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市 民 環 境 部 長 栗 本 和 宜 健 康 福 祉 部 長 福 田 晃 三 建 設 部 長 加 藤 三 章 会 計 管 理 者 寺 井 秀 樹 教 育 部 長 加 藤 秀 樹 監 査 委 員 事 務 局 長 間 下 伸 一 企画部次長兼企画政策課長 河 口 直 彦 総務部次長兼税務課長 吉 田

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平成30年9月清須市議会定例会会議録 平成30年9月27日、平成30年9月清須市議会定例会は清須市役所議事堂に招集された。 1.開会時間 午前 9時30分 2.出席議員 1番 松 岡 繁 知 2番 山 内 徳 彦 3番 冨 田 雄 二 4番 下堂薗 稔 5番 浅 野 富 典 6番 松 川 秀 康 7番 大 塚 祥 之 8番 小 﨑 進 一 9番 飛 永 勝 次 10番 野々部 享 11番 岡 山 克 彦 12番 林 真 子 13番 加 藤 光 則 14番 高 橋 哲 生 15番 八 木 勝 之 16番 伊 藤 嘉 起 17番 岸 本 洋 美 18番 久 野 茂 19番 白 井 章 20番 浅 井 泰 三 21番 成 田 義 之 22番 天 野 武 藏 計 22名 3.欠席議員 な し 4.地方自治法第121条の規定により会議事件説明のために出席した者は次のとおりである。 市 長 永 田 純 夫 副 市 長 葛 谷 賢 二 教 育 長 齊 藤 孝 法 企 画 部 長 宮 崎 稔 総 務 部 長 平 子 幸 夫

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市 民 環 境 部 長 栗 本 和 宜 健 康 福 祉 部 長 福 田 晃 三 建 設 部 長 加 藤 三 章 会 計 管 理 者 寺 井 秀 樹 教 育 部 長 加 藤 秀 樹 監 査 委 員 事 務 局 長 間 下 伸 一 企 画 部 次 長 兼 企 画 政 策 課 長 河 口 直 彦 総 務 部 次 長 兼 税 務 課 長 吉 田 敬 市 民 環 境 部 次 長 兼 産 業 課 長 石 田 隆 健康福祉部次長兼高齢福祉課長 森 川 治 美 健康福祉部次長兼子育て 支 援課長 加 藤 久 喜 建設部次長兼新清洲駅周辺まちづくり課長 永 渕 貴 徳 次 長 兼 会 計 課 長 三 輪 晃 司 教 育 部 次 長 兼 学 校 教 育 課 長 丹 羽 久 登 総 務 部 参 事 森 高 邦 博 建 設 部 参 事 横 井 仁 一 建 設 部 参 事 鈴 木 貴 博 人 事 秘 書 課 長 舟 橋 監 司 防 災 行 政 課 長 後 藤 邦 夫 財 政 課 長 岩 田 喜 一 収 納 課 長 三 輪 好 邦 市 民 課 長 伊 藤 嘉 規 保 険 年 金 課 長 浅 野 英 樹 生 活 環 境 課 長 島 津 行 康 西枇杷島市民サービスセンター所長 岩 花 竜 章 清洲市民サービスセンター所長 葛 山 悟 春日市民サービスセンター所長 日 比 野 鋭 治 社 会 福 祉 課 長 鹿 島 康 浩 健 康 推 進 課 長 佐 古 智 代

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土 木 課 長 飯 田 英 晴 都 市 計 画 課 長 長 谷 川 久 高 上 下 水 道 課 長 菅 野 淳 生 涯 学 習 課 長 近 藤 修 好 ス ポ ー ツ 課 長 石 黒 直 人 学校給食センター管理事務所長 吉 田 剛 5.本会議に職務のために出席した者の職、氏名 議 会 事 務 局 長 浅 田 克 幸 議 事 調 査 課 長 髙 山 敬 議 事 調 査 課 係 長 石 黒 真 一 6.会議事件は次のとおりである。 日程第1 認定第 1号 平成29年度清須市一般会計決算認定について 日程第2 認定第 2号 平成29年度清須市国民健康保険特別会計決算認定について 日程第3 認定第 3号 平成29年度清須市介護保険特別会計決算認定について 日程第4 認定第 4号 平成29年度清須市下水道事業特別会計決算認定について 日程第5 認定第 5号 平成29年度清須市後期高齢者医療特別会計決算認定について 日程第6 認定第 6号 平成29年度清須市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定に ついて 日程第7 議案第37号 清須市名古屋都市計画新清洲駅北地区計画の区域内における建 築物の制限に関する条例案 日程第8 議案第38号 清須市下水道事業の設置等に関する条例案 日程第9 議案第39号 清須市税条例等の一部を改正する条例案 日程第10 議案第40号 清須市都市計画税条例の一部を改正する条例案 日程第11 議案第41号 平成30年度清須市一般会計補正予算(第2号)案 日程第12 議案第42号 平成30年度清須市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 案 日程第13 議案第43号 平成30年度清須市介護保険特別会計補正予算(第1号)案

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日程第14 議案第44号 平成30年度清須市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案 日程第15 議案第45号 平成30年度清須市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 案 日程第16 発議第 1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅 持及び拡充を求める意見書(案) 追加日程第1 常任委員会の閉会中の継続審査申出書 追加日程第2 議会運営委員会の閉会中の継続審査申出書 ( 傍聴者 2名 )

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( 時に午前 9時30分 開議 ) 議 長(伊藤 嘉起君) 皆さん、おはようございます。 平成30年9月清須市議会定例会を再開いたします。 ただいまの出席議員は、22名でございます。 これより、本日の会議を開きます。 お諮りいたします。 各常任委員会の委員長から常任委員会の閉会中の継続審査申出書が、議会運営委員会委員長か ら議会運営委員会の閉会中の継続審査申出書が提出されております。これらの案件を日程に追加 いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 ( 「異議なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 異議なしと認め、日程に追加いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。 日程第1から日程第16までの案件については、9月10日の本会議において各常任委員会に 審査を付託され、十分ご審議いただいたと思いますので、各常任委員会の委員長より開催の順序 に従い、審査の内容と結果について報告を求めます。 報告は発言席でお願いいたします。 最初に、12日に開催されました建設文教委員会の報告を岡山委員長より求めます。 岡山委員長。 < 建設文教委員会委員長(岡山 克彦君)登壇 > 建設文教委員会委員長(岡山 克彦君) おはようございます。 議席11番、建設文教委員長、岡山克彦でございます。 平成30年9月定例会に上程されました議案のうち当建設文教委員会に付託されました案件に ついて、去る9月12日、委員全員出席のもと午前9時30分より開催し、慎重審議を行いまし た。その審議の主な内容と結果について、議案ごとに順次ご報告申し上げます。 最初に、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定の所管分について、当建設文教委

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員会において審議いたしました主な内容と結果をご報告申し上げます。 当局より議案の朗読説明が述べられた後、質疑に入りました。 歳入、14款県支出金では、委員より、「土木費県負担金の減額の理由は」との質問があり、 当局は、「土木費県負担金は県道部分の負担金であり、国庫補助金の交付金減額に伴うものであ ります」との答弁がありました。 17款繰入金では、委員より、「下水道事務特別会計繰入金の収入額が当初予算より増えた理 由は」との質問があり、当局は、「稲沢市の一部が新川西部流域下水道区域に編入したことによ り清算金が当初予算額より増えたためです」との答弁がありました。 19款諸収入では、委員より、「過年度清洲勤労福祉会館指定管理料返還金はどのような内容 か」との質問があり、当局は、「指定管理者からの提案により、年間収支が黒字になった場合、 収益の10%を市に返還する協定に基づいたものです」との答弁がありました。 委員より、「学校給食費の不納欠損とした人数と理由は。また、収入未済額の人数内訳は」と の質問があり、当局は、「不納欠損とした人数は5人で、主な理由は、所在が不明となり、勧告 等の通告ができなくなったためです。また、収入未済額の人数は現年度分が64人、過年度分が 55人です」との答弁がありました。 歳出、8款土木費では、委員より、「公共下水道の支出額が増えた理由は」との質問があり、 当局は、「汚水管整備工事の移転補償費の財源組替によるものです」との答弁がありました。 委員より、「河川総務費の工事請負費において不要額が1千500万円ある理由は」との質問 があり、当局は、「雨水貯留施設の整備方法を精査したものです」との答弁がありました。 委員より、「街路灯のLED化の費用対効果は」との質問があり、当局は、「平成28年度と 比較して、電気代、修繕費、リース代を含めた費用が87%になっています」との答弁がありま した。 委員より、「船杁橋の今後の整備スケジュールは、また、完了はいつか」との質問があり、当 局は、「渇水期の11月から橋脚の撤去を行います。その後、上部工整備を行います。完了は 32年3月予定です」との答弁がありました。 委員より、「自動遮断機の稼働状況及び不具合はあるか」との質問があり、当局は、「平成 29年度に1か所稼働しました。また、不具合については、強風により自動遮断機のボックスが 自然に開いてしまうことがありました」との答弁がありました。 委員より、「都市公園の排水側溝に落ち葉等が詰まり、排水機能が低下している箇所が見受け

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られるが、公園管理の業務に側溝清掃は含まれているのか」との質問があり、当局は、「側溝等 の掃除も管理業務に含まれていますが、落ち葉等により排水不良を起こす場合もありますので、 現場確認をするなどして、適正に管理していきます」との答弁がありました。 委員より、「公園内の照明についてLED化を進めているのか」との質問があり、当局は、 「都市公園の照明は順次LEDに取り替えを進めており、市内公園の全ての照明灯約150基中、 100基についてLEDとし、平成32年度までに全灯をLEDにする計画です」との答弁があ りました。 委員より、「公園の遊具点検は行っていますか」との質問があり、当局は、「年3回、打診や 触診等の点検を行っております」との答弁がありました。 委員より、「公園のトイレについて、くみ取り式、和式のものもあるが、今後改善する計画は ありますか」との質問があり、当局は、「くみ取り式トイレの水洗化は公共下水道の整備に併せ て実施しております。洋式化も公共下水道の切りかえに併せ検討していきます」との答弁であり ました。 10款教育費では、委員より、「適応指導教室の対象者数は、利用者数とは異なりますか」と の質問があり、当局は、「対象者数は教室に登録された児童生徒の数であり、利用者数は実際に 利用した児童生徒の数となります」との答弁でありました。 委員より、「特徴ある学校づくり費の上限額とキャリアスクールプロジェクトの内容は何か」 との質問があり、当局は、「上限額は小中学校ともに一律5万円です。キャリアスクールプロジ ェクトは、中学校では職場体験を毎年2年生が実施しています。小学校では代表の学校の6年生 がものづくり体験を3年に1回実施しています」との答弁でありました。 委員より、「放課後子ども教室の指導員、補助員の人数は何人か」との質問があり、当局は、 「基本的には指導員は1名と補助員が2名です。清洲小学校については利用者が多いため補助員 は3名で対応しています」との答弁がありました。 委員より、「中学校の音楽室に設置した空調の熱源と来年度予定している空調整備はどのよう な計画をしているのか」との質問があり、当局は、「音楽室に設置した空調は台数が少なかった ため、熱源は電気としました。来年度、小中学校の普通教室等に空調を設置予定しています。熱 源はガスを予定しています。財源は一般財源、義務教育基金、起債及び国庫補助金を考えていま す。執行方法はそれぞれ12校一斉に発注し、普通教室への設置を優先に考えています」との答 弁がありました。

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委員より、「国際交流協会の会員数を増やす方法はどのようにしているのか。また、市内の外 国籍の方への無料健康診断を昨年度と同様に本年度も実施するのか」との質問があり、当局は、 「国際交流協会のホームページの配信や会員から紹介などしたりしています。また、健康診断に ついては、今年度もNPO法人外国人医療センターによる健康診断を当協会が実施することにな っています」との答弁がありました。 委員より、「台風等により給食が中止となった場合、賄材料はどのような扱いをしているのか。 また、給食費の減額はあるのか」の質問があり、当局は、「台風等により給食を中止した場合、 中止した日の献立を翌日にスライドするなど、献立の変更を行って給食用物資のロスがないよう に努めています。また、給食費の金額は月額で定められていますので、給食中止の場合における 給食費の減額は行っていません」との答弁がありました。 以上が、主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定の所管分 については、委員全員の賛成により、原案どおり承認すべきものと決しました。 次に、認定第4号 平成29年度清須市下水道事業特別会計決算認定については、当局より議 案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 歳入では、委員より、「受益者負担金を滞納している主な理由は」との質問があり、当局は、 「下水道事業に反対しているなどの理由であります」との答弁でありました。 以上が、主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、認定第4号 平成29年度清須市下水道事業特別会計決算認 定については、委員全員賛成により、原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、認定第6号 平成29年度清須市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について、当 局より議案の朗読説明なされた後、質疑に入りました。 委員より、「未収金及び貸倒引当金の内容は何か」との質問があり、当局は、「未収金は2月、 3月の水道料金が主なものです。貸倒引当金については、水道料金の収入が見込めないときに充 てることになります」との答弁でありました。 委員より、「未収金は全体の何%ですか」との質問があり、当局は、「何%か換算していない が、件数にすると60件ほどあり、督促、停水を行うことにより未収金額は減っています」との 答弁がありました。 委員より、「お支払いしていただけない理由は何か」との質問があり、当局は、「転居先が不

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明によるものです」との答弁がありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、認定第6号 平成29年度清須市水道事業会計剰余金の処分 及び決算認定については、委員全員賛成により、原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、議案第37号 清須市名古屋都市計画新清洲駅北地区計画の区域内における建築物の制 限に関する条例案については、当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「新清洲駅北地区において風俗店や危険物に関する建築物についての規制をしてい るが、駅南側についてはどのように考えているのか」との質問があり、当局は、「駅南側につい て、今後、名鉄高架事業と併せて土地利用を検討していく予定です」との答弁がありました。 委員より、「ホテルまたは旅館の建築を規制しているが、民泊についてはどうか」との質問が あり、当局は、「民泊については営業の方法であり、今回の建築物の規制とは異なりますので、 規制項目に入っていません」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、議案第37号 清須市名古屋都市計画新清洲駅北地区計画の 区域内における建築物の制限に関する条例案については、委員全員賛成により、原案のとおり承 認すべきものと決しました。 次に、議案第38号 清須市下水道事業の設置等に関する条例案について、当局より議案の朗 読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「負担付の寄附の金額の根拠は」との質問があり、当局は、「根拠法令は地方公営 企業法であり、金額は他の自治体の事例を参考にしました」との答弁がありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、議案第38号 清須市下水道事業の設置等に関する条例案に ついては、委員全員の賛成により、原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、議案第41号 平成30年度清須市一般会計補正予算(第2号)案の所管分及び議案第 44号 平成30年度清須市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案については、当局より議 案の朗読説明がなされた後、質疑に入りましたが、質疑もなく、採決を行った結果、議案第 41号 平成30年度清須市一般会計補正予算(第2号)案の所管分及び議案第44号 平成 30年度清須市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案については、委員全員賛成により、原 案のとおり承認すべきものと決しました。

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次に、発議第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充 を求める意見書(案)について質疑に入りましたが、質疑もなく、採決を行った結果、発議第 1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書 (案)については、委員全員賛成により、原案のとおり承認すべきものと決しました。 以上で、建設文教委員会に付託された案件につきましてご報告を終わります。 議 長(伊藤 嘉起君) ただいま委員長報告に対し、質問はございませんか。 ( 「なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 質問もないようですので、岡山委員長、ご苦労さまでございました。 自席へお戻りください。 次に、14日に開催されました総務委員会の報告を小﨑委員長より求めます。 小﨑委員長。 < 総務委員会委員長(小﨑 進一君)登壇 > 総務委員会委員長(小﨑 進一君) 議席8番、総務常任委員長、小﨑進一でございます。 平成30年9月定例会に上程されました議案のうち、当総務常任委員会に付託されました案件 につきましては、去る9月14日、午前9時30分から委員会を開催し、委員全員出席のもと慎 重に審議を行いました。これより、その審議の主な内容と結果についてご報告申し上げます。 それでは、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定の所管分についてご報告申し上 げます。 当局より決算書の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 歳入では、市税について、委員より、「法人市民税が伸びた要因は何か」との質問があり、当 局は、「輸出関連企業の為替差益による増収や業績回復などにより、約2億2千万円の税収が増 えました」との答弁がありました。 委員より、「個人市県民税の不納欠損の理由は」との質問があり、当局は、「生活困窮、所在 不明、事業不振、倒産などが理由です」との答弁がありました。 委員より、「徴収率の向上に対する取り組みは」との質問があり、当局は、「地区別徴収体制 をとり、地区ごとに重点目標を定め、滞納繰越を増やさぬよう、現年度課税分を重点に徴収して

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います。滞納繰越分については、加えて、愛知県東尾張地方税滞納整理機構や県への徴収委託を 活用しています」との答弁でありました。 総務費使用料については、委員より、「行政財産目的外使用料の収入未済額は何か」との質問 があり、当局は、「使用を許可していた会社が倒産したため、収入未済額として決算計上しまし た。現在、破産清算手続中であり、その結果待ちとなっております」との答弁がありました。 総務費県補助金について委員より、「元気な愛知の市町村づくり補助金を500万円増額補正 しているが、その内容は」との質問があり、当局は、「従来枠に加え、チャレンジ枠に申請した マンホールトイレ整備費が補助対象となっているものです」との答弁がありました。 ふるさと寄附金について委員より、「予算現額が5千万円に対し収入未済額が3千57万円で あるが、その理由は」との質問があり、当局は、「12月補正で3千万円の増額を行ったが、 9月に国の通知に基づき返礼品率を3割に下げたことにより、寄附件数が伸びなかったためです」 との答弁がありました。 委員より、「ソフト事業への返礼品は考えているか」との質問があり、当局は、(※)「現在 検討しておりません」との答弁でありました。 ※12月議会冒頭において訂正あり 歳出では、職員人件費について委員より、「ワーク・ライフ・バランス推進の観点から、時間 外勤務の縮減等の働き方改革についてどのように捉えているのか」との質問があり、当局は、 「職員には効率よく仕事を行うよう指導し、電子掲示板や館内放送により速やかに帰宅を促して おります。各課の取り組みにより時間外勤務の総時間数は、平成28年度と比較して減少してお ります」との答弁がありました。 委員より、「均等に業務を負担するワークシェアを行うことはできないのか」との質問があり、 当局は、「業務内容によってはどうしても業務量に偏りができてしまうこともありますが、引き 続き、所属長へ業務量の調整について働きかけてまいります」との答弁がありました。 職員研修費について委員より、「職員が受講している研修の成果はどのように生かしているの か」との質問があり、当局は、「職員のスキルアップや職責を果たすことに活用されています」 との答弁がありました。 企画事務費について委員より、「市民協働係ができたが、現状と今後は」との質問があり、当 局は、「団体との関係構築、実態把握のため、市民活動団体や市の職員に聞き取り調査を行いま す。職員に対しては研修会を実施し、今後も継続的に行います。また、市民協働指針の副読本を 作成中であり、協働しやすい基盤を整えつつ、すそ野を広げていきます」との答弁がありました。

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レンタサイクル費について委員より、「利用率を考えると廃止も含め検討したほうがよいので は」との質問があり、当局は、「この事業は公共交通網形成計画の中に位置づけられており、公 共交通会議での意見も踏まえ、今後、事業のあり方を検討していきます」との答弁がありました。 公共施設長寿命化計画費について委員より、「決算額が当初予算額から約2千700万円の減 額となった理由は」との質問があり、当局は、「予定していた調査の方法を実施段階で精査し、 変更したことにより、事業費を抑えることができたものです」との答弁がありました。 コミュニティ施設費について委員より、「集会所の耐震化は地区集会所整備費補助金に該当す るか。また、耐震改修を町内会に積極的に促しているか」との質問があり、当局は、「耐震診断 に対する補助金はありませんが、耐震改修も補助対象に該当します。耐震改修は積極的に促して いません。耐震診断に対する補助制度についても今後研究してまいります」との答弁がありまし た。 災害対策費について委員より、「今後、マンホールトイレの設置計画は」との質問があり、当 局は、「避難所となる学校について、下水道との接続に合わせて設置をしたいと考えています」 との答弁がありました。 業務継続計画費について委員より、「平成29年度は計画を策定しましたが、その後、具体的 な訓練等は」との質問があり、当局は、「まず、平成30年度は各部局課において、BCP計画 に基づく個別マニュアルづくりを予定しています。その後、各部局課で机上訓練を含め、マニュ アルに基づく訓練を進めていきます」との答弁がありました。 防災対策費について委員より、「避難所の入り口がわかりにくく、看板を設置するなどする必 要があるのでは」との質問があり、当局は、「入り口を明確にする対策を講じていきたい」との 答弁がありました。 委員より、「自主防災活動支援補助金で補助している消火器は、町内所有か。また、消火薬剤 詰め替えの補助率は」との質問があり、当局は、「自主防災会のものです。補助率は100%で す」との答弁がありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定の所管分 については、全員賛成により、原案のとおり承認されました。 なお、議案第39号 清須市税条例の一部を改正する条例案と議案第40号 清須市都市計画 税条例の一部を改正する条例案、並びに議案第41号 平成30年度清須市一般会計補正予算

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(第2号)案の所管分につきましては、質疑もなく、採決を行った結果、全員賛成により、原案 どおり承認されました。 以上、総務常任委員会に付託された案件についてご報告申し上げます。 議 長(伊藤 嘉起君) ただいま委員長報告がありましたが、ご質問はございませんか。 ( 「なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 質問もないようですので、小﨑委員長ご苦労さまでした。 自席へお戻りください。 次に、19日及び20日に開催されました福祉委員会の報告を林委員長より求めます。 林委員長。 < 福祉委員会委員長(林 真子君)登壇 > 福祉委員会委員長(林 真子君) 議席12番、福祉常任委員長、林 真子でございます。 平成30年9月定例会に上程されました議案のうち当福祉常任委員会に付託されました案件に つきましては、去る9月19日、20日の両日、午前9時30分から委員会を開催し、委員全員 出席のもと慎重に審議を行いました。 これより、その審議の主な内容と結果についてご報告申し上げます。 最初に、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定の所管分についてご報告申し上げ ます。 当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 歳入では、委員より、「新川墓地使用料について説明していただきたい」との質問があり、当 局は、「当初予算では10名分、80万円を見込んでいましたが、結果として4名が申し込まれ、 32万円となりました。これは埋葬の形態が変化してきたことにより、墓地の需要が減少したも のと考えられます」との答弁でありました。 委員より、「個人番号カードの申請率、申請者数はどのくらいですか」との質問があり、当局 は、「平成29年度末での申請率は11.5%で、平成29年度の申請者数は1千146人です」 との答弁でありました。 委員より、「保育料の不納欠損額の内容、また保育料未納者への対応は」との質問があり、当

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局は、「不納欠損については消滅時効の5年を経過した6件で、保育料未納者には児童手当支給 日、降園時などに保育料の納付依頼をしております」との答弁でありました。 歳出では、委員より、「河川環境美化推進協議会補助金の決算額が例年の150万円から 100万円に減額された理由は」との質問があり、当局は、「補助金で運営している団体である ため、年度末に繰越金が発生しないよう50万円を返還していただいたためです」との答弁であ りました。 委員より、「河川美化清掃について、町内会ごとに清掃区域や参加などに不公平感を感じるの で、是正していただきたい」との要望があり、当局は、「現状を把握し、検討していく」との答 弁でありました。 委員より、「商工業振興費における不用額の理由は」との質問があり、当局は、「信用保証料 助成金の不用額で、昨年度は上半期までに助成金の年間予算をほぼ執行する見込みとなり補正予 算にて対応しましたが、下半期は上半期に比べ補助金の執行ペースが低調だったため、不用額と なりました」との答弁でありました。 委員より、「清須市行政改革推進プランにもあるように、清洲城の指定管理者制度を含めた民 間活力の導入についての考えは」との質問があり、当局は、「清須市行政改革推進プランでは、 指定管理者制度の拡充が掲げられており、清洲城の今後の運営についても選択肢の1つと捉えて いますが、一方で、清洲城は市のシンボル的な存在であり、市民の皆さんの思いも強いので、今 後、慎重に研究してまいります」との答弁でありました。 委員より、「経済対策臨時福祉給付金費の支給について」との質問があり、当局は、「経済対 策臨時福祉給付金の支給対象となる可能性がある約1万人に申請書等を郵送し、申請のあった 8千160人に対して1人当たり1万5千円を支給しました」との答弁でありました。 委員より、「清須市で開催した手話奉仕員養成講座の開催状況と清須市民の参加状況について」 との質問があり、当局は、「清須市では手話奉仕員養成講座・基礎課程を開催し、清須市民の参 加者は12名、清須市在勤者の参加者は5名でありました」との答弁でありました。 委員より、「昨年度と比較してシルバー人材センターの会員数が若干減少しているが、対策は」 との質問があり、当局は、「会員数は増加していないものの、新総合事業として、きよす家事サ ポーターによる訪問サービスを開始したので、会員数の増加につなげていきたい」との答弁であ りました。 委員より、「清洲児童館の建設について」の質問があり、当局は、「清洲児童館の建設は必要

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と考えておりますが、現在の清洲児童館の周辺は西清洲ポンプ場の建設工事、それに関連する工 事や小学校教職員駐車場の確保などさまざまな課題があります。清洲児童館建設に向けては、現 在、関連部局の部課長による調整会議を設け、検討を進めているところであります。なお、建設 の時期につきましては、関連事業の進捗により現時点で明確にお答えできませんが、喫緊の課題 として、児童館並びに教職員の駐車場用地の確保が必要であると考えております」との答弁であ りました。 委員より、「清洲保健センターの修繕内容と今後の保健センターのあり方について」との質問 があり、当局は、「主な修繕内容については、1階及び2階の女子トイレなどの水漏れの修繕を 行ったことによるものであり、今後の清洲保健センターのあり方については関係部署と調整し、 検討してまいります」との答弁でありました。 委員より、「がん検診の受診率と30歳代の乳がん検診について」との質問があり、当局は、 「本市の平成29年度がん検診受診率は、胃がん12.3%、大腸がん18.4%、肺がん15. 1%、乳がん27.6%、子宮がん32.2%であり、30歳代の乳がん検診受診率は18. 7%でありました」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、賛成多数により、原案どおり承認されました。 次に、認定第2号 平成29年度清須市国民健康保険特別会計決算認定についてご報告申し上 げます。 当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「国民健康保険税率について、国保制度が県単位化となり、平成30年度に税率改 正をしていますが、平成28年度と平成29年度の税率改正に伴い、1人当たり及び1世帯当た りの保険税額とその他繰入額はどうなっていますか」との質問があり、当局は、「調定額で平成 28年度は1人当たり8万7千263円、1世帯当たり14万7千277円、平成29年度1人 当たり9万522円、1世帯当たり14万8千839円です。その他繰入額については、平成 28年度は6億2千578万7千円、平成29年度は5億6千233万5千円です」との答弁で ありました。 委員より、「国民健康保険税の収納対策は」との質問があり、当局は、「収納対策として、転 出、社保加入等による年度途中の資格喪失者については、即日賦課計算し、おさめ忘れをなくす よう窓口対応しており、転入、社保離脱による加入者については、口座振替の勧奨をしておりま

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す」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、賛成多数により、原案どおり承認されました。 次に、認定第3号 平成29年度清須市介護保険特別会計決算認定についてご報告申し上げま す。 当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「平成29年度から新総合事業が始まったがどのような影響がありましたか」との 質問があり、当局は、「平成28年度と比較して介護予防給付費が減少しました。また、新総合 事業開始以前からご利用されている要支援1、2の方の通所・訪問サービスについては、そのま ま継続利用できています」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、賛成多数により、原案どおり承認されました。 次に、認定第5号 平成29年度清須市後期高齢者医療特別会計決算認定についてご報告申し 上げます。 当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「高額療養費及び葬祭費の未申請者へどう対応していますか」との質問があり、当 局は、「高額療養費の未申請者に対しては、勧奨のお知らせをしております。また、葬祭費の未 申請者に対しても同様にお知らせしています」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 質疑終了後、採決を行った結果、賛成多数により、原案どおり承認されました。 次に、議案第41号 平成30年度清須市一般会計補正予算(第2号)案の所管分についてご 報告申し上げます。 当局より議案の朗読説明がなされた後、質疑に入りました。 委員より、「どのような公民館を建設しようと考えていますか」との質問があり、当 局は、 「これから地元に入り、配置、規模等を協議していきます」との答弁でありました。 委員より、「小規模保育事業施設整備費の事業内容について」の質問があり、当局は、「3歳 未満児保育ニーズに対応するため民間の事業者を誘致するもので、子ども・子育て審議会での事 業内容の承認の上、公募、業者選定を進めてまいります」との答弁でありました。 以上が主な質疑であります。

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質疑終了後、採決を行った結果、全員賛成により、原案どおり承認されました。 次に、議案第42号 平成30年度清須市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)案、議案 第43号 平成30年度清須市介護保険特別会計補正予算(第1号)案及び議案第45号 平成 30年度清須市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案につきましては、当局より議案の 朗読説明がなされた後、質疑に入りましたが、特に質疑もなく、採決を行った結果、全員賛成に より、原案どおり承認されました。 福祉常任委員会に付託されました案件についてのご報告は以上でございます。 議 長(伊藤 嘉起君) ただいま委員長報告がありましたが、質問はございませんか。 ( 「なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 質問もないようですので、林委員長、ご苦労さまでございました。 自席へお戻りください。 以上で、各常任委員会の委員長報告を終わります。 ここであらかじめ申し上げます。討論については、会議規則第51条の規定により通告制とな っており、認定第1号に加藤議員から反対討論、小﨑議員から賛成討論、また、認定第2号、認 定第3号、認定第5号及び議案第39号に加藤議員からそれぞれ反対討論が提出されております。 なお、討論は、発言席でお願いいたします。 表決については、起立により行いますので、よろしくお願いいたします。 日程第1、認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定についてを議題といたします。 会議規則第53条の規定により、加藤議員の反対討論の発言を許可いたします。 加藤議員。 < 13番議員(加藤 光則君)登壇 > 13番議員(加藤 光則君) 議席番号13番、日本共産党、加藤光則です。 認定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定について反対の立場から討論します。 安倍内閣の5年間で格差が拡大し、貧困が悪化しました。大企業や富裕層の利益が大きく増え る一方で、実質賃金は年額16万円も低下し、家計消費は22万円も落ち込んでいます。さらに、 社会保障の自然増削減や大企業への減税などによって貧困と格差が一層拡大しています。このも

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とで、地方自治法で規定されている住民福祉の増進を目的とした自治体本来の役割が大きく問わ れています。 今、高過ぎる国民健康保険税や介護保険料、上下水道など公共料金の負担等々、暮らしが厳し さを増しています。市政に求められているのは、暮らしを守るための施策を抜本的に充実させる ことです。国・県に対して市民の立場で発言し、行動することであります。住民の福祉を増進す る自治体本来の役割を果たすことを強く求めるものであります。 以下、主な点について述べさせていただきます。 初めに、マイナンバーについてであります。 マイナンバーは、日本に暮らす全ての人に12けたの番号を割り振り、行政や金融機関の手続 に使わせるというものですが、利便性が実感できないこと、手続の煩わしさ、情報管理などへの 不安からカードの普及は頭打ちです。国民がマイナンバーを切望していないのは、2015年 10月の制度開始から2年たつのに政府が奨励するマイナンバーカードの普及が人口比10%に も満たないことからも明らかであります。 総務省の調査結果を見ても、本市の2018年3月1日現在で交付枚数率は9.1%でありま す。それにもかかわらず、政府が熱を上げているのは、カード普及のためにマイナンバーの利用 対象をひたすら広げることです。自宅パソコンで行政手続ができるとか、コンビニで住民票がと れるようになるとか、図書館でカードが使えますとか等々、そのために多額の公金を投じようと しています。しかし、国民が望んでいない制度を幾ら拡充しても危険な矛盾はごまかせません。 一旦中止して徹底検証し、国民的な議論を行うべきときです。 次に、自転車等駐車場整備費であります。 3千314万円が組まれました。有料駅前自転車駐車場整備により、近隣利用者の抑制、自転 車等の放置防止等の市民の良好な生活環境の離間、通行機能及び歩行者の安全保障を図ることを 目的に、清須市自転車等駐車対策基本方針に基づき、JR枇杷島駅前の自転車等駐車場整備が行 われました。枇杷島駅は都市再生計画により事業が行われ、自転車駐輪場が設置され、放置自転 車もなくなり、自転車置き場の利用のしやすさ、駅前広場の歩行空間の利用しやすさなど、高い 評価を受けています。しかし、有料化しているために、これまであった駐輪場を取り壊し、再整 備を行い、自転車等駐車場整備センターに管理運営を任されました。利用者市民に負担がのしか かるとともに、限られた財源を真に必要な分野に使っていくという方針からしても容認できませ ん。

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次に、一場保育園の民営認定こども園化についてであります。 平成29年度は432万円で仮駅舎の実施設計が行われました。今、本市内の保育園の申し込 みは増加の一途であります。本年度においても4階の空教室を使って5クラス増やし、80名定 員を増員して対応している状況下にある中で、一場公立保育園を廃止することには反対でありま す。子どもの育ちを支える質の伴った保育を保障する上で、保育内容にも直接自治体が責任を持 つ上で公立保育所の存在は重要であることを訴えるものであります。 その他質疑を通じて多くの要望・意見を申し上げてまいりましたが、必要な財源を市民の暮ら しを支えるという点で最も有効に活用するものになるよう申し述べ、反対討論といたします。 以上です。 議 長(伊藤 嘉起君) 続いて、小﨑議員の賛成討論の発言を許可いたします。 小﨑議員。 < 8番議員(小﨑 進一君)登壇 > 8番議員(小﨑 進一君) 議席8番、清政会、小﨑進一でございます。 議長のお許しをいただきましたので、清政会を代表して、ただいまの議題になっております認 定第1号 平成29年度清須市一般会計決算認定について、賛成の立場から意見を述べます。 平成29年度は第2次総合計画初年度であり、また、永田市長が加藤前市長から市政運営を引 き継がれた年でもありますので、これまで進めてきた本市の基盤づくりをさらに発展させる取り 組みが期待されておりました。 こうした中で執行されました平成29年度一般会計予算の決算額は、歳入総額で251億 817万円余り、歳出総額は240億2千885万円余りとなり、実質収支額は8億1千8万円 余りの黒字でありました。 歳入面では、その根幹をなす市税収入について当初予算額を上回ることができ、また、現年課 税分の徴収率は過去最高でありました昨年度をさらに上回りました。これも納税者各位のご理解 と関係職員の地道な努力の成果のあらわれと理解いたします。 一方、歳出面では、本市のさらなる発展に向けてさまざまな行政課題への対応を着実に進めた ものと認識しております。 まず、安全・安心の確保に向けて、ゲリラ豪雨に伴うアンダーパスの完成による事故を防ぐた

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めの自動遮断機、警告看板等を設置したほか、道路・橋梁の維持修繕を始め学校施設長寿命化計 画に基づく小中学校校舎改修を実施するなど、公共施設の長寿命化も進めました。 次に、子育て支援については、市長の公約でもありました第2子保育料の段階的無償化をスピ ード感を持って実施するとともに、古城小学校の放課後子ども教室の開設に向けての整備を行う など、子育て環境をさらに充実させております。 さらに、市発展の基礎となる下水道整備事業や土地区画整理事業など、便利で快適な暮らしの 実現に向けた基盤整備についても計画どおり着実に前進したと認識しております。 このほか清須市とあま市で協力して進めている斎苑施設建設については、建設に支障となる古 川配水路を移設するための用地を先行購入して施設建設の先鞭をつけるなど、本市が今後ますま す発展するための根幹となる事業を実施したところであります。 また、こうした中でも財政運営面では、限られた予算を重点的かつ効率的に執行した結果、地 方財政健全化法に基づく健全化判断比率の4指標は、早期健全化基準大幅に下回っており、さま ざまな市民サービスを支える本市の財政健全性は維持されております。 以上を踏まえまして、私はこの決算認定について賛成の意を表明するものであります。 今後ともさらなる清須市の発展に向けて、市長のもとで職員が一丸となって取り組んでいただ くことを大いに期待し、決算認定に対する私の賛成の討論とさせていただきます。 議員各位のご賛同のほどよろしくお願いいたします。 議 長(伊藤 嘉起君) 以上で、討論を終結いたします。 採決に入ります。 認定第1号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 多 数 > 議 長(伊藤 嘉起君) ありがとうございます。 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第2、認定第2号 平成29年度清須市国民健康保険特別会計決算認定についてを議題と いたします。 加藤議員の反対討論の発言を許可いたします。

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加藤議員。 < 13番議員(加藤 光則君)登壇 > 13番議員(加藤 光則君) 議席番号13番、日本共産党、加藤光則です。 認定第2号 国民健康保険特別会計決算認定に反対の立場から討論します。 国保は、国民皆医療保険制度を下支えする制度であり、国・県・市の取り組みによって誰もが 保険証を持つ、誰もが払える保険税にしていくことが求められます。 国保法にはその第1条に、「この法律は国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会 保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする」と明記されています。 国保には年齢構成が高く、加入者1人当たりの医療費が高い、所得水準が低く、保険料負担が 重いという構造的問題があります。こうしたことを踏まえ、本市も一般会計からの繰り入れを行 い、保険税率の上昇を防ぐための努力が行われていますが、2017年度も前年に比べ1割を超 える約6千300万円の減額が行われるともに、運営の安定と2018年の県単位化を考慮する として、前年に引き続き国保の税率・税額の改定が行われ、1世帯当たりの保険税は年1千 5 6 2 円 の プ ラ ス と な り 、 1 4 万 8 千 8 3 9 円 、 1 人 当 た り 年 3 千 2 8 9 円 プ ラ ス の 9 万 552円となる保険税の引き上げが行われました。 本市の被保険者世帯のうち42.7%が法定軽減世帯となっています。暮らしが大変な中にあ って、所得の低下と保険税引き上げの同時進行はさらに家計を圧迫し、保険税や窓口の一部負担 を払い切れない状況を広げることになります。 今、国保制度に求められていることは、低所得者が多く加入する医療保険でありながら、保険 税負担が高過ぎるという制度の構造的矛盾を解決することにあります。国庫負担の抜本的な引き 上げによる保険税の引き下げこそ必要であることを申し上げ、反対討論とします。 以上です。 議 長(伊藤 嘉起君) 討論を終結いたします。 採決に入ります。 認定第2号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 多 数 > 議 長(伊藤 嘉起君)

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ありがとうございます。 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第3、認定第3号 平成29年度清須市介護保険特別会計決算認定についてを議題といた します。 加藤議員の反対討論の発言を許可いたします。 加藤議員。 < 13番議員(加藤 光則君)登壇 > 13番議員(加藤 光則君) 議席番号13、日本共産党、加藤光則です。 認定第3号 平成29年度介護保険特別会計決算認定に反対の立場から討論します。 介護保険制度は、家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げて導入されました が、社会保障費削減路線のもと、負担増やサービス取り上げの制度改革が繰り返され、介護保険 だけで在宅サービスを維持できない状況はますます深刻化しています。 本市の65歳以上の第1号被保険者は1万5千18人で、要支援1、2が719人、要介護 1から5が1千865人おみえになります。今回、要支援1、2の人の予防給付、訪問介護、通 所介護が保険給付から外され、市町村が関係する総合事業へと移行しました。 厚労省の調査では、全国で介護認定者は対前年度比で1.9%増と増加が続いていますが、予 防給付は前年度から18.1%も入っているという実態があります。軽度の認定者を介護給付か ら外す総合事業のねらいは給付費の削減です。そして、この最大の原因は介護保険制度の財源構 成にあります。介護保険の財源構成は利用料を除き、公費50%と保険料50%と規定していま す。公費の内訳は、国25%、県12.5%、介護保険制度の運営主体である市町村が12. 5%であります。この仕組みにより要支援者及び要介護者が増え、介護サービスが使われれば使 われるほど被保険者の負担にも連動することになります。 しかし、既に高騰する介護保険料は被保険者の支払い能力を超えており、これまでは制度は持 続しても、要支援者や要介護者の暮らしを崩壊させることが必至であります。今でも保険料が支 払えない方や年金から保険料が天引きされての介護サービスを利用するには1割以上の利用料が 必要なため、サービスを手控えざるを得ないという深刻な実態があります。 こうした状況を助長することは許されません。そもそも介護保険制度が導入される以前は、国

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が高齢者福祉について必要な財源の50%を負担していました。保険料の高騰を抑えることは喫 緊の課題であります。そのために国の財源負担率を引き上げて公費負担を増やすことが必要であ ることを申し述べまして反対討論といたします。 以上であります。 議 長(伊藤 嘉起君) 討論を終結いたします。 採決に入ります。 認定第3号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 多 数 > 議 長(伊藤 嘉起君) ありがとうございます。 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第4、認定第4号 平成29年度清須市下水道事業特別会計決算認定についてを議題とい たします。 採決に入ります。 認定第4号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) ありがとうございます。 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第5、認定第5号 平成29年度清須市後期高齢者医療特別会計決算認定についてを議題 といたします。 加藤議員の反対討論の発言を許可いたします。 加藤議員。 < 13番議員(加藤 光則君)登壇 > 13番議員(加藤 光則君) 議席番号13番、日本共産党、加藤光則です。

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認定第5号 平成29年度清須市後期高齢者医療特別会計決算認定に対して、反対の立場から 討論いたします。 2008年4月に開始された後期高齢者医療制度は、75歳になった途端、それまで入ってい た医療保険から切り離され、独立した保険に加入させる仕組みです。 本 市 で は 、 2 0 1 7 年 度 、 7 5 歳 以 上 の 高 齢 者 は 7 千 6 6 4 人 、 6 5 歳 以 上 の 障 害 者 は 333人で、合計で7千997人の方が被保険者となっています。 制度が発足して今年で10年が経過しますが、高齢者を年齢的、機械的に区切り、1つの医療 保険に無理に囲い込む制度は、保険料アップが繰り返されるなど弊害と矛盾が深刻になっていま す。そして、75歳以上の人口が増えるほど保険料アップにつながる仕組みになっており、値上 げの傾向に歯どめがかかりません。 そして、重大なのは、2017年度から低所得者の人などが対象の保険料の特例軽減措置の縮 小廃止に踏み出したことです。 所得割、軽減割合の変更による保険料により県内で影響を受けるのは約10万人以上にものぼ り、1人当たりの保険料は7千855円の増加であります。さらに被扶養者であった人の均等割 軽減割合変更による保険料では、県内で約6万人が対象となり、1人当たり7千150円の増加 であります。 年金が増えると暮らしが上向かない中、特例軽減措置をなくすことは高齢者の実態を無視した ものであります。長生きを脅かし、高齢者に辛い制度を存続させるべきではないことを申し上げ、 反対討論といたします。 以上であります。 議 長(伊藤 嘉起君) 討論を終結いたします。 採決に入ります。 認定第5号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 多 数 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第6、認定第6号 平成29年度清須市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について

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を議題といたします。 採決に入ります。 認定第6号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) ありがとうございます。 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決認定されました。 日程第7、議案第37号 清須市名古屋都市計画新清洲駅北地区計画の区域内における建築物 の制限に関する条例案を議題といたします。 採決に入ります。 議案第37号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第8、議案第38号 清須市下水道事業の設置等に関する条例案を議題といたします。 採決に入ります。 議案第38号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第10、議案第39号 清須市税条例等の一部を改正する条例案を議題といたします。 加藤議員の反対討論の発言を許可いたします。 加藤議員。 < 13番議員(加藤 光則君)登壇 > 13番議員(加藤 光則君) 議席番号13番、日本共産党、加藤光則です。

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議案第39号 清須市税条例等の一部を改正する条例案に反対の立場から討論します。 所得税法の改正により、2021年1月から個人所得税の見直しが行われ、その内容が個人市 民税にも2022年度から適用となります。 給与所得控除から基礎控除へ10万円の振り替えが生まれます。これは働き方の多様化を踏ま え、さまざまな形で働く人を応援し、働き方改革を後押しすることを理由に2つの控除の意味の 違いを無視して、労働力維持の費用である給与所得控除を引き下げ、基礎控除に振り替えたもの であり、問題があります。 個人所得税の給与所得控除を10万円に引き下げ、一方、基礎控除は10万円引き上げます。 さらに、給与所得控除の上限対象をこれまでの年収1千万円以上から850万円以上に引き下げ、 控除額を520万円から195万円に引き下げました。これにより年収850万円以上の中堅所 得層が増税となるので、認められません。 また、住民税基礎控除の引き上げや公的年金控除の見直しに伴い、労働者の諸制度にも影響が あります。主に所得金額によって算定基礎が定められている国保税、介護保険料、後期高齢者医 療保険料、保育料、児童扶養手当などへの影響は、被保険者のみならず地方の財政にも影響が生 じることになり、問題であります。 そもそも所得税は累進課税で、本来ならば所得が多いほど負担率が高いのは当然のあり方です。 ところが、富裕層の税負担は株式配当や譲渡益への課税が低く抑えられているために、所得が上 限を超えると逆に負担率が下がってしまうという現実があります。大企業や富裕層への優遇税制 が放置したまま、年収850万円以上を高所得者階層だと決めつけ増税することには反対であり ます。 以上です。 議 長(伊藤 嘉起君) 討論を終結いたします。 採決に入ります。 議案第39号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 多 数 > 議 長(伊藤 嘉起君) ありがとうございます。 起立多数であります。

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よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第10、議案第40号 清須市都市計画税条例の一部を改正する条例案を議題といたしま す。 採決に入ります。 議案第40号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第11、議案第41号 平成30年度清須市一般会計補正予算(第2号)案を議題といた します。 採決に入ります。 議案第41号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第12、議案第42号 平成30年度清須市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)案 を議題といたします。 採決に入ります。 議案第42号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第13、議案第43号 平成30年度清須市介護保険特別会計補正予算(第1号)案を議 題といたします。 採決に入ります。 議案第43号に賛成の方の起立を求めます。

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< 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第14、議案第44号 平成30年度清須市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案を 議題といたします。 採決に入ります。 議案第44号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第15、議案第45号 平成30年度清須市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 案を議題といたします。 採決に入ります。 議案第45号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 日程第16、発議第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及 び拡充を求める意見書(案)を議題といたします。 採決に入ります。 発議第1号に賛成の方の起立を求めます。 < 起 立 全 員 > 議 長(伊藤 嘉起君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 追加日程第1、常任委員会の閉会中の継続審査申出書を議題といたします。

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お諮りいたします。 各常任委員会の委員長より、各所管事務の調査について、会議規則第103条の規定により、 閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。 このことについて、各常任委員長の申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することにご 異議ございませんか。 ( 「異議なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 異議なしと認めます。 よって、各常任委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたします。 追加日程第2、議会運営委員会の閉会中の継続審査申出書を議題といたします。 お諮りいたします。 議会運営委員長より、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、会議規則 第103条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。 このことについて、議会運営委員長の申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに ご異議ございませんか。 ( 「異議なし」の声あり ) 議 長(伊藤 嘉起君) 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたします。 以上で、本日の会議日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、平成30年9月清須市議会定例会を閉会といたします。 長時間にわたりご審議いただきご苦労さまでございました。 ( 時に午前10時41分 閉会 )

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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

平成30年9月27日

議 長 伊 藤 嘉 起

署名議員 飛 永 勝 次

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東京都 資源循環推進部 古澤課長 葛飾区 環境部 五十嵐課長. 神奈川県 環境農政局 環境部 加藤部長 広島県

○齋藤部会長

○齋藤部会長

〇齋藤部会長 ありがとうございます。.

○古澤資源循環推進専門課長 事務局を務めております資源循環推進部の古澤 でございま

〇及川緑環境課長 基本的にはご意見として承って、事業者に伝えてまいりたいと考えてお ります。. 〇福永会長

○町田第一部会長

全社安全環境品質管理委員会 内部監査委員 EMS管理責任者 (IFM品質統括部長).