6月に仮復旧予定、他は外観のみ見学可) (3)自治会等で管理する準公共施設について ・自治公民館、校区公民館の一部について 使用中止又は細心の注意を払っての利用をお願いし、4月28日から通常使 用を開始した。 2 市立幼稚園・小・中学校での避難訓練の実施 ・4月22日までに、すべての市立幼稚園、小・中学校で避難訓練を実施した。
第3章 安全確保に関する取組み
「地震からの復旧・復興に向けた支援や取組み」について、本市では、今回の地震 により甚大な被害が発生した熊本県内の市町村や、多くの建物被害などが生じた県内 の他市町を支援するため、熊本市への緊急消防援助隊の派遣、熊本市や竹田市、由布 市、九重町での給水活動、大分市管工事協同組合の協力による阿蘇市への水道施設応 急復旧工事や、南阿蘇村の避難所運営等の支援、熊本市での災害ごみの収集、南小国 町、西原村への保健師の派遣など、7月20日時点で延べ378名の職員を被災地に 派遣するとともに、ブルーシート、給水袋、マットなどの支援物資の提供、ごみ収集 車の貸し出や、阿蘇広域行政事務組合及び由布市の災害ごみ等の受け入れなどを行っ た。 なお、今後も中長期的に、復興にかかる長期計画に携わる職員を派遣することとし ている。 1 他都市への人的支援等の状況(派遣人数計:378名 7月20日現在) (1)消防局の緊急消防援助隊による支援[5隊21名(大分県大隊28隊105名)] ※迅速出動基準に該当、総務省消防庁より出動要請あり 派遣先、期間:熊本県益城町、4月14日~16日 業務内容:人命検索、救助活動、救急搬送 (2)水道局の給水等の支援(給水車7台、延べ75名)※日本水道協会からの要請 派遣先、期間:①熊本市、4月15日~17日 ②竹田市、4月16日~17日 ③由布市湯布院、4月17日 ④由布市庄内、4月19日~27日 ⑤九重町、4月17日~26日 業務内容:応急給水活動、支援業務打合せ、仮設管布設工事の計画、施工監督、 水道管漏水調査、応急復旧工事、水質検査協力 [益城町での緊急消防援助隊の活動の様子]
第4章 被災自治体への支援について
(3)大分市水道局からの要請に基づく大分市管工事協同組合の被災地支援「災害復旧 関連」別府市、由布市、阿蘇市、「応急給水関連」九重町、由布市復旧工事技術支 援(延べ29名) 派遣先、期間:①熊本市、4月28日~5月15日 ②阿蘇市、4月26日~5月10日 ③南阿蘇村、5月15日~5月21日 業務内容:応急給水活動、支援業務打合せ、仮設管布設工事の計画、施工監督、 水道管漏水調査、応急復旧工事 (4)避難所運営等の職員派遣(延べ92名) (他に佐伯市2名、津久見市1名、杵築市1、宇佐市1名) ※大分県知事から大分県市長会への要請による 派遣先、期間:南阿蘇村、4月19日~7月20日 業務内容:避難所運営業務(支援物資の搬出入・仕分け・整理業務、食事準備の 補助、トイレ用水の給水作業及び清掃)衛生管理指導業務、災害ボラ ンティアセンター運営業務、災害対策本部業務、住民意向調査 [南阿蘇村での道路配水管路被災状況調査の様子] [応急給水活動の様子]
(4) (5)保健師等の派遣( (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣( (4)罹災証明受付業務等の職員派遣( 派遣先、期間 業務内容:罹災証明願受付業務 (5)保健師等の派遣( ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 派遣先、期間 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣( ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 派遣先、期間 業務内容:応急危険度判定の実施 罹災証明受付業務等の職員派遣( 、期間:①由布市、4月22日~30日 ②別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 業務内容:罹災証明願受付業務 (5)保健師等の派遣(延べ ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 、期間:①南小国町 ②西原村、 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣( ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 、期間:①南阿蘇村、4月22日~29日 ②熊本市、5月3日~4日 業務内容:応急危険度判定の実施 罹災証明受付業務等の職員派遣( 由布市、4月22日~30日 別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 業務内容:罹災証明願受付業務 延べ41名) ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 南小国町、4月21日~28日 西原村、4月21日~ 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣( ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 南阿蘇村、4月22日~29日 熊本市、5月3日~4日 業務内容:応急危険度判定の実施 [南小国町 [南阿蘇村への職員派遣出発式 罹災証明受付業務等の職員派遣(延べ6名) 由布市、4月22日~30日 別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 業務内容:罹災証明願受付業務 41名) ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 4月21日~28日 4月21日~6月10日 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣( ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 南阿蘇村、4月22日~29日 熊本市、5月3日~4日 業務内容:応急危険度判定の実施 南小国町への保健師 南阿蘇村への職員派遣出発式 6名)※大分県市長会からの要請による 由布市、4月22日~30日 別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 4月21日~28日 6月10日 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 (6)技術職員(被災建築物応急危険度判定士)の派遣(延べ ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 南阿蘇村、4月22日~29日 熊本市、5月3日~4日 保健師派遣出発式 南阿蘇村への職員派遣出発式 ※大分県市長会からの要請による 別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 延べ10名) ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 派遣出発式] 南阿蘇村への職員派遣出発式] ※大分県市長会からの要請による 別府市、4月25日~4月28日、5月2日、5月6日 ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 業務内容:避難所の衛生管理、運営補助、避難者健康管理、栄養指導 10名) ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請 ※大分県市長会からの要請による ※避難所等での健康相談、熊本県からの要請に基づき厚生労働省が調整し各県に派遣要請 ※全国被災建物応急危険度判定協議会九州ブロックの幹事である福岡県から大分県を通じて要請
(7)住家の被害認定調査業務の職員派遣( (8)ごみの収集業務職員の派遣( (7)住家の被害認定調査業務の職員派遣( 派遣先、期間 業務内容:被害認定調査 (8)ごみの収集業務職員の派遣( 派遣先、期間 業務内容:可燃ごみ・災害ごみ収集運搬業務 (7)住家の被害認定調査業務の職員派遣( 、期間:由布市、 5月30日~6月1日 業務内容:被害認定調査 (8)ごみの収集業務職員の派遣( 、期間:熊本市、 業務内容:可燃ごみ・災害ごみ収集運搬業務 (7)住家の被害認定調査業務の職員派遣( :由布市、5月16日~24 5月30日~6月1日 業務内容:被害認定調査 (8)ごみの収集業務職員の派遣(延べ :熊本市、4月29日~5月8日、 業務内容:可燃ごみ・災害ごみ収集運搬業務 [家屋被害認定調査を行った住宅の様子 [家屋被害認定調査を行った住宅の様子 [技術職員 (7)住家の被害認定調査業務の職員派遣(延べ 5月16日~24 5月30日~6月1日 延べ96名) 4月29日~5月8日、 業務内容:可燃ごみ・災害ごみ収集運搬業務 家屋被害認定調査を行った住宅の様子 家屋被害認定調査を行った住宅の様子 技術職員派遣出発式 延べ8名)※大分県市長会からの要請 5月16日~24日、5月26日~27日 96名)※熊本市からの要請 4月29日~5月8日、5月12日~6月1日 業務内容:可燃ごみ・災害ごみ収集運搬業務 家屋被害認定調査を行った住宅の様子 家屋被害認定調査を行った住宅の様子 派遣出発式] ※大分県市長会からの要請 5月26日~27日 ※熊本市からの要請 5月12日~6月1日 家屋被害認定調査を行った住宅の様子] 家屋被害認定調査を行った住宅の様子] ※大分県市長会からの要請 5月26日~27日、 5月12日~6月1日
2 その他の支援 (1)物資支援 熊本市:給水袋2,000枚、仮設給水栓等資機材 小国町:給水袋1,000枚、水道関係資機材支援 別府市:毛布200枚、ブルーシート100枚、マット2ロール、継輪2組 竹田市:給水袋600枚、仮設給水栓等資機材 由布市 湯布院:飲料水2リットル×336本、給水袋6,000枚、 仮設給水栓等資機材 庄内:貯水ポリタンク2基、給水袋3,486枚、飲料水500ml×960本 九重町:給水袋5,800枚、仮設給水栓・給水コンテナ×5基等資機材 玖珠町:給水袋600枚 (2)由布市・阿蘇広域行政事務組合からの災害ごみの受け入れ 搬入量累計:6,080.9t(7月31日現在) (内訳)阿蘇広域:4,343.33t(7月31日搬入終了) 由布市:1,737.57t(7月5日搬入休止) (3)被災者に対する市営住宅の提供 受け入れ可能戸数:25戸 ※問合せ・相談数:16件 入居状況(7 月 31 日現在):熊本市から寺畑住宅へ1世帯2名(6 月 17 日退去) 〃 庄の原住宅へ1世帯2名 別府市から裏川住宅へ1世帯3名 [被災地のごみ集積場の様子]
1 義援金の募集 (1)義援金箱設置場所 本庁、各支所・出張所、各地区公民館 (2)義援金振込口座の開設 期間:4月18日~6月30日 振込先:大分銀行 大分市役所出張所 (普通預金) 口座名義:熊本・大分地震災害義援金口 (クマモト・オオイタジシンサイガイギエンキングチ) 口座番号:7507040 振込手数料:大分銀行本・支店の窓口での振り込みに限り免除 (ATMからの振り込みを除く) (3)義援金総額 54,016,755円 2 義援金配分 期間内に寄せられた義援金の全てを大分県、熊本県及び熊本県内の20自治体へ配 分した。 <配分状況> 4月28日 熊本県内で特に避難者の多い11市町村に義援金の中から合計 600万円を引き渡す。 5月19日 熊本県内の10市町村に合計400万円を引き渡す。 6月29日 大分県、熊本県及び熊本県内の18市町村に合計 41,518,055円を引き渡す。 7月12日 大分県、熊本県に合計2,498,700円を引き渡す。
第5章 義援金の募集について
大分自動車道並柳橋の早期復旧など、復旧、復興を行うためには、国の取り組みが必 要であったことから、九州市長会を代表して、会長である森鹿児島市長らとともに国に 出向き、石井国土交通大臣や森山農林水産大臣、高市総務大臣などに直接お会いし、被 災地の状況を説明し、被災者の生活支援の強化や農業支援、インフラの復旧、観光回復 に向けた支援などについて要請を行った。 <要望内容> 1 九州市長会による国への要請について ・4月28日に全国市長会副会長(栗林 大仙市長)、九州市長会会長(森 鹿児島 市長)、熊本県市長会副会長(中嶋 山鹿市長)、大分県市長会会長(佐藤 大分市 長)が、石井国土交通大臣、土屋総務副大臣、松本内閣副大臣に対し、「平成2 8年熊本地震に関する緊急要請」の実現に向けて要望活動を行った。 ・6月1日に九州市長会会長(森 鹿児島市長)、熊本県市長会会長(髙嵜 玉名市 長)、大分県市長会会長(佐藤 大分市長)、全国市長会 荒木事務総長が、森山農 林水産大臣に対し、「平成28年熊本地震に関する九州市長会決議」のうち、「7. 農林水産業の復旧・復興支援」の実現方について要望活動を行った。 ・6月7日に九州市長会会長(森 鹿児島市長)、熊本県市長会会長(髙嵜 玉名市 長)、大分県市長会会長(佐藤 大分市長)が、高市総務大臣、北村経済産業大臣 政務官に対し、「平成28年熊本地震に関する九州市長会決議」の実現方につい て要望活動を行った。 2 全国市長会による国への要請について 平成28年6月8日付けで、全国市長会において、被災者の避難生活の支援や、 被災者の生活再建の支援など10項目の被災者の生活再建、被災地の復旧・復興に 向けた取組強化について、「平成28年熊本地震への対応に関する決議」としてま とめ国に要請した。 ※平成28年熊本地震に関する決議(緊急要請事項) 1.被災者の避難生活の支援 2.被災者の生活再建の支援 3.被災児童・生徒等の教育支援 4.生活関連インフラの早期復旧に向けた支援 5.災害廃棄物の処理支援 6.復旧・復興及び防災・減災対策への財政支援等 7.農林水産業の復旧・復興支援 8.中小企業等の復旧・復興支援 9.観光産業の復興、観光客回復に向けた支援 10.文化財等の早期復旧に向けた支援
第6章 国への要望について
観光面において、九州全域で宿泊のキャンセルが相次ぐなど、深刻な影響を受けた こと、大分への企業誘致への影響が懸念されたことから、「おおいた元気プロジェク ト」として、フェイスブックなどを活用し、大分の元気と熊本へのエールについての メッセージを募集したところ、メッセージが121件あり、1,159人の方々の参 加をいただいた。 そのメッセージをフェイスブックなどに掲載したところ、総閲覧者数420,80 3件と多くの方々にご覧いただいた。また、新聞でも九州、全国に向け発信した。 6月5日には、大分駅府内中央口広場において、大分県をはじめ県内外の25の自 治体やJR九州大分支社など多くの皆様とともに、被災された地域の方々を応援する ため、「一緒にがんばろう!熊本 大分も元気に頑張っています!」と銘打ち、復興 イベントを開催した。当日は、雨の降るあいにくの天候であったが、豊後大友宗麟鉄 砲隊の演舞を皮切りに、参加自治体の首長による復興応援アピール」や本市出身の南 こうせつ氏によるコンサートなどが行われ、来場した約19,000人の皆様ととも に被災地へ力強いエールを送った。また、イベントの中で歌手の南こうせつさんやタ レントの宮崎美子さんなど、総勢35名による「おおいた応援隊」が結成され、今後、 様々な場面で復興を支援するメッセージなどを発信していただくこととなった。
第7章 復興へのメッセージ等について
1 災害対応等に対する検証について 今回の災害対応を踏まえ、各対策部に課題の照会を行ったところ、244の意見が 提出された。提出された意見を精査する上で、大きく「平成28年熊本地震にかかる 災害対応の課題について」と「本市において甚大な被害が発生した場合の対応につい て」の2項目に分け、今回の災害対応に対する検証と本市において熊本と同様の被害 が生じた場合を想定し検証を行った。 (1)検証実施状況 ア 課題の抽出 5月9日(月)~5月13日(金) イ 各対策部のヒアリング 5月30日(月)~6月3日(金) ウ 平成28年度第1回災害対策本部対策部連絡会 6月7日(火)14時00分 本庁舎8階 大会議室 エ 各対策部における課題に対する具体的な対策の取りまとめ 6月10日(金)~6月30日(木) オ 平成28年熊本地震にかかる災害対策本部検証会議 7月4日(月)9時10分 本庁舎3階 特別会議室 (2)検証結果 ア 平成28年熊本地震にかかる災害対応の課題について (ア)災害対応体制について 本市では、平成24年度に災害対策本部の組織体制が部局横断的に編成され ており、今回は、再編後初の本部設置となった。発災時期が人事異動直後であ ったため、要員の配置や連絡体制の確立がなされていないことによる情報伝 達・収集のあり方や、災害対応が長期化したことによる交代要員の不足等の課 題を検証し、業務継続計画(BCP)の見直しや組織体制の再編等の検討を行 うこととした。 (イ)避難所について 今回の地震は、長期にわたり多くの余震が発生したことから、住宅が倒壊す る恐れを抱く自主避難者が指定避難所に押し寄せた。避難所開設が長期にわた ったことから、交代要員の確保に苦慮したことや、ペット同行避難、要配慮者 への対応、指定避難所の機能強化等について検証し、避難所マニュアルを見直 すとともに、避難所要員の選定方法の見直しや必要物品の購入などを検討する こととした。
第8章 今後の対応と総括等について
(ウ)被災地支援について 本市では、甚大な被害が発生しなかったため、早期の段階で被災地への支援 を開始する中で、応援要請等の窓口が複数あり、情報が錯綜したことや、支援 先での情報不足、人材、業務の調整不足等が生じたことなどから、支援窓口の 一元化やリエゾンの派遣、必要物品の洗い出し等の検討を行うこととした。 イ 本市において甚大な被害が発生した場合の対応について (ア) 災害対応体制について 早期の災害対応を可能とするため、人員、庁舎、車両等の被害状況の確認 体制や報告体制の整備、本庁機能が麻痺した時の代替施設等の確保などにつ いて検証し、マニュアルや協定、業務継続計画(BCP)の見直し等を検討 することとした。また、災害時は情報の発信も重要であることから、情報の 発信元を一元化し、インターネットに併せて紙媒体を利活用するなど効率的 で確実な情報発信を行うこととした。 (イ)避難所等について 被災地では、被災者の把握や避難所外避災者の人数及び健康状態等の把握、 ペット同行避難や要配慮者への対応、避難所の衛生管理や物資の配送、ボラン ティアとの連携等が課題となっていた。本市においても同様の課題が起こりう るため、関係機関との協力体制の確立や受援計画の作成、協定やマニュアルの 見直し等に取り組むこととした。 (ウ)受援について 被災地に派遣した職員から、複数の機関から様々な窓口を通じてリエゾンや コーディネーター等職員が派遣されることにより情報の共有等に支障が生じ やすい等の課題が挙げられた。 今後、業務継続計画(BCP)の見直しを図る中で、受援に関する必要な項 目を洗い出し、マニュアルの修正や受援計画の作成に取り組むこととした。 (エ)復旧・復興について 被災者の生活に直結する応急危険度判定、被害調査、罹災証明発行事務、み なし仮設住宅やごみ処理等の課題について検証し、各種マニュアル等の整備や 組織の再編等を検討することとした。
2 総括 今回の地震により、本市では、負傷者3名、住宅の瓦や工作物の落下、道路上への 落下等の被害が発生したが、大きな人的、物的被害に見舞われることはなかった。 しかしながら、南海トラフを震源とする地震が今後30年以内に70パーセント程 度の確率で発生することが予測されており、それに伴う津波も懸念されているところ である。 今後は、被災地の支援等で得られた職員の経験や提言も活かし、大規模災害に対し て、災害対応、復旧、復興が迅速に行えるよう、地域防災計画や避難所運営マニュア ル等に反映させ、また、市民への周知、地域コミュニティ、他の自治体との関係強化 を図ることなどにより、更なる防災力の強化に努めていく。