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統合汎用スーパーコンピュータシステムの設計状況と施設整備状況

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(1)

統合汎用スーパーコンピュータシステムの

設計状況と施設整備状況

2009年4月2日

理化学研究所

次世代スーパーコンピュータ開発実施本部

秘密情報,取扱注意

資料

8−1

(2)

内 容

システム全体構成と利用イメージ

コネクト部の構成

スカラ部(ユニット

A)の構成

ベクトル部(ユニット

B)の構成

施設

/設備

HPC Challenge Awardの推定性能と重点化アプリケーション

今後のスケジュール

(3)
(4)

開発スケジュール

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平成20年度 トータルシステ ムソフトウェア 平成18年度 平成19年度 システム開発 (ハードウェア, システムソフト ウェア) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成21年度 共用法施行 CSTP フォローアップ 文科省 概念設計評価作業部会 CSTP 評価検討会 CSTP 本会議 設計・製造計画評 価検討部会 文科省 中間評価作業部会 演算部完成 詳細設計 概念設 計 試作・評価 製造,搬入・据付調整 詳細設計 インターフェース 詳細設計書 基本設計 プロトタイプ,ソフトウェア作成 統合システム構築 演算部部分稼動

(5)

統合汎用スーパーコンピュータシステムの構成(概要)

システム・コネクト

ローカル ファイル 11PB以上

スカラ部

ベクトル部

計算ノード数(CPU数): 88,128

コア数:

705,024

ピーク性能: 11.28PFLOPS

メモリ容量:

1.34PB

消費電力:

約16MW

設置面積:

約1,470㎡

ローカルファイル 7.6PB以上

計算ノード数(CPU数): 12,288

コア数:

49,152

ピーク性能: 3.1PFLOPS

メモリ容量:

0.375PB

消費電力:

約7MW

設置面積:

約1,070㎡

(柱部分含む)

外部接続

統合フロントエンドサーバ

(ユーザ・ログイン)

インターネット

可視化サーバ

(6)

システム利用のイメージ

スカラ部

共有ファイル

システム・コネクト ローカル ファイル ベクトル部 ローカル ファイル スカラ部

共有ファイル

システム・コネクト ローカル ファイル ベクトル部 ローカル ファイル スカラ部

共有ファイル

システム・コネクト ローカル ファイル ベクトル部 ローカル ファイル スカラ部

共有ファイル

システム・コネクト ローカル ファイル ベクトル部 ローカル ファイル ファイル・ステージイン (共有ファイルからローカルファイル に利用するデータを移動) スカラ部,ベクトル部でJOBを実行 (ローカルファイルのデータを利用) ファイル・ステージアウト (ローカルファイルから共有ファイル にデータを移動) JOB投入 (JOB記述,利用演算部を指定)

統合スケジューラ

統合スケジューラ

統合スケジューラ

統合スケジューラ

JOB実行

JOB投入 JOB記述を見てジョブを振分け ジョ ブ 用 デー タ JOB実行 ジョ ブ 用 デー タ ジョ ブ 用 デー タ 出力 デー タ 出力 デー タ 出力 デー タ 利用演算部,ステー ジング指定等をJOB スクリプトに記述

JOB終了

ジョブ状態表示 で確認 スカラ部で実行する場合 スカラ部で実行する場合 スカラ部で実行する場合

(7)

アプリケーション実行の形態(

1/2)

スカラ部

ベクトル部

共有ファイル コネクト

(1) 演算部単独実行

スカラ部,またはベクトル部のどちらかで実行

JOB1

JOB2

(2) ファイル共有による実行(H24年9月末)

共有ファイルを利用し,スカラ部及びベクトル部の両方を用いて実行

On-the-flyジョブ(データ受渡し)

① ファイル共有ジョブ

スカラ部

ベクトル部

共有ファイル コネクト

JOB1-s

JOB1-v

共通データ

スカラ部

ベクトル部

共有ファイル コネクト

JOB1-s

JOB1-v

データ

JOB1-s

JOB1-v

同時進行

(8)

アプリケーション実行の形態(

2/2)

スカラ部

ベクトル部

共有ファイル コネクト

JOB1-s

JOB1-v

(3) 連成ジョブ実行(マルチフィジックス/マルチスケールジョブ)(H24年度中)

スカラ部及びベクトル部の両方を,統合

MPIを介して利用.

統合MPI

血管内の血流シミュ

レーション

血管壁の変形シミュ

レーション

JOB1-s

JOB1-v

例.

3次元血流・血管壁連成解析モジュール(RSS21)

z 血管壁を超弾性体として扱うことができる流体構造連

成解析コードの開発

z 血流-血管壁-物質輸送の連成シミュレーションの実現

統合MPIにより,ジョブ間でデータを転送.

共有ファイルを経由しない.

(9)

コネクト部の構成

(10)

コネクト部の主な機能

ユーザ

W

ebブラウザ) インター ネット・ アクセス

【ジョブ操作,ジョブ状態表示】

統合スケジューラにより,ジョブ操作を一箇 所に集約 両演算部共通のジョブ処理記述に基づき, 両ユニットへのジョブ投入を操作. 統合スケジューラにより一括管理されたシス テム全体のジョブ実行状態を,広報機能を 介して1箇所に集約して表示

【広報機能】

システム全体の稼働状況を一箇所に 集約して表示 システム利用状態,ディスク使用 状況等の一括表示が可能 システムの利用マニュアルを一箇所 にて管理,閲覧可能

【プログラム開発】

一箇所でプログラム開発が可能. ただし,コンパイル及びリンクは各演算部 の機能を使用

【ユーザ・ログイン】

統合ユーザ管理機能により,ユーザ 管理を一箇所に集約 ローカル スケジューラ ファイルサーバ ローカル スケジューラ グローバルスイッチ ベクトル部 スカラ部 統合MPI ・トータルシステムソフトウェア ・統合スケジューラ機能 ・統合ユーザ管理機能 共有ファイル

制御フロントエンド機能

・統合ユーザ利用環境

【共有ファイル機能】

両演算部から同一のファイルへのアクセス が可能. 両演算部間でファイル転送が不必要となり, ユーザ処理を簡便化. 連成ジョブでの演算部間ファイル移動が不 必要

(11)

コネクト部のシステム構成

統合ユーザ利用環境 統合スケジューラ 総合ユーザ管理機能

NW-SW

ローカル スケジューラ 演算部間プロセス 通信機構 ローカルディスク スカラ部 ローカル スケジューラ 演算部間プロセス 通信機構 ローカルディスク ベクトル部 ファイルサーバ

共有ファイルシステム

演算部間プロセス 通信サーバ リモートマウント + ステージング

コネクト部

外部へ

統合FEP CS 統合ユーザ利用環境 統合スケジューラ 総合ユーザ管理機能

NW-SW

NW-SW

ローカル スケジューラ 演算部間プロセス 通信機構 ローカルディスク スカラ部 ローカル スケジューラ 演算部間プロセス 通信機構 ローカルディスク ベクトル部 ファイルサーバ

共有ファイルシステム

演算部間プロセス 通信サーバ リモートマウント + ステージング

コネクト部

外部へ

統合FEP CS

主な構成要素:ソフトウェア

統合ユーザ利用環境

トータルシステムソフトウェア

統合スケジューラ機能

統合ユーザ管理機能

統合課金システム

共有ファイルシステム

統合

MPI機能

ハードウェア機器

スカラ部,ベクトル部,及び共有ファイル

システムを接続するスイッチ群

IB及びEthernet

共有ファイルシステム

ファイルサーバ,磁気ディスク装置

管理サーバ(CS),ログイン・サーバ(統合FEP)

(12)

統合ユーザ利用環境

統合システムを利用するための機能を提供

一般ユーザ向け

一般ユーザがシステムを円滑に利用できるようにするための機能

管理者向け

システム管理者が各演算部の結合部分(コネクト部)を管理できるようにするための機能

CUI環境 (ターミナル環境)およびGUI環境 (Web Browser環境)でのサービスを

提供

図:

Webサービスの処理イメージ

ユーザのPC等で利用す るWebベースの利用環 境(統合Webポータル) を提供 Webクライアント

(IEv6,v7, Firefoxなど) (JSP,サーブレット,cgiなど)Webサーバソフトウェア

ユーザからのリクエストを解 釈し,必要な作業を実施 スカラ部の ソフトウェア トータルシステム ソフトウェア リクエスト(HTTP) リスポンス(HTTP) リクエスト(HTTP) リスポンス(HTTP) 情報取得コマンド 結果(情報) 情報取得コマンド 結果(情報) ベクトル部の ソフトウェア スカラ部 スカラ部 ベクトル部 ベクトル部 情報取得コマンド 結果(情報) 情報取得コマンド 結果(情報)

(13)

統合ユーザ利用環境: 一般ユーザ向け機能

ユーザ認証機能

統合ユーザ管理機能と連携し,一般ユーザのログイン認証を行う機能

ファイル操作機能

共有ファイルシステム上のファイルに対して,ファイル操作を行う機能

共有ファイルシステムと他のサーバ間でファイル転送を行う機能

プログラム開発機能

プログラムのコンパイル・リンクやデバッグ・チューニングを支援する機能

スクリプト作成支援機能

ジョブスクリプトやワークフロースクリプトの作成を支援する機能

ジョブ操作機能

統合スケジューラと連携し,ユーザジョブを操作したり,ジョブの実行状態を表示する機能

広報機能

(14)

統合ユーザ利用環境: 管理者向け機能

統合スケジューラ管理機能

ジョブや統合スケジューラのキューを管理する機能

統合ユーザ管理機能

ユーザデータを管理する機能

課金情報表示機能

統合課金システム経由で各演算部の課金データを参照し表示する機能

広報機能

運用情報やマニュアルなどユーザへの提供情報を編集する機能

その他

ログイン履歴を管理する機能

GUI環境のメニュー管理などを行う機能

(15)

統合スケジューラ

各演算部のローカルスケジューラと連携し,ジョブ実行を統一的に制御

On-the-flyジョブなどの演算部間連携ジョブの実行

ユーザがシングルシステムイメージで利用できる環境を提供

演算部に依存しないユニークなJOBIDでジョブを管理

ジョブスクリプトは1ファイルで記述

ACLによるジョブ実行制限

ワークフロー制御用情報の提供

スクリプトベースのワークフロー制御に必要なコマンド群の提供

統合スケジューラ機能 両演算部連携制御 トータルシステムソフトウェア 統合ユーザ管理機能 ACL ユーザを一元に管理する機能 統合課金システム機能 ACL連携 •資源制限 •個別ユーザ差異化 運用管理 •ジョブ管理(一括表示,操作) •ノード管理(スケジューリング状態表示) 課金情報 オペレータ 統合ユーザ 利用環境 ユーザ ジョブ操作 •基本操作 (投入,参照,削除) •拡張操作 (中断,再開) •ワークフロー操作 (中断,再開) 統合スケジューラ機能 両演算部連携制御 トータルシステムソフトウェア 統合ユーザ管理機能 ACL ユーザを一元に管理する機能 統合課金システム機能 ACL連携 •資源制限 •個別ユーザ差異化 運用管理 •ジョブ管理(一括表示,操作) •ノード管理(スケジューリング状態表示) 課金情報 オペレータ 統合ユーザ 利用環境 ユーザ 統合ユーザ 利用環境 ユーザ ジョブ操作 •基本操作 (投入,参照,削除) •拡張操作 (中断,再開) •ワークフロー操作 (中断,再開)

(16)

統合ユーザ管理機能

/ 統合課金システム機能

統合ユーザ管理機能

各演算部のユーザ情報を一元管

理し,ユーザの利便性およびシス

テム管理者の管理作業を軽減

各演算部との連携には

LDAPを利

統合スケジューラと連携し,

ACL

に基づくジョブの投入可否の判断

を実施

統合課金システム機能

各演算部の課金システムと連携

し,課金情報を参照できる機能を

提供

システムの使用に関して,統合ス

ケジューラと連携し,課金情報を

もとに利用制限を実施

図:統合ユーザ管理機能概念図

システムコネクト部

統合ユーザ管理

ユーザ

管理情報

LDAP

(マスタ)

ユーザ

管理情報

LDAP

(スレーブ)

各演算部

複写

ユーザ

情報

ユーザ情報 •参照 •登録 •更新 •削除

システム

管理者

システムコネクト部

統合ユーザ管理

ユーザ

管理情報

LDAP

(マスタ)

ユーザ

管理情報

LDAP

(スレーブ)

各演算部

複写

ユーザ

情報

ユーザ情報 •参照 •登録 •更新 •削除

システム

管理者

(17)

メタ サーバ群 データ サーバ群 • グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

スカラ部

ベクトル部

80GB/s以上

22GB/s以上

IBまたは10GbE

• グローバルFS SV • ステージング SV メタ サーバ群 データ サーバ群 • グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

• グローバルFS CL • ステージング CL

I/O ノード群

スカラ部

ベクトル部

80GB/s以上

22GB/s以上

IBまたは10GbE

• グローバルFS SV • ステージング SV

共有ファイルシステム

スカラ部,ベクトル部および統合

FEPから利用

可能なファイルシステム

主な構成要素

IB-SW

ファイルサーバ

磁気ディスク装置

ディスク容量

約30PB以上

帯域

地球シミュレータの運用データを元に要求性能

を算定

スカラ部側に80GB/s以上,ベクトル部側に

22GB/s以上の実効帯域

合計で350GB/s以上の理論帯域

機能

(18)
(19)

ノード CPU: 2GHz, 128GFLOPS (8 Core)

スカラ部の構成図

計算ノード数:

88,128

CPU数: 88,128

コア数:

705,024

ピーク演算性能:11.28PFLOPS

メモリ総容量:

1.34PB(計算ノード当り16GB)

計算ノードのうち,IOノード数: 5,184

計算ノード17個のうち,1ノードはIOにも利用

ネットワーク:Tofuインターコネクト(6Dメッシュ/トーラス)

24×18×17×2×3×2 ( = 88,128 )

プログラムビューは

3次元トーラス

Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFlops Core SIMD(4FMA) 16GFLOPS ICC 40GB/s

一組の計算ノード+ICC

(20)

スカラ部の特徴

プロセッサ

45nmプロセスによる1CPU(LSI)当り128GFLOPSの高密度実装

1CPU当り8コア構成,動作周波数2GHzで駆動

コア当り

FPレジスタ256本(SPARC-V9規格の8倍),GPレジスタ188本,SIMD

拡張演算器(

4FMA,4逆数近似等)によるHPC向け拡張

5MBのL2キャッシュを8コアで共有,プログラマブル・キャッシュ(セクタ・キャッ

シュ)機能,コア間ハードウェアバリア機構

パリティ

/剰余チェック,命令リトライによる高信頼性

消費電力:

42W/CPU (Linpack時 58W/CPU,ジャンクション温度30℃)

ネットワーク:

Tofu

プログラムビューは

3Dトーラスとなる独自方式のネットワーク

物理的には,

12CPUをメッシュ/トーラス結合したノード・グループを,さらに3D

メッシュ

/トーラス結合して,システム全体として6Dメッシュ/トーラス結合を形成.

隣接通信を重視した設計思想

408ノード(2×1×17×2×3×2)を単位とするパーティション分割が可能.

(21)

特徴

プログラムビューは3次元トーラス

物理的には,

12CPU(2×3×2)を短距離接続(A軸,C軸:メッシュ,B軸:トーラス)し,12個のCPU

それぞれを3次元メッシュ/トーラスに接続(X軸,Z軸:トーラス,Y軸:メッシュ)

システム全体として24×18×17×2×3×2の6次元メッシュ/トーラスを構成

通信性能【設計目標値】

リンク当りバンド幅

5GB/s x 2(双方向)

バイセクションバンド幅

49TB/s(双方向)

MPIレイテンシ

1μ秒

ICCリンクレイテンシ

140 n秒(1ホップあたり)

ノードグループ

(12ノード単位)

ネットワーク構成(

Tofu)

B軸

C軸

A軸

ICC

計算ノード

Tofuの機能

高機能バリア通信−コレクティブ演算

ストリーム通信,ワンサイド通信,rawパケット通信

384ノード単位のネットワーク分割(パーティショニング)

拡張次元オーダ・ルーティング(障害リンク,障害ノード回避)

(22)

Tofu各軸の構成

Tofu各軸の標準的使用方法

X-A軸で巡回保守の切り出しを行う.

Y-B軸で故障ノード回避ルーティングを行う.

(23)

3次元トーラスへの論理マッピング例

論理z軸

論理x軸

(24)

プロセッサ構成

8コア構成,各コア256本のFPレジスタを

備えたスーパースカラ方式

動作周波数

2GHz

SIMD拡張(積和演算4個,逆数近似演算

4個など)

FPレジスタ拡張への対応,SIMD動作指

定のための前置命令を新規に定義

コア当り16GFLOPS,CPU当り128GFLOPS

大容量コア共有キャッシュ(

5MB)

各コアとのバンド幅はロード32GB/s,スト

ア32GB/s

データ供給能力は,

L2キャッシュから各コ

アの

L1キャッシュまで2B/FLOP,主メモリ

から

L2キャッシュまで0.5B/FLOP

プログラマブル・キャッシュ(セクタ・キャッ

シュ)機能

仕 様 CPU性能 128GF(16GFx8コア) 動作周波数 2GHz コア数 8個 浮動小数点演 算器構成 (コア当り) 積和演算器:2×2個(SIMD)拡張 逆数近似演算器:2×2個(SIMD)拡張 除算器:2個 比較器:2個 ビジュアル演算器:1個 浮動小数点レジスタ(64ビット):256本 グローバルレジスタ(64ビット):188本 キャッシュ構成 1次命令キャッシュ:32KB(2way) 1次データキャッシュ:32KB(2way) 2次キャッシュ:5MB(10way)コア間共有 メモリバンド幅 64GB/s

(25)

【スカラ部】 実装設計 ー 構造

筐体サイズ

796mm×750mm×2060mm

主要部品

システムボード×

24枚

IOシステムボード×6枚

制御プロセッサボード×

2枚

ファンユニット×

14台

電源ユニット×

12台

Boot,システム用RAIDユニット×1台

重量 約1,345kg

筐体間ケーブル

(26)

【スカラ部】 実装設計 ー 基板

システムボード

CPU×4,ICC×4,DIMM×32,

及び電源回路等を搭載

CPU/ICC/大容量電源は水冷

DIMM/小容量電源などは空冷

IOシステムボード

CPU×1,ICC×1,DIMM×8,PCIスロット×4,

及び電源回路等を搭載

CPU/ICC/大容量電源は水冷

DIMM/PCIカード/小容量電源などは空冷

447mm 46 6mm

(27)

【スカラ部】 実装設計 ー 冷却

発熱量が大きい

CPU/ICC/大容量DDCは水冷

DIMM/PCIカード/小容量電源などは空冷

設備側から冷水供給(

14℃)を受けマニホールドで30分岐して各基板へ分配

システムボードは斜めに実装し,側面搭載のファンユニットで空冷

Air flow

筐体背面

筐体内配管

(28)

【スカラ部】 実装設計 ー 電源

入力電源:

3相交流200V,PSUで整流・降圧し,直流48Vを各ユニットへ分配.

冷却ファン,冷水配管用電磁弁等は直流

48Vで直接駆動

CPU/ICC/DIMM等へは,システムボード/IOシステムボード内でBC/DDCを介して段

階的に降圧し,直流

1.8V∼1Vの電源を供給.

最終段の

DDCは大電流駆動により発熱量が大きいため水冷にする.

三相

AC200V入力

PSU

SP

DDC SB/IOSB DDC SSC FAN DC12V

常駐

DC48V

センサ類

電磁弁等 DDC DDC

制御回路

CPU/

ICC/

DIMM

BC

PSU: Power Supply Unit

DDC: DC/DC Converter

SSC: Slow Start Circuit

BC: Intermediate Bus Converter

SP: Service Processor

(29)

計算ノード筐体実装とフロアプラン

計算ノード筐体(ラック)

96ノード(24SB)とシステム

ディスクを設置

796×750×2060 (mm

3

フロア面積

1,470m

2

= 39.2×37.6)

+9

ディスクラ

+

通路

2

カ所

= 37

.6

m

24

キャビネット

= 39.2m

(30)

計算ノード,サーバ接続図

(31)

システムソフトウェア

OSの機能

Linux(POSIX規格に準ずる)をベース

CPU拡張ハードウェアサポート

プロセス(スレッド)が使用するコンテキストの拡張:浮動小数点レジスタ数,

GP

レジスタ数の拡張

SIMD命令サポート

コア間ハードウェアバリア機構等

I/O管理

PCI-Expressインタフェース機器との接続

メモリ管理

メモリページサイズの拡張(最大2GB)

ページ固定機能

メモリパトロール機能,部分縮退機能

プロセス管理

チェックポイントリスタート機能

(32)

分散ファイルシステム

大規模分散ファイルシステム(

Lustreファイルシステムを拡張)

項目

外部仕様

導入規模

最大ファイルシステムサイズ

8EB(エクサバイト)

30PB(ユーザ領域)

最大ファイルサイズ

8EB

16PB

最大ファイル数

8E ファイル

32G ファイル

最大サブディレクトリ数

100万ディレクトリ

10万ディレクトリ

最大ファイルサーバ数

1000台

30台

最大クライアント数

100万台

10万台

機能

ファイルステージング

ジョブ実行前にファイルサーバから

IOノードへファイルを転送(ステージイン)

ジョブの出力ファイルをIOノードからファイルサーバへ転送(ステージアウト)

共有ファイルアクセス

ジョブからネットワーク経由で分散ファイルシステム上の入出力ファイルにアクセス

(33)

言語・コンパイラ・開発支援ソフトウェア

言語・コンパイラ

Fortran 2003,XPFortran,C(1999),C++ 2003

GNU C/C++拡張仕様,C++ IA64 ABIサポート

4倍長精度演算をサポート:

IEEE754R及びdouble-double形式

プログラミングモデル

コア内:コンパイラによる逐次最適化,

SIMD化

ノード内:スレッド並列(自動並列化,

OpenMP3.0)

ノード間:プロセス並列(

MPI1.2及び2.0),XPFortran

開発支援ソフトウェア

デバッガ:

DWARF2対応

性能解析ツール:デバッグツール,プロファイラ,

MPIトレーサ等の連携

パラメータスィープ支援機能

バルクジョブ型実行モデル:

スクリプトにより実現

マスタ・ワーカ型実行モデル: マスタからワーカを起動する

API提供(予定)

(34)

運用系ソフトウェア

電源管理

スカラ部全体およびノード個別の電源状態確認と起動および停止制御

運転スケジュール管理

スカラ部の起動および停止スケジュール設定

パーティション管理

スカラ部全体のパーティション構成の確認および変更管理

システム稼働状況管理

スカラ部全体の稼働状況の確認

ジョブスケジューリング管理

スカラ部バッチシステムのジョブの予約状況の確認および管理

ジョブ実行状況管理

スカラ部において投入されたリクエストのステータスおよびジョブの実行状況の確認およ

び管理

ログ管理

スカラ部において収集したログの内容確認およびログファイルの管理

課金/利用統計管理

スカラ部の課金情報および利用統計情報の確認および管理

障害情報管理

スカラ部内の障害情報の通知および障害履歴の管理

(35)

RAS機能

CPU

キャッシュ部での

ECC機能,内蔵RAM全体での徹底したパリティチェックと自

動修正機能によりデータ一貫性を確保

演算部ではパリティチェック,あるいは剰余チェックによるデータ保護,さらに

命令リトライ機能により実行結果を保証

これら高信頼設計と低温動作

(ジャンクション温度30℃)を組み合わせることで

メインフレームを上回る信頼性を確保

計算ノード及びノード間ネットワーク

障害ノード,及び障害リンクの検出と迂回ルートへの自動切り替え機能

障害発生時にも

3次元トーラスのプログラムビューを維持し運用継続

ストレージ・システム

RAID構成の採用

ディスク,及び計算ノードからのパスの二重化によるフェイルオーバ

システムソフトウェア

CPUエラー,メモリエラー時にOSレベルで縮退運用をサポート

参照

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