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ピアツピアパソコンネットワークの実例-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

香 川 大 学 経 済 論 叢 第67巻 第 2号 1994年10月 149-186

ピアツピアパソコンネットワークの実例

中 村 邦 彦

I は じ め に 我が短期大学部では,共同利用の研究・教育用として複数のパソコン・プリ ンタを設置しているが,このほどこれらをネットワークで接続した。ネットワー クは予算の都合もあり,

NetWare

L

it

e

による

P

e

e

rt

o

P

e

e

r

型にした。このタ イプのネットワークは最近急速に普及してきており,雑誌などでも紹介記事を よく見かけるようになったが,この種の紹介記事だけでは本当のところはよく わからないものである。ここでは実際に導入して使用した結果に基づき,

P

e

e

r

t

o

P

e

e

r

型のパソコンネットワークの機能と性能について報告する。また,一般 に面倒だ、と思われているネットワーク接続とソフトウェアのインストレーショ ンについても紹介する。 今回構築したネットワークの概要は次のとおりである。ネットワーク接続図 を図

1

-

1

に示す。 図 1-1 接続概念図

(2)

-150- 香川大学経済論叢 384 ノ'i-ソナノレコンビュータ6台, ( )内は本論で使用する略称である。 • PC羽 21Ap2jC9W(Ap2) i486DX2 66MHz,主記憶13MBハードディスク 510M B ,CD-ROM ドライブ • PSjV 2410-NVC(PSjV) i486DX266MHz,主記憶20MB,ハードディスク 340M B,CD-ROM ドライブ • PC-9801RA51(RA20) 80386 20 MHz ,主記憶5MB,ハードディスク 270MB • PC-9801RA5(RA16) 80386 16 MHz,主記憶5MB,ハードディスク 270MB • PC9801RX(RX) Cyrix 486 SLC 36 MHz,主記憶5MB,ハードディスク 180MB • PC-98XV(XL2) Cyrix 486 DLC 16 MHz,主記憶7MB,ハードディスク240M B, 120MB M O装置 プリンタ

3

LaserShotB406G

L

i

ps3対応ページプリング 300dpi • Microline+ F日本語PostScriptページプリンタ 400dpi • Desk

J

.

et 505Plusインクジェット式カラープリンタ 300dpi 当面のネットワークの目標は次のように定めた。 (1) ネットワークに接続したすべてのパソコンから,どのプリンタへも出力が 可能であること。 (2) データライブラリを共有できること。 (3) 光磁気ディスク装置, CD・ROM装置などを共有できること。 (4) システムのインストレーションと管理に利用できること。

(3)

385 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -151ー (5) 将来は学内ネットワークに接続できること。 サーバにインストーJレされているアプリケーションを,クライアントから直 接実行させることは目標にはしなかった。これは

MS-DOS

MS-Windows

は もともとがマルチタスクに対応したシステムではないため,このような使い方 は

P

e

e

rt

o

P

e

e

r

では無理だと予想されるからである。ただし,試験的な実行は 試みた。 以下,ネットワーク機器とソフトウェアおよびそれを選択した理由を簡単に 説明する。 ファイル転送を実用的な速度で実現し,将来は学内ネットワークに接続する ことを考えれば,

E

t

h

e

r

n

e

t

を採用することになる。残る選択肢は

10BASE-T

10BASE2

かである。コスト的にはやや不利ではあるが,パソコンの接続/切り 離しが容易な

10BASE-T

を選ぶのが順当なところであろう。またノートパソコ ンを一時的に接続して使用する場合のことなども考慮すれば

10BASE-T

が有 利である。 ネットワークインタフェースカード(以下NICと略す)にはインテリジェン トタイプとノンインテリジェントタイプがある。更に,ノンインテリジェント タイプの中には

1/0

方式,シェアドメモリ方式,

DMA

方式などがある。インテ リジェントタイプはパソコンの

CPU

の負担を軽くする点は良いのだが,パソ コンの

CPU

が高速になった今となっては,高価な割にはデータ転送速度が出 ない場合が多い。シェアドメモリ方式のものはデータ転送を最も高速に行える と考えられるが,

MS-DOS

UMB

にシェアドメモリ空聞を確保しなければな らず,設定が面倒になるし,利用可能な

UMB

領域が減少したり,分断された りする。ネットワークソフトウェアを組み込んだ状態でも,通常メモリ空聞を できるだけ大きく空けておくためには,

UMB

を有効に利用したい。

1/0

方式の ものは機能的には低いが,最も安価であり,

UMB

を再配置する手間が省けるの で,セットアップが簡単になる。高速な

CPU

を持つパソコンではそれなりに データ転送速度も期待できる。

(4)

-152- 香川大学経済論叢 386 以上の点と, N1C添付のネットワークドライパプログラムなどを考慮して次 の製品を採用した。いずれもアライドテレシス社の製品である。 HUBは同じ メーカのものを選んだだけで特に理由はない。 • 8ポート HUBCentreCOM MR820T • LAN adapter PC98用 CentreCOMRE1001 • LAN adapter PC-A T用CentreCOMRE200l

ネットワーク OSの候補としては次のような製品が考えられる。 • NetWare Lite(ノベル社) • LANtastic (アーティソフト社)

10Net (Tiara社) • QuickNet (ミナトエレクトロニクス)

LANジュニア(コンテック社) カタログや簡単な紹介記事 [1J"-'[4Jを見ただけでは正確な判断はできそう もないので,今回はTCP/1Pとの共存,サーバ/クライアントシステムへの移 行,知名度などからNetWareLiteを採用した。香川大学のキャンパスネット ワークにおいては,一部NetWareが稼動し始めていることもあり, NetWare

L

i

teなら共存も容易であると考えられる。 II インストレーション 2,,1 N1Cの設定 N1C(Network 1nterface Card)のセットアップはトラブルを引き起こしや すいので検討してみる。使用したN1Cは同一メーカーのものではあるが,98用 とDOS/V用では少し違いがあった。 RE1001はPC98のデスクトップ用であ る。 1/0方式であり,下記アドレス空間のどれかを先頭とした200h飛びの32

(5)

387 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -153 ノfイトの1/0空間を{吏用する。デフォルトは

O

O

d

O

になっており,そのままで良 かった。変更する場合は,ロータリースイッチで行う。 表2-1 RE100lが選択、できる1/0アドレス OOdO OOd4 OOd8 OOdc Old2 Old6 Olda Olde ハードウェア割り込みとして INT0, 1, 2, 5のうちの1つを利用する。 PC98シリーズではSCSIのハードディスクがINT1を利用していることが多 いので注意する。この設定はソフトウェアで行う。以前はボード上のデイツプ スイッチやジャンパースイッチで設定変更させるタイプが多かったが,最近は ソフトウェアで設定して,それを不揮発性メモリに記憶させるタイプのものが 多くなってきたようである。

DOS/V機用のNICはRE2001である。やはり 1/0方式であり 240h ~380 h

の聞の連続した16バイトの1/0アドレス空間を使用する。デフォノレトが300h で,そのままで良かった。割り込みはIRQ3, 4, 5, 9のうちの1つを使用 する。 DMAチャネルは5で変更不可とある。設定は98版と違ってすべてソフ トウェアで行うようになっている。 このボードは1/0方式と明記しであるにもかかわらずDMAを使用してい ることは意外であった。 PS/Vにはマルチメディアエクステンションを増設し ているが,デフォルトではこのサウンドボードがDMAチャネ/レ5を使用して いたので,サウンドボードの方を変更した。 98対応のRE1001ではDMAは使 用されていない。 割り込みはPC98におけるINTiとAT互換機における IRQnというのは 異なっているので注意が必要である。 IRQは割り込みコントローラ 8259Aの IRQピン番号であるが,98のINTは98の拡張パスにおける割り込み信号の番 号である。これは8259AのIRQに接続されており,その対応は次のようになっ ている。

(6)

-154- 香川大学経済論叢 388

表2-2 PC98の割り込み信号 IRQ3 INTO

IRQ5 INT 1 (SCSI HD) IRQ6 INT2

IRQ9 INT 3 (SASI HD) IRQIO INT4 IRQ12 INT 5 IRQ13 INT6 マウス ソフトウェアで設定する場合,パソコンをリセットするだけでは設定が有効 にならない場合があるので,電源を入れ直すように指示しであるものはそのと おりにした方がよい。通常, NICには診断用のプログラムが付いているので, テストする。 2..2

NetWare

L

i

t

e

のインストール ここで

NetWare

L

it

e

Ve

r..

1

.

1Jの製品構成を紹介しておこう。 -フロッピーディスク 2枚

NetWare

L

it

e

vL

1Jインストーノレディスク

NetWare

L

it

e

Windows

ユーティリティディスク -マニュアル

B5

判各

1

NetWare L

i

t

e

vL

1Jマニュアル

1

7

0

NetWare L

i

t

e

Windows

ユーティリティ

7

4

NetWare L

i

t

e

キャッシュユーティリティ

2

4

NetWare L

i

t

e

vL

1Jリリースノート

8

頁 アップグレードの手引き

3

PC98

対応版のフロッピーディスクは

1

.

.

2MB

DOSjV

機対応版は

1

.

.

4

4MB

フォーマットで提供される。インストールディスクには

NetWareL

i

t

e

本体が

(7)

389 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -155-含まれており,両版で内容が異なっている以外は,

Windows

ユーティリテイ ディスクの内容,マニュアルともに内容はまったく同じである。

NetWare L

it

e

のインストーノレを始める前に,少なくとも次のことを確認ま たは決定しておく必要がある。 (1) 各パソコンをサーバまたはクライアント専用にするか,サーパ/クライア ント兼用にするかを決めておく。サーバにする場合はサーバ名が必要になる。 実は,サーバ/クライアント兼用にしておけば,あとでN,

etWareL

it

e

の起 動の設定でどうにでもなるのだ、がマニュアルには説明されていない。逆に後 でサーバにするときはインストールをやり直さなければならない。

(

2

)

NIC

の設定値を確認しておく。ハードウェア設定の値が必要になる。

(

3

)

NetWare L

i

t

e

をインストーJレするドライブを決めておく。デフォルトは,

9

8

では

A

:

AT

互換機ではじになる。サーバとして使用する場合はそのド ライフ、がパックグラウンドでアクセスされることになるので,デフォルトド ライブが低速のものになっている場合などは高速のものに変えた方がよい。 変更の仕方はマニュアJレには記載してないが,フロッピーディスクの中の

r

e

a

d

m

e

.

.

t

x

t

に書いてある。 次にインストールの手順を紹介する。 (1)

NetWare L

it

e

のインストールディスクをカレントドライブにして

i

n

s

t

a

l

l

と入力する。デフォルトドライブ以外にインストーノレするときは,

INSTALL 1

=ドライブ名

1 B

=ドライブ名

2

とする。ここでドライブ名

l

NetWareL

i

t

e

のインストール先ドライブ名, ドライブ名

2

c

o

n

f

i

g

.

.

s

y

s

a

u

t

o

e

x

e

c

.

.

b

a

t

のあるドライブ名である。

(

2

)

起動して,まずパソコンをサーバにするかクライアントにするか,サーバ/ クライアント兼用にするかを選択する。

(8)

156 香川大学経済論叢 390 (3) サーバ機能を選択した場合にはサーバ名を入力する。 (4)表示されるメッセージにしたがって操作して行くと,

NIC

の設定に進む。 あらかじめ登録しである

NIC

については名前が表示されるが,

9

8

版ではわ ずかに

4

種類だけである。

DOSjV

版では

2

8

種類の

NIC

が登録されている。 わト!7田州ンタ7:r.-'スカ'ド名 問CB4680インタフェースポートe NEC B4680インタ7エースポード(PC-9801-77/78) NECB4680インタ7:r.-対ド(PC-H98-B10/ll) EPSON Ethernet NIC-NL *その他のかド トヲィ1"名 問CB4680.COM SV4680引COM NB4680.COM ONIC-NL" COM 図2-1 インストールディスクに登録されているNIC

(

5

)

その他のカードを選ぶと,ドライパの入っているフロッピーディスクを セットずるように要求してくるのでそれをセットする。 (6) その他のドライパリストが表示されるので,正しいドライパを指定する。 ボードのデフォルトの設定値が表示されるので,必要なら実際の値に変更す る。 (7) 必要な設定が済むと再び

NetWare

のインストールディスク(表示はプロ グラムディスクになっている)が要求され,ハードディスクへのインストー Jレが始まる。

(

8

)

再びドライバディスクを要求されるのでそれをセットする。 これで

Ne

t

Ware L

i

t

e

の必要なプログラムがコピーあるいは作成され,

c

o

n

.

f

i

,s

.

g

y

s

a

u

t

o

e

x

e

c

b

a

t

が変更される。

c

o

n

f

i

g

"

s

y

s

への変更は

l

a

s

t

d

r

i

v

e

の行が 追加されるだけである。

a

u

t

o

e

x

e

c

.

b

a

t

への変更は次の

2

点である。

• p

a

t

h

a

:

¥

n

w

l

i

t

e

が追加される0

• c

a

l

l

s

t

a

r

t

n

e

t

の行が追加される。

s

t

a

r

t

n

e

t

a

:

¥

n

w

l

i

t

e

内に作成されるパッチファイルでリスト

2

-

1

に示すよ

(9)

391 ピアツピアパソコンネットワークの実例 うな内容である。使用されているプログラムのうち,

s

ha

r

e

.

r

e

1

0

0

O..c

om

NIC

に付属しているものである。 リスト

2

-

1

作成された

STARTNE

T

.BAT

SHARE

LSL

RE1000

IPXODI A

SERVER

CLIENT

NLCACHEX 2

0

4

8

2

.

.

3

Windows

ユーティリティのインストーノレ

-157-NetWare L

it

e

Windows

対応プログラムは,

Windows

ユーティリテイ ディスクから別途インストー1レする。これは

Windows

を起動してから,フロッ ピーディスクの中の

s

e

t

u

p

.

.

e

x

e

を起動するだけである。これにより,

NetWare

L

it

e

のディレクトリにプログラムが追加されるほか,

Windows

のディレクト リへも追加と変更がある。このあたりは

Windows

ユーティリティマニュアル に説明があるので省略するが,

Windows

自体や,

Windows

のアプリケーショ ンがトラブルを引き起こした場合,他のネットワークソフトウェアを組み込ん だりする場合を考えて,

NetWare

L

it

e

を取り除く手立てを考慮しておくべき であろう。なお,

NetWareL

i

t

e

をインストーノレしたときに,

SYSTEMJNI

ファ イルの

[

3

8

6enh

]セクションに追加される以下の設定は,

PC9821Ap2jC9W

に プリインストールしである

Windows

では,設定済みであった。

リスト

2

-

2 NetWare L

i

t

e

のために必要な

SYSTEM

.I

NI [

3

8

6

enh

]セク ションの設定

(10)

-158- 香川大学経済論叢

PSPlncrement =

5

OverLappedIO =

o

f

f

T

i

m

e

r

C

r

i

t

i

c

a

l

S

e

c

t

i

o

n

=

1

0

0

0

0

R

e

f

l

e

c

tD

OSlnt2A =

t

r

u

e

392 通常,

Windows

対応のネットワークドライパをインストーノレすると,ネット ワークドライパとして登録されるのであるが,

NetWare

L

i

t

e

の場合は

Win-dows

のネットワークドライパとしては登録されない。このことは後で述べる 使い勝手の悪さにつながっている。 2..4 初期設定

初期設定に限らず,ネットワークの利用と管理は,

DOS

では

NET

Windows

では

WNET

というプログラムにより,対話的に行うことができる。

NET

は一 部,コマンド行形式でも利用できる。使用する場合はその前にネットワークに

l

o

g

i

n

しなければならない。特定のサーバに

l

o

g

i

n

するのではないが,ネット ワーク内の少なくとも

1

台のサーバが立ち上がっていなければならない(マ ニュアルには半数以上のサーバを立ちあげておくように指示しである)。 最 初 は

s

u

p

e

r

v

i

s

o

r

l

o

g

i

n

して,

NET

を 起 動 す る と 図

2

-

2

の メ イ ン メ

ユ-,~~との通信

コーずアカウントの表示

9

名のマッ7

7

0

9

ハ。スワ}ドの設定

ネットワークの管理

図2-2 NETのメインメニュー

(11)

393 ピアツピアパソコンネットワークの実例 159ー ニューが表示される。ここでパスワードの設定を選んで,パスワードを設定す る。 次に「ネットワークの管理」を選ぶと図

2

-

3

のネットワークの管理メニュー が現れる。ここではその中からいくつか説明する。 -ユーザリスト

ネットワークの管理

監視ロゲ

}

r

Y

トげの環境設定

7

サス

トげのシステム77イ

時刻の同期設定

1

図2-3 NETのネットワークの管理メニュー 初期状態では

s

u

p

e

r

v

i

s

o

r

のみがパスワードなしで登録されている。ここで必 要なユーザを登録する。ユーザ登録では各々のユーザ、にスーパーパイザ権限を 与えるかどうかを選択できる。後に述べるネットワークプリンタとネットワー クディレクトリの登録など,各種のサーバ設定にはこのスーパーパイザ権限が 必要である。ユーザ、のグループを定義する機能はない。 -サーパの環境設定 サーバはそれぞれが

4

つのネットワークディレクトリと

1

つのネットワーク プリンタを設定できるように初期設定されている。最初は特に変更することは ないであろう。 バッファ数やバッフアサイズはサーバのパフォーマンスに関連するが,マ

(12)

160ー 香川大学経済論叢 394 ニュアノレには簡単な説明があるのみで,詳細についてはよくわからない。実際 に運用して見て問題がある場合は,サーパステータスを調べたりして問題の設 -I}--I'"PSVの環境設定情報 接 続 Fイ7ラトン'J'M ネットトクディレクトり ネットチク7"9ン9

n

ントハ事777サイス@ 受信ハキ 771数 受信バ777サイJ," 10バ'J77数 10ハ',77サイス'設定 設定後のトハ。メモけイス寺 院ート管理許可 使用予定サーバ名 (2-25) : (4-200) : (2-20) : (0-3) : (512-4096) : (3-20) : (512-8192) : (0-25) : (2-64) : (近似値): (Y/N) : 現 在 設 定 後 4 4 10 10 4 4 512 512 6 6 1024 1024 4 4 44,397 Yes Yes PSV 図 2-4 サーバの環境設定情報 定値を見つけて変更修正することになる。なお本論で各種のパフォーマンスを 測定しているが,環境設定値は標準値を用いている。 ネットワークディレクトリとネットワークプリングについては節を改めて説 明する。 2..5 トラブルシューティング ここではインストールに係るいくつかのトラブノレについて述べる。 (1) ディスクキャッシコプログラムが異常

NetWare (NetWare L

i

t

e

ではない)のサーバに使用されているディスク キャッシュプログラムは優秀であり,ローカノレのハードディスクよりサーバの デ ィ ス ク の 方 が 場 合 に よ っ て は 速 い こ と は 良 く 知 ら れ て い る の で

[

3

J

NetWare L

it

e

のキャッシュプログラムも優秀なのではないかと期待したのだ が,機種と

DOS

のパージョン,

XMS

メモリマネージャ等の違いによって, キャッシュプログラムが起動しなかったり,起動しでも正常に働かなかったり した。

DOS/V

機では

FAT

テーブJレなどが破壊されてしまったことが一度だけ あり(一度でたくさんだノ),以後使用する気になれない。

PC98

の場合は一見

(13)

395 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -161-正常に動いているようにみえるが,何かの組み合わせのときに異常になったこ とがあり,不安が残る。結局キャッシュプログラムはPS/VもPC98もsmart -drvを遅延書込み禁止にして使用している。クライアント専用のパソコンの場 合はsmartdrvの遅延書き込みを禁止する必要はない。この辺のことはキャッ シュユーティリテイマニュアルに詳しく説明されているのでここでは省略す る。 (2) 正しいNE

T

.

CFGが登録されない場合がある。 問題点としては,アライドテレシス社のREIOOO,RE2000シリーズの場合,イ ンストール時に自動生成される NE

T

.

CFGというファイルが不完全なもので あったため, DOS/V機ではうまく稼動しなかった。 PC98の場合も両様に作成 されたNE

T

.

CFGは不完全なものであったが,動作は正常であった。 NET CFGは普通のテキストファイルであるので,エディターで修正することで解決 した。両機種共にTCP/IPも利用する場合のことを考えて完全なものに書き換 えて使用している。 PC98の例を示す。 リスト 2-3 インストール時に作成されたNE

T

.

CFG

書Setupthe REIOOO card

L

i

nk driver REIOOO INT 0 PORT ODO リスト 2-4 実際に使用している NE

T

.

CFG (98用)

L

i

nk Support (1) NetWare Liteのサーバ機能とsmartdrv..exeを同時に使用するときは,smartdrv.exe の遅延書き込みを禁止するように指示されている。

(14)

-162

max s

t

a

c

k

s

8

ProtocolIP

Bind REIOOO

P

r

o

t

o

c

o

l

ARP

B

ind REIOOO

香川大学経済論議 非非

T

h

i

ss

e

c

t

i

o

n

i

s

f

o

r

REIOOO d

r

i

v

e

r

L

i

n

k

D

r

i

v

e

r

REIOOO

P

o

r

t

d

O

I

n

t

0

Frame ETHERNET I

I

Frame ETHERNET 8

0

2

.

.

3

P

r

o

t

o

c

o

l

IPX 0

0

0

0

ETHERNET 8023

P

r

o

t

o

c

o

l

IP 0

8

0

0

ETHERNET I

I

P

r

o

t

o

c

o

l

ARP 0

8

0

6

ETHERNET I

I

396 リスト

2

-

4

はボードに添付されていた

n

e

t

c

f

g

のプロトタイプから,

Frame

ETHERNET 8

0

2

.

.2の記述を削除した以外はそのままである。

framet

y

p

e

とし て

ETHERNETI

I

ETHERNET8023

の 両 方 の 記 述 が あ る が , こ れ は

TCPjIP

は前者を,

NetWare

は後者を使用するためである。本システムでは実 験的に

TCPjIP

も使用するのでこのまま使用している。 (3) フロッピーディスクの交換を認識しない場合がある 1, 2のパソコンで,途中のフロッピーディスク入れ替えの後に rフロッピー ディスクが準備されていない」というエラーが表示されて進めなくなることが あった。ディスクキャッシュプログラムや

CD-ROM

ドライパと相性が悪い場 合があるようである。フロッピーディスク装置との相性もあるのかもしれない が,原因となりそうなデバイスドライパや常駐プログラムを取り外してやり直 したらうまくいったので,それ以上原因を追求していない。 (4)

CD-ROM

が利用できない

(15)

397 ピアツピアパソコンネットワークの笑例

-163-NetWare L

i

t

e

のインストーラが作成した

a

u

t

o

e

x

e

c

b

a

t

をそのまま使用し たのでは

CD

-

R

OM

ドライブが使えなくなる。 ζの件については,すでに文献

[

4

]

などで知っていたのであらかじめ対処できた。

m

s

c

d

e

x

.

.

e

x

e

をc1

i

e

n

t

を起 動後に組み込むのである。

mscdexexe

は-'E組み込むと取り外すことができ ないので,これで

NetWare L

i

t

e

も取り外すことができなくなる。

(

5

)

メニュープログラムと相性が悪い場合がある メニュープログラムに限らず,ハードウェアに直接アクセスするタイプの常 駐型プログラムとは共存できない場合があることを覚悟しなければならない。 今回の導入で確認できたのは,

ICM

社のメニュープログラム

EOve

r.

2

5

がト ラブルを引き起こすことである。最初は

EO

を組み込んだままでも正常に動作 しているように見えたが,ネットワークプリンタを使い始めた途端にトラブル が続出した。'l"menu~ こ取り替えて解決した。 (6) メモリが足りない

TSR (

T

e

r

m

i

n

a

t

e

and S

t

a

y

R

e

s

i

d

e

n

t

)

をいくつも組み込むことになるので, 通常メモリが占領されて,大きなアプリケーションが使用できなくなる。

High

Memory

UMB

を利用して通常メモリの空きエリアを増やすようにする。

PC9821Ap2

CR-ROM

ドライパを組み込んでいる例を示す(リスト

2

-

5

2

-

6

)

。メモリマネージャは

1

/

0

データ社の

MEMORYSERVER 1

1

を利用して いる。 リスト

2

-

5 P

C

-

9

8

2

1

A

p

2

のための

c

o

n

f

i

g

.

s

y

s

f

i

l

e

s

=

4

0

b

u

f

f

e

r

s

=

1

0

dos=high

umb

l

a

s

t

d

r

i

v

e

=

q

s

h

e

l

l

=

a

:

¥

d

o

s

¥

c

o

m

m

a

n

d

com a

:

¥

d

o

s

j

p

j

e

:

6

4

0

(2) 'l'

m

e

n

u

/

p

l

u

s

じろすけ(大沢次郎),たきゅろ(大沢卓朗)作のフリーソフトウェア。

(16)

164ー 香川大学経済論叢

d

e

v

i

c

e

=

a

:

¥

e

t

c

¥

v

m

m

3

8

6

.

.

e

x

e

/

i

/

m

/

n

v

/

u

d

e

v

i

c

e

h

i

g

h

=

a

:

¥

d

o

s

¥

s

e

t

v

e

r

.

.

e

x

e

d

e

v

i

c

e

=

a

:

¥

d

o

s

¥

n

e

c

c

d

s

y

s

/

D

:

C

D

_

1

0

1

リスト

2

-

6 a

u

t

o

e

x

e

c

PC

9821Ap2netware l

i

t

e

の関連部分

p

a

t

h

a

:

¥

n

w

l

i

t

e

を追加する。

l

h

SHARE

l

h

LSL

RE1000

l

h

IPXODI A

l

h

SERVER

l

h

CLIENT

m

s

c

d

e

x

/

d

:

c

d

1

0

1

/

e

/

l

:

q

smartdrvexe 2

0

4

8

1

0

2

4

a

b

c

398

d

e

v

i

c

e

h

i

g

h

l

o

a

d

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i

g

h

(

l

h

)

を指定できるだけ指定している。ただしこのシステ ムでは,実際に

UMB

にロードされているのは

s

h

a

r

e

.

.

e

x

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lsLcom

s

m

a

r

t

-d

r

v

.

e

x

e

の一部のみである。

RE1000..COM

l

o

a

d

h

i

g

h

には対応していないと の記載が説明書にあるので,

l

h

を指定していない。ただ,通常の使い方では

UMB

にロードしでも正常に動作しているようにみえる。

mscdex

/

e

スイッ チは一部のメモリを

EMS

に置く指定である。

いずれにしても,

DOS 5

.

.

0

以上では

HighMemory

Upper Memory

を利用

することによって通常メモリを

500KB

程度確保できるので,通常のプログラ

ムは実行可能である。

PS/V

では日本語関連のドライパが大きいのでb大変だ、が,

UMB

を大きく取れるので

510KB

程度確保できた。

III ネットワークプリンタ

(17)

399 ピアツピアパソコンネットワークの実伊j -165-L B の J q ル ミ 一 か ユ ズ ジさ-ィ モ き 一 サ 連 大 寸 │ 関の一 I 閃リ一

4

h モ一ル 汗 メ -m k 有 一 ﹄

r

占一ユ 寸 ジ 2 モ 表 IsLcom 4240 share exe 6368 vmm386 exe 3520 re1000com 4512 ipxodi.com 7072 server exe 48400 cIient..exe 17056 neccdsys 5984 mscdexexe 15696 EMSメモリ 16KB (注) EMSはmscdexが使用 ネットワークプリンタを利用するためには,まずネットワークプリングを登 録しなければならない。ネットワークプリンタとして登録できるのは,サーバ に設定しであるパソコンにローカル接続されているプリングである。ネット ワークに直接接続されているプリンタを登録することはできない。登録できる ネットワークプリンタの台数はデフォルトでサ}パ当たり 1台,最大は3台で ある。

登録は,

DOS

ではNETユーティリティを,WindowsではWNETを使用し て行う。ただし,登録が行えるのは,ス、ーノTパイザ、とスーノfパイザ権限をもっ ユーザ、である。 NETを使用する場合の概略は次のようになる。 (1) NETを起動し,ネットワーク管理を選択する。

(

2

)

ネットワーク管理メニューの中からネットワークプリンタを選ぶ。その時 点で利用可能なネットワークプリングの一覧が表示される。

(

3

)

プリンタを追加するために

[

I

N

S

]

キーを押す。サーバの一覧が表示され る。

(

4

)

サーバを選択する。 (5) ネットワークプリンタ名を入力する(図 3-1)。 (6) プリングが接続されているポートを指定する(図3-2)。

(18)

-166- 香川大学経済論叢 (7) ネットワークプリンタの情報画面でパラメータを設定する。 図

3

-

3

はすべてデフォルトの値である。 メインメニr ネットワークの管理 ネ7トワ自ク

n

ン9 サ吋ゾ ユーす守との通のトの!信マ表ッ7示 監視ログ ユーす.,カ ドライ7'名ウン y ッートロワークヂイレクトり

n

トン ネット9-?70 リンク ハ

O

;

w

_

ドのの管設理定 サ-1いの環境設定 ネットり【ク ササゾステ戸"7.

i

ネットワーク7・9:;'1名 (15ノマイト以内): 図3-1 ネットワークプリンタ名の登録 ステ回Pス シ ョ

n

ト7. ヂ7ォルトのl?t7.権 非デフォルト権のPず 文字数/秒 設定文字列 エラー待ち時間 す吋ゾホ.ート 現在の用紙の種類

利用可能な十がホ。』ト

C

O

M

l

C

O

M

2

L

P

T

1

L

P

T

2

L

P

T

3

図3-2 プリングのポ}トの指定 わトロサ

n

ンタ LASERSHOTの情報 :準備完了 : (りトを表示するには、 Enterトを押す) ALL C97.トを表示するには、 Enterキ'-を押す) (1-65535): 16384 : (似トを表示するには、 Enterキーを押す) (10-120秒):15 LPT1 1 図3-3 ネットワークプリングの情報 設定情報について説明する。 400 「デフォルトのアクセス権J

I非デフォルト権のユーザ」の設定により一部の ユーザに使用させないことができる。「デフォルトのアクセス権」は「なし」か

(19)

401 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -167ー i

ALL

Jである。「非デフォルト権のユーザ」というのは妙な日本語だが, フォルトのアクセス権とは異なるアクセス権をもっユーザ、のことである。 ア 「文字数/秒」はプリンタにデータを送出する速度である。速度はサーノTの環 境設定の中のプリントパップアサイズ(図

2

-

4

参照)とも関連するが,多くの プリンタは紙送り速度とデータ処理速度に制約されるので,設定備はこの程度 で十分で、ある。 「エラー待ち時間」はプリンタエラーであると判断するまでの待ち時間であ る。

P

o

s

t

S

c

r

i

p

t

プリングのように,長い間プリンタが

B

u

s

y

になったままになる 場合は, これを長く設定しておく。 「現在の用紙の種類」はプリングの用紙を変更bたい場合に利用する。番号と 用紙は特に対応、が決めであるわけではないので, モード変更などにも使えそうである。 ユーザが決める。プリンタの 以上で登録は終了する。 3..2 ネットワークプリングの利用 ネットワークプリングを利用しようとする場合は,出力ポートをネットワー クプリングに接続する操作をしなければならない。

NetWare

ではこれをキャ プチャと呼んでいる。 この操作は, たとえローカル接続されているプリングに 印刷する場合でも, そのプリングがネットワークプリンタとして登録されてい る限りは省略することはできない。 ここらは使用者から見れば不自然な感じが するところである (5.1節

a

を参照)。 (l)

(

2

)

(

3

)

(

4

)

DOS

からのキャプチャの設定は,次のようになる。 NETを起動し, プリントメニューを選ぶ。 プリンタポートを選ぶ。 LPT1~LPT3 まで表示されるが 98 では LPT1 だけが使用できる。 ネットワークプリンタを選んで接続する (図

3

-

4

)

接続するとキャプチャ設定ウインドウが開くので必要に応じてパラメータ

(20)

-168-を変更する 香川大学経済論叢 ネットワサ

n

ンタ サ回". 権利 図3-4 ネットワークプリンタへの接続 ホ.田ト LPTlのキャ

n

ャ設定 ハ+ナ国 コピー数 70 9:;~への直接出カ 7オ回A7イ同ド シ ョ7.の保持 70 9ント完了通知 (Y/N): No (1-250): 1 (Y/N): No (Y/N): Yes (Y/N): No (Y/N): No (ト10): 1 用紙の種類 設定文字列

n

o 数 (変更あれば入力):DEFAULT (0-30): 0

n

ンタの待ち時間 (0-3600秒): 10 図3-5 プリンタのキャプチ、ャ設定 (図

3

-

5

)

402 図

3

-

5

のパラメータを見て rいろいろ設定できる」と考えたら間違いである。 実は

NetWareL

i

t

e

はプリンタの機種による違いをまったく認識していないの である。

ASCn

文字をそのまま印字するシリアルプリンタを想定して作成され たものであろうが,

P

o

s

t

S

c

r

i

p

t

L

i

p

s

3

等のプリンタ記述言語を持つページプリ ンタでは,そのままでは邪魔になるだけである。デフォルトで

Yes

になってい るフォームフィードを

No

に変更しなければならない。 これらのパラメータの デフォルト値を変更できればまだ、良いのだが, その機能がないので, この設定 変更はキャプチャ設定をするたびに行わなければならない。ただし,キャプチャ はNETをコマンド行からパラメータを付けて実行することは可能である。次 に一例を示す。

n

e

t

c

a

p

t

u

r

e

l

p

t

l

l

a

s

e

r

s

h

o

t

formfeed=n

.rプリングへの直接出力」というのは少し説明を要する。 ここカま

No

になって いると, プリンタへの出力は-'El,サーバのプリントキューにファイルとして

(21)

403 ピアツピアパソコンネットワークの実例 169-保存される。

Y

e

s

の場合はファイノレにしないで直接プリンタに送り出す。

.

r

ジョブの保持」を

Yes

にするとプリント出力はプリントキューに保存された ままになっている。

No

にすれば自動的に印刷される。

• r

プリンタの待ち時間」も少しわかりにくい。

Windows

のアプリケーション はプリント出力が終了したことをシステムに通知するようになっているが,

DOS

アプリケーションではこれがない。したがって

DOS

アプリケーション では,プリンタへの出力が停止しでも,それが中断なのか終了なのかがわか らない。

NetWare

L

i

t

e

では出力が一定時間以上停止した場合に印制が終了 したものと解釈することにしている。これがそのための時間で,秒単位で指 定する。 キャプチャ設定後は,通常の印刷手順で印刷できる。 「ジョブゃの保持」を

Yes

に設定レている場合は,プリント出力はサーバのプリ ントキューに保存されたままである。これらのプリントジョブを実際に印刷す るには次のようにする。 (1) NETを起動し,プリントメニューを選ぶと接続中のネットワークプリン タが表示される。接続されていない場合は再接続する。

(

2

)

プリンタを選んでリターンを押すと,その時点、におけるそのプリンタへの プリントジョブが表示される(図

3

-

6

)

。表示は極めて簡単なものである。も ちろんプレビューはできない。せめてファイルのサイズと作成日時くらいは 付けて欲しいところである。印刷したいジョブを選んでリターンを押すと図

3

-

5

と同様の設定パラメータが表示されるので,ここで「ジョフゃの保持」を

No

に変更することにより印刷される。他にこれといった機能はないが,プリン γョ7'番 号 zサe

o

N雌A肌JRA N,瓜A肌JRA 2 N,瓜A孤JRA γョ7+名 γョ7'ステサス LPTl Captu日 保 持 中 LPTl Capture 保持中 LPT1Capture 保持中 図3-6 プリントジョブの一覧

(22)

-170ー 香川大学経済論議 トジョブを削除することはできる。 3,,3 印刷時間 404 ローカルプリンタに直接印刷した場合とネットワーク経由で印刷した場合の 印刷時間を比較した。 R.

MS-DOS

からの印刷

PC

9

8

0

1

R

A

(

8

0

3

8

620MHz)

の一太郎

4

.

.

3

から

A4

判用紙

1

4

ページの文字ば かりの文書を

L

a

s

e

r

S

h

o

t

で印刷した。出力ファイルのサイズは

1

2

7

1

6

9

バイト であった。ネットワーク印刷のときのサーバは

P

C

9

8

2

1

A

p

2

である。印刷の間, サーバは

DOS

のアイドル状態にした。なお,使用した

L

a

s

e

r

S

h

o

t

の印刷速度は

A4

判用紙で

1

分あたり

8

枚となっている。 表

3

-

1

一太郎4.

3

の文書の印刷時間 (単位:秒) 印 刷 方 法 プログラム解放 印刷終了 説 明 ローカJレ印刷

1

0

2

1

2

3

ネットワーク印昂リ

1

1

0

2

1

2

3

直接出力

=

Y

e

s

ネットワーク印刷

2

1

0

2

2

2

9

直接出力

=No

プリングへの直接出力設定を

Y

e

s

にしたネットワーク印刷は,ローカル印刷 の場合と同じになった。ネットワーク印刷

2

は直接出力設定を

No

にした場合 である。プログラムが解放される時聞が同じであるから,クライアント側の

Net Ware

L

i

t

e

のオーバーヘッドは無視できるほど小さいということである。 一太良防〉らの出力がすべて終了してから

1

0

秒後に初めて出力がプリングへ送 出されるので,正味の印刷時聞は

2

2

9

-

1

0

2

-

1

0=

1

1

7

秒である。大部分は紙送り の時間であると考えられるので,問題のない結果である。 大量の印刷を行う場合,アプリケーション側の処理がすべて終了するまで印 刷が始まらないので, トータノレの印刷時間が長くなってしまう。急ぐときは直 接出力を

Y

e

s

にすれば良さそうだが,直接出カジョブが競合した場合が心配で ある。NETのオンラインへJレプによれば,後から出力しようとしたジョブはプ リントキューに入るように書いてあるが,実際にはそうはならなかった。先に

(23)

405 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -171ー 出力されたジョブはすべて正常に印刷されたが,後から出力しようとしたジョ ブは行方不明になった。パソコンが複数の部屋に分散しているようなときは, 直接出力はしない方がよい。直接出力が

No

になっている場合は,複数のジョブ が競合しでも問題はなかった。 サーノTに負荷がかかった場合にどの程度の影響が出るか測定してみた。まず, サーノてを

Windows

のアイドル状態にしてみたが,印刷時聞に差はなかった。次 にサーバに別のクライアントから連続的なファイル読み出しの負荷を与えた。 先の文書の場合は印刷時聞が

1

秒程度長くなっただけであった。ファイルの読 み出し速度は印刷中も,最高速度のままであった。ファイlレの読み出しは,約 1 M Bのファイlレの読み出しを繰り返すものであったので,ファイノレ全体が ディスクキャッシュに収まっているのであろうが,よい成績といえる。

b Windows

からの印刷

Windows

からネットワークプリンタを利用する場合も,ポートをキャプ チャしなければならないのは

DOS

の場合と同じである。設定は

Windows

対応 の

WNET

ユーティリティを使用すれば

Windows

上から設定できるが,

DOS

モードで設定したキャプチャも有効である。

Windows

からネットワークプリンタを利用する場合は

r

高速に印刷」の チェックをクリアしておかなければならない。これはコントロールパネルのプ リング設定の中でプリンタ接続を行うときに表示されるダイアログボックスで 設定する(図

3

-

7

)

0

N

e

t

W a

r

e

L

i

t

e

はプリント出力を

DOS

レベルで横取りして いるために,これが必要になるものと思われる。 逆に,

DOS

にプリンタドライパを組み込まず,

NetWare L

i

t

e

も使わないで ローカノレプリンタに出力するときは r高速に印刷」をチェックしておかないと 印刷されないので注意が必要である。

NetWare L

it

e

のプリング設定における菌接出力の設定は無視されている。 説明が見つからなかったが,この機能はプリントマネージャに吸収させたのか もしれない。プリントマネージャを使わないと,

NetWare

L

i

t

e

のプリンタ設定 における直接出力指定のあるなしにかかわらず,直ちにプリンタに出力された。

(24)

172 香川大学経済論叢 406 図3-7 高速に印刷のチェックをクリアする 表3-2 Word50の文書の印刷時間 プログラム解放 印刷終了 説 明 ローカlレ印刷1 26 103 プリントマネージャなし ローカlレ印刷2 8 108 プリントマネージャあり サーノてからのネットワーク印刷1 342 365 プリントマネージャなし サーノてからのネットワーク印刷2 13 108 プリントマネージャあり クライアントからのネ、yトワーク印刷 1 544 566 プリントマネージャなし クライアントからのネットワーク印刷2 10 107 プリントマネ}ジャあり Windowsのアプリケーションからの印刷時間の測定には, MS-W ord 5..0の テキストのみのA4判で10頁の文書を用いた。フォントは日本語MS-明朝と 欧文timesnew romanである。ただし,印刷時はLasershot内蔵フォントに置 き換えて印刷するモードで印刷した。 結果を見ると,

DOS

アプリケーションとは別の処理を行っているようだ。 Windowsのアプリケーションからの出力は一旦プリントマネージャに渡さ れ,更に NetWareLiteのサーバに転送されているようである。もしそうなら プリントマネージャを使わない方が手聞が省けて速くなりそうなものである

(25)

407 ピアツピアパソコンネットワークの実伊j -173 が,実際にはプリントマネージャを経由させた方が断然速かった。出力がすべ てサーバに転送されると,直ちにプリンタに出力されており,

DOS

のときに あった待ち時間はない。

I

V

ネットワークデ、イレクトリ 4リl ネットワークディレクトリの登録 サーノてのイ壬意のドライブまたはサブディレクトリをネットワークディレクト リとして登録できる。デフォルトではサーバ当たりし最大

2

0

まで登録できる。 初期状態では各サーバのドライブ

A(DOS/V

機ではドライブ

C)

のみが登録 されている。不要なら削除する。 NETによる登録の手順を紹介する。 (1) NETを起動し,ネットワーク管理を選択する。 (2) ネットワーク管理メニューの中からネットワークディレクトリを選ぶ。そ の時点で利用司能なネットワークディレクトリの一覧が表示される。

(

3

)

ディレクトリを追加するために

[INSJ

キーを押す。サーパの一覧が表示 される。 (4) サーバを選択する。 (5) ネットワークディレクトリ名を入力する(図4-1)。 (6) ネットワークディレクトリの情報画面で実際のパス名などを設定する メインメニュー ネットワサの管理 ユ ユ7ド.ササラHイン守'アカ7トとe名ウのン通のトのマ信表ッ7"示 監視ログ エ ネ ネ ラ7? サグトワサヂ7ィ1 ? ト9-'!7"9ンタ J、・スロードのの管設理定 サ吋ゾの環境設定 ネ7~9サ す吋マステータス セ?ト附 図4-1 ネットワークディレクトリ名の登録

(26)

174ー 香川大学経済論叢 408 .1デフォノレトのアクセス権」は「なしj,1 READ j, 1 ALL j の3つの中から 選ぶ。 • 1非デフォノレト権のユーザ」はプリンタの場合と同様の意味である。 4“2 ネットワークディレクトリの利用 ネットワークディレクトりをクライアントの空きドライブ名にマウントする

(NetWare L

i

t

e

ではマップするという)0

NET

による操作例を示す。

(

1

)

NET

を起動し,メインメニューのドライブ名のマップを選択する。 (2) 使用したいドライブ名を選択しリターンを押す。これでその時点で利用可 能なネットワークディレクトリが表示される。

(

3

)

利用したいディレクトリを選んでリターンを押す(図

4

-

3

)

。 わトワークディレクトリ CLIPART (トハ。 PSV上)の情報 実際のディレタトりバス名 (40ハYト以内):C: デ7ォルトのTクtA権 : ALL 非ヂ7オルト檎(J):Jc寸 :(9Aトを表示するには、Enterキーを押す) 図4-2 ネットワークディレクトリの↑清幸匠 メインメニr ドライ PSV ユユト.ササライカ7Tとφの通トの信表 B:! GAMES 98AP2 名ウンのマヲ7示. C: D:

n

トン E: バスロート@のの管設理定 F: ネヲトワーク G: H: 1 : J: K: L: M: N: 図4-3 ネットワークディレクトリのマウント

(27)

409 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -175-ドライブのマッピングはコマンド行からも指定できるので,システム起動時 に自動設定することは容易である。ただし,サーバ当たりの接続数は設定によ り制限されているので,使用するときだけマウントする方がよいであろう。 4..3 ファイルコピーの速度 約1MBのファイル 1個を copyコマンドで転送した場合の時聞を測定し た。Windowsにおけるコピーはファイルマネージャで行おうとしたが,計測が 手動になるので使用せず,代わりに VisualBasicのFileCopy文の実行時聞を 内部時計を用いて計測するプログラム作成して行った。ディスクキャッシュの ところで述べたように,キャッシュはsmartdrv..exeをサーバでは遅延書き込 みを禁止して使用している。計測は,一応ネットワークに接続しているすべて のパソコンで行ったが,パソコンはl台として同じ機種はなく,メモリ,ハー ドディスクのタイプや機種が異なっているので,ここでは最も高速である PC9821Ap2とPS/Vとの聞の数値のみを示す。

DOS-DOS

モードでは約

3

0

0KB/

秒のコピー速度が得られた。これまで筆者 が香川大学情報処理センターの

UNIX

機とパソコンの間で行ったデータ転送 と比較してみても,この速度は十分に満足できるものである。Windowsが絡ん でくると速度低下が避けられないが,これも

1

割から

2

5

分程度に収まって おり,実用には十分耐えられる程度である。 表

4

-

1

ファイルのコピー速度(単位

:KB/

秒) Server=Ap2 Server=PS/V 接続モード Down Up Down Up DOS-DOS 297..3 322..1 322..1 322.1 Win-DOS 276..1 282..8 269..6 289..9 DOS-WIN 257..7 263..5 276.1 289..9 Win-Win 236..6 241. 6 252“1 269..6

(28)

-176ー 香川大学経済論叢 410 4..4 同時アクセス時の読み出し速度 より正確なデータ転送速度を得ょうとして,読み出しだけの時聞を計測する プログラムを作成して測定してみた。その際,同一サーバに複数のクライアン トが同時にアクセスする場合の測定も行うことにした。最もハードウェア性能 が高そうなAp2をサーパにして,速そうな機種から順に4台をクライアントと して使用した。ただし,その 4台はいずれもサーバクライアント兼用モードに 設定しである。多重度を増加させていく場合も速い機種から順に追加した。結 果を表4-2と図4-4に示す。 表4-2 多重度による読み出し速度の変化 多重度1 多重度2 多重。度3 多重度4

PS/V

438.7 317..2 168..7 54..6 RA20 365.3 311 9 229..5 63..7 XL2 320 8 300 3 269..3 224..6 RX 281.0 259..8 254 4 242.3 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 O x1 x2 x3 x4 図4-4 多重度による読み出し速度の変化

(29)

411 ピアツピアパソコンネットワークの実例 7 7 ケ' i 多重度

1

の場合は,ほぽ予想、された順位になっている。多重度を上げると高 速の機種ほど速度が低下する傾向が見られ,多重度

4

ではついに最も遅いはず のRXが最高速度になってしまった。 PS/Vの速度低下が最も著しいが, RA20 (20 MHzのPC9801RA)でも同様の傾向が見られるので,機種の違いではなさ そうである。サーバが遅い機種のサービスを優先するなど,何等かのスケジュー リングを行っているのか,あるいは速い機種ほどネットワークの空き時聞を捕 まえるのを遠慮しているのかと考えて, Ap2にはPS/Vからのアクセスだけを 残し,他のパソコンは別のサーバにアクセスさせてみた。その結果PS/Vの極 端な速度低下は起こらなかった。したがって極端な速度低下はサーバ側の問題 であることが推定される。 4..5 光磁気ディスク装置と CD.ROM装置

a

光磁気ディスク M O装置はPC98XL2に接続している。 Ap2からM Oにファイlレをcopyす る場合, XL2のハードディスクに書き込む場合に!比べて 3..3倍の時聞がかかっ ている(表ト3)。機器構成が特殊なので単純に比較するわけにはいかないが, M Oは書き込むときに3倍時聞がかかることから,納得できる結果である。 表4-3 光磁気ディスクへの コピー速度 E幽田ーーー,園田 速度(KB/S) Ap2→

MO

Ap2→Disk 58..1 194.2 h. CD.ROM ネットワーク内にはCD.ROM装置が2台ある。 l台はAp2に内蔵のもの で,他のl台はPS/Vに増設したマルチメディアエクステンションに付属のも のである。いずれも倍速ドライブである。PS/VのDOSはVer63であるので, smartdrv..exeはCD.ROMのキャッシングが可能である。その差がどう出るか 調べた。測定は2種類行った。 1つは約1M Bのファイル1個の読み出し,他

(30)

-178- 香川大学経済論叢 412 の1つは259個のファイノレを含むサブディレクトリの一括コピーである。 PSjVからの読み出しの場合は 2回目からはキャッシュを読み出している ので速くなる。多数のファイノレを一度にディレクトリごとコピーする場合でも, キャッシングの効果は大きいことがわかる。 表4-4 CD-ROMからの読み出し速度 ファイル1f回の場合 (KBj秒) 機 穏 Ap2→RA20 PS/V→ RA20 2回目 157.5 346 2 表4-5 CD-ROMからのファイルコピー速度 ファイル259個全2.5MB (秒) 機 種

I

1回目

I

2回目 Ap2→RA20 PS/V→RA20 95..5 40..8 4..6 ネットワークディレクトリにアプリケーションを置いた場合の実行速 度 今回のシステムでは,最初からこうした使い方を考えていたわけではなかっ たが,参考のために実験してみた。サーバのハードディスクにMicrosoftC 6..

O

をインストールし,クライアント側にソースプログラムを置いて

GNU

gzipexeをmakeした。サーノてはPSjV(ISA)であり,クライアントはAp2と

PC9801NSjTである。 PSjVは旧型のISAパスのもの, Ap2はNICがNEC

製のもの,NSjTのNICはアライドテレシス社のME1500を接続したもので ある。このテストを行ったシステムは,これまでのシステムとは別であるので,

数値はあくまで参考までということで紹介する。 Ap2では通常メモリ不足のた

め, CD-ROMドライノ-{, NetWare

L

i

teのサーバ機能などを落としてテストし た。

(31)

413 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -179ー 表4-6 MSC6..0によるコンパイル時間 実 行 モ ド 笑行時間(秒) NS/Tでローカルに実行 287 Ap2でローカルに実行 41.5 NS/TでCをネットワークに置いて 393 笑行 Ap2でCをネットワークに霞いて実行 137 V 比較検討 ここではNetWare

L

i

teの問題点をいくつか指摘したい。 5“1 Windowsからの使用法

NetWare

L

i

teはDOS対応のNOSとして開発されたものであり,事実,

ノTージョンLOxまではWindowsでのトラフソレが多かった。それがL1では

かなり改善されている。しかしながらWindowsはもともとネットワークには 対応しているので, Windows対応のNOSを開発するならWindows風のやり 方に従うべきであった。 NetWareLiteのやり方はWindowsにおいては違和 感がある。ここではWindows風との違いをまとめてみた。 Windows風として 取り上げるのはChameleonと呼ばれる一群のネットワークソフトウェアであ る。その中でネットワークプリンタとネットワークディレクトリにあたる機能 のみを取り上げる。 N et W are

L

i

teのネットワークプリンタとネットワークディレクトリの設定 はDOSとWindowsの両方から設定できる。どちらの環境で行った設定も他方 の環境においても有効である。 WindowsからはDOSWindowを聞いてDOS

のユーティリティ NETを使用することも可能であるが,ここではWindows

用ユーティリティであるWNETを簡単に紹介する。

( 3 ) N etManage社が開発したWindows対応のTCP/IP通信ソフトウェア。日本語版は フオーバルクリエーティブ社等が販売している。

(32)

-180- 香川大学経済論叢 414

WNET

NET

に比べて,

GUI

を採用していて,操作そのものは

Windows

風になっている。ヘノレプも

Windows

、ヘルプに対応、している。起動すると図

5

-

1

のウインドウが聞かれる。通常の操作はこのウインドウの中で行うことができ るし,

Drag and Drop

にも対応しており,わかりやすい。例えば,ネットワー

クプリンタを

LPT1

に接続するには,画面右下のウインドウの中にあるプリン タを上の

LP1

のところまで

Drag

していけばよい。ネットワークディレクトリ の場合も同様である。-'..e接続してしまえばあとはほぽ

Windows

の操作で行 える。 図 ト1

N

e

t

W

a

r

e

Li

t

e

W

i

n

d

o

w

s

ユーティリティ 次に

Chameleon

に移る。

Chameleon

のベースになっているネットワークは,

Windows

がネットワークとして認識する。したがって

Chameleon

をインス トールすれば,

Windows S

e

t

u

p

を起動したときにネットワーク名が表示される し,ネットワークなしに戻すこともできる。これに対して

NetWare L

i

t

e

Windows

からはネットワークとして認識されておらず,組み込みを解除する ことができない。組み込んだままでも実害はないのかもしれないが,筆者は

SYSTEMJNI

WIN

.I

NI

を直接書き換えて切り替えている。

Chameleon

はネットワークディレクトリとネットワークプリンタの機能を,

NFS (Network F

i

l

e

S

y

s

t

e

m

)

のサーバおよびクライアント機能として実現し

(33)

415 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -181-ている。したがって公開されたディレクトリとプリンタは他の

UNIX

ワークス テーションの

NFS

サーバが公開しているものと同様に利用することができ る。ここでは利用する手順の違いを比較するのが目的であるので,公開する方 の手順については省略する。

a

プリングの利用 NetWare

L

i

teでは, ネットワークプリングを使うときは,例えそれが自分 自身にローカルに接続されたプリンタであっても,ネットワーク接続をしなけ ればならなかった。Chameleonではローカノレに接続されているプリンタは従来 と同じくローカルプリンタとして利用できる。ネットワーク経由で利用する場 合にだけネットワーク接続の設定をする。接続の手順を紹介する。 (1) コントロールパネルのプリンタを起動する。

(

2

)

接続ボタンをクリックする(図

5

-

2

)

。 図5-2 Chameleonのもとでのプリング接続 (3) プリンタの設定ダイアログボックスのネットワークボ、タンをクリックす る。 (4) プリンタサーバ名とプリンタ名をパス名に入力,接続ポート(通常LPTl を入力して接続ボタンをクリックすると接続されれば図

5

-

3

のようになる。 これは参照ボタンを使って,サーバ名とプリンタ名を表示させてから接続す ることもできる。)

(34)

-182- 香川大学経済論叢 416

c

0

0

0

6

:

0

K

I

M

I

C

R

O

L

I

N

E

8

l

P

L

P

T

2

:

パスワード(百): 4 4 4 イ ペ 川 j 1 4 4 イ 4 4 4 4 1 4 L ろ

誠 一 盟 麗 器 器 臨 時 盟 U ゃ れ 問 問 一 蹴 騒 ⋮ 機 織 恥 し 醐 一 輪 総 ⋮ 議 総 ι 続 蛸 一 麟 腿 ⋮ 繍 鰍 剛 山 接 管 機 総 ⋮ 際 機 川 付 品ン

υ いワ 潟 吋 〆 g ヰ いで s シ ﹄ a i u M の 紘 n s 印 w m ゆ h J A 門 し i l -i i u 図 これからわかるように,ネットワークなしの状態のときはグレイになってい て使用できなかったネットワークボタンが利用可能になっている。また,

NetWare L

it

e

では高速に印刷のチェックをクリアしておかなければならな かったが,これはチェックしたままでよい。 b ネットワ}クディレクトリの手リ用

Chameleon

でのネットワークディレクトリのマウントはファイルマネー ジャで行う。 (1) ファイノレマネージャを起動する。

(

2

)

ディスクメニコーを開くと,ネットワーク接続という項目が追加されてい る(図

5

-

4

)

ので,これをクリックする。 (3) パス名にサーバ名とディレクトリ名を入力するか,参照ボタンを押して ネットワークディレクトリを表示させてから選択して,接続ボタンを押す。 図

5

-

5

は参照ボタンを押してサーバの公開されたディレクトリを表示してい るところである。これでファイノレマネージャにドライブアイコンが追加され る。 ネットワークプリングとネットワークディレクトリの利用手順が

Windows

流の自然な拡張になっていることがわかる。

(35)

417 ピアツピアパソコンネットワークの実例 -183-図5-4 Chameleonのもとでのファイルマネージャ 図5-5 ネットワ」クディレクトリの参照 しかしながら, Chameleonにも問題がないわけではない。まず, Chameleon はWindows専用であり, DOSアプリケーションに対しては使えない。次に ネットワークディレクトリとしてのパフォーマンスが低い。Ap2と PS/V(ISA) の聞でのファイJレコピーの速度は

1

9

0KB/S

程度である。

これはDOSモード NetWareの約 6割程度になり, Windowsでの速度に比 べても 2割 5分程度低い値である。

参照

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