世界のオイルフローと主なチョークポイント
パナマ運河
ボスポラス海峡
ホルムズ海峡
バブエルマンダーブ海峡
スエズ運河
マラッカ海峡
(出典)IEA World Energy Outlook 2004 を
元に資源エネルギー庁にて作成。
近年は1日平均37隻、年13,000隻以上の船舶が運河を通航。近年老朽化が問題視され、近年の大型化したタンカー(V
LCC)の通航はできない。(パナマックスサイズ5∼8万㌧級)
40万バレル/日
太平洋と大西洋の結
節点
パナマ運河
全長30キロメートルの狭い水路、最も狭い箇所で幅1キロメートルを下回る。商業船舶は1936年のモントルー条約
(Montreux Convention)で、自由航行権を得ているが、トルコ当局は安全及び環境面の理由から、石油タンカーの通航
を規制している。
300万バレル/日
黒海と地中海の結節
点
ボスポラスダーダネル
ス海峡
2002年、フランスのタンカー「ランブール」号がイエメン沖で攻撃を受け、世界の石油供給におけるこの隘路の重要性を
浮き彫りにした。
330万バレル/日
紅海のアデン湾側の
出口
バブエルマンダーブ海
峡
運河が閉鎖されると、タンカーはアフリカ南端を回るはるかに長い航路を取らざるを得ない。大型化したタンカー(VLC
C)は通航できない。(スエズマックスタンカー15∼16万㌧級)
380万バレル/日
紅海の地中海側の
出口
スエズ運河
最も狭い箇所は、幅2.5キロメートルしかない。現状でも海賊や事故によって輸送が途絶する可能性がある。大きな障害
があればタンカーははるかに長い航路を進まざるを得ない。中国や他の東アジア諸国の需要増により、マラッカ海峡を
通る輸送が急増しており、戦略的重要性が大幅に高まっている。
1100万バレル/日
インドネシア、マレー
シア、シンガポール
の間。
マラッカ海峡
世界で最も重要な石油輸送路。幅約3キロメートルの往航と復航のレーンがあり、中間に3キロメートルの緩衝水域があ
る。現状では、ここを経由して輸送される石油のうち、他ルート経由で輸送できるものはごく一部に限られる。
1500万バレル/日
ペルシャ湾岸の出口
ホルムズ海峡
概要
石油の通航量
場所
名称
1
航海上の問題点(リスク)-交通の輻輳(マ・シ海峡将来的通航量)
主なチョークポイントを通過する石油及びLNG
主なチョークポイントを通過する石油及びLNG
の量とその予測(2002年、2030年)
2015
2015
年までの原油の海上の荷動きの見通し
年までの原油の海上の荷動きの見通し
の量とその予測(2002年、2030年)
数量
数量
石油(100万B/D)
石油(100万B/D)
LNG(10億m
3
)
LNG(10億m
3
)
石油タンカー
15
44
43
66
LNG船
28
18
230
34
石油タンカー
11
32
24
37
LNG船
40
27
94
14
石油タンカー
1
4
3
4
LNG船
4
3
60
9
マラッカ海峡
スエズ運河
世界の地域間純貿
易に占める割合(%)
世界の地域間純貿
易に占める割合(%)
2002
2030
ホルムズ海峡
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015
予測
実績
約4億㌧増加
(100万t)
(年)
(出典)米エネルギー省(DOE)/エネルギー情報局(EIA); IEA分析。
(出典)1995∼2003年はClarkson数字、2004年∼2015年は日本郵船㈱調査グ
ループの集計・推計。
3
One Fathom Bank
水深23.0m
ブイ間距離1,350m
Batu Berhanti
水深22.5m
通航帯幅550m
Eastern Bank
(水深23.5m)
航海上の問題点(リスク) - 地形的・地理的条件・喫水問題
3.5m UKC
潮高
2.0m
Batu Berhanti の最小水深
22.5m
喫水
21.0m
干潮時
満潮時
(出典)共に日本郵船㈱安全環境グループ作成
UKC 1.5m
Batu Berhanti の最小水深22.5m
潮高 0m
喫水
21.0m
4
航海上の問題点(リスク)-セキュリティ(海賊問題・テロ)
(出典)国土交通省発表
(参考)2004年マ・シ海峡において発生
した海賊被害(世界統計)
(出典)日本郵船㈱安全環境
グループ作成
(参考)2002年アデン沖にて発生した
タンカーに対するテロ
(出典)日本郵船㈱安全環境
グループ作成資料より
(国際海事機関(IMO)及び国土交通省調べ)
1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年
(平成10年) (平成11年) (平成12年) (平成13年) (平成14年) (平成15年) (平成16年)
運航区分 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明 航行 停泊 不明
全船舶(IMO) 74 133 3 114 191 4 165 292 14 147 222 1 102 277 4 207 237 8 145 184 1
日本関係船舶 6 11 2 6 32 1 5 26 0 0 10 0 0 16 0 2 9 1 4 3 0
(注)数字は、上段 :全船舶の件数(国際海事機関の資料による。)
(下段) :日本関係船舶(日本籍の外航船舶及び日本の船社の運航する外国船舶)の件数
(国土交通省の調査による。)
309
(39)
210
(19)
370
(10)
471
(31)
330
(7)
383
(16)
452
(12)
5
(1)
0
(0)
2
(0)
2
(1)
3
(0)
6
(0)
4
(3)
29
(1)
38
(0)
23
(3)
41
(3)
46
(0)
67
(1)
72
(0)
70
(2)
70
(0)
89
(0)
62
(0)
80
(0)
41
(4)
52
(1)
(3)
(5)
(6)
(1)
66 41
(0)
(0)
96
(1)
25 51 109 86
(4)
(22)
(28)
(14)
175 173
(7)
(12)
193
(11)
100 173 257 178
年
東アジア
合 計
その他
中南米
アフリカ
インド洋
日本関係船舶への海賊及び武装強盗事件発生地点(
日本関係船舶への海賊及び武装強盗事件発生地点(
2004年)
2004
年)
最近の海賊及び船舶に対する武装強盗事件の発生状況
最近の海賊及び船舶に対する武装強盗事件の発生状況
5