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第63回 診療放射線技師国家試験

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(1)

第62回

診療放射線技師国家試験

(2)

問29

組合せで誤っているのはどれか。

1. MRI ―――――― 電子密度

2. X線CT ――――― 線減弱係数

3. X線撮影 ―――― 原子番号

4. 骨塩定量

―-―― ミネラル量

5. 超音波検査 ―-― 音響インピーダンス

(3)

1.磁束密度

・磁場の強さと性質を表す量。

・単位にはWb/m2、T(テスラ)と同等

2.≪CT値≫

CT(mat)=k∙(μ(mat)-μ(water))/(μ(water))

CT(mat) :ある生体組織のCT値 μ(mat) :生体組織の線減弱係数 μ(water):水の線減弱係数 k:係数

3.X線写真コントラストは、被写体の厚みや線減弱係数

(原子番号、密度)で決まる。

(4)

4.骨粗しょう症は、骨からカルシウムが溶け出し、骨

組織(骨量・骨密度)が減ってしまう症状をいう。骨

塩量とは、骨の中のカルシウムを含むミネラルの量で、

一定の容積あたりのミネラル量を骨密度と呼ぶ。

5.超音波は組織の境界で音響インピーダンスの差が大

きい程、反射されやすい。

(5)

問30

断層撮影でないのはどれか。

1. MRI

2. X線CT

3. 回転DSA

4. 超音波検査

5. パノラマ撮影

(6)
(7)

問31

検査前日に低脂肪・低繊維の食物摂

取が必要になるのはどれか。

1. 無散瞳眼底写真撮影

2. 腹部X線撮影

3. 腹部超音波検査

4. MRCP

5. 注腸造影

(8)

注腸(大腸二重造影)検査の前処置の一例

検査前日 1.低脂肪・低繊維の食物摂取(エニマクリン) (朝・昼・間・夕) 2.午後8時:大腸検査前処置用下剤投与(マグコロールP) 3.午後9時:下剤投与(ラキソベロン) 検査当日 1.午前7時まで:水分摂取可 2.午前7時:坐薬投与 3.午前7時以降:絶飲食 検査前 1.副交感神経遮断薬の筋注

(9)

大腸検査食 エニマクリン(3食+間食セット)

[セット内容]

朝食 白がゆ、卵あん、みそ汁

昼食 白がゆ、梅鰹ふりかけ、すまし汁

間食 エネルギー補給飲料、ビスコ、ソフトビスケット、

グレープゼリー

夕食 ポテトスープ

(10)

問32

CTRを算出できるのはどれか。

1. 頭部CT像

2. 眼底写真

3. 胸部X線正面写真

4. 肝臓超音波画像

5. 骨盤部MR像

(11)

心胸郭比(CTR:Cardio Thoracic ratio)

A)

胸部X線正面像から心臓の拡大の程度を検討する

方法。

B)

維持透析患者の基準体重(ドライウェイト)を

決める指標にもなっている。

CTR(%)=(R+L)/D×100

正常値:35~50%

(12)

問33

乳房の画像検査で正しいのはどれか。

1. MRIで検査ができる。

2. X線CTでは腹臥位で撮影する。

3. 全体の検査件数は減少している。

4. 50歳以上はマンモグラフィを撮影しない。

5. 超音波検査はマンモグラフィよりも微細

石灰化像の描出に優れている。

(13)

乳房検査について

 マンモグラフィは40歳代以上で有効とされている。40歳代 未満で若い場合、乳腺が発達しているため、画像が全体的 に白っぽく写ってしまい、診断が困難な場合がある。(加 齢により乳房内の脂肪含有率が上昇しコントラストは上昇 する。)  超音波検査は30歳代以下(脂肪含有率が低く乳腺が発達し ている)で有効な検査方法とされている。  厚生労働省指針 • 40歳代=MLOとCCの2方向 • 50歳代=MLOの1方向

(14)

視触診マンモグラフィ併用受診者数

(厚生労働省統計)

22年度 2,492,868 21年度 2,570,360 20年度 1,792,176 19年度 1,892,834 18年度 1,631,811 17年度 1,604,557 16年度 1,099,713 15年度 717,703 14年度 563,082 13年度 448,916

(15)

問34

正しいのはどれか。

1. X線CTに経口造影剤は使用しない。

2. MRIは検査中の体位変換が容易である。

3. 超音波検査はリアルタイムに診断できる。

4. 上部消化管造影は術者の技量に左右され

ない。

5. DSAは撮影から画像観察までの待ち時間

がある。

(16)

X線CT用 消化管造影剤

上部消化管用バリウム製剤(CT用)

(効果・効能)

・コンピューター断層撮影の上部消化管造影

※ CT画像にて消化管と周囲組織とを区別する際に

用いる。

(17)

問35

最も直線相関する組合せはどれか。

1. 肝実質内の鉄密度 ― EPIでの肝実質の信号強度 2. Gd-DTPAの血中濃度 ― T1強調像での血液の信号強度 3. 酸化鉄造影剤の血中濃度 ― T2強調像での血液の信号強度 4. 超音波造影剤の血中濃度 ― 超音波像での血液の輝度 5. ヨード造影剤の血中濃度 ― 血液のCT値

(18)

肝実質内の鉄密度 ― EPIでの肝実質の信号強度

肝実質内の鉄により磁場の不均一性が生じる。

信号が低下する。

※ ヘモクロマトーシス 貯蔵鉄(フェリチン、ヘモジデリン)が過剰に蓄積され、正常 な臓器の働きが阻害されるようになる病的な状態をいう。

(19)
(20)
(21)

超音波造影剤の血中濃度 ― 超音波像での血液の輝度

血中濃度を上げると造影効果は上昇するが、上

げすぎるとシャドーを引くようになり造影効果

は得られなくなる。

(22)

ヨード造影剤の血中濃度 ― 血液のCT値

(23)

問36

MRIのアーチファクトで正しいのは

どれか。

1. EPIは化学シフトアーチファクトが周波数方向に出

現する。

2. 磁化率アーチファクトは読み取り時間を延長する

ことで軽減される。

3. 打ち切りアーチフアクトは撮影マトリクス数が増

加した場合に生じる。

4. 折り返しアーチフアクトの抑制にはオーバーサン

プリングが効果的である。

5. 脂肪抑制法はミスレジストレーションアーチファ

クトの抑制に効果的である。

(24)

化学(ケミカル)シフトアーチファク

chemical shift artifact

概要 1. 脂肪信号の中に水信号が存在すると、周波数差に応じたピクセル 数だけどちらかがずれる。その結果、水と信号が重複する高信号 領域と、信号が欠落する領域を生じる。 (図(a)参照) 2. ケミカルシフトアーチファクトの影響は、傾斜磁場強度が弱いほ ど顕著になる。 (図(b)参照) 3. ケミカルシフトアーチファクトの影響は、静磁場強度が強いほど 顕著になる。

(25)

1. SE法では

周波数方向に位置ずれ

を生じる。

2. EPI法では

位相方向に位置ずれ

を生じる。

3. GRE法では

周波数、位相方向どちらにも位

置ずれ

を生じる。

(左)SE法 (右)EPI法

(26)

磁化率アーチファクト

magnetic susceptibility artifact

概要 1. 極端に磁化率の異なる部位の境界においては、局所的 な磁場勾配が生じて、位相分散のために信号が消失す る。 2. エコー時間およびボクセルサイズ、局所磁場勾配に比 例して顕著になる。 3. 静磁場強度が強い程、磁化率効果の影響を受けやすい。

4. 磁化率効果の影響 EPI > GRE > SE > FSE

(180°パルスは磁場の不均一の影響を打ち消すので180° パルスを印加するSEおよびFSEでは影響が少ない。)

(27)

現 象

1. 位相分散のために信号が消失する。

2. 頭蓋底や肺、腹部(腸管内ガス)のよう

に空気を含む部位において発生しやすい。

∆Φ=γ∙Gi∙∆r∙TE

ΔΦ:位相分散 γ:磁気回転比 Gi:磁束密度変化率 Δγ:ボクセル幅 TE:echo time

(28)

サンプリング時間

※ 通常、TEはサンプリング時間の中央(エコーの

ピーク)に設定される。サンプリング時間の延長は

エコーのピークを遅延させTEは延長する。

サンプリング時間 周波数エンコード数分の信号 が収集される。

(29)

データ打ち切りアーチファクト

truncation artifact

(概要)

• データ収集をある範囲で打ち切る事によるト

ランケーションエラーが原因。(

画像再構成

に用いられるフーリエ変換に必要な全周波数

成分をサンプリングしない為

① 信号強度が極端に異なる部位で、撮像マトリック ス数が少ない場合において発生しやすい。 ② 脊髄や頭部のT2強調画像において脳脊髄液と実質 臓器の境界部分に起きやすい。

(30)

折り返しアーチファクト

aliasing artifact

(概要)

• 撮影視野(FOV)の範囲外にあるものが画像領域の中 に入ってしまうアーチファクト。

(31)

512 マトリックス数 画 像 256 256

オーバーサンプリングの原理

① 被写体より撮影視野(FOV)が小さい。 ② サンプリング数を増加し、表示した い領域を超えた撮影視野(FOV)に設定。 ③ 表示したい領域のみ画像表示させる。 手 順

(32)

ミスレジストレーションアーチファクト

misregistration artifact

(概要)

• 位相エンコードと信号読み取りまでに時間的ず

れによって、血液のように動いている物体が本

来とは異なった位置に描出される。

※ 脂肪抑制はケミカルシフトアーチファクトの

抑制法にはなる。

(33)

問37 TOF(time of flight)MRAで血管内の

信号低下の原因として考えられるのはどれ

か。2つ選べ。

1. 渦 流

2. 層

3. 乱 流

4. 栓

5. 定常流

(34)

問37 TOF(time of flight)MRAで血管内の

信号低下の原因として考えられるのはどれ

か。2つ選べ。

1. 渦 流

2. 層

3. 乱 流

4. 栓

5. 定常流

(35)

問38

MRIで正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 筋肉はT1強調像で高信号である。

2. 脂肪はT1強調像で高信号である。

3. 脳脊髄液はT1強調像で高信号である。

4. 水はT2強調像で高信号である。

5. 皮質骨はT2強調像で高信号である。

(36)

問38

MRIで正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 筋肉は

T1・T2強調像

中信号

である。

2. 脂肪はT1強調像で高信号である。

3. 脳脊髄液はT1強調像で

低信号

である。

4. 水はT2強調像で高信号である。

5. 皮質骨は

T1・T2強調像

無信号

である。

(37)

問39

MRIで正しいのはどれか。

1. 小児には造影剤が使用できない。

2. 脊髄腔の描出には造影剤を用いる。

3. 冠動脈の描出には造影剤の使用が不可欠である。

4. 超常磁性体酸化鉄コロイドは細網内皮系に取り

込まれる。

5. ガドリニウムキレート造影剤は肝臓のクッパー

細胞に取り込まれる。

(38)

ガドリニウム造影の乳幼児への適応

1.小児等への投与

(1)低出生体重児、新生児又は乳児に対する安全

性は確立していない(使用経験が少ない)。

(2)幼児又は小児に投与する場合は、患者の状態

を十分に観察しながら慎重に投与する事。

使用が禁じられているわけではない。

(39)

冠状動脈MRA

(MRCA:magnetic resonance coronary angiography)

VR、MIP、CPRなど の三次元再構成法を用いて 画像化される。

(40)

冠状動脈MRA

(MRCA:magnetic resonance coronary angiography)

使用シーケンス:コヒーレントGRE(SSFP,FISPなど) 併用する技術:1.脂肪抑制法…心外膜脂肪の信号抑制 2.T2プレパレ―ション…静脈や心筋の信号抑制 a. コヒーレントGRE法を使用した非造影MRA撮像が主流。 b. CTと比べ空間分解能は低いが、ヨード過敏症の患者や小児 に対して有効性が高い。 c. 冠状動脈の狭窄率評価やプラークの性状評価に期待されて いる。

(41)

MRミエログラフィ(MR myelography)

• CSF(脳脊髄液)の

T

2

値が非常に長いことを利用

して

X線の造影ミエログラフィと近似した画像

得る手法。

(42)

特徴

• MRI装置を用いて

造影剤を使用せずに脊髄

を描出する撮像法。

• GRE法、FSE法、STIR法、HASTE法を用いて

heavyT

2

WI

(強いT2強調画像)

を撮像する。

• 得られた断面像に

MIP処理

を加え、3次元画

像にすることで多方向からの観察が可能と

なり立体的な把握が可能。

• 椎間板ヘルニア、脊髄内腫瘍

等に有用。

(43)

細網内皮系造影剤

(SPIO:超常磁性酸化鉄コロイド製剤)

≪特徴≫

① 主に肝臓の

クッパー細胞に貪食

される。

② T

2

、T

2*

短縮効果があり、

T

2

強調画像

で信

号強度を低下させる

陰性造影剤

である。

≪投与方法≫

静脈内注射(静注)

≪投与量≫

0.016ml/kg(成人)

(44)

細胞外液性造影剤(ガドリニウム系)

*静注後、血管内と細胞外液に分布する

ので

細胞外液性造影剤

と呼ばれる。

動脈 静脈 肘静脈 右心房 右心室 肺 左心房 左心室 静注

(45)

問40

MRIの金属アーチファクトが軽減さ

れるのはどれか。

1. 加算回数を増やす。

2. 低磁場装置を用いる。

3. 受信バンド幅を狭める。

4. エコー時間を長くする。

5. グラディエントエコー法を用いる。

(46)

磁化率アーチファクト

magnetic susceptibility artifact

概要 1. 極端に磁化率の異なる部位の境界においては、局所的 な磁場勾配が生じて、位相分散のために信号が消失す る。 2. エコー時間およびボクセルサイズ、局所磁場勾配に比 例して顕著になる。 3. 静磁場強度が強い程、磁化率効果の影響を受けやすい。

4. 磁化率効果の影響 EPI > GRE > SE > FSE

(180°パルスは磁場の不均一の影響を打ち消すので180° パルスを印加するSEおよびFSEでは影響が少ない。)

(47)

現 象

1. 位相分散のために信号が消失する。

2. 頭蓋底や肺、腹部(腸管内ガス)のよう

に空気を含む部位において発生しやすい。

∆Φ=γ∙Gi∙∆r∙TE

ΔΦ:位相分散 γ:磁気回転比 Gi:磁束密度変化率 Δγ:ボクセル幅 TE:echo time

(48)

抑制法

1. エコー時間を短くする。

(位相の分散を防ぐ)

2. スライス厚を薄くする。

(磁化率の影響が発

生する範囲を小さくできる)

3. ピクセルサイズを縮小する。

(磁化率の影響

が発生する範囲を小さくできる)

4. 傾斜磁場を強く[帯域幅を広く]する。

(傾斜

磁場が磁化率差による磁場勾配より大きいと

発生する範囲が小さくなる)

(49)

問41

MRCPで正しいのはどれが。

1. 急性膵炎では禁忌である。

2. 逆行性膵胆管造影後に行う。

3. 強いT1強調像を使用している。

4. 膵癌や胆管細胞癌を高信号に描出する。

5. 完全閉塞した膵管の上流側の観察が可能

である。

(50)

MRCP(

MR c

holangio-

p

ancreatography)

• MRCPは、

胆汁

膵液

などの

水成分を描出

する。

*膵管や胆管の拡張、途絶、欠損、圧排などの二

次情報によって結石や腫瘍の存在を明らかにする。

胆嚢 十二指腸

(51)

特徴

• MRI装置を用いて

造影剤を使用せずに

膵胆管を

描出する撮像法。

• single-shot FSEで

heavyT

2

WI

(強いT2強調画像)

を撮

像する。

• 得られた断面像に

MIP処理

を加え、3次元画像

にすることで多方向からの観察が可能となる。

• 胆道閉塞、主膵管閉塞、術後であっても

胆汁

(52)

シングルショットFSE

• 1回の90°パルスによって画像作成に必要な全て

のエコー信号を収集する手法

手法》双方ともにTEが長く、

強いT

2

WI

になる。

1.RARE

(rapid acquisition with relaxation enhancement)

* k空間のデータ全てを充てんする。(読み:レア)

2.HASTE

(half fourier acquisition single-shot turbo spin echo)

* k空間のデータを半分だけ充てんして、ハーフフーリエ法 により画像計算する。(読み:ヘイスト)

3.PACE(prospective acquisition correction)

(53)

画質向上について

• MRCPは

造影剤を使用せずに膵胆管を描出する

撮像法であるが、同時に消化管の信号も高信

号に表示する。

• 消化管の信号を抑制するために、

クエン酸鉄

アンモニウム or 塩化マンガン四水和物

を使

用する。

(54)

塩化マンガン四水和物の効果

未使用

使用

(55)

MRCPとERCP

• MRCPは胆汁や膵液の

T

2

値が非常に長いことを利用

して

X線の造影検査であるERCPと同様の情報を得

ようとした

手法。

(56)

ERCPとの比較

ERCP MRCP 造影剤 非イオン性ヨード造影剤 (モノマー型) 必要としない 副作用 なし なし 侵襲度 中(内視鏡使用) 小(検査中の体動制限) 前処置 ・絶食 ・消泡剤の経口投与 ・喉の麻酔 ・鎮静剤の静注 ・絶食 ・塩化マンガン四水和物or クエン酸鉄アンモニウム投与 検査後 制限事項なし 制限事項なし

(57)

問42

躯幹部の三次元造影MRAで正しいの

はどれか。2つ選べ。

1. 撮影方向は任意である。

2. 呼吸同期法を用いれば息止めの必要はない。

3. 至適動脈相は造影剤の注入開始から常に一

定である。

4. 1回の造影で胸部から骨盤部までを連続し

て撮影できる。

5. 造影剤投与後5分以内であれば良好な動脈

像が得られる。

(58)

1.撮影方向は任意である。 ・非造影MRAとは異なり、in flow効果に依存しない ので撮影方向は任意。 2.呼吸同期法を用いれば息止めの必要はない。 ・呼吸同期下に短時間の息止めを繰り返す方法。 ・1回の呼吸停止で撮像する方法 など 3.至適動脈相は造影剤の注入開始から常に一定である。 ・タイミングがずれるとコントラストが低下する。 ・テストインジェクション法や造影剤タイミング モニタリング機能を用いて適切な動脈相を得る。

(59)

4.1回の造影で胸部から骨盤部までを連続して撮影できる。 ・moving table MRA … 寝台を移動させながら、

1回の造影剤投与で胸部から下肢までのMRA撮像 が可能。 5.造影剤投与後5分以内であれば良好な動脈像が得られる。 (参考値)・胸部大動脈 17秒 ・腹部大動脈 21秒 ・骨盤部動脈 24秒 ・胸部~骨盤 22秒

(60)

問43

超音波検査の適応となるのはどれか。

2つ選べ。

1. 脂肪肝

2. 硬膜下血腫

3. 多発性硬化症

4. 頚部動脈硬化症

5. 椎間板ヘルニア

(61)

問43

超音波検査の適応となるのはどれか。

2つ選べ。

1. 脂肪肝・・・・・・・

適応

2. 硬膜下血腫・・・・・頭部CT

3. 多発性硬化症・・・・MRI

4. 頚部動脈硬化症・・・

適応

5. 椎間板ヘルニア・・・MRI

(62)

脂肪肝

【超音波所見】 1. 肝内エコーレベルの上昇(bright liver) 2. 肝腎コントラストの増強 3. 肝深部のエコーレベルの減衰 4. 肝内脈管の不明瞭化

5. 肝内限局性低エコー域(segmental pseudotumor sign) 6. マスキングサイン など

※ 過栄養、肥満、糖尿病およ びアルコール多飲により、肝細 胞に中性脂肪が異常に蓄積した 状態が脂肪肝。

(63)

内中膜複合体厚(IMT:intima-media thickness)

超音波で内膜と中膜を合わせた厚みを計測し、その数値 から動脈硬化の重症度を評価する。

(64)

問44

超音波画像でみられるアーチファク

トの要因はどれか。2つ選べ。

1. 渦電流

2. 多重反射

3. 位相分散

4. 化学シフト

5. サイドローブ

(65)

多重反射(multiple reflection)

【現象】

 探触子から放射された超音波がある組織の境界で

反射され、振動子の接触面あるいは他の組織の境

界間で

何度も往復して反射が繰り返される現象

 多重反射は、実像の後方に反射体と振動子の距離

整数倍に相当する間隔で虚像が出現

する。

【対処法】

 強い反射面と超音波ビームが垂直にならないよう

探触子の角度や位置を変える

 探触子の

圧迫強度を変える

(66)

・胆嚢壁、肝実質内、腎実質に多く認められる。

プローブ 探触子と反射体との間で超音波 の反射が繰り返されることで発 生する。 A B C A B C 反射物 本来の位置

(67)

サイドローブ(side lobe)

【現象】

 超音波ビームには、探触子の中心軸方向に放射さ

れる

メインローブ

と、その周囲に放射される

サイ

ドローブ

がある。

 サイドローブ上からの反射信号が、

メインローブ

上に偽造として描出

される。

【対処法】

 探触子を

回転したり、位置を変える

(68)

・胆嚢や膀胱に多く見られる。

あたかもメインローブ上に存在す るように虚像として描出される。 プローブ メインローブ(主極) サイドローブ(副極) プローブ 実 プローブ 虚 実

(69)

問45

超音波画像で境界明瞭な無エコー像

とて描出されるのはどれか。

1. 肝硬変

2. 肝嚢胞

3. 肝膿瘍

4. 脂肪肝

5. 肝血管腫

(70)

腫瘤性病変の境界エコー(boundary echoes)

腫瘤性病変の境界については、腫瘤性病変とその境界部がはっ きり認識できるかどうか。また、はっきり認識できる場合には、 辺縁部がどのような形状で描出されるかについても評価する。 境界不明瞭 境界明瞭 境界明瞭 辺縁平滑 辺縁不整

(71)

腫瘤性病変の内部エコー(internal echoes)

② 腫瘤性病変内部エコーのエコーレベル エコーレベルは無エコー、低エコー、等エコー、高エコー、 に分けて表現される。(あくまでも腫瘤周囲の組織に対して表 現する。) 無エコー 低エコー 等エコー 高エコー

(72)

肝硬変

【超音波所見】 1. 肝右葉の萎縮と左葉の腫大 2. 肝縁の鈍化 3. 肝表面不整 4. 腹水 など ※慢性肝炎が長期に及び、肝細胞が壊れ て繊維が増え、肝臓全体が硬くなって表 面は凹凸状になる。また、血液の流れが 悪くなって肝臓の機能が低下し、本来肝 臓に変えるべき血液はほかへ流れ、胃の 静脈瘤などの病変が発生する。 B型やC型のウイルス性肝炎、アルコー ル過剰摂取、自己免疫疾患などが原因。

(73)

肝嚢胞

【超音波所見】 1. 辺縁平滑、境界明瞭な円形の腫瘤 2. 腫瘤内部は無エコー 3. 後方エコーの増強 など ※肝臓の中にできた水胞。肝嚢胞 は年を経て大きくなったり癌化す ることは無いが、8cm以上の大 きな嚢胞の場合は、圧迫症状を起 こしたり、肝機能障害を引き起こ す場合もある。また、感染や出血、 破裂などの合併症が発生する場合 もある。

(74)

肝膿瘍

【超音波所見】 1. 早期は境界明瞭な高エコーと低エコーの混在した充実性 腫瘤像を呈することが多い。 2. 経過とともに内部エコーが変化する。 ※肝臓外から発生原因となる細菌 や原虫などが肝組織内に進入・増 殖し、肝内に膿瘍(うみが貯留し た袋)を形成する病気の総称。病 原体により、細菌性(化膿性)、 アメーバ性に分けられ、発症の背 景、臨床像、治療法は異なる。

(75)

脂肪肝

【超音波所見】 1. 肝内エコーレベルの上昇(bright liver) 2. 肝腎コントラストの増強 3. 肝深部のエコーレベルの減衰 4. 肝内脈管の不明瞭化

5. 肝内限局性低エコー域(segmental pseudotumor sign) 6. マスキングサイン など

※ 過栄養、肥満、糖尿病およ びアルコール多飲により、肝細 胞に中性脂肪が異常に蓄積した 状態が脂肪肝。

(76)

肝血管腫

【超音波所見】 1. 腫瘤径が3㎝以下の症例では辺縁が凹凸不整、境界明瞭 な高エコー腫瘤像を呈することが多い。 2. 腫瘤の中心が低エコーで辺縁に高エコー帯を伴う例があ る。 3. カメレオンサイン(体位変換により肝腫瘤の内部のエ コーレベルやエコーパターンが変化する。) など ※ 良性腫瘍で、肝臓の中 の毛細血管が増殖して腫 瘍状に発育したもの

(77)

問46

胆嚢超音波画像で観察できるのはど

れか。

1. コメットサイン

2. シルエットサイン

3. アップルコアサイン

4. ティーカツプサイン

5. スコッチテリアサイン

(78)

コメットサイン(Comet sign)

 Comet は英語で「彗星」のこと。彗星のように観

察されるサインのことを

Comet sign

と呼ぶ。

 壁在結石の存在

胆嚢腺筋腫症

が認められる胆嚢

で観察される事がよく知られているが、肝臓、胆

管、膵臓、脾臓など、いろいろな場所で観察され

る。

 Comet sign の

発生原理は多重反射

で、アーチ

ファクトを利用したサインといえます。

(79)
(80)

シルエットサイン

※ 胸部X線画像において、肺炎・無気肺・腫瘍・ 胸水などの病変により、縦隔(中央)陰影が消失する ことをシルエットサイン陽性という。

(81)

アップルコアサイン(apple-core sign)

※ 注腸(大腸)造影検査の所見

大腸癌に特徴的な所見で、全周性に発達した腫瘍により患部 がリンゴをかじった後の芯のように見えることから『アップ ルコアサイン』と呼ばれる。

(82)

ティーカップサイン

※ マンモグラフィで観察できる所見。嚢胞(オイルシス ト)の底に石灰化粒子が貯留している時に、CC方向で撮 影すると嚢胞中心が高吸収で辺縁に行くほど低吸収とな る画像が得られ、カップに残った液体のように見える。

(83)

スコッチテリアサイン

※ 腰椎分離症患者の腰椎斜位像に見られるサイン。 腰椎分離症になるとドッグラインの首部分が首輪をつけたよう に映ることから、首輪サイン(スコッチテリアサイン)といわ れている。最近では、腰椎分離症に対してはMRIを用いた早 期診断が有用とされている。 正常 腰椎分離症

(84)

問47

無散瞳眼底写真撮影で正しいのはど

れか。

1. 両眼の眼底を撮影する。

2. 撮影は縮瞳させた状態で行う。

3. 撮影開始前に眼圧の測定を必要とする。

4. 黄斑部と視神経乳頭とを重ねて撮影する。

5. 撮影時はまばたきをするように指示する。

(85)

撮影の方法(無散瞳型眼底カメラ)

• 散瞳(瞳孔が開いた)状態にする。

(散瞳型と無散瞳型では散瞳させる方法が異なる)

• 赤外線を照明に用い

位置合わせを行う。

(赤外線を用いることで縮瞳することなく位置合わせが可能)

• ストロボ光を用いて

撮影を行う。

(ストロボを用いることで両眼共に縮瞳する)

• 10分程度時間をおいてもう片方を撮影する。

(両眼の撮影が基本となっている) ※ 散瞳型の場合は、連続撮影が可能

(86)

おさえておきたい画像解剖

• 視神経乳頭・・中央にくぼみがあり、動静脈が出入りする。 (鼻側に位置する。) • 黄 斑・・中心に中心窩があり、耳側に位置する。 • 動静脈・・静脈は動脈に比べ、太く暗い。 動脈は終動脈で吻合がない。

(87)

問48

MRIの矢状断像を別に示す。橋はど

れか。

1. ア

2. イ

3. ウ

4. エ

5. オ

(88)

頭部矢状断の解剖

参照

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1.管理区域内 ※1 外部放射線に係る線量当量率 ※2 毎日1回 外部放射線に係る線量当量率 ※3 1週間に1回 外部放射線に係る線量当量

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