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(1)

43

参考資料

1 ヒアリング対象者・ヒアリング実施状況

44

第二期地方分権改革関係

2 地方分権改革の動向

45

3 都市計画決定権限の基礎自治体への移譲状況(概要)

46

4 都市計画決定権限の基礎自治体への移譲に係る主な経緯

(地方分権改革推進委員会における議論~第2次一括法)

48

5 都市計画決定権限等の見直しに係る国土交通省の対応方針の変化

(社会資本整備審議会・都市計画制度小委員会の第2回~第3回における対応方針の変化)

52

都市計画法関係

6 近年における都市計画法の主な改正経緯

56

7 都市計画のあり方に関する国土交通省(社会資本整備審議会)の検討経緯

57

8 都市計画法上の「都の特例」

58

地方自治法関係

9 「一部事務組合・広域連合制度」に係る地方自治法改正議論の主な経緯

(地方行財政検討会議における議論~第 180 回国会提出・地方自治法一部改正法案)

60

(2)

44

ヒアリング対象者

座長 安本 典夫 名城大学法学部 教授 (行政法学)

礒崎 初仁 中央大学法学部・大学院公共政策研究科 教授 (行政学)

角松 生史 神戸大学大学院法学研究科 教授 (行政法学)

瀬田 史彦 大阪市立大学大学院創造都市研究科 准教授 (工学)

姥浦 道生 東北大学大学院工学研究科 准教授 (工学)

ヒアリング実施状況

第1回 日時:平成 23 年 12 月 4日(日)午前2時~5時

場所:名城大学名駅サテライト ディスカッションルーム1

第2回 日時:平成 24 年 1月 12 日(木)午後2時~5時

場所:愛知県自治センター4階第三会議室

第3回 日時:平成 24 年 2月 20 日(月)午後2時~5時

場所:愛知県自治センター8階会議室D

(3)

義 務 付 け ・ 枠付け の見直 しの条 項数 第2次 勧告 見直し を行 うべ きもの 4 ,0 76 条項 第3次 勧告 3つの 重点 事項 88 9 条 項 第1次見直し (第1次一括 法等) 第2次見直し (第2次一括 法等) 第3 次 見 直し 1,212 条 項 ( 23 .1 1. 25 地 域主 権 戦 略会 議) その 他 の 事 項5 3 0 条 項 地方 要 望分 等 10 6 条 項 ①施設・公物 設置 管理 の基準 ②協議、同意 、許 可・ 認可・ 承認 ③計画等の策 定及 びそ の手続 【 第1次 見 直 し 12 1 条項 の内訳 】 ○ 一括法 に よ る改正 9 7 条 項 ○ 個別法 に よ る改正 (全 て成立 済) ・公 立義 務教育 諸学校 の学級編 成及 び教職 員 定数の 標 準 に関 する法 律 ・国 民健康 保険 法 ・港 湾法 ・地 方自治 法 ・過 疎地域 自立 促進 特別措 置法 ・市 町村の 合併 の特 例等に 関する 法律 ①地方 公共 団体 の自由 度の拡 大を 図る ための 措置 ・ 議員定 数 の 法定上 限の 撤廃 ・ 議決事 件 の 範囲拡 大( 法定受 託事務 を追 加) ・ 行政機 関 等 の共同 設置 等 ②直接 請求 制度 の改正 ・ 直 接 請求代 表者 の資格 制限の 創設 (公 務員 が請求 代表 者 に な る こ と を 禁じる資 格 制 限 の 範 囲 を 明 確化) ・ 署 名 に関す る罰 則の追 加 (公務 員の地 位を 利用し て署名 運動 をした 場合の 罰則 ) 6 8 項目 2 51 条 項( 大綱 ベース ) ※第 1次勧 告 に掲げ られた 事務の 約半 分 4月 5月 12月 1 0 月 11 月 1 2月 3 月 6月 4 月 11 /1 7 1 2/ 15 3/ 29 6/ 22 4/ 5 4/2 8 8/2 6 地方 分権 改革 推進 委員 会 (※H19.4~H22 . 3) (※ 地域主権の 確立に向け た 諸施策を検討、実施す る 新 たな 体制) 「 地 域 主 権 推 進 一 括 法 案 ( 第 2 次 ) 」 国 会 提 出 「 地 域 主 権 関 連 法 」 成 立 「 ア ク シ ョ ン ・ プ ラ ン 」 閣 議 決 定 ~ て~ 地域 主権 戦略 会議

 

方 分 権

 

改 

革 の 動

 

20 年 第 3 次 勧 告 第 4 次 勧 告 第 1 次 勧 告 第 2 次 勧 告 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 発 足 「 地 域 主 権 戦 略 大 綱 」 閣 議 決 定 22 年 「 地 域 主 権 関 連 法 案 」   国 会 提 出 平成 19 年 23 年 21年 「 地 域 主 権 推 進 一 括 法 ( 第 2 次 )」   成 立 「 地 方 分 権 改 革 推 進 計 画 」 閣 議 決 定 「 地 域 主 権 戦 略 会 議 」 設 置 の 閣 議 決 定 12 月 8月  12/ 28 ○重点行政分野 の抜本的見直し ○基礎自治体へ の権限移譲 ○義務付け・ 枠 付けの 見直し ○国の出先機関の 見直し ○義務付け・枠付け 見直し の具 体的措置 ○国と地方の 協議の場の 法 制 化 ○地方 税財政制度改革 ※地域 主権関 連法案    ⇒分権 計画 を受 けた法案提 出    ○ 地域 主権 推進一 括法 案 (第 1 次)    ・ 義務付け ・枠付 け の見直し ( 3次勧告 中       地 方要望 分等) に係 る関 係41 法律の 改正   ○ 国 と地 方の 協議 の場 に関 す る 法 律 案   ○ 地方 自治 法の一 部を 改 正 する 法律 案   ※ 地 域主権 推進一 括法案 (第 2次 )   ⇒ 地 域 主権戦 略 大綱を 受 け た 法 案提 出    ・義務 付 け ・枠付けの 見 直 し (3 次 勧 告残り 分 )に     係る 関係1 6 0 法律の改正   ・基礎自 治体への権限移 譲(1 次 勧告具体 化)に     係る 関係4 7 法 律 の 改 正 継  続   審   議   ・ 法  案 修  正 【修 正内容 】 ①法 律の名 称 地域主 権改 革の 推 進 を図る ための 関係 法 律の整 備 に関す る法律 案 ↓ 地域の 自主 性及 び 自 立性を 高める ため の 改革の 推 進~ ②「 地域主 権 改革」 の文言 を削除 ③ 地域主 権戦 略会 議 の 法制化 に関す る部 分 を削除 ○出先 機関 の事 務・ 権限 を ブロッ ク単 位 で 移 譲する こ とを推 進 ○地方 が特 に移 譲を 要望 し ている 事務 ・ 権 限 の取扱 い ・ 直 轄 道 路 : 一の都 道府県 内 で完結 す る も のは原 則移 管 ・ 直 轄 河 川 : 一の都 道府県 内 で完結 す る 水 系に属 する ものは 原則 移管 ・ ハ ローワ ーク : 国 の 無料職 業紹介 、 地 方 の相談 業務 等を地 方で 一体的 に実施 ○一の 都道 府県 内で 概ね 完 結する 事務 ・ 権 限 は移譲 す る ※ 速や かに 着手 する もの: 各 府 省 の自己 仕分け で「A-a 」(全 国一 律・一 斉に 移譲) とさ れたも の (全体 の2割 程度 ) 当面講 ずべ き必 要な法 制上の 措置等 を 定める ほか、 今度概 ね2~ 3年 を見 据え た改革 の諸 課題 に関す る取組 方針を 明 らかに するも の ①地域 主権 改革 の全体 像 ②義務 付け ・ 枠付け の見 直し と条例 制定 権の拡 大 ③基礎 自治 体へ の権限 移譲 ④国の 出先 機関 の原則 廃止 (抜 本的 な 改 革) ⑤ひも 付き 補助 金の一 括交付 金化 ⑥ 地方税 財 源 の 充 実確保 ⑦ 直轄事 業 負 担 金 の廃止 ⑧ 地方政 府 基 本 法 の制定 (地 方自治 法の 抜本見 直し ) ⑨ 自治体 間 連 携 ・ 道州制 ⑩ 緑の分 権 改 革 の 推進 ①地方からの 提言等に 係る事 項 ②通知・届出 ・報告、 公示・ 公告等 ③職員等の資 格・定数 等 当面の 課 題 】 ・地方 交付 税の 総額確 保、法 定率引 上 げ ・直轄 事業負 担金 制度 の改革 ・国庫 補助負 担金 の一 括交付 金化 等 中長期 の 課 題】 ・地方 税制改 革 ・国庫 補助負 担金 の整 理 ・地方 交付税 (財 政調 整機能 の充実 ) 等 総合的 な出 先機関 への 統廃合 等 【例】 地方農 政局 経済産 業局 地方整 備局 地方運 輸局 地方環 境事 務所 ※後出 のア クショ ン ・ プ ラ ンとは 相違 地 方振興 局 (仮) 地 方工務 局 (仮) 都 道府県 → 市 町村 6 4 法 律 3 59 条項 ○ くらし づ く り分野 関係 ・幼保 一元 化・子 ども 、教 育、医 療 、 生 活保護 、 福 祉、 労働 等 20 件 ○ まちづ く り 分野関 係 ・ 土 地 利 用 、 道 路 、 河 川、 防 災 、 交通 ・ 観 光、商 工 業 、農 業、環 境 等 22 件 地方 分権改 革 推進法 (平成 1 8 年 法 律 第 1 11 号) に 基づき 内閣府 に設置 時 限 : 3 年 間( H1 9 .4. 1~H 22. 3 .31 ) 委員 長 : 丹羽宇 一郎 委員 長代理 : 西尾 勝 他5 名 議長: 内閣 総理大 臣 【担当 主査 】 ・ 義務付 け ・ 枠付け の見 直し( 小早川 光郎 ) ・ 基礎自 治 体 への権 限移 譲(前 田正子 ) ・ ひもつ き 補 助金の 一括 交付金 化(神 野直 彦) ・ 出先機 関 の 抜本的 改革 (北川 正恭)

(4)

都市計

画決定権限の

基礎自治体

への移譲状況

(概要)

改正後( 新) 改正前( 旧) 知事協議( 市) 知事同意( 町村) 市町村決定 知事同意協議 市町村決定 都道府県決定 大臣 同意 指定都市決 定 都道府県決定 大臣 同意 指定都市決 定 区域 区分 区域区分に 関す る 都市計画 ○ ○ ○ ○ ○ 都市 再開発 方針 等 都市再開発 方針等に 関す る 都 市計画 ○ ○ ○ 地域 地区 用途地域 ○ (三大都市圏の 都市整備区域等 、 指定都市の 区域) ○ 特例容積率適用地 区 ○ (三大都市圏の 都市整備区域等 、 指定都市の 区域) ○ 高層住居誘導地区 ○ (三大都市圏の 都市整備区域等 、 指定都市の 区域) ○ 風致地区 (面 積 が 十 ヘ ク タ ー ル 以 上 の もの (二以上の 市町村の 区域 にわ た る も の に 限 る 。 ) ) ○ ( 面積が 十ヘ ク タ ー ル 以上の も の) ○ 都 市 緑 地 法 第 五条の 規定に よ る 緑 地 保 全 地域、 同法 第十 二条 の 規定に よ る 特別緑地保全地 区又 は 同法第三 十四条第一項 の 規定に よ る 緑化地域 (特 別緑 地保 全地 区 (近 郊 緑 地特 別保全地区 を 除 く 。 )で 面 積が 十 ヘ ク タ ー ル 以上の も の (二以上の 市町村の 区域に わたる も のに限 る 。 ) ) ○ (特別緑地 保全地区( 近郊緑地特 別保全地区を 除く 。 )で 面 積 が 十ヘ ク タ ー ル 以上の も の ) ○ 都 市 施 設 道 路 (そ の 他 の 道 路 で 、 自動車専 用道路で あ る も の ) ○ (そ の他 の道 路 で 、 車線 の 数 が 四 以上の も の 又は 自動車専用道路 であ る も の ) ○ (道路法第三 条の 都道府県 道( 車 線の 数が 四以 上の も の 及び 自動 車専用道路で あ る も の )) ○ (道路法第 三条の 高 速自動車 国道 若 し く は 一般 国道 、 独 立 行政法 人 日本高速道路保有・ 債務返済機構 法 第十二条 第一項 第四号 に 規 定 す る 首都高 速道路 若 し く は 阪神高 速道路又は 道路整備特別措置法 第十二 条第 一項に 規 定す る 指 定 都市高速道路) 自 動車 タ ー ミ ナ ル 法 第二 条第 五 項 に 規定 す る 一般自動車 タ ー ミ ナル ○ 自動車タ ー ミ ナ ル ○ 自 動 車 タ ー ミ ナ ル 法第 二条 第五 項 に規 定 す る一 般 自動車タ ー ミ ナ ル 公 園 、 緑 地 、 広 場 、 墓 園 (公園、 緑地、 広場又は 墓園 で 、 面積が 十 ヘ ク タ ー ル 以上 のもの (国 又 は 都道府 県が 設 置す る も の に 限る 。 ) ) ○ (公園、 緑 地 、 広 場 又 は 墓 園で 、 面 積が 十 ヘ ク タ ー ル 以上の も の ) ○ 下 水 道 (下水道法第二条第三号に 規 定 す る 公共下 水道 で 排水区 域が 二以 上の 市 町村の 区域 に わ た る も の 又は 同法第二 ○ (下水道法第二条第三 号に 規定す る 公 共下 水道 で 排 水区 域 が 二 以 上の 市町村 の 区域に わ た る も の 又は 同法第二条第四 号に 規定す ○

46

(5)

改正後( 新) 改正前( 旧) 知事協議( 市) 知事同意( 町村) 市町村決定 知事同意協議 市町村決定 都道府県決定 大臣 同意 指定都市決 定 都道府県決定 大臣 同意 指定都市決 定 条第四号に 規定 す る 流域下 水道) る 流域下水道) 下水道 法第二条第四号 に 規 定 す る 流域下水道 ○ 河 川、 運 河 そ の 他 の 水 路 (河川法第四条第一項に 規定 す る 一級 河川若 し く は 同法第 五条第一項に 規定 す る 二級 河川又は 運河) (河川法第 五条第 一項 に 規 定す る 二級河 川 の う ち 、 一 の 指定 都市 の 区域 内の み に 存 する も の ) ○ (河 川法第四条 第一項 に 規 定 す る 一級河川若 し く は 同法第五条第一 項に 規定す る 二級河川又は 運河) ○ (河川法第四条第一項に 規定 す る 一級河川) ○ (河 川法第四条 第一項 に 規 定 す る 一級河川) ○ 学校、 図 書館、 研 究 施 設 そ の 他 の 教育文化施設 ○ (大学又は 高等専門学校) ○ 一団地の 住宅 施設( 一団 地に お け る 五十 戸以 上の 集 団 住 宅 及 び こ れ ら に 附帯す る 通 路そ の 他の 施設を い う 。 ) ○ (集 団 住 宅 が 二 千戸以 上の 一団 地 の 住宅施設) ○ そ の 他政令 で 定 め る 施設 ○ (防潮の 施設) ○ 市街 地開発 事業 土地 区画整理 法に よ る 土地区 画整理事業 (施行区域の 面積が 五十 ヘ ク ター ルを 超 え る も の であ つ て 、 国の 機関又は 都道府県 が施 行 す ると 見 込 ま れる もの に限 る 。 ) ○ ○ (施行区 域 の 面 積 が五 十 ヘ クター ルを超 え な い も の) ( 施行区域 の 面 積が 五 十 ヘ ク ター ル を 超 え な いも の ) 都 市 再開発法 に よ る 市街地再 開発事業 ( 施行区 域の 面積 が 三 ヘ ク ター ルを 超 え る も の であ つ て 、 国の 機関又は 都道府県 が施 行 す ると 見 込 ま れる もの に限 る 。 ) ○ ○ (施行区 域 の 面 積 が三 ヘ ク ター ル を 超 えない も の ) ( 施行区域 の 面 積が 三ヘ ク タ ー ル を 超 えないも の) 大都市 地域に お け る 住宅 及び 住宅地の 供給 の 促進に 関 す る 特別 措置法 に よ る 住 宅街区整 備事業 (施行区域の 面積が 二十 ヘ ク ター ルを 超 え る も の であ つ て 、 国の 機関又は 都道府県 が施 行 す ると 見 込 ま れる もの に限 る 。 ) ○ ○ (施行区 域 の 面 積 が二 十 ヘ クター ルを超 え な い も の) ( 施行区域 の 面 積が 二 十 ヘ ク ター ル を 超 え な いも の ) 密 集 市街地整 備法 に よ る 防 災 街区整備事業 ( 施行区 域の 面積 が 三 ヘ ク ター ルを 超 え る も の であ つ て 、 国の 機関又は 都道府県 が施 行 す ると 見 込 ま れる もの に限 る 。 ) ○ ○ (施行区 域 の 面 積 が三 ヘ ク ター ル を 超 えない も の ) ( 施行区域 の 面 積が 三ヘ ク タ ー ル を 超 えないも の) 市街 地開発 事業 等予定 区域 ○ (区域の 面積が 二十 ヘ ク タ ー ル 以上の 一団地の 住 宅施設 の 予定区域) ○ (区 域の 面 積 が 二十ヘ ク タ ー ル 以 上 の 一 団 地 の 住宅 施設 の 予定区 域)

47

(6)

画決定

権限

礎自治

体へ

の移

方分

権改

革推

おける

2次一

括法

年月日 主な動き 左の概要 H 1 9 . 1 0 . 1 5 第 2 3 回地方分権改革 推進委員会 2.国土交通省ヒア リ ング (1)国土交通省か ら 説明聴取 ・ 都市計画関係 ・ 公営住宅関係 な ど (2)質疑及び意見 交 換 資料1-1 委員会からの質問と 国 土交通省の回答 委 員会からの質問と 国土交通省 の回答 1-1 平成 1 0 年改 正・平成 1 1 年 改正( 地方分権一括法)で 権限を移譲したにも 関わらず、実質的な 手続きが従前と変わ って いない との地方から の声があるが 、これ についてどのように 考えるのか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 機関委任事務制 度の廃止や 関与の観 点の明確化により 手 続の円滑化や適正化 が図られている。 ○ 都市計画決定に 国が関与す る割合は 、地方分権以前に 比 べ減少している。 1-2 都道府県が 定める都市計画 のう ち、 ①区域 区分 ②国道 等の一部の都 市施設 ③三大 都市圏等の国 土政策上重要 な区域 に係る都市計画 につい て、国の協議 ・同意が必要 として いるのを、都道府県 の責任で調整をする こととし、法定の協 議・同意を廃止する こと とした 場合、具体的 にどのような 支障が 生じるのか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 区域区分につい ては国土政 策上の観 点等から、 国道等の一部の都市施設につ いては国家としての 根幹的な物流や人流 を確保 す る観点等から、三大 都市圏 等に関する都 市計画について は国 土政策上の観点から 国が関与することと している。 1-3 市町村が定 める都市計画の うち 、 ①一の 市町村の区域 を越える広域 の見地 からの調整 ②都道 府県の定める 都市計画との 適合を 図る 観点か ら都道府県の 協議・同意が 必要と しているのを、市町 村の責任で調整する こととし、法定の協 議・同意を廃止する こと とした 場合、具体的 にどのような 支障が 生じるのか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 市町村の都市計 画決定の際 には、 例 えば、 周辺市町村の 都 市構造に影響を与 える大規 模な集客施 設の立地等につい て 広 域 の 見 地から調整されるこ とが必 要である。 ○ 市町村の都市計 画決定の際 には、 例 えば、 都道府県が決 定する道 路、 下水道 と市町村 が決定する 道路、 下 水道等につ いて市街 地における総合性・ 一体性 が確保される ように両者間の 適合 を担保することが必 要である。 2-1 土地利用計 画の基本をなす 用途 地域の指定について 、三大都市圏であっ ても指定市に限らず 、市町村の責任で調 整すれ ばよい のではないか 。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 三大都市圏につ いては、 市町村の区 域を超えて広く市街 地が連たんしている ため、 都 道府県が広 域の見地から用途 地 域 を 定 め ることが適当である 。 ○ 三大都市圏の指 定都市につ いては、 地方自治法上の位 置 付けを踏まえ、自ら 用途地域を定めるこ とができることとし て い る 。 2-2 三大都市圏 における用途地 域の 指定権限を市町村に 移譲した場合、具体 的にどのような支障 が生じるのか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 市町村の区域を 超えて広く 市街地が 連たんしている三 大 都市圏において、 商業や産業の集積の維 持や住民の居住地域 を適切 に 確保するためには一 市町村 の区域を超え た広域の見地か ら都 道府県が用途地域を 定めることが必要で ある。

(7)

年月日 主な動き 左の概要 3 区域 マスタープ ラン等に係る協 議に ついては、都道府県 ・市町村の関係部局 間で十分に調整して いるので、国土交通 大臣を 通じた 関係大臣の協 議を廃止して もよい のではないか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 農林水産大臣に ついては国 の食糧政 策上の観点から、 経 済産業大臣について は産業の効率化を図 る観点 から、 環境 大 臣 に つ い ては公害の防止及び 環境の 保全を図る観 点からそれぞれ 必要 な協議である。 4 都市 計画決定の 際に住民の意見 を十 分反映し、 都市計画 審議会の議を経るな ど、 公立性 ・ 中立性を確 保できていること から 、 都市計 画事業の施行 者たる市町村 に対す る都道府県の認可は 廃止してもよいので はないか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 都市計画事業の 公正性 ・ 中立性の確 保のために は、 当該 都市計画 事業が施行 されることとなる 段 階において、 第三 者 に よ る 認 可が行われることが 適当で ある。 5 都市 計画決定の 際に住民の意見 を十 分反映し、 都市計画 審議会の議を経るな ど、 公立性 ・ 中立性を確 保できていること から 、 都市計 画事業の施行 者たる都道府 県に対 する国土交通大臣の 認可は廃止してもよ いのではないか。 < 国土交通省回答の ポイント> ○ 都市計画事業の 公正性 ・ 中立性の確 保のために は、 当該 都市計画 事業が施行 されることとなる 段 階において、 第三 者 に よ る 認 可が行われることが 適当 H 2 0 . 4 . 1 7 第 4 2 回地方分権改革 推進委員会 3.その他 資料4 都 道府県 から 市町村 への 権限移 譲 の 視 点(案)(西尾委員 長 代理提出資料) < Ⅳ まちづくり> ○ 空間管理に係る 事務は、基 本的には 市の役割とすべき で あり、以下の事務に ついて市に移譲すべ き。 都市計画決定 (広 域的又は大規模な地 域地区 ・ 都市施設 、市街地開発事業、 そ の設置 ・ 管理、 許 認 可等について国 又は 県 に 法 律上の主たる責任が ある都 市施設を除き ) 土地利用制限、 建築物等規制、 農山漁村等の特定区域や景 観保全のために設定 された特定の区域に おける個 別行為規制 に係る 事務、市街地開発事 業、都 市計画事業、 農山漁村におけ る基 盤整備事業の許可等 に係る事務 当該団体の区域の 範囲内で 完結する2 級河川の管理、都 道 府県道の維持修繕に 係る事務 ○ 計画策定等につ いての都道 府県の同 意を要する協議は 要 しないものとすべき 。 ○ 都市計画区域の 整備、開発 及び保全 の方針、区域区分 、 都市再開発方針等に ついては、指定都市 に移譲すべき。 H 2 0 . 5 . 2 2 第 4 8 回地方分権改革 推進委員会 2.第1次勧告に向 け た討議 西尾委員長代理の補 足 説明 前回、 5月 1 5 日 開 催の第 4 7 回委員会で もお話し しましたよ うに、 府省からの意 見も参考にしな がら 事務を精査した結果 、 市 町 村 へ権限移譲すべき と考えられ るものは 、 現時点では 6 4 法律 、 3 5 9 事務になりま し た 。 4月の会議で、 関係府省に照会 をし ま す と 御 披露したときの時 点では、 8 8 法律、 4 9 9 事務と申し上げてい ましたが、 それか ら精査した結果、 かな りの事項を落として 、 6 4 法 律 3 5 9 事務に落ち着 いていると いうこと です。 精査の結果、 引き 続 き都道府県で処理 すべき事務 としたの は、 逆に 言えば、 市 町村等へ下ろすこと を断念したというか 、 下 ろ す べ きではないと判断 した事項は いろいろ とあるわけですが 、 例えば以下のような ものです。 国 ・ 都道府県の責 任 で行うべき広域的 な政策の観 点に関連 したもの、 例えば 、 歴史的風土特別保存 地区関連のものとか 、 急 傾 斜 地 崩壊危険区域にお ける行為の 許可とか 、 工業用水としての 地下水採取の許可と いった事項は、 県に 留保しておくべき で は な い か と 判断したというこ とです。 もう一つ、 かなり 件 数の多いものは、 対 象が広域的に散在 しており ぽつぽつと 広い範囲にあるか 、 あるいは特定の地 域 に だ け し か 起こらないような 偏在してい るような 事務です。 広域的に 活動しているなど 、 事務処理の広域性 の 観点からいって、 や は り 県 に 留 保しておいた方が よいのでは ないかと 考えたという性質 の ものです。 例えば 、 生活保護施設の設置 許可であるとか、 身 体障害 者 生 活訓練事業といっ たものです 。 代表的 なものを御 紹介しま したが、 今回の案に よる権限移譲の推 進 によって、 特に土 地 利 用 や 福 祉 の分野において、 基 礎自治体の権限が 拡大し、 総合行政の 推進が図 られるもの と考えています。 こ うした観点も踏ま え て 御 審 議 を 頂ければと存じま す。

(8)

年月日 主な動き 左の概要 H 2 0 . 5 . 2 8 第 4 9 回地方分権改革 推進委員会 1.第1次勧告に向 け た討議 西尾委員長代理の補 足 説明 まず、 「はじめに」 の文章の一部ですが 、 4 ページをお開きいただきたいと思い ます。 「はじめに」 の 文章の最後 に、 「最後に、 第 3 章 (1) の」 で 始まるパラグラフが あり、 その4行目か ら括弧書 きで 「 「 地 方六団体 の総意」 と して要望のあった改 革を進 め た ために不十分に終 わった都道 府県から 市町村への権限移 譲 を今回実現しようと している」 という部 分があ ります。 こ の 点 に つ い て は 、 横尾委員など か らも、 果たしてそ う だったのかという 御疑問が 前回の委員 会でも出されまし た ので、 少し補足を し た い と 思 い ます。 前回の地方分権推 進委員会が 検討を行 った際には、 … ( 略 ) …全国市長会及び 全国町村会、 いわば 市町村側から出た要 望につ い て 、都道府県が受け て立てるか 、それに 応えて移譲しても い いかということにつ いて、全国知事会で は 4 7 都道府県に 意向調査 を 行 いました。 それ に 対して、 4 7 都道府県 から回答が 返ってく るわけですが、 確か 過半数だと思います が 、 過半数以上の 都 道 府 県 か ら それはダメだ、 反 対 だ 、 適当ではない と いうような回答が あった項 目について は、 町村 会から要望 があったものであ っ て も 委 員 会 に対する要望リス トから落と す、 市長 会から要望があった ものでも削除すると いう調整を行い、 市 町村も都道府県も 合 意 し た 権 限 移譲の要望事項を 委員会に提 出すると いうやり方をして こ られたわけです。… (略)… しかし、 今回は、 そういうやり方を 採っ ていないわけです。 全国知事会は全国知事 会 としての要望をこ の委員会 に出してい ます 。 そ れから、 指 定都市 市長会は独自にその 要望を直接この委員 会に出しています。 全国市長 会の要望も 直接この委員会に 出 て い る わ け です。 全国町村会 か らは要望は出てい ません。 そして、 そ れら三つのものを地 方六団体として調整 するということは、 今回は な さ らなかったわけで す。 それぞれの地方 団体の要望がそのま ま形でこの委員会に 出されてくる。 今回 はそれを委員会が 受 け て 検 討 す ることになりまし たから、 地方六団体 の内部で、 都道府県 側 が途中でダメです と言って 拒否するよ うなプロセスはな か っ た と い う ことです。 したが っ て 、 今回はかなり 思 い切った都道府県 から市町 村への移譲 案が示せることに な りました。 つまり 、 第1次 地 方 分権改革でとても できなかっ たことを 今回はしようとし て いる、 ということを 説明しているのだと いう意 味です。 こ れ は 補 足 説 明 です。 H 2 0 . 5 . 2 8 地方分権改革推進委 員会 ・第1次勧告 第 3章 基礎自治 体への 権限移 譲と自由 度の拡大 (1)基礎自治体へ の 権限移譲の推進 < 基礎自治体への権 限移譲の方 針> 【 都市計画決定】 ○ 三大都市圏、 特 定区域か否かを問わ ず、 次の項 目を除き 、 市の区域について は 「市」 決定 (都道 府県同意不要) とし 、 町村の 区域については、す でに町 村で決定して いるものを除く ほか 、「都道府県」決定 (国同意不要)とす る。 都市計画区域の整 備、開発 及び保全の 方針等 都市計画区域の整 備、 開発及び保全の方針、 区域区分、 都市再開発方針等につ いては、 都道府県決定 (区 域区分の方針に係 る部分を除き国同意 不要) 地域地区 国 ・ 都道府県の責 任で行う広域的な政 策に係 る地域地区に ついては、 それぞれ都道府県決定 ・ 国 同 意又は都道府 県決定( 国 同意不要) 都市施設 国 ・ 都道府県が設 置する都市施設、 国 ・ 都道府県の責任で 行う広域的な政策に 係る都 市施設につい ては、 それぞれ都道府県 決定・国同意又は都 道府県 決定(国同意 不要) 市街地開発事業 その目的・効果が 当該団 体の区域を越 える大規模な市 街地 開発事業については 、都道府県決定(国 同意不要) ○ 指定都市の区域 について、 都市計画 区域の整備 、 開発及 び保全の 方針、 区域 区分、 都市再開発方 針等並び に道路のう ち都道府 県の役割に指定都市 の特例 が適用される ものについては 、 都 道府県決定に代えて 「指定都市」 決定 (都 道府県同意 不要) と す る 。 H 2 2 . 3 . 3 1 第3回地域主権戦略 会議 2. 義務付け ・ 枠付けの見直し及び基礎自 治 体への 権限移 譲に 関す る各府 省回答 状況について < 権限移譲等を行う と回答のあ ったもの (主な例)> ( 2)勧告事項以外 都市計画決定 ・三大都市圏等にお ける用 途地域や町村 道(4車線以上 )、 公園・緑地(1 0 h a 以 上)等の都市計画決 定 (都道府県→町村 )

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年月日 主な動き 左の概要 資料2-1 基礎自治体への権限 移 譲の回答状況 ※勧告は「市」のみ ・土地区画整理事業 (5 0 h a 超)の都市 計 画決定(都道府県→ 市町村) ( ※ 第1次勧告で 掲げられた 事務を対 象に各府省が権限 移 譲の可否を検討した 結果について整理し たもの) H 2 2 . 5 . 2 4 第5回地域主権戦略 会議 3.地域主権改革の 取 組状況について 1. 義務付け ・ 枠付けの見直しと基礎自 治体への権限移譲の 取組状況 資料2 義務付け ・ 枠付けの見 直しと基礎自治体 への権限移譲の取組 状 況 < 再検討の結果「見 直し・権限 移譲等を 行うもの」と回答 の あった主な例> ・都市計画施設の区 域内に おける建築許 可(特例市まで →市 まで)(権限移譲) ・緑地保全地域にお ける行 為の規制(中 核市まで→市ま で) (権限移譲) ・土地区画整理事業 施行地 区内の土地の 形質変更許可( 特例 市まで→市まで)( 権限移譲) ・市街地再開発事業 施行地 区内の建築行 為の許可(特例 市ま で→市まで)(権限 移譲) ( ※ 第1次勧告で 掲げられた 事務を対 象に各府省が権限 移 譲の可否を再検討し た結果について整理 したもの) H 2 2 . 6 . 2 2 地域主権戦略大綱( 閣議 決定) 別 紙2 基礎自治 体への 権限移 譲の具体 的措置 1 権限移譲を行うも の ( 1)すべての市町 村へ移譲す る事務 〔国土交通省〕 ⑥ 都市計画の決定 都道府県が処理し ている 以下の都市計 画の決定(都市 計画 法(昭 4 3 法 1 0 0 )1 5 条 1 項)については、すべての市町村 ( ア については、 特別区 を除く。 ) へ移譲す る。 なお、 都市計 画 の決定に際しての都 道府県の関与につい ては、 地方分 権改革推 進 計画(平成 2 1 年 1 2 月 1 5 日閣議決定)に 基づく措置後の都市 計画法の規定による 。 ア 地域地区 (都市 計画法8条1項) の うち、 三大都市圏の 既成市街地若しくは 近郊整 備地帯等又は 指定都市の区 域の全部 又 は一部を含む都市計 画区 域内の用途地域 、特例容積率 適用地 区及び高層住居誘導 地区に関する都市計 画 イ 地域地区 (都市 計画法8条1項) の うち、 1 0 ヘクタール 以上の風致地区及び 特別緑地保全地区 ( 近郊緑地特別 保全地区 を 除く。)並びに緑地 保全 地域(いずれも 2以上の市町 村の区 域にわたるものを除 く。)に関する都市 計画 ウ 都市施設(都市 計画法 1 1 条1項)のうち、4車線以上の その他の道路、一般 自動車ターミナル、1 0 ヘクター ル以上の 公 園、緑地、広場及び 墓園 (国又は都道府 県が設置する ものを 除く。)、大学及び 高等専門学校、2 , 0 0 0 戸以上の 一団地 の住 宅施設並びに防潮施 設に 関する都市計画 エ 市街地開発事業 (都市 計画法 1 2 条1項)のうち、5 0 ヘクタールを超える 土地 区画整理事業、3ヘ クタールを超える市街 地再開発事業、 2 0 ヘ クタールを超える住 宅街区 整備事業及び 3ヘクタール を超え る防災街区整備事業 に関する都市計画 (い ずれも国、都道府県 等が 施行するものを 除く。) オ 市街地開発事業 等予定 区域(都市計 画法 1 2 条の2)のうち、2 0 ヘクタール以上の一団地の住宅施 設予定区域に関する都 市計画 ( 5)指定都市へ移 譲する事務 ② 都市計画の決定 都道府県が処理し ている 以下の都市計 画の決定 (都市計画法 (昭 4 3 法 1 0 0 ) 1 5 条1項) については、 指定都市へ移譲する。 なお、 都市計画の決 定に際しての国又は 都道府 県の関与につ いては、 地方分権改 革推進計画 (平成 2 1 年 1 2 月 1 5 日閣議決定 ) に基づく措置後の都 市計画 法の規定によ る。 ア 区域区分(都市 計画法 7条)に関す る都市計画 イ 都市再開発方針 等(都 市計画法7条 の2)に関する 都市 計画 ウ 都市施設(都市 計画法 1 1 条1項)の うち、高速自動車国 道及び一般国道に関 する都 市計画 H 2 3 . 4 . 5 第2次一括法案国会 提出 H 2 3 . 8 . 2 6 第2次一括法成立

(10)

交通省

の対応方針の

変化

都市計画

ける対応方

針の変化

3回都

市計

画制

小委員

会(

H2

2.

5.

24

⇒ 都市・地 域 整 備局長 あい さつ ○ この小 委 員 会は、 今 後 の都市政 策 の方向の 実 現 に向けて 、 都 市 計 画 制 度につい て総 点検を行 い ま して、 制 度 見 直 し に ついて専 門 的 な 検 討 を 行 っ て いた だ く と い う こ と で 、 昨 年 6 月 に 設 置 さ せ て い た だき、7 月と 8月、2 回 開催をお 願い してきた 経 緯がござ いま す。 ○ その後、 政 権 交 代 が ご ざ いまして 、 審 議 会のあり 方 全 般に つ き ま し て省全 体 で い ろ い ろ 見 直 し 作 業 が 進め られてお り まして 、 その結果 を受 けて審議 会 全 体をどう と り運ぶか と い うことで あ っ たわけ で す が、 そ う い う こ と で、この 委 員 会 に つ き ま し て も開 催 を 見 合 わ せ て お り ま し た け れ ど も 、 こ の た び 社会資本 整 備 審 議 会 の 委員の改 選 が 行 わ れ ま し て 、 それ を 受 け て 本 小 委 員 会 に つ い て も 、 今 日 か ら ご 審 議を進め てい ただける 運 びになっ たと ころでご ざ います。 ⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 ○ 本小委員 会 は 昨 年 7 月 か ら2回開 催 さ れ 、前回は 地 方 分権 関 係 の 論 点を中 心 と し て ご 議 論 い た だ き ま し た 。 大 き く 分けます と 、 分 権 関 係 で は 、 都市 計 画 決 定 権 限 移 譲 の 問 題 と 、 国 等 の 関 与 の あ り 方の問題 が ご ざ い ま し たけれど も 、 そ の う ち 後 者 、 関与 の 部 分 に つ き ま し て は 、 前 回 ご 議 論 い た だ い た 案に、さ ら に 省 内 、 政 府内調整 の 結 果 、 市の 決定す る 都 市 計画に 対す る都道 府県 同 意 の廃 止 と いう分 権勧 告 事 項 を 加 え て 、 昨 年末閣議 決 定 さ れ た 地 方 分 権 改革 推 進 計 画 が 取 り ま と め ら れ 、 こ れ に 基 づ き 一 括 法という 形 で 国 会 に 提 出されて お り ま す 。 先 議 の 参 議院 は 通 過 し て お り ま す が 、 現 在 、 国 会 審 議 中 と い う状況で ござ います。 ○ 残りの都 市 計 画 決 定 権 限 の移譲の 点 に つ きまして は 、 現在 新 た な 地 域主権 戦 略 大 綱 の 取 り ま と め に 向 け て 、 政 府 内 で調整中 の 段 階 で ご ざ い ま す 。前 回 ご 議 論 い た だ い た 内 容 に 加 え ま し て 、 議 論 で はなかな か 前 回 触 れ ら れません で し た が 、 政 令指定 都 市 の 取り扱 いに つきま して は 、 さら に踏 み込ん で対 応 する 案 を 既 に 国 土 交通省と し て 打 ち 出 し て お り ます 。 今 後 、 全 体 と し て 政 府 と し て の 案 が 取 り ま と められる 運び になって お ります。 これ が1点目 の 地域主権 改革 対応でご ざい ます。

2回都

市計

画制

小委員

会(

H2

1.

8.

21

市町

村決

定の

都市

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市計

画制

度小

委員

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おけ

る国

土交

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の説

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りは

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(11)

⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 (左 上) ○ 分権の一 方 を 確 保 し よ う とする全 体 の 調 和の観点 が 顕 在化 す る よ う な広域 調 整 が 必 要 と な る 典 型 的 な 場 合 を 参 考 で 掲げまし た 。 こ う し た 調 整 は 、少 な く と も 同 意 と い う 意 思 の 合 致 ま で 求 め る 協 議 によって 支え られなけ れ ば成り立 つも のではな い というこ とで はないか と考 えてお りま す。 ⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 (左 下) ○ これは、 都 市 計 画 が 影 響 を与える 範 囲 と 計画主体 の 関 係に つ い て 、 頭の整 理 を 試 み た も の で ご ざ い ま す 。 左 側 に ① 、②、③ と タ イ プ と い い ま す か、 パ タ ー ン を 掲 げ て お り ま す け れ ど も 、 ま ず ① の 市町村レ ベ ル で 横 の 調 整を行う パ タ ー ン 、 こ れ は 現 行制 度 で は 採 用 し て お り ま せ ん で 、 最 も 問 題 と 思 わ れるのは 利 害 調 整 、 特 に利害が 対 立 し た 場 合 に は 調 整が 成 立 い た し ま せ ん の で 、 必 要 な も の が 決 定 で き ないおそ れ が あ る と 、 あるいは 調 整 を 嫌 っ て こ れ を 省い て し ま い ま す と 不 整 合 が 生 じ る お そ れ が あ る と いうこと だと 考えられ ま す 。 ○ これに対 し ま し て 真 ん 中 ②、市町 村 が 都 道府県と 調 整 して 決 定 す る のが現 行 の 基 本 パ タ ー ン で ご ざ い ま す 。 こ こ で は関係市 町 村 と の 調 整 チ ャ ン ネル で あ る だ け で は な く て 、 都 道 府 県 の 都 市 計 画 と の適合性 の 担 保 と い う ものも調 整 の 内 容 と な っ て お りま す 。 こ こ で 都 道 府 県 の 都 市 計 画 と の 適 合 性 と い うことが 掲 げ ら れ て お りますけ れ ど も 、 こ れ は 特 に 複数 の 主 体 が 一 体 の 都 市 計 画 を 定 め る と い う 特 性 が あらわれ てい ると考え て おります 。 右 側 に箱が ござい ます けれども 、 そ の 中にござ いま すように 、 地 方 公 共 団体、 自治 体の二層 性 のもとで どの ように計 画 の一体性 を保 つか、 これは昭 和 43 年 の 現行法制 定時 から 重要課 題 で ご ざ い ま す。これ で 法 制 的 に も 、 こ れ を強 く 意 識 し た 一 体 性 ・ 整 合 性 確 保 の た め の 規 定 が 見られる とこ ろでござ い ます。 ○ それか ら 、 最 後 の③ の都道府 県み ずからが 市 町村と調 整し て決定す る というパ ター ンでござ い ま すが、 こ れ は 現 行 の 都道府県 決 定 と い う こ と で 、 広域 的 ・ 根 幹 的 な も の に 限 定 さ れ て お り ま す け れ ど も、一の 市 町 村 で 的 確 に決定で き な い も の に つ い て 、ご 指 摘 の あ っ た よ う な 調 整 の 内 部 化 が 図 ら れ て い ると見る こ と が で き る のではな い か と 考 え て お り ま す。 一 言 で 広 域 的 調 整 と 申 し ま し て も 、 こ う し た 調 整構造の パタ ーンを念 頭 に置いて 、各 主体の役 割 分担を洗 い直 していこ うと いうこ とで ございま す。 ○ これまで も 広 域 調 整 の 必 要という こ と だ けで見れ ば 、 この 中 で 言 う ②ある い は ③ 、 そ れ ぞ れ 県 の 視 点 が 入 っ て お り ますから 、 要 は ② で い い で は ない か と 指 摘 さ れ る こ と も ご ざ い ま し た け れ ど も 、 現実には ② と ③ が 同 等 、等価、 同 じ で あ る と は 言 い がた い と 考 え て お り ま し て 、 そ う い っ た 意 味 で 、 先 ほどご紹 介 し た 廃 棄 物 処理施設 、 大 規 模 集 客 施 設 の 例な ど 、 調 整 の 内 部 化 を 図 る こ と は 特 に 必 要 な 場 合 があると いう ことは明 ら かではな いか と思いま す 。 ○ 一方で利 害 の 対 立 が 起 こ りにくい 、 程 度 の問題は あ る かも し れ ま せ んけれ ど も 、 そ の 中 で 必 要 な 計 画 が 決 定 で き な いのでは な い か と い う お そ れ のな い も の 、 こ の 図 で 申 し ま す と 真 ん 中 の 計 画 が 存 在する市 町村 が後ろ向 き になって しま って計画 を 決めない と、 そ う い ったよう な 懸 念 のないも の に つきま し て は、 あ え て ③ に よ らず、② の 手 法 に ゆ だ ね て み よう で は な い か と 、 そ う い っ た こ と で 、 例 え ば 、 今 ご説明し たよ うな都道 府 県から市 町村 にゆだね る ものにつ いて は説明が でき るので はな いかと思 って おりま す。

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⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 ○ 都市計画 決 定 権 限 に つ い て、都道 府 県 決 定とする メ ル クマ ー ル と し て、こ れ ま で 広 域 性 ・ 根 幹 性 と い う も の を 掲 げ てまいり ま し た 。 こ の 点 に つ きま し て は さ ら に 厳 格 化 を 行 い 、 言 う な れ ば 単 に 広 域という プ ラ ス ア ル フ ァのない よ う な 広 域 的 都 市 計 画に つ い て は 、 都 道 府 県 と の 調 整 が 行 わ れ る と い う ことを前 提 と い た し ま して、市 町 村 決 定 に ゆ だ ね る とい う 考 え 方 を 示 し て お り ま す 。 不 正 確 さ を 恐 れ ず に、あく ま で イ メ ー ジ というこ と で ご ざ い ま す け れ ども 、 こ れ ま で 広 域 ・ 根 幹 と い う こ と が ア ン ド ・ オ アという 関 係 で あ っ た のに対し ま し て 、 今 後 は 「 か つ」 と い う と こ ろ ま で 絞 り 込 ん で い こ う と い う こ と でござい ます 。 ○ 具体的に 枠 の 下 に ご ざ い ますのは 、 そ の 場合に都 道 府 県決 定 と し て 維持す る こ と が 考 え ら れ る も の を 掲 げ て お り ま すけれど も 、 何 が 市 町 村 に お りる の か と い う こ と に つ い て は 、 少 し 大 き な 字 で 矢 印の後ろ に 書 い て あ る もの、4 車 線 以 上 の 市 町 村 道 です と か 、 規 模 の 大 き な 公 園 、 土 地 区 画 整 理 事 業 等 、あるい は3 大都市圏 と 大都市部 の用 途地域、 こう いうも の は 、 先 ほ ど見て いた 資 料 にもござ い ま したけ れ ど も、 種 別 と し て は 、実は市 町 村 決 定 と さ れ て い るも の が 既 に あ り 、 都 道 府 県 と 振 り 分 け て い る よ う なもので ござ いますけ れ ども、全 体と して市町 村 決定とす るこ ととして はど うかと 考え ておりま す。 ○ なお、補 足 を さ せ て い た だきます と 、 こ れまでは 実 は 特に 施 設 の 都 市計画 に つ き ま し て は 、 都 市 計 画 を 決 定 す る 段 階で、特 に 施 設 の 管 理 、 あ る いは 公 物 管 理 法 の 整 理 と 、 そ れ か ら 計 画 論 は 全 く 別 だと伝統 的 に 考 え ら れ てきたわ け で ご ざ い ま す 。 … 公物 管 理 法 が 国 県 市 の 区 分 を 明 確 に し て い る も の は 道路が典 型 的 な も の で 、これは 既 に 決 定 権 限 の 議 論 で管 理 権 限 と の リ ン ク が あ る 、 こ れ は 実 は 例 外 的 な ものでご ざ い ま す け れ ども、今 回 、 市 町 村 道 を す べ て市 町 村 決 定 と す る こ と に よ り ま し て 、 施 設 の 管 理 権限との 一体 化が図ら れ て強化さ れる というこ と ではない かと 考えてお りま す。 ⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 ○ 権限の一 体 化 の 推 進 と い うことで 、 ま だ ちょっと 抽 象 的な 書 き 方 に なって お り ま す け れ ど も 、 先 ほ ど ご 紹 介 申 し 上 げました ま ち づ く り 交 付 金 の 例を 参 考 に 、 市 町 村 の 集 約 型 都 市 構 造 化 を 目 指 す プ ロジェク トに 関連して 同 様の措置 が講 じられな い か検討し てい きたいと 考え ており ます 。 ○ それから 下 半 分 で は 、 市 町村の発 意 が 生 かされる 広 域 調整 の 円 滑 化 という こ と で 、 広 域 調 整 に つ い て 市 町 村 の 視 点 から都道 府 県 と の 調 整 を 、 例 えば 不 要 に し た り 、 あ る い は 限 定 で き な い か と い う 議論につ い て 、 こ こ で は、先ほ ど ご 説 明 し た 都 市 計 画の 一 体 性 に 関 す る 強 い 要 請 と い う 特 性 と 、 調 整 は 関与、干 渉 と い う と い うことで は な く て 、 ま ち づ く りに 関 す る 本 来 的 な 要 素 で は な い か と い う 観 点 か ら 、調整の 間 口 を 狭 め る というこ と で は な く て 、 よ り 市町 村 の 発 意 が 生 か さ れ る よ う な 円 滑 化 の 仕 組 み を 追求すべ き で は な い か と考えて お り ま す 。 こ の た め の手 法 と し て は 、 例 え ば 同 意 基 準 を な る べ く 事 前 に 明確にし て お く と い う ような運 用 上 の こ と か ら 、 市 町村 が 決 定 す る 都 市 計 画 が 、 例 え ば 都 道 府 県 決 定 都 市計画の 変 更 を 必 要 と する場合 、 こ れ を 伴 わ な け れ ばい け な い 場 合 に は 、 市 町 村 の 立 場 は 必 ず し も 法 制 上位置づ け ら れ て お り ませんの で 、 も う 一 押 し 強 め るよ う な 方 向 で 考 え ら れ な い か と 考 え て い る と こ ろ でござい ます 。

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⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 ○ 調整をそ も そ も き っ ち り 行わない で よ い という考 え 方 は、 や は り 妥 当では な い の で は な い か と 考 え て お り ま す 。 例 えば同意 を 要 し な い と い う こ とで あ れ ば 、 同 意 も 要 ら な い ん だ か ら 、 調 整 も 要 ら ないんだ ろう というこ と にすぐな りそ うなんで す けれども 、こ れは権利 制限 を伴っ て、 実態は 3, 00 0 分の 1の図 面 と い う こ と になると 思 い ま す け れ ど も 、 こう い っ た 都 市 計 画 の 世 界 で 少 々 ず れ て も い い じ ゃ ないかと いう ことには な らないの では ないかと 考 えており ます 。 ○ なお、市 町 村 の 計 画 が 都 道府県計 画 へ の 適合を求 め る よう な 法 律 の 規定が ご ざ い ま す が 、 こ れ は あ く ま で 計 画 の 一 体性を求 め る も の で 、 何 か 既 定の 都 市 計 画 に 必 ず し も と ら わ れ な い よ う な 市 町 村 と都道府 県 の 活 発 な 提 案とか調 整 を 封 殺 し よ う と い うも の で は ご ざ い ま せ ん の で 、 そ う い っ た よ う な 解 釈・運用 が、 場 合 に よって は法 制 的に明確 にし なければ い け ないので は ないかと 考 え ていると こ ろ でござ い ま す。 ○ それから 建 築 許 可 の よ う な許認可 の よ う に、今で も 状 況に 応 じ て 移 譲が可 能 で あ る も の 、 そ れ か ら 土 地 収 用 の 特 例 になって い て 、 身 近 な 自 治 体 にど ん ど ん 移 譲 す れ ば い い と は 考 え に く い よ う な 事 業認可に つい ては現行 の 考え方が 妥当 ではない か と、現時 点の 考え方を 示さ せてい ただ いており ます 。 ○ これらの 点 に つ き ま し て は議論が あ る だ ろうと思 い ま す。 分 権 は あ る意味 で 別 次 元 の 論 理 で 進 め ら れ て い る も の で 、かみ合 わ な い と こ ろ も あ る んで す け れ ど も 、 計 画 論 で す と か 、 都 市 計 画 の 視 点 から見て どう なのか、 率 直にご意 見を 伺いたい と 存じます 。 ⇒ 国土交通 省 ( 事務局 )の 説明 ○ ここでは 大 都 市 、 あ る い は国の利 害 に 重 大な関係 と い うこ れ ま で の 国の関 与 の メ ル ク マ ー ル の う ち 、 こ れ ま で 委 員 のご指摘 に も 大 都 市 圏 域 の 広 域調 整 が な お 必 要 性 が 高 い の で は な い か と い う 問 題 提起がご ざ い ま し た け れども、 そ れ は も っ と も で ご ざい ま し て 、 こ の 関 与 を 何 か 全 部 な く し て い く と い うことで は な く て 、 む しろ関与 の 形 態 を 見 直 し て い きた い と 考 え て お り ま す 。 こ れ ま で は 個 別 計 画 段 階 で逐一詳 細 な 協 議 を 行 ってきた わ け で ご ざ い ま す け れど も 、 こ う い う 関 与 形 態 か ら は 大 都 市 部 に つ い て は撤退し てい く方向で 考 えたいと 考え ておりま す 。 ○ 下に注釈 を つ け て お り ま すけれど も 、 国 としての 大 都 市圏 の 広 域 調 整の観 点 は 、 な る べ く 記 述 化 を し て 方 針 と し て 明示すべ き だ と 考 え て お り ま すけ れ ど も 、 そ の 担 保 手 段 は 同 意 付 き 協 議 が な く な った場合 に は な い と い うことに な り ま す 。 法 制 上 の 措置 と い う よ り も 運 用 上 の 問 題 か も し れ ま せ ん け れ ども、例 え ば 指 示 ・ 代 行という も の は 事 後 関 与 が こ うい っ た 場 合 に 振 り か ざ せ る と も 思 え ま せ ん の で 、 一方でそ の 利 害 に 国 の 立場で何 も 物 が 言 え な い の か と、 む し ろ 不 同 意 と か 拒 否 権 と い っ た 強 制 に よ ら な い前提で や り ま し て も 、国の意 見 を 表 明 す る こ と は 考え て い い の で は な い か 、 あ る い は 国 の 政 策 の 直 接 的な実現 手 段 と い う 性 格がある 場 合 に は 、 国 の 提 案 とい っ た よ う な こ と が あ っ て も い い の で は な い か と いう問題 提起 をさせて い ただいて おり ます。 ○ 関与で国 の 関 与 と 県 の 関 与と比較 し て ま いります と 、 実は い ず れ も 同意付 き 協 議 と い う こ と で は あ る ん で す け れ ど も、県は 都 市 計 画 決 定 主 体 な ので 、 市 と の 関 係 で は 同 じ 都 市 計 画 を 決 め 合 う 主 体 なので、 こ こ は 原 則 と にかく同 意 付 き 協 議 と い う こ とで 一 体 性 を 確 保 し て い る の に 対 し て 、 国 は 都 市 計 画を、ま れ に 決 め ら れ るという 規 定 は あ り ま す け れ ども 、 基 本 的 に は 決 定 主 体 で は あ り ま せ ん の で 、 そ れは外部 の 主 体 と の 調 整という こ と で 、 ち ょ っ と パ ラレ ル に は な っ て い ま せ ん で 、 も と も と 国 の 関 与 は 特別なも のし か認めな い という今 の状 態になっ て いるわけ でご ざいます 。

(14)

56

近年における都市計画法の主な改正経緯

年月

法改正等

主な概要

H10.5 ○都市計画法一部改正

・特別用途地区追加

○大店立地法制定

○中心市街地活性化法制定

(まちづくり三法)

H11.7 ○地方分権推進一括法に伴う

都市計画法一部改正

・機関委任事務の廃止(都市計画に関する事務は一部の例外

を除き自治事務化)

・大臣の認可、都道府県知事の承認を同意協議へ見直し

・市町村都市計画審議会の法定化

・指定都市、特例市等への権限移譲

H12.5 ○都市計画法及び

建築基準法一部改正

・都市計画区域マスタープランを全ての都市計画区域で策定

するよう見直し

・区域区分の有無を都道府県が判断できるよう見直し

・特別用途制限地域追加

・準都市計画区域追加

H12.6 ○大店法廃止

・大店立地法施行

H14.7 ○建築基準法一部改正

・まちづくりに関する都市計画提案制度の創設

H16.6 ○景観緑三法に伴う

都市計画法一部改正

・景観地区、緑地保全地域、緑化地域追加

H18.5 ○まちづくり三法見直しに

伴う都市計画法一部改正

・大規模集客施設に係る立地規制追加

・準都市計画区域の要件緩和、指定権者を都道府県に変更

・都市計画提案権者の範囲拡大

・都道府県知事が市町村の都市計画決定等に対する協議同意

を行う際、関係市町村から意見を聴取できるよう見直し

・病院、福祉施設、学校、庁舎等の公共公益施設を開発許可

等の対象とするよう見直し

H23.4 ○第1次一括法に伴う

都市計画法一部改正

・都道府県の三大都市圏等大都市等における都市計画決定に

係る大臣同意協議の廃止

・市の都市計画決定に係る知事同意協議の協議への見直し

H23.8 ○第2次一括法に伴う

都市計画法一部改正

・指定都市、市等への権限移譲

(15)

都市計画

のあり

方に関する

国土

通省(社会

備審議会)

の検討

経緯

年月日 主な動 き 都市計 画・ 歴 史 的 風 土 分科会 にお ける 検討 H17. 6. 30 ○ 「新しい時代 の都 市計 画 はいか に あるべきか 。 」 について、 国 土 交 通 大臣が 社 会資本整備 審議会へ 諮問 (検討課題 として右記① ~ ⑤ 列挙) ① 人口減 少等に対 応した 新たな都 市計画制度の基本 的枠組 み ② 中心市街地の再 生 を 図 るための 、 広 域的な 都市機能 の規制誘 導施策 及 び中心 市街地へ の都市機 能の集 積誘導施策 ③ 持続可 能な都市を 構築 するため の都市 ・ 生 活インフ ラの整 備 の推進 方策 ④ 安全で安 心して 暮らせ るまち づ くりの推進方 策 ⑤ 歴史 的な風土を 活用し たまちづ く り、地域づくりのあ り 方 ○ 上記諮問の 検討 を社会 資本整備 審議会長が 都市計画 ・ 歴 史的 風土 分 科会長へ付 託 ○ 都市計画部会に 「 中心市 街地再生 小委員会」を設 置 H18. 1. 31 ○ 中心市 街地再生 小委員 会が検 討 結 果「中 心市街地 再生小委 員会報 告」を報告 ○ 「新しい時代の都 市計画 はいかに あるべきか。 (第一 次 答 申 ) 」 答申 ○ 都市計画部会 に 「 都市 交 通 ・ 市 街 地整備小委員会 」を設置 H18. 5. 31 ○ 「都市の秩序 ある 整備 を 図るた め の都市 計 画法等の一 部を改正 する 法律」公布 H18. 8 . 2 ○ 都市計画部会 に 「公 園 緑 地小 委 員 会」「下水道小 委員会」 を 設 置 H19. 5. 11 ○ 歴 史 的 風 土部会に 「歴史 的風土 の 保 存・継承小委員会」 を 設 置 H19. 6 . 7 ○ 都市交通 ・ 市 街地 整備小 委 員会が 検討結果 「 都市交 通 ・ 市 街 地 整備小 委員会報告書」 を報告 ○ 公園緑地小委 員会が 検 討結果 「公 園緑地小委員会 報告」を 報 告 ○ 下水道小委員 会が検 討 結果 「下水 道小委員会報告 」を報告 H19. 7. 20 ○ 「新しい時代の都 市計画 は いかに あるべきか。 ( 第 二 次答 申 ) 」 答 申 H20. 1. 25 ○ 歴 史 的 風 土の保存 ・ 継 承 小 委員 会 が 検討結果 「 歴史的風土 の 保 存 ・ 継 承 小委員会報告」を報 告 H20. 2. 19 ○ 「今 後の古都保存のあり 方はい か に あるべきか」答申 H20. 5. 23 ○ 「地域におけ る歴 史的 風 致の維 持 及び向上に 関する法律」 公 布 H20. 4. 10 ○ 都市計画 部会に 「 都 市 政 策の基 本 的な課題と 方向検討小委 員 会 」 を設 置 H20. 9. 25 ○ 都 市 計 画 部 会 に 「 安 全 ・ 安 心 ま ち づくり小委員 会」を設置 H21. 6. 26 ○ 都市政策の 基本 的な課 題と方向 検討小委員 会が検討結果 「都 市政 策 の基本 的 な課題と方 向検討小 委員 会報告」を 報告 ○ 都市計画部会に 「都市 計 画制 度小 委員会」を設置 H23. 2. 17 ○ H1 7.6. 30 の諮問 「新 し い時代 の 都市計画は いかにあるべ き か 。 」 に ついての審 議を終了 ○ 都市計 画制度小 委員会 が検討状 況 「 都市計画制度小委 員 会 の これま での検討事項」を 報告 ○ 安全 ・ 安 心まちづ くり小 委 員会が 検討結果 「安全で安 心 して 暮 らせる まちづくりの 推進方策」 を 報告 ○ 具体の 都市計画 制度改 正に向け て さ ら に検討す るた め、引き 続き 「都市計画制度小 委員会 」 を設置

(16)

「都の特例」

都 市計画法 ( 一括法によ る改正後) (都の特例 ) 第八十七条 の 三 特 別 区の存する 区域におい ては、第十 五条の規定 により市町 村 が定める べき都市計 画のうち政 令で定める ものは、都 が定める。 2 前項の 規定により 都が定める 都市計画に 係る第二章 第二節(第 二十六条第 一 項及び第 三項並びに 第二十七条 第二項を除 く。 ) の 規定による 市町村の事 務は 、 都が処理 する。この 場合におい ては、これ らの規定中 市町村に関 する規定は 、 都に関す る規定とし て都に適用 があるもの とする。 都 市計画法施 行令 (現行 ) (都に関す る 特例) 第四十六条 法第八十 七条の四第 一項の政令 で定める都 市計画は、 法第十五条 の 規定によ り市町村が 定めるべき 都市計画の うち、次に 掲げるもの に関する都 市 計画とす る。 一 特定 街区で面積 が一ヘクタ ールを超え るもの 二 水道 、電気供給 施設、ガス 供給施設、 下水道、市 場及びと畜 場 三 再開 発等促進区 を定める地 区計画又は 沿道再開発 等促進区を 定める沿道 地 区計画 で 、それぞ れ再開発等 促進区又は 沿道再開発 等促進区の 面積が三ヘ ク タール を 超えるも の 【 解 説 】 === ==== = = =========== = = ======== = ==== = = ======== = = =========== = = ======== ● 市に 属す る 事 務 で あ っ て も 、 人 口 が 高度に 集中 する 大都 市 地域の 行政 の一 体性 及び 統一 性の 確保 の観点 か ら 、 特 別 区 の 存 す る 区 域 を 通 じ て 一体的 に処 理する こと が必 要 と 認 め ら れ る も の は、法 律又 はこ れに 基づ く政令 の定 める と こ ろ により 、都 が処 理す る こ と と さ れ て い る。こ のよ うな 事務 につ いては 、人 口が 高 度 に 集中す る大 都市 地域 の行 政の 特別 区の存 す る 区 域 の 全 体 と し て の 一 体 性 及 び 統一性 の確 保のた め、 特別 区 相互 間で 連携 し、ま た 、 都 が 特 別 区 に 対 し て 許 容 さ れ る 限りで 調整 機能を 行使 する の では 、な おそ の目的 が 達 せ ら れ な い と 思 わ れ る こ と か ら 、一の 統一 的な行 政主 体の 意 思 決 定 の 下、 事務を 処理で きるよ う、都 に事務・ 機 能 を 留保し ている ので ある。 ● 都が 処理 す る も の と さ れ て い る 事 務 のうち 主要 なも のを 掲 げると 、次 のと おり であ る。 ① 都 市 計 画決定 に関す る事 務 市 町 村が定 め る べ き 都 市 計 画は特 別区が 定める こと が 原則で あるが 、 特 別区の 存 する 区域にわたる都市計画 の一体性を確保する見 地か ら都市計画法に都 の特例の 規 定 が 設けら れ、 市 町 村 が 定める べき都市 計画の うち 政 令で定 めるも の は 特別区 の 存す る区 域 に お いては 、 都 が定 め る も のとさ れて いる ( 都 市 計画法 八七 の四) 。個 々 の 特 別 区の区 域を超 え て 影 響を及ぼ す蓋然 性の高 い都 市 計画が これに 該当 する。 具 体 的 に は 、 都市計 画法施行 令第四 十六条 で 、 ア 特 定 街区 で面積 が 一 ヘ クタール を 超 え る もの、 イ 水 道、電 気 供 給 施 設 、 ガス供給 施設、 下水道 、市 場 及びと 畜場、 ウ 再開発等促進区を定め る地区計画又は沿道再 開発 等促進区を定める 沿道地区 計画 で、 それぞ れ再開発 等促 進 区 又 は 沿 道 再 開 発 等 促 進区 の面積 が 三ヘ クター ル を超 えるも の が 制 限 列挙さ れてい る 。 ② 上 水 道 の設置 ・管理 に関 する事 務(略 ) ③ 下 水 道 の設置 ・管理 に関 する事 務(略 ) ④ 感 染 症 の予防 ・まん 延防 止に関 する事 務(略 ) ⑤ 消 防 に 関する 事務( 略) ● 都及び 特別区 の制度 は、 法 制上は あくまでも 一般的 な制 度 として 規定 されて いるが、 現実 には 東京 のため の 制 度 と な っ て い る 。 東 京 は 日 本 の 首都機 能を 担って いる こと 等 から 、他 の大 都市地 域 を 相 当 上 回 る 規 模 で 人 口 の 高 度 な 集積が みら れる。 これ に対 応 す る た め、都 及び特 別区よ りなる 特別な 大都市の 制 度 が 設けら れてい る わ けであ る。 ● 現在 の地 方 自 治 制 度 に お い て は 、 一 般的に は、 都道 府県 と 市町村 とい う二 段階 の地 方公 共団 体が 設けら れ て お り 、 基 礎 的 な 地 方 公 共 団 体 と これを 包括 する広 域の 地方 公 共団 体に よる 二層制 を 形 成 し て い る 。 都 区 制 度 に つ い て は、従 来、 法制度 上、 特別 区 が都 の内 部団 体的な 性 格 の も の と さ れ て い た こ と か ら 、 特別区 の存 する区 域に おい て は二 層制 の特 例を形 成 し て い た 。 平 成 十 年 の 制 度 改 正 に より、 特別 区は都 の内 部的 団 体で なく なり 、都区 制 度 は 一 般 制 度 と 同 様 の 二 層 制 を と ること とな つたが 、本 項は 、 特別 区を 基礎 的な地 方 公 共 団 体 と 位 置 づ け る 第 二 項 と 相 俟つて 、こ の趣旨 を明 らか に して いる 。 ● 特別区 の存す る区域 の有 する様 々 な 地域特 性の うち、 当 該区域を 他の 地域と 区別し、 行政 上特 別な 対応を 迫 る 決 定 的 な 要 素 は 、 人 口 規 模 及 び それに 関連 する諸 機能 の集 中 度で ある 。現 行の地 方 自 治 制 度 に お い て は 、 大 都 市 の 制 度とし ては 指定都 市制 度も 存 する こと から 、特別 区 の 存 す る 区 域 は 、 指 定 都 市 制 度 で は対応 しき れない 規模 とし て 既存 の指 定都 市を相 当 上 回 る 人 口 数 百 万 程 度 で 一 体 と な つた社 会的 実態が ある 区域 で ある と同 時に 、当該 区 域 の 行 政 に つ い て 一 つ の 普 通 地 方 公共団 体で ある指 定都 市で 対 応 す る ことに は問題 がある と思わ れるも のである と 言 え る。 〔出 典〕松 本英昭 著 新 版 逐 条地方 自治法<第 4次 改訂版 > H19.3 、 pp.1 36 3 -13 7 0

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