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Special Issue Magazine Contents Jul No.7 Top Message 02 Strategy Top Message 03 Case Study 05 FDA TCO IT

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(1)

Info SoliD

Jul.2015

No.7

http://www.fujitsu.com/jp/feast/

(2)

To p M essa ge ご挨 拶

FUJITSU

ビジネスアプリケー ション

AZCLOUD SaaS EnergySuite

FUJITSU Enterprise Application

GIFOCUS

準化・型化の確立とソリュー ションのグロー バル対応、そして 富士通海外拠点との連携強化により海外でも安心してご利用 いただけるシステムをスピー ディーに提供してまいります。 さらに「 マイナンバー」「 電力自由化 」「 未来医療 」「 オリン ピック」といった新たなビジネスチャンスに向け、

FEAST

内で の異業種コラボレーションによる対応強化、オープンイノベー ションへの転換による共創型ビジネス創出などにも積極的に 取り組んでまいります。

FEAST

は統合から

4

年目を迎え、東日本を中心にどの地域 にも均一なサービスをご提供する体制を整えています。さら にお客様担当・開発デリバリー・運用サポートなどの、各

SE

の 役割と体制を明確にすることで、お客様担当

SE

がこれまで以 上にお客様との接点に専念できる体制を整えてまいります。 また、

5

月より

FEAST

は本社を品川駅至近に移転しました。 新しいオフィスで新たなワークスタイルを実現するとともに、 ダイバー シティへの積極的な取り組みなどにより高度な人材 の育成を進め、さらなる付加価値の高いサービス提供を通じ て、お客様の企業価値向上に貢献してまいります。

Top Message

ご挨拶

02

FDA規制や欧州規制に対応した品質管理システムで 医療機器に関する文書管理、教育管理、プロセス管理を一元化 株式会社医学生物学研究所様

05

住民情報システムを統合してプライベートクラウドに移行し 5年間で20%のTCO削減とIT運用員の負荷軽減を実現 栃木県小山市様

07

分散していた販売・購買等の基幹システムを 情報サー ビス業に特化したパッケー ジで統合し内部統制を強化 日本システム技術株式会社様

09

オフコンシステムの属人化解消と次世代への資産継承に向けて クラウド型ERPソリュー ション「AZCLOUD SaaS FoodCORE」を採用

丸松物産株式会社様

11

Case Study

Solution

13

14

Topics

社会貢献・環境保全への取り組み 新本社オフィスのご紹介

17

18

Jul. 2015

No.7

http://www.fujitsu.com/jp/feast/

Special Issue Magazine

Contents

Strategy

産業ビジネスグルー プのご紹介

03

Global Reports

UNITED STATES

シリコンバレー からFEASTソリュー ションを世界へ

SINGAPORE

富士通アジア(FAPL)での取り組みについて

PHILIPPINES

Fujitsu Philippines Inc.での取り組みについて

CHINA

DZ迎!富士通( 中国 )信息系Օ有限公司( ようこそ!富士通中国へ )

15

16

付加価値の高いサービス提供を通じて、

お客様の企業価値向上に貢献してまいります

株式会社

富士通システムズ・イースト

代表取締役社長

経済情勢は、消費者マインドの弱さや海外景気の下振れな どが日本経済を下押しするリスクとなっているものの、雇用・ 所得環境の改善傾向が続き、原油価格下落の影響や各種政策 の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されます。 一方、ビッグデー タやスマートデバイス、

IoT

Internet of

Things

)関連ビジネスが広がりを見せ、農業や電力、そして医 療・介護、観光などの領域でも、

ICT

が果たす役割はますます 大きくなっています。 私たち富士通システムズ・イースト( 以下、

FEAST

)は、これま で蓄積してきた幅広い業種・業務ノウハウと富士通グループの 最新技術を融合させ、お客様の課題解決をご支援いたします。

ICT

に対するお客様のニー ズは、技術的優位性や信頼性よ り、投資対効果やスピードといった、目に見える価値に変化し つつあります。

FEAST

は業種・業務ノウハウをベー スに、会計 やセキュリティといった共通業務ソリューションと細業種向け ソリューションを組み合わせた統合型クラウドサービスのライ ンナップを拡充しています。 また、お 客 様 の 積 極 的 な 海 外 進 出 をご支 援 するた め、

FEAST

内のグロー バル機能の集約・強化、海外導入手順の標

豊富な業種・業務ノウハウと最新技術で

お客様の課題解決をご支援

統合型クラウドサービスの拡充と、

新たな領域への積極的なチャレンジ

新たな環境と確かな人づくりを通じて

付加価値の高いサービスをご提供

(3)

グローバルマネジメントソリューション※1 臨床試験向け症例データ管理ソリューション※2 生産管理(個別生産)ソリューション※3 構造物維持管理ソリューション※4 自動設計ソリューション※5 解析ソリューション※6 グリーン調達ソリューション※7 概要 グローバルに展開されているシステムを変更することなくデータ収集・統合・分析することで、スピーディーなグロー バルマネジメントをご支援。 国際標準であるCDISC形式でのデータ出力機能を有し、製薬業臨床開発における症例データ収集・管理業務を効率化。 個別受注生産型特有の業務に加え、量産型にも対応したハイブリッド生産管理パッケージで、生産業務の高度化をご支援。 小口化する工事の管理を容易にするとともに、「構造物カルテ」を整備・活用することにより維持メンテ業務を効率化。 設計上の規約やルール、ベテラン設計者のノウハウをシステムに組み込むことにより、設計期間の大幅な短縮と品質 向上を実現。 構造解析や熱流体解析、電磁波解析など種々の解析で、製造前に不具合箇所を抽出し開発・設計の期間短縮、コスト 削減に貢献。 製品に含有される化学物質情報を管理し、グリーン調達の調査・回答業務を効率化。 ソリューション名 Stra te gy 富士通 シ ス テ ム ズ ・ イー ス ト 事業戦略

産業ビジネスグループのご紹介

Strategy

富士通システムズ・イースト事業戦略 第一産業ソリュー ション本部 本部長

木村有博 ますます競争激化するグロー バル市場において、スピー ディー なビジネス展開やグロー バルマネジメントの強化、新規事業へのイノベー ションに

ICT

活用のニー ズが高まっていま す。グロー バルにサプライチェー ンを展開されているお客様は、製品別・拠点別に連結原 価や損益構造などを把握し、事業戦略立案に必要な経営情報を可視化していくことが必要 です。私たちは、ソリュー ションと併せて、

KPI

の設定などの導入支援をサービスとしてご 提供しています。また、製薬業界において、

2016

年の医薬品開発における電子化促進( 電 子申請化・医薬品安全性報告の厳格化 )に向け、法規制へ対応できるソリュー ションをご提 供しています。お客様のイノベー ションを

ICT

でご支援することが私たち第一産業ソリュー ション本部の使命です。

お客様のグロー バル展開とイノベーションを

ICT

でご支援

第ニ産業ソリュー ション本部

製造業の業種・業務ノウハウによってお客様の生産・建設業務の高度化に貢献

日本の製造業において、個別受注生産型では他社との差別化競争、量産型では海外メー カーとのコスト競争が激化し、さらなるコスト削減と生産スピードの向上および製品の高付 加価値化が求められています。私たちは、個別・量産などの生産形態の特徴に合わせた生産 管理や厳密な製造原価管理、製品の保守管理など製品ライフサイクルに着目した製造業向 け業務パッケージをご提供しています。また、建設業ではオリンピックなどの建設需要増に よる要員不足への対応と建築後の維持管理コストの増大が課題となっています。この課題 に対して、工事から建築後の保全までを容易に一元管理できる建設業向けの業務パッケー ジなどをご提供しています。そして、製造業・建設業の業務ノウハウを生かしたソリューション、 サービスをご提供することにより、お客様の生産・建設業務の高度化をご支援いたします。 本部長

山本勝 第三産業ソリュー ション本部 本部長

池田憲一

デジタルエンジニアリングによる

「 ものをつくらないものづくり」でお客様の競争力強化に貢献

急速な技術革新やお客様の多様化、各種規制の強化、市場のグロー バル化が進む中、製 品開発プロセスの革新は日本のものづくりにとって避けては通れない課題です。この課題 解決には

ICT

を駆使した開発革新が必要不可欠です。私たち第三産業ソリューション本部は、

3

次元

CAD

による自動設計・構造解析などデジタルエンジニアリングによる「 ものをつくらな いものづくり」により、お客様の製品開発期間短縮をご支援いたします。また、環境にやさ しいものづくりを実現するグリー ン調達ソリュー ション、製品開発における知財活動を支援 する特許管理ソリューションなど、設計業務領域における開発革新のソリューションをグロー バルにご提供し、お客様の競争力強化に貢献してまいります。

豊富な業種・業務ノウハウをグローバルにご提供し、

日本のものづくりの発展に貢献

日本の製造業を取り巻く環境は、激しく変化しています。製品開発期間

短縮、ものをつくらないものづくりの実現、製品のライフサイクル全体での

新たな付加価値サー ビスの提供。グロー バルな競争に勝ち続けるための

ガバナンスされたマネー ジメントシステムの展開。さらに近年では、

IoT産

業革命の波が押し寄せてきています。

産業

BG

は、主に業種領域を担当する本部と、デジタルエンジニアリング

領域を担当する本部に組織化しています。私たちの強さは、これまで培い

蓄積してきた業種・業務ノウハウです。私たちは、これらのノウハウを細業

種単位に整理し、製品設計、ものづくりの領域に加え、保守・点検の業務領

域に対し新たなソリューション、サービスをご提供してまいります。そして、

世界の富士通グループの

SEと一丸となり、システムをグロー バルにロー ル

アウトすることをご支援いたします。

私たちは、企画設計からアフター サービスまで一環したソリューションを

グロー バルにご提供し、お客様のものづくりの発展に貢献してまいります。

産業ビジネスグルー プ

富士通システムズ・イー ストは、産業、流通、公共、ヘルスケア、共通業務を

4つのビジネスグループ

( 以下、

BG

)で組織したソリューションベンダー です。

今号では、産業BG

をご紹介いたします。

取締役/ 執行役員常務 平山秀明 産業ビジネスグループ長 ・建材、自動車部品、電機、機械、建設、 重工エンジ、鉄/素材、SCM系パッケージ 組立産業 主 な 担 当 分 野 本部長山本勝 第ニ産業 ソリューション本部 ・化学、硝子、石油卸、紙卸 ・ライフサイエンス プロセス産業 主 な 担 当 分 野 本部長木村有博 第一産業 ソリューション本部 ・ CAD、PLM、PDM、特許、 環境、解析 PLM系業務 主 な 担 当 分 野 本部長池田憲一 第三産業 ソリューション本部 産業ビジネスグループ 取締役/執行役員常務

BG

長平山秀明

※ 1:FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE GSサイト http://glovia.fujitsu.com/glovia_enterprise/

※ 2:FUJITSU ライフサイエンスソリューション tsClinical DM-21サイト http://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/life-sciences/products/drug-development/dm-21/

※ 3:FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart PRONES 個別生産サイト http://glovia.fujitsu.com/glovia_smart/prones/individual/

※ 4:FUJITSU ビジネスアプリケーション AZCLOUD SaaS teraServationサイト http://www.fjm.fujitsu.com/solution/azservice/azcloud/azcloud_saas/teraservation/

※ 5:FUJITSU Manufacturing Industry Solution 自動設計pro for iCADサイト http://www.fujitsu.com/jp/group/feast/resources/case-studies/hitachi-hpm.html

※ 6:FUJITSU Manufacturing Industry Solution Simulation(CAE)サイト http://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/monozukuri-total-support/products/plm-software/simulation/ ※ 7:FUJITSU Manufacturing Industry Solution PLEMIA EcoLinkサイト http://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/monozukuri-total-support/products/plm-software/plemia/ecolink/

重点ソリューション一覧

産業 ビジネス グループ 流通 ビジネス グループ 公共 ビジネス グループ 共通 ビジネス グループ 富士通システムズ・イースト

(4)

a b c d a c b

Case Study

事 例 紹 介 CLIENT FEAST d 展示会の様子/JACLaS EXPO 2014での同社ブー ス。国内、海外の展示会にて、同社製 品と技術を紹介しています。 大腸がん治療薬抗EGFR抗体薬の投薬前検査に有用なキットです。※抗EGFR抗体薬は、 RAS遺伝子に変異があると治療効果が期待できないと報告されています。 全自動細胞診塗抹装置 TACAS™ Pro( 一般医療機器/ 特定保守管理医療機器該当 )/ 子 宮頸部から細胞を採取したCervexブラシの先端を入れたバイアルをセットするだけで、一 連の工程を全自動で実施する国産初の装置。 伊那研究所/ 自然豊かな環境で、約150名が働いています。研究所は、生産棟、新棟、研 究棟、管理棟に分かれています。 医学生物学研究所様は、日本初の抗体メー カーとして

1969

年に設立されました。現在は、 病院の検査室で用いられる臨床検査薬や、基礎 研究用試薬の研究開発、製造を行っています。 臨床検査薬の分野では、関節リウマチなど の自己免疫疾患試薬に注力しており、国内で トップクラスのシェアを獲得するばかりでな く、アジア、アメリカ、欧州などの海外にも展 開しています。 近年はがん関連の検査試薬 や遺伝子検査試薬など、幅広い分野にチャレ ンジし、着実に実績を残しています。 近年、ライフサイエンスの分野では、医療 機器に対する安全重視の傾向が高まり、医学 生物学研究所様においても

QMS

の確立は急 ニングを受け、テスト環境で設定作業を行っ てきました。実際に本稼働を迎えて自分たち で始めてみると、やりたいことが次から次へ と出てきます。 その中でパッケー ジの概要 を理解しながら項目を整理し、すべての設定 を終えるまでには長い時間を要しました。稼 働当初は、

FEAST

のサポートにメー ルや電話 で何度も問い合わせることになりましたが、 レスポンスは非常によく、機能改善に対応し ていただけたりしたことが助かりました 」 設定で苦労された医学生物学研究所様で すが、運用開始後は文書管理で抱えていた 課題はほぼ解消されました。城様は「 文書登 録時の承認経路がすべて自動化され、証跡 も残るようになりました。文書を手作業で配 布する手間もなくなり、管理レベルが向上し ています 」とおっしゃっています。 務となっていました。しかし、それまでは文 書管理や、社員への教育管理、品質イベント のプロセス管理はシステム化されておらず、 手作業で運用していたといいます。 品質保 証室室長の藤井義久様は次のようにお話し くださいました。 「 品質管理文書については、紙に出力して 必要な部署に配布していたため効率が悪く、 ミスが起こりやすい環境でした。また、

FDA

や厚生労働省、当社が製品を供給する取引 先による監査・査察に対応する体制も十分で はありませんでした 」 医学生物学研究所様は、規制に関連する 文書管理をシステム化し、厳密な体制で運 用することにしました。 そして、グロー バル で実績を持ち、国内外の各種規制に対応した 「

MasterControl

」の導入を決断します。 採 また、監 査 や 査 察 時 に 安 心して 対 応 で きるようになっ たことも大きな 効 果です。 藤井様は「 以前と比べて書類の不備もなく なり、安 心して対 応できます。

FDA

が使っ ている

QMS

ということで、監査の相手にも 冗長な説明が不要で、対応も楽になりまし た 」とお話しくださいました。 現在は、文書管理の設定が一段落した状 況で、今後は登録文書を増やす作業と並行し ながら、文書作成や登録に関わるエンドユー ザへの操作教育を実施していく予定です。 これによって、文書の変更管理や改訂作業の 効率化が進むことが期待されています。ま た、品質管理以外の文書にも活用を検討中 で、坂口様は「 会社の規定文書、申請書など の 管 理も

MasterControl

上で行えば、全 社 員で利用することが可能になり、管理効率の 用の理由を管理統括本部総務部情報システ ムグルー プグルー プリー ダー の坂口哲郎 様は「

FDA

が採用しているインパクトが大き かった 」とおっしゃっています。 優先順位として文書管理の強化を掲げた 同社は、

2014

1

月に

MasterControl

の文 章管理機能の導入プロジェクトをスタート。

6

月からシステムの稼働を開始し、文書管理 のルー ル設定、登録を経て

10

月から本格的 な運用を開始しています。

MasterControl

の文書管理は、一般的な開 発作業はなく、パッケージの設定機能を利用 してお客様がご自身で環境を構築するシステ ムです。そのため、本稼働前に

FEAST

と医学 生物学研究所様が共同で、代表的な文書を 使って環境設定を行い、基本機能や設定内容 をご理解いただきながら、スムー ズな移行を 実現しています。海外薬事部グルー プリー ダー の城晋介様はプロジェクトを振り返り、 次のようにお話しくださいました。 「

FEAST

からは月に

1,2

回の頻度でトレー 向上が期待できます 」とおっしゃっています。 並行して、

MasterControl

の教育管理機能 の導入、設定が進行しています。稼働後は、 文書改訂時に変更内容を社員に自動配信し、 確実に周知するように徹底していく方針で す。また、教育実施プロセスが自動化される ことで、異動時や昇進時にも漏れのない教 育の実施が可能になることが期待されてい ます。さらにその後は、

MasterControl

のプ ロセス管理機能を追加し、品質保証に関わる 苦情、不適合、逸脱などのイベントが発生し た際の対応処理を自動化していく計画です。 城様は「 教育管理、プロセス管理までできて ようやく

QMS

を包括するシステムが完成する と見ていますが、きちんとやるとあと数年は かかるでしょう。そのためにも

FEAST

には新 しい情報の提供を期待しています 」とお話し くださいました。

FEAST

は、

MasterControl

の 導 入、設 定、 運用支援を通して、今後も医学生物学研究 所様の

QMS

の確立に貢献してまいります。

日本初の抗体メーカー

自己免疫疾患試薬でトップシェア

医学生物学研究所様の品質保証業務に 貢献できるように今後も付加価値の高 いシステムのご提案とご支援をさせてい ただきます。 お客 様 のご協 力 の おかげで初 期 導 入 が 完 了しました。 こ れ から もMaster Controlを通じてお客様業務の発展に貢 献いたします。 今回が初めてのお取引となりましたが、 お客様の多大なるご協力のもと、無事 本稼働を迎えることができました。 今 後も、ご期待に添えるよう努力していき たいと思います。 株式会社富士通マー ケティング 中部営業本部 播谷麻実 株式会社富士通システムズ・イー スト 第一産業ソリュー ション本部 谷剛志 株式会社富士通システムズ・イー スト 第一産業ソリューション本部/プロジェクト課長 都丸浩 株式会社医学生物学研究所 管理統括本部/ 総務部 情報システムグループ/グループリーダー 坂口哲郎様 株式会社医学生物学研究所 海外薬事部/グループリー ダー 城晋介様 株式会社医学生物学研究所 品質保証室/ 室長 藤井義久様 事業内容 U R L :臨床検査薬、基礎研究用試薬の研究・開発、 製造、販売 : http://www.mbl.co.jp/ 設 立 所在地 代表者 : 1969年8月 :愛知県名古屋市中区栄4-5-3   KDX名古屋栄ビル :代表取締役社長山田公政様 株式会社医学生物学研究所

薬事法の改正により、医療機器に対する品質マネジメントシス

テム(

QMS

)の重要性はより高まっています。臨床検査薬・基

礎研究試薬の製造を手がける株式会社医学生物学研究所様

も例外ではなく、品質保証体制の強化が課題となっていまし

た。 そこで同社は、文書・教育・品質イベント管理の

QMS

応に向けて、米国食品医薬品局(FDA

)規制や欧州規制対応

の品質管理システム「MasterControl

」を導入。まずは文書

管理をター ゲットに定め、富士通システムズ・イー スト( 以下、

FEAST

)の支援を受けながら、基本設計、設定作業などを行

い、

システムを稼働させました。その後、独自にユー ザー ロー

ル管理やアクセス権などを設定しながら管理対象文書を電子

化。QMS

に即した文書管理を行うことで、監査対応の強化を

実現されています。

FDA

規制や欧州規制に対応した品質管理システムで

医療機器に関する文書管理、教育管理、プロセス管理を一元化

株式会社医学生物学研究所

教育管理とプロセス管理を追加し

QMSを包括するシステムの完成へ

文書登録時の承認経路の可視化と

文書の配布作業の自動化が実現

FEASTと共同で環境設定を行い

スムー ズな移行を実現

医療機器に対する安全重視により

品質マネジメントの確立が急務に

Ca se S tu dy 株式会社医学生物学研究所 様

(5)

a b c d a c b d

Case Study

事 例 紹 介 CLIENT FEAST おやまブランド公認キャラクタ− 「 政光くん・寒川尼ちゃん 」 栃木県小山市様は、東京圏から

60km

、鉄 道・国道が交差する交通の要衝という優位な 立地を生かし、農・工・商の調和のとれた街と して発展を続けています。 ラムサー ル条約湿地に登録された渡良瀬 遊水地をはじめとする豊かな自然や、ユネス コ無形文化遺産に登録された結城紬に代表 される有形無形文化財などを有するほか、江 戸幕府成立に道筋をつけた軍議「 小山評定 」 が開かれたことから「 開運のまち 」としても有 名です。 小山市様は「 第

6

次小山市総合計画 」「 小 山市情報化基本計画 」において、

ICT

活用に 化の対象業務は

50

種類を超え、ワー キング グルー プも小山市様側が

150

名、

FEAST

側 が

150

名の総勢約

300

名体制となりました。 そこで、プロジェクトメンバー全員が「想い 」 を共有するためにコミュニケー ション環境作 りや作業の進め方などを工夫しながら、標準 化の意識を持って取り組みました。

IT

推進課 主査の須藤啓明様は「 各課の課員からは、 現行システムと同じように改修してほしいと いった声も上がってきましたが、全課の話に 耳を傾けたうえで、標準機能活用の徹底を呼 びかけました。具体的には、パッケー ジの影 響度を

A

B

C

3

段階に分けて、システム の根幹に関わる

A

の機能についてはカスタマ イズを排除する方針を伝えました。その結果、 カスタマイズのボリュー ムを大幅に削減する ことができました 」とお話しくださいました。 また、早期にデー タ移行して操作教育を実 施するなど、スムー ズな移行を目指しました。 こうした

FEAST

の支援に対して峰岸様からは 「 プロジェクトを成功させるという熱い想い よる「 新しいおやま」の実現を目指していまし た。

IT

推進課課長の飯田研二様はその目 的を「 社会保障制度や自治体業務標準化へ の迅速な対応と、

ICT

コストの削減、継続的 な業務改善による市民サー ビスの向上にあ ります 」とお話しくださいました。 しかし、従来のホストシステムは長年改修 を重ねてきたため、機器数は約

80

台までふ くらみ、法改正時の対応にもコストがかかっ ていました。乱立したシステムは運用にも支 障をきたし、

IT

推進課職員の業務負荷も増大 していたと言います。そこで小山市様は、マ イナンバー への対応も見据えて、システム統 合を図ることにしました。 新システムは「

MICJET MISALIO

」をはじめ とする富士通のソリュー ションが選ばれ、富 士通デー タセンター で運用するプライベー と、きめ細かな支援のおかげで、大規模プロ ジェクトを予定どおり進めることができまし た 」と評価のお言葉をいただきました。 新システムは計画どおり

2015

1

月に本 稼働を開始し、住民サービスの向上に貢献し ています。導入効果について飯田様は「 デー タセンター の活用で、デー タバックアップや ホストシステムの再立ち上げなどの運用業務 が不要となり、

5

年間で

TCO

20

%削減で きると試算しています。 庁舎の電気使用量 の

1/5

を占めていた電算室の電気使用量も

30

%削減、さらにプリントセンター への委託 により、印刷・封入封緘にかかる運用負担も 軽減できると見込んでいます 」とおっしゃっ ています。 節約したコストはコンビニ交付など新たな 住民サービスに活用され、新システム稼働と トクラウドを採用しました。 富士通グルー プ を指名した理由について

IT

推進課 係長の 峰岸正彦様は次のようにおっしゃっています。 「 デー タセンター の活用を条件とした私た ちの要求に対して、

FEAST

からは関西のバッ クアップセンター も含めて

2

重の基盤で安 全性を確保する方針と、富士通プリントセン ター を活用した文書印刷のアウトソー シング を提案いただきました。既存のホストシステ ムも富士通製で、

35

年にわたって当市の業 務を支えてきた実績と、

SE

の技術力も高く 評価していました 」 システム構築では開発コストを抑制し、法 改正時におけるシステム改修の負荷を極小 化するために、パッケージの標準機能を活用 する方針を徹底しました。しかし、システム 同時に栃木県内初のペイジー 納付の取り扱 いも開始しました。

IT

推進課主査の齊藤慶宜 様は「

5

年前からスタートしたコンビニ収納 に加え、ペイジー 納付と

Yahoo!

公金支払い を追加し、公金収納における住民の選択肢を 拡大しています 」とご説明くださいました。 さらに新システムでは業務間でデータ連携 が可能になり、職員の業務効率も向上しまし た。齊藤様は「

IT

推進課の運用負荷が軽減し たことで、

IT

戦略の立案などに集中する時間 を創出できるようになりました 」とおっしゃっ ています。 小山市様は今後、新たに

FEAST

のリモート 保守サービスを採用し、より迅速な対応が実 現することを期待されています。さらに、今 回構築したプライベートクラウドの他の自治 体との共同利用を促進し、割り勘効果による コストの削減を図っていく方針です。

FEAST

は今後も小山市様の基幹システムの 安定的な運用を支援し、お客様とともに住民 サービスの健全な拡大を目指してまいります。 密度が高く、高い意識を持ったマネジメ ントが小山市様とともに実現できたこの 経験を今後のプロジェクトでも生かして いきたいと思います。 無事稼働できたのも小山市様の積極的 なご支援の賜物です。運用保守におい てもお客様起点で思いやりを持ち、丁寧 な対応を心がけたいと思います。 小山市様と一体となることで、本事業を 成功に導くことができました。今後も業 務効率化・市民サービスの向上に貢献で きるようサポートしていきます。 お客様経営への貢献、SEチー ムの成長 への寄与ができ、うれしく思います。今 後もFEASTが「 替えの利かない存在 」で あり続けるよう努力していきます。 株式会社富士通システムズ・イー スト 公共ソリュー ション本部 杉山大樹 株式会社富士通システムズ・イー スト 公共ソリュー ション本部 釜崎洋 株式会社富士通システムズ・イー スト 公共ソリュー ション本部 石井哲生 株式会社富士通システムズ・イー スト 公共ソリューション本部/プロジェクト部長 竹本博明 おやまサマー フェスティバル/2万発を超える迫力ある花火を間近で体感できる小山の 花火大会では、ナイアガラ瀑布など多彩な花火が夜空を彩り、多くの観覧者を魅了します。 結城紬(ゆうきつむぎ )/ すべて手作業による工程を経て完成される結城紬は、その柔らか な風合いと独特の渋みがあり、いつまでも飽きのこない上品な雰囲気を漂わせています。 渡良瀬遊水地/ 日本最大の渡良瀬遊水地は、治水の要として首都圏の生命と財産を守っ ており、広大なヨシ原にはたくさんの動植物が生息・生育しています。 思川桜( オモイガワザクラ)/ 小山市原産の思川桜は、10片の花びらを持つ美しい桜です。 春になると思川沿いの遊歩道など市内各所で濃いピンク色の桜が咲き乱れます。

削減したコストをコンビニ交付など

新たな住民サービスに活用

約300名のメンバー が想いを共有し

標準機能の徹底活用で

カスタマイズを半減

富士通デー タセンター で運用する

プライベートクラウドを採用

度重なる法改正時の対応で

莫大なコスト負担が発生

栃木県第

2

の主要都市

豊かな自然と文化を有する

「 開運のまち 」

栃木県小山市 IT推進課/ 主査 齊藤慶宜様 栃木県小山市 IT推進課/ 主査 須藤啓明様 栃木県小山市 IT推進課/ 係長 峰岸正彦様 栃木県小山市 IT推進課/ 課長 飯田研二様 面 積 人 口 所在地 市 長 U R L : 171.61平方キロメートル : 16万5,793人(2015年3月4日現在) :栃木県小山市中央町1-1-1 :大久保寿夫様 : http://www.city.oyama. tochigi.jp/ 栃木県小山市

栃木県の南部、宇都宮市に次ぐ栃木県第

2

の人口を有する

小山市様は、ホストコンピュー タと各業務サー バを庁舎内に

設置し、

35

年にわたって運用してきました。しかし度重なる

法改正によるシステム改修で、コストがふくらんでいたことか

ら、マイナンバー 対応も見据えて富士通システムズ・イー スト

( 以下、

FEAST

)が提案した「

FUJITSU

自治体ソリュー ション

MICJET MISALIO

(ミックジェット ミサリオ )住民情報ソリュー

ション 」をはじめとしたパッケー ジを採用し、富士通デー タセ

ンター のプライベートクラウド環境に住民情報システムを統

合しました。 あわせて、住民向け文書の印刷・封入封緘業務

も富士通プリントセンター にアウトソー シングすることを決

定。デー タセンターとプリントセンター の活用によって運用

負荷を軽減し、住民情報システムにかかる

TCO

( 総所有コスト)

5

年間で20%削減することを見込んでいます。

住民情報システムを統合してプライベートクラウドに移行し

5

年間で

20

%の

TCO

削減と

IT

運用員の負荷軽減を実現

栃木県小山市

Ca se S tu dy 栃木県小山市 様

(6)

a b c d a c b d

Case Study

事 例 紹 介 CLIENT FEAST お客様の課題解決、新ビジネスの創造な ど富士通グループの資源をフル活用して お客様のビジネスを支えてまいります。 お客様の事業のご成長とご発展に貢献 するICTの活用と経営課題解決をこれか らもご提案させていただきます。 今回のシステム導入ではお客様と密にコ ミュニケーションを取りながら進めること ができました。今後もお客様のご発展に貢 献できるようサポートさせていただきます。 お客様に積極的にプロジェクトに関わっ ていただき感謝しております。今後もご 期待に添えるよう精一杯サポートさせて いただきます。 株式会社富士通システムズ・イー スト 第二流通ソリュー ション本部 賀来祐太朗 株式会社富士通システムズ・イー スト 第二流通ソリュー ション本部 中村謙一 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション営業本部 相原正利 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション営業本部/ 担当課長 渋井孝司 BankNeo( バンクネオ )シリー ズ/ 情報を有効活用し、業務改革を実現する金融機関様向 け情報系統合パッケージ。CRM/SFA、融資支援、経営管理を中心にとした機能を提供し ています。

GAKUEN EduTrack/教務と自動連携するLMS(学習管理システム)で、GET RECORDER(授 業収録システム )も提供するGAKUENの新・教育支援システムです。

JMICS(Jast Medical Insurance Checking System)/ 電子レセプトを活用した国内最高レベルのレセプト 自動点検サービス「JMICS」をコアに、レセプト分析・解析による保健事業の立案支援から事業実施・評価 (データヘルス計画)まで、保険者様の医療費適正化を実現するワンストップサービスを提供しています。 日本システム技術様は、完全独立系ソフトウェア会社としての強みを生かし、多彩な分野で 広範なソリューションを提供しています。 情報システムのトータル・インテグレーター として

40

年以上の歴史を持つ日本システム 技術様は、特定の業種に特化することなく、 様々 なシステム開発を手がけてきました。現 在は、蓄積したノウハウを生かし、自社ブラン ドのサー ビス拡大に取り組んでいます。 取 締役執行役員の伴浩明様は次のようにご説 明くださいました。 「 約

20

年前に発売した大学経営総合支援 パッケージの『

GAKUEN

シリー ズ 』は全国の 大学に採用され、現在、業界シェアトップク ラスのソリュー ションです。近年は、金融機 関向けの情報系パッケージ『

BankNeo

』や、 レセプトの自動点検・分析・医療費通知など の情報サービスをトー タルで提供する『 医療 ビッグデー タ事業 』など、サービスの拡充に 向けたチャレンジを続けています 」 ことができたと思います 」とお話しください ました。 また、開発コストを抑えるために、取引先 と受発注情報を交換する

EDI

システムは日 本システム技術様自身で開発しています。 その際、

FEAST

と仕様を共有することで、シ ステム間のデー タの受け渡しをスムー ズに 行うことができたといいます。日本システム 技術様は「 通常のパッケー ジ製品であれば パッケー ジの仕様公開や、他社によるデー タベー スの更新を制限されますが、

FEAST

の柔軟な対応に助けられました 」とご評価い ただきました。 システム導入により得られた効果の

1

つが 内部統制の強化です。システムが統合され たことで、決められた業務が正しい手順で行 日本システム技術様はこれまで、販売、購 買、原価、予算、プロジェクトなどの管理業 務は、自社で開発したシステムで運用してい ました。そのため、数多くのシステムが乱立 し、それぞれのシステムにログインして業務 を行わなければなりませんでした。また、

15

年以上にわたって使い続けてきたシステム は老朽化が進み、メンテナンスにも負担がか かっていました。 そこで、パッケー ジによるシステム統合を 検討し、業務への適合率が高かった

FEAST

の 「

WebSERVE smart

情報サー ビス業 」を採 用しました。選定の理由について社内システ ム推進室長の北林浩司様は「 特に、当社の 販売・購買管理系の契約形態に適合していた ことが決め手になりました。 受託開発から、 エンジニア派遣、パッケー ジ開発、システム われるようになりました。日本システム技術 様は「 販売と購買がシステム統合され、受注 してから発注するという手順は

IT

統制によ り確実に担保できました。 また、従来の紙 文書を中心とした書類回付業務も、ワークフ ロー の導入によって電子化、自動化されまし た。 当社の場合、一般の企業より複雑な承 認ルートがあるのですが『

WebSERVE smart

情報サービス業 』はそうした要求にも柔軟に 対応ができるのがメリットです 」とおっしゃっ ています。 また、

EDI

の 導 入で、受 発 注 業 務 の ペ ー パーレス化と郵送コストの削減が進んでいま す。「 それまでは、取引先への見積り依頼や 契約文書のやり取りは

FAX

や郵送で行ってき ました。そのため、人力でチェック作業を行 い、膨大な郵送コストがかかっていましたが、

EDI

によりペー パーレス化が実現したことで、 コストカット、保管スペー スの削減、管理負 荷の軽減が実現しています 」と日本システム 技術様はお話しくださいました。 販売、外部委託まで、幅広いビジネスを展開 する当社において『

WebSERVE smart

情報 サービス業 』なら、最小限のカスタマイズで 導入ができると判断しました 」とおっしゃって います。 プロジェクトは、

2013

5

月にスタートし、

1

年後の

2014

4

1

日に本稼働しています。 導入時は、パッケージの標準機能を活用して カスタマイズを抑える方針を徹底しました。 導入時の工夫について日本システム技術 様は「 現 場 の 業 務 部 門からは機 能 改 修 の リクエストも出ましたが、標準のまま導入を 進めて、使ってみたうえで改修する方針を 採りました。 実際、稼働後に改修を行って いるものの、ユー ザー が操作に慣れた部分 も多く、結果的にトー タルの改修を抑える システムの本稼働から

1

年が経ち、業務部 門からのリクエストに応じて一部でシステム の改修を行いました。今後も業務の効率化、 現場の要望に合わせた継続的な改善を進め、 システムの完成度を高めていく方針です。 最後に

FEAST

SE

に対して日本システム技 術様から「 開発時は仕様の検討段階から細か いフォロー をいただき、スムー ズに導入する ことができました。稼働後も運用に関する質 問をした際には、夜間でも時間に関係なく素 早いリアクションがあり、細かい注意点や運 用の工夫などのアドバイスをいただき、非常 に助かりました 」とお言葉をいただきました。

FEAST

は、今後もパッケージの機能強化や システム化の提案を通して、広範な情報サー ビスの提供と自社ブランドの確立を目指す日 本システム技術様のビジネスに貢献してまい ります。 日本システム技術株式会社 社内システム推進室/ 主任 松井徳司様 日本システム技術株式会社 社内システム推進室/ 担当課長 神宮寺悦子様 日本システム技術株式会社 社内システム推進室長 北林浩司様 日本システム技術株式会社 取締役執行役員 東日本地区担当兼医療ビッグデータ事業担当 伴浩明様 設 立 所在地 代表者 : 1973年3月26日 :東京本社 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル 大阪本社 大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー :代表取締役社長執行役員平林武昭様 事業内容 U R L :ソフトウェア事業、パッケージ事業、 システム販売事業、医療ビッグデータ 事業 : http://www.jast.jp/ 日本システム技術株式会社

情報システムのトー タル・インテグレー ターとして幅広い分野

のシステム開発を手がける日本システム技術株式会社様は、

15

年以上にわたり、販売・購買・予算管理などの業務を手組

みシステムで運用されていました。しかし、数多くのシステム

が乱立し、老朽化も進んでいたことから、業務の効率化を目

的に富士通システムズ・イー スト( 以下、

FEAST

)の「

FUJITSU

流通業ソリューション WebSERVE smart 情報サービス業 」を

採用されました。 導入プロジェクトでは、パッケー ジの標準

機能を活用してカスタマイズを最小限に抑える方針を徹底し、

予定納期通りでの本稼働を実現しています。システム統合に

より内部統制が強化されるとともに、

EDI

による受発注の電子

化でペー パーレス化が加速するなど、様々 な成果を獲得され

ています。

分散していた販売・購買等の基幹システムを

情報サービス業に特化したパッケージで統合し内部統制を強化

日本システム技術株式会社

医療ビッグデータ事業など

自社ブランドのサービスを拡大

複数の契約形態に対応する

パッケージ適合率の

高さを評価

パッケージのカスタマイズを

最低限にとどめ

導入後に改修する方針を採用

業務部門からのリクエストに応じて

最小限のコストで改修を実施

システム統合による

自動化で内部統制への

対応強化を実現

http://www.jast-gakuen.com Ca se S tu dy 日本 シ ス テ ム 技術株式会社 様

(7)

a c b d

Case Study

事 例 紹 介 人事給与と会計を担当しております。 お客様が快適にクラウドを利用できるよ う今後も導入・運用をサポートさせてい ただきます。 お客様とSEが一丸となって、いくつもの 課題を解決してシステム稼働を迎えるこ とができました。今後も丸松物産様のさら なる発展に貢献していきたいと思います。 お客様にご尽力いただき、無事販売管理シ ステムを稼働させることができました。引 き続き、次のステップに向けて価値の高い サービスのご提供を目指してまいります。 お客様のご協力により本稼働することが できました。今後もお客様のビジネスに 貢献できるよう、より良いサー ビスをご 提供していきます。 d c b a 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション開発本部 會田尚美 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション開発本部 土井将道 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション開発本部 金子泰久 株式会社富士通システムズ・イー スト ソリュー ション開発本部/ 部長 矢代茂 ラーメンのトッピングなどで知られるメンマ。麺の上に麻筍(マチク)を載せることから「麺 」 と「 麻 」を取って前会長の故松村秋水氏がメンマと名付けました。 日本の食品メー カーとして、食の安心・安全を常に意識した管理体制のもとで生産された 様々 な製品を日本全国に出荷しています。 中国工場( 松徳豊食品有限公司 )/メンマの原料産地( 広東省 )に所在。主力のメンマ以 外にも銀杏やザー サイなど日本向け業務用食品の生産も手がけています。 国内工場/ 山形県上山市所在。ラーメンのトッピングにとどまらず、メンマのお惣菜や、 たけのこ、きのこ、山菜などの食材を使用した様々 な製品を開発・生産しています。 丸松物産様は、明治

28

年創業の

100

年以 上の歴史がある業務用食品会社です。全国

1,300

社以上の食品問屋および外食業者と 取引があり、山形県と中国の自社工場で生産 したメンマの加工品や山菜、きのこなどの調 理食品と、中国、台湾、タイなどから輸入した 食材を全国に届けています。特にメンマ製品 については業界のリー ディングカンパニー で あり、全国のラーメン店やコンビニエンスス トアのチルド食品などに採用されています。 丸松物産様は

1980

年代から

30

年近くに わたり、オフコンベー スのシステムで販売管 理、会計、給与などの業務を行っていました。

COBOL

で開発したプログラムは、その都度改 丸松物産株式会社 営業本部/ ロジスティック部 ロジスティック課/ 係長 北村豪志様 丸松物産株式会社 営業本部/ ロジスティック部 部長 小笠原善明様 丸松物産株式会社 財経部/ 情報システム課 課長 栗林直己様 丸松物産株式会社 専務取締役 髙橋要様 事業内容 U R L :和洋中食材製造・輸出入・販売 : http://www.marumatsu-mb.co.jp/ 創 立 所在地 代表者 : 1895年( 明治28年 ) :東京都世田谷区代田1-47-2 丸松ビル :代表取締役社長松村金栄様 丸松物産株式会社

オフコンシステムの属人化解消と次世代への資産継承に向けて

クラウド型

ERP

ソリューション「

AZCLOUD SaaS FoodCORE

」を採用

丸松物産株式会社

丸松物産様は、メンマの名付け親としても知られる中華食材

を中心とした食品総合商社・メーカー です。同社はこれまで、

オフコンベー スのシステムで販売管理や会計管理などを行っ

てきましたが、担当者の高齢化による資産の継承が課題となっ

ていました。外部環境の変化に即座に対応するためにも、シ

ステムのオー プン化が必須と考えた丸松物産様は、富士通シ

ステムズ・イー スト( 以下、

FEAST

)の食品業種向けクラウド

ERPソリュー ション「

FUJITSU ビジネスアプリケー ション

AZCLOUD SaaS FoodCORE

(フードコア )」を採用。担当者に

負担をかけることなく短期間で導入し、新販売管理システム

による受発注管理や売上管理業務を開始しています。クラウ

ドサービスに移行したことにより、それまで担当者に依存して

いたシステム改修や運用保守の負担はなくなり、業務の継続

性も確保できるようになりました。

連携のみの開発となりました。栗林様は「 新 規のマスタ整備は大変でしたが、それ以外は 私たちに煩わしい作業は発生せず、低コスト かつスムー ズに導入ができました。 業務を 見直した結果、帳票の数も約

50

%削減がで き、無駄がなくなっています 」とおっしゃって います。 販売管理システムは現在、主に受注入力 業務で利用し、取引先から

EDI

FAX

、電話で 寄せられた発注情報を、手作業でシステムに 入力して受注処理を行っています。 受発注 業務を担当する営業本部 ロジスティック部 ロジスティック課係長の北村豪志様は「 導 入当初はシステムの操作に戸惑いましたが、

3

か月程度で慣れてきました 」と感想を述べ ています。また、営業本部ロジスティック部 部長の小笠原善明様からは「 同じお客様の 修を重ねてきましたが、属人化と開発担当者 の高齢化によるプログラム資産の継承が課 題となっていたと言います。 専務取締役の 髙橋要様は「 将来に備えるためには、オフコ ンからの脱却が必須と判断し、オー プン化を 進めることにしました 」とおっしゃっています。 システムの移行に際しては、既存システム の構築・保守・運用支援で

20

年以上の実績 がある

FEAST

に協力を要請し、

FEAST

から提 案を受けた食品業種向けクラウド型

ERP

ソ リューションの「

AZCLOUD SaaS FoodCORE

」 を採用しました。

FEAST

選定の理由を髙橋様 は「クラウドについてノウハウも経験もない私 たちが本当にできるのか不安でしたが、オフ コン時代からの実績があり、当社の業務を知 り尽くしている

FEAST

なら間違いないと判断 しました 」とお話しくださいました。 情報が一元入力できたり、納入日や出荷日の 打ち直しが不要になるなど、以前より使いや すくなりました 」と評価のお言葉をいただき ました。 経営面では、今後売上速報をリアルタイム に近い時間で見たり、本社、山形工場を含め た全社の在庫量を一括で把握したりするな ど、デー タの可視化、一元化による経営判断 の迅速化に期待を寄せています。また、食の 安全管理や鮮度管理に向けた新たな仕組み が確保できたことも効果の

1

つで、髙橋様は 「 製品の先入れ先出しに加え、賞味期限の管 理がシステム化されたことで、適正な在庫管 理を実現しています」とおっしゃっています。

IT

環境面では、オー プンシステムへの移 行で属人化したシステム環境からの脱却を 果たし、現在は後継者の育成が進んでいま す。また、クラウドサー ビスの導入で、サー バの管理やシステムの運用保守などもすべ て担当者の手を離れ、デー タバックアップ作 業やユー ザー サポートも不要になりました。 プロジェクトは、

2014

3

月からスタート。 導入担当者の負荷を軽減するために、まず は販売管理から始め、会計、生産管理と段階 的に移行する方針としました。そして、

2014

12

月に販売管理システムの本格運用を開 始しています。 システム化に際しては、パッケー ジに業務 を合わせる方針を徹底し、業務担当者に理解 を求めたと言います。財経部情報システム 課課長の栗林直己様は「 ユー ザーには、今 の業務に合わせて作り込まれている旧システ ムが使いやすいことは確かです。しかし、新 しい方向に踏み出すためには、システムに合 わせて業務自体を変えなければなりません。 そこで、

FEAST

に協力をいただきながら業務 改善を進め、できるだけ導入担当者の負荷を 少なくできるようにシステム化を進めました 」 と振り返られます。 その結果、新システムのアドオン開発を最 小限に抑えることができ、同社では新しいマ スタを整備して、既存のシステムとのデー タ その結果、担当者の負担は大幅に軽減され ています。 販売管理システムの次に、人事給与システ ムや会計システムを段階的に導入し、

2016

年度中には生産管理システムが稼働する予 定です。さらに

EDI

システムの導入を進めて、 システムをクラウド上に集約することを検討 されています。 最後に髙橋様から

FEAST

に対して「 長い 付き合いの中で、技術面で多くのサポート をいただきました。 それも、高い技術を持 つ

SE

や営業の皆さまのおかげですので、引 き続きお手伝 いをお願いします 」とお言葉 をいただきました。

FEAST

は、今後もシステム面の強化維持を 通して丸松物産様の目指す食の安全の実現 と、経営基盤の強化を支えてまいります。

管理者の負担を大幅に軽減

デー タの可視化、一元化に期待

人事給与、会計、生産管理を段階導入し

すべてのシステムをクラウドへ移行

属人化の解消と資産の継承に向けて

クラウド型ソリューションを採用

中華食材の製造・卸・販売事業を展開

メンマ製品でトップクラスのシェア

導入担当者に負担をかけることなく

低コストかつ短期間で導入

CLIENT FEAST Ca se S tu dy 丸松物産株式会社 様

(8)

So lu tion ソリ ュ ー シ ョ ン紹 介

Solution

ソリュー ション紹介

Solution

ソリュー ション紹介

近年の石油業界は新エネルギー への転換期にあり、業界を取り巻く環境も急速に変化しています。その状況下において、企

業はできる限りの効率化を図り、資金や労働力を新しい事業へ投資していくことが求められています。

「FUJITSU ビジネスア

プリケーション AZCLOUD SaaS EnergySuite

( エナジースイート)」は、石油卸業の取引における商習慣に対応し、取引業務

の効率化と日々 の営業利益や在庫状況などの現場で必要な情報の見える化を行うことで、シェアの拡大、新しい収益源の確

立、新興市場への進出など、お客様の事業拡大をご支援します。

GIFOCUS

」は、お客様のデー タをお客様自身で簡単に地図上に登録・表示し、新 たな価値を生み出すことができるクラウド型地図サービスです。これまで業種を選 ばず様々 な業務で活用されており、高い効果を実感していただいています。例えば 営業現場では、現在地周辺のター ゲット顧客を地図上に表示することで、新規開拓 件数が大幅に増加し売上アップに貢献しています。またコー ルセンター では、お客 様の最寄りの販売店や施設をスムー ズにご案内することで、顧客満足度向上に大い に役立っています。さらにマー ケティング業務では、ロイヤルカスタマー の住所情 報と各種統計データを地図上に併せて表示させることで効果的な攻略エリアの選定 にご活用いただいております。お客様業務専用の地図サービスを「 簡単 」「 短期間 」 「 低コスト」でご提供します。

AZCLOUD SaaS EnergySuite

」は、これまで当社が石油卸業のお客様向けに提供 してきた「

WebSERVE smart

石油卸 」をベー スとした新しいクラウドサービスです。 「

WebSERVE smart

石油卸 」の特長であった、石油卸業の取引における商習慣に 対応した機能を継承し、石油卸業の取引における販売管理業務の効率化と業務精 度の向上を行い、取引先へのサー ビス品質向上に貢献します。「

AZCLOUD SaaS

EnergySuite

」は月額利用のクラウドサービスとして提供され、システムの開発・導 入・更新費用の削減に加え、システムの運用維持にかかるお客様の負荷を軽減する ことができます。また、取り扱いが複雑な石油製品(液体)に対応する商品管理機能 を応用することで、石油卸以外の事業にも柔軟に対応し、既に事業を多角化している お客様やこれから事業の多角化を計画されているお客様にもご利用いただけます。 地図デー タ©2015 Google,ZENRIN ■統計デー タ情報イメー ジ( オプション機能 ) ■様々 な顧客ニー ズに柔軟に対応する3種類のサービスラインナップを構成

GIFOCUS

AZCLOUD SaaS EnergySuite

GIFOCUS

の特長

AZCLOUD SaaS EnergySuite

の特長

石油卸業の取引における商習慣に標準対応 「受発注・配送のオーダー管理 」「荷姿・数量管理 」 「 単価遡及処理 」「 軽油引取税申告用データ活 用」など、石油卸業の取引における商習慣に対応 した機能を標準提供します。 簡単セルフカスタマイズ 地図上に表示させたい項目を簡単にセルフカスタマイズすることが できます。また、設定した項目に対するデー タは、

CSV

形式で簡単 に取り込むこともできます。 1 1

SAML

認証で、お客様の基幹システムの業務画面より「

GIFOCUS

」を 呼び出すことが可能です。また、既存システムと「

GIFOCUS

」を簡単 に連携させるためのバッチファイルをご提供します。 簡単システム連携(SAML認証対応、データ連携バッチのご提供 ) 2 標準サービス(

OM

版・

STD

版 )の機能は初期費用不要の月額料金でご利用いただけます。サービ ス利用型ではサー バなどの機器を自社に設置する必要がないため、初期導入・運用維持コストを大 幅に軽減できます。サービスは万全の災害対策が施された富士通のデータセンター で提供される ため、事業継続(

BCP

)対策にもなります。

IT

資産を持つ必要のないサービス利用型 2 お客様自身で簡単に運用できるよう「誰にでも使いやすく」を追求し、 最新の

Google

マップや絞り込み検索、エリア登録など様々 な標準 機能をご用意しています。クラウドサービスならではの手軽さで、充 実した地図サービスをご提供します。 充実の標準機能 3

AZCLOUD SaaS EnergySuite

」専用のサポートセンター を 設け、サービスの操作方法などのご質問に、専門の担当者が 素早く対応します。また、初期導入時のマスタ設定やデー タ 移行、操作教育などについて、

SE

による支援サービスを有償 オプションとしてご提供します。 充実したサポート体制とオプション支援サービスの提供 3 より効果的に「

GIFOCUS

」をご活用いただけるように、ゼンリン社の 住宅地図への切り替え表示や、国勢調査などの統計デー タを地図上 に表示するなど、便利なオプション機能をご用意しています。 オプション機能 4 Comment Comment お客様の様々な業務で新たな価値を発見して いただける地図システムをご提供してまいりま す。新しい地図の読み方をご提案し、お客様 の業務をご支援できるようなサービスのご提 供に努めてまいります。 「WebSERVE smart 石油卸」をご提供する中で、お客様 より低価格のクラウドサービスを望まれる声が多くあり、 この度「AZCLOUD SaaS EnergySuite」のリリースに至 りました。高額なIT投資の難しいお客様にも最新のシス テムをご利用いただけるよう、サービス品質の向上に努 めたいと考えております。 ソリューション担当者コメント ソリューション担当者コメント ソリューション開発本部( 左から) 土井 / 神名 / 奥原課長 / 石鍋※ ※カインド情報技研株式会社 第一産業ソリューション本部( 左から) 渡辺 / 城戸課長 / 中川 GIFOCUSサイト http://glovia.fujitsu.com/jp/products/gifocus/

AZCLOUD SaaS EnergySuiteサイト http://www.fjm.fujitsu.com/solution/ azservice/azcloud/azcloud_saas/energysuite/

FUJITSU

ビジネスアプリケー ション

AZCLOUD SaaS EnergySuite

機能関連図 サービスラインナップ

AZCLOUD SaaS EnergySuite

OM版 STD版 受発注管理機能 与信管理 単価管理 債権計上 債権管理 債務管理 債務計上 請求 消込 支払予定 支払 入金 受発注 売上仕入 在庫 棚卸 債権・債務管理機能

FUJITSU Enterprise Application GIFOCUS

業務で活用できる地図システムを構築するには時間と高いコストが必要

となるため、システムの導入を断念されていたお客様に、もっと手軽に

お客様自身でお客様の好みにカスタマイズできる「

FUJITSU Enterprise

Application GIFOCUS

(ジー アイフォー カス )」をご紹介します。地図

上で閲覧する情報をお客様自身の手で簡単に設定することができ、様々

な用途で活用できる地図システムを実現しました。

「GIFOCUS」 サービスイメージ

参照

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