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Academic year: 2021

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(1)

NITE認定センター(IAJapan) 1

JCSS普及状況と今後の取り組みについて

JCSS普及状況と今後の取り組みについて

計測標準フォーラム第

計測標準フォーラム第

8

8

回講演会

回講演会

平成

平成

23

23

2

2

月17日

月17日

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)

認定センター(IAJapan)

計量認定課

JCSSチーム

菊池

正浩

JCSS 0000

(2)

本日の内容

JCSSの普及状況

(3)

NITE認定センター(IAJapan) 3

JCSS制度創設から18年

-社会経済活動の根幹となる正確な計量を支えるJCSS- JCSS 0000

*2回の計量法改正を経て*

平成5年11月(1993年)

計量法トレーサビリティ制度創設

・国家計量標準供給制度

・校正事業者認定制度(現在は登録制度)

平成13年6月(2001年)

計量法改正

・階層性の導入

平成15年6月(2003年)

計量法改正

・4年更新制の導入(平成17年7月から施行)

・登録区分の見直し

(4)

JCSS登録範囲について

「計量法施行規則第90条第2項の規定に基づく

計量器等の種類を定める規定(第22版)」から

認定センターJCSSホームページで公開

登録に係る区分

23区分

校正手法の区分

52区分

計量器等の種類

200種類

登録に係る 区分 区分の 名称 校正手法の区分の 呼称 計量器等の種類 長さ 長さ 波長計量器 633 nm領域の波長 532 nm領域の波長 1.5μm帯(Cバンド)の波長 一次元寸法測定器 ブロックゲージ(光波干渉測定法による) ブロックゲージ(比較測定方による)

(5)

JCSSの階層性とは

JCSSの階層性とは

国家計量標準(特定標準器) 常用参照標準 一般計測機器 (抵抗温度計、ガラス製温度計、熱電対等) 二次標準(特定二次標準器) 実用標準 国家計量標準研究 所 登録事業者 “第一階層” 登録事業者 “第二階層” jCSS標章付き校正証明書 (不確かさ付与) JCSS標章付き校正証明書 (不確かさ付与) (例:温度定点実現装置群) (例:水の三重点実現装置、 白金抵抗温度計) (例:水の三重点実現装置、 白金抵抗温度計) 試験・検査・計測 現場 (例:ガラス製温度計) 指定校正機関 ※ 階層に制限は ありません ※ 段階的に校正における測定の 不確かさは大きくなります JCSS 0000 JCSS標章付き校正証明書 (不確かさ付与) 5

(6)

JCSS登録事業所数の推移

JCSS登録事業所数の推移

(平成

(平成

2

2

3年1月末現在)

3年1月末現在)

・平成23年1月末現在 233事業所を登録 ・そのうち、国際MRA対応認定事業者は188事業所 ・MRA契約率は81 % 階 層 化

(7)

NITE認定センター(IAJapan) JCSS 0000 7

JCSS登録区分等について

JCSS登録区分等について

(平成

(平成

2

2

3年1月末現在)

3年1月末現在)

・平成23年1月末現在で20区分、延べ319事業所を登録 ・質量、力の事業所が増加傾向

(8)

JCSS校正証明書発行件数の推移-1

JCSS校正証明書発行件数の推移-1

階 層 化 ※平成21年度の発行件数のうち、濃度が約33万件を占めています。

(9)

NITE認定センター(IAJapan) JCSS 0000 9

JCSS校正証明書発行件数の推移-2

(10)

JCSS校正証明書発行件数の推移-3

(11)

NITE認定センター(IAJapan) 11

今後の取り組み

JCSS 0000

①JCSS登録の一般要求事項の改正について

②校正サービス範囲の拡大への取り組み

③JCSS利用拡大への取り組み

④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%

表記への移行について

(12)

規格適合性の表明について

現在もJCSS校正証明書に、特定された計量仕様若しくはその項目に対する適合性の表明を 含めることは可能ですが、「特定された計量仕様」の対象を具体的にすることで、規格適合性の 表明をより行いやすくします。 (検討案) 「特定された計量仕様」とは、国内規格、国際規格、工業会基準、メーカースペック、JCSS登録 事業者が独自に定めた仕様(基準)、顧客が独自に定めた仕様(基準)等において計量仕様と 判断できるものを対象とする予定。 なお、「規格適合性の表明」は校正結果とは明確に区別して記載し、JCSS校正証明書内に 計量仕様に関する情報を記載する必要があります。 また、顧客との合意により、不確かさを考慮した判定基準を採用することも可能ですが、その 場合はJCSS校正証明書内に「顧客との合意に基づく判定基準である」旨を記載する必要が あります。

①JCSS登録の一般要求事項の改正について-1

(13)

NITE認定センター(IAJapan) 13

校正ラベルについて

現在認めている校正ラベルは「校正年月」までの表記ですが、JCSS登録

事業者の希望により「校正年月日」まで表記できる校正ラベル様式を認めま

す。

校正年月日まで表記できる様式により、JCSSの顧客が行う設備管理(最

後に校正された日付のラベル付け)によるラベルの二重貼付を省くことが可

能になります。

(検討案)

国際MRA対応認定事業者の場合 JCSS 0000

①JCSS登録の一般要求事項の改正について-2

*DDについては空欄として、顧客が記載できることも検討中 YYYYYY ← 校正証明書の発行番号(例は6桁) JCSS ×××× ← 1段目はJCSSを付した8桁の認定番号 MRA/IAJapan ← 認定センター及び加盟しているILAC及びAPLACのMRAに対応していることの表記 YY-MM-DD ← 校正年月日(西暦下2桁YY-MM-DDで年月日の順に表記)

(14)

計量器等の種類の追加

継続して産業界からの要望等を踏まえ、JCSS校正対象の計量器等の

種類を追加していきます。

(産業界からの要望等はJCSS等技術委員会で検討)

平成22年度 新規追加の計量器等 電気(直流・低周波):交流電荷増幅器

②校正サービス範囲の拡大への取り組み

ASNITE校正によるJCSSの補完

海外の計量標準にしか計量トレーサビリティがとれない等、JCSSで

は対応できない種類・範囲は、ASNITE校正による認定を検討します。

ASNITE(アズナイト):製品評価技術基盤機構認定制度

(15)

NITE認定センター(IAJapan) 15

JCSSユーザーへの情報提供(ホームページの充実)

JCSS校正証明書のユーザーに対して、JCSS校正証明書の活用情報、国家計 量標準へのトレーサビリティの確保(トレーサビリティ体系図の不要)等、 JCSS利用拡大・信頼性向上を目的に情報提供を充実していきます。 

JCSS技術文書の充実

①技術的要求事項適用指針 ②校正方法及び不確かさの見積もりに関するガイド ③量横断共通ガイド文書 ・JCSS校正方法と不確かさに関する表現(改正予定) ・ゼロ点校正の不確かさガイド(制定予定) ・内挿校正式の不確かさガイド(制定予定) ・不確かさの見積もりガイド例示集(制定予定) -信頼の水準約95%表記の校正証明書事例を含む- ・重力加速度値の使用に関する技術指針(制定予定)

③JCSS利用拡大への取り組み

JCSS 0000

(16)

④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-1 JCSSでは、平成22年6月3日付け文書「JCSS校正証明書における信頼の水準約 95%表記への移行について」により、方針、移行スケジュール等を公表 国際的動向 校正証明書における測定の不確かさの表現と校正機関の認定の範囲との 整合を図るため、第3回ILAC(*)リオデジャネイロ総会(1999年)において、測 定の不確かさの決定の方針をILACが開発することが承認され、この方針の 最終案が2010年10月24日開催のILAC/AIC(技術委員会)上海で審議され、 採択されました。 2010年10月29日のILAC上海総会決議で、このILAC方針へのILAC署名 認定機関の適用期日は発行後1年以内が望ましいとされ、ILAC方針が2010 年11月に発行されました。このILAC方針には「包含係数及び約95 %の包含 確率(信頼の水準)は、校正証明書で表明されなければならない。」ことが要 求されています。 認定センターはILAC署名認定機関であるため、2011年11月末までに適合

(17)

NITE認定センター(IAJapan) 17 何が変わるの? 従来からJCSS校正証明書には測定結果をGUM(*)に基づいて評価し、拡 張不確かさの形で測定結果とともに表示することを原則としていました。 また、これまで広範な分野における実際の多くの測定に対して、「一定の条件 下では包含係数k=2を採用することで、信頼の水準約95%に対応する区間 の拡張不確かさとすることができる。」とし、JCSS校正証明書には包含係数 を記載するのみでも問題なしとして運用してきました。 しかし、今回のILAC方針を受け、 “JCSS校正証明書には、測定結果に拡張不確かさを含め表示することを原 則とし、包含係数k=2だけの表記ではなく、信頼の水準約95%の表記及びそ の時の包含係数の表記並びに必要な場合は有効自由度を表記することとし ます。”

*GUM:ISO/IEC Guide 98-3(2008):Uncertainty of measurement -Part 3: Guide to the expression of uncertainty in measurement(GUM:1995)

JCSS 0000

④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-2

(18)

校正証明書の内容は何が変わるの? 総数2頁の2頁 証明書番号000000号 校正結果 品 名 温度値(K) 水の三重点実現装置 273.160 ± 0.002 校正の不確かさ 記号±に続く数は、包含係数を 2 とした拡張不 確かさである。 (注意)赤字部分は、現在IAJapanで検討している案です。 文章については複数の事例を検討し、公表する予定です。 現在 移行後 総数2頁の2頁 証明書番号000000号 校正結果 品 名 温度値(K) 水の三重点実現装置 273.160 ± 0.002 校正の不確かさ 記号±に続く数は、包含係数 k= 2 とした拡張 不確かさであり、約95%の信頼の水準をもつと 推定される区間を与える。 * JCT21307 技術的要求事項適用指針例示集(接触式温度 計)から抜粋 ④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-3

(19)

NITE認定センター(IAJapan) 19 校正の不確かさに関する文章が変わるだけなの? JCSS 0000 文章だけではありません。包含係数も変わる可能性があります。 「約95%の信頼の水準をもつと 推定される区間」の記載にあたっては、JCSS 登録事業者は、本当に「包含係数 k=2 とした拡張不確かさ」で問題がないか どうか、測定の不確かさを評価した際の自由度を確認する必要があります。 この自由度の確認の結果、包含係数 k=2が採用できない場合が想定されま す。 IAJapanではGUMに基づき有効自由度を計算した結果、10以上の場合は包 含係数 k=2を採用できることとしていますが、逆に有効自由度が3,4などの 場合は2よりも大きな包含係数の記載が必要になります。 この確認には、いろいろな技術的問題が想定されます。 そのため、今回の移行には本年度から6年間をかけ、技術的問題点の解決、 JCSS登録事業者の対応状況の確認、JCSSユーザへの情報提供をしていき ます。 ④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-4

(20)

6年間の移行スケジュールは? 平成22年度から平成23年度までの2年間 ・測定の不確かさ評価について登録事業者に再確認をお願いしています。 (不確かさデータの再測定ではありません。) ・再確認が終了した登録事業者は、平成23年度から順次、 JCSS登録(更新)審査(又は 定期検査)で対応状況を確認します。 ・認定機関の確認後、登録事業者はJCSS校正証明書に「信頼の水準約95%」を表記し ます。 ・認定機関として技術的問題点の検討、登録事業者・審査員等への情報提供を実施します。 ・関係機関と連携し、JCSSユーザへの情報提供を充実します。 平成24年度から平成27年度までの4年間 ・JCSS登録(更新)審査(又は定期検査)で、すべての登録事業者の対応状況を確認します。 ・新規申請事業者に対しては、平成24年度から完全適用します。 ・関係機関と連携し、JCSSユーザへの情報提供を継続します。 ④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-5

(21)

NITE認定センター(IAJapan) 21 今までの校正証明書は有効なの? JCSS 0000 有効です。 今後、包含係数がk=2以外の(2よりも大きい値)の校正証明書が発行されることがあります。 平成23年度から平成27年度まで、信頼の水準約95%表記のあるJCSS校正証明書と、表 記のないJCSS校正証明書が市場に流通します。 JCSSユーザーが混乱しないよう、登録事業者及び関係機関と協力し、ホームページ等を活 用し情報提供をしていきます。 ④JCSS校正証明書における信頼の水準約95%表記への移行について-5 今回の移行作業は登録事業者に過度な負担とならないよう対応します。 今回の移行作業はJCSSが今後とも国際的に信頼される校正事業者認定制度であるため に非常に重要な作業であることをご理解頂き、JCSS登録事業者及び関係皆様のご協力を 賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。 終わりに

(22)

ご清聴ありがとうございました。

参照

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