• 検索結果がありません。

2012年度 決算説明会資料 当社の現況と今後の取り組みについて(解説付き)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2012年度 決算説明会資料 当社の現況と今後の取り組みについて(解説付き)"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2013年5月10日

中国電力株式会社

当社の現況と今後の取り組みについて

2012年度 決算説明会 資料1

(2)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC.  2012年度決算における当期純損益は,過去最大の▲266億円。

1.個別決算の状況

11 430 ▲13 2 03 11,15 7 ▲2 66 ▲381 ▲1 65 1 1,319 ▲500 ▲250 0 250 500 750 1,000 H23年度 H24年度 売上高 営業損益 経常損益 当期純損益 10,000 (単位:億円) 12,000 ○ 当社単体の決算は1兆1,319億円と増収となる一方,経常損益は▲381 億 円,当期純損益は▲266 億円となり,過去最大の赤字となりました。 ○ 原子力を巡る様々な議論などが行われてきたものの,原子力発電所を稼 働させるには至らず,非常に厳しい決算となったと受け止めています。 ○ この7月には原子力に関わる新規制基準が施行されることになっています が,情勢は未だ不透明・不確実な部分もある中,今しばらくは原子力非稼 働が継続すると考えられ,引き続き厳しい業績が続く見込みです。

(3)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC. 2011末 2012末 1年目 2年目 3年目 引き続き,効率化・原子力の早期稼動に向けて最大限取り組み,財務基盤の毀 損スピードを更に減速。 1 1 ※1:利益準備金,別途積立金,原価変動調整積立金,繰越利益剰余金の合計 ※2: 2012年度レベルの純損失が今後も継続すると仮定した場合 当社

2.当社財務基盤の状況

剰余金(※1)残高の推移(イメージ)(※2) 2 2 最大限の 効率化・コスト削減 財務基盤毀損 ペースを減速 原子力稼動による 収支反転増 ○ 当社としては,料金や配当を考えるにあたり,7月の規制基準が当社原子 力の稼働時期や将来の業績にどの程度影響を与えるものとなるのかを十 分見極めることが重要と考えています。 ○ 状況を注視しつつ,従来以上のコスト削減・効率化により赤字幅を最大限 圧縮していくこと,そして,安全対策を万全に行い1日でも早い島根原子力 の稼働に繋げていくこと,この二点を目下の最重要課題として,全力を傾 注していきます。 ○ これらの取り組みが,財務基盤のダメージを最小化し,収支を反転させ, つまりは現行料金や配当の継続に寄与するものと考えています。 ○ 当社はこの2つの柱に鋭意取り組みつつ,引き続きお客さまや株主の皆さ まのご期待にできうる限りお応えしていくとの考えを第一に,時期を逸する ことなく適切に判断していく考えです。 ○ 以上の考えから2013年度の配当は現時点では未定とさせていただきまし た。

(4)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC. 【設備投資】  工事厳選・工事量圧縮 原子力非稼働が続く中,工事の繰延・中止にも踏み込んだ最大限のコスト削減・ 効率化に取り組み,赤字圧縮・財務基盤毀損ペースの抑制を図る。

3.コスト削減・効率化の取り組み

33 原料費 2013年度 投資・費用計画規模(※) ▲560億円 前年度策定 今年度策定 ※原子力安全対策費等を除く 【修繕費】 工事繰延べ・中止 新工法による工期短縮 取替え範囲縮小 工期短縮 等 【実施段階の深堀り】 調達・取引価格の低減 更なる業務精査・工夫 等 【原料費】 燃料・輸送船のスポット活用 低品位燃料活用 等 2013 計画規模 修繕費 設備 投資 諸経費 【諸経費】 諸施策繰延べ・中止 業務精査による委託削減 電化販促費削減 等 取 り 組 み 内 容 ○ 一つめの最重要課題であるコスト削減・効率化について,2013年度は,こ れまでの効率化に加え,安全性や安定供給に配慮しつつ,工事の繰り延 べや中止など緊急避難的なコスト削減にも踏み込み取り組むこととしてい ます。 ○ 設備投資等も含まれるため全てが費用圧縮に効くわけではありませんが, 当初の計画規模より▲560億円程度という 従来に比べて2倍以上となる 効率化を計画しています。 ○ 今回計画したコスト削減を確実に実施し,更に実施段階で加速させること により,赤字幅を可能な限り圧縮したいと考えています。

(5)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC.

4.島根原子力発電所の取り組み

44 原子力新規制基準への対応を着実に実施し,島根原子力の早期稼働へ最大限 の取り組み努力。 送 電 線 タービン 復水器 タービン建物 水密扉 屋外開閉所 原子炉建物 原 子 炉 圧 力 容 器 非常用ディーゼル発電機 敷地高さEL 8.5m 敷地高さEL 15m 敷地高さEL 44m 島根2号機イメージ図 津波想定高さ EL 6.5m 防波壁高さ EL 15m (注)EL 東京湾平均海面を基準とした敷地高さ 防 波 壁 免震重要棟 フィルタ付ベント 敷地高さ EL 50m 原子力補機海 水ポンプエリア 防水壁 水密扉 ガスタービン発電機 ○ もう一つの最重要課題である原子力の安全対策について,当社は新規制 基準を先取りする形で,重要な対策の早期完工に向け,着実にかつ全力 を挙げて進めているところであり,既設ユニットのみならず,最新鋭の島根 3号機の一日でも早い稼働につなげていきたいと考えています 。 ○ 当社はこうしたコスト削減・効率化や原子力安全対策に鋭意取り組みつ つ,料金・配当について適時適切に判断していきます。

(6)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC. 石炭 LNG 石油 電力供給の効率性・安定性を両立した電源構成の最適化を図りつつ,当社の特 長を最大限活かした競争優位な電源の拡大を追求。

5.今後の競争環境を見据えた取り組み(電源)

【 【新技術開発新技術開発】高効率化・CO2削減】 (大崎IGCC) LNG基地の高稼働化・軽質LNG利用拡大 現在 高経年石炭火力のリプレイス 新規電源開発 三隅2号 (エネルギー政策 を踏まえ推進) ピーク・ミドル電源の効率化・最適化 ピーク・ミドル電源の効率化・最適化 石 油 L N G 石 炭 島根3号 最新鋭技術採用 (エネルギー政策 を踏まえ推進) 原 子 力 ベース供給力の拡大ポテンシャル・最適化 ベース供給力の拡大ポテンシャル・最適化 石油からLNGへの燃料転換 CBM(※)に基づく老朽プラントの効率的活用 ベース供給力の拡大ポテンシャル ベース供給力の拡大ポテンシャル ※設備診断・設備状態に基づく保全 停 止 中 競 争 優 位 な 電 源 ・ユ ニ ッ ト 選 択 LNG 石炭 石油 原子力 石油 原子力 今後の取り組み 新規電源開発 上関 ○ 現在の当社あるいは電気事業を取り巻く状況は,非常に厳しい状況ですが, 来る競争環境下においても,当社をより強固な会社にできるよう取り組む考え です。 ○ 当社はもともと石炭火力の割合が高く,また原子力に関しては新設の3号機が 稼働を待っている状況であり,さらに火力においては更新時期を迎えているユ ニットも多くあります。 ○ 今後,老朽火力のリプレイスなどにより電源の効率を高め,石炭火力において は高度利用技術開発を推進し,さらに今後のエネルギー政策を踏まえて新規 電源開発を行っていくなど,当社の特長を最大限活用しながら電源種別やユ ニットを選択し,各電源での競争力強化や電源構成全体での最適化を図り, 電源の競争優位性をさらに高めていきたいと考えています。 ○ 今後の新しい時代に向け,さまざまな競争力の強化の取り組みを着実にかつ 遅滞なく進めていくことにより,お客さまから選択される会社であり続けられる よう経営を進めてまいります。

(7)

All Rights Reserved. Copyright © 2013 ,THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC.  当資料のいかなる情報も,当社株式の購入や売却等を勧誘するものではありません。 また,当社は当資料の内容に関し,いかなる保証をするものでもありません。  投資を行う際には,必ず当社が発行する有価証券報告書等の財務資料をご覧いただい た上で,ご自身の判断でなされるようお願い致します。  内容につきましては細心の注意を払ってはおりますが,掲載された情報の誤りおよび当 資料に掲載された情報に基づいて被ったいかなる損害についても,当社及び情報提供 者は一切責任を負いかねます。  当資料に記載されている当社の現在の計画,戦略などのうち,歴史的事実でないもの は,将来の実績等に関する見通しであり,これらの将来予測には,リスクや不確定な要 因を含んでおります。そのため,実際の業績につきましては,記載の見通しと大きく異な る結果となることがあり得ます。従って,当社として,その確実性を保証するものではあり ませんのでご了承ください。 <お問い合わせ先> 〒730-8701 広島市中区小町4-33 中国電力株式会社 経営企画部門 IR担当 Tel 082-544-2786 Fax 082-544-2792 URL http://www.energia.co.jp/ir/index.html

参照

関連したドキュメント

全体として 11 名減となっています。 ( 2022 年3 月31 日付) 。 2021 年度は,入会・資料請求等の問い合わせは 5 件あり,前

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払