グリーン調達手順書 PF04-5 版
改訂歴 版 年月日 改訂理由 0 2005/04/11 制定 1 2005/07/27 調達調査要領を追加 2 2010/06/01 含有化学物質の調査対象物質群の一部拡大を追加 3 2010/06/22 誤記修正・調達調査要領修正 4 2012/02/20 管理物質追加 5 2014/01/20 一部文言の追加、 管理・禁止物質更新の上、別表に集約 1.目的 この「グリーン調達基準」は、ワイエイシイ(株)(以下当社という)がお取引先から物 品及びサービスを調達する時の基準を提示したものです。 当社は、ISO-14001取得推進に伴い、本基準を制定しました。 各国の環境関連法規の遵守を図ると共に、著しい環境側面低減に積極的な取引先として環 境保全・循環型社会の構築に貢献します。 2.適用 当社が生産する製品を構成する原材料・部品(製品と共に市場に出る包装材・副資材を含 む)および設備など、当社の調達品全てに適用します。 当社が設計または製造を委託して製作する製品・部品に対しても適用します。 3. 要求事項 当社のグリーン調達に際しては、2つの側面(お取引先の評価と調達品の評価)に対する 要求事項を定め、これら当社の要求事項に対して、積極的に取組まれているお取引先を優 先して取引させていただきます。 ワイエイシイ(株) グリーン調達要求事項の概念 お取引先への要求事項 環境マネジメントシステムの認証取得 含有化学物質に関する品質保証体制の構築 調達品への要求事項 調達品の含有化学物質に対する取組み * 含有禁止化学物質を含まないこと * 含有化学物質調査に対するご協力 原材料・部品 の調達 推奨 必須 設備の調達 推奨 推奨 原材料・部品 の調達 必須 設 備 の 調達 推奨 承認 審査 西原 作成 前原 花輪* 代替・新規部品および工程変更に関するご提案 原材料・部品 の調達 環境側面低減対策製品 推奨 設 備 の 調達 推奨 3-1.お取引先への要求事項 既にお取引のある、あるいは新規にお取引させていただくにあたって、環境関連法 規に遵守していることを前提とし、下記要求事項とさせていただきます。 (1)環境マネジメントシステム(ISO-14001)の認証取得 環境マネジメントシステムとして ISO-14001を第三者審査機関にて認証 取得されていることを推奨事項とします。 (2)含有化学物質に関する品質保証体制の構築 原材料・部品のお取引先に対しては必須とします。 設備のお取引先に対しては推奨とします。 a.製造から出荷までの全ての工程において、有害化学物質を含有する部品・製品 を作らない、販売しない品質保証体制を構築し、常に維持向上に努めているこ と。 b.使用する部材の化学物質含有情報を必要な時に入手し、その情報管理が出来て いること。 c.含有化学物質の管理体制におけるそれぞれの責任者が決まっていること。 d.有害化学物質に関する教育・啓発を、従業員及び関連する業務従事者に行って いること。 (3)お取引先調査へのご協力 お取引先に対して、環境への取組み調査を実施しますので、回答のご協力 をお願いいたします。 3-2.調達品への要求事項 下記(1)から(4)項については、 原材料・部品のお取引先に対しては必須とします。 設備のお取引先については、推奨とします。 下記(5)項については、 原材料・部品のお取引先に対しては推奨とします。 設備のお取引先に対しても推奨とします。 (1) 含有禁止化学物質を含まないこと 調達品に含有する化学物質については、禁止物質と管理物質を下記の通り定 め、調査管理を行います。 そのうち、禁止物質については禁止時期を定め、それ以降は調達品への含有 を禁止します。
① 禁止物質: 調達品への含有を即時禁止する化学物質、および禁止時期以降の含有 を禁止する化学物質です。(別表1) ② 管理物質: 調達品への含有量を当社にて管理する化学物質です。(別表2) (2) 含有化学物質調査に対するご協力 原材料・部品および副資材に含有する化学物質に関しては、別紙「含有化学 物質調査票」を制定して調査を実施しますので、ご回答をお願いします。 (3) 特定の化学物質に関する非含有保証書のご提出 当社の指定する特定の禁止6項目(RoHS 指令禁止物質)が調達品に含有して いないことを確認できましたら、「特定の化学物質に関する非含有保証書」 に代表者または担当部門責任者が捺印の上ご提出ください。 (4) 代替・新規部品および工程変更に関するご提案 当社が指定する特定の禁止6物質(RoHS 指令禁止物質)が調達品に含有して いる場合は、代替品の提案と代替予定の有無と時期のご回答をお願いします。 また、新規部品のお取引の際や禁止6物質(RoHS 指令禁止物質)に関連する 工程変更を伴う際にもご回答いただきます。 (5) 環境側面低減対策製品 1) 選定基準 下記組込みを行っている調達品を優先します。 ① 再生資源の積極的利用、製品・部品の小型化や減量化あるいは長寿命 化が図られている。 ② 省資源・省エネルギー化が図られている。 ③ リサイクル設計がなされ、製品の分解・分別・回収が容易である。 ④ タイプⅠ、Ⅱ、Ⅲなどの環境ラベルの対象である。 ⑤ 商品に関する環境情報を公開している。 ⑥ 製品アセスメントを実施している。 2) 調査は別途、調査要領を定めて実施させていただきますので、ご協力 お願いいたします。 4. 原材料・部品に関するグリーン調達調査の運用概要 4-1.グリーン調達調査の流れ 当社の要求事項に基づいた原材料・部品の流れについてのまとめ、「お取引先の調 査」と「調達品に関する調査」を実施させていただきます。調達品に関する調査結果 は、お取引先から当社へご回答ください。必要に応じて、お取引先が更に上流のお取 引先に調査を実施いただき、その結果をご回答下さい。 また、必要に応じて、上流お取引先の含有化学物質の管理体制・管理状況についても、 確認お願いします。 調査結果に基づき、当社が必要と判断した際には、監査を実施させていただきます。
原材料・部品調査の流れ 取引先調査票 (必要に応じ)グリーン調達手順書(PF04-3)・ 含有化学物質調査票・非含有保障書・ 代替提案書 必要に応じ ワ イ エ イ シ イ お取引先 調査依頼 ・ 上 流 お 取 引 先 への調査 ・ 上 流 お 取 引 先 の 管 理 状 況 の 確認 調査へのご回答 データベース入力 評価・判定 監査実施 4-2.グリーン調達調査要領 グリーン調達調査に関して下記内容に基づき、段階的調査を行うこととします。 ① お取引先調査票による第一段階調査で、環境へのお取り組み状況を審査いたし ます。対象は、(2・「適用」)で定めた当社の調達品等に係わるお取引先と いたします。 ②調査内容に応じて下記表③・④・⑤の調査を実施させていただきますので、ご 協力ください。 特に当社顧客からの調査要求があった場合あるいは当社がグリーン調達推進上 必要と判断した場合、調査協力いただきます。 NO. ご提出書類・契約事項 購入先 協力会社 様式 ① 購買先調査票 ○ ○ SF13-1 ② 含有化学物質調査票 ○ ○ JGPSSI 調査回答ツール等 ③ 特定の化学物質に関する非含有 保証書 ○ ○ 別紙1 ④ 代替・新規部品および工程変更 提案書 ○ ○ 別紙2 ⑤ 副資材含有化学物質調査票 ○ ○ 別紙3
③購買先調査票 すべてのお取引先に関して、環境マネジメントシステムの認証取得と含有化学物質に 関する品質保証体制の構築についてご回答いただきます。「購買先調査票」(SF13 版)にご回答ください。 ④含有化学物質調査票 調査票のご回答に関しては、上流のお取引先への調査に基づき、貴社の責任でご回答 下さい。 本調査は、原則として電子データでの調査となります。原材料・部品に関する基本情 報調査および含有される化学物質調査から構成されます。 ⑤ 特定の化学物質に関する非含有保証書 含有化学物質調査票において、特定の禁止化学物質を含有無し、とご回答いただいた 原材料・部品に対して。そのすべてに「特定の化学物質に関する非含有保証書」(別 紙1)をご提出ください。また、当社が定めた禁止期限までに非含有保証書をご提示 いただけますように対策をお願いいたします。 ⑥ 代替・新規部品および工程変更提案書 当社から発注した部品・製品に当社が使用を禁止している物質が含まれていることが 判明した場合、或いは含まれている可能性がある場合は、速やかに当社の購買部門に 連絡の上、対処についてその指示に従って下さい。 納入いただいている原材料・部品に関して代替品がある場合、あるいは工程変更にと もない禁止6物質(RoHS 指令禁止物質)の含有状況に変化がある場合には、 必ず「代替・新規部品および工程変更提案書」(別紙2)を提出ください。 ⑦ 副資材含有化学物質調査票 協力会社様において、「副資材含有化学物質調査票」(別紙3)のご回答をお願いし ます。 なお、現在の科学技術では含有化学物質の非含有が困難な場合には、その旨を通知し ていただき、当社担当者と協議してください。 4-3.機密保持 機密保持が必要な場合には、別途ご連絡ください。
ワイエイシイ株式会社「グリーン調達手順書」
(別表1)
2014.1.20改訂1. 使用禁止物質リスト
No. 物質群名 用途・使用例 対象範囲 除外対象項目 参照法令・規制 1 カドミウムおよびその化合物 顔料、耐蝕表面処理、 電池、接点、光学材 料、PVC用安定剤 ①物質材料中に100ppmを超える含有がある場合 ②RoHS指令の対象製品外で、その用途が表面処理、着色剤、プラス チック安定剤のときでは、75ppmを超える含有がある場合 ③付表 2A-2 電池中への重金属含有禁止項目に該当する電池への 使用 ※対象範囲の濃度については金属換算値を適用します。 RoHS指令で規制する重金属の適用除外項目(共通) およびRoHS 指令で規制する重金属の適用除外項 目(医療機器、監視および制御装置)に該当する項 目 ・REACH規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII) ・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC・オランダカドミウム制令 ・デンマークカドミウム禁止令 ・電池関連の法規制は付表2A-2 を参照 2 六価クロム化合物 顔料、塗料、インク、触 媒、防食表面処理、染 料、防錆 ① 質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ※対象範囲の濃度については金属換算値を適用します。 RoHS 指令で規制する重金属の適用除外項目(共 通)およびRoHS指令で規制する重金属の適用除外 項目(医療機器、監視および制御装置)に該当する 項目
・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC
・REACH規則(EC)No1907/2006(第7条2項、第33条) 3 鉛およびその化合物 顔料、塗料、ゴム硬化 剤、電池、プラスチック 安定剤、ゴム加硫剤、 はんだ、ガラス、快削合 金、合金成分、各種樹 脂添加剤 ① 均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ② ポリ塩化ビニル電線のポリ塩化ビニル樹脂被覆中では 300ppmを 超える含有がある場合 ② 12歳以下の子供を対象とした製品で、各部品中に100ppmを超える 含有がある場合、またはその塗料中/乾燥塗膜中の含有量が90ppm を超える場合 ③ 電池中への重金属含有禁止項目に該当する電池への使用 RoHS 指令で規制する重金属の適用除外項目(共 通)およびRoHS 指令で規制する重金属の適用除外 項目(医療機器、監視および制御装置)に該当する 項目 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条、附属 書 XVII)
・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC ・デンマーク鉛禁止令 ・カルフォルニア州プロポジション65 ・米連邦「2008 年消費者製品安全改善法」PUBLIC LAW 110– 314 ・電池関連の法規制は付表2A-2 を参照 4 水銀およびその化合物 電池、蛍光材料、接 点、温度計、顔料 ① 意図的添加がある場合 ② 不純物として、均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ③ 電池中への重金属含有禁止項目に該当する電池への使用 ※ 対象範囲の濃度については金属換算値を適用します。 RoHS 指令で規制する重金属の適用除外項目(共 通)およびRoHS 指令で規制する重金属の適用除外 項目(医療機器、監視および制御装置)に該当する 項目
・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII) ・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC
・ルイジアナ州水銀危険低減法
※電池関連の法規制は付表2A-2 を参照
5 アスベスト類 電気絶縁体、充填材、
断熱材、摩擦材
意図的添加がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII)
・米 TSCA(Toxic Substances Control Act有害物質規制法) ・スイスRS 814.81 特定の危険物質・調剤・アーティクル取扱い のリスク軽減政令(ChemRRV)(付属書 1.6) 6 トリブチルスズ=オキシド(TBTO) 塗料、顔料、防腐剤、 冷媒、発泡剤 ① 意図的添加がある場合 ② 不純物として、部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第一種特定化学物質、 ・REACH 規則(EC)No1907/2006 (第7 条2 項、第33 条) 7 ジブチルスズ化合物(DBT) PVC 用安定剤、シリコ ン樹脂およびウレタン 樹脂用の硬化触媒
均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII、欧州委員会 規則 No.276/2010 で追加) 8 ジオクチルスズ化合物(DOT) PVC 用安定剤、シリコ ン樹脂およびウレタン 樹脂用の硬化触媒 下記の対象において、均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある 場合 (1) 皮膚と接触することを意図する織物および皮革製品 (2) 育児用品 (3) 2 コンポーネント室温加硫モールティングキット(RTV-2 シーラント モールディングキット) ※ 対象範囲の濃度については金属換算値を適用します。
・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII、欧州委員会 規則 No.276/2010 で追加) 9 三置換有機スズ化合物 顔料、塗料、難燃剤、 安定剤、n型ドーパント ①意図的添加がある場合 ②不純物として、均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 注記 1 三置換有機スズ化合物とは、3 つの有機置換基を有するスズ 化合物で、トリブチルスズ化合物 (TBT)、トリフェニルスズ化合物(TPT)のような化合物を指します。参 照法規制原文名称:Trisubstituted organostannic compounds 注記2 対象範囲の濃度については金属換算値を適用します。
・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII、欧州委員会 規則 No.276/2010 で追加)
・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第二種特定化学物質
10 ニッケル ステンレス鋼、めっき 長期間皮膚に接する部品において、意図的添加がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII)
11 酸化ベリリウム(BeO) セラミックス材料 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・EU WEEE 指令2002/96/EC 第11 条処理施設への情報提供 実施に関するDIGITALEUROPE/CECED/AeA/EERA ガイダ ンス
12 ポリ臭化ビフェニル類(PBB類) 難燃剤 均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII) ・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC
13 ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE 類) 難燃剤 ①意図的添加がある場合 ②不純物として、均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第一種特定化学物質
・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII) ・EU RoHS 指令(改正)2011/65/EC
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(別表1)
2014.1.20改訂 No. 物質群名 用途・使用例 対象範囲 除外対象項目 参照法令・規制 14 臭素系難燃剤(PBB類、PBDE類および HBCDDを除く) 難燃剤 下記のいずれかに該当するもの ①プラスチック材料中の臭素の含有量合計で 1,000ppm 以上の含有 がある場合 ②積層プリント配線基板中で、積層板の臭素の含有量合計で 900ppmを超える含有がある場合 ・JS709 ・IPC-04101 およびIEC61249-2-21 15 ポリ塩化ビフェニル類(PCB類)及び特定 代替物質 絶縁油、潤滑油、電気 絶縁媒 体、可塑剤、塗料溶 媒、熱媒体 意図的添加がある場合 ・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第一種特定化学物質・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII) 16 ポリ塩化ターフェニル類(PCT類) 絶縁油、潤滑油、電気
絶縁媒体、可塑剤、塗 料溶媒、熱媒体
均質材料中に 50ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII)
17 ポリ塩化ナフタレン(塩素数が3以上) 潤滑油、塗料、プラス チック安定剤、電気絶 縁媒体、難燃剤 意図的添加がある場合 ・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第一種特定化学物質 18 過塩素酸塩 コインセル電池 部品中に 0.006ppm を超える含有がある場合 ・米国カリフォルニア州 過塩素酸塩汚染防止法2003
(California- Perchlorate Contamination Prevention Act of 2003) 19 パーフルオロオクタンスルホン酸塩 (PFOS) フォトリソグラフィ、写真 コーティング材、油圧 油、金属めっき、洗剤、 消火剤、紙のコーティ ング材 ①意図的添加がある場合 ②不純物として、均質材料中に 1,000ppm を超える含有がある場合 (1)フォトリソグラフィ・プロセスのためのフォトレジストま たは反ミラー・コーティング (2)フィルム、書類、または印刷版に適用される写真 コーティング ・残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs 条 約) ・1999 年カナダ環境保護法パーフルオロオクタンスルフォン酸 およびその塩ならびにその他の特定化合物規則SOR/2008-974 ・化審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律) 第一種特定化学物質 20 フッ素系温室効果ガス(HFC、PFC、SF6) 冷媒、吹き付け剤、消 火剤、洗浄剤、絶縁 材、苛性ガス 以下の物質において、それぞれの用途で意図的添加がある場合 (1) フッ素系温室効果ガス - 使い捨て容器(スプレー缶などの再充てん禁止容器等) - 窓(ペアガラス内のSF6 等) - 履物(クッション用SF6) - タイヤ(スペアタイヤのエア漏れ対策用SF6 等) - EU 各国安全基準を満たすために必要とされる場合を除く構成要素 が1 種類の発泡剤(one component foams)
・EU 規則(EC)No842/2006 (2) HFC、PFC については、直接蒸発する開放系システムに含まれる 冷媒 (3) PFC については、防火設備、消火器 (4) HFC については、新型のエアロゾル(娯楽、装飾を目的とした煙 霧発生器(aerosol generator)) 注)フッ素系温室効果ガス(PFC、SF6、HFC)は、上記「対象範囲」外 であっても、EU 規則(EC)No.842/2006 の対象であり、含有管理物質 と同様に管理してください。 21 ポリ塩化ビニル(PVC)およびPVCコポリ マー 樹脂材料、絶縁体、耐 薬材、OHPフィルム、 シース材 プラスチック材料中の塩素の含有量合計で 1,000ppm 以上の含有が ある場合 なお、積層プリント配線基板については、塩素系難燃剤 対象範囲② を参照。 ・JS709 22 一部の芳香族アミンを生成するアゾ染料・ 顔料 顔料、染料、着色剤 織物製品/皮革製品において、30ppmを超える一部の芳香族アミンを 生成するアゾ染料・顔料
・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII)
23 オゾン層破壊物質 冷媒、消化剤、発泡 剤、洗浄剤、薫蒸 意図的添加がある場合 ・モントリオール議定書、特定物質の規制等によるオゾン層の保 護に関する法律 24 放射性物質 光学特性(トリウム)、煙 感知機、測定装置、 ゲージ類、検出器 意図的添加がある場合 ・放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律、 核原料物質、核燃料物質および原子炉の規制に関する法律 25 ホルムアルデヒド 木材等の防虫・腐食防 止、接着剤 下記のいずれかに該当するもの ①木材製品(合板、パーティクルボード、MDF)または木材部品中に、 意図的添加がある場合 ②織物製品中に 75 ppm を超える含有がある場合 ・米国/カリフォルニア州CARB 規則(木材製品) ・オーストリア- BGB I 1990/194:ホルムアルデヒド規制§2、 12/2/1990(織物製品)
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(別表1)
2014.1.20改訂 No. 物質群名 用途・使用例 対象範囲 除外対象項目 参照法令・規制 26 2-(2H-1,2,3-ベンゾトリアゾール-2-イ ル)-4,6-ジ-tert-ブチルフェノール 接着剤、塗料、印刷イ ンク、プラスチック、イン クリボン、パテ、コーキ ング、シール用充填材 (紫外線吸収剤) 意図的添加がある場合 ・審法(化学物質の審査および製造等の規制に関する法律)第 一種特定化学物質 27 特定フタル酸エステル類I(フタル酸ビス (2-エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ジ ブチル(DBP)、フタル酸ブチルベンジル (BBP)、フタル酸ジイソブチル(DIBP)) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 均質材料中に、対象となる 4 物質が合計で1,000ppm を超える含有 がある場合 医療機器および産業製造機器 ・2012 年11 月26 日付デンマーク特定フタル酸禁止政令 No.1113 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条、附属 書ⅩⅦ) ・米連邦「2008 年消費者製品安全改善法」PUBLIC LAW 110– 314 28 特定フタル酸エステル類II(フタル酸ジイ ソノニル(DINP)、フタル酸ジイソデシル (DIDP)、フタル酸ジ-n-オクチル (DNOP)) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 均質材料中に DINP、DIDP およびDNOP の合計として1,000ppmを超 える含有がある場合・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII)
・米連邦「2008 年消費者製品安全改善法」PUBLIC LAW 110– 314 29 トリブチルスズ=オキシド (TBTO) 30 五酸化二ヒ素 半導体基板、ガラス消 泡剤、顔料、塗料、難 燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 31 三酸化二ヒ素 半導体基板、ガラス消 泡剤、顔料、塗料、難 燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 32 ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDD)及 び全ての主要ジアステレオ異性体 難燃剤(主に発泡ポリ スチレンとある種の繊 維に使用される) 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 33 短鎖型塩化パラフィン類(炭素数10~13) グリス、金属加工油、難 燃剤、PVC用可塑剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・残留性有機汚染物質(POPs)に関する規則(EC) No 850/2004 ・健康と環境に有害な化学物質及びその他の製品の製造、輸 入、輸出、販売および使用の制限に関するノルウェー規則 34 リン酸トリス(2-クロロエチル) (TCEP) 難燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 35 フタル酸ジブチル (DBP) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 医療機器および産業製造機器 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条、附属 書 XVII) ・米連邦「2008 年消費者製品安全改善法」PUBLIC LAW 110– 314 36 塩化コバルト(CoCl2) 水質汚濁検知用の空 圧式制御盤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 37 パーフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩 およびそのエステル フォトリソグラフィ、写真 コーティング材、油圧 油、金属めっき、洗剤、 消火剤、紙のコーティ ング材 意図的添加がある場合 ・米国 PFOA 自主廃絶プログラム
38 ジメチルフマレート(フマル酸ジメチル) 防湿剤、防かび剤 均質材料中に 0.1ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(附属書 XVII ・欧州委員会規則 No 412/2012 で追加)
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(別表2)
2014.1.20改訂2. 使用管理物質リスト
No. 物質群名 用途・使用例 対象範囲 除外対象項目 参照法令・規制 1 塩素系難燃剤 難燃剤 下記のいずれかに該当するもの ①プラスチック材料中の塩素の含有量合計で 1,000ppm 以上の含有 がある場合 ②積層プリント配線基板中で、積層板の塩素の含有量合計で 900ppmを超える含有がある場合 ・JS709 ・IPC-04101 およびIEC61249-2-21 2 フタル酸ジイソデシル(DIDP) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 意図的添加がある場合 ・カルフォルニア州プロポジション65 3 フタル酸ジ-n-ヘキシル(DnHP) 可塑剤 意図的添加がある場合 ・カルフォルニア州プロポジション65 4 1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカ ン 主に発泡ポリスチレンと ある種の繊維に使用さ れる難燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 5 α-ヘキサブロモシクロドデカン 主に発泡ポリスチレンと ある種の繊維に使用さ れる難燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 6 β-ヘキサブロモシクロドデカン 主に発泡ポリスチレンと ある種の繊維に使用さ れる難燃剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 7 γ-ヘキサブロモシクロドデカン 主に発泡ポリスチレンと ある種の繊維に使用さ 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 8 フタル酸ブチルベンジル (BBP) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 なお、有可能期限は、デンマーク特定フタル酸禁止政令に基づいて 設定していますが、今後の法規制動向および社会動向により、変更と なる可能性があります。 医療機器および産業製造機器 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条、附属 書 XVII) ・米連邦「2008 年消費者製品安全改善法」PUBLIC LAW 110– 314 9 クロム酸鉛 プラスチックの着色剤、 塗料の着色剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 10 硫酸モリブデン酸クロム酸鉛(C.I. ピグメ ントレッド104) プラスチックの着色剤、 赤色塗料の着色剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 11 C.I. ピグメントイエロー34 プラスチックの着色剤、 黄色塗料の着色剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 12 フタル酸ジイソブチル (DIBP) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合(ただし、医療機器およ び産業製造機器を除き、2014年12 月1 日以降に使用禁止物質に該 当します。なお、含有可能期限は、デンマーク特定フタル酸禁止政令 に基づいて設定していますが、今後の法規制動向および社会動向に より、変更となる可能性があります。) ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 13 アルミノ珪酸塩,耐火セラミック繊維 高温試験装置の断熱 材 ①部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 注記 上記アルミノ珪酸塩、耐火セラミック繊維とは、「物質およびそれ らの混合物の分類、表示および包装に関する2008 年12 月16 日付欧 州議会および理事会規則(EC)No1272/2008」の付属書VI、第3 部、 表3.2 中に、インデックス番号650-017-00-8 として包含される繊維 で、下記3 つの条件を満たすものです。 (a) アルミニウムおよび珪素の酸化物であり、不定な濃度で(繊維中 に)含有する主要な成分である こと。 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) (b) 繊維は、その長さ加重幾何平均径からその標準誤差の2 倍値を引 いた値が6μm以下であること。 (c) アルカリ性酸化物およびアルカリ土類金属の酸化物 (Na2O+K2O+CaO+MgO+BaO)の含有が重 量比で18%以下であること。ワイエイシイ株式会社「グリーン調達手順書」
(別表2)
2014.1.20改訂 No. 物質群名 用途・使用例 対象範囲 除外対象項目 参照法令・規制 14 ジルコニアアルミノ珪酸塩,耐火セラミック 繊維 高温試験装置の断熱 材 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 注記 上記ジルコニアアルミノ珪酸塩、耐火セラミック繊維とは、「物質 およびそれらの混合物の分類、表示および包装に関する2008 年12 月16 日付欧州議会および理事会規則(EC)No1272/2008」の付属書 VI、第3 部、表3.2 中に、インデックス番号650-017-00-8 として包含さ れる繊維で、下記3 つの条件を満たすものです。 REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) (a) アルミニウム酸化物、珪素およびジルコニウムの酸化物であり、不 定な濃度で(繊維中に)含有 する主要な成分であること。 (b) 繊維は、その長さ加重幾何平均径からその標準誤差の2 倍値を引 いた値が6μm以下であること。 (c) アルカリ性酸化物およびアルカリ土類金属の酸化物 15 ホウ酸 木材・綿およびその他 の植物由来の材料中 の難燃剤、架橋剤、pH 調整剤、防腐剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 16 四ホウ酸二ナトリウム 木材・綿およびその他 の植物由来の材料中 の難燃剤、架橋剤、pH 調整剤、防腐剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 17 三酸化二ホウ素 木材・綿およびその他 の植物由来の材料中 の難燃剤、ガラス/光 ファイバー 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 18 七酸化二ナトリウム四ホウ素水和物(四ホ ウ酸二ナトリウム水和物) 19 1,2-ベンゼンジカルボン酸、炭素数7を主 成分とする炭素数6~8の分岐ジアルキル エステル類 (DIHP) 可塑剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 20 1,2-ベンゼンジカルボン酸、炭素数7~11 の分岐および直鎖ジアルキルエステル類 (DHNUP) 可塑剤、染料、顔料、 塗料、インク、接着剤、 潤滑剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 21 [4-{ビス(4-ジメチルアミノフェニル)メチレ ン}-2,5-シクロヘキサジエン-1-イリデン] ジメチルアンモニウムクロリド(別名C.I. ベ イシックバイオレット3)インク 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・ECHA Registry of Intentions(2010.10.25)
22 クロム酸鉛ストロンチウム 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 23 2,2'-ジクロロ-4,4'-メチレンジアニリン (MOCA) ポリウレタンの硬化剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 24 ヒドロキシオクタオキソ二亜鉛酸二クロム 酸カリウム 防錆塗料 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 25 クロム酸八水酸化五亜鉛 着色剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 26 フタル酸ビス(2-メトキシエチル) 可塑剤 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 27 4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノー ル、(4-tert-オクチルフェノール) 界面活性剤、親油性 フェノール樹脂の合成 原料 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 28 ビス(2-メトキシエチル)エーテル 電池の電解液 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 29 N,N-ジメチルアセトアミド(DMAC) 未反応物質 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 30 デカブロモジフェニルエーテル 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 31 塩基性亜硫酸鉛 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 32 1,2-ビス(2-メトキシエトキシ)エタン (TEGDME;トリグライム) 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 33 二塩基性リン酸鉛 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 34 1,2-ジメトキシエタン;エチレングリコール ジメチルエーテル(EGDME) リチウム電池の電解 液、インクジェットカート リッジのインク 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 35 4-アミノアゾベンゼン インクの顔料(黄色) 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合(ただし、織物製品/皮 革製品において、4-アミノアゾベンゼンの生成/含有が30ppm を超え るアゾ染料・顔料は使用禁止物質に該当します。) ・REACH 規則(EC)No1907/2006(第7 条2 項、第33 条) 36 三塩基性硫酸鉛 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 37 オレンジレッド(四酸化鉛) 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 38 パイロクロア、C.I. ピグメントイエロー41 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合 39 四塩基性硫酸鉛 部品中に 1,000ppm を超える含有がある場合
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