ISSN 1882-9295
海 洋 汚 染 調 査 報 告
第 4 4 号
平 成 2 8 年 調 査 結 果
REPORT OF MARINE POLLUTION SURVEYS NO. 44
Results of Surveys in 2016
平 成 3 0 年 7 月
海 上 保 安 庁 海 洋 情 報 部
HYDROGRAPHIC and OCEANOGRAPHIC DEPARTMENTJAPAN COAST GUARD July 2018
は じ め に
海上保安庁海洋情報部では、「海洋汚染等及び海上災 害の防止に関する法律」第 46 条に 基づき、海洋汚染の防止及び海洋環境保全のための科学的調査として、昭和 47 年から継続 して、主要湾域等において海水及び海底堆積物を採取し、石油、PCB、重金属等の分析を行 っている。 本報告書は、平成 28 年(2016 年)主要湾域及びオホーツク海並びに東シナ海の汚染調査 において採取された海水及び海底堆積物の分析結果をとりまとめたものである。P R E F A C E
The Hydrographic and Oceanographic Department, Japan Coast Guard, has been engaged in scientific investigations for the prevention of marine pollution and the preservation of the marine environment since 1972.
This report shows the results of periodic surveys conducted in 201 6.
In the surveys, sea water and bottom sediment samples in the Major Bays of Japan and the Sea of Okhotsk and the East China Sea, were collected and analyzed.
The items measured in the surveys are petroleum oil, aliphatic hydrocarbons, PCBs, heavy metals, etc.
海洋汚染調査報告(第 44 号)
REPORT OF MARINE POLLUTION SURVEYS
目 次
C o n t e n t s
頁
1. 主要湾域の調査
Surveys in the Major Bays of Japan ... 11.1. 調査概要 Outline of Surveys ... 1
1.1.1. 調査海域 Sea Areas of Surveys ... 1
1.1.2. 試料採取 Sampling Methods ... 1
1.1.3. 分析項目 Items of Analysis ... 1
1.2. 分析方法 Analytical Methods ... 1
1.3. 調査結果 Results of Surveys ... 2
2. オホーツク海域の調査
Surveys in the Sea of Okhotsk ... 382.1. 調査概要 Outline of Surveys ... 38
2.1.1. 調査海域 Sea Areas of Surveys ... 38
2.1.2. 試料の採取 Sampling Methods ... 38
2.1.3. 分析項目 Items of Analysis ... 38
2.2. 分析方法 Analytical Methods ... 38
2.3. 調査結果 Results of Surveys ... 38
3. 東シナ海域の調査
Surveys in the East China Sea ... 443.1. 調査概要 Outline of Surveys ... 44
3.1.1. 調査海域 Sea Areas of Surveys ... 44
3.1.2. 試料の採取 Sampling Methods ... 44
3.1.3. 分析項目 Items of Analysis ... 44
3.2. 分析方法 Analytical Methods ... 44
3.3. 調査結果 Results of Surveys ... 44
1. 主要湾域の調査
1.1. 調査概要
海上保安庁では、主要湾域における汚染物質の濃度分布、外洋への拡散状況、経年変化等 を把握するために昭和 47 年より本調査を実施している。 平成 28 年(2016 年)の調査では、東京湾、大阪湾等の 13 の湾域において、表面海水及び海 底堆積物をそれぞれ年 1 回採取し、石油、重金属等の分析を行った。 1.1.1. 調査海域 調査海域及び試料採取位置を図 1-1,1-2 に示す。図中に付した記号は測点番号である。 1.1.2. 試料採取 試料の採取は、海上保安庁海洋情報部所属の測量船、各管区海上保安本部所属の巡視 艇及び測量船で行った。 海水については、ポリエチレン製のバケツを用いて表面海水を採取し試料とした。このうち 重金属測定用試料には、採取後直ちに硝酸(海水 1L につき 8mL)を加えた。 海底堆積物については、スミス・マッキンタイヤ型採泥器を用いて採取し表層約 1cm を分 取し試料とした。 1.1.3. 分析項目 海水については、石油、カドミウム、水銀、化学的酸素要求量(COD)及び溶存酸素(DO) の分析を行い、水温、実用塩分、水素イオン指数(pH)の測定を行った。 海底堆積物については、石油、PCB、有機スズ化合物(TBT)、カドミウム、水銀、銅、亜鉛、 クロム及び鉛の分析を行い、強熱減量の測定及び粒度分析を行った。1.2. 分析方法
海水の各項目の分析を次の方法により行った。詳細は資料編(分析フローチャート)に示す。 項 目 分析又は測定方法 石油 ··· ノルマルヘキサン抽出、蛍光分光光度法(IGOSS 法) カドミウム ··· DDTC‐酢酸ブチル抽出、電気加熱原子吸光光度法 水銀 ··· 還元気化、金トラップ分離、原子蛍光光度法(冷蒸気方式) 化学的酸素要求量(COD) ··· アルカリ性過マンガン酸カリウム法 溶存酸素(DO) ··· ウィンクラー法 水温 ··· 棒状温度計またはデジタル温度計実用塩分 ··· 電気伝導度法(Guildline 製 PORTASAL8410A) 水素イオン指数(pH) ··· ガラス電極法(HORIBA 製 F-74) 海底堆積物の各項目の分析を次の方法により行った。詳細は資料編(分析フローチャート)に 示す。 項 目 分析又は測定方法 石油(脂肪族炭化水素) ··· ノルマルヘキサン抽出、活性アルミナ・シリカゲルカラム分離、 赤外分光光度法 PCB ··· ノルマルヘキサン抽出、活性アルミナ・シリカゲルカラム分離、 ガスクロマトグラフ ECD 法 有機スズ化合物(TBT) ··· 塩酸‐メタノール/酢酸エチル溶液抽出、テトラエチルホウ酸ナト リウム誘導体化、ガスクロマトグラフ質量分析法 カドミウム ··· 塩酸浸出、DDTC‐MIBK 抽出、フレーム原子吸光光度法 水銀 ··· 加熱気化、金トラップ分離、原子吸光光度法(冷蒸気方式) 銅・亜鉛・クロム・鉛 ··· 蛍光 X 線分析法 強熱減量 ··· 電気炉加熱、重量測定 粒度分析 ··· 比重浮標、ふるいわけ重量測定
1.3. 調査結果
海水及び海底堆積物の調査結果を表 1-1~2-4 に、各試料採取位置における汚染物質の濃 度分布を図 2~13 に示す。また、海水中の汚染物質の濃度(湾域ごとの平均値、最小値及び最 大値)について、過去 20 年間(平成 8 年(1996 年)以降)の経年変化を図 14-1~16-2 に示す。 図表中にある海底堆積物の分析結果は、乾燥重量に換算している。 以下、項目ごとに各主要湾域の濃度レベルの状況について記述する。(1)石油(海水及び海底堆積物)
(単位:海水 µg/L、堆積物 µg/g) 平均値 最小値 最大値 最小値 最大値 内 浦 湾 0.026 0.018 0.032 6.4 9.7 仙 台 湾 0.030 0.023 0.035 2.6 25 東 京 湾 0.065 0.024 0.14 2.6 120 駿 河 湾 0.020 0.019 0.020 8.8 18 伊 勢 湾 0.053 0.038 0.071 0.2 31 大 阪 湾 0.051 0.037 0.077 6.1 45 紀 伊 水 道 0.028 0.019 0.043 1.1 5.4 瀬 戸 内 海 0.036 0.028 0.061 響 灘 0.079 0.058 0.10 3.1 12 豊 後 水 道 0.032 0.019 0.046 <0.1 0.4 鹿 児 島 湾 0.044 0.035 0.067 3.9 7.0 若 狭 湾 0.038 0.033 0.043 - - 富 山 湾 0.070 0.040 0.16 9.0 33 外 洋 域 0.028 0.013 0.054 湾 域 海水(IGOSS法油分) 堆積物(脂肪族炭化水素) ※平均値は、幾何平均値 ※外洋域は、各湾域の外洋域の値から幾何平均値、最小値、最大値を求めた [海水] 近年は、低い水準で推移している(図 2,14-1,14-2)。 [海底堆積物] 過去の分析結果と同様に、東京湾、伊勢湾及び大阪湾といった大都市域の湾奥部でやや高 い値が認められる。また、富山湾(Y2)においてもやや高い値が認められる(図 3)。(2)PCB、TBT(海底堆積物)
(単位:堆積物 µg/g) 最小値 最大値 内 浦 湾 0.0016 0.0044 0.0015 0.0035 仙 台 湾 0.0004 0.0033 < 0.0002 0.0063 東 京 湾 0.0011 0.035 < 0.0002 0.043 駿 河 湾 0.035 0.097 0.0014 0.0059 伊 勢 湾 0.0002 0.011 < 0.0002 0.011 大 阪 湾 0.0042 0.023 0.0007 0.0061 紀 伊 水 道 0.0010 0.0041 0.0004 0.0018 響 灘 0.0011 0.0051 0.0006 0.0070 豊 後 水 道 0.0002 0.0011 < 0.0002 < 0.0002 鹿 児 島 湾 0.0009 0.0024 0.0006 0.0024 若 狭 湾 - - - - 富 山 湾 0.0008 0.0042 < 0.0002 0.0037 TBT 最大値 最小値 PCB 湾 域 [海底堆積物] PCB は、過去の分析結果と同様に駿河湾で高く、また、東京湾と大阪湾の湾奥部においても 高い値が認められる(図 4)。 TBT は、東京湾の湾奥部及び伊勢湾の中央部で高い値が認められる(図 5)。(3)カドミウム(海水及び海底堆積物)
(単位:海水 µg/L、堆積物 µg/g) 平均値 最大値 最大値 内 浦 湾 0.024 0.021 0.026 0.18 0.25 仙 台 湾 0.019 0.018 0.020 0.045 0.23 東 京 湾 0.011 0.009 0.012 0.052 1.4 駿 河 湾 0.007 0.006 0.011 0.051 0.13 伊 勢 湾 0.009 0.006 0.015 0.006 0.41 大 阪 湾 0.013 0.010 0.014 0.10 0.53 紀 伊 水 道 0.007 0.005 0.010 0.018 0.070 瀬 戸 内 海 0.016 0.014 0.021 響 灘 0.020 0.018 0.022 0.047 0.26 豊 後 水 道 0.008 0.005 0.011 0.007 0.019 鹿 児 島 湾 0.007 0.006 0.007 0.026 0.073 若 狭 湾 0.012 0.012 0.013 - - 富 山 湾 0.012 0.011 0.012 0.092 0.41 外 洋 域 0.008 0.003 0.019 最小値 最小値 堆積物 海水 湾 域 ※平均値は、幾何平均値 ※外洋域は、各湾域の外洋域の値から幾何平均値、最小値、最大値を求めた [海水] 内浦湾、仙台湾、瀬戸内海及び響灘がやや高めの傾向で推移している。その他の湾域にお いては、低い水準で推移している(図 6,15-1,15-2)。 [海底堆積物] 東京湾、伊勢湾及び大阪湾の湾奥部では、過去の分析結果と同様にやや高い値が認められ る。また、富山湾(Y2)においてもやや高い値が認められる(図 7)。(4)水銀(海水及び海底堆積物)
(単位:海水 µg/L、堆積物 µg/g) 平均値 最大値 最小値 最大値 内 浦 湾 0.00058 0.00045 0.00093 0.14 0.15 仙 台 湾 0.00035 0.00022 0.00048 0.036 0.16 東 京 湾 0.00034 0.00018 0.00061 0.031 0.38 駿 河 湾 0.00041 0.00037 0.00049 0.062 0.12 伊 勢 湾 0.00029 0.00020 0.00065 0.0034 0.17 大 阪 湾 0.00042 0.00028 0.00074 0.11 0.34 紀 伊 水 道 0.00033 0.00018 0.00047 0.049 0.16 瀬 戸 内 海 0.00038 0.00028 0.00058 響 灘 0.0012 0.0011 0.0013 0.025 0.11 豊 後 水 道 0.00025 0.00019 0.00033 0.0018 0.0075 鹿 児 島 湾 0.00041 0.00030 0.00053 0.045 0.071 若 狭 湾 - - - - 富 山 湾 0.0012 0.00072 0.0016 0.037 0.16 外 洋 域 0.00025 0.00013 0.00081 湾 域 海水 堆積物 - 最小値 ※平均値は、幾何平均値 ※外洋域は、各湾域の外洋域の値から幾何平均値、最小値、最大値を求めた [海水] 富山湾と響灘でやや高い値が認められる。その他の湾域においては、低い水準で推移してい る(図 8,16-1,16-2)。 [海底堆積物] 東京湾及び大阪湾の湾奥部では過去の分析結果と同様に高い値が認められる(図 9)。(5)銅、亜鉛(海底堆積物)
(単位:堆積物 µg/g) 最小値 最大値 最小値 最大値 内 浦 湾 38 40 110 120 仙 台 湾 21 40 100 190 東 京 湾 28 110 94 430 駿 河 湾 60 68 100 130 伊 勢 湾 14 59 11 240 大 阪 湾 29 80 130 360 紀 伊 水 道 20 48 71 150 響 灘 19 31 67 150 豊 後 水 道 15 16 66 68 鹿 児 島 湾 30 35 100 120 若 狭 湾 - - - - 富 山 湾 30 53 160 260 亜鉛 湾 域 銅 [海底堆積物] 銅は、東京湾、伊勢湾及び大阪湾の湾奥部と駿河湾で、他の湾域と比べやや高い値が認め られる(図 10)。 亜鉛は、東京湾、伊勢湾及び大阪湾の湾奥部並びに富山湾の一部で、他の湾域と比べ高い 値が認められる(図 11)。(6)クロム、鉛(海底堆積物)
(単位:堆積物 µg/g) 最小値 最大値 最小値 最大値 内 浦 湾 120 140 33 36 仙 台 湾 83 93 21 37 東 京 湾 90 180 19 58 駿 河 湾 120 130 20 32 伊 勢 湾 84 130 14 51 大 阪 湾 110 150 30 65 紀 伊 水 道 100 190 19 30 響 灘 98 110 20 40 豊 後 水 道 86 88 16 17 鹿 児 島 湾 63 72 16 32 若 狭 湾 - - - - 富 山 湾 110 130 46 59 鉛 湾 域 クロム [海底堆積物] クロムは、東京湾の湾奥部及び紀伊水道の一部で、他の湾域と比べやや高い値が認められる (図 12)。 鉛は、東京湾、伊勢湾及び大阪湾の湾奥部と富山湾で、他の湾域と比べやや高い値が認め られる(図 13)。図 1-1 主要湾域の試料採取位置及び測点番号
図 1-2 主要湾域の試料採取位置及び測点番号
Fig.1-2 Sampling Points and Station Numbers in the Major Bays ※S1 については欠測
表 1-1 主要湾域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 1-1 Survey Results of Sea Water in the Major Bays in 2016
湾 域 水深 採 取深 度
m m
Survey Area Station No. Sampling Date Depth Sampling Depth 内 浦 湾 U1 7月4日 42 - 23.1 140 - 30.7 98 0 0.029 0.021 Uchiura Wan U2 7月4日 42 - 17.8 140 - 35.2 94 0 0.018 0.026 U3 7月4日 42 - 14.3 140 - 42.9 86 0 0.032 0.024 外 洋 域 U0 7月4日 41 - 40.9 141 - 19.2 0 0.013 0.013 仙 台 湾 S2 7月2日 38 - 18.1 141 - 08.6 19 0 0.023 0.018 Sendai Wan S3 7月2日 38 - 16.9 141 - 10.0 24 0 0.035 0.019 S4 7月2日 38 - 13.0 141 - 10.5 34 0 0.035 0.019 S5 7月2日 38 - 10.0 141 - 09.2 34 0 0.028 0.020 外 洋 域 S0 7月2日 37 - 40.6 141 - 18.6 0 0.028 0.012 東 京 湾 T7 12月6日 35 - 35.0 139 - 53.1 14 0 0.11 0.012 Tokyo Wan T2 12月6日 35 - 23.1 139 - 43.7 20 0 0.046 0.012 T3 12月6日 35 - 18.2 139 - 43.0 53 0 0.14 0.010 T4 12月6日 35 - 14.8 139 - 45.5 30 0 0.069 0.009 T6 12月6日 35 - 06.1 139 - 46.0 0 0.024 0.011 外 洋 域 T0 12月6日 34 - 40.2 139 - 40.5 0 0.038 0.008 駿 河 湾 F1 7月18日 35 - 05.2 138 - 43.0 774 0 0.019 0.011 Suruga Wan F3 7月18日 34 - 53.5 138 - 37.9 1,610 0 0.020 0.006 F5 7月18日 34 - 39.0 138 - 35.4 2,275 0 0.020 0.006 外 洋 域 F0 7月18日 34 - 20.7 138 - 30.8 0 0.022 0.019 伊 勢 湾 I1 12月7日 34 - 56.1 136 - 43.8 27 0 0.071 0.011 Ise Wan I2 12月7日 34 - 50.3 136 - 40.8 23 0 0.057 0.015 I3 12月7日 34 - 44.2 136 - 40.5 30 0 0.049 0.006 I4 12月7日 34 - 36.1 136 - 52.1 39 0 0.055 0.009 I5 12月7日 34 - 29.1 137 - 01.3 27 0 0.038 0.008 外 洋 域 I0 12月7日 34 - 20.7 137 - 20.1 0 0.026 0.006 大 阪 湾 O1 12月9日 34 - 38.4 135 - 18.0 17 0 0.077 0.013 Osaka Wan O2 12月9日 34 - 33.3 135 - 15.3 19 0 0.046 0.014 O3 12月9日 34 - 28.5 135 - 14.4 20 0 0.052 0.010 O4 12月8日 34 - 25.3 135 - 07.0 29 0 0.037 0.014 O5 12月8日 34 - 22.7 135 - 02.7 46 0 0.053 0.012 Petroleum Oil µg/L カドミウム Cadmium 測 点 番 号 採 取 月 日 経 度 E. 石 油 µg/L Longitude 緯 度 N. Latitude
表 1-2 主要湾域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 1-2 Survey Results of Sea Water in the Major Bays in 2016
湾 域 水 温 実用塩分 pH 溶存酸素 酸素要求量化学的
℃ mL/L mg/L
Survey Area Station No. Water Temperature Practical Salinity pH Dissolved Oxygen COD 内 浦 湾 U1 0.00045 14.6 31.905 8.19 5.99 0.32 Uchiura Wan U2 0.00046 14.6 31.739 8.19 6.08 0.42 U3 0.00093 14.8 31.835 8.19 5.99 0.32 外 洋 域 U0 0.00021 15.6 仙 台 湾 S2 0.00041 21.6 29.811 8.29 6.67 1.06 Sendai Wan S3 0.00048 21.5 30.153 8.33 6.58 1.01 S4 0.00022 20.3 32.057 8.18 5.41 0.36 S5 0.00034 20.1 32.378 8.16 5.38 0.41 外 洋 域 S0 0.00032 19.4 東 京 湾 T7 0.00061 14.5 29.128 8.03 5.82 0.52 Tokyo Wan T2 0.00028 15.0 32.015 8.09 5.68 0.35 T3 0.00041 15.5 32.556 8.10 5.49 0.39 T4 0.00037 15.8 32.697 8.10 5.42 0.34 T6 0.00018 18.0 34.339 8.16 5.06 0.17 外 洋 域 T0 0.00015 19.0 駿 河 湾 F1 0.00037 24.6 32.794 8.24 5.26 0.54 Suruga Wan F3 0.00037 24.6 33.699 8.20 5.00 0.23 F5 0.00049 25.3 34.051 8.18 4.99 0.33 外 洋 域 F0 0.00036 23.0 伊 勢 湾 I1 0.00065 14.0 26.432 8.11 5.55 0.42 Ise Wan I2 0.00024 14.8 31.183 8.21 5.88 0.34 I3 0.00024 15.0 31.617 8.20 5.73 0.33 I4 0.00029 15.5 32.486 8.21 5.74 0.24 I5 0.00020 16.8 33.939 8.21 5.25 0.17 外 洋 域 I0 0.00020 18.4 大 阪 湾 O1 0.00042 15.5 29.302 8.36 - 1.05 Osaka Wan O2 0.00074 16.7 32.422 8.19 5.54 0.40 O3 0.00028 16.0 31.812 8.25 6.03 0.63 O4 0.00040 17.0 32.405 8.18 5.64 0.77 O5 0.00038 17.3 32.623 8.17 - 0.52 測点 番号 水 銀 Mercury µg/L
表 1-3 主要湾域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 1-3 Survey Results of Sea Water in the Major Bays in 2016
湾 域 水深 採 取深 度
m m
Survey Area Station No. Sampling Date Depth Sampling Depth 紀 伊 水 道 O6 12月8日 34 - 11.5 134 - 58.8 56 0 0.026 0.010 Kii Suido O7 12月8日 34 - 01.8 134 - 49.8 55 0 0.043 0.008 O9 12月8日 33 - 46.6 134 - 54.8 85 0 0.019 0.005 外 洋 域 O0 12月8日 33 - 20.7 135 - 10.2 0 0.028 0.004 瀬 戸 内 海 N1 12月19日 33 - 46.8 131 - 15.8 0 0.029 0.015 Seto Naikai N2 12月19日 33 - 44.3 131 - 48.5 0 0.037 0.014 N3 12月12日 33 - 35.1 132 - 15.3 0 0.028 0.014 N4 12月12日 33 - 50.2 132 - 31.5 0 0.031 0.015 N5 12月11日 34 - 07.4 132 - 41.1 0 0.031 0.017 N6 12月11日 34 - 08.5 133 - 07.0 0 0.033 0.021 N7 12月11日 34 - 06.8 133 - 21.6 0 0.043 0.019 N8 12月11日 34 - 20.2 133 - 39.9 0 0.061 0.016 N9 12月10日 34 - 25.9 134 - 11.3 0 0.039 0.018 N10 12月10日 34 - 24.9 134 - 36.1 0 0.047 0.014 N11 12月10日 34 - 38.7 134 - 42.9 0 0.032 0.015 響 灘 H1 11月2日 33 - 57.6 130 - 50.6 14 0 0.10 0.019 Hibiki Nada H2 11月2日 33 - 58.4 130 - 52.9 15 0 0.086 0.022 H3 11月2日 34 - 00.1 130 - 52.9 20 0 0.058 0.018 外 洋 域 H0 11月2日 34 - 01.0 130 - 50.0 0 0.054 0.013 豊 後 水 道 B1 12月12日 33 - 28.9 131 - 57.5 74 0 0.036 0.011 Bungo Suido B2 12月13日 33 - 12.5 132 - 09.2 73 0 0.019 0.010 B4 12月13日 32 - 50.8 132 - 18.7 107 0 0.046 0.005 外 洋 域 B0 12月19日 32 - 30.8 132 - 29.8 0 0.028 0.005 鹿 児 島 湾 K1 11月21日 31 - 39.4 130 - 45.0 0 0.036 0.006 Kagosima Wan K2 11月21日 31 - 30.3 130 - 37.6 0 0.035 0.007 K3 11月21日 31 - 23.2 130 - 39.0 0 0.067 0.007 外 洋 域 K0 12月14日 30 - 55.8 130 - 29.9 0 0.043 0.003 若 狭 湾 W1 6月16日 35 - 35.0 135 - 20.0 0 0.033 0.012 Wakasa Wan W2 6月16日 35 - 34.1 135 - 29.9 0 0.043 0.013 富 山 湾 Y1 10月26日 36 - 51.5 137 - 00.5 30 0 0.040 0.011 Toyama Wan Y2 10月26日 36 - 47.8 137 - 04.6 35 0 0.16 0.012 Y3 10月26日 36 - 46.6 137 - 14.5 16 0 0.054 0.012 外 洋 域 Y0 7月15日 37 - 35.0 137 - 24.8 0 0.021 0.010 測 点 番 号 採 取 月 日 緯 度 経 度 石 油 カドミウム N. E. µg/L µg/L
Latitude Longitude Petroleum
表 1-4 主要湾域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 1-4 Survey Results of Sea Water in the Major Bays in 2016
湾 域 水 温 実用塩分 pH 溶存酸素 酸素要求量化学的
℃ mL/L mg/L
Survey Area Station No. Water Temperature Practical Salinity pH Dissolved Oxygen COD 紀 伊 水 道 O6 0.00042 18.1 33.243 8.18 - 0.53 Kii Suido O7 0.00047 18.6 33.646 8.20 5.15 0.47 O9 0.00018 21.0 34.641 8.20 4.83 0.28 外 洋 域 O0 0.00025 21.0 瀬 戸 内 海 N1 0.00028 14.5 32.117 8.16 5.67 0.36 Seto Naikai N2 0.00037 16.7 32.904 8.12 5.34 0.24 N3 0.00034 18.2 33.337 8.13 5.13 0.19 N4 0.00044 18.0 33.049 8.12 5.15 0.19 N5 0.00042 17.6 32.298 8.10 5.26 0.29 N6 0.00058 16.6 31.659 8.11 5.45 0.35 N7 0.00041 16.2 31.525 8.13 5.64 0.36 N8 0.00043 15.3 31.132 8.13 5.56 0.46 N9 0.00034 15.4 30.747 8.12 5.64 0.49 N10 0.00040 16.6 32.174 8.14 5.30 0.33 N11 0.00028 16.4 32.021 8.16 5.43 0.32 響 灘 H1 0.0011 20.5 Hibiki Nada H2 0.0013 20.7 H3 0.0012 20.4 外 洋 域 H0 0.00081 20.7 豊 後 水 道 B1 0.00033 18.2 33.438 8.14 5.10 0.24 Bungo Suido B2 0.00025 18.7 34.132 8.16 4.98 0.17 B4 0.00019 21.5 34.389 8.21 4.89 0.18 外 洋 域 B0 0.00016 21.7 鹿 児 島 湾 K1 0.00053 21.6 Kagosima Wan K2 0.00030 21.4 K3 0.00044 22.0 外 洋 域 K0 0.00013 22.3 若 狭 湾 W1 - 22.4 Wakasa Wan W2 - 22.6 富 山 湾 Y1 0.00072 22.2 Toyama Wan Y2 0.0016 18.9 Y3 0.0014 20.0 外 洋 域 Y0 0.00028 23.4 Mercury µg/L 水 銀 測 点 番 号
表 2-1 主要湾域の海底堆積物調査結果(平成 28 年)
Table 2-1 Survey Results of Bottom Sediments in the Major Bays in 2016
m
Survey Area Station No. Sampling Date Depth 内 浦 湾 U1 7月4日 42 - 23.1 140 - 30.7 98 9.7 0.0044 0.0035 0.25 0.14 Uchiura Wan U2 7月4日 42 - 17.8 140 - 35.2 94 7.3 0.0016 0.0022 0.18 0.14 U3 7月4日 42 - 14.3 140 - 42.9 86 6.4 0.0033 0.0015 0.19 0.15 仙 台 湾 S2 7月2日 38 - 18.1 141 - 08.6 19 12 0.0014 0.0023 0.15 0.082 Sendai Wan S3 7月2日 38 - 16.9 141 - 10.0 24 25 0.0033 0.0063 0.23 0.16 S4 7月2日 38 - 13.0 141 - 10.5 34 9.5 0.0017 0.0007 0.13 0.082 S5 7月2日 38 - 10.0 141 - 09.2 34 2.6 0.0004 <0.0002 0.045 0.036 東 京 湾 T7 12月6日 35 - 35.0 139 - 53.1 14 120 0.035 0.043 1.4 0.38 Tokyo Wan T2 12月6日 35 - 23.1 139 - 43.7 20 13 0.0034 0.0054 0.22 0.14 T3 12月6日 35 - 18.2 139 - 43.0 53 16 0.0050 0.0030 0.25 0.14 T4 12月6日 35 - 14.8 139 - 45.5 30 2.6 0.0011 <0.0002 0.052 0.031 T6 6月30日 35 - 06.2 139 - 47.5 398 6.5 0.0028 0.0017 0.090 0.045 駿 河 湾 F1 7月18日 35 - 05.2 138 - 43.0 774 8.8 0.035 0.0014 0.051 0.062 Suruga Wan F3 7月18日 34 - 53.5 138 - 37.9 1,610 18 0.097 0.0059 0.13 0.12 F5 7月18日 34 - 39.0 138 - 35.4 2,275 10 0.040 0.0019 0.089 0.12 伊 勢 湾 I1 12月7日 34 - 56.1 136 - 43.8 27 22 0.011 0.0046 0.41 0.16 Ise Wan I2 12月7日 34 - 50.3 136 - 40.8 23 31 0.010 0.0056 0.40 0.16 I3 12月7日 34 - 44.2 136 - 40.5 30 29 0.0076 0.011 0.39 0.17 I4 12月7日 34 - 36.1 136 - 52.1 39 5.2 0.0015 0.0013 0.065 0.065 I5 12月7日 34 - 29.1 137 - 01.3 27 0.2 0.0002 <0.0002 0.006 0.0034 大 阪 湾 O1 12月9日 34 - 38.4 135 - 18.0 17 45 0.023 0.0061 0.53 0.34 Osaka Wan O2 12月9日 34 - 33.3 135 - 15.3 19 15 0.0082 0.0038 0.25 0.16 O3 12月9日 34 - 28.5 135 - 14.4 20 17 0.0091 0.0024 0.31 0.16 O4 12月8日 34 - 25.3 135 - 07.0 29 11 0.0056 0.0013 0.16 0.11 O5 12月8日 34 - 22.7 135 - 02.7 46 6.1 0.0042 0.0007 0.10 0.11 紀 伊 水 道 O6 12月8日 34 - 11.5 134 - 58.8 56 4.9 0.0023 0.0018 0.070 0.12 Kii Suido O7 12月8日 34 - 01.8 134 - 49.8 55 5.4 0.0041 0.0009 0.034 0.16 O9 12月8日 33 - 46.6 134 - 54.8 85 1.1 0.0010 0.0004 0.018 0.049 響 灘 H1 11月2日 33 - 57.6 130 - 50.6 14 3.1 0.0011 0.0006 0.047 0.025 Hibiki Nada H2 11月2日 33 - 58.4 130 - 52.9 15 8.8 0.0051 0.0070 0.26 0.11 H3 11月2日 34 - 00.1 130 - 52.9 20 12 0.0038 0.0044 0.26 0.11 Latitude Longitude N. µg/g Aliphatic H.C. E. カドミウム PCB TBT 水 銀 湾 域 測 点 番 号 採 取 月 日 緯 度 経 度 水 深 石 油 µg/g Mercury PCBs µg/g Cadmium µg/g TBTOµg/g TBT
表 2-2 主要湾域の海底堆積物調査結果(平成 28 年)
Table 2-2 Survey Results of Bottom Sediments in the Major Bays in 2016
強熱減量 底 質 礫 粗・中砂 細 砂 シルト 粘 土 (2000µm<) (250~ 2000µm) (62.5~ 250µm) (2~ 62.5µm) (<2µm) µm
Survey Area Station
No. Ignition Loss Bottom Character Gravel c.& m. Sand fine
Sand Silt Clay
Median Diameter 内 浦 湾 U1 40 120 120 36 8.9 M 0.0 0.3 1.0 64.8 33.9 6 Uchiura Wan U2 38 120 130 33 8.3 M 0.0 0.1 0.8 53.1 46.0 3 U3 38 110 140 34 7.2 M 0.0 0.1 1.2 59.3 39.4 5 仙 台 湾 S2 30 140 83 26 6.5 M,fS 0.0 1.0 31.3 42.3 25.4 31 Sendai Wan S3 40 190 93 37 9.2 M 0.0 0.1 1.4 64.9 33.6 9 S4 26 140 93 26 4.9 M 0.0 2.8 18.4 49.8 29.0 26 S5 21 100 87 21 3.1 M,S 0.0 11.8 31.2 39.6 17.4 52 東 京 湾 T7 110 430 180 58 11.2 M 0.0 0.5 1.2 46.6 51.7 2 Tokyo Wan T2 46 170 110 25 4.7 M,S 2.6 11.4 30.6 37.1 18.3 56 T3 39 170 100 28 4.4 fS,M,Sh 0.0 10.2 55.5 16.3 18.0 92 T4 28 94 90 19 2.9 S,G,Sh 26.3 57.2 12.7 1.2 2.6 492 T6 42 110 110 21 4.3 M,S 2.7 23.1 14.1 34.3 25.8 32 駿 河 湾 F1 60 100 130 20 3.6 M,fS 0.1 5.5 30.4 40.7 23.3 24 Suruga Wan F3 68 130 130 29 5.0 M 0.0 0.1 0.9 60.1 38.9 4 F5 67 120 120 32 5.3 M 0.0 0.0 1.5 56.4 42.0 4 伊 勢 湾 I1 59 230 120 50 8.5 M 0.0 0.1 0.3 58.3 41.3 5 Ise Wan I2 58 240 120 51 9.1 M 0.0 0.1 0.3 51.6 48.0 2 I3 51 220 130 45 9.3 M 0.3 0.3 0.5 46.3 52.6 <4μm I4 25 89 120 26 3.7 fS,M 0.2 0.8 64.2 14.7 20.1 76 I5 14 11 84 14 0.7 S 0.0 20.2 67.2 3.5 9.1 181 大 阪 湾 O1 80 360 150 65 8.4 M 0.0 0.3 0.7 58.9 40.1 4 Osaka Wan O2 58 240 150 49 7.2 M 0.0 0.2 0.4 64.7 34.7 7 O3 60 260 150 45 7.8 M 0.0 0.2 0.3 60.5 39.0 5 O4 46 190 140 40 6.3 M 0.0 0.1 10.2 57.1 32.6 11 O5 29 130 110 30 3.5 fS,M 0.0 4.8 62.4 19.5 13.3 105 紀 伊 水 道 O6 27 110 110 30 3.4 fS,M 0.0 1.9 66.8 14.4 16.9 90 Kii Suido O7 48 150 190 29 4.2 M 0.0 0.2 2.4 75.7 21.7 12 O9 20 71 100 19 2.2 fS 0.0 7.5 75.1 8.2 9.2 116 響 灘 H1 19 67 98 20 2.3 fS 0.0 5.1 81.5 1.3 12.1 164 Hibiki Nada H2 31 150 110 40 4.0 fS 0.1 1.7 75.2 10.3 12.7 135 H3 29 150 100 39 4.0 fS 0.0 5.7 70.6 8.5 15.2 140 底質記号: M 泥(Mud) fS 細砂(fine Sand) S 砂(Sand)
G 礫(Gravel) Sh 貝殻(Shell) Cy 粘土(Clay) Copper Zinc 湾 域 測 点番 号 銅 亜鉛 µg/g µg/g クロム 鉛 粒 度 組 成 (%) 中央粒径 µg/g µg/g % Chromium Lead
表 2-3 主要湾域の海底堆積物調査結果(平成 28 年)
Table 2-3 Survey Results of Sea Water in the Major Bays in 2016
m Survey Area Station
No. Sampling Date Depth 豊 後 水 道 B1 12月12日 33 - 28.9 131 - 57.5 74 < 0.1 0.0002 <0.0002 0.007 0.0018 Bungo Suido B2 12月13日 33 - 12.5 132 - 09.2 73 0.1 0.0003 <0.0002 0.007 0.0019 B4 12月13日 32 - 50.8 132 - 18.7 107 0.4 0.0011 <0.0002 0.019 0.0075 鹿 児 島 湾 K1 12月14日 31 - 39.3 130 - 44.9 127 3.9 0.0009 0.0006 0.026 0.071 Kagosima Wan K2 12月14日 31 - 29.8 130 - 37.3 220 7.0 0.0018 0.0024 0.055 0.045 K3 12月14日 31 - 23.2 130 - 39.2 224 6.9 0.0024 0.0021 0.073 0.051 富 山 湾 Y1 10月26日 36 - 51.5 137 - 00.5 30 9.0 0.0033 0.0037 0.092 0.16 Toyama Wan Y2 10月26日 36 - 47.8 137 - 04.6 35 33 0.0042 0.0016 0.41 0.077 Y3 10月26日 36 - 46.6 137 - 14.5 16 12 0.0008 <0.0002 0.34 0.037 TBT カドミウム 水 銀 湾 域 測 点番 号 採 取月 日 緯 度 経 度 水 深 石 油 PCB Mercury
Latitude Longitude Aliphatic
H.C. PCBs TBT Cadmium
表 2-4 主要湾域の海底堆積物調査結果(平成 28 年)
Table 2-4 Survey Results of Bottom Sediments in the Major Bays in 2016
強熱減量 底 質 礫 粗・中砂 細 砂 シルト 粘 土 (2000µm<) (250~ 2000µm) (62.5~ 250µm) (2~ 62.5µm) (<2µm) µm
Survey Area Station
No. Ignition Loss Bottom Character Gravel c.& m. Sand fine
Sand Silt Clay
Median Diameter 豊 後 水 道 B1 15 66 86 16 0.8 S,Sh 10.9 74.4 10.0 1.2 3.5 385 Bungo Suido B2 15 68 88 17 1.2 S 0.0 36.9 51.2 2.3 9.6 209 B4 16 66 88 17 1.7 S 0.0 28.1 60.9 2.1 8.9 185 鹿 児 島 湾 K1 30 100 63 16 2.4 M,S 0.0 8.0 32.5 38.3 21.2 41 Kagosima Wan K2 35 120 65 28 7.4 M 0.0 1.7 12.6 45.5 40.2 4 K3 33 120 72 32 9.8 M 0.0 0.3 3.7 50.9 45.1 4 富 山 湾 Y1 30 160 110 53 5.5 M 0.0 0.4 6.5 70.0 23.1 13 Toyama Wan Y2 53 260 130 46 8.1 M 0.0 0.4 6.6 65.5 27.5 17 Y3 38 230 110 59 5.5 M,S 0.0 11.4 16.8 52.7 19.1 26 底質記号: M 泥(Mud) fS 細砂(fine Sand) S 砂(Sand)
G 礫(Gravel) Sh 貝殻(Shell) Cy 粘土(Clay) 測 点 番 号 銅 亜鉛 湾 域 粒 度 組 成 (%) 中央粒径 µg/g µg/g µg/g µg/g % クロム Lead 鉛
図 2 表面海水中の石油濃度(μg /L)
図 3 海底堆積物中の石油(脂肪族炭化水素)濃度(μg /g)
図 4 海底堆積物中の PCB 濃度(μg /g)
図 5 海底堆積物中の TBT 濃度(TBTO μg/g)
図 6 表面海水中のカドミウム濃度(μg/L)
図 7 海底堆積物中のカドミウム濃度(μg/g)
図 8 表面海水中の水銀濃度(ng/L)
図 9 海底堆積物中の水銀濃度(μg/g)
図 10 海底堆積物中の銅濃度(μg/g)
図 11 海底堆積物中の亜鉛濃度(μg/g)
図 12 海底堆積物中のクロム濃度(μg/g)
図 13 海底堆積物中の鉛濃度(μg/g)
0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 駿 河 湾 Suruga Wan 0.69 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 伊 勢 湾 Ise Wan 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 大 阪 湾 Osaka Wan 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 内 浦 湾 Uchiura Wan 0.85 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 仙 台 湾 Sendai Wan 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 東 京 湾 Tokyo Wan 0.63 図 14-1 主要湾域における表面海水中の石油濃度の経年変化
Fig.14-1 Temporal Changes of Concentration of Petroleum Oil in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 紀 伊 水 道 Kii Suido 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 豊 後 水 道 Bungo Suido 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 鹿 児 島 湾 Kagoshima Wan 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 若 狭 湾 Wakasa Wan 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 富 山 湾 Toyama Wan 0.66 0.56 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 4.5 瀬 戸 内 海 ・ 響 灘
Seto Naikai/Hibiki Nada 注)97年は響灘のみ
図 14-2 主要湾域における表面海水中の石油濃度の経年変化
Fig.14-2 Temporal Changes of Concentration of Petroleum Oil in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 伊 勢 湾 Ise Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 大 阪 湾 Osaka Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 内 浦 湾 Uchiura Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 仙 台 湾 Sendai Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 東 京 湾 Tokyo Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 駿 河 湾 Suruga Wan 図 15-1 主要湾域における表面海水中のカドミウム濃度の経年変化
Fig.15-1 Temporal Changes of Concentration of Cadmium in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 紀 伊 水 道 Kii Suido 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 瀬 戸 内 海 ・ 響 灘
Seto Naikai/Hibiki Nada 注)97,06~09年は響灘のみ 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 豊 後 水 道 Bungo Suido 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 鹿 児 島 湾 Kagoshima Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 若 狭 湾 Wakasa Wan 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 富 山 湾 Toyama Wan 0.31 図 15-2 主要湾域における表面海水中のカドミウム濃度の経年変化
Fig.15-2 Temporal Changes of Concentration of Cadmium in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 伊 勢 湾 Ise Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 大 阪 湾 Osaka Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 仙 台 湾 Sendai Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 東 京 湾 Tokyo Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 駿 河 湾 Suruga Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 0.062 内 浦 湾 Uchiura Wan 図 16-1 主要湾域における表面海水中の水銀濃度の経年変化
Fig.16-1 Temporal Changes of Concentration of Mercury in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 紀 伊 水 道 Kii Suido 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 瀬 戸 内 海 ・ 響 灘
Seto Naikai/Hibiki Nada
注)97,06~08年は響灘のみ 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 豊 後 水 道 Bungo Suido 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 鹿 児 島 湾 Kagoshima Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 若 狭 湾 Wakasa Wan 0.00 0.01 0.02 0.03 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 富 山 湾 Toyama Wan 図 16-2 主要湾域における表面海水中の水銀濃度の経年変化
Fig.16-2 Temporal Changes of Concentration of Mercury in Surface Sea Water in the Major Bays
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
2. オホーツク海域の調査
2.1. 調査概要
本調査は、従来、日本周辺海域の調査の一環として実施してきた。しかし、1990 年代から始ま ったロシアによるサハリンプロジェクト(石油、ガス開発)に伴い、現在は、オホーツク海(北海道 沿岸部)の海洋汚染の現状把握を目的として本調査を実施している。 2.1.1. 調査海域 調査海域及び試料採取位置を図 17 に示す。図中に付した記号は測点番号である。 2.1.2. 試料の採取 試料の採取は、海上保安庁海洋情報部所属の測量船で行った。 海水については、ポリエチレン製のバケツを用いて表面海水を採取し試料とした。このうち 重金属測定用試料には、採取後直ちに硝酸(海水 1L につき 8mL)を加えた。 海底堆積物については、スミス・マッキンタイヤ型採泥器を用いて採取し、表層約 1cm を分 取し試料とした。 2.1.3. 分析項目 海水については、石油、カドミウム、水銀及び溶存酸素(DO)の分析を行い、水温、実用塩 分、水素イオン指数(pH)の測定を行った。 海底堆積物の分析は、石油、PCB、カドミウム、水銀、銅、亜鉛、クロム及び鉛の分析を行 い、強熱減量の測定及び粒度分析を行った。2.2. 分析方法
海水 「1.主要湾域の調査」の海水の分析方法と同じである。 海底堆積物 「1.主要湾域の調査」の海底堆積物の分析方法と同じである。2.3. 調査結果
海水及び海底堆積物の調査結果をそれぞれ表 3-1~4-2 に示す。また、海水中の汚染物質の 濃度について、平均値、最小値及び最大値の経年変化(平成 10 年(1998 年)以降)を図 18 に 示す。海底堆積物の分析結果は、乾燥重量に換算している。 以下、海水及び海底堆積物の項目ごとに濃度レベルの状況について記述する。(1)海水
(単位: µg/L) 平成28年(2016) 平均値 最小値 最大値 平均値 最小値 最大値 石油 0.032 0.024 0.041 0.038 0.013 0.10 カドミウム 0.017 0.014 0.024 0.027 0.011 0.047 水銀 0.00040 0.00020 0.00070 0.00033 0.00023 0.0011 過去10年間 (平成18~27年) ※平均値は幾何平均値 各項目とも、低い水準を横ばい状態で推移している。(図 18)(2)海底堆積物
(単位: µg/g) 最小値 最大値 最小値 最大値 石油 0.2 5.7 < 0.1 7.5 PCB 0.0002 0.0048 0.0003 0.0098 カドミウム 0.010 0.054 0.005 0.11 水銀 0.020 0.040 0.019 0.076 銅 20 33 18 34 亜鉛 54 96 44 100 クロム 120 130 120 240 鉛 11 23 10 26 平成28年(2016) 過去10年間 (平成18~27年) 過去 10 年間の値と比較して、ほぼ同様な値を示している。図 17~18、表 3-1~4-2
図 17 オホーツク海域の試料採取位置及び測点番号
Fig.17 Sampling Points and Station Numbers in the Okhotsk Sea
表 3-1 オホーツク海域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 3-1 Survey Results of Sea Water in the Okhotsk Sea in 2016
海 域 水深 採 取
深 度
m m
Survey Area Station No. Sampling Date Depth Sampling Depth オホーツク OH1 7月6日 44 - 50.0 143 - 58.7 183 0 0.041 Okhotsk OH2 7月6日 44 - 29.9 143 - 19.9 59 0 0.024 OH3 7月6日 45 - 19.8 143 - 00.6 122 0 0.034 Longitude 緯 度 N. Latitude Petroleum Oil 石 油 µg/L 測 点 番 号 採 取 月 日 経 度 E. 表 3-2 オホーツク海域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 3-2 Survey Results of Sea Water in the Okhotsk Sea in 2016
海 域 測 点
番 号 水 温 実用塩分 pH 溶存酸素
℃ mL/L
Survey Area Station No. Water Temperature Practical Salinity pH Dissolved Oxygen オホーツク OH1 0.015 0.00020 11.2 32.502 8.20 7.30 Okhotsk OH2 0.014 0.00047 14.4 33.091 8.20 6.09 OH3 0.024 0.00070 11.1 32.218 8.18 7.06 水 銀 Mercury µg/L カドミウム µg/L Cadmium
表 4-1 オホーツク海域の海底堆積物調査結果 (平成 28 年)
Table 4-1 Survey Results of Bottom Sediments in the Okhotsk Sea in 2016
Survey Area Station No. Sampling Date オホーツク OH1 7月6日 44 - 50.0 143 - 58.7 183 3.8 0.0038 0.035 0.027 Okhotsk OH2 7月6日 44 - 29.9 143 - 19.9 59 0.2 0.0002 0.010 0.020 OH3 7月6日 45 - 19.8 143 - 00.6 122 5.7 0.0048 0.054 0.040 海 域 測 点 番 号 採 取 月 日 緯 度 経 度 水 深 石 油 PCB カドミウム 水 銀 µg/g Latitude Longitude Depth Aliphatic
H.C. PCBs Cadmium Mercury
N. E. m µg/g µg/g µg/g
表 4-2 オホーツク海域の海底堆積物調査結果 (平成 28 年)
Table 4-2 Survey Results of Bottom Sediments in the Okhotsk Sea in 2016
銅 亜鉛 クロム 鉛 強熱減量 中央粒径 礫 粗・中砂 細砂 シルト 粘土 (2000µm <) (250~ 2000µm) (62.5~ 250µm) (2~ 62.5µm) (<2µm) µm Station
No. Copper Zinc Chromium Lead
Ignition Loss Bottom Character Gravel c.& m. Sand fine
Sand Silt Clay
Median Diameter
OH1 30 82 120 22 5.0 M 0.0 0.1 4.1 63.8 32.0 9 OH2 20 54 130 11 1.2 S 8.3 87.3 2.9 1.1 0.4 715 OH3 33 96 130 23 6.4 M 0.0 1.0 1.4 44.0 53.6 <4μm
底質記号: M 泥(Mud) fS 細砂(fine Sand) S 砂(Sand) G 礫(Gravel) Sh 貝殻(Shell) Cy 粘土(Clay) 測 点
番 号 底質
粒 度 組 成 (%)
0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
油分(Petroleum Oil)
0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16カドミウム(Cadmium)
0.000 0.001 0.002 0.003 0.004 0.005 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16水銀(Mercury)
図 18 オホーツク海域における表面海水の汚染物質濃度の経年変化Fig.18 Temporal Changes of Concentrations of Pollutants in Surface Layer in the Okhotsk Sea
縦軸 単位:µg/L 横軸 暦年下2桁 最 高 値 Max.
幾 何 平 均 値 Geometric Ave. 最 低 値 Min.
3. 東シナ海域の調査
3.1. 調査概要
本調査は、越境汚染の現状把握を目的として、九州西方の東シナ海域において実施した。 3.1.1. 調査海域 調査海域及び試料採取位置を図 19 に示す。図中に付した記号は測点番号である。 3.1.2. 試料の採取 試料の採取は、海上保安庁海洋情報部所属の測量船で行った。 海水については、ポリエチレン製のバケツを用いて表面海水を採取し試料とした。このうち 重金属測定用試料には、採取後直ちに硝酸(海水 1L につき 8mL)を加えた。 海底堆積物については、スミス・マッキンタイヤ型採泥器を用いて採取し、表層約 1cm を分 取し試料とした。 3.1.3. 分析項目 海水については、石油、カドミウム、水銀の分析を行い、水温の測定を行った。 海底堆積物の分析は、石油、PCB、TBT、カドミウム、水銀、銅、亜鉛、クロム及び鉛の分析 を行い、強熱減量の測定及び粒度分析を行った。3.2. 分析方法
海水 「1.主要湾域の調査」の海水の分析方法と同じである。 海底堆積物 「1.主要湾域の調査」の海底堆積物の分析方法と同じである。3.3. 調査結果
海水及び海底堆積物の調査結果をそれぞれ表 5-1~6-2 に示す。 以下、海水及び海底堆積物の項目ごとに濃度レベルの状況について記述する。(1)海水
(単位: µg/L) 平成28年(2016) 平均値 最小値 最大値 平均値 最小値 最大値 石油 0.073 0.023 0.73 0.028 0.013 0.054 カドミウム 0.005 0.004 0.005 0.008 0.003 0.019 水銀 0.00018 0.00016 0.00020 0.00025 0.00013 0.00081 主要湾外洋域 (平成28年(2016)) ※平均値は幾何平均値 ※外洋域は、各湾域の外洋域の値から幾何平均値、最小値、最大値を求めた 石油は、E1 で、主要湾外洋域、また、平成 26 年及び平成 27 年の同測点の値と比べ高い 値が認められる。 カドミウム及び水銀は、主要湾外洋域と同様に低い値を示している。(2)海底堆積物
(単位: µg/g) 最小値 最大値 最小値 最大値 石油 0.1 1.2 < 0.1 120 PCB 0.0010 0.0021 0.0002 0.097 TBT < 0.0002 < 0.0002 < 0.0002 0.043 カドミウム 0.033 0.065 0.006 1.4 水銀 0.0036 0.022 0.0018 0.38 銅 14 16 14 110 亜鉛 27 45 11 430 クロム 78 89 63 190 鉛 12 19 14 65 平成28年(2016) 主要湾域 (平成28年(2016)) 各項目とも、主要湾域の最小値とほぼ同程度の低い値を示している。図 19 東シナ海域の試料採取位置及び測点番号
Fig.19 Sampling Points and Station Numbers in the East China Sea
表 5-1 東シナ海域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 5-1 Survey Results of Sea Water in the East China Sea in 2016
海 域 水深 採 取
深 度
m m
Survey Area Station No. Sampling Date Depth Sampling Depth 東シナ海 E1 12月18日 33 - 09.9 128 - 10.2 175 0
East China Sea E2 12月17日 32 - 29.8 128 - 00.2 155 0
E3 12月17日 31 - 30.2 127 - 59.8 151 0 Longitude 緯 度 N. Latitude 測 点 番 号 採 取 月 日 経 度 E. 表 5-2 東シナ海域の海水調査結果(平成 28 年)
Table 5-2 Survey Results of Sea Water in the East China Sea in 2016
海 域 測 点
番 号 水 温
℃
Survey Area Station No.
Water Temperature
東シナ海 E1 0.73 0.005 0.00016 19.5
East China Sea E2 0.023 0.005 0.00019 19.7
E3 0.023 0.004 0.00020 20.8 水 銀 Mercury µg/L カドミウム µg/L Cadmium 石 油 µg/L Petroleum Oil
表 6-1 東シナ海域の海底堆積物調査結果 (平成 28 年)
Table 6-1 Survey Results of Bottom Sediments in the East China Sea in 2016
Survey Area Station No.
Sampling Date
E1 12月18日 33 - 09.9 128 - 10.2 175 1.2 0.0010 <0.0002 0.065 0.022
E2 12月17日 32 - 29.8 128 - 00.2 155 0.4 0.0015 <0.0002 0.033 0.0071
East China Sea
E3 12月17日 31 - 30.2 127 - 59.8 151 0.1 0.0021 <0.0002 0.039 0.0036 Latitude Longitude N. E. カドミウム m Depth µg/g Cadmium 水 深 PCB TBT Mercury µg/g Aliphatic H.C. µg/g PCBs TBTOµg/g TBT µg/g 東シナ海 水 銀 海 域 測 点番 号 採 取 月 日 緯 度 経 度 石 油 表 6-2 東シナ海域の海底堆積物調査結果 (平成 28 年)
Table 6-2 Survey Results of Bottom Sediments in the East China Sea in 2016
銅 亜鉛 クロム 鉛 強熱減量 中央粒径 礫 粗・中砂 細砂 シルト 粘土 (2000µm <) (250~ 2000µm) (62.5~ 250µm) (2~ 62.5µm) (<2µm) µm Station
No. Copper Zinc Chromium Lead
Ignition Loss Bottom Character Gravel c.& m. Sand fine
Sand Silt Clay
Median Diameter
E1 16 45 89 12 2.6 S 0.4 31.1 46.9 6.6 15.0 169 E2 14 27 78 19 1.4 S 0.0 20.3 62.7 3.8 13.2 176 E3 14 35 84 14 1.3 S 0.5 42.5 51.6 0.8 4.6 227
底質記号: M 泥(Mud) fS 細砂(fine Sand) S 砂(Sand) G 礫(Gravel) Sh 貝殻(Shell) Cy 粘土(Clay) 測 点
番 号 底質
粒 度 組 成 (%)
資料編(分析フローチャート)
海水の分析
海水中の石油(IGOSS 法油分) 水 層 攪 拌 水 層 n-ヘキサン層 ・n-ヘキサン 100mL ・15 分間 ・n-ヘキサン 80mL ・15 分間 ・n-ヘキサン 10mL ・無水硫酸ナトリウム ・IGOSS 法油分の測定 ・励起光 310nm、蛍光 360nm、スリット幅 10nm ・標準溶液(再結晶クリセン) ・分光蛍光光度計(日立製 F-7000) 海水 2L 攪 拌 n-ヘキサン層 脱 水 濃 縮 定 容 分光蛍光光度計資料編(分析フローチャート) 海水中のカドミウム 海水中の水銀 海水 500mL pH 調整 酢酸ブチル抽出 酢酸ブチル層 蒸発乾固 原子吸光光度計 酸分解 ・pH1 以下で保存 ・20%(w/v) クエン酸アンモニウム溶液 20mL ・1%(w/v) メタクレゾールパープル溶液 0.5mL ・(1+1)アンモニア水 ・酢酸ブチル 20mL で 3 回 ・5%(w/v) ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム溶液 10mL 定 容 ・濃硝酸 1mL ・0.1M 硝酸 10mL ・硝酸パラジウム溶液添加 ・カドミウム 波長 228.8nm ・日立製作所製 原子吸光光度計 Z-2000 海水 20mL 還元気化 金カラムに水銀を捕集 原子蛍光光度計 ・pH1 以下で保存 ・10%塩化第一スズ水溶液 1mL ・キャリアガス アルゴンガス ・還元時間 90 秒 加 熱 ・波長 253.7nm ・日本インスツルメント製 RA-3F ・最高到達温度 600℃ 40 秒
資料編(分析フローチャート) 海水中の COD 海水 50mL 加 熱 放 冷 滴 定 ・10%水酸化ナトリウム 1mL ・0.002M 過マンガン酸カリウム 10mL ・100℃ 20 分間 ・0.005M チオ硫酸ナトリウム ・でん粉指示薬 ・10%よう化カリウム 1mL ・6M 硫酸 1mL
資料編(分析フローチャート)
海底堆積物の分析
石油(脂肪族炭化水素)・PCB 活性アルミナ・シリカゲルカラム分離 ・ 精 製 蒸 留 水 50mL で振とう ・1M 水酸化カリウム・エチルアルコール溶液 50mL ・n-ヘキサン 30mL ・無水硫酸ナトリウム ・無水硫酸ナトリウム 5g(上層) ・活性アルミナ 1g(中層) ・ワコーゲル S-1 3g(下層) n-ヘキサン層 エチルアルコール・堆積物層 振とう 遠心分離 n-ヘキサン層 湿泥 40~50g アルカリ分解 振とう 遠心分離 n-ヘキサン層 ・n-ヘキサン 10mL エチルアルコール・堆積物層 振とう 遠心分離 エチルアルコール・堆積物層 ・1mL ・n-ヘキサン 200mL ・1mL (脂肪族炭化水素) (PCB) ・四塩化炭素 5~20mL ・波数 2930cm⁻¹・標準溶液(n-エイコサン) ・島津製作所製 フーリエ変換赤外分光光度計 IRPrestige-21 ・DB-1 カラム ・島津製作所製 GC-2010plus 水 洗 濃 縮 脱 水 最初の 20mL 濃 縮 蒸発乾固 定 容 赤外分光光度計 残りの 180mL 濃 縮 ECD ガスクロマトグラフ 溶 離 ・加熱還流 1 時間 ・n-ヘキサン 10mL資料編(分析フローチャート) 海底堆積物中のTBT ・サロゲート溶液 100µL(TBT-d27 0.1µg/mL) ・1M 塩酸-メタノール/酢酸エチル(1:1)10mL 振とう ろ 過 ・1M 塩酸-メタノール/酢酸エチル(1:1)10mL 堆積物層 抽出液 ・酢酸エチル/n-ヘキサン(3:2)10mL 堆積物層 ・10%塩化ナトリウム水溶液 20mL ・酢酸エチル/n-ヘキサン(3:2)10mL 水層 水層 有機層 振とう ・n-ヘキサン 30mL 水層 水層 振とう 有機層 湿泥 2~10g 振とう 遠心分離 抽出液層 振とう 水 洗 有機層 溶 離 濃 縮 フロリジルカラム 濃 縮 脱 水 エチル化 振とう 有機層 濃 縮 GC/MS‐SIM ・DB-5ms カラム ・Agilent Technologies 製 ガスクロマトグラフ質量分析計 7890B(GC 部)/5977A(MS 部) ・0.2mL ・5%シ゛エチルエーテル-n-ヘキサン 6mL ・フロリジル 1g ・1mL ・無水硫酸ナトリウム ・n-ヘキサン 5mL ・1mL ・酢酸-酢酸ナトリウム緩衝液(㏗ 5)20mL ・5%テトラエチルほう酸ナトリウム水溶液 1mL ・振とう ・10%塩化ナトリウム水溶液 20mL で 2 回振とう ・内標準溶液 20µL (TeBT-d36 1µg/mL) ・n-ヘキサン 5mL
資料編(分析フローチャート) 海底堆積物中のカドミウム ・6M 塩酸 ・蒸留水 10mL ・MIBK 30mL 残 渣 MIBK 層 MIBK 層 MIBK 層 ・10%DDTC 10mL ・MIBK 10mL ・アンモニア水 ・6M 塩酸 2mL ・1M 塩酸 5mL ・波長 228.8nm ・日立製作所製 原子吸光光度計 Z-2000 ・振とう後、蒸留水 10mL を加えて更に振とう ・25%クエン酸アンモニウム 10mL ・40%硫酸アンモニウム 10mL ・0.1W/V%フェノールレッド 乾泥 2~15g 酸浸出 加熱攪拌 ろ 過 ろ 液 鉄の抽出 水 層 中 和 抽 出 蒸発乾固 水 洗 逆抽出 水 層 定 容 原子吸光光度計 ・10%DDTC 10mL ・MIBK 10mL 水 層 水 層 MIBK 層 抽 出
資料編(分析フローチャート) 海底堆積物中の水銀 海底堆積物中の銅・亜鉛・クロム・鉛 海底堆積物の強熱減量 ・デシケーター中(30 分~1 時間) 粉 砕 放 冷 乾泥 5g 重量測定 加 熱 放 冷 重量測定 加 熱 ・110℃ 3 時間 ・デシケーター中(30 分~1 時間) ・500℃ 3 時間 ・50µm以下 ・アルミニウム製カッフ゜ ・30ton ・検量線法 乾泥 5~10g 粉 砕 蛍光X線分析装置 加圧成型 ・セラミックボード ・キャリアガス 酸素 ・150~600℃まで 3 段階 ・波長 253.7nm ・日本インスツルメント製 MA-3000 ・ 湿泥 0.2g 加 熱 金カラムに水銀を捕集 原子吸光光度計 加 熱 ・最高到達温度 700℃ 40 秒
資料編(分析フローチャート) 海底堆積物の粒度分析 ・0.2%ピロりん酸ナトリウム 分 散 湿泥 50~100g 比重浮標による粒度測定 標準網ふるいによるふるい分け 重量測定 ・2000,1000,500,250,125,63µm