報 告
通
所
・
訪 問
サ
ー
ビ
ス
に
お け
る
「
援 助方針表
」
の
使
用
生 活 行動
の変 容
を共通
の視 点
と し た「
利 用者」
の ニー
ズの理解
*溝 呂木
忠
1)三
谷
泰子
2) 要旨 通所 事 業と訪 問事業に 「援 助方針表 」を利用し た。 対象は青 梅市民71
名 (通所29
名,
平 均63.
6
歳,
訪問42
名,
平均75.
1
歳)であっ た。 多職 種が共通の表を使うことで一
貫し た サー
ビスが可能になり,
ス タッ フ の教育に も役立っ た。 生活の援助目標は本人を含む家族全体の 生活のありよ うに注 目し (1>生 活の設 計 崗現生活の維 持 (3>家庭 内 生活の改 善 社会 生活へ の拡大の4
っ と し た 。 生活の 設 計は通 所20
%,
訪問7
%,
.
生活の維持は 通所30
%,
訪問48
%, 生活の改善は 通所14
%,
訪問31
%,
生活の 拡大は通所38
%,
訪問 5% であっ た。 健康管理,
医療 保障は通所訪問ともに80
% の利用者に必要と さ れ た。 社 会 的 役 割,
家 族 援 助,ADL
改 善は訪 問に多い こと な ど が わ かっ
た。 キー
ワー
ド 地域リハ,
生活,
援 助方針 は じ め に 通所機能 訓 練 事業 (以下 「通所」)と訪問指 導 事 業 (以 下 「訪 問 」)は在宅ケアサー
ビ ス の重要な柱で あ る。 これ らの事 業で成 果 を 得る た めの重 要な条 件は,
関係ス タッ フの チー
ム ワー
クで ある。
全スタッ フが各サー
ビス 利用者 (以 下利 用者)を 捉 える共 通の視 点 を 持 ち,
共 通 の援 助 方 針 を持つ 必 要がある。
それに よ っ て スタ ッ フー
人一
人の働きかけが,
サー
ビス利 用者とその家族の健 康 な生活の実現へ と統合さ れて い くの で あ る。 しか し働く 時 間 帯も ま ち ま ち な多職 種の スタッ フが,
お 互い に情 報 交 換 す るの は容 易で はない。 常に最新の情報が得られ,
援 助 内容に一
貫 性を持た せ ら れる物理的 条 件が大切であ る。 我々 は以 上の こと を行 うた めに「通 所 」「訪問」利用者‡
Practiceof RehabiHtat 量on SerVice in Community with aView to Modifying Daily Life
−−
To Give Directionしo the Service and ImprQvc Team Work by using」
‘
Ser−
vice Planning Chart
”
−
1)緑成会病 院・
緑成会 整育園
’
1’
adashi Mizorogi,
RPT :Rehabilitation Dept.
,
Ryoku−
seikai Hospital
・
Ryokuseikai Seiikuen2)青梅市健康セ ン タ
ー
Yasuke Mitani
,
PHN :Ome City Health Center(受 付目 1990年4月25日/受理 日1992年 1月30凵) の生活の あ りよ う を ど う捉え る か を共通 の視 点と し た 「援 助 方 針 表 」を考 案
一
使 用 しい くっ かの知 見を得たの で報 告 する。 対 象 青梅 市 民で,
1988 年3
月現在, 「通所 」を利用 して い た29
名と 「訪問」 を利用して い た42
名の合計71
名で あ る (表1
)。 「通所」の平 均年齢は63.
6
±9.
3
歳 「訪 問i
の平 均年齢は75,
正±12,
1
歳であ っ た。 表1
対 象 (利 用者 )の内 訳 人 数 (人) 平均年齢 (歳 ) 通 所 男 1764.
6
±9.
0
女12
62.
1±9.
9
言十 2963.
6
±9,
3
訪 問 男 22 75.
5
± ユ0.
7
女20
74。
4
± ヱ3
.
8
計42
75.
0
±12,
1
通所
・
訪 問サー
ビス に お け る 「援 助方針 表 」の使用 477 プロ フ ィー
ル 目 標 援 助 内 容 場 職 種 頻 度 制 度 場1
日常 生 活ほ ぼ自 立1
適 切な医学 的 管 理 生 健 康 管 理,
医療の保 証1
通 所2
日常 生 活 要軽介助2
適切な看護2
看護方 法の教育と援助2
家庭3
日常 生 活 要 重 介 助3
生 活の設 計3
自 己受容の助け3
教 育4
容 態重度4
生活の維 持4
闘 病 意 欲の支 持4
相 談 5 病状不安 定 5 生 活の改 善 5 家 庭 内で の 日常 生 活の指導 5 そ の他 6 病 状 安 定 (家庭生 活の充実 )6
日常 生活動作 (ADL
)の改善 職種。
頻 度7
痴 呆様6
生 活の拡 大7
家 庭 内役割の確 認、 再 獲 得6
保 健婦8
独 居 (社会 生活へ の発展)8
小集 団 地域 社会 内役割の確認 再獲得7
看 護婦9
夫婦の み7
その他9
趣 味 等の再 獲 得8
理 学 療 法 士 10 同 居10
就労へ の援助9
作 業療法士11
多病世帯 11 機能 訓練 (ADL
以 外 ) lo 言 語 治療士12
家族関係 問題有12
家 族援 助 家族の健 康管理11
栄 養士 13 その他13
そ の他 12 ボ ラン テ ィア13
その他 諸制度 14 ヘ ルパー
15
入浴サー
ビス16
その他 青梅 市健康セ ン ター
図1
援 助 方 針 表 申請・
受理。
サー
ビス開 始 ↓ 初回 面接時の記 入=
主に保 健婦が っ い で他スタッ フが記 入=
個 人フ ァ イル の 作成 ↓ 日常の観察に よ る随時 加 筆・
修 正=
サー
ビス提 供 前 後に毎回確認・
=
「通所 」「訪 問」間も情報交 換 十 方 定期的評価会議で確認 ・修正 法=
全ス タッ フに よ る ↓ 終 了 時評価会議 終 了 す る場 合は申 し送 り 「通所」 → 「訪問 」 「訪 問」 ゆ 「通所」 図2
援助方針 表の記 入と利 用 「援 助方針 表 」 (図 1)を作 成し,
初 回 面 接 者 〔主に保 健 婦 ) が 記 入・
ファ イル し,
その後は全 関 連スタッ フが 日常業 務や会議で その都 度加筆あるい は訂正 した (図2
)。 な お こ の 表は詳 細な評価 を 目的と し たもの ではな く,POS
の問題点リス トの よ う に利用 者の現 状と援助 方 針が お お よ そで も一
見してわ か る よ うに した もので あ る。
詳 細な内容は従来ど おり利用者の個人記録に記 入さ れ たe 表の各 項 目につ い て以 ド順に説 明 する。
a.
「プロ フ ィー
ル」 利用者の 日常 生 活の 自 立程 度,
病 状,
痴 呆の有 無,
家 族構 成,
家族の健 康 と人間関 係 を把 握 する ものである。
b ,
「目標」 利用者とその家族に対して行う サー
ビス の 目標で ある。
こ こ で い う生活と は,
単に利用者 個人の生活を意味する もの で は な く,
利用者を含む家族全体の生活を指す もの で あ る。 ま た生 活 行 動を評 価し,
働き か け る際の パ ター
ンを次 の4
っ に分類し た。 な お評価の方 法は下記の原則に基づいたス タッ フの討 議により主 観 的に決 定し た。 「生 活の設 計 」 病 院 を 退 院 して間 もない時 期など
,
病 前の生 活ス タイ ル に戻る に は至らないが新 しい生 活 も確 立 し ていない場 合が あ る。 そのよ うな時に は 「障 害」 と共に 日々 どの様 に生活し て い く か, 「障害」 を持っ た家族と ど の様に暮 ら して い く か等 「生活の設 計 」へ の援 助が必 要で あ る。 こ の時 期に適 切な解 決 案が見っ けら れ ない と長 期 間にわ た り失っ た機 能の回復 をのみ求め て,
「患 者 」 と して暮 らすことにな る。
あるいは逆に無 為に 日々 を過ごして さ ら に諸機能を低下さ せ て しま う。 「生活の 維持」 現在の生活パ ター
ンを改善 する の は困難だ が放 置する と利 用 者の機 能 低 ドが予 想 さ れる場 合,
現在の生 活がで きるだけ長期にわ たっ て維持で きるように援 助する必要 が ある。 あ るい は現 在 改 善の必 要 がない く らい最 高の状 態で生 活 をして いる場 合 もそ の生 活が維 持で きるように 援 助する。 「生活の 改善」 主に家庭内役 割の獲得によ り家庭 内の生活を充実し,
活 性 化 する事に よっ てより健康を増 進し ようとする援助 目標を 「生 活の改 善 」と呼ん だ。
家庭 内で 自然な目的の ある行 動が行 わ れ,
そ の結 果 改 善 した家 族 関係がそ の行 動を支え る とい う良循環が期待さ れ る。 「趣味の獲 得」 や家族 関係に直接関わ る 「家 族 援 助」とい っ た援 助 内 容 はこ こ で も選択さ れ た。 「生活の拡 大」 老 人 会へ の参 加な ど,
生 活 範 囲が家 庭 外へ も拡 大さ れ る可 能 性が あ れ ば,
そ の ことに よ っ て よ り健 康を増 進 し よ うとする援 助 目標を 「生 活の拡 大 」と呼ん だ。 社 会 的 役割の獲得に よ り外 出や社 会 活 動の機 会 も増え,
家 庭を 含 む地 域 社 会でよ り安 定 した 活 動 的な生 活 を獲 得 しよう と す る もので あ る。 c.
「援 助内容」 プロ フ ィー
ル と目標で明ら か に なっ た身体 的, 精神 的, 社 会的ニー
ズに対 して,
提 供 すべ き お お ま か な援助方針 を把 握 し た。 その後で個々人の具体 的な援助の 計画を立 案 する。 適 切な医 学 的 管理,
適 切な看 護とい う 目標に対 応 する援 助 項 目は,
主に健康 管理,
医療の保障と,
看護 状 況の確 認で あ る。 4っ の生 活に関 する諸Ept
. ,に対 応 す る援助項目と し は,
自d
受容の援助,
闘病 意欲の支持,
生 活 指 導,ADL
改善, 家庭 内役 割の発見, 社会 的役割 の発見,
趣味の開発,
就労へ の援 助であ るD 機能訓練,
家 族 援 助は目標 全 般に対 応 す る。 d.
「場・
職 種・
頻度・
制 度 」 当面 提 供 して い くサー
ビスの形 態,
関 わる職 種 と頻 度,
健康教育や各種相談事業, 入浴サー
ビス等の利 用方法を 検 討し た。 結果
お よ び考察
有 意 差の検 定 は〔1}は t検 定,
そ れ以 外はx2 検 定に よっ た。 (1) 「通 所 」の平 均 年 齢63.
6± 9.
3歳に比べて訪 問の それは75.
1
±12.
1
歳と有意に高かっ た (p<0、
05
)。 利用者の こ の年 齢差は,
比較的高い活動性を持っ た状 態で 「通所」 を終了し た人が,10
年後に今度は 「訪 問」 の利 用者と な る可 能 性があることを 示 唆して い る。 この 10 年間にどのように援助すれ ば 「訪問.
」 の利用者と な る 時 期 を 先 送 りでき る か が 今 後の課 題 と思 わ れた (表 1)。
(2) 援 助 目標の特 徴は以 下の通り であっ た (図3
)。
事業の性 質上当然な こ とで は あ る が 「適切な医学 的管 理」 及 び 「適 切な看護」 が目標となっ た者の割合は,
「訪問 」で は そ れ ぞ れ50
%, 38
% 「通所」 で は7
%,
O% と圧倒 的に 「訪問1
に多かっ た (p<0.
01
)。 また 「生 活の維 持 」 と 「生 活の改 善 」の割 合は,
「訪 問」で は48%, 31%, 「通所」で は31%,
14% と前者 で多く 目標 とされた。
「生 活の設 計 」 と 「生 活の拡 大」 は 「訪問 」で は10
%,5
%t 「通所」で は21%,38
% と 「通所」で よ り多く目標と さ れ る傾 向が あっ た。 これ は 「通 所 」 利 用 者には社 会 的 役 割を獲 得 すること で牛活の拡 大を期 待し,
「訪 問 」 利 用 者に は家 庭 内役 割 を獲 得 することで生 活の活 性 化を目指そうと し たもの で 「通 所 」 (n三
29 ) ll(37.
9)2
(6.
9) 1 (20.
7> 医 学 管理 適切 看 護 生活設計 生活 維 持 生 活改善 生活 拡大 3(7.
1) 1.
0) 4 (13.
8) 14 9) 2(4.
8} 「訪 問」 (n=
42>21
(50.
0) 16(38.
1) 20 〔47.
6
) 14(33.
3} 図3
「通所」・
「訪 問」別 目標の内 訳 数 字は人 (%)。 人数は重 複 して い る。
( ) 内は n に対 する%。通 所
・
訪 問サー
ビス にお ける 「援 助 方針表」の使用 479 「通 所 」 (n=
29) 24(82.
8) ユ8(621) 「訪 問 」 (n=
42)34
(8 2(6、
9) 5 (17.
2} 17 (40.
5
> 17(40.
5) 9(31.
0> 20(47.
6) (37.
9〕 3(10.
3) 16(38.
1) 16(38.
1) 9 (31.
0) 健 康 管理 看 護 自 己 受 容 闘 病 意 欲 生 活 指導 A D L「
家 庭 役 割 社 会 役 割 趣味獲 得 就 労 復帰 機能 訓 練 冢 族援助 10(23.
8>.
1) 4(9。
5) 6(20.
7) 2(6.
9) 4(13.
8) 5(11.
9) 30 (71 (81.
0) 図4 「通 所」・
「訪 問」別 援 助 内 容の内訳 数 字は人 (% )。 人 数は重複し ている。 ( ) 内は n に対 する %。
る。 b.
「通所」で は 「社 会 的 役 割 獲 得」62% が,
「訪 問」 で は 「自己受容の助け」43
%,
「ADL
の改善」38
%が 有 意に多かっ
た(
p
くO.
01
)。 これ は 「通所」 の 目標に 「生 活の拡 大 」が多 く 「訪問」 の 目標に 「生 活の維持」 と 「改 善 」 が 多い事 と対 応 して い る。 c.
看 護 状 況の 確 認と援 助,
社 会 的 役 割,
家 族 援 助 (以上 pくO.
01
),
自己受容の助 け,
ADL の改 善 (以 上 p〈0.
05
)は有意に 「訪問 」で多か っ た。d .
「機能訓練」は 「通所」で は行わ れず,
「訪問」で もほ と ん ど行 われ な かっ
た。 これ はいわ ゆ る機能低 ドの 原 因である生 活パ ター
ンや生 活 態度に働き か け たり,
実 生 活に直 接 結 び付いた援 助 を す ることに よっ て機 能の向 ヒを試みよ うと した結 果で あろう。 e.
「家族援助」 は 「通所」 で 13%, 「訪問 」 で72% と 「訪問 」で多か っ た。 し か し 「通所」で は そ れ が必要 で ない とい うことで は な く,
直接家族に接触する機会が 少ない とい う事業の性格によ るもの であ ろう。 目標の うちで,
生 活に関 する 4っの 目標のど れ か を選 択 した利 用 者に,
どのような援 助 内 容 を選ん だか は 以下の よ う であっ た。
a.
「生 活の設 計 」の援 助 内 容 (図5
) 「通所」 「訪 問」 と も数は少な かっ た。 「通 所 」は社 会 ある。
「生 活の設 計 」 は 「通 所 」が20
%, 「訪問」が 7% と 「通 所」 で多 く,
「生 活の維持」は 「通所」が31
%, 「訪 問」が 48% と 「訪 問 」で多かっ た。 「通所」利用者は年 齢が若 く,
日常生活の 自立度も高 く,
比較的高い生 活 能 力 を持 ちな が ら実 際の生 活に反映 さ れて い ない利用者が多く, 「訪問」 に は逆の例が多 かっ
た た め と考え られ る。 圖 援 助 内 容は以 下の通 りであっ た (図4
)。a
.
「再発予防,
健康 管理,
医療 保 障 」が 「通所」 「訪 問 」 共に80
% 以.
.
ヒの利 用 者に必 要と さ れ た。 「医学 的管 理」 「適 切な看護」 を目標に し た者の多い 「訪 問」で は 当然と して,
それ らをほ と ん ど目 標と し な か っ た 「通 所」で も高い割 合 を 占め た。 し か し 「訪 問 」では褥 創や 呼吸の管理,
拘 縮 予 防や清 潔の保持な どの よ り直接的な 事項が多く含 ま れ,
「通 所 」で は再 発 予 防や高[飢圧, 糖 尿 病 等いわ ゆる持 病の管理 をうな が す な どのよ り間接的 な事項が多かっ た。 こ の こと は 「看 護の援 助 」が 「訪 問」 に多く, 「通所」 に ほとん ど ない こと も説 明して い 「通 所 」 (n=
6
> 4 (66.
6) 「訪 問 」 (na3 > 健 康 管理 看 護 1 (16.
7
) 自 己受 容 1 2(33.
3
) 闘 病 意欲 2(33.
3) 生 活指導 AD
L1
1〔16.
7) 家 庭 役 割 1 (16.
7) 社 会 役害ll1
(ユ6.
7
) 趣味獲 得 ユ(16,
7) 就 労復帰 機 能 訓 練 1(16.
7) 家族 援助 2 (16.
7) 2(16.
7> 1(8.
3> 2(16.
7> 2(16.
7) 1 (8.
3) 2(16.
7> 図5
「生活の 設計」を図標と し た人の 援助 内 容 数 字は人 (% )。 人数は重複して いる。 ( ) 内はn に対 する %。8 (88
.
9) 「通所 」 (na9 ) 「訪 問」 (n−
20 )1
(11,
1
) 1(11,
1) 7(35,
0) 3(33,
3) 健康管理 看 護 自己受容 闘病意欲 生活指導 ADL 家庭役割 9 (45.
0) 9(窪5.
0) 9(45.
0) 55.
5) 2〔22.
2) 7(35,
0) 4(44.
4) 4(44.
4) 4(20,
0)3
(15.
0
) 1〔11,
1) 社会役 割 趣味獲得 就 労復帰 機能訓練 家族援 助 1(5.
0) 2 〔222 } 15 17 (85,
0
) 15(75.
0) 図6「生活の維持」 を 目標 と した人の援助 内 容 数 字は人 (%)。 人数は重 複 して いる。 ( ) 内はn に対 す る%。 「通 所 」 (n
=
4
) 3(75.
0) 3〔75.
0) 「 訪 問」 (n昌
工4) 1(25.
0) 3(2L4).
0) (5α0) (50,
0) (50.
0).
0) 5(35.
7
)6
(42.
9) 5(35.
7) 8(57 健 康 管理 看 護 自 己 受 容 闘 病 意 欲 生 活 指 導 AD
L
家 庭役割 社 会 役 割 趣味 獲 得 就 労 復 帰 家 族 援 助 10 6(42.
9) 1 1〔25.
0) 3(2L4
) (50.
0> 4(28.
6) 1(25.
O) 1 〔25.
0) 機 能 訓 練 2〔14,
3) 10(71.
4) 11(78,
6>図7
「生 活の改善」を目標と し た 人の援 助 内容 数 字は人(%)。 人 数は重 複 してい る。 () 内はn に対 する%。 「通 所 」 (n
=
11) 9 (8L8 ) 11 (100) 「訪 問 」 (n=
2),
8
) 1(9,
1)3
〔27.
3
) 3(27.
3> 1(50.
0) 1(50,
0) 健康管理 看 護 自己受容 闘病意 欲 生活指導 ADL 家庭役割 社会役割 趣味獲得 就 労復帰 機能訓練 家族援助 1〔9,
ユ) 1(9,
1) 2(18.
2) 1(50,
0) 1(50,
D
)0
021
0
021
図8
「生 活の拡 大 」 を目標と し た人の援助 内容 数 字は人 〔%)。 人数は重複して い る。 ( ) 内はn に対 する%。 「通 所」 (n=
29) 「訪 間」 (n・
42) 13(44.
8) 14(33.
3> 16(55.
2)18
(62.
1) 18(42.
9) 10(23.
8) 2(4.
8) 15(35.
7) 1Q (33.
5) 自 立 軽 介 護 重介 護 重 度 不 安定 安 定 痴 呆 独 居 夫 婦 同 居 多 病 関 係 24(57 1(3,
4) 2 (6.
9) 4(13.
8) 8(19,
0) 1 (2,
4) 7 (16,
7) (75.
9) 34 5〔11.
9) 5(17.
2} 5(17.
2) 11(262 ) 34(81,
0) 図9
「通 所 」・
「訪 問 」 別プロ フ ィー
ル の内 訳 数 字は人 (%)。 人 数は重 複して い る。 ( ) 内は n に対 する%。通所
・
訪 問サー
ビス における 「援助方針表」の使用 481 的役 割の獲得や就 労な ど社会的 要 素も含 む広い範囲に及 ん で いた が,
「訪 問 」 は自己受容や ADL とい っ たよ り 基本的な レ ベ ル に集中して生 活 設計が計 画されて いた。b ,
「生活の維 持 」の援 助内容 (図6
)「通 所 」に比べ , 「訪問 」ではより基本的な段 階で の生 活の維 持が よ り多く考え られて いた。 「訪問」 では 「家 族援助 」の割合が生 活に関 す る
4
っ の 目標分類 中最も高 い。訪問の利用者で は生 活の維 持に家族の役割が大きいこ とが 示 唆 され た。 c
.
「生 活の改善」の援 助内容 (図 7) 多 くの項 目が一
様に選択され, 「生 活の改 善 」 の ため には多くの要 素が必要で あ ると考えられて いた。 「訪問」 では援 助 内 容にADL
を選 択し た割 合が 最 も多 く,
家族 援助の 割合が 「生活の維 持 」に次いで多か っ た。
d.
「生活の拡 大 」の援 助内容 (図8
)当然
,
「通 所 」の中で は 「社 会的役割の獲 得 」の割合 が最も多く,
「健康 管 理 」の割合も 「生活の維 持 」 と並 んで多かっ た。社会的活動の裏 付 けと して健 康管理 が必 要とされてい る もの と思われる。 プロ フ ィ
ー
ル では 「通 所 上 「訪問」 間に有意の差 は な か っ た (図9
)。 しか し日常 生 活が 「通所」で は自 立 と軽 介 護に集 巾していた が,
「訪問 」 で は重介護を 含 めて全体にわ たっ ていた。 こ の調 査 時 点で は 「通所」で 送 迎サー
ビスが行わ れ てい なかっ た影 響 も考え られ る。 その他こ の表を使用したことで以 下のよ うなサー
ビ ス実 施 上の利 点が あっ た。 a.
利 用者像の把 握が容易になっ た。 プロ フ ィー
ル 欄に掲げた各 項 目を面接時の調 査 用 紙か ら転 記 することにより,
お お よ その利用 者 像 が 誰に でも一
目で把 握で きた Q.
b,
目標の立 案が容 易になっ た。利用者を どの様 な視 点で把 握 すれば良いのか が サ ンプ ル と して 目標欄に示されて い るの で
,
目標を立て易く なっ た。 c,
援助 方針を立て易くなっ た。 利 用 者が抱え る 閙題は,
い くつ もの原 因が複 雑に絡み 援 助 計 画 表 氏 名 年 月 日 記 入者 援助目標 援 助 方 針 精神・
心理 1 その人ら しい 生 き方2
人間と して の 尊厳 3 笑 顔 精神・
心 理的支持.
.
.
.
.
.
.
.
.
_.
_.
.
.
.
.
.
.
.
.
_.
.
.
.
_.
.
.
.
.
,
.
.
.
.
.
.
_,
.
,
.
.
.
.
.
.
.
コ ミュ ニ ケー
シ ョ ンの改善_.
.
_.
_,
__.
.
.
_.
_.
_,
_.
__.
,
.
.
医 療 保障
_.
_.
.
_.
_.
_.
.
_..
_.
.
_.
_.
_.
_,
.
_.
.
.
日常生活の改善__.
,
.
_.
.
___,
.
_.
.
_.
.
.
.
_.
.
_.
.
.
.
.
_.
_.
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生 活 動作の改 善______.
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利 用サー
ビス 1 通 所2
訪 問3
ヘ ル パー
4 入 浴サー
ビス5
ショー
トス テ イ6
生 活・
暮 ら し1
生活の設 計2
現生 活の維持3
家 庭 生 活の 充実4
社 会 生 活の 充 実 123 健 康 管 理,
456789
友入の獲得
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10
「趣 味」の獲
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得.
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「障害 」観の形成 死の受 容_.
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13
就労
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14 介 護 方 法の習 得「
介護 量の軽 減_,
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家庭の健康 管理__,
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家 族 関 係の調 整.
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住 環 境の整 備_.
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ス タツ フ ユ 保健婦
2
看護婦3
PT4
0T5
ST6
青 梅 市 健 康セ ン ター
図10
「援助 方針 表 」改 善のため の試 作合っ てお り援 助 内容 も多 様であ る。 ま ず
H
標に沿っ た大 ざっ ぱな援 助を決 定 し,
さ らに個 人に固有の援助 内容を 付け加えるとい う順 序が示さ れ,
考え易 くなっ た。d.一
貫 した情 報 収 集 が 容 易になっ た。
利 用者の情 報は初 回面接だけで得 られ ず,
複 数の ス タッ フか ら長期に わ たっ て提 供さ れ ることが普 通である。
利用者や家族の状況 もいつ までも同 じで は ない。
同一
の 表に新た な情 報を追 加,
訂正 すること が で き,
サー
ビス 期 間の終了まで た えず最 新の 目標や援助 内 容 を示 すこと がで きた。 e.
ス タ ッ フの共通 理解に役立っ た。 当セ ンター
の 「通 所 」ス タッ フ は,
保 健婦 7 名, 看護 婦 1名,
事 務 職 員3名,
PT l 名,
OTl
名,
ST
1
名で ある。
「訪 問」 は保 健 婦 5名,
看 護 婦4
名,
事務職員2
名, PT 2 名, OT 1名で ある。 「通 所 」 利 用 者が 「訪 問」 を利用した り その逆 もある。 「通 所 」 スタッ フも利 用 者 の家庭を訪問す る。 こ の様な状 況で は一
人の利 用 者に対 して全スタッ フが共 通の認 識で接 すること は非 常に困 難 であ る。一
つ の援助方針 表を使用 することで共 通 理 解が 可 能にな り,
議論の た めの共通基 盤とな っ た。
f,
サー
ビ ス体 制の決定に役立っ た。 「場 所,
職 種 等 」 の欄を利用 す るこ と でサー
ビス の優 先度や配分を常に考え る よ うになっ た。 (7} 上記の諸原則を活か しなが ら, 多様な利 用者の ニー
ズ に こた え られて,
かっ 使いや すい援 助方針 表を求 めてその後も試 作し続けてい る (図10
)。 詳 細は別の機 会に譲る が,
利用者に固有の精 神心 理的 援助 目標の追加や用 語の用 法の 改善等 目標欄の整理,
援 助 内容の増 加と自 由記 載 欄を設 ける な ど を試みて いる。 お わ り に 「訪問」 の サー
ビスは・
一
般に個 別 的だ が,
「通 所 」の サー
ビスは集 団に対 して行 わ れることが 多いため,
個 別 に援助方 針を 立て ることの意義が間わ れる ことがある。
し か し利 用者の ニー
ズ が常に個別で あることは提供する サー
ビ スの種類に は関係が ない。 個別的 なニー
ズの把握 と援 助 方 針の立案が あっ て は じめ て集 団 的なサー
ビスが 個 人に 目的 的に活 用さ れ得る。 も ち ろ ん こう したサー
ビ スが個々人にとっ てどのような 意味を持ち得た か は長 期 の フ ォ ロー
に待た な け れ ば な ら ない。 本 論 文の要 旨は第 24回日本理学 療 法 士 学 会および第 47回日本 公 衆 衛 生 学 会で発 表し た。mant
・
thvaV--
E'xlctsCJkrXimJEisu-tc.1
cDmaH483
<Abstract>
Practice
ofRehabilitation
Service
in
Community
with a View toModifying Daily Life-To
Giye
Direction
totheService
andImprove
Team Workby Usimg "Service Planning Chart
"-Tadashi
MIZOROGI,
RPT
Rehabilitation
Dept,,
Ryokuseihai
llOspital,
Ryohuseihai
Seiileuen
Yasuko MITANI, PHNOme
Cdy
llealth
Center
'iService
planning chart" was used in day care service
(DAY)
and home visiting care service(VISIT),
This
chart was cons'isted of four parts which were(1)
profileof the subject;brief
grasp of the state of ADL, physical and mental condition,
(2)
objectives of the services; therewere two points of view; one was medical, the other social,
(3)
definiteplan of theservices, and(4)
professionstobe
participated.
Subjects
were 71people,lived
inOme
city. Twenty nine had used DAY and theirage was63.6years
in
average,Fourty
twohad
usedVISIT
and theiraverage age was 75.1yearsold,
Consistent
service couldbe
supplieddespite
of participationof many staff members, be-cause a common chart was used. Itwasfi11ed
or correction was added at staff meetings peri-odidally. Itwas also useful totrainnew staff member dy sho"ring definiteitems or plans. Four types of objectives were listed.(1)
Re-establishment ofdaily
]ife;toaccept thedisa-biLity
and/ordisabled
family
member.(2)
To
maintain presentdai}y
lifei
somehelp
was needed toprevent declineof presentlevelofdaily
life.(3)
To improve dailylifeathome;
toac-tivate
daily
life
by
gaining certain rolein
family.
(4>
To
enlarge the sphere ofdaily
life
tosoci-ety; toactivate dailylife
by
gaining social role.
A
preportion of subjectsin
each objectivein
DAY
orVISIT
was asfollows,
{1)
Re-establi6hment of
daily
life:
DAY
20%VISIT
7%.(2)
To
maintainpresent
dailylife:DAY31%
VISIT
48%.(3)
To
improvedaily
lifeathome:
DAY 14%, VISIT 31%.(4)
To enlarge sphere ofdaily
life
tosociety:DAY
38%,
VISIT
596,Some characteristics of the plan which was offered tothesubjects were as follows.Health management was needed more than 80% of subjects both inDAY or VISIT, To getsocial role,