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安全のために 安全のために 操作および点検 整備をめぐる事故の多くは 基本的な安全規則や注意事項を守らなかったために起きています 操作および点検 整備の前に 安全に関する注意事項のすべてを読んで理解してください 安全に関する注意事項をひとつ守らなかっただけでも 周囲の人や機械を巻き込む重大な事故につ

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(1)

修 理 要 領 書

(機種編)

資料番号:

AT-170TG-2_S1-1J

2015 Printed in Japan 1512 E

01

高所作業車

AT-170TG

型式記号:AT-170TG-2 適用製造番号:231121 ~

(2)

安 全 の た め に

安 全 の た め に

操作および点検・整備をめぐる事故の多くは、基本的 な安全規則や注意事項を守らなかったために起きてい ます。操作および点検・整備の前に、安全に関する注 意事項のすべてを読んで理解してください。安全に関 する注意事項をひとつ守らなかっただけでも、周囲の 人や機械を巻き込む重大な事故につながることを忘れ ないでください。 事故を防止するためには危険予知が大切です。管理 者・作業従事者は作業に潜在する危険を認識し、それ に対する適切な対策を講じてください。 安全についての記述は、本書および各章の説明文のな かに記載されています。また、機械の警告ラベルにも 記載されています。 本書では、安全および手順に関する重要な事項である ことを強調するため、「危険」・「警告」・「注意」・「留意 事項」の語句を使って、注意を促しています。これら の語句の持つ意味は次の通りです。 【留意事項】 ◆留意事項は、取り扱いの重要な手段または条件であ り、守らなければ機器や装置が損傷したり、機械の 性能や機能が低下する恐れがあるときに表示します。 実際に作業を行う場合に、どこにどんな危険があるか をすべて予告することはできません。したがって本書 および機械の警告ラベルに記載した安全に関する注意 事項も、すべてを網羅するものではありません。 作業にあたっては、本書の記載事項に従ってください。 また、細心の注意を払って潜在する危険を予知し、人 身事故や機械の損傷を防いでください。 あなたにとって最も重要な義務は、あなた自身や共同 作業者や周囲の人の安全を確保することです。 危険は、回避しないと死亡または重傷を負う危 険性が切迫しているときに表示します。

危険

警告は、回避しないと死亡または重傷を負う恐 れがあるときに表示します。

警告

注意は、回避しないと軽傷または中程度の傷害 を負う恐れがあるときに表示します。

注意

(3)

安 全 の た め に

2

WA01-0032

1. 基本的注意事項

本機の各装置について不慣れなサービスマンは特に注 意を払うべきであり、各構成部品の取り外し、分解を する際は、その装置についての知識を十分に習得した うえで、作業にかかる必要があります。 サービスマンが各構成部品の取り外しを行う際は、先 ずこの修理要領書をよく読み、構成部品の重量を調査 し、適切な要領で持ち上げなければなりません。 以下に、日常注意すべき基本的な注意事項をまとめて みましたので参考にしてください。 1.修理の前に、どこが異常なのか十分見極めてくださ い。それが分解して整備する必要のある時は、先ず 本マニュアルおよび、パーツカタログにより作動原 理、構造を十分理解してください。更にきめ細かく 各部を点検・調査し、不必要な分解は避けてくださ い。このように万全を期して行わないと、逆にトラ ブルの誘発や性能の低下を招く恐れがあります。 2.本機を運転、給油あるいは修理する際は、前もって 必ず機械に貼り付けてある警告ラベル、および注意 書をよく読み理解しておいてください。 3.本機の周辺で整備作業を行う際は常に安全帽、安全 靴等の安全具を着用してください。特に機械および アタッチメントをハンマで叩く場合は、必ず安全メ ガネを着用してください。また溶接作業を行う際は 安全具(皮手袋、ヘルメット、ゴーグル、前掛け、 適切な作業服等)を着用し、決してだぶだぶの服や 破れた服等は着用しないでください。さらに機械装 置の整備を行う際は、指輪等は外してください。 4.出来る限り機械を平坦な、堅い地面に止めて整備を してください。また、機械の上または下で整備中に、 車両が動かないようタイヤ止めをしてください。 5.本機の整備を開始する際は、前もってバッテリの結 線をはずし、コンデンサを放電させておいてくださ い。エンジンキーは抜いておき、さらにキャブ内に 「運転禁止札」をつり下げてください。 6.ジャッキやホイストだけで機械を持ち上げての整 備は、行わないでください。特に一部の装置を取り 外す等の分解作業に際しては、作業中にバランスが 崩れ、機械が落下して挟まれるという重大な災害を 引き起こす恐れがあるため、ブロック等を噛ませて から作業を始めてください。 7.2人以上で共同作業をするときは、前もって共同作 業者間の連絡協調の打合せを行ってください。合図 は確実に行い、相手に伝わったことを確認してから 作業に入ってください。 8.本機の点検において油圧、回転速度、温度等の測定 で車両やエンジンを停止させずに行わなければな らない時は、ファン、ファンベルト、その他の回転 部分や作動部分に巻き込まれたり、挟まれたりしな いよう十分注意してください。機械を動かすときは、 周囲の様子や人がいないことを確かめてください。

2. 作業時の注意事項

2.1 一般

1.20kg 以上の構成部品を持ち上げる際は、腰椎背 骨等の事故を防ぐため、ホイスト等を使用してくだ さい。特定の構成部品については、重量を本マニュ アルの「サービスデータ」編に記載しています。 2.吊りボルト(アイボルト)を使用する際は、ボルト に引張力がかかるよう、できるだけ垂直に吊ってく ださい。 3.ワイヤロープ、ナイロンスリングは、直接角部に当 たって鋭角的に曲げられることが無いよう、角部に は当て物を当てて保護してください。 また、ワイヤロープ等の吊り角度は、60°以内と し、可能な限り垂直に近くしてください。 4.車両の走行や機械操作の直後、あるいは中断しての 修理、整備作業を行うときは、高温になっている箇 所に特に注意してください。 5.部品を叩く場合は、必ず当て金を当てて叩くか、プ ラスチックハンマを使用してください。 6.各装置、特に似たような部品は、順序よく整理して おき、必要なら荷札やマジックインクで印を付けて おいてください。 7.ボルトなどの部品を製品の中に置き忘れたりしな いように、分解した部品を整理しておき、組立時に 部品の不足が無いことを確認してください。

(4)

安 全 の た め に

8.次の場所では、特に足場に注意して作業してくださ い。 ①ワイヤロープ掛け換え、グリース給脂等のため のブーム上面への昇り降り、およびブーム上面 の突起物によるつまずき。 ②起伏シリンダ根本でのグリース給脂。 ③エンジンオイル、ラジエータ水、バッテリ液の 点検。 ④エアクリーナのフィルタ交換。 ⑤キャブへの乗り降り。 特に、冬季には外装やブーム等に雪や氷の付着が考 えられ、大変滑りやすくなりますので、充分注意し てください。

2.2 取り外し、分解時

1.取り外しや分解前には、本マニュアル及び別冊のパ ーツカタログにより構造、および部品販売単位を確 認し、そのうえで取り外し・取り付け、あるいは分 解・組立手順を理解してください。 2.加圧された油、あるいは空気を閉じ込めている恐れ のある回路の配管、機器等を取り外す際には、最大 限の注意を払い、閉じ込み圧を除去した後、取り外 してください。 3.取外し時は、外す部品およびその周辺をきれいにし てから行い、開口部は、プラグまたはテープ等を用 いて封鎖し、異物の浸入を防止してください。 4.シム調整、プレロード(予荷重)等、再組立時に必 要なものは、分解時に予め測定・記録しておいてく ださい。 5.必要箇所には組立のときに誤りの無いように明確 に刻印してから分解してください。 6.ボルト、ナットを外しても、なおその部品が外れな いときは、必要以上に力を与えず、その部品を点検 して無理な部分が無いかを調査し、その原因を取り 除いてから分解してください。 7.吊り具は部品の重量、および特性に応じた適切なも のを使用し、バランスがとれた状態で吊り上げてく ださい。 重心位置が不明確で、取り外した時点で荷振れの恐 れがある場合は、2基のホイストを使用して取り外 してください。 8.スムーズに吊り上がらないときは、ボルト類がすべ て取り外されているか、別の部品が取り外しの妨げ になっていないか確かめてください。

2.3 取付け、組立時

1.組立前にすべての部品を洗浄し、異常があれば修正 するか、正常なものと交換してください。 2.ごみ、汚れは特に慴動部分に対して影響が大きく、 機械の寿命低下につながりますので、ごみ、汚れの 浸入防止には特に注意をはらってください。 3.特に指定された部品を組み込むときは、特殊工具を 使用してください。 4.液状ガスケットを塗布する面は、前もってごみ、汚 れ、水分、やに等を完全に取り除いてください。 5.取付け後、および組立後は必ず検査をして見落とし がないことを確認し、調整・エアー抜きが必要なも のは、指示事項に従って実施してください。 また、機能・性能試験を行い異常が無いことを確認 してください。

3. 使用上の注意事項

3.1 ブレーキ液の補充

1.ブレーキ液面警告灯が点灯した場合には、ブレーキ 液を補充するとともに、ディスクブレーキのパッド 厚さも点検、確認してください。 (定期点検時期についてはY章参照) 2.ブレーキ液の補充時には必ずディスクブレーキの パッド厚さも点検してください。

(5)

安 全 の た め に

4

WA01-0032

3.2 バッテリの取扱

1.取扱いを誤ると、引火爆発することが有ります。 ①ブースタケーブル使用時に、ショートやスパー クをさせたり、タバコ等の火気は非常に危険で す。 ②充電や使用は、通風のよい場所で行ってくださ い。 2.バッテリ液(希硫酸)で失明や、火傷をする事があ ります。 ①目、皮膚、衣服に付いたときは直ちに多量の水 で洗ってください。 ②なお、目に入ったときは水洗後、医師の治療を 受けてください。 3.端子を外す場合は、工具等によるショートを防止す るため、「-」側の端子から外してください。また、 取り付ける場合は、「-」側の端子を最後に取り付 けてください。

3.3 ラジエータの取扱

1.ラジエータキャップは、熱いときには開けないでく ださい。 2.冷却水の点検は、リザーバタンクで行ないます。 3.ラジエータの洗浄に、高圧水を使用するとフィンが 潰れることがあります。

3.4 冷却ファン

1.エンジンファンベルトの張り具合の点検は、エンジ ンを完全に停止してから行ってください。 2.エンジン始動と同時に、オイルクーラファンが回転 することがあります。近くで作業する場合は、エン ジンスタータキーを抜いておく等の注意が必要で す。

(6)

は じ め に

は じ め に

この修理要領書 (機種編) は、AT-170TG-2 型の高所作 業車を対象に、本機を構成している機器のうち、本機 種特有の部品について、説明および修理・点検・調整 要領等を掲載しています。 作業にあたっては、本書と共に別冊の修理要領書、取 扱説明書およびパーツカタログも参照のうえ、適切な 検査・修理・整備を行ってください。

1. 適用スペック番号

本書が適用できるスペック番号は、下表のとおりです。 高所作業車に取り付けられている銘板のスペック番号 を確認したうえでご使用ください。 スペック番号 型式記号 適用製造番号 AT-170-2-xxx01 AT-170TG-2 231121~ 銘板に打刻しているスペック番号の下2 桁の数字と、 上表の数字を照合してください。 銘板に打刻されているスペック番号について 銘板に打刻されているスペック番号は、型式、下部 スペック (架装車の仕様を表したもの、5 桁の数字の 3 桁) 、上部スペック (高所作業装置の仕様を表し たもの、5 桁の数字の下 2 桁) の組合せで表示されて います。 (例) AT-170-2 - 301 01 上部スペックを表示 下部スペックを表示 型式を表示

2. 別冊サービス資料

AT-170TG-2 型の高所作業車の修理要領書は、本書と 次の別冊資料で構成されています。 資料名 資料番号 1 一般注意事項 WA01-0122J 2 修理要領書(回路・データ編 回路図) AT-170TG-2_C11-1J 3 修理要領書(回路・データ編 データ、調整) AT-170TG-2_C12-1J 4 (回路・データ編 部品配置図) AT-170TG-2_C13-1J 修理要領書 5 修理要領書 (共通編) 発行予定 6 AMC4 (オートマチック モーションコントローラ) 発行予定 改良などにより内容が変更される場合がありますの で、ご了承ください。

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は じ め に

2

WA04-5240

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は じ め に

4. 単位換算表

長さ

ミリメートル mm センチメートル cm メートル m インチ in, ” フィート ft, ’ マイル mi キロメートル km 1 1×10-1 1×10-3 3.93701×10-2 3.28084×10-3 1 1.60934 1×10 1 1×10-2 3.93701×10-1 3.28084×10-2 6.21373×10-1 1 1×103 1×102 1 3.93701×10 3.28084 2.54×10 2.54 2.54×10-2 1 8.33333×10-2 3.048×102 3.048×10 3.048×10-1 1.2×10 1

速さ

キロメートル毎時 (km/h) マイル毎時 (mph) 1 6.21373×10-1 1.60934 1

面積

平方ミリメートル mm2 平方センチメートルcm2 平方メートルm2 平方インチin2 平方フィートft2 1 1×10-2 1×10-6 1.55×10-3 1.07639×10-5 1×102 1 1×10-4 1.55×10-1 1.07639×10-3 1×106 1×104 1 1.55×103 1.07639×10 6.4516×102 6.4516 6.4516×10-4 1 6.94444×10-3 9.2903×104 9.2903×102 9.2903×10-2 1.44×102 1

体積

立方センチメートル cm3, cc 立方メートルm3 立方インチin3 立方フィートft3 ガロン(US) gal リットル lit, L 1 1×10-6 6.10237×10-2 3.53147×10-5 2.64172×10-4 1×10-3 1×106 1 6.10237×104 3.53147×10 2.64172×102 1×103 1.63871×10 1.63871×10-5 1 5.78704×10-4 4.329004×10-3 1.63870×10-2 2.83168×104 2.83168×10-2 1.728×103 1 7.48051 2.83168×10 3.78541×103 3.78541×10-3 231 1.33680×10-1 1 3.78541 1×103 1×10-3 6.10237×10 3.53146×10-2 2.64172×10-1 1

力・重量

ニュートン (N) 重量キログラム (kgf) 重量ポンド (lbf) 1 1.01972×10-1 2.24809×10-1 9.80665 1 2.20462 4.44822 4.53592×10-1 1

質量

グラム g キログラム kg オンス oz ポンド lb メトリックトン t ショートトン(米トン) s. t 1 1×10-3 3.5274×10-2 2.20462×10-3 1×10-6 1.10231×10-6 1×103 1 3.5274×10 2.20462 1×10-3 1.10231×10-3 2.83495×10 2.8349×10-2 1 6.25×10-2 2.83495×10-5 3.12494×10-5 4.53592×102 4.53592×10-1 1.6×10 1 4.53592×10-4 5×10-4 1×106 1×103 3.5274×104 2.20462×103 1 1.10231 9.07185×105 9.07185×102 3.2×104 2×103 9.07185×10-1 1

(9)

は じ め に

4

WA04-5240

圧力・応力

パスカル Pa キロパスカルkPa メガパスカルMPa 重量キログラム 毎平方センチメートル kgf/cm2 重量ポンド 毎平方インチ lbf/in2, psi バール bar 1 1×10-3 1×10-6 1.01972×10-5 1.45038×10-4 1×10-5 1×103 1 1×10-3 1.01972×10-2 1.45038×10-1 1×10-2 1×106 1×103 1 1.01972×10 1.45038×102 10 9.80665×104 9.80665×10 9.80665×10-2 1 1.42233×10 9.80665×10-1 6.89476×103 6.89476 6.89476×10-3 7.03072×10-2 1 6.89475×10-2 1×105 1×102 1×10-1 1.01972 1.45038×10 1

トルク

ニュートン センチメートル N・cm ニュートン メートル N・m 重量キログラム センチメートル kgf・cm 重量キログラム メートル kgf・m フィート重量ポンド ft・lbf インチ重量ポンド in・lbf 1 1×10-2 1.01972×10-1 1.01972×10-3 7.37562×10-3 8.85074×10-2 1×102 1 1.01972×10 1.01972×10-1 7.37562×10-1 8.85074 9.80665 9.80665×10-2 1 1×10-2 7.23301×10-2 8.67961×10-1 9.80665×102 9.80665 1×102 1 7.23301 8.67961×10 1.35582×102 1.35582 1.38255×10 1.38255×10-1 1 1.2×10 1.12985×10 1.12985×10-1 1.152513 1.15213×10-2 8.33333×10-2 1

動力

ワット W キロワット kW 仏馬力 PS 1 1×10-3 1.35962×10-3 1×103 1 1.35962 7.355×102 7.355×10-1 1

温度{華氏

(

°F

) - 摂氏(

°C

)}

°F °C °F °C °F °C °F °C °F °C °F °C -90 -67.78 -40 -40 10 -12.22 60 15.56 110 43.33 160 71.11 -80 -62.22 -30 -34.44 20 -6.67 70 21.11 120 48.89 170 76.67 -70 -56.67 -20 -28.89 30 -1.11 80 26.67 130 54.44 180 82.22 -60 -51.11 -10 -23.33 40 4.44 90 32.22 140 60 190 87.78 -50 -45.56 0 -17.78 50 10 100 37.78 150 65.56 200 93.33 換算式: t °C=5 (T oF-32)/9, T °F=(9×t °C+160)/5

(10)

5. グループ索引

旋回システム

伸縮システム

作業床(バケット)

電気システム

D

G

J

N

D

G

J

N

(11)

6

WA04-5240

目 次

6. 目次

章 節 スペック番号 AT-170-2 -xxx01 一般注意事項 A 一般注意事項 WA01-0122J) 別冊 油圧発生システム B 油圧ポンプ (外接ギヤポンプ:PTO 用) コード番号:366-537-40000 別冊 (AT_S1-3J) 電磁比例バルブ (川崎重工製 KMP10 シリーズ) ソレノイドコントロールバルブ (ジャッキ操作用) コード番号:367-421-70000 マニュアルコントロールバルブ (アウトリガ操作用) コード番号:366-374-90000 センタージョイント コード番号:426-309-20001 アウトリガシステム C パイロットチェックバルブ (ジャッキ縮小防止) コード番号:366-257-40001 別冊 (AT_S1-3J) 旋回システム D スイングAssy (ブーム旋回用) D-1 油圧モータ (旋回用) コード番号:366-640-70000 別冊 (AT_S1-3J) 旋回減速機 コード番号:360-815-60000 起伏システム E カウンタバランスバルブ (起伏用) コード番号:366-064-50000 別冊 (AT_S1-3J) パイロットチェックバルブ (レベリング用) コード番号:366-241-10000 セレクタバルブ (レベリング回路用) コード番号:366-363-40000 リリーフバルブ (レベリング回路用) コード番号:366-069-90000

(12)

目 次

章 節 スペック番号 AT-170-2 -xxx01 伸縮システム G ブーム ・ブーム分解・組立用参考図、組立時 の調整 G-1 ブーム (TG, TT, TTE シリーズ用、3 段) ・ブームの分解・組立方法 別冊 (AT_S1-3J) カウンタバランスバルブ (伸縮用) コード番号:366-055-10001 安全システム H 長さ検出器 (ブーム用) コード番号:361-326-80000 別冊 (AT_S1-3J) ブーム角度検出器 コード番号:361-406-70000 作業床(バケット) J バケット J-1 電気システム N 操作ボックス (2 軸操作レバー) N-1 アウトリガインジケータ N-2

(13)

i

D 章

旋 回 シ ス テ ム

D-1 スイング Assy(ブーム旋回用) ... 1

1. 構造 ... 1

2. 組立 ... 2

2.1 旋回ベアリング ... 2 2.2 旋回減速機... 2

3. センタージョイントの取付け ... 3

D

(14)

D-1

D-1

ス イ ン グ

Assy( ブ ー ム 旋 回 用 )

D-1 ス イ ン グ Assy( ブ ー ム 旋 回 用 )

【留意事項】 ◆外観等が、本機の部品とは異なる場合があります。機能、分解要領等に大きな違いはありませんが、分解作業 は必ず本機の製番と、パーツカタログの販売単位を確認してから作業を始めてください。

1. 構造

1.旋回ベアリング 2.旋回減速機 3.ボルト 4.高力ワッシャ 5.ナット 6.ボルト 7.セットスクリュ 8.ナット 9.六角穴付ボルト 10.スプリングワッシャ 11.油圧モータ 12.O リング 13.ボルト 14.高力ワッシャ 15.ボルト

(15)

D-1

D-1

ス イ ン グ

Assy( ブ ー ム 旋 回 用 )

2

W514-0580 ネジサイズと締付トルク 符号または ポート ネジサイズ 締付トルク N・m kgf・m ボルト・3 M18 329~363 33.5~37.0 ボルト・6 M12 19.6~23.5 2.0~2.4 ナット・8 M12 34.3~41.2 3.5~4.2 六角穴付ボルト・9 M12 69~82 7.0~8.4 ボルト・13 M16 240~265 24.5~27.0 ボルト・15 M16 240~265 24.5~27.0

2. 組立

【留意事項】 ◆高力ワッシャは、角部がR になっている面をボルト 頭部、あるいはナット側に組み付ける。 IW514-019202 高力ワッシャ ワッシャ部R ワッシャ部R 高力ワッシャ

2.1 旋回ベアリング

1. 旋回ベアリング外輪のソフトゾーン(「S」マーク) 位置を、車両前方右側10°に置きます。 2. ボルト・13(外輪用)、ボルト・15(内輪用)のネジ 部にトルク係数安定剤を塗布します。 3. 高力ワッシャ・14 の角部が R になっている面をボ ルト頭部側に向け、組み付けます。

2.2 旋回減速機

1. セットスクリュ・7 にネジロック(ロックタイト 262T)を塗布します。 2. セットスクリュ・7 でギヤ間のバックラッシを一旦 0mm にした後、2 本共 1/16 回転戻して固定します。 (バックラッシは、接線方向0.08mm になる) 3. ボルト・6 は、まず旋回減速機取付けの前に仮止め しておき、旋回減速機を取り付けたあとで調整し ます。 4. 調整は、まずボルト・6 にネジロック(ロックタイ ト262T)を塗布し、旋回減速機に当たるまで回し ていきます。 5. その後ボルト・6 を旋回減速機に押し付けた状態で ナット・8 を所定のトルクで締付け、ロックします。

2 423-009-50000

(16)

D-1.

D-1.

パ イ ロ ッ ト チ ェ ッ ク バ ル ブ ( 旋 回 回 路 用 )

3. センタージョイントの取付け

【留意事項】 ブラシAssy のケーブルが図の位置にくるよう、注意してセンタージョイントを取り付ける。 1.センタージョイント Assy 5.ボルト 2.ボルト 6.スプリングワッシャ 3.スプリングワッシャ 7.サポート 4.サポート 8.ボルト ネジサイズと締付トルク 符号または ポート ネジサイズ 締付トルク 備考 N・m kgf・m ボルト・5 M12 68.6~82.4 7~8.4 ネジロック塗布 (ロックタイト262T 相当品) ボルト・8

0 426-309-20001

(17)

i

G 章

伸 縮 シ ス テ ム

G-1 ブーム ... 1

1. 構造 ... 1

1.1 ブーム本体... 1 1.2 配管図 ... 2 1.3 配線図 ... 3 1.4 配線図(ブーム長さ検出器・ 起伏角度検出器用) ... 4

2. 支点ピン回り止め固定ボルト、

支点ピン抜け防止プレート固定ボルト、

チェックバルブ取付ボルトの

締付トルク

... 5

3. ブーム、バケット、

シリンダの質量一覧

... 6

4. 伸縮シリンダ座屈防止ボルトの調整 ... 6

G

(18)

G-1

G-1

ブ ー ム

G-1

G-1 ブ ー ム

1. 構造

1.1 ブーム本体

・図中の 1 2 は 初号機から適用済です。 【留意事項】 ◆外観等が、本機の部品とは異なる場合があります。機能、分解要領等に大きな違いはありませんが、分解作業は 必ず本機の製番と、パーツカタログの販売単位を確認してから作業を始めてください。

(19)

G-1

G-1

ブ ー ム

2

W536-1790

G-1

2

1.2 配管図

・図中の 1 は初号機から 適用済です。

2 423-476-00000 適用製造番号

2 231137 ~

(20)

G-1

G-1

ブ ー ム

G-1

(21)

G-1

G-1

ブ ー ム

4

W536-1790

G-1

4

1.4 配線図(ブーム長さ検出器・起伏角度検出器用)

・図中の 1 は初号機から適用済です。

3 423-579-40000 【留意事項】 取付け作業時、メインワイヤから手を離すとワイヤが勢いよく巻き取られ、ポテンショメータ及び、 ぜんまいばねが破損し、使用不能となりますので注意してください。 適用製造番号

2 231141 ~ 適用製造番号 :図中記載なし

3

(22)

G-1

G-1

ブ ー ム

2. 支点ピン回り止め固定ボルト、支点ピン抜け防止プレート固定ボルト、

チェックバルブ取付ボルトの締付トルク

スライドプレート固定ボルト等の締付トルクについては、「1. 構造」の各図面を参照。 ネジ サイズ ボルトの 本数 締付トルク 備考 ブーム支点ピン固定ボルト M20 1 本 279 - 309 N・m {2850 - 3150 kgf・cm} ブーム前方から見て 旋回台右側 ブーム支点ピン 回り止め固定ボルト M12 2 本 36 - 40 N・m {370 - 410 kgf・cm} ブーム前方から見て 旋回台左側 下部レベリングシリンダ支点ピン 回り止め固定ボルト (ブーム側) M10 2 本 {235 - 265 kgf・cm} 23 - 27 N・m 下部レベリングシリンダ支点ピン 抜け防止プレート固定ボルト (旋回台側) M10 1 本 {335 - 375 kgf・cm} 33 - 37 N・m 起伏シリンダ支点ピン 回り止め固定ボルト (ブーム側) M10 2 本 {235 - 265 kgf・cm} 23 - 27 N・m 起伏シリンダ支点ピン 抜け防止プレート固定ボルト (旋回台側) M10 2 本 {335 - 375 kgf・cm} 33 - 37 N・m 上部レベリングシリンダ用 パイロットチェックバルブ取付ボルト M10 4 本 21.6 - 24.5 N・m {220 - 250 kgf・cm}

(23)

6

W536-1790

G-1.

G-1.

調 整 ・ 機 能 確 認

3. ブーム、バケット、シリンダの

質量一覧

下表の部品の質量は、次の条件で算出しています。 ・Assy: 配線、配管、シリンダなどが全て付いた状態で 質量を計算しています。 ・シリンダ: 油圧バルブが付いた状態で、内部に作動油が 残っていると仮定して、質量を計算しています。 単位:(kg) 部品名称 質量 バスケットAssy (鉄製) (含む:ポスト、バケットスイング装置) 約120 ブームAssy (含む:伸縮シリンダ、ブーム先端 レベリングシリンダ) (除く:バスケット Assy) 約870 伸縮シリンダ 約115 上部レベリングシリンダ (ブーム先端レベリングシリンダ) 約20 起伏シリンダ 約100 下部レベリングシリンダ (ブーム根本部レベリングシリンダ) 約20

4. 伸縮シリンダ座屈防止ボルトの調整

下記の要領で、ベースブーム後端下部に、伸縮シ リンダ座屈防止ボルト (2 本) を取り付けます。 1. 伸縮シリンダ座屈防止ボルトを、A 部に当たる程 度まで手でねじ込みます。 2. ナットを締め込み固定します。 【留意事項】 ◆ナットにはロックタイト262T 相当品を塗布のこと。

0 422-115-20000

(24)

J 章

作 業 床 ( バ ス ケ ッ ト )

J-1 バスケット(バケット) ... 1

1. 構造 ... 1

1.1 バスケット本体 ... 1 1.2 スイング Assy ... 3

2. バスケットスイング用

電動モータの取付け

... 4

3. バスケット本体の取付け、バスケット

スイングギヤのバックラッシ調整

... 5

4. バケット配線図 ... 6

J

(25)

J-1

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

1

W546-0330

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

【留意事項】 ◆外観等が、本機の部品とは異なる場合があります。機能、分解要領等に大きな違いはありませんが、分解作業 は必ず本機の製番と、パーツカタログの販売単位を確認してから作業を始めてください。

1. 構造

1.1 バスケット本体

(26)

J-1

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

1.ポスト Assy 2.フレーム Assy 3.スイング Assy 4.カバーAssy 5.ボルト 6.ナット 7.グリースニップル 8.ピン 9.スプリットピン 10.リテーニングリング 11.ウォームホイール 12.ボルト 13.プレーンワッシャ 14.プレーンワッシャ 15.ナット 16.ボルト 17.スプリングワッシャ 18.プレーンワッシャ 19.プレート 20.プレーンワッシャ 21.ボルト 22.ナット A 矢視図 B 矢視図

(27)

J-1

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

3

W546-0330

1.2 スイングAssy

1.電動モータ Assy 2.六角穴付ボルト 3.スプリングワッシャ 4.セットスクリュ 5.キー 6.ギヤ Assy 7.プレート 8.サポート 9.カップリング 10.セットスクリュ 11.スペーサ スイングAssy(バスケット本体部品 No.3)詳細

(28)

J-1

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

2. バスケットスイング用

電動モータの取付け

・前ページの図も合わせて参照ください。 1. サポート・8 は電動モータ Assy・1 の軸に入れ、当た るまで押し込んで、セットスクリュ・10 で固定しま す。 2. カップリング・9 の端面と、サポート・8 の端面を面 合わせにて、セットスクリュ・4 で固定します。 3. 電動モータ Assy・1、サポート・8、カップリング・ 9 を組み立てた後、六角穴付ボルト・2 でギヤ Assy・ 6 に組み込みます。 六角穴付ボルト・2 締付トルク: 1.47~2.94N・m{15~30kgf・cm}

(29)

J-1

J-1

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

5

W546-0330

3. バスケット本体の取付け、バスケット

スイングギヤのバックラッシ調整

・「1.1 バスケット本体」の図も合わせて参照くださ い。 1. ウォームホイール・11 とスイング Assy・3 を組み込 む時、双方の歯面にMOS2入りのグリースを塗布 します。 2. ウォームホイール・11 とスイング Assy・3 のウォー ムのバックラッシの調整は、以下の順で行います。 ・ボルト・16 を緩める。 ・バックラッシ調整用ボルト・5 を一旦バックラッ シが0 になるように締め付ける。 その後、1/2 回転だけ緩めて、ナット・6 で固定 する。 ・ボルト・16 を締め込む。 3. バスケット本体取付後、 ・バスケットスイング角度検出器の調整 ・バスケットスイング角度検出器ゼロ・スパン調整 を行います。 (両方とも「調整要領(電気関係)」参照) ネジサイズと締付トルク(バスケットAssy) 部品番号 ネジサイズ 締付トルク N・m kgf・m 12 M12 43~49 4.4~5.0 16 M10 106~120 10.8~12.2 21 M12 93.2~103 9.5~10.5

1 422-687-70000

2 422-687-80000

(30)

J-1.

J-1.

バ ス ケ ッ ト ( バ ケ ッ ト )

J-1.

4. バケット配線図

(31)

i

N 章

電 気 シ ス テ ム

N-1 操作ボックス ... 1

1. 概要 ... 1

2. 構造と機能 ... 2

2.1 構造 ... 2 2.2 接続図 ... 4 2.3 内部基板図... 5

3. 起伏・旋回レバー ... 7

3.1 構造 ... 7 3.2 仕様 ... 8 3.3 ジョイスティックの規格値 ... 8

4. 伸縮・バスケットスイングレバー ... 9

4.1 構造 ... 9 4.2 仕様 ... 10 4.3 ジョイスティックの規格値 ... 10

5. ジョイスティック本体および

操作レバー用ブーツの交換要領

.... 11

5.1 ブーツの交換 ... 11 5.2 パネルからの ジョイスティック本体の取外し ... 11 5.3 ジョイスティック本体の パネルへの組付け ... 11

N-2 アウトリガインジケータ ... 12

1. 概要 ... 12

2. 構成 ... 13

2.1 接続図 ... 13

3. 構造 ... 14

3.1 全般 ... 14 3.2 基板部 ... 15 3.3 仕様 ... 15

N

(32)

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

N-1 操 作 ボ ッ ク ス

1. 概要

1. この操作ボックスは、高所作業車のバケット部情 報の検出および表示をする装置です。アナログ入 力、デジタル入力、デジタル出力機能および、電 流ループ方式による双方向のシリアル通信回線を 持ち、他装置(AMC4 等)と接続して情報の伝達、 処理を行います。 2. 操作ボックスは、AMC4 との間にシリアル通信を 行い、検出したバケット部情報を一旦AMC4 へ送 り出します。 3. AMC3 は、受信した情報を内部に取り込むと同時 に、操作ボックスに送り返します。 4. 操作ボックスは、送出した情報と受信情報を比較 し、通信路での異常をチェックすると同時に、受 信情報を表示灯に出力、表示します。 5. このように、操作ボックスに表示される情報は、 AMC4 が認識している情報と常に同一であると言 えます。

(33)

2

W326-0370

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

2. 構造と機能

2.1 構造

0 423-335-21120

(34)

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

1.操作パネル 2.パッキン 3.十字穴付皿小ネジ 4.ケース 5.ケーブルクランプ(小) 6.ケーブルクランプ(中) 7.ケーブルクランプ(大) 8.操作ボックス CPU 基板 9.操作ボックス CPU 基板 10. SWP コネクタ(CNB8) 11. SWP コネクタ(CNB6) 12. SWP コネクタ(CNB3) 13. SWP コネクタ(CNB4) 14. SWP コネクタ(CNF) 15. SWP コネクタ(CNB1) 16. SWP コネクタ(CNB13) 17. SWP コネクタ(CNB2) 18. SWP コネクタ(CNB12) 19. SWP コネクタ(CNB5) 20. SWP コネクタ(CNB10) 21. SWP コネクタ(CNB9) 22. SWP コネクタ(CNB11) 23. SWP コネクタ(CNB7) 24.ジョイスティック 25. ジョイスティック 26.型式銘板 27.防水カバー 28.パワーリレー 33.十字穴付ナベ小ネジ(M5)

(35)

4

W326-0370

4

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

N-1

2.2 接続図

0 423-335-21130

(36)

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

2.3 内部基板図

・下図の斜線部は、防湿塗料が塗布されている部分を示す。 CPU 基板

0 423-320-31152

(37)

6

W326-0370

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

電源基板

0 423-335-21160

(38)

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

3. 起伏・旋回レバー

(39)

8

W326-0370

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

3.2 仕様

・マイクロスイッチ仕様 1. レバー操作角度:中立より約 4°で作動 2. 定格負荷:DC 30V 0.1A (抵抗負荷) 3. 機械的耐久性:500 万回 4. 電気的耐久性:20 万回 (定格負荷) 5. 保護構造:IP67 ・ポテンショメータ仕様 (非接触型) 1. 有効電気角:±22.5° (比例出力範囲) 2. 出力感度:1.19~1.46% Vin / ° 3. 単独直線性:± 1% FS (FS=45°) 4. 印加電圧:DC 5V±0.5V 5. 出力電圧範囲:1.0V~4.0V 6. 絶縁抵抗:1000MΩ 以上 (常温、通常湿度下で DC500V 印加時) 7. 消費電流:16mA 以下 8. 負荷抵抗 (RL) :10kΩ 以上 9. 耐水性:JIS C 0920 IP67 10. 電磁耐性:100V/m、1~1000MHz、 電気的特性を満足すること 11. 静電気耐性: 端子に±8kV 各 10 回の静電気電圧を周期 1 秒で 印加し、破壊しないこと 12. 温度ドリフト: 温度範囲-20°C ~ +70°C (基準:+25°C) ±0.4%vin ・ジョイスティック本体仕様 1. 中立位置からの操作角度:±22.5° 2. 中立復帰:自動 (スプリング方式) 3. レバー繰返し耐久性:200 万回 4. 耐振性:JIS D 1601 3 種 A 種 段階 45 5. 耐水性 パネル上面、外側 :JIS C 0920 IPX3 パネル裏面側 :開放 (無保護) 6. 使用温度範囲:-20°C ~ +70°C (凍結不可) 7. 操作力:9.0 N 以下 (0.2~0.9 kgf) (レバー先端) 8. レバー強度:19.6 N・m {200 kgf・cm} (レバー先端で約 22kgf)

3.3 ジョイスティックの規格値

・電源電圧=5 V 項目 規格値 操作要領 ポテンショメータ 黒–白間 マイクロスイッチ 黒–白間 最高電圧 4.00 ± 0.15 V 導通 レバーを右側または伏側に倒す。 中立 2.50 ± 0.08 V 非導通 レバーを中立に戻す。 最低電圧 1.00 ±0.15 V 導通 レバーを左側または起側に倒す。 マイクロスイッチ作動時の ポテンショメータ電圧 (高電圧側) 2.75± 0.08 V 切替り レバーを右側または伏側に倒し、マイク ロスイッチが作動 (OFF→ON) するとき のポテンショメータの電圧を測定する。 マイクロスイッチ作動時の ポテンショメータ電圧 (低電圧側) 2.25 ± 0.08 V 切替り レバーを左側または起側に倒し、マイク ロスイッチが作動 (OFF→ON) するとき のポテンショメータの電圧を測定する。

0 443-305-71171

(40)

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

4. 伸縮・バスケットスイングレバー

(41)

10

W326-0370

N-1

N-1

操 作 ボ ッ ク ス

4.2 仕様

・マイクロスイッチ仕様 1. レバー操作角度 ・A-B 方向:中立より約 8°以上で作動 C-D 方向:中立より約 4°で作動 2. 定格負荷:DC 30V 5A (抵抗負荷) 3. 機械的耐久性:1000 万回 4. 電気的耐久性:10 万回 (定格負荷) 5. 保護構造:JIS 防浸性 IEC IP67 ・ポテンショメータ仕様 (防水形) 1. 公称全抵抗値:5 kΩ ± 20% 2. 直線性:± 1% 3. 電気的有効角:75°± 5° (ただし電気的使用角度 45°) 4. 回転寿命:1000 万回 5. エレメントの種類:コンダクティブプラスチック 6. 最高使用電圧:50 V 7. 定格電力:0.5 W 8. 耐水性:JIS D0203 D1 相当、作動耐久性 200 万回 ・ジョイスティック本体仕様 1. 中立位置からの操作角度:±22.5° 2. 中立復帰:自動 (スプリング方式) 3. レバー繰返し耐久性:200 万回 4. 耐振性:JIS D 1601 3 種 A 種 段階 4 5. 耐水性 パネル上面、外側 :JIS C 0920 IPX3 パネル裏面側 :開放 (無保護) 6. 使用温度範囲:-20°C ~ +70°C (凍結不可) 7. 操作力:4.9 N 以下 (0.1~0.5 kgf) (レバー先端) 8. レバー強度:19.6 N・m {200 kgf・cm} (レバー先端で約 22kgf) 9. レバーひねり強度:4.9 N・m (50 kgf・cm) (ノブを除く)

4.3 ジョイスティックの規格値

・電源電圧=5 V 項目 規格値 操作要領 ポテンショメータ 2–3 間 マイクロスイッチ 黒–青間 最高電圧 4.00 ± 0.15 V 導通 レバーを伸側に倒す。 中立 2.50 ± 0.08 V 非導通 レバーを中立に戻す。 最低電圧 1.00 ± 0.15 V 導通 レバーを縮側に倒す。 マイクロスイッチ作動時の ポテンショメータ電圧 (高電圧側) 2.75 ± 0.08 V 切替り レバーを伸側に倒し、マイクロスイッチ が作動 (OFF→ON) するときのポテンシ ョメータの電圧を測定する。 マイクロスイッチ作動時の ポテンショメータ電圧 (低電圧側) 2.25 ± 0.08 V 切替り レバーを縮側に倒し、マイクロスイッチ が作動 (OFF→ON) するときのポテンシ ョメータの電圧を測定する。

0 423-321-91150

(42)

N-1.

N-1.

操 作 ボ ッ ク ス

5. ジョイスティック本体および

操作レバー用ブーツの交換要領

5.1 ブーツの交換

・ノブおよびブーツの取外し 1. ブーツ下部のスカート部をめくり、ブーツ取付板 から外します。 2. ブーツ内のレバーをつかんで固定し、ノブを反時 計方向に回して取り外します。 3. ブーツを引っぱり上げて、レバーから取り外しま す。 ・ブーツおよびノブの取付け 1. ブーツ上部の溝穴部に、レバー上部の上段リング 部を通して、はめ込みます。 2. ブーツ内のレバーをつかんで保持し、ノブをレバ ー上部のねじ部に素手でねじ込みます。 3. ブーツ下部のスカートをよじれなくブーツ取付板 に被せて取り付けます。

5.2 パネルからの

ジョイスティック本体の取外し

1. 「ブーツの交換」の要領に従ってブーツとノブを 取り外します。 2. ジョイスティック本体の取付方向が判るように、 パネル裏面にマジックなどで目印を付けておきま す。 3. ブーツ取付板の M4 六角穴付ボルト(4 本)を取り 外します。 【留意事項】 ボルトの最後の1本を外すときは、ジョイスティッ ク本体が落下しないようにレバーをつかんでおいて ください。 4. ジョイスティック本体を、パネルから取り外しま す。

5.3 ジョイスティック本体のパネルへの組付け

1. パネル上面にゴムパッキンが付いていることを確 認します。 2. パネル裏面に付けた目印にジョイスティック本体 の方向を合わせて、取付穴にレバーを押し込みま す。 3. パネル上面のゴムパッキンとブーツ取付板を重ね 合わせ、それらをM4 六角穴付ボルト(4 本)でジ ョイスティック本体上面のめねじ部に共締めしま す。 4. 「ブーツの交換」の要領に従って、ジョイスティ ックにブーツとノブを取り付けます。

1 423-325-03001

(43)

N-2

N-2

ア ウ ト リ ガ イ ン ジ ケ ー タ

12

W313-0242

N-2 ア ウ ト リ ガ イ ン ジ ケ ー タ

1. 概要

1. このアウトリガインジケータは、高所作業車のア ウトリガ部情報の検出および表示をする装置です。 アナログ入力、デジタル入力、デジタル出力機能 および、電流ループ方式による双方向のシリアル 通信回線を持ち、他の装置と接続して情報の伝達、 処理を行います。 2. アウトリガインジケータは、AMC4 との間にシリ アル通信を行い、検出したアウトリガ部情報を一 旦AMC4 へ送り出します。 3. AMC4 は、受信した情報を内部に取り込むと同時 に、アウトリガインジケータに送り返します。 4. アウトリガインジケータは、受信情報を監視して 通信路や受信情報に異常があるかチェックすると 同時に、受信情報を表示灯に出力、表示します。 5. このように、アウトリガインジケータに表示され る情報は、AMC4 が認識している情報と常に同一 であると言えます。

(44)

N-2

N-2

ア ウ ト リ ガ イ ン ジ ケ ー タ

N-2

2. 構成

2.1 接続図

1 426-528-02131

(45)

N-2

N-2

ア ウ ト リ ガ イ ン ジ ケ ー タ

14

W313-0242

3. 構造

3.1 全般

CN204,CN205 は不使用

1.ケース 2.カバー(パッキン付) 3.パネルシート 4.CPU 基板 5.ハーネス 1 6.ハーネス 2A 7.ネームプレート

1 426-528-02131

(46)

N-2.

N-2.

ア ウ ト リ ガ イ ン ジ ケ ー タ

3.2 基板部

Fu1:24V 外部出力および拡張基板(本機は未装着)用 Fu2:内部電源、外部検出器電源、Di 信号電源用 ・ 下図の斜線部は、防湿塗料が塗布されている部分を示す。

3.3 仕様

1. 外部検出器用電源電圧:5±0.05V 2. 内部電源電圧:5±0.2V

4 426-528-02142

1 426-528-02111

(47)

資料完成:

2015.12

改訂履歴 1 2 3 4 5 本社 香川県高松市新田町甲 34 番地

参照

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