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Nios II マイコン活用ガイド マイコンの動作を確認しましょう AuCE C3 には 基本 CPU エンジン CPU0121C3880 と 対応する基本プログラムを書き込んで出荷しております 以下に AuCE C3 出荷時の状態を示します AuCE C3 FPGA Cyclone III 基本

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Academic year: 2021

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【CHAPTER No:020Adv】

目次

マイコンの動作を確認しましょう

2

ステップ1 動作確認環境を準備する 6 ステップ2 基本プログラムを起動する 9 ステップ3 コマンドを入力する 11

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マイコンの動作を確認しましょう

AuCE C3 には、基本 CPU エンジン「CPU0121C3880」と、対応する基本プログラムを書き込ん で出荷しております。以下に AuCE C3 出荷時の状態を示します。

本章では、基本プログラムを使用し、AuCE C3 の動作確認を行っていきます。 AuCE C3

FPGA Cyclone III 基本CPU エンジン CPU0121C3880

Flash メモリ 基本プログラム

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基本プログラムの動作画面を、以下に記載します。パソコンと AuCE C3 を、キット付属の D-sub シリアルケーブルで接続することで、パソコン上のコンソールに、デバイステストの結果と、コマ ンド入力が行えるプロンプトを表示します。 起動画面のメッセージを次ページに示します。 コンソール画面 にて確認

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【起動画面イメージ】

表示する MAC アドレスは、ボードごとに異なります。上記はイメージとなります。 Power ON Boot... Start!

//--- // Welcome to the AuCE C3 Kit

// Copyright (c) 2008.Tokyo Electronic // Systems Corporation ALL rights reserved. // 07/Aug/2008 //--- // C3 DIAGNOSTIC PROGRAM V1.00 H/W DIAGNOSTIC MODE:DIP_SW:0001 Start!! //--- C3 Memory Test Start!

SRAM Test Pattern Writing...2MB

Test Pattrn Reading ...Complete FLASH Testing...16MB

Test Pattrn Reading ...Complete Memory Test Complete C3 Device Test Start!

LAN91c111 Test.

MAC Address:00:15:B7:D6:02:7A

C3 Device Test Complete Diagnostic Test Complete

//--- All Test Complete //--- [AuCE_C3]:

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基本プログラムは、AuCE C3 の電源を入れると、自動的に起動します。一連の機能テストの後、 コマンド入力待ちとなります。 プロンプト表示: コンソールからコマンドを入力することで、所定の処理を起動することが出来ます。コマンドの一 覧は以下の通りです。 コマンド名 入力 コマンド機能説明 システム情報コマンド 「s」 システム情報を表示します CF カード情報コマンド 「c」 CompactFlash カードの情報を表示します

Flash メモリ消去コマンド 「e」 Flash メモリの内容を消去します

メモリダンプコマンド 「w」「r」 Nios II アドレス空間への値の書込、読出を行います 動作確認は以下のステップにて行います。実際に AuCE C3 を動作させながら、各機能を確認して いきましょう。 ステップ1 動作確認環境を準備する ステップ2 基本プログラムを起動する ステップ3 コマンドを入力する [AuCE_C3]:

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ステップ1 動作確認環境を準備する

本ステップでは、基本プログラムの動作確認を行う環境準備を行います。

-1 ハードウェアの準備

以下のハードウェアを準備します。

名称 備考

① AuCE C3 C3-Module + Embedded_CF_LAN

② D-sub シリアルケーブル Advanced KIT 付属

③ 3.3V 電源(AC アダプタ) ④ DC 変換コード

⑤ 動作確認用 PC D-sub コネクタ実装機種

CompactFlash 機能を確認する場合には、SanDisk 社製の CF メディアをご利用ください。 弊社では「SanDisk 社製 Extreme III CompactFlash 2GB」カードを使用し、動作の確認を行 っております。 名称 備考 ① CompactFlash カード SanDisk 社製 CF メディア ステップ1 動作確認環境を 準備する コマンドを入力する 基本プログラムを起動する

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-2 ケーブルの接続

動作確認用 PC と AuCE C3 を D-sub シリアルケーブルで接続します。また AC アダプタと DC 変換 コードを利用し、AuCE C3 に電源を入れる準備をします。

-3 CompactFlash カードの挿入

AuCE C3 に CompactFlash カードを挿入します。機能の確認を行わない場合には、未挿入でかまい ません。

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-4 ハイパーターミナルの起動

動作確認用 PC にて、Windows 標準のハイパーターミナルを起動します。通信条件は以下を参考に 設定を行ってください。(以下は「COM1」を割り当てる例です) 19,200bps、8ビットデータ、1ストップビット、パリティなし、ローカルエコーあり 設定その1 設定その2 設定その3 設定その4

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ステップ2 基本プログラムを起動する

本ステップでは、AuCE C3 の電源を入れ、基本プログラムを起動します。

-1 AuCE C3 の電源投入

AuCE C3 に電源を投入します。

-2 基本プログラムの起動

電源を投入すると、以下のバージョン表示を行います。 その後、DIP スイッチ(S2)が以下の状態となるまで、待ち受けを行います。バージョン表 示を確認後、DIP スイッチを以下の設定にしてみてください。

-3 基本プログラムの実行

DIP スイッチを設定すると、各種デバイステスト後、プロンプト表示を行います。

Power ON Boot... Start! //--- // Welcome to the AuCE C3 Kit

// Copyright (c) 2008.Tokyo Electronic // Systems Corporation ALL rights reserved. // 07/Aug/2008

//--- // C3 DIAGNOSTIC PROGRAM V1.00

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【AuCE C3 起動 ~ プロンプト表示】 Power ON Boot... Start! //--- // Welcome to the AuCE C3 Kit

// Copyright (c) 2008.Tokyo Electronic // Systems Corporation ALL rights reserved. // 07/Aug/2008 //--- // C3 DIAGNOSTIC PROGRAM V1.00 H/W DIAGNOSTIC MODE:DIP_SW:0001 Start!! //--- C3 Memory Test Start!

SRAM Test Pattern Writing...2MB

Test Pattrn Reading ...Complete FLASH Testing...16MB

Test Pattrn Reading ...Complete Memory Test Complete C3 Device Test Start!

LAN91c111 Test.

MAC Address:00:15:B7:D6:02:7A

C3 Device Test Complete Diagnostic Test Complete

//--- All Test Complete //--- [AuCE_C3]: メモリテスト デバイステスト プロンプト表示 基本プログラム起動

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ステップ3 コマンドを入力する

本ステップでは、コンソールから各種コマンドを入力し、AuCE C3 の動作を確認します。使用 できるコマンドは以下の通りです。 コマンド名 入力 コマンド機能説明 システム情報コマンド 「s」 システム情報を表示します CF カード情報コマンド 「c」 CompactFlash カードの情報を表示します

Flash メモリ消去コマンド 「e」 Flash メモリの内容を消去します

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-1 システム情報コマンド

プロンプトから、「s」を入力することで、システム情報として、ハード情報(FPGA 名称、CPU エ

ンジン番号、Nios II バージョン)と、MAC アドレス、A/D 情報を表示します。

[AuCE_C3]: s

//--- // AuCE H/W information

// FPGA ALTERA Cyclone III EP3C25F324 // CPU_Engine TECS CPU0121C3880 // ALTERA Nios II(F) Version 8.0 // 10Base-T/100Base-TX 1port // MAC Address:00:15:B7:D6:02:7A // AD1 Voltage // 0.000V // AD2 Voltage // 0.000V [AuCE_C3]:

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-2 CF カード情報コマンド

プロンプトから、「c」を入力することで、CompactFlash カードから、カード情報を読み出し、 表示します。 [AuCE_C3]: c CompactFlash Test

model number: SanDisk SDCFX3-2048 device parameters: # logical cylinders: 3970 # logical heads: 16 # logical sectors/track: 63 CF capacity = 4001760 sectors Complete [AuCE_C3]:

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-3 Flash メモリ消去コマンド

今後のバージョンアップ用の保守コマンドとなります。Flash メモリの内容を消去します。 本書では使用しませんので、コマンドを入力しないようにしてください。

[AuCE_C3]: e

Flash ALL Erase OK? (Y/N) y

Re-confirm Flash ALL Erase OK? (Y/N) y

Flash Memory Erasing. Please don't turn off POWER Complete

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-4 メモリダンプコマンド

任意のアドレスへの8ビット・16ビット・32ビット幅のデータ書き込みと、8ビット・16ビ ット・32ビット幅で1~256ワードまでの読み出しが行えます。 【ダンプコマンド使用方法】 以降に、各コマンドの使用方法を記載します。 ① データ書き込み 「w」コマンドに続いて、ビット幅(8・16・32)、アドレス(16 進)、データを入力することで、任 意のアドレスに値を入力することができます。各入力値の間はスペースで区切る必要があります。 指定できるアドレス範囲は、0x00000000~0xFFFFFFFF までです。 (例)0x1400 番地に、8 ビット幅で 0x05 を書き込む (例)0x300000 番地に、16 ビット幅で 0x55aa を書き込む [AuCE_C3]: w 32 300000 55aa1234

width = 32, address = 300000, data = 55aa1234 [AuCE_C3]: r 32 300000 8

0x00300000: 55aa1234 5924d67c e9534576 0a74934a 0x00300010: 709f6308 010981b5 6e179fb3 3cdf298b [AuCE_C3]:

[AuCE_C3]: w 16 300000 55aa [AuCE_C3]: w 8 1400 05

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② データ読み出し 「r」コマンドに続け、ビット幅(8・16・32)、アドレス(16 進)を入力することで、任意のア ドレスから値を読み出すことができます。指定できる範囲は、0x00000000~0xFFFFFFFF まで です。各入力値の間はスペースで区切ります。 アドレスの後、スペース1 つを入れ、読み出す個数を 10 進で入力します。指定できる範囲は、1 ~256 個までです。 (例)0x1500 番地から、8 ビット幅のデータを 1 個読み出す (例)0x300000 番地から、16 ビット幅のデータを 16 個読み出す [AuCE_C3]: r 16 300000 16

0x00300000: 55aa 55aa d67c 5924 4576 e953 934a 0a74 0x00300010: 6308 709f 81b5 0109 9fb3 6e17 298b 3cdf [AuCE_C3]:

[AuCE_C3]: r 8 1500 1 0x00001500: 01 [AuCE_C3]:

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本書の内容は改良その他により適宜改訂されます。 ■ 免責 本製品および、本製品付属のソフトウェアの使用または、使用不能から生じた損害、逸失利益、 および第三者からのいかなる請求についても、弊社は一切責任を負いません。 ■ 使用制限 本書は同一企業または法人において、複数者が利用することができますが、以下の制限があり ますので、ご注意ください。 ・ 本書の売却、譲渡、賃貸または、その他いかなる方法であっても、第三者に使用させること を禁じます。 ・ 本書を購入した企業または法人内の教育以外で、弊社に無断で、有償・無償にかかわらず、 本書を利用した教育・セミナーを行うことを禁じます。 ・ 本書は国内のみで使用し、国外への持ち出しを禁じます。 ■ 販売制限 本製品は国内のみの販売とし、弊社に無断で、国外販売・転売を禁じます。 ■ 著作権について 本書の著作権は、東京エレクトロニツクシステムズ株式会社に属します。 本書の内容の一部または全部を無断で他に転載・複製することを禁じます。 ■ 商標について 本書で使用されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

Avalon、Cyclone III、Nios II、Quartus II および USB-Blaster は、Altera Corporation の商 標または登録商標です。

Copyright 2008 Tokyo Electronic Systems Corporation ALL rights reserved.

参照

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