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SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

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96 SGEC 附属文書 2-8 2012 理事会 2016.1.1 統合 CoC 管理事業体の要件 目次 序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準

4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4「CoC 認証ガイドライン」の要求事項 に関わる責任の適用範囲 序文 この文書の目的は、生産拠点のネットワークを有する組織によるCoC認証を実施のた めの指針を設定し、このことにより、一方ではCoC認証について効率的・効果的かつ実 務的に実行可能であることを確実し、他方ではCoC認証の適合性に関わる信頼性を確保 することにある。また、統合CoC管理事業の認証は、特に小規模な独立事業体のグルー プにおけるCoC認証の実施を可能にする。 この文書は、複数の生産拠点を有する組織に適用されるCoC認証を実行するための要求 事項のみを規定する。 1 適用範囲 SGEC認証制度の管理運営に関する文書(以下「SGEC管理運営文書」という。)第13条第 3項に定める統合CoC管理事業体の要件(以下「統合CoC管理事業体要求事項」とい う。)はこの文書の定めるところによる。 複数のCoC管理事業体により形成された組織が、協業組織若しくはその他の契約関係 で結ばれ、一つのCoC管理事業体として管理する中央組織のサーベイランス(調査・監 視)の対象となる共通のCoC管理を行う場合には、統合CoC管理事業体のCoCとしてその 認証及び公示を行うことができる。 2 定義 2-1 統合 CoC 管理事業体とは、CoC 活動に関しこれを計画、統制、管理する確認可能な

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97 中央機能(以下「本部」という。)及び、それらの活動を全面的または部分的に実行する 地方事務所や支店(サイト、以下「事業拠点」という。)のネットワークを有する組織と する。 2-2 この場合、事業拠点は、統合 CoC 管理事業体の本部と法的関係又は契約関係で結 ばれ、本部による継続的な監査を受ける共通のCoC の対象でなければならない。本部は 必要に応じて事業拠点において是正措置を実行する権利を有し、このことについては本 部と事業拠点の間で約定しておかなければならない。 2-3 統合 CoC 管理事業体 ① フランチャイズを経営する組織 ② 所有者、経営者又は組織上の連結を通して連結された多数の支店を有する組織 ③ 生産者グループは、CoC 認証を目的として設立され、機能する法的に独立した企業で構 成されたグループで、一つのCoC管理事業体として当該CoC管理を行う事業体 注意書:協会の加盟メンバーなどはここでいう「経営者またはその他の組織的な連結」 には含まれない。 2-4 前項の「生産者グループ」とは、CoC 認証を取得、維持することを目的とする小規 模な独立企業のネットワークをいう。また、本部は、適格な業界団体、又は有志のグルー プメンバーによる目的のために設立された団体、若しくは当ガイドラインに沿った団体 活動を提供する団体とする。なお、本部は、グループメンバーの一員によって運営され ることも可能である。 注意書:生産者グループの場合、本部は「グループ主体」、事業拠点は「グループメン バー」という。 2-5 事業拠点とは、当該 CoC 管理事業体による CoC に関連する行為が行われる場所を 指す。 2-6 生産者グループへの加盟は、下記の条件を満たすものとする。 (1) 従業員の数が 50 を超えない(正規の従業員またはそれと同等の従業員)こと。 (2) 年間売り上げの総額が 10 億円を超えないこと。 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 3-1 総論 3-1-1 統合 CoC 管理事業体のすべての関連事業拠点の CoC は、本部による指揮及びレ ビューを受けなければならない。全ての関連事業拠点は、当該統合CoC 管理事業体の内 部監査プログラムの対象としなければならず、認証機関による審査開始の前にそのプロ グラムによる監査を受けていなければならない。 3-1-2 統合 CoC 管理事業体の本部はこの規格に従って CoC を構築し、全ての関連事業 拠点を含む全統合 CoC 管理事業体組織はこの規格の要求事項を満たしていなければな らない。

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98 3-1-3 統合 CoC 管理事業体は、全ての関連事業拠点からデータを収集、分析する技量 と、必要があれば、関連事業拠点で運営されるCoC を変更する技量を有していなければ ならない。 3-2 統合 CoC 管理事業体の CoC 管理体制とその責任及び義務 3-2-1 本部の機能と役割については以下の通りとする。 (1) 本部は、統合 CoC 管理事業体を代表する。 (2) 認証機関に認証の申請と事業拠点のリストなど認証の適用範囲を提出する。 (3) 認証機関との契約関係を確実にする。 (4) 必要に応じて、事業拠点の対象範囲を含む認証適用範囲の拡大または縮小の要求を 認証機関に提出する。 (5) 本部は、統合CoC管理事業体を代表して、この規格の要求事項をを遵守するCoC を 構築し、これを維持することのコミットメントを提供しなければならない。 (6) 本部は、この規格に則った CoC の効果的な実行と維持のために必要な情報と指針に ついて全てを事業拠点に提供しなければならない。 本部は事業拠点に下記の情報またはその情報へのアクセス手段を提供しなければならな い。 ・このCoC規格書及びこの規格の要求事項の実行に関わる

指針書(

SGEC4-2 SGEC・CoC 認証ガイドライン使用ガイド)

のコピー

・SGC ロゴマークを使用する場合は、SGEC 附属文書 2-2 SGEC ロゴマークの使用要領及 び SGEC 附属文書 2-1 別紙 SGEC ロゴマーク、また、PEFC のロゴを使用する場合は、 PEFC ST 2001:2008 PEFC ロゴ使用規則-要求事項第二版及び指針書 ・統合 CoC 管理事業体のマネージメントに関する本部としての諸手順 ・評価と監査を目的として、認証機関または認定機関が事業拠点の文書と施設へのアク セスを得る権利、及び事業拠点の情報を第三者に開示する権利に関する認証機関との契 約条件 ・統合 CoC 管理事業体の認証における事業拠点の相互責任の原則の説明 注:「相互責任」とは、本部又は事業拠点における不適合状況について、統合 CoC 管理 事業体全体への是正措置要求、内部監査の徹底、統合 CoC 管理事業体からの排除などの 結果を前提とした責任を意味する。 ・内部監査プログラムや認証機関の評価及び監査の結果及び個々の事業拠点に当てはま る是正、予防処置 ・認証書(認証範囲と対象サイトの記載を含む。)のコピー (7) 本部は、この規格に則った CoC の実行及び維持に関するすべての事業拠点のコミッ トメントを含む組織上または契約上の連結を提供する。本部は、本部が是正又は予防措 置を実行、強制し、この規格を遵守しない場合は認証適用範囲から除外する措置をとる

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99 権利を有する旨の書面による契約書または合意文書をすべての事業拠点との間に交わさ なければならない。 (8) 統合 CoC 管理事業体のマネージメントのための文書化された手順を確立する。 (9) 本部及び事業拠点によるこの規格の要求事項の遵守に関する記録を保持する。 (10) 内部監査プログラムを運営する。内部監査プログラムは下記を取り扱わなければ ならない。 ・認証機関による審査の開始に先んじて行うすべての事業拠点の現場検査(本部自身の 中央指揮機能を含む。) ・認証範囲に含まれるすべての事業拠点(本部自身の中央指揮機能を含む。)の年次現 場検査 ・(新しい事業拠点に追加の場合)認証機関による認証範囲の拡大プロセスに先んじる 新しい事業拠点の現場検査 (11) 内部監査の結果や認証機関による評価や監査の結果報告のレビューを含む、本部 及び事業拠点の適合性に関するレビューを実践する。要求がある場合、是正及び予防処 置の構築、また、取られた是正処置の効果を評価しなければならない。 3-2-2 事業拠点の機能と役割は以下の通りとする。 (1) 事業拠点は、本部との契約等に基づき、「SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン」及 びこの文書並びに当該統合 CoC 管理事業体が定める計画に従って、CoC 管理を実施し、 維持する。 (2) CoC 認証の要求事項及び認証との関わりで該当するその他の要求事項の遵守のコ ミットメントを含む本部との契約関係を締結する。 (3) 事業拠点は、CoC 管理の記録を保管し、本部及び認証機関からの資料請求に対応す る。 (4) 事業拠点は、立入検査を含め、本部による内部監査及び教育研修、認証機関による 定期審査に対し、全面的に協力する。 (5) 本部が定めた関連是正処置及び予防処置を実行する。

4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書4「CoC 認証ガイドライン」の要求事項 に関わる責任の適用範囲 SGEC・CoC ガイドライン要求事項 本部 事業拠点 5-2 物理的分離方式 有 5-3 パーセンテージ方式 有 7 マネジメントシステムに関する最低限の要 求事項 有 有 7-2 認証生産物の管理責任 有 有

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100 7-2-1 全般的な責任 有 有 7-2-2 CoC に関する責任と権限 有(④と⑤が適 用) 有 7-3 CoC 手順の文書化 有(①と⑤が適 用) 有 7-4 記録の保持 有(⑥と⑦が適 用) 有 7-5 教育・研修 有(提供された行 為に対してのみ) 有 7-5-1 人的資源/要員 有 7-5-2 技術的設備 有 7-6 検査と管理 有 有 7-7 苦情 有 有 附則 この文書は 2012 年 4 月 1 日から施行する。 附則 2 2015.3.25 一部改正 この改正文書(2015.3.25 改正)は、2015 年 4 月 1 日から施行する。 但し、SGEC 認証制度が PEFC 認証制度と相互承認を行うまでの間は、移行期間とし旧文 書(2012 年 4 月 1 日施行)の規定によることができるものとする。 附則 3 2015.10.14 及び 2015.12.10 一部改正 この改正文書(2015.10.14 改正)は、2016 年1月1日から施行する。 但し、SGEC 認証制度が PEFC 認証制度と相互承認を行うまでの間は、移行期間とし旧文 書(2015 年 4 月1日若しくは 2012 年 4 月 1 日施行)の規定によることができるものと する。

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101 SGEC 附属文書 2-8-1 2012 会長決済 2016.1.1 SGEC 附属文書 2-8「統合 CoC 管理事業体の要件」関連ガイド 序 このガイド文書は、PEFC GD 2001:2014「林産品のCoC-使用ガイド」の「付属書 2:マルチサイト組織が実行するCOC 規格」に準拠して策定したもので、SGEC文書2-8 「統合CoC管理事業体の要件」に関する説明、解釈を提供することを目的とする。 なお、このガイド文書の規定は情報提供であり、適合性評価の行為はすべて SGEC 附属 文書文書 2-8 に照らして実行しなければならない。 2 定義 2-3 統合 CoC 管理事業体の種類 ②サイトは、共通の所有権、経営、またはその他の組織的な連携によって繋がってい る。 ③CoC 認証の目的のために設立された独立法人のグループ(生産者グループ)である。 2-4 生産者グループ 生産者グループの加盟者が、該当生産者グループに加盟の日に従業員数 50 人/年間 10 億円の限度を超えた場合、その加盟者は、その限度のいずれかを超えてから連続 する 2 定期審査の後に生産グループから離脱しなければならない。

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102 4 統合 CoC 管理事業体が実行するこの規格の要求事項の責任範囲 表1:SGEC 文書 4 参考事項 要求事項 本部 サイト 5 認証生産物の管理 5-2 物理的分離方式 有 5-3 パーセンテージ方式 有 7 マネジメントシステムに関する最低限の要求事項 7-2-1 全般的な責任 有 有 7-2-2 CoC に関する責任と権限 有(④、⑤が適用) 有 7-3 文書化された手順 有(①、⑤が適用) 有 7-4 記録の保持 有(⑥、⑦が適用) 有 7-5-1 人的資源/要員 有(提供された行為 に対してのみ) 有 7-5-2 技術的な設備 7-6 検査と管理 7-7 苦情 有 有 附則 この文書は、2015 年 4 月1日から施行する。 附則 2 この改正文書は 2016 年1月1日から施行する。

参照

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