HP UPSネットワークモジュール
ユーザーガイド
摘要 このガイドでは、HP UPSネットワークモジュールの取り付け、構成、および操作について説明します。このガイドは、電源製品の取り付けお よびメンテナンスの担当者を対象とし、高電圧製品の保守の資格があり、高電圧製品の危険性について理解していることを前提としています。 製品番号:637918-194a 2015年3月© Copyright 2011, 2015 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証 規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期してお りますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。本製品は、日本国内で使用する ための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。本書に掲載されている製品情報には、日 本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、その保有、使用、または複製には、HPから使用許諾を得る必要があり ます。FAR 12.211および12.212に従って、商業用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーション、およ び商業用製品の技術データ(Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items)は、 ベンダー標準の商業用使用許諾のもとで、米国政府に使用許諾が付与されます。
Microsoft®、Windows®およびWindows Server®は、Microsoft企業グループの米国における登録商標です。 Google™は、Googleの商標です。
本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。
目次
はじめに ... 6 概要 ... 6 機能 ... 6 HP Power Protectorの概要 ... 7 サポートされるハードウェア構成 ... 7 構成A ... 7 構成B ... 8 Webインターフェイスの要件 ... 9 クイックインストールとセットアップの概要 ... 10 コンポーネントの説明 ... 11 フロントパネルのコネクターとLEDインジケーター ... 11 HP UPSネットワークモジュールの取り付け ... 12 安全上のご注意 ... 12 必要な工具 ... 12 UPSネットワークモジュールの取り付け ... 12 ネットワークケーブルを接続する ... 13 構成ケーブルとの接続 ... 14 端末エミュレーションプログラムの起動 ... 14 UPSネットワークモジュールのネットワーク設定の構成 ... 15 HP UPSネットワークモジュールWebインターフェイス ... 16 HP UPSネットワークモジュールWebインターフェイスの概要 ... 16 Webインターフェイスへのアクセス ... 16 ブラウザーのセキュリティ警告 ... 17 Internet Explorerでの安全なセッションの確立 ... 17 Mozillaでの安全なセッションの確立 ... 18 Firefoxを使用する場合の安全なセッションの確立 ... 18 Google Chromeでの安全なセッションの確立 ... 19 Webインターフェイス上での操作... 19 [表示] ... 19 [電源]画面 ... 20 [手動制御]画面 ... 25 ログ ... 26 [UPSデータログ]画面 ... 26 [イベントログ]画面 ... 28 [システムログ]画面 ... 29 設定 ... 29 [システム設定]画面 ... 30 [アクセス制御]画面 ... 31 [ネットワーク設定]画面 ... 32 [時間設定]画面 ... 34 [シャットダウンパラメーター]画面 ... 35 [スケジュールシャットダウン]画面 ... 39 [SNMP設定]画面 ... 40[通知先アプリケーション]画面 ... 42 [Email通知]画面 ... 44 [ファームウェアアップロード]画面 ... 47 HP UPSネットワークモジュール構成メニュー ... 48 HP UPSネットワークモジュール構成メニューの概要 ... 48 サービスメニューへのアクセス ... 48 メニューの操作 ... 48 メインメニュー ... 48 [Reset]サブメニュー ... 49 [Network Configuration]サブメニュー ... 49
Systems Insight Managerとの統合 ... 50
Systems Insight Managerの概要 ... 50
UPSネットワークモジュールの検出 ... 51 HP SIMのトラップ受信構成 ... 52 UPSネットワークモジュールのHP SIMへのSNMPトラップ送信構成 ... 52 SNMPを使用したオプションの電源監視 ... 53 SNMPによる監視 ... 53 構成パラメーター ... 54 シャットダウンパラメーター ... 54 ファームウェアの更新 ... 57 ファームウェアの更新の概要 ... 57 ファイアウォールの構成 ... 58 Windowsでのファイアウォールの構成 ... 58 セキュリティに関する注意事項 ... 67 セキュリティに関する注意事項の概要 ... 67 アラートメッセージ ... 68 UPSアラーム ... 68 SNMPトラップコード ... 72 SNMPトラップコード ... 72 仕様 ... 75 技術特性 ... 75 デフォルトパラメーター ... 76 トラブルシューティング ... 78 VMwareオペレーティングシステムでHP UPSネットワークモジュールとのクライアント通信に失敗する ... 78 クライアントサーバーが再起動しない ... 78 別のUPSでのHP UPSネットワークモジュールの交換後、クライアントがUPSと通信できない ... 78 シリアルまたはUSBポートとの通信に失敗した ... 78 ログインパスワードを忘れた ... 78 ファームウェアのアップグレード後もUPSネットワークモジュールの起動に失敗する ... 79 計画的なシャットダウンの後、UPSに電源が入らない ... 79 サポートと他のリソース ... 80 ご連絡の前にご用意いただく情報 ... 80 HPの連絡先 ... 80 規定に関するご注意 ... 81 安全と規定準拠 ... 81 保証情報 ... 81
頭字語と略語 ... 82 索引 ... 84
はじめに
概要
HP UPSネットワークモジュールは、HP Power Protectorソフトウェアと連携して電源環境を監視、管理、および保護
します。UPSネットワークモジュールは、電子メールとテキスト通知メッセージを構成済みの受信者に送信でき、
指定したSNMPマネジメントプログラム(HP Systems Insight Managerなど)にアラートトラップを通知できます。 あるいはスタンドアロンの管理システムとして使用されます。 注:携帯電話でのテキスト通知には、電子メールを携帯電話でのテキスト通知に変換する外部のプロバ イダーの使用が必要です。 HP UPSネットワークモジュールは、次のとおりです。
•
HP UPSネットワークモジュールWebインターフェイス - Webブラウザー経由でアクセスできるグラフィカル インターフェイス•
HP UPSネットワークモジュール構成メニュー(48ページ) - 端末エミュレーションセッション経由でアクセ スできるテキストベースのメニュー サポートされるUPSの一覧については、HPのWebサイト(http://www.hp.com/jp/servers/ups)を参照してください。機能
UPSネットワークモジュールは、ミニスロットを装備するUPSを必要とするミニスロットカードです。UPSネット ワークモジュールは次の機能を備えています。•
ステータスの監視、UPSの診断、および定期的なレポートの送信を行います。•
接続されている装置の別の電源制御を提供する、独立したUPSロードセグメントを管理します。•
装置のシャットダウンのタイミングについて優先順位を付け、ロードセグメント単位で接続されている装置を 再起動します。•
停電の後、ロードセグメントごとに再起動を遅らせることで、システムコンポーネントの起動の順序付けをし ます。•
ユーザー指定のスケジュールに基づいて、UPSと接続装置をシャットダウンし再起動します。•
カスタマイズされたemail、ブロードキャスト、およびテキスト通知メッセージとSNMPトラップを送信します。•
分析のためのログが表示されます。•
HP SIMの拡張統合が含まれます。•
多言語サポートが含まれます。•
IPv4およびIPv6をサポートします。•
日付と時刻の自動調整は、NTPサーバーを介して提供されます。•
RJ-45ネットワークポートでのオートネゴシエーションとのfast Ethernet 10/100 MBの互換性をサポートします。•
最も高いシステム可用性を維持するために、UPSがオンライン時でもインストールできます。UPSネットワークモジュールと組み合わせて使用した場合、HP Power Protectorでは次のことが可能です。
•
電源障害時に、コンピューターコマンドを発行します。•
ネットワーク接続サーバー通信をサポートします。•
カスタマイズ可能なイベントスクリプトをサポートします。•
冗長化機能のサポートを提供します。•
R1500 G4 UPS、R/T2200 G4 UPS、R/T3000 G4 UPS、UPS R5000、およびUPS R7000と互換性があります。 詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/upsの『HP Power Protectorユーザーガイド』を参照して ください。HP Power Protectorの概要
HP Power Protectorは、UPSネットワークモジュールと組み合わせず単独(Administrator/Client構成)で、またはUPS ネットワークモジュールと組み合わせて(Client構成のみ)使用可能な、UPSソフトウェア管理アプリケーションです。 HPPP Clientはローカルまたはネットワークのサーバーで稼働し、UPSネットワークモジュールで、そのサーバーの オペレーティングシステムの適切なシャットダウン、およびオプションで電源障害時にスクリプトの実行ができる ようにします。UPSから電源を供給される任意のマシン、およびUPSネットワークモジュールがシャットダウンコマ ンドの起動に使用する任意のマシンで、HPPP Clientをインストールします。詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/upsの『HP Power Protectorユーザーガイド』を参照して ください。 電源保護を監視するのに他社製SNMPマネージャーを使用することもできます。詳しくは、「SNMPによる監視」(53 ページ)を参照してください。
サポートされるハードウェア構成
UPSネットワークモジュールは、次の構成のいずれかに接続できます。•
構成A(7ページ) — 1つまたは複数のHPPP ClientがUPSによって電源を供給され、ネットワーク経由で1つの UPSネットワークモジュールと通信します。•
構成B(8ページ) — 1つまたは複数のHPPP Clientが2台のUPSから冗長電源が供給され、ネットワーク経由で 2つのUPSネットワークモジュールと通信します。構成
A
この図では、1つまたは複数のHPPP ClientがUPSから電源を供給され、ネットワーク経由で1つのUPSネットワーク モジュールと通信しています。この構成により、電源障害やユーザーが構成するそれ以外のシャットダウンイベン トの発生時に正しい順序でシャットダウンが行われます。 注:1つのHP UPSネットワークモジュールで最大35のHPPP Clientを管理できます。部品 説明 1 HP UPSネットワークモジュールが挿入されたUPS 2 HPPP Clientサーバー 3 HPPP Clientサーバー 4 HPPP Clientサーバー 5 ネットワーク 6 HP UPSネットワークモジュールまたはHPPP Clientに ネットワーク経由でアクセスするリモートワークス テーション 緑色 電源接続 赤色 通信パス
構成
B
この図では、1つまたは複数のHPPP Clientが2台のUPSから冗長化構成で電源を供給され、ネットワーク経由で2つ のUPSネットワークモジュールと通信しています。この構成により、電源障害やユーザーが構成するそれ以外の シャットダウンイベントの発生時に正しい順序でシャットダウンが行われます。 注:1つのHP UPSネットワークモジュールで最大35のHPPP Clientを管理できます。部品 説明 1 HP UPSネットワークモジュールが挿入されたUPS 2 HP UPSネットワークモジュールが挿入されたUPS 3 HPPP Clientサーバー 4 HPPP Clientサーバー 5 ネットワーク 6 UPSネットワークモジュールまたはHPPP Clientにネット ワーク経由でアクセスするリモートワークステーション 緑色 電源接続 赤色 通信パス
Webインターフェイスの要件
次の表に、UPSネットワークモジュールのWebインターフェイスが機能するための最小要件を示します。 ソフトウェア ブラウザーInternet Explorer • Windows Internet Explorer 8
• Windows Internet Explorer 9
• Windows Internet Explorer 10
• Windows Internet Explorer 11 Mozilla HP-UX Mozilla 1.4.x
Firefox • Linux Firefox 17.x(Linux OS付属)
• Windows Firefox 35.x Google Chrome 40.x
クイックインストールとセットアップの概要
1. UPSネットワークモジュールをインストールし、ネットワーク設定を構成します。詳しくは、「UPSネットワー クモジュールの取り付け」(12ページ)を参照してください。 2. Webインターフェイスにアクセスします。 3. [シャットダウンパラメーター]画面(35ページ)を使用して、電源障害設定を構成します。 4. [設定](29ページ)の下のメニューを使用して追加の設定を構成します(オプション)。 5. UPSで保護されるすべてのサーバーでHPPP Clientをインストールし、構成します。すべてのクライアントが サーバーで構成されると、UPSネットワークモジュールによって自動的に追加され、[通知先アプリケーション] 画面(42ページ)に表示されます。詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/upsの『HP Power Protectorユーザーガイド』を参 照してください。
コンポーネントの説明
フロントパネルのコネクターと
LEDインジケーター
番号 Connector/LED 説明 1 ネットワークコネクター イーサネットポート 2 ネットワーク動作LED • 消灯—UPSネットワークモジュールは、ネットワークに接続され ていません。 • 緑色で点灯—UPSネットワークモジュールは、ネットワークに接 続されているが、動作が検出されません。 • 緑色で点滅—UPSネットワークモジュールは、ネットワークに接 続され、データを送信または受信しています。 3 ネットワーク速度LED • 消灯—ポートは10 Mb/秒で動作 • オレンジ色で点灯—ポートは100 Mb/秒で動作 4 Settings/AUXコネクター 構成ポート 5 UPSデータLED • 消灯—UPSネットワークモジュールの起動 • 緑色で点灯—UPSネットワークモジュールがUPSと通信中 • 緑色で点滅—正常動作(通信リンクが確立) 6 構成メニューLED • 点灯—構成メニューが動作中 • オレンジ色で点灯—正常動作(構成メニューが使用されていない)HP UPSネットワークモジュールの取り付け
安全上のご注意
この製品をインストールする前に(UPSキットに付属)『安全に使用していただくために』を参照します。 警告:高電圧による感電の危険があります。オプションの取り付け、この製品の定期点検および保守に ついては、AC電源製品の取り扱い手順、注意事項、および危険性を熟知している専門の担当者が行っ てください。必要な工具
プラスドライバー(No.2)UPSネットワークモジュールの取り付け
注:UPSネットワークモジュールの取り付け前に、UPSの電源を切る必要はありません。 1. UPSオプションスロットカバープレートを固定する2本のネジを取り外して、プレートをスライドさせて引き 出します。 2. オプションスロットの溝に沿ってUPSネットワークモジュールを取り付けます。3. UPSの電源が入っている場合は、UPSデータLEDが緑色に点灯し、2分後に定期的に点滅するようになることを 確認することで、UPSネットワークモジュールが正しく固定され、UPSと通信していることを確認できます。 4. 手順1で取り外した2本のネジを使用して、UPSネットワークモジュールを固定します。
ネットワークケーブルを接続する
UPSネットワークモジュールのネットワークコネクターとネットワークジャックを標準のEthernetケーブルで接続 します。 この接続は、Webインターフェイスを介したUPSネットワークモジュールへのリモートアクセスに使用されます。 UPSネットワークモジュールは、構成済みのHPPP Clientとの通信やSNMPベースの監視を容易にするために、ネット ワーク接続を使用することもできます。構成ケーブルとの接続
1. DB-9 - RJ-45ケーブルのDB-9コネクターを、ホストコンピューターのシリアルコネクターに接続します。 2. DB-9 - RJ-45ケーブルのRJ-45コネクターを、UPSネットワークモジュールの設定/AUXコネクターに接続します。 この接続は、端末エミュレーションプログラムをローカルに介してUPSネットワークモジュールのネットワーク設 定にアクセスし構成するために使用します。端末エミュレーションプログラムの起動
注:ハイパーターミナルはMicrosoft ® Windows ®に付属のシリアル通信プログラムです。この項では、 端末エミュレーションセッションをセットアップする例として使用しています 別のユーティリティを 使用している場合は、手順が異なる場合があります。 1. UPSの電源が入っていることを確認します。 2. ホストコンピューターでは、スタートをクリックして[すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [通信] > [ハイ パーターミナル]を選択します。 [接続の設定]ウィンドウが表示されます。 3. 説明を入力して接続用のアイコンを選択し、[OK]をクリックします。[接続先]ウィンドウが表示されます。 4. DB-9 - RJ-45アダプターに接続されている、ホストコンピューター上のシリアルコネクターを選択して[OK]を クリックします。[COMのプロパティ]ウィンドウが表示されます。 5. 次のパラメーターの値を選択し、[OK]をクリックします。 o ビット/秒 - 9600 o データビット - 8 o パリティ - なし o ストップビット - 1 o フロー制御 - なしUPSネットワークモジュールのネットワーク設定の構成
ホストコンピューターで実行される端末エミュレーションセッション画面上で次を実行します。 1. 任意のキーを押します。初期化プロセスが完了したら、パスワードの入力を求められます。 2. プロンプトで、adminと入力します。HP UPSネットワークモジュール構成メニューが表示されます。 HP UPSネットワークモジュール構成メニューを使用して、UPSネットワークモジュールにリモートアクセスす るために必要な最小限の設定を構成します。 重要:UPSネットワークモジュールに割り当てられたIPアドレスを修正する必要があります。IPアドレス が変更された場合、次のようになります。 • HPPP ClientがUPSネットワークモジュールと通信できなくなります。 • UPSネットワークモジュールのURLの追跡が失われる場合があります。 3. ご使用のネットワークがDHCPサーバーで構成されている場合、ネットワーク設定は自動的に割り当てられます。 設定を表示するには、次を実行します。 a. メインメニューで、[Network Configuration]サブメニューを表示する2を押します。 b. ネットワーク設定を表示する1を押します。 c. IPアドレスを記録します。 d. メインメニューに戻るには、0を押します。 e. [Configuration]メニューを終了するには、0を押します。UPSネットワークモジュールが動作しています。 注:カードのMACアドレスを使用して各UPSネットワークモジュールに同じIPアドレスを永続的に割り 当てるように、DHCPサーバーを構成することができます。 4. ご使用のネットワークが、DHCPサーバーで構成されていない場合は、次を実行します。 a. メインメニューで、[Network Configuration]サブメニューを表示する2を押します。 b. ネットワーク設定を変更する2を押します。 c. 画面の手順に従い、静的IPパラメーターを入力します。パラメーターが保存されると、Doneメッセージが 表示されます。 d. メインメニューに戻るには、0を押します。 e. UPSネットワークモジュールをリセットするには1を押してから、2を押して、新しいIP設定でUPSネット ワークモジュールを再起動させます。HP UPSネットワークモジュールWebインターフェ
イス
HP UPSネットワークモジュールWebインターフェイス
の概要
Webインターフェイスは、UPSネットワークモジュールが生成するさまざまな測定値および警告、アラームメッセー ジをグラフや図で示します。また、システム値や電源障害設定はWebインターフェイス経由で構成でき、UPSネッ トワークモジュールに保存されます。 注:UPSネットワークモジュールWebインターフェイスに含まれるネットワーク設定は、HP UPSネット ワークモジュール構成メニュー(48ページ)を使用して構成することもできます。Webインターフェイスへのアクセス
注意:ファイアウォールまたは分離されたネットワークを使用して、UPSネットワークモジュールへの ブラウザーアクセスを外部アクセスから隔離することを強くおすすめします。 Webインターフェイスにアクセスするには、次を実行します。 1. ネットワークコンピューターで、サポートされているブラウザーを起動します。ブラウザーのウィンドウが表 示されます。 2. URLフィールドに次のように入力します。 http://xxx.xxx.xxx.xxx または https://xxx.xxx.xxx.xxx ここで、xxx.xxx.xxx.xxxは、UPSネットワークモジュールの静的IPアドレスです。ログイン画面が表示されます。 3. [ユーザー名]フィールドにユーザー名を入力します。デフォルトのユーザー名はadminです。 4. [パスワード]フィールドにパスワードを入力します。デフォルトのパスワードは、adminです。5. [サインイン]をクリックします。HP UPSネットワークモジュールWebインターフェイスが表示されます。
ブラウザーのセキュリティ警告
Webインターフェイスに安全にアクセスするには、SSLを使用する必要があります。SSLは、HTTPとTCPの間に位置 するプロトコル層で、サーバーとクライアント間の安全な通信を提供し、プライバシーとメッセージの整合性を実 現するように設計されています。SSLは、通常、Webベースのトランザクションで、Webサーバーを認証するため に使用されます。このトランザクションでは、ブラウザーに対してサーバーの存在が明白に証明されます。また、 SSLは、サーバーとブラウザー間の通信チャネルを暗号化します。この暗号化チャネルにより、Webサーバーとブ ラウザー間のデータの整合性が確保され、データの転送中にデータを盗み見ることも改ざんすることもできなくな ります。UPSネットワークモジュールは、システムが生成する固有の鍵を使用します。 SSLの不可欠な要素が、セキュリティ証明書です。セキュリティ証明書は、UPSネットワークモジュールの存在を証 明します。UPSネットワークモジュールにブラウザー経由でアクセスする際、ブラウザーがセキュリティに関する 警告を表示する場合は、次のいずれかの理由による可能性があります。•
証明書が信頼されていない。つまり、ブラウザーが認識しない認証局によって署名されたものである。•
証明書の期限が切れているか、まだ有効になっていない。これは、自身の証明書を発行してその証明書の期限 が切れている場合に発生する可能性があります。•
証明書に記述されている名前がブラウザーのアドレスフィールドに入力されたサイト名と一致しない。 セキュリティに関する注意事項について詳しくは、「セキュリティに関する注意事項の概要」(67ページ)を参照 してください。Internet Explorerでの安全なセッションの確立
UPSネットワークモジュールにブラウザー経由で初めてアクセスするとき、[不明な認証局により認証されたWebサ イト]画面が表示されます。安全に接続するには、目的のUPSネットワークモジュールにアクセスしていることを確 認してください。 1. [証明書の表示]をクリックします。 2. [発行先]フィールドの名前が、目的のUPSネットワークモジュールの名前であることを確認します。3. UPSネットワークモジュールが本物であることを確認するために、必要な手順が他にあれば実行します。 注意:目的のUPSネットワークモジュールであるかどうかが不明な場合は、手順を中止してください。 認証されていない提供元から証明書をインポートすると、認証されていないその提供元にログイン認証 情報を転送することになります。証明書ウィンドウを終了して、システム管理者に問い合わせてください。 UPSネットワークモジュールを確認したら、次のいずれかを実行します。
•
証明書をインポートして次に進みます。 a. [証明書の表示]をクリックします。証明書が表示されます。 b. [証明書のインストール]をクリックします。[証明書のインポート]ウィザードが起動します。 c. [次へ]をクリックします。[証明書ストア]画面が表示されます。 d. [証明書の種類に基づいて、自動的に証明書ストアを選択する]を選択して、[次へ]をクリックします。 e. [完了]をクリックします。ルートストアの確認を求めるメッセージが表示されます。 f. [はい]をクリックします。•
[セキュリティの警告]ウィンドウで[はい]をクリックして、証明書をインポートしないで次に進みます。セキュ リティの警告は、証明書をインポートするまで、ログインするたびに表示されます。ただし、転送するデータ は暗号化されます。•
手順を終了し、管理者から提供されるファイルを使用して、証明書をブラウザーにインポートします。 a. [セキュリティの警告]ウィンドウで、[いいえ]をクリックします。 b. エクスポート済みの証明書ファイルを管理者から入手します。 注:Internet Explorerを使用する場合は、[ツール]、[インターネットオプション]、[コンテンツ]、[証明 書]、[インポート]の順にクリックして、ブラウザーにファイルを手動でインポートできます。Mozillaでの安全なセッションの確立
UPSネットワークモジュールにブラウザー経由で初めてアクセスするとき、[不明な認証局により認証されたWebサ イト]画面が表示されます。安全に接続するには、目的のUPSネットワークモジュールにアクセスしていることを確 認してください。 1. [証明書を審査する]をクリックします。 2. [発行先]フィールドの名前が、目的のUPSネットワークモジュールの名前かIPアドレスであることを確認します。 3. UPSネットワークモジュールが本物であることを確認するために、必要な手順が他にあれば実行します。 4. UPSネットワークモジュールを確認したら、次のいずれかを実行します。 a. [この証明書を常に受け入れる]または[この証明書をこのセッションの間一時的に受け入れる]をクリック します。 b. [OK]をクリックします。 注:Mozillaを使用する場合は、[編集]、[設定]、[プライバシーとセキュリティ]、[証明書]、[証明書マ ネージャー]、[認証局]、[インポート]の順にクリックして、ブラウザーにファイルを手動でインポート できます。Firefoxを使用する場合の安全なセッションの確立
UPSネットワークモジュールにブラウザー経由で初めてアクセスするとき、[不明な認証局により認証されたWebサ イト]画面が表示されます。安全に接続するには、目的のUPSネットワークモジュールにアクセスしていることを確 認してください。 1. [証明書を審査する]をクリックします。2. [発行先]フィールドの名前が、目的のUPSネットワークモジュールの名前かIPアドレスであることを確認します。 3. UPSネットワークモジュールが本物であることを確認するために、必要な手順が他にあれば実行します。 4. UPSネットワークモジュールを確認したら、次のいずれかを実行します。 a. [この証明書を常に受け入れる]または[この証明書をこのセッションの間一時的に受け入れる]をクリック します。 b. [OK]をクリックします。 注:Firefoxを使用する場合は、[編集]、[設定]、[詳細]、[セキュリティ]、[証明書を表示]、[認証局証明 書]、[インポート]の順にクリックして、ブラウザーにファイルを手動でインポートできます。
Google Chromeでの安全なセッションの確立
安全なセッションを確立するには、次を実行します。 1. 安全な接続を介してUPSネットワークモジュールにアクセスします。 証明書が警告付きで表示されます。 2. このまま続行をクリックし、UPSネットワークモジュールWebインターフェイスにログインします。Webインターフェイス上での操作
Webインターフェイスは、次の2つのフレームに分かれています。•
メニューツリー - 画面の左側にメニューオプションのリストが表示されます。•
メインフレーム - さまざまなインターフェイス画面が表示されます。表示される画面は、左ナビゲーション フレームでのメニューオプションの選択によって切り替わります。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。[表示]
[表示]の下に表示されるメニューオプションは、次のとおりです。•
電源(「[電源]画面」20ページ)•
手動制御(「[手動制御]画面」25ページ)[電源]画面
[電源]画面を表示するには、メニューツリーで[電源]をクリックします。この画面では、UPSの全体的なステータス を確認できます。ステータス情報は、10秒ごとに更新されます。 画面の上部には、次のUPS情報が表示されます。•
UPSのステータスアイコン - UPSの現在のステータス ステータスアイコ ン 説明 緑色 - 正常に動作しています。 赤色 - アラームが生成されています。 アイコンをクリックして、UPSアラームを表示してくだ さい。 グレー - UPSの通信が消失しています。•
UPS名 - UPSの名前 UPS名は、UPSモデルの汎用名であり、この名前はインターフェイス全体で表示されます。•
UPSの位置 - UPSの位置 UPSの位置は、[システム設定]画面(30ページ)で変更できます。•
UPS図解 - UPSモデルの図解•
UPS動作モード図 - UPSのメインコンポーネントおよび負荷に供給される電気の流れを確認できるUPS動作 モードを動画で示す図 UPSとの通信が失われると、図はグレーに変わります。ラインインタラクティブUPSについては、図は表示さ れません。•
UPS測定値 - UPSのデータの詳細情報を表示するポップアップボックス UPSデータについての詳しい情報は、UPS動作モード図内の構成要素にマウスを重ねてください。利用可能な UPSのデータは、正常モード、バッテリモード、およびバイパスモードです。利用可能なUPSのデータは、UPS のレンジによって異なります。利用可能なUPSの情報は、以下のとおりです。 o AC出力電圧 - UPSの出力電圧 o AC出力電流 - UPSの出力電流 o AC出力周波数 - UPSの出力周波数 o 負荷レベル - UPS出力での負荷の割合 o 皮相電力 - UPSの皮相電力 o 有効電力 - UPSの有効電力 次の表では、表示される可能性があるUPS動作モードの図について説明します。 図 UPSの動作モード 自動バイパス機能を 備えるUPS 自動バイパス機能が ないUPS 次の表では、表示される可能性がある図の要素について説明します。 図の要素 説明 AC通常入力 緑色 - 許容範囲内 グレー - 許容範囲外 ACの通常の流れ図の要素 説明 黄色 - AC-DCコンバーターに通常のAC電 源から電源が供給されています。 グレー - AC-DCコンバーターに通常のAC 電源からの電源が供給されていません。 AC-DCコンバーター 緑色 - 電源が供給されています。 グレー - 電源が供給されていません。 赤色 - 内部障害 バッテリ 緑色 - バッテリの残量は50%を超えてい ます。 オ レン ジ色 - バッテリの残量は50%を 切っています。 赤色 - バッテリのチェックが必要です (バッテリテストの結果)。 バッテリ出力の流れ 黄色 - バッテリからAC-DCコンバーター に電源が供給されています。 グレー - AC-DCコンバーターにバッテリ からの電源は供給されていません。 DC-ACコンバーターの入力の流 れ 黄色 - エネルギーフローが存在します。 グレー - エネルギーフローは存在しません。 DC-ACコンバーター 緑色 - 電源が供給されています。 グレー - 電源が供給されていません。 赤色 - 内部障害 DC-ACコンバーターの出力 黄色 - エネルギーフローが存在します。 グレー - エネルギーフローは存在しません。 ACバイパスの入力 緑色 - 許容範囲内 赤色 - 許容範囲外
図の要素 説明 AC自動バイパスの流れ 黄色 - エネルギーフローが存在します。 グレー - エネルギーフローは存在しません。 AC自動バイパスのステータス 緑色 - 電源が供給されています。 グレー - 電源が供給されていません。 赤色 - 内部障害 AC出力の流れ 黄色 - エネルギーフローが存在します。 グレー - エネルギーフローは存在しません。 AC出力 緑色 - 負荷は保護されています。 赤色 - 負荷は保護されていません。 画面の下部には、UPSの情報を含むさまざまなテーブルが表示されます。表示されるテーブルは、プルダウンメ ニューでの選択内容によって異なります。次のオプションを利用できます。
•
UPSステータス(「[UPSステータス]の表」23ページ) - UPSの電源ステータスについて重要な情報を提供し ます。•
UPSのアラーム(「[UPSのアラーム]の表」24ページ) - 現在のアラームのリストを表示します。•
UPSの情報(「[UPSの情報]の表」24ページ)—UPSおよびUPSネットワークモジュールのモデルレンジおよ びソフトウェアバージョンに関する情報を提供します。[UPSステータス]の表
[UPSステータス]の表では、電源と出力に関する以下の基本的な情報が表示されます。•
電源 - UPSが商用電源で稼働しているか、UPSバッテリで動作しているかどうかを示します。•
出力負荷レベル - UPS出力で使用される電力の割合•
出力 - 個々のUPS出力が保護されているかどうかを示します。 o UPSの状態 - UPSの電源が入っているかどうかを示します。 o ロードセグメント1およびロードセグメント2 - 制御対象のロードセグメント(利用できる場合)の電源が 投入されたかどうかを示します。 緑色のコンセントアイコン( )はロードセグメントの電源がオンであることを示します。赤色のコン セントアイコン( )はロードセグメントの電源がオフであることを示します。グレーのコンセントア イコン( )はロードセグメントのステータスが不明であることを示します。•
バッテリ容量 - バッテリの充電残量割合とバッテリのステータスを次のように示します。 o 充電中 - 商用電源から供給されてており、バッテリは充電中です。o 放電中 - UPSがバッテリ電源で動作中です。 o 障害 - バッテリが故障しています。
•
残りバックアップ時間 - UPSがシャットダウンするまでに残されたバッテリの推定最大バックアップ時間•
バッテリのステータス - UPSで実行された最新の自動バッテリテストの結果 o OK - テストが正常に終了しました。 o NOK - バッテリをチェックする必要があります。 o Deactivated - UPSでは、自動バッテリテストは検証されませんでした。 o 中止 - UPSでは、自動バッテリテストを完了できませんでした。[UPSのアラーム]の表
[UPSのアラーム]の表には、以下の情報と現在のアラームのリストが表示されます。•
アラームの種類 - アラームの発生日時•
アラーム内容 - アラームの説明•
深刻度 - アラームの重大度を示すアイコン アイコン アラームの重大度 正常 クリティカル 警告 不明 UPSアラームの完全なリストについては、「UPSアラーム」(68ページ)を参照してください。[UPSの情報]の表
[UPSの情報]の表は、UPSおよびUPSネットワークモジュールについて、以下のハードウェアおよびファームウェア の情報を示します。•
UPS o UPS名 - UPSの名前 o UPS製品番号 - UPSの製品番号 o UPSシリアル番号 - UPSのシリアル番号 o UPSファームウェアのリビジョン - UPSのファームウェアのバージョン o 通信ボードのファームウェアリビジョン - UPSの内部通信ボードのファームウェアのバージョン•
UPSネットワークモジュール o カードのファームウェアリビジョン - UPSネットワークモジュールのファームウェアのバージョン o カード製品番号 - UPSネットワークモジュールのモデル番号 o カード技術レベル - UPSネットワークモジュールの技術リビジョン o カードハードウェアリビジョン - UPSネットワークモジュールのハードウェアバージョン o カードのシリアル番号 - UPSネットワークモジュールのシリアル番号o カードのEthernet MACアドレス - UPSネットワークモジュールのMACアドレス o カードのEthernet速度 - UPSネットワークモジュールのポート速度
[手動制御]画面
[手動制御]画面を表示するには、メニューツリーで[手動制御]をクリックします。この画面では、UPSとその制御対 象のロードセグメントのシャットダウンおよび再起動シーケンスを管理者が実行できます。データの消失を防止す るために、[シャットダウンパラメーター]画面(35ページ)を使用して、登録済みの各サーバーをシャットダウン するのに必要な時間を構成してください。 各ロードセグメントのステータスがアイコンで示されます。緑色のアイコン( )はロードセグメントの電源が オンであることを示します。赤色のアイコン( )はロードセグメントの電源がオフであることを示します。グ レーのアイコン( )はロードセグメントのステータスが不明であることを示します。 重要:UPSでは、制御対象のロードセグメントに優先順位があります。UPSをシャットダウンすると、 ロードセグメントがシャットダウンします。UPSの電源がオンの場合のみ、制御対象のロードセグメン トを再起動できます。 管理者権限を持つユーザーのみ、コマンドパラメーターの保存とコマンドの実行が可能です。コマンドを構成する には、以下の手順に従ってください。 1. [制御]プルダウンメニューで実行するコマンドを選択します。構成されているコマンドは、[実行]をクリック するまでは起動しません。 o 安全なシャットダウン - ロードセグメントのシャットダウンシーケンスがただちに開始します。接続され た装置の電源をオフにし、ロードセグメントの電源を切ります。 o 安全なシャットダウンと再起動 - シャットダウンコマンドを含むシーケンスに続き、ロードセグメントの 再起動コマンドがただちに開始します。接続された装置の電源をオフにし、ロードセグメントの電源を切 ります。切り替え時間に達したときにロードセグメントが再起動します。 o 即時電源オン - ロードセグメントの再起動シーケンスがただちに開始されます。ロードセグメントの電源 がオンになった後、接続された装置の電源がオンになります。o 遅延、安全なシャットダウン - 遅延電源オフ時間に達すると、ロードセグメントのシャットダウンシーケ ンスが起動します。接続された装置の電源をオフにし、ロードセグメントの電源を切ります。 o 遅延、安全なシャットダウンと再起動 - オフ遅延時間が経過すると、シャットダウンコマンドを含むシー ケンスに続き、ロードセグメントの再起動コマンドが開始します。接続された装置の電源をオフにし、ロー ドセグメントの電源を切ります。切り替え時間に達したときにロードセグメントが再起動します。 o 遅延電源オン - 遅延電源オン時間に達したときにロードセグメントの再起動シーケンスが開始されます。 ロードセグメントの電源がオンになった後、接続された装置の電源がオンになります。 2. 遅れて電源を切断するコマンド用の遅延電源オフ時間を構成します。コマンドを実行してからシャットダウン シーケンスが開始するまでの経過時間を秒数で入力します。 3. 電源を切断し、再起動するコマンドの切り替えの遅延時間を構成します。シャットダウンシーケンスが完了し てから再起動シーケンスが開始するまでの経過時間を秒数で入力します。 4. 電源オンのコマンドの遅延時間を構成します。コマンドを実行してから再起動シーケンスが開始するまでの経 過時間を秒数で入力します。
5. Off Delay、Toggle Delay、およびOn Delayのパラメーターを保存するには、[保存]をクリックします。
6. [実行]をクリックして構成済みのコマンドを開始します。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。
ログ
[ログ]の下には、次のメニューオプションがあります。•
UPSデータログ(「[UPSデータログ]画面」26ページ)•
イベントログ(「[イベントログ]画面」28ページ)•
システムログ(「[システムログ]画面」29ページ)[UPSデータログ]画面
[UPSデータログ]画面を表示するには、メニューツリーで、[UPSデータログ]をクリックします。この画面では、UPS ネットワークモジュールで収集したUPSデータのログが表示されます。データの収集頻度は、[システム設定]画面(30 ページ)で変更できます。デフォルトでは、データは60秒ごとに収集されます。 注:UPSデータログとイベントログでは、日付と時刻のタイムスタンプは、ローカルのタイムゾーンに 変換されます。単一フェーズUPSについて、以下の情報が表示されます。
•
AC入力電圧 - UPSに供給される商用電源の電圧•
AC入力周波数 - UPSに供給される商用電源の周波数•
AC出力電圧 - UPSの出力電圧•
AC出力周波数 - UPSの出力周波数•
AC出力電力(kVA) - UPSの出力電力•
AC出力負荷レベル(%) - UPS出力での負荷の割合•
バッテリ容量(%) - 使用できるバッテリ充電の割合•
バッテリの残り時間(分) - 残りバックアップ時間(推定) 注:ログのエントリー数が最大値の435に到達すると、ログ内の最も古いエントリーが新しいエント リーで上書きされます。 画面上で以下を行います。•
コンピューターにログファイル(.csv)をダウンロードするには、[ログの保存]をクリックします。•
ログファイルをクリアするには、[ログのクリア]をクリックします。管理者権限を持つユーザーだけがログを クリアできます。•
オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。[イベントログ]画面
[イベントログ]画面を表示するには、メニューツリーで[イベントログ]をクリックします。この画面には、UPSのバッ テリー電源への切り替えなど、UPSで発生したイベントのログが表示されます。 注:UPSデータログとイベントログでは、日付と時刻のタイムスタンプは、ローカルのタイムゾーンに 変換されます。 各イベントについて、以下の情報が表示されます。•
[日付] - イベントの発生日付•
[時間] - イベントの発生時刻•
[イベントの説明] - イベントの説明 注:ログのエントリー数が最大値の435に到達すると、ログ内の最も古いエントリーが新しいエント リーで上書きされます。 画面上で以下を行います。•
コンピューターにログファイル(.csv)をダウンロードするには、[ログの保存]をクリックします。•
ログファイルをクリアするには、[ログのクリア]をクリックします。管理者権限を持つユーザーだけがログを クリアできます。•
オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。[システムログ]画面
[システムログ]画面を表示するには、メニューツリーで[システムログ]をクリックします。この画面には、通信障害 やシステムシャットダウンなど、UPSネットワークモジュールで発生したイベントのログが表示されます。 各イベントについて、以下の情報が表示されます。•
[日付] - イベントの発生日付•
[時間] - イベントの発生時刻•
[イベントの説明] - イベントの説明 注:ログのエントリー数が最大値の435に到達すると、ログ内の最も古いエントリーが新しいエント リーで上書きされます。 画面上で以下を行います。•
コンピューターにログファイル(.csv)をダウンロードするには、[ログの保存]をクリックします。•
ログファイルをクリアするには、[ログのクリア]をクリックします。管理者権限を持つユーザーだけがログを クリアできます。•
オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。設定
[設定]の下に表示されるメニューオプションは、次のとおりです。•
システム設定(「[システム設定]画面」30ページ)•
アクセス制御(「[アクセス制御]画面」31ページ)•
ネットワーク設定(「[ネットワーク設定]画面」32ページ)•
時間設定(「[時間設定]画面」34ページ)•
シャットダウンパラメーター(「[シャットダウンパラメーター]画面」35ページ)•
スケジュールシャットダウン(「[スケジュールシャットダウン]画面」39ページ)•
SNMP設定(「[SNMP設定]画面」40ページ)•
通知先アプリケーション(「[通知先アプリケーション]画面」42ページ)•
Email通知(「[Email通知]画面」44ページ)•
ファームウェアアップロード(「[ファームウェアアップロード]画面」47ページ)[システム設定]画面
[システム設定]画面を表示するには、メニューツリーで[システム]をクリックします。この画面では、管理者は、連絡 先情報の入力、通信リセット、UPSネットワークモジュールの工場出荷時デフォルト設定への復元などができます。 システム情報を入力するには、次の手順を実行します。 1. [UPSの連絡先]フィールドにUPSの管理責任者の名前を入力します。このテキストフィールドは49文字に制限 されます。 2. [UPSの位置]フィールドに、UPSの物理的な場所の説明を入力します。このテキストフィールドは31文字に制 限されます。UPSの位置は、インターフェイス全体で表示されます。 3. [システム名]フィールドにUPSのカスタム名を入力します。この名前は、インターフェイス全体で表示され、 SNMPトラップにも含まれます。UPSごとに、固有の名前を使用してください。 4. [デフォルト言語]プルダウンメニューで、Webインターフェイスの表示言語を選択します。使用可能なオプ ションは、[英語]、[日本語]、または[Auto]です。[Auto]を選択して、Webブラウザーで構成した言語の表示を インターフェイスに許可します。変更を反映するため、ブラウザーウィンドウを更新します。 5. [履歴ログの間隔(秒)]フィールドにUPSデータの収集時間間隔を入力します。間隔は5~99999秒にできます。 デフォルトでは、UPSデータが60秒ごとに収集されます。 6. [保存]をクリックします。 構成を変更せず、UPSネットワークモジュールのリモート再起動を実行するには[通信のリセット]をクリックします。 [ネットワーク設定]画面(32ページ)で行った変更を有効にするには、この操作が必要です。 すべてのUPSネットワークモジュールのパラメーターをデフォルト構成に復元するには[工場出荷時リセット]をク リックします。UPSネットワークモジュールの通信が失われます。通信を維持するために、[TCP/IPパラメーターを 保存]チェックボックスを選択し、[工場出荷時リセット]をクリックします。構成済みのIPアドレス、サブネットマ スク、ゲートウェイ、およびBOOTP/DHCPパラメーターはリセットされません。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。 デフォルト構成の概要については、「デフォルトパラメーター」(76ページ)を参照してください。[アクセス制御]画面
[アクセス制御]画面を表示するには、メニューツリーで、[アクセス制御]をクリックします。この画面では3つの管
理者アカウントを使用して、Webブラウザーを介してUPSネットワークモジュールへのセキュアなアクセスを構成
できます。最初の管理者アカウントのログインユーザー名とパスワードを[HPPP Client] > [デバイス検出] >
[Configure Power Source to access HP UPS Network Module]に入力します。2番目と3番目のアカウント
は、管理者によって有効または無効にできます。 セキュアなアクセスを提供し、設定ファイルとログファイルを変更できる管理者アカウントを構成するには、以下 の手順を実行します。 1. [新しい管理者ログイン名]フィールドで、新しいユーザー名を入力し、[新しいパスワード]フィールドに新し いパスワードを入力します。 各フィールドは、最低5文字必要であり、最大31文字に制限されます。最初の管理者アカウントのデフォルト のユーザー名とパスワードはadminです。 2. [新しいパスワードの確認]フィールドに、管理者パスワードをもう一度入力します。 3. セキュリティモードに対する認証方法を選択します。 o 構成用認証 – 構成画面は、ユーザー名とパスワードで保護されています。 o 完全認証 - すべてのページは、ユーザー名とパスワードで保護されています。 o SSLおよび完全認証 - すべてのページが、ユーザー名とパスワードで保護され、SSLでのみアクセス可能 です。WebインターフェイスへのアクセスはHTTPSを介して行われます。UPSネットワークモジュールへ の接続は、標準モード(セキュアTCP)のままです。 4. [保存]をクリックします。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。
[ネットワーク設定]画面
[ネットワーク設定]画面を表示するには、メニューツリーで、[ネットワーク]をクリックします。この画面では、管 理者はネットワーク設定を構成し、UPSネットワークモジュールのリモートファームウェアアップグレードを認証 します。 ネットワーク設定値を構成するには、以下の手順に従ってください。 1. BootPまたはDHCPサーバーによるネットワークパラメーターの構成を可能にするには、BootP/DHCPのプルダ ウンメニューから[有効]を選択します。それぞれ再起動の後、UPSネットワークモジュールはネットワークパ ラメーターの復旧を5回試みます。サーバーから応答がない場合、UPSネットワークモジュールは、最近の起 動から最後に保存されたパラメーターを使用して起動します。 2. ご使用のネットワークがBootPまたはDHCPサーバーで構成されていない場合、BootP/DHCPのプルダウンメ ニューから[無効]を選択してから、ネットワーク設定を入力します。 a. [IPアドレス]フィールドに、UPSネットワークモジュールのIPアドレスを入力します。UPSネットワークモ ジュールは、TCP/IPネットワーク上で使用するための一意のIPアドレスを持つ必要があります。 b. UPSネットワークモジュールが接続されているサブネットワークのクラスを識別するには、[サブネットマ スク]フィールドに、UPSネットワークモジュールのサブネットマスクを入力します。 c. 別のネットワークセグメントに接続されているデバイスまたはホストに接続を許可するには、[ゲートウェ イアドレス]フィールドに、UPSネットワークモジュールのゲートウェイアドレスを入力します。d. [ホスト名]フィールドに、UPSネットワークモジュールのホスト名を入力します。ホスト名はDNSが使用 する完全修飾ドメイン名の最初の部分です。DHCPサーバーが新しいIPアドレスでホスト名を送信した場合 のみ、ホスト名がDNSに送信されます。完全修飾ドメイン名を構成する2つのパラメーターのデフォルト 値は、「ups.domain.com」です。 e. UPSネットワークモジュールが所属するドメインの名前を[ドメイン名]フィールドに入力します。ドメイン 名は、ホスト名に続く完全修飾ドメイン名の一部であり、DNSに使用されています。完全修飾ドメイン名 を構成する2つのパラメーターのデフォルト値は、「ups.domain.com」です。 3. [IPv6有効]チェックボックスを選択またはクリアして、IPv6をそれぞれ有効または無効にします。UPSネット ワークモジュールのローカルIPアドレスはMACアドレスで構成されており、IPv6が有効の場合は、[IPv6ローカ ルアドレス]フィールドが表示されます。 4. IPv6が有効の場合、IPv6ルーターがIPv6アドレス1、プレフィックスの長さ、およびIPv6アドレス2と構成する には、[IPv6自動設定有効]チェックボックスを選択します。[IPv6ゲートウェイ]フィールドが空で、編集でき ません。 または 次の設定を入力し、[IPv6自動設定有効]チェックボックスをクリアします。 o IPv6アドレス1 - 静的IPv6アドレスを設定します。 o プレフィックス長 - IPv6アドレス1のプレフィックスを設定します。 o IPv6ゲートウェイ - デフォルトゲートウェイを設定します。 5. UPSネットワークモジュールファームウェアをネットワーク経由でリモートアップグレードできるようにす る、[ファームウェアアップロード]から[有効]を選択します。このオプションが無効の場合、リモートのファー ムウェアのアップグレードは許可されません。 6. 通常、IPアドレスへのドメイン名を変換するDNSサーバーのIPアドレスを、[プライマリDNSサーバー]フィー ルドに入力します。 7. [セカンダリDNSサーバー]フィールドには、プライマリDNSサーバーが利用できない場合にIPアドレスへのド メイン名の変換を行うセカンダリDNSサーバーのIPアドレスを入力します。 8. 電子メールメッセージの送信に使用するSMTPサーバーのホスト名またはIPアドレスを[SMTPサーバー]フィー ルドに入力します。 9. SNMP認証用のユーザー名とパスワードを必要とする場合、SMTPサーバー認証のチェックボックスを選択し ます。[ログイン]フィールドでユーザー名を入力し、[パスワード]フィールドにパスワードを入力します。 注:受信者が[Email通知]画面(44ページ)で構成されるまで、UPSネットワークモジュールは電子メー ル通知を送信しません。 10. [保存]をクリックします。 11. 変更を有効にするには、[システム設定]画面(30ページ)上の[通信のリセット]をクリックして、UPSネット ワークモジュールを必ず再起動してください。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。
[時間設定]画面
[時間設定]画面を表示するには、メニューツリーで[日付と時刻]クリックします。この画面では、管理者がUPSネッ トワークモジュールの日付と時刻を設定できます。 画面の上部には、現在の日付と時刻が表示されます。 日付と時刻を手動で入力するには、次の手順を実行します。 1. [手動設定]ラジオボタンを選択します。 2. [日付]フィールドに日付(yyyy/mm/dd)を入力します。 3. [時刻]フィールドに時刻(hh:mm:ss)を入力します。 4. [保存]をクリックします。 システムが再起動したら、UPS上のUPS日時をリアルタイムクロックに同期させる必要があります。そうでない場合、 デフォルトの日付が1970/01/01に設定され、デフォルトの時刻は00時00分00秒に設定されます。この問題を回 避するには、[HP Power Protectorからの自動更新受け入れ]ラジオボタン(デフォルト設定)または[NTPサーバー による同期]ラジオボタンのいずれかを選択します。 HPPP Clientと日時を同期するには、次の手順を実行します。 注:UPSネットワークモジュールは最初に応答するクライアントの時刻を使用するため、HPPP Clientが 正しい日時で構成されているかどうかを確認します。 1. [HP Power Protectorからの自動更新受け入れ]ラジオボタンを選択します。 2. [保存]をクリックします。 NTPサーバーと日時を同期するには、次の手順を実行します。 1. [NTPサ ーバ ーに よる 同期 ]ラジオ ボタンを選択 します。 NTPサーバー が検出されない場 合、日時が 1970/01/01に設定され、時間が00時00分00秒に設定されます。2. [ホスト名]フィールドにNTPサーバーのホスト名IPアドレスを入力します。 3. タイムゾーンのプルダウンメニューから、ご使用の地域のタイムゾーンを選択します。 4. UPSネットワークモジュールに夏時間を反映させない場合は、[無効]ラジオボタンを選択します。 または 夏時間のための時間調整を構成するには、[有効]ラジオボタンを選択します。 a. 夏時間を開始する週数、日、月、および時間を選択します。たとえば、3月の第2日曜日の午前2:00に夏 時間を開始する場合は第2、日曜日、および3月を選択し、02:00を入力します。 b. 夏時間を終了する週数、日、月、および時間を選択します。たとえば、11月の第1日曜日の午前3:00に夏 時間を終了する場合は第1、日曜日、および11月を選択し、03:00を入力します。 c. お住まいの地域で決められた、夏時間による時差を選択します。選択できるオプションは「30分」または 「1時間」です。 5. NTPサーバーに接続し、日付と時刻を設定するには、[保存]をクリックします。 UPSネットワークモジュールは、NTPプロトコル(UDPポート123)を使用します。ネットワーク外部にクエ リを送信するには、ファイアウォールを設定する必要があります。NTPサーバーとの接続に失敗した場合、エ ラーメッセージは生成されません。UPSネットワークモジュールは、接続が確立されるまで、10秒ごとにNTP サーバーへの接続を試行します。 オンラインヘルプを表示するには、[ヘルプ]をクリックします。
[シャットダウンパラメーター]画面
[シャットダウンパラメーター]画面を表示するには、メニューツリーで[シャットダウンパラメーター]をクリックし ます。この画面では、電源障害が発生した場合に、管理者がUPSネットワークモジュールをシャットダウンし、UPS および接続されているデバイスを再起動する方法を構成できます。 [シャットダウンパラメーター]の表にはUPS全体と各ロードセグメントの行が含まれています。UPS全体に対する設 定は、すべてのロードセグメントに適用します。個々のロードセグメントの設定は、そのロードセグメントにのみ 適用されます。シャットダウンパラメーターを構成するには、次の手順を実行します。 1. シャットダウンと再起動を構成します。 a. バッテリ動作の値を入力します。商用電源に障害が発生すると、UPSは自動的にバッテリ電源に切り替え られます。この列の1つまたはすべての値は、バッテリ電源で動作するUPSから保護対象サーバーに電源を 供給できるように設定されます。商用電源の障害が発生すると、バッテリ動作のすべての設定が評価され、 到達した最初のトリガーによってシャットダウンシーケンスが開始されます。 i. [シャットダウン開始 残りバックアップ時間が下回った場合]フィールド(UPS全体)で、UPSのシャッ トダウンシーケンス(0~99999秒、デフォルトでは180秒)が開始される前に残るバッテリの寿命の 最小量を入力します。バッテリの残りの寿命が指定した時間になると、UPSネットワークモジュール によってUPSのシャットダウンが開始されます。 部品 説明 1 バッテリ容量 2 時間 3 商用電源の障害発生 4 シャットダウンの開始 5 ロードセグメントの電源切断 6 バッテリ低下 7 バッテリ切れ 8 オペレーティングシステムのシャットダウン時間 9 残りバックアップ時間 ii. [シャットダウン開始までの時間]フィールド(個々のロードセグメント)で、ロードセグメントのシャッ トダウンが始まる前にUPSネットワークモジュールが待機する、電源障害発生後の秒数を入力します (0~99999秒、デフォルトでは300秒)。他のロードセグメントのUPSバッテリ電源を維持するため、 重要度の低い装置に電源供給するロードセグメントに短時間の遅延を入力します。入力した値は、登 録されたHPPP Clientすべてのシャットダウンの後に開始される最大のシャットダウンと継続的に比較 されます。最大の値が自動的に使用されます。 [シャットダウン開始までの時間(秒)]フィールドが設定されていない場合、UPSデバイスの電源は、 適切なシャットダウンを実行しないまま時間ぎりぎりで電源が切断されます。
この値は、リセット時にデフォルトで最大値99999秒に設定されます。 部品 説明 1 バッテリ容量 2 時間 3 商用電源の障害発生 4 シャットダウンの開始 5 ロードセグメントの電源切断 6 バッテリ低下 7 バッテリ切れ 8 オペレーティングシステムのシャットダウン時間 9 シャットダウン開始までの時間 iii. [シャットダウン開始 バッテリ容量が下回った場合]フィールド(個々のロードセグメント)で、ロー ドセグメントのシャットダウンシーケンスが開始される前に残るバッテリ寿命の最小量を入力します (0~100%、デフォルトでは20%)。バッテリの残りの寿命が指定した割合に達すると、UPSネット ワークモジュールによってロードセグメントのシャットダウンが開始されます。