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概 要

概 要

平成28年3月

仕事と生活の調和連携推進・評価部会

仕事と生活の調和関係省庁連携推進会議

「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2015」とは

 

 仕事と生活の調和の実現の状況を点検・評価し、更なる取組推進を目的として、

労使・地方公共団体・有識者から成る仕事と生活の調和連携推進・評価部会と仕事

と生活の調和関係省庁連携推進会議が作成しました。(平成28年3月10日公表)

 本レポートでは、企業と働く者、国民、国、地方公共団体等の取組を紹介すると

ともに、仕事と生活の調和の実現状況を把握した上で、今後に向けた課題を洗い出し、

重点的に取り組むべき事項を提示しています。

TEL:03-6257-1359 FAX:03-3592-0408

URL:http://wwwa.cao.go.jp/wlb/

内閣府 仕事と生活の調和推進室

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1

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お問い合わせ先

仕事と生活

~家事・育児・介護…~

両立の鍵は男女の働き方改革!

(2)

Ⅰ 「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」

 「仕事と生活の調和推進のための行動指針」と推進体制

Ⅱ 仕事と生活の調和実現の状況と課題

【仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章】

 仕事と生活の調和を推進するための「大きな方向性」を提示

 ⇒ 仕事と生活の調和の必要性、調和が実現した社会の姿、その実現に向けた各主体の

   役割

【仕事と生活の調和推進のための行動指針】

「企業や働く者、国民の効果的な取組」、

「国や地方公共団体の施策の方向性」を提示

 ⇒ 各主体の取組、目指すべき13項目の数値目標、実現度を測る指標、推進状況の点検・

   評価の仕組み

【推進体制】

仕事と生活の調和連携推

進・評価部会

⇒ 

「憲章」・「行動指針」

  に基づく、点検・評

  価、連携推進

順調に進捗している

(目標設定時から2020年の目標値に向けて直線的に進捗すると仮定した場合の直近の想定値を達成している)

・就業率(20∼34歳)

・①73.6%(2009)  ⇒ ②76.1%(2015)   ⇒ ③79%(2020)

(60∼64歳)

・①52.6%(2006)  ⇒ ②62.2%(2015)   ⇒ ③67%(2020)

(20∼64歳)

・①74.6%(2009)  ⇒ ②78.1%(2015)   ⇒ ③80%(2020)

順調ではないものの進捗している

(上記想定値を達成していないものの目標設定時より進捗している)

・就業率(25∼44歳女性)

・①64.9%(2006)  ⇒ ②71.6%(2015)   ⇒ ③77%(2020)

・フリーターの数・

・①187万人(2006) ⇒ ②167万人(2015)  ⇒ ③124万人(2020)

・労働時間等の課題について労使が話し合いの機会を設けている割合

       ・

・①40.5%(2010)  ⇒ ②52.8%(2014)   ⇒ ③全ての企業で実施(2020)

・週労働時間60時間以上の雇用者の割合・

・①10.8%(2006)  ⇒ ②8.2%(2015)

⇒ ③5%(2020)

・年次有給休暇取得率・

・①46.7%(2007)  ⇒ ②47.6%(2014)   ⇒ ③70%(2020)

・メンタルヘルスケアに関する措置を受けられる職場の割合・

・①23.5%(2002) ⇒ ②60.7%(2013)

**

 ⇒ ③100%(2020)

・短時間勤務を選択できる事業所の割合・

・①13.4%(2010)  ⇒ ②14.8%(2014)   ⇒ ③29%(2020)

・保育等の子育てサービスを提供している数

   保育サービス

(3歳未満児)

・① −

⇒ ②92万人(2015)

⇒ ③116万人(2017年度)

   放課後児童クラブ ・

・① −

⇒ ②102万人(2015)

⇒ ③122万人(2019年度)

・男性の育児休業取得率・

・①0.5%(2005)

⇒ ②2.30%(2014)

⇒ ③13%(2020)

・6歳未満の子どもをもつ夫の育児・家事関連・

・①1日あたり60分(2006) ⇒ ②67分(2011)

**

⇒ ③2時間30分(2020)

進捗していない

(目標設定時の数値より目標までの差が拡大している)

・時間当たり労働生産性の伸び率・

・①1.7%(1996∼2005年度) ⇒ ②0.9%(2005∼2014年度)

⇒ ③実質GDP成長率に関する目標(2%を上回る水準)

より高い水準(2020)

・自己啓発を行っている労働者の割合(正社員)

・①46.2%(2005)

⇒ ②43.3%(2013)

⇒ ③70%(2020)

(非正社員)

・①23.4%(2005)

⇒ ②16.4%(2013)

⇒ ③50%(2020)

・第1子出産前後の女性の継続就業率・

・①39.8%(2000∼2004) ⇒ ②38.0%(2005∼2009)

**

 ⇒ ③55%(2020)

**: 昨年度から最新値の更新がないもの。

①基準値 ②最新値 ③目標値 ※( )内は年を表す

1 数値目標設定指標の動向

1

(3)

2

2 仕事と生活の調和の実現に向けての現状分析と今後の課題

(1)就労による経済的自立

現状分析

※図表の表題に

印を付したものは数値目標設定指標。

図表1 

就業率の推移

(万人) 〔男性〕 (%) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 2536 104 2674 109 2892 989 2876 106 286469 286566〈2885〉〈62〉286561287842288943289642 2388 56.3 2351 56.7 2323 55.8 2288 54.5 〈2279〉 〈54.4〉 2273 53.8 2144 52.5 2011 46.4 1904 39.1 169538.1 1463 32.1 41 42 40 67 〈66〉 73 60 64 70 62 53 176 177 169 157 〈163〉 152 130 25 675 584 417 76 71 68 55 〈59〉 62 64 846 872 937〈954〉969101910421053 1042 1019 1027 1041 〈1039〉 1051 1018 1077 1159 1050 994 83 126 232 150 149 181〈197〉197 219 235 229 2349 2438 2620 2553 7.4 8.8 8.9 11.7 42 35 〈39〉 36 48 48 50 247 259〈276〉272 301 304 312 2357 2324 〈2313〉2300 2267 2259 2261 17.7 18.9〈19.9〉19.721.2 21.8 21.9 1 9 8 5 年 2 月 1 9 9 5 年 2 月 1 9 9 0 年 2 月 2 0 0 0 年 2 月 2 0 0 5 年 平 均 2 0 1 0 年 平 均 2 0 1 1 年 平 均 2 0 1 2 年 平 均 2 0 1 3 年 平 均 2 0 1 4 年 平 均 2 0 1 5 年 平 均 (万人) 〔女性〕 (%) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 1 9 8 5 年 2 月 1 9 9 5 年 2 月 1 9 9 0 年 2 月 2 0 0 0 年 2 月 2 0 0 5 年 平 均 2 0 1 0 年 平 均 2 0 1 1 年 平 均 2 0 1 2 年 平 均 2 0 1 3 年 平 均 2 0 1 4 年 平 均 2 0 1 5 年 平 均 (備考) 1. 1985 年から2000 年までは総務省「労働力調査特別集計」(2 月分の単月調査)、2005 年以降は総務省「労働力調査(詳細集計)」(年平均)による。 2. 雇用形態の区分は勤め先での呼称による。 3.「非正規の職員・従業員」について、2008 年以前の数値は「パート・アルバイト」、「労働者派遣事業所の派遣社員」、「契約社員・嘱託」及び「その他」の合計、   2009 年以降は、新たにこの項目を設けて集計した数値を掲載している。 4. 非正規の職員・従業員の割合は、「正規の職員・従業員」と「非正規の職員・従業員」の合計に占める割合を示す。 5. 2011 年の < > 内の実数・割合は、総務省が補完的に推計した値を用いている。 (万人) 〔男女計〕 (%) 70 60 50 40 30 20 10 0 3999 4369 4780 4903 5008 5138 〈5163〉 5154 5201 5240 5284 156 171 176 161 129 138 〈127〉 128 82 86 83 499 710 825 33 279 333 〈360〉 354 388 411 404 3343 3488 3779 1078 106 96 〈96〉 90 116 119 126 16.4 20.2 20.9 3630 1120 3375 1196 3374 〈1229〉 〈3352〉 1241 3340 1320 3294 1347 3278 1365 3304 26.0 32.6 34.4 〈35.1〉 35.2 36.7 37.4 37.5 正規の職員・従業員 労働者派遣事業所の派遣社員 その他 非正規雇用者の割合(右目盛) パート・アルバイト 契約社員・嘱託 契約社員・嘱託+その他 1985年 2月 1990年2月 1995年2月 2000年2月 2005年平均 2010年平均2011年平均2012年平均 203年平均2014年平均2015年平均 105.4 104.3 103.3 103.3 103.5 102.9 103.4 102.6 101.4 98.5 99.8 100.3 99.3 98.9 101.0 100.6100.5 101.0 101.6 101.0101.6101.7100.8 98.2 100.0 100.9 100.4 107.7 107.2 104.4 105.3 105.6 105.1 104.8 102.8 101.0 98.7 100.0 99.6 100.6 99.3 98.3 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 (年) 一般労働者・ パートタイム労働者 一般労働者 パートタイム労働者 20.3121.0922.1122.65 25.32 25.34 25.47 26.11 26.11 27.3227.83 28.1928.7729.44 29.82 20 22 24 26 28 30 32 就業形態別平均月間総実労働時間指数 パートタイム労働者比率 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 (年) 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 100.5 (%) (2010年平均=100) (備考) 105.4 104.3 103.3 103.3 103.5 102.9 103.4 102.6 101.4 98.5 99.8 100.3 99.3 98.9 101.0 100.6100.5 101.0 101.6 101.0101.6101.7100.8 98.2 100.0 100.9 100.4 107.7 107.2 104.4 105.3 105.6 105.1 104.8 102.8 101.0 98.7 100.0 99.6 100.6 99.3 98.3 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 (年) 一般労働者・ パートタイム労働者 一般労働者 パートタイム労働者 20.3121.0922.1122.65 25.32 25.34 25.47 26.11 26.11 27.3227.83 28.1928.7729.44 29.82 20 22 24 26 28 30 32 就業形態別平均月間総実労働時間指数 パートタイム労働者比率 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 (年) 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 100.5 (%) (2010年平均=100) (備考)

● 就業率は、20 ~ 64 歳、20 ~ 34 歳、60 ~ 64 歳及び

25 ~ 44 歳女性のそれぞれの指標において、おおむね

上昇傾向にあります。(図表1)。

非正規雇用の雇用者全体に対する割合

は、男女共に長期

的に高まってきており、男女別では、2010 年以降、男

性は約2割、女性は5割を超えておおむね横ばいで推移

しています(図表 2)。

図表2

 雇用形態別役員を除く雇用者数の推移 ( 性別 )

(2)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

現状分析

●少子高齢化による生産年齢人口の減少と景気回復による有

効求人倍率の上昇の中で、人手不足が顕在化しており、働

き手の数(量)の確保と労働生産性(質)の向上の実現

に向けて、思い切った政策を行わなければなりません。その

ため、子育て・介護等と仕事が両立できる環境の整備や多

様な働き方の導入などにより、ワーク・ライフ・バランスを実

現し、若者も高齢者も、女性も男性も、一人ひとりがその

図表 3

 就業形態別平均月間総実労働時間指数とパートタイム労働者比率の推移

(備考) 1.厚生労働省「毎月勤労統計調査」より作成。 2.事業所規模5人以上。 3.総実労働時間指数は 2010 年=100とした数値である。 4. 2011年3~4月分について、岩手県、宮城県及び福島県(宮城県 は5月も)の被災3県を中心に一部調査を中止している。 5 . 「パートタイム労働者」とは、常用労働者のうち、① 1日の所定労 働時間が一般の労働者より短い者、② 1日の所定労働時間が一 般の労働者と同じで一週の所定労働日数が一般の労働者より短 い者のいずれかに該当する者をいう。「一般労働者」とは、常用労 働者のうちパートタイム労働者でない者をいう。   (※ 「常用労働者」とは、①期間を定めずに、又は1か月を超える 期間を定めて雇われている者、②日々又は1か月以内の期間を 定めて雇われている者のうち、調査期間の前 2 か月間にそれぞ れ18 日以上雇われている者、のいずれかに該当する者をいう。) (備考) 1. 1985 年から 2000 年までは総務省「労働力調査特別集計」(2 月分の 単月調査)、2005 年以降は総務省「労働力調査(詳細集計)」(年平均) による。 2. 雇用形態の区分は勤め先での呼称による。 3. 「非正規の職員・従業員」について、2008 年以前の数値は「パート・ アルバイト」、「労働者派遣事業所の派遣社員」、「契約社員・嘱託」及び「そ の他」の合計、2009 年以降は、新たにこの項目を設けて集計した数値 を掲載している。 4. 非正規の職員・従業員の割合は、「正規の職員・従業員」と「非正規の 職員・従業員」の合計に占める割合を示す。 5. 2011 年の < > 内の実数・割合は、総務省が補完的に推計した値 を用いている。 (備考) 1. 総務省「労働力調査」(基本集計)より作成。 2. 就業率とは、15 歳以上人口に占める就業者の割合である。 3. 2005 年~ 2011 年は、2005 年の国勢調査に基づき算出している。 4. 2011 年の数値(<>で表示)は、総務省が補完的に推計した値を用いている。

今後の課題

55.5 57.2 62.2 67.0 74.0 73.873.1 73.2 73.473.9 74.575.3 74.6 74.7 <74.8> 75.2 76.4 78.1 80.0 73.1 72.9 72.3 72.4 72.7 73.373.9 74.4 74.473.6 73.7 <74.1>74.4 75.4 76.1 76.1 77.0 79.0 67.8 69.570.8 71.6 51.0 50.7 50.6 50.751.5 52.0 52.6 57.0 57.1 <57.1> 57.7 58.9 60.7 77.5 61.2 62.0 62.0 62.663.4 64.0 64.9 65.565.8 66.066.6 <67.0> 50 55 60 65 70 75 80 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2015 2020 60~64歳 20~64歳 20~34歳 25~44歳(女性) (%) (年) 目標値 (備考) 1.総務省「労働力調査」(基本集計)より作成。 2.就業率とは、15 歳以上人口に占める就業者の割合である。 3.2005 年~ 2011 年は、2005 年の国勢調査に基づき算出している。 4.2011 年の数値(<>で表示)は、総務省が補完的に推計した値を用いている。 75.3

希望に応じて能力を発揮できる社会を目指します。

●パートタイム労働等の非正規雇用は、多様な就業ニーズに

応えるという積極的な意義もある一方、やむをえず選択して

いる者(不本意非正規)も一定程度います。このため、均

等・均衡待遇の取組や正社員への転換に向けた取組の推進

を図る必要があります。また、公正な処遇が図られた多様な

働き方の普及・推進を図っていくことが必要です。

年間総実労働時間

は、2009 年に、一般労働者とパート

労働者ともに大幅に減少し、その後は緩やかな増加傾

向でしたが、2013 年、2014 年ともに前年と比べると

減少し、一般労働者は横ばい、パートタイム労働者は

減少傾向にあります(図表 3)。

(4)

3

(備考) 1.総務省「労働力調査(基本集計)」より作成。 2.数値は、非農林業雇用者(休業者を除く)総数に占める割合。 3.2011 年の値([ ]表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く 全国の結果。 12.0 8.5 8.2 5.0 11.612.1 12.2 12.2 11.710.8 10.310.0 9.2 9.4 [9.3] 9.1 8.8 0 5 10 15 (%) (年) 目標値 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2020 9.4 10.5 11.4 11.3 5.9 0.0 12.9 7.4 2.9 12.5 18.2 7.7 9.5 10.6 10.7 4.5 4.4 5.9 8.2 0.0 11.5 7.0 3.6 9.2 18.3 8.1 5.5 8.6 9.2 9.2 8.8 11.2 3.4 3.4 0 5 10 15 20 2010年 2015年 (%) サ ー ビ ス 業 (他 に 分類 さ れ な い も の ) 複合 サ ー ビ ス 事業 医療 、福祉 教育 、学習支援業 生活関連 サ ー ビ ス 業 、 娯楽業 宿泊業 、 飲食 サ ー ビ ス 業 学術研究 、 専門 ・ 技術 サ ー ビ ス 業 不動産業 、物品賃貸業 金融業 、保険業 卸売業 、小売業 運輸業 、郵便業 情報通信業 電気 ・ ガ ス・ 熱供給 ・ 水道業 製造業 建設業 鉱業 、採 石 業 、 砂利採取業 非農林業雇用者計 (備考) 1.総務省「労働力調査(基本集計)」より作成。 2.雇用者のうち休業者を除いた者の総数に占める割合。 3.2013年より、労働者派遣事業所の派遣社員を派遣先の各産業に分類している。 4.2012年10月1日に郵便事業株式会社、郵便局株式会社が統合し、日本郵便株式会社となったことに伴い、産業分類間の移動(主に「運輸業,郵便業」から「複合  サービス事業」への移動)があるので、産業別の時系列比較には注意を要する。 48.4 47.4 47.7 70 49.5 48.1 46.6 47.1 46.646.747.4 47.1 48.1 49.3 47.1 48.8 47.347.6 0 20 40 60 80 (%) (年) 目標値 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2020 (備考) 1. 厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2. 調査対象が変わっているため、時系列比較には注意を要する。 2006年以前の調査対象:「本社の常用労働者が30人以上の民営企業」 2007~2013年の調査対象:「常用労働者が30人以上である会社組織の 民営企業」 2014年以降の調査対象:「常用労働者が30人以上の民営法人」(複合 サービス業、会社組織以外の法人(医療法人、社会福祉法人、各種の協同 組合等)含む) 3. 2011~2013年は、東日本大震災による企業活動への影響等を考慮し、 被災地域から抽出された企業を調査対象から除外し、被災地域以外の地域 に所在する同一の産業・規模に属する企業を再抽出し代替。 4. 2014年は、2014年4月に設定されている避難指示区域(帰還困難 区域、居住制限区域及び避難指示解除準備区域)を含む市町村に所在す る企業を調査対象から除外。 49.5 48.4 48.1 47.446.6 47.1 46.6 46.7 47.4 47.148.149.347.148.847.6 54.6 51.753.1 53.9 52.1 53.4 51.7 53.1 53.7 53.5 55.356.5 54.6 55.6 52.2 45.0 45.6 42.4 40.142.2 43.2 47.6 46.2 45.2 42.3 43.8 43.4 43.0 44.1 44.9 46.047.1 44.6 47.0 47.1 42.8 45.4 46.145.843.6 42.1 42.8 43.9 46.045.0 44.744.042.3 44.9 44.9 44.6 43.1 43.3 42.7 42.8 43.0 40.041.0 41.8 42.2 30 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 40 50 60 70 (年) (%) 調査産業計 1,000人以上 300~999人 100~299人 30~ 99人 (備考) 1.厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2.調査対象が変わっているため、時系列比較に は注意を要する。 2006 年以前の調査対象:「本社の常用労働 者が 30 人以上の民営企業」 2007 ~ 2013 年の調査対象:「常用労働者 が 30 人以上である会社組織の民営企業」 2014 年以降の調査対象:「常用労働者が 30 人以上の民営法人」(複合サービス業、会社 組織以外の法人(医療法人、社会福祉法人、 各種の協同組合等)含む) 3.2011年、2012 年、2013 年値の調査対象: 東日本大震災による企業活動への影響等を考 慮し、被災地域(※)から抽出された企業を 調査対象から除外し、被災地域以外の地域に 所在する同一の産業・規模に属する企業を再 抽出し代替。 ※ 国土地理院「津波による浸水範囲の面積 (概略値)について(第5報)」(2011年4月 18 日公表)により、津波の浸水を受けた地 域並びに東京電力福島第一原子力発電所にお いて発生した事故に関し設定された警戒区域 等(市区町村単位)。

週労働時間 60 時間以上の雇用者の割合

は、2011 年か

ら連続して低下しています(図表4)。これを

業種別

見ると、「運輸業、郵便業」、「建設業」が高くなってい

ます(図表5)。

年次有給休暇取得率

は、2000 年以降は 50%を下回る

水準で推移しています(図表6)。これを

企業規模別

見ると、企業規模が大きいほど取得率が高くなっていま

す(図表7)。また、

業種別

に見ると、2014 年は「宿泊業・

飲食サービス業」、「複合サービス事業」、「卸売業、小売

業」などで取得率が4割を下回っています ( 図表8)。

図表4 

週労働時間 60 時間以上の

雇用者の割合の推移

図表5

 業種別の週労働時間 60 時間以上の雇用者の割合

(備考) 1.総務省「労働力調査(基本集計)」より作成。 2.雇用者のうち休業者を除いた者の総数に占める割合。 3 .2013 年より、労働者派遣事業所の派遣社員を派遣先の各産業に分類している。 4. 2012 年 10 月1日に郵便事業株式会社、郵便局株式会社が統合し、日本郵便株式会社となっ たことに伴い、産業分類間の移動(主に「運輸業、郵便業」から「複合サービス事業」への移動) があるので、産業別の時系列比較には注意を要する。

図表6 

年次有給休暇取得率

図表7 

企業規模別の年次有給休暇取得率

(備考) 1.厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2 .調査対象が変わっているため、時系列比較には注意を要する。 2006 年以前の調査対象:「本社の常用労働者が 30 人以上の民営企業」 2007 ~ 2013 年の調査対象:「常用労働者が 30 人以上である会社組織の民営企業」 2014 年以降の調査対象:「常用労働者が 30 人以上の民営法人」(複合サービス業、会社組 織以外の法人(医療法人、社会福祉法人、各種の協同組合等)含む) 3. 2011 ~ 2013 年は,東日本大震災による企業活動への影響等を考慮し,被災地域から抽出 された企業を調査 対象から除外し,被災地域以外の地域に所在する同一の産業・規模に属 する企業を再抽出し代替。 4. 2014 年は,2014 年4月に設定されている避難指示区域(帰還困難区域、居住制限区域及 び避難指示解除 準備区域)を含む市町村に所在する企業を調査対象から除外。 (備考) 1 .厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2 .調査対象が変わっているため、時系列比較には注意を要する。 2006 年以前の調査対象:「本社の常用労働者が 30 人以上の民営 企業」 2007 ~ 2013 年の調査対象:「常用労働者が 30 人以上である会 社組織の民営企業」 2014 年以降の調査対象:「常用労働者が 30 人以上の民営法人」(複 合サービス業、会社組織以外の法人(医療法人、社会福祉法人、 各種の協同組合等)含む) 3. 2011年、2012 年、2013 年値の調査対象:東日本大震災による 企業活動への影響等を考慮し、被災地域(※)から抽出された企業 を調査対象から除外し、被災地域以外の地域に所在する同一の産業・ 規模に属する企業を再抽出し代替。 ※ 国土地理院「津波による浸水範囲の面積(概略値)について(第 5報)」(2011年4月18 日公表 ) により、津波の浸水を受けた地 域並びに東京電力福島第一原子力発電所において発生した事故 に関し設定された警戒区域等(市区町村単位)。 (備考) 1. 厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2. 2009年と2014年では調査対象が異なるため、時系列比較には注意を要する。  2006年以前の調査対象:「本社の常用労働者が30人以上の民営企業」  2007~2013年の調査対象:「常用労働者が30人以上である会社組織の民営企業」  2014年以降の調査対象:「常用労働者が30人以上の民営法人」(複合サービス業、会社組織以外の法人(医療法人、社会福祉法人、各種の協同組合等)含む) 3. 2009年調査では複合サービス業は調査対象外のため、値がない。 (%) 100 80 60 40 20 0 調査産業計 鉱業 、採 石 業 、砂利採取業 建設業 製造業 電気 ・ ガ ス ・熱供給 ・水道業 情報通信業 運輸業 、郵便業 卸売業 、小売業 金融業 、保険業 不動産業 、物品賃貸業 学術研究 、専門 ・技術 サ ー ビ ス 業 宿泊業 、飲食 サ ー ビ ス 業 生活関連 サ ー ビ ス 業 、娯楽業 教育 、学習支援業 医療 、福祉 複合 サ ー ビ ス 事業 サ ー ビ ス 業(他 に 分類 さ れ な い も の ) 47.147.6 63.0 57.0 53.2 52.8 38.1 38.1 74.2 69.8 54.6 55.0 48.9 51.1 34.6 34.5 43.349.0 42.2 42.6 53.3 51.7 31.4 32.2 42.0 38.2 39.5 38.6 44.0 50.8 2009年 2014年 32.4 52.7 48.8

図表8

 業種別の有給休暇取得率

(備考) 1.厚生労働省「就労条件総合調査」より作成。 2.2009 年と 2014 年では調査対象が異なるため、時系列比較には注意を要する。   2006 年以前の調査対象:「本社の常用労働者が 30 人以上の民営企業」   2007 ~ 2013 年の調査対象:「常用労働者が 30 人以上である会社組織の民営企業」    2014 年以降の調査対象:「常用労働者が 30 人以上の民営法人」(複合サービス業、会社組織 以外の法人(医療法人、社会福祉法人、各種の協同組合等)含む) 3.2009 年調査では複合サービス業は調査対象外のため、値がない。 (備考) 1.総務省「労働力調査(基本集計)」より作成。 2 .数値は、非農林業雇用者(休業者を除く)総数に占める割合。 3. 2011 年の値([ ]表示)は、岩手県、宮城県及び福島県 を除く全国の結果。

(5)

4

(備考) 1.国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦 調査)」(2011年)より作成。 2.数値は、当該年間に第1子を出産した女性について、第1子妊娠判 明時に就業していた者に占める第1子1歳時にも就業していた者の 割合。 (%) 20 1985 ~89 1990~94 1995~99 2000~04 2005~09 (年)2020 25 30 35 40 45 50 55 60 39.0 39.3 38.1 39.8 38.0 55.0 目標値 (備考) 1. 国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)(2011年)」より作成。 2. 第1子が1歳以上15歳未満の子を持つ初婚どうし夫婦について集計。 3. 出産前後の就業経歴   就業継続(育休利用)-妊娠判明時就業~育児休業取得~子ども1歳時就業   就業継続(育休なし) -妊娠判明時就業~育児休業取得なし~子ども1歳時就業 4. 就業形態は妊娠判明時であり、回答者の選択による。なお、「パート・派遣」は「パート・アルバイト」、「派遣・嘱託・契約社員」の合計。 ※育児・介護休業法上、期間を定めて雇用される労働者のうち育児休業をすることができる労働者は、①~③に該当する労働者。 ①同一の事業主に引き続き 1 年以上雇用されていること ②子の 1 歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること ③子の 2 歳の誕生日の前々日までに、労働契約期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでないこと (%) 100 80 60 40 20 0 1985~89年 1990~94年 1995~99年 第1子出生年 2000~04年 2005~09年 ■就業継続(育休なし) ■就業継続(育休利用) ■就業継続(育休なし) ■就業継続(育休利用) ■就業継続(育休なし) ■就業継続(育休利用) パート・派遣 正規の職員 自営業主・家族従業者・内職 40.4 27.4 13.0 45.5 17.6 27.815.2 14.4 0.8 79.2 79.2 0.0 51.6 14.6 37.017.6 15.6 2.0 69.6 67.4 2.2 52.9 43.1 9.8 18.0 14.0 4.0 73.9 69.6 4.3 23.7 21.5 2.2 72.7 69.7 3.0 44.6 24.7 19.9 18.2 17.7 0.5 81.7 77.4 4.3 正規職員 パ ー ト 等 自営業主等 正規職員 パ ー ト 等 自営業主等 正規職員 パ ー ト 等 自営業主等 正規職員 パ ー ト 等 自営業主等 正規職員 パ ー ト 等 自営業主等 (備考) JILPT「妊娠等を理由とする不利益取扱い及びセクシュアルハラスメントに関する実態調査(企業調査、従業員調査)」(速報)を元に厚生労働省雇用均等・ 児童家庭局作成 (※1)妊娠等を理由とする不利益取扱い防止策とは、ここでは以下の取組を指す。 →管理職に対する研修や周知、職場全体に対する研修や周知  つわり等により不就労が生じた妊婦がいる職場に対する業務上の応援、  相談・苦情対応窓口担当者への研修、実態調査のためのアンケートや調査、その他 (※2)妊娠等を理由とする不利益取扱い経験率=「妊娠等を理由とする不利益取扱いを経験した女性人数」÷「職場で妊娠・出産・育児のいずれかを 経験した女性人数」 本調査における妊娠等を理由とする不利益取扱いは、妊娠・出産・育児等に関連して職場で受けた以下のような不利益取扱いを指す。 →解雇、雇い止め、契約更新回数の引下げ、退職や不利益な契約内容変更の強要、降格。減給、賞与等における不利益な算定、不利益な配置変更、  不利益な自宅待機命令、人事考課における不利益な評価、仕事をさせないなど就業環境を害する行為、前述のいずれかを示唆する発言、妊娠・出産・  育児関連の権利を主張しづらくするような発言。また、派遣労働者については、派遣先から受けた以下のような不利益取扱いを含む。 →妊娠・育休・子の看護休暇を理由とした契約打切や労働者の交替、仕事をさせないなど就業環境を害する行為、前述のいずれかを示唆する発言、妊娠・  出産・育児関連の権利を主張しづらくするような発言。 20.5% 17.5% 0.0% 10.0% 20.0% いずれも 取り組んでいない いずれかに 取り組んでいる n=436 17.8% 19.8% 14.2% 19.4% 16.7% 7.7% 6.9% 0.0% 10.0% 20.0% 管理職に対し、 研修などによる周知 職場全体に対し、 研修などによる周知 つわり等により不就労が生じた妊婦が いる職場に対する業務上の応援 相談・苦情対応窓口の設置 相談窓口担当者への研修 実態調査のための アンケートや調査 その他 n=314 妊娠等を理由とする不利益取扱い経験率 妊娠等を理由とする不利益取扱い防止策ごとの 妊娠等を理由とする不利益取扱い経験率

今後の課題

●長時間労働の抑制や希望する方の年次有給休暇取得促進

に向けて、労使において、意識の改革や職場の雰囲気づ

くりに取り組むことが必要です。また、経営者の主導の

下、短時間で質の高い仕事を評価する仕組みの構築や仕

事を代替できる体制づくりなどの雇用管理の改善が重要

です。長時間労働の状況は業種によって違いが大きいた

め、業種に応じた重点的な取組とその支援が必要です。

さらに、年次有給休暇取得率は、企業規模によって違い

が大きいことや、計画的付与制度を有する企業の方が取

得率が高い傾向にあることから、企業規模に応じた取組

や、年次有給休暇の「計画的付与制度」の一層の普及・

促進を図ることが必要です。

(3)多様な働き方・生き方が選択できる社会

現状分析

※図表の表題に

印を付したものは数値目標設定指標。

第1子出産前後の女性の継続就業率

は4割弱で推移し、

長期的にほぼ横ばいで推移しています(図表9)。これ

を職員とパート・派遣等に分けて見ると、

正規の職員

就業を継続している者の割合が5割を超えていますが、

パート・派遣

は就業を継続する者の割合が2割に達して

いません(図表 10)。

●女性の就業継続に向けて、いわゆるマタニティハラスメ

ントなど、従業員の妊娠等を理由とする不利益取扱い等

に関し、業務上の支援や職場研修などの防止策に取り組

んでいる事業所の方が、取組を行っていない事業所に比

べて、経験率が低くなっています(図表 11)。

図表 9

 第 1 子出産前後の女性の継続就業率

図表 11

 妊娠等を理由とする不利益取扱い防止策の効果

図表 10

 出産前有職者の就業継続率(就業形態別)

(備考) 国立社会保障・人口問題研究所「第 14 回出生動向基本調査(夫婦調査)(2011 年)」より作成。 数値は、当該年間に第1子を出産した女性について、第1子妊娠判明時に就業していた者に占める第1子 1歳時にも就業していた者の割合。 出典: JILPT「妊娠等を理由とする不利益取扱い及びセクシュアルハラスメントに 関する実態調査(企業調査、従業員調査)」(速報)を元に厚生労働省雇用均等・ 児童家庭局作成 (備考) (※1) 妊娠等を理由とする不利益取扱い防止策とは、ここでは以下の取組を指す。 →管理職に対する研修や周知、職場全体に対する研修や周知   つわり等により不就労が生じた妊婦がいる職場に対する業務上の応援、  相談・苦情対応窓口担当者への研修、実態調査のためのアンケートや調査、その他 (※2) 妊娠等を理由とする不利益取扱い経験率=「妊娠等を理由とする不利益取 扱いを経験した女性人数」÷「職場で妊娠・出産・育児のいずれかを経験し た女性人数」 本調査における妊娠等を理由とする不利益取扱いは、妊娠・出産・育児等 に関連して職場で受けた以下のような不利益取扱いを指す。 → 解雇、雇い止め、契約更新回数の引き下げ、退職や不利益な契約内容変更の強 要、降格、減給、賞与等における不利益な算定、不利益な配置変更、不利益な 自宅待機命令、人事考課における不利益な評価、仕事をさせないなど就業環境を 害する行為、前述のいずれかを示唆するような発言、妊娠・出産・育児関連の権 利を主張しづらくするような発言。また、派遣労働者については、派遣先から受け た以下のような不利益取扱いも含む。 → 妊娠・育休・子の看護休暇を理由とした契約打切や労働者の交替、仕事をさせな いなど就業環境を害する行為、前述のいずれかを示唆する発言、妊娠・出産・育 児関連の権利を主張しづらくするような発言。 (備考) 1. 国立社会保障・人口問題研究所「第 14 回出生動向基本調査(夫婦調査) (2011 年)」より作成。 2 .第1子が1歳以上 15 歳未満の子を持つ初婚どうし夫婦について集計。 3 .出産前後の就業経歴     就業継続(育休利用)-妊娠判明時就業~育児休業取得~子ども1歳時 就業     就業継続(育休なし) -妊娠判明時就業~育児休業取得なし~子ども1 歳時就業 4 . 就業形態は妊娠判明時であり、回答者の選択による。なお、「パート・派遣」 は「パート・アルバイト」、「派遣・嘱託・契約社員」の合計。 ※ 育児・介護休業法上、期間を定めて雇用される労働者のうち育児休業をす ることができる労働者は、①~③に該当する労働者。 ①同一の事業主に引き続き 1 年以上雇用されていること ②子の 1 歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること ③ 子の 2 歳の誕生日の前々日までに、労働契約期間が満了しており、かつ、 契約が更新されないことが明らかでないこと

(6)

5

(備考) 1. 総務省「平成24年就業構造基本調査」より作成。 2. 複数回離職・転職した者については、前職についてのみ回答しているため、前職以前の離職・転職については数値に反映されていない。 71,500 65,700 77,700 65,900 81,200 17,100 16,100 20,900 18,400 19,900 88,500 81,900 98,600 84,200 101,100 80.8 80.2 78.8 78.3 80.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 200,000 2007 年10月~ 2008年 9月 2008年10月 ~ 2009 年 9月 2009年10月 ~ 2010年 9月 2010年10月 ~ 2011年 9月 2011年10月 ~ 2012年 9月 男性 女性 総数における女性の比率 (人) (%)

図表 12 

男性の育児休業取得率

図表 13

6歳未満の子どもをもつ夫の

育児・家事関連時間

(備考) 1. 厚生労働省「雇用均等基本調査」より作成。ただし、2007 年以前は厚生労 働省「女性雇用管理基本調査」による。 2. 数値は、調査前年度1年間(2011 年度以降調査においては、調査開始前々 年 10 月 1 日から翌年 9 月 30 日までの1年間)に配偶者が出産した者のうち、 調査年 10 月1日までに育児休業を開始した者(開始予定の申出をしている 者を含む。)の割合。 3 .2011 年度の値([ ]表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。 (備考) 1.総務省「社会生活基本調査」より作成。 2. 育児・家事関連時間(太字の値)は、「家事」、「介護・看護」、「育児」、「買い 物」の合計(週全体平均)。

図表 14

 6歳未満の子どもをもつ夫の家事関連の行動者率

図表 15

 介護・看護を理由に離職・転職した者

(備考) 1 .総務省「平成 24 年就業構造基本調査」より作成。 2 .複数回離職・転職した者については、前職についてのみ回答しているため、前職以前の離職・転職については数値に反映されていない。

男性の育児休業取得率

は、約2%(2013 年)と非常に低

い水準で推移しています(図表 12)。また、6歳未満の子

どもをもつ夫の育児・家事関連時間は、67 分(2011 年)

と数値目標に対し低水準で推移しています(図表 13)。ま

●介護や看護を理由とした離職・転職者数は、1 年間(2011

年 10 月~ 2012 年9月)で約 10 万人であり、女性が

80.3%を占めています(図表 15)。

●保育所等の定員数は増加している一方、待機児童の数は、

2015 年は5年ぶりに増加し約 2.3 万人となっています

た、6歳未満の子どもを持つ夫については共働き世帯で

も約8割が全く家事を行わず、約7割が全く育児を行っ

ていません(図表 14)。

(図表 16)。また、放課後児童クラブについては、クラ

ブ数及び登録児童数は年々増加しているものの、クラブ

を利用できなかった児童数(待機児童数)は 2007 年を

上回り最多となっています(図表 17)。

1 9 9 6 1 9 9 9 2 0 0 2 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 7 2 0 0 9 2 0 1 1 2 0 1 3 2 0 1 4 2 0 2 0 ( 年 度 ) (備考) 1.厚生労働省「雇用均等基本調査」より作成。ただし、2007年以前 は厚生労働省「女性雇用管理基本調査」による。 2.数値は、調査前年度1年間(2011年度以降調査においては、調査 開始前々年10月1日から翌年9月30日までの1年間)に配偶者が 出産した者のうち、調査年10月1日までに育児休業を開始した者 (開始予定の申出をしている者を含む。)の割合。 3.2011年度の値([ ]表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く 全国の結果。 (%) 0 2 4 6 8 10 12 14 0.12 0.42 0.33 1.56 1.72[2.63] 2.30 0.560.501.23 1.38 1.89 2.03 13.0 目標値 (備考) 1. 総務省「社会生活基本調査」より作成。 2. 育児・家事関連時間(太字の値)は、「家事」、「介護・看護」、「育児」、「買   い物」の合計(週全体平均)。 150 125 100 75 50 25 0 (年) (分/日) 目標値150 家 事 介護・看護 育 児 買い物 2020 2011 2006 2001 1996 38 14 18 5 1 48 15 25 7 1 60 16 33 101 67 16 39 120 (備考) 1. 総務省「社会生活基本調査」より作成。 2. 数値は「夫婦と子供の世帯」における6歳未満の子どもをもつ夫の1日当たりの家事関連の行動者率(週全体)。   ※行動者率・・・該当する種類の行動をした人の割合(%)   ※非行動者率・・・100%-行動者率で算出している。 ■行動者率  ■非行動者率 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介護・看護 育児 買い物 家事 介護・看護 育児 買い物 家事 2006年2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 2006年 2011年 0% 20% 40% 60% 80% 100% 19.3 80.7 9.7 12.2 90.3 87.8 0.9 1.0 99.1 99.0 27.1 72.9 29.6 70.4 18.8 81.2 18.6 81.4 19.5 80.5 0.9 99.1 0.6 99.4 26.2 73.8 32.8 67.2 15.4 84.6 17.5 82.5 ー妻・夫ともに有業の世帯(共働き)ー ー夫が有業で妻が無職の世帯ー (備考) 1.総務省「社会生活基本調査」より作成。 2. 数値は「夫婦と子供の世帯」における 6 歳未満の子どもをもつ夫の 1 日当たりの家事関連の行動者率(週全体)。    ※行動者率・・・該当する種類の行動をした人の割合(%)    ※非行動者率・・・100%-行動者率で算出している。

(7)

6

図表 16

 待機児童数と保育所等定員の推移

図表 17

 クラブ数、登録児童数及び利用できなかった児童数の推移

(備考) 1.厚生労働省「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(5月1日現在)」(2015 年)より。 2.2011 年の数値は、東日本大震災の影響で調査を実施できなかった岩手県、福島県の 12 市町村を除いて集計。 (備考)  1.厚生労働省「保育所関連状況取りまとめ」より作成。 2. 2011年の数値については、東日本大震災の影響によって調査を実施できなかった岩手県、宮城県、福島県の8市町(岩手県陸前高田市・大槌町、宮城県山元町・女川町・南三陸町、 福島県浪江町・広野町・富岡町)を除いている。 3. 2015 年については、2015 年 4 月から施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた特定教育・保育施設(幼保連携型認定こども園、幼稚園型認定こども園、 地方裁量型認定こども園)、特定地域型保育事業(小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業)の数値も含んでいる。

今後の課題

●男女がともに仕事と子育てを両立できる環境の整備に向

けて、育児休業、短時間勤務やテレワークなどの多様で

柔軟な働き方を可能とする環境整備が必要です。その際

には、増加傾向にある非正規雇用の労働者についても、

多様で柔軟な働き方を可能とする制度の利用促進を図る

ことが重要です。

●男性が仕事と育児を両立するためには、育児を積極的に

する男性「イクメン」の普及など職場や男性を取り巻く

人たちを含め、男性の働き方や意識の改革を進めること

が必要です。

●仕事と介護の両立に関しては、高齢化が一層進展するこ

とが見込まれる中、多様で柔軟な働き方ができる環境の

整備や、社会全体で高齢者介護を支える仕組みやその周

知が必要です。

●あわせて、男女がともに仕事と子育てを両立し、その責

任を担うためには、子育ての社会基盤の整備が必要です。

このほか、女性が就業を継続していくためには、女性が

キャリアを活かして様々な職域・職階で活躍できる環境

整備も必要です。

(備考) 1. 厚生労働省「保育所関連状況取りまとめ」より作成。 2. 2011 年の数値については、東日本大震災の影響によって調査を実施できなかった岩手県、宮城県、福島県の8市町(岩手県陸前高田市・大槌町、  宮城県山元町・女川町・南三陸町、福島県浪江町・広野町・富岡町)を除いている。 3. 2015 年については、2015 年 4 月から施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた特定教育・保育施設(幼保連携型認定こ  ども園、幼稚園型認定こども園、地方裁量型認定こども園)、特定地域型保育事業(小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪   問型保育事業)の数値も含んでいる。 (万人) (万人) (年) 260 250 240 230 220 210 200 190 180 170 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 待機児童数 保育所定員 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2.5 2.6 2.4 2.3 2.0 1.8 2.0 2.5 2.6 [2.6] 2.5 2.3 2.1 2.3 196 199 203 205 208 211 212 213 216 [220] 224 229 234 253 (備考) 1. 厚生労働省「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(5月1日現在)」(2015 年)より。 2. 2011 年の数値は、東日本大震災の影響で調査を実施できなかった岩手県、福島県の 12 市町村を除いて集計。 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 1,1000,000 1,000,000 900,000 800,000 700,000 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 クラブ数 登録児童数 利用できなかった児童数 22,608 1,024,635 936,452 16,941 2015 2014 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 9,945 7,521 7,408 8,689 8,021 13,09611,438 12,189 14,029 11,360 9,400 6,180 5,851 889,205 851,949 833,038 814,439 807,857 794,922 749,478 704,982 654,823 593,764 540,595 502,041 452,135 392,893 355,176 348,543 9,72910,201 10,994 11,803 12,78213,698 14,457 15,184 15,857 16,685 17,583 20,561 19,946 18,479 21,08521,48222,084 (か所) (人)

(8)

Ⅲ 当面重点的に取り組むべき事項

※実施主体の記載がない項目は国の取組

2020 年の目標数値に向けた進捗状況に遅れがみられる指標については、その改善を図るため、労使は

もとより、各主体の取組を支援する国や地方公共団体においても、本レポートで明らかとなった課題への

対応について検討し、仕事と生活の調和の実現に向けた取組をさらに加速していく。

○非正規雇用の労働者等の経済的自立支援とセーフティ・ネットの強化

 ●改正労働者派遣法(2015 年 9 月 30 日施行)及び改正パートタイム労働法(2015 年 4 月 1日施行)の周知・啓発

 ●「正社員転換・待遇改善実現プラン」に基づく非正規雇用労働者対策の強力な推進

 ●ハローワークと都道府県が連携したワンストップ窓口の設置による支援の実施(全国知事会)

○若年者の就労・定着支援

 ● 青少年の雇用の促進等に関する法律に基づく職場情報の提供の仕組みやユースエール認定制度等を通じた、

若者の適職選択等の支援

 ● 新卒応援ハローワークやわかものハローワーク等における新卒者やフリーター等に対するきめ細かな職業

相談・職業紹介等の実施、キャリア教育・職業教育の充実

○働きながら学びやすい社会環境の構築

● 産学協働による教育プログラムの開発・実証による社会人の学び直しの推進等

就労による経済的自立が可能な社会のために

○仕事の進め方の効率化の促進、長時間労働の抑制に向けた取組等

 ●年に5日の年次有給休暇を確実に取得できる仕組みの創設を含む労働時間法制の見直し

 ● 生産性が高く仕事と生活の調和が取れた働き方の推進、フレックスタイム制の活用促進、年次有給休暇の

取得促進などに取り組む事業主に対する支援、「働き方・休み方改善指標」について「働き方・休み方改善

ポータルサイト」を活用した効果的な周知・啓発等

 ●経営者・管理職を対象としたトップセミナー等の開催による、長時間労働抑制等の情報提供

 ●総実労働時間の縮減にむけた取組(日本労働組合総連合会)

 ●「過労死等の防止のための対策に関する大綱」に基づいた過労死等防止対策の推進

 ● 効率的な働き方・休み方への取組に関する情報提供やセミナー開催、年休等取得促進キャンペーン等を通じた、

働き方・休み方改革の推進(日本経済団体連合会)

健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会のために

○社会的気運の醸成

 ●仕事と生活の調和ポータルサイトや、メールマガジンを通じた情報発信等

 ●公共調達においてワーク・ライフ・バランス等を推進する企業をより幅広く評価する取組の推進

 ●ホームページやセミナー等における仕事と生活の調和に関する情報提供等(日本商工会議所)

 ●各都道府県の実情に応じた意識啓発の実施及び先進事例等の情報発信(全国知事会)

総       論

○仕事と子育て等の両立支援

 ● 産前産後休業の取得にかかる周知、育児・介護休業法の周知・徹底、育児休業からの復帰を支援する事業主等

への助成金の支給などの推進

 ●テレワークやフレックスタイム等の多様で柔軟な働き方を可能とする環境整備の促進

 ● 女性活躍推進法(2016 年 4 月 1 日全面施行)の適切な履行確保に加え、中小企業のための女性活躍推進支援、

女性の活躍推進に積極的に取り組む企業への助成金の支給等による、企業における女性の活躍推進

 ●女性起業家等支援ネットワーク事業等を通じた女性起業家へのきめ細やかな支援

 ●「待機児童解消加速化プラン」に基づく整備量の上積みによる待機児童の解消

 ●子ども・子育て関連3法に基づく「子ども・子育て支援新制度」の着実な実施

 ●男性の仕事と子育ての両立に関する意識改革(「イクメンプロジェクト」、情報・好事例等の提供等)

 ●男女共同参画の理解の促進

 ●疾病を抱える労働者に対する就労継続支援

○仕事と介護の両立支援

●仕事と介護が両立しやすい職場環境に向けた支援モデルの普及・展開、個別対応モデルの構築

 ●仕事と介護の両立支援を行う事業主への助成金の支給による支援

 ● 介護保険制度の着実な推進、介護と医療、生活支援等を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の実現、

市町村窓口や地域包括支援センターにおける家族の介護についての相談・情報提供

 ●仕事と介護の両立に資する法制度や介護サービス等支援情報についてのポータルサイトでの一元的提供

多様な働き方・生き方を選択できる社会のために

7

参照

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