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11 プレゼン運動系のアセスメント ( ロコモティブシンド ローム ) 12 講義 演皮膚のアセスメント原習 13 講義 演習感覚器のアセスメント原 演習事例検討原 評価方法 評価基準 プレゼンテーション, レポート, 討論の参加態度により総合的に評価する. テキスト 特になし 参考書

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老年看護学特論Ⅰ Advanced Gerontological Nursing Ⅰ 1 学年 前期 (1 セメスタ―) 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 渡辺 弘之 新潟県立看護大学 植田 恵 帝京平成大学健康メディカル学部 【到達目標】高齢者の健康生活を評価する理論的枠組みを理解し,評価方法の実際を修得する. また,高齢者に対するフィジカルアセスメントの技法を修得する. 【授業概要】高齢者の健康生活上のニーズの査定に必要な総合的機能評価の枠組みと評価方法を修得す る.セミナー形式で,受講生は課題について調べ,発表資料を作成して報告,全体で討論する.フィジ カルアセスメントの演習においては,シミュレーションや受講生同士で患者・看護師役を体験するなど して技術を修得する. 【授業計画】 回数 授業形態 学習課題 学習内容 備考 1 講義・討論 高齢者の健康と生活過程の理解 老年医学的総合機能評価(CGA) 高齢者の健康と生活を支援するための全人 的アセスメントの視点,高齢者の健康障害の 特徴,高齢者生活機能障害に対する総合機能 評価(CGA) 小泉 2 プ レ ゼ ンテ ーション 身体的機能評価 ADL,IADL 原 3 プレゼン 精神心理機能評価① 認知機能評価 原 4 プレゼン 精神心理機能評価② 抑うつ、せん妄 河原畑 5 プレゼン 高齢者の生活実態 世帯,雇用,家計,学習,生活意識 小泉 6 講義・討論 高齢者のQOLと評価指標 高齢者のQOL評価の枠組 QOL評価指標・評価スケール 小泉 渡辺 7 講義・討論 栄養面の評価・嚥下・口腔ケアの 評価 低栄養の評価,摂食・嚥下機能の評価, 口腔ケアの観察・評価 原 8 講義・討論 コミュニケーション障害と評価 コミュニケーション障害とその評価 植田 9 講義・演習 フィジカルアセスメント 高齢者のフィジカルアセスメント 原 10 プレゼン 脆弱性(フレイル,サルコペニア) 原

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11 プレゼン 運動系のアセスメント(ロコモティブシンド ローム) 河原畑 12 講義・演 習 皮膚のアセスメント 原 13 講義・演習 感覚器のアセスメント 原 14・15 演習 事例検討 小泉 原 河原畑 【評価方法、評価基準】 プレゼンテーション,レポート,討論の参加態度により総合的に評価する. 【テキスト】 特になし 【参考書・資料等】 1.日本老年医学会編(2008):老年医学テキスト・改訂第 3 版,メディカルビュー社 2.長寿科学総合研究CGAガイドライン研究班(2003):高齢者総合的機能評価ガイドライン,厚生科 学研究所 3.大塚俊男,本間昭(1991):高齢者のための知的機能検査の手引き,ワールドプランニング 4.内閣府(最新班):高齢社会白書 【受講、課題、資料配布等のルール】 初回授業開講時に説明する. 【教員からのメッセージ】 高齢者の健康と生活を多面的に査定する評価ツールの他,CNSの新しい教育課程で強化が必要とされ るフィジカルアセスメントを加えた.老年看護学の実践と研究にこれらのアセスメントツールや技法を 修得して活用できるようになることを期待する.

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授業科 目 老年看護学特論Ⅱ Advanced Gerontological Nursing Ⅱ 1学年 2学年 前期 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 飯吉 令枝 新潟県立看護大学 角山 裕美子 新潟県厚生連中央看護専門学校 泉 キヨ子 帝京科学大学看護学科 齊田 綾子 公立七日市病院 滝澤 由佳 上越地域医療センター病院 小長谷 百絵 上智大学 到達目標: 複雑な健康問題をもつ高齢者とその家族について,看護の専門的知識,理論に基づいて アセスメントし,問題解決に向けて看護援助できる能力を養う. 授業概要:高齢者の健康を維持・増進するアプローチの理論と実践について学習する.高齢者に多く みられる健康障害をとりあげてエビデンスに基づく効果的援助方法を探究する.セルフケアや生活の 質向上を目指した看護援助について考察を深める.高齢者の服薬管理に関する基礎的知識を学習す る.また,高齢者の権利擁護に関連する虐待等の問題の把握とその援助方法を探究する.講義及びプ レゼンテーションに臨床の実践家との討論を交えながら進める.なお、*第10 回の「高齢者の薬物 療法」は共通基盤分野の「臨床薬理学」の第2 回を受講する。 授業計画 回数 学習形態 学習課題 学習内容 備考 1 講義 セルフケア指導 セルフケアに関連する理論とその応用 オレムのセルフケア看護理論 ストレングスモデル,ICFモデル 小泉 角山 2・3 講義 転倒・骨折 転倒・骨折の予防とリスクマネジメント 泉 4 講義 摂食・嚥下障害 摂食・嚥下障害のアセスメントとケア 原 5 プレゼン 褥瘡・スキンケア 褥瘡・ドライスキン等のスキンケア 原 6 講義 排尿のコンチネンスケア 排尿障害のアセスメントとケア 小泉 7 講義 排便のコンチネンスケア 便秘のアセスメントとケア 原 8 講義 睡眠障害 睡眠障害の把握,治療とケア 河原畑 9 講義 高齢者の健康増進,介護予防へ の働きかけ ヘルスプロモーションの理論と実際,介護予防 事業 飯吉 *10 講義 高齢者の薬物療法 高齢者の安全な薬物療法の検討 尾﨑 11 講義 感染症対策 高齢者に多い感染症とその対策 滝澤 12 プレゼン 高齢者の権利擁護 成年後見制度,日常生活自立支援事業 高齢者虐待防止・養護者支援法 小泉 13 講義・討論 高齢者虐待の問題とその対応 高齢者虐待防止法に基づく対応と調査報告 小長谷 14 GW 高齢者虐待の問題とその対応 事例検討 小長谷 15 講義 老人看護CNSの活動 老人看護CNSの看護活動の実際 齊田

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評価方法、評価基準:プレゼンテーション,レポート,討論の参加態度により総合的に評価する. 参考文献 ・障害者福祉研究会(2002):ICF 国際生活機能分類-国際障害分類改定版-,中央法規出版 ・ベッキー・ファースト,ローズマリー・チャピン(2005):高齢者・ストレングスモデルケアマネ メント・ケアマネジャーのための研修マニュアル,筒井書房 ・中島紀恵子,石垣綾子監修(2010):高齢者の生活機能再獲得のためのケアプロトコール-連携と共同 のために,日本看護協会出版会 ・穴澤貞夫他編(2009):排泄リハビリテーション-理論と臨床,中山書店 ・高崎絹子編著(2004):「身体拘束ゼロ」を創る-患者・利用者のアドボカシー確立のための知識と技 術,中央法規出版 その他,授業の中で随時紹介する 受講、課題、資料配布等のルール: 初回開講時に説明する. 教員からのメッセージ: 授業内容に応じて課題について調べプレゼンテーションすることをすすめる.

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授業科 目 老年看護学特論Ⅲ Advanced Gerontological Nursing Ⅲ 1 学年 前期 (1 セメスタ―) 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 平澤 則子 新潟県立看護大学 飯吉 令枝 新潟県立看護大学 井上 智代 新潟県立看護大学 飯塚 文江 居宅介護支援事業所ライフサポートゆう 梨木 恵実子 群馬県看護協会訪問看護ステーション・専門看護師 吉井 靖子 長岡福祉協会高齢者総合ケアセンターこぶし園 【到達目標】 高齢者の健康生活を支えるサポートシステムの把握とその組織化,活用に関する理論と 方法を探究する.在宅療養支援における看護のあり方や課題について老年看護の立場から探究すること ができる. 【授業概要】高齢者の健康生活を支えるシステム,保健医療福祉制度を理解し,在宅療養高齢者・家族 を対象とするケアマネジメント並びに看護支援のあり方について事例検討を交えて探究する.高齢者の 在宅ケアに関連する施設・事業所,及びケアに関わる多職種との連携の在り方,倫理的意思決定支援の ためのアプローチについて検討する. 【授業計画】 回数 授業形 態 学習課題 学習内容 備考 1 講義 サポートシステムの理解 ソーシャルサポート,ソーシャルネットワ ークの概念と評価 小泉 2・3 プレゼン 家族理解の理論と家族支援 家族理解の理論 家族アセスメント,家族支援モデル 河原畑 4 講義・討論 高齢者保健医療福祉政策とサポー トシステムの動向 地域包括ケアシステムの構築 長岡モデル 吉井 5 講義・討論 在宅療養高齢者のケアマネジメン ト ① ケアマネジメントについて 井上 6 講義・討論 ② 居宅介護のケアマネジメントの実際 飯塚 7 講義・討論 在宅療養高齢者・家族の看護 訪問看護に関わる老人看護CNSの活動 から 梨木 8 講義・討論 在宅看護を取り巻く現状と課題 在宅看護を取り巻く現状と課題 梨木

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9 講義・討論 高齢者ケアにおける倫理的ジレン マと解決へのアプローチ 日常ケアに潜む倫理的問題への気づき よりよい倫理判断とは 倫理コンサルテーション 小泉 10 講義・討論 高齢者の終末期医療の意思決定支 援 高齢者の終末期医療の意思決定における 倫理的課題 小泉 11 事前指導 高齢患者(利用者)の家族ケア 高齢患者(利用者)の家族アセスメントと 家族支援 事例検討の進め方 原 12 13 14 15 討論 在宅療養高齢者の看護支援(家族支 援を含む)の事例検討 ① 独居・老夫婦世帯 飯吉 ② 認知症高齢者 原 ③ 在宅難病療養者 平澤 ④ 在宅終末期ケア 原 【評価方法、評価基準】 討論への参加,プレゼンテーション,レポートにより総合的に評価する. 【テキスト】 特になし. 【参考書・資料等】 箕岡真子,稲葉一人(2010):わかりやすい倫理 日常ケアに潜む倫理的ジレンマを解決するために, ワールドプランニング その他、適時,提示する. 【受講、課題、資料配布等のルール】 初回開講時に説明する. 【教員からのメッセージ】 授業内容に応じて課題について調べプレゼンテーションすることをすすめる.

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授業科 目 老年看護学特論 Ⅳ Advanced Gerontological Nursing Ⅳ 1学年 2学年 前期 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 山岸 まなほ 新潟県立看護大学 大塚 眞理子 宮城大学 古澤 弘美 上越地域医療センター病院 相馬 幸恵 新潟県福祉保健部 戸谷 幸佳 特別養護老人ホームくやはら(老人看護CNS) 竹内 真奈美 厚生連けいなん総合病院(老人看護CNS) 【到達目標】 老人の保健医療福祉制度・政策の動向(日本,海外)について検討し,高齢者医療・介護に関わる マンパワーの現状と育成の動向を知る.治療や療養の場における看護・介護サービス提供上の課題 を把握し,組織的・政策的アプローチを含む解決の方略を探究する. 【授業概要】 講義形式に加えて受講生によるプレゼンテーションと教員・実践家との討論をまじえた形式ですす める. 【授業計画】 回数 授業形態 学習課題 学習内容 備考 1 講義・討論 わが国の老人医療福祉制度・政策 の動向 1)老人保健福祉政策および医療制度の歴 史的概観 小泉 2 プレゼン 介護保険制度 2)介護保険制度 原 3 講義・討論 地域における医療及び介護の総 合的な確保を促進する法律 法律の概要と政策の動き 小泉 4 プレゼン 老年看護実践の場の現状分析と 課題 1)病院看護 原 5 講義・討論 2)施設看護 戸谷 6 講義・討論 高齢者ケアに関わる専門職連携 とチームマネジメント 1)福祉・介護職の養成教育 小泉 7 講義・討論 2)新潟県における看護・介護職のマンパ ワーの実態、需給計画と政策 相馬 8 講義・討論 3)多職種連携を高めるチームマネジメン トの知識とスキル 小泉 9 講義・討論 病院・介護施設・在宅療養をつな ぐ連携システムの形成とアプロ ーチの実際 1)退院計画・退院調整・地域連携 古澤 10 講義・討論 2)介護施設における医療連携 小泉 11 講義・討論 変革理論と応用の実践 小泉・竹内 12 13 講義・討論 国・内外における高度実践看護師 の養成、職能の確立 日本の現状 米国ナースプラクティショナーの職域確 立について 小泉・山岸

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14 15 講義・討論 専門職連携 多職種連携の必要性が高まる高齢社会 専門職連携教育(IPE) 専門職連携実践(IPW)と専門職のコンピ テンシー IPWを推進する看護職及び高度実践者 の育成 大塚 【評価方法、評価基準】 プレゼンテーション,レポート,討論の参加態度により総合的に評価する. 【テキスト】 【参考書・資料等】 福島道子,河野順子編著(2009):入院時から始める退院支援・調整・医療機能分化・連携の推進に 対応する実践ガイド,日総研出版 森山美和子,済生会山口総合病院看護部(1998):退院計画とクリティカルパス,医学書院 内野崇(2006):変革のマネジメント―組織と人をめぐる理論・政策・実践―,生産性出版 篠田道子(2011):多職種連携を高めるチームマネジメントの知識とスキル,医学書院 【受講、課題、資料配布等のルール】 初回授業開講時に説明する 【教員からのメッセージ】 高齢者ケアの臨床現場で日ごろ感じている問題について積極的に討論する.

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授業科 目 老年看護学特別演習Ⅰ Seminar of Gerontological Nursing Ⅰ 1学年 2学年 後期 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 齊田 綾子 公立七日市病院 梨木 恵実子 群馬県看護協会訪問看護ステーション(老人看護CNS) 竹内 真奈美 厚生連けいなん総合病院(老人看護CNS) 【到達目標】病院・介護施設に入院・入所高齢者、また、在宅療養をしている高齢者、家族の複 雑な健康・生活上の問題解決に対応する老人看護CNSとしての実践能力を養う。この分野で 老人看護CNSに求められる相談、調整、倫理的調整、スタッフ教育の役割について検討する。 また、この分野の実践的研究課題について探究し,研究テーマの絞り込みをする. 【授業概要】 学習課題にそった看護実践に関する文献購読、臨床現場のフィールドワーク、老年看護の専門家と の討論を中心にすすめる 【授業計画】 回数 授業形態 学習課題 学習内容 備考 1 演習 演習ガイダンス 小泉・原 河原畑 2 3 フ ィ ー ル ド ワ ー ク ① 病院入院高齢者に対する看護実践 の展開 病院での実践 *多職種協働のカンファレンスを含む 4 5 フ ィ ー ル ドワーク ② 退院支援・調整の実践 退院支援・調整の実践 6 7 プレゼン 演習成果の発表 フィールドワーク①②演習成果の発表 小泉・原 河原畑 竹内 8 9 フ ィ ー ル ドワーク ③ 病院・施設における高齢者ケアに関 連する教育ニーズの把握と教育計 画 関係施設における高齢者ケアに関する教 育ニーズを把握し課題を明らかにし,1テ ーマについて教育計画を立案する 小泉・原 河原畑 10 プレゼン 演習成果の発表 フィールドワーク③演習成果の発表

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11 12 講義・討論 病院・施設における老人・家族に関 する専門的看護の実践 ―老人看護 CNS が関わった事例の 検討 1) 病院看護 2) 訪問看護 齊田 梨木 竹内 13 プレゼン 討論 調整事例の検討 臨床の場において調整を行った事例につ いて検討する 小泉・原 河原畑 14 15 プレゼン 討論 病院・施設、在宅における高齢者看 護の実践的研究課題の探究 研究課題に関連する研究論文のクリティ ークを含む 小泉・原 河原畑 【評価方法、評価基準】 出席状況、プレゼンテーションや討論の発言、レポートにより総合的に評価する。 【テキスト】 特になし 【参考書・資料等】 授業に際し適宜、提示する。 【受講、課題、資料配布等のルール】 【教員からのメッセージ】 老人看護CNSに求められる役割を意識して課題にあたる。ケースレポートの作成、事例の分析に ついて体験や討論を通して力をつけていって欲しい。

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授業科 目 老年看護学特別演習Ⅱ Seminar of Gerontological Nursing Ⅱ 1学年 2学年 後期 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 宮永 和夫 ゆきぐに大和病院 堀内 園子 NPO 法人なずなコミュニティー 山上 徹也 群馬大学大学院保健学研究科 田中 美紀 (社)認知症の人と家族の会新潟県支部 戸谷 幸佳 特別養護老人ホームくやはら(老人看護CNS) 【到達目標】認知症の疫学、診断と治療・療法に関する最新の知見を理解する。認知症に関連する 多様なアセスメント方法を習得し、認知症の進行抑止、行動障害の予防・緩和,ならびに発症から 死に至るまでの心身の回復や安寧に貢献する看護実践,生活環境の調整,介護家族やスタッフに対 する相談、尊厳を守り倫理的意思決定に対応できる能力を養う。認知症ケアに関連する地域活動へ の参加や実践家との討論を通して、老人看護CNS の役割、課題について検討する。さらに、この 分野の実践的研究課題について探究する。 【授業概要】 学習課題にそった看護実践に関する文献購読、認知症のアセスメントや評価法の演習、認知症ケアが行 われている臨床の場の見学や地域活動への参加,認知症ケアの専門家との討論を中心にすすめる。 【授業計画】 回数 授業形態 学習課題 学習内容 備考 1 講義 認知症ケアの歴史と展望 認知症ケアの歴史,パーソンセンタード ケア 小泉 2・3 講義 認知症の医学的基礎知識 認知症とは、病態の理解 認知症の原因疾患 認知症の診断と治療 認知症の症状・行動の理解 アルツハイマー病の病期 宮永 4 講義 行動・心理症状の理解とケア 認知症の行動・心理症状(BPSD)の理 解とケア 原 5 講義 認知症高齢者の包括的アセスメン ト センター方式アセスメント 原 6・7 講義・討論 認知症のステージと専門的看護支 援 各ステージにおいて生じる問題と患者・家 族支援 堀内 8 講義・討論 認知症終末期における専門的看護 支援 終末期に生じる問題と患者・家族支援 小泉

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9・10 講義・演習 認知症の非薬物療法① 1)脳活性化リハビリテーションとアクテ ィビティーケア 2)作業回想療法 山上 11 演習 認知症の非薬物療法② 認知症の人とのコミュニケーション技法 ユマニチュード 小泉 12・13 フ ィ ー ル ド ワーク 認知症の非薬物療法③ 音楽療法,グループホームの見学 施設ケアの実際 戸谷 河原畑 14 フ ィ ー ル ド ワーク 認知症高齢者を支える地域活動 認知症ケアに関連する勉強会・研究会・家 族会への参加 田中・原 15 講義・討論 認知症高齢者を介護する家族支援 家族会の役割と活動、看護の関わり 田中・原 【評価方法、評価基準】 プレゼンテーションと討論の発言、レポートにより総合的に評価する. 【テキスト】 【参考書・資料等】 トム・キットウッド著/高橋誠一訳(2005):認知症のパーソンセンタードケア,筒井書房 日本神経学会監修(2010):認知症疾患治療ガイドライン 2010,医学書院 山口晴保編著(2010):認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント・快一徹!脳活性化リハビ リテーションで進行を防ごう,協同医書出版社 堀内園子著(2008):認知症看護入門・誠実さと笑いと確かな技術で包む世界,ライフサポート社 村井淳志(2000):重度痴呆性老人のケア・終末期をどう支えるか,医学書院 (DVD)ビッキー・デクラーク・ルビン,公認日本バリデーション協会監修:見当識障害のあるお年 寄りとの新たなコミュニケーション法・バリデーション法,筒井書房 その他,授業に際して適宜提示する. 【受講、課題、資料配布等のルール】 【教員からのメッセージ】 講義や演習をとおして、認知症の人の理解とケアについてあらたな気づきや理解が生まれること,認知 症ケアの実践活動の見学等を通して老人看護CNSの役割や課題が見出せることを期待する.

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授業科 目 老年看護学特別演習Ⅲ Seminar of Gerontological Nursing Ⅲ 1学年 2学年 後期 選択 CNS 必修 30 時間 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 【到達目標】老年看護に関する看護実践や文献検討等から研究課題を見出し、各自の研究の意義と 目的を明確にする。さらに、課題に則した研究デザインを検討し、研究計画を立案する。自己の研 究課題について、研究計画書を作成できる。 【授業概要】セミナー形式で行う。受講生は課題について調べ、発表資料を作成し報告、全体で討 論する。 【授業計画】 回数 授業形態 学習課題 学習内容 備考 1 講義 特別研究・課題研究の確認 研究コースの専門領域特別研究、CNS コー スの課題研究の目指すところを確認 小泉・原 河原畑 2 3 SL 研究課題の検討 文献検討、専門学会等に参加して研究 課題を見出す 4 討論 研究課題の検討 研究課題着想の動機と背景、老年看護学領 域における研究の意義、研究の実施可能性 を含めて作成した資料をもとに発表し、討 論する 小泉・原 河原畑 5 講義 文献検索と整理、研究論文クリティ ーク、文献レビューについて 小泉・原 河原畑 6 7 討論 研究課題に関連する文献のクリテ ィーク 小泉・原 河原畑 8 講義 研究計画書の作成、倫理審査申請書 類について 研究計画書の構成 老年看護学領域における研究の倫理的配 慮について 小泉・原 河原畑 9 ~13 討論 研究計画書、倫理審査書類の検討 小泉・原 河原畑

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14 15 発表・討論 研究計画書検討会 小泉・原 河原畑 【評価方法、評価基準】 出席状況、プレゼンテーションや討論の発言、発表資料により総合的に評価する。 【テキスト】 特になし 【参考書・資料等】 授業に際し適宜、提示する。 【受講、課題、資料配布等のルール】 発表資料は受講生、教員の分を準備して配布する 【教員からのメッセージ】 研究計画書作成を目指して早くからとりかかることを期待する。

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授業科

老年高度実践看護実習Ⅰ Advanced Clinical Practice of

Gerontological NursingⅠ 2学年 前期 CNS 必修 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 【到達目標】病院に入院している高齢者の複雑で対応の難しい問題や生活上の課題について問題解決や 状態改善をはかるために,老年看護に関連する諸理論を適用し,個別性を重視した包括的なアセスメン トに基づく看護を展開する能力を養う.また,実習指導者(師長,看護部長)とともに,組織的な看護 活動,スタッフ教育,相談,調整,研究指導を通して専門看護師としての能力を養う. 【実習方針】高齢者の入院患者が多く占める病院で看護実践,スタッフ教育,相談,調整,倫理的調整、 研究に関する事項を実習する.指導教員並びに高齢者看護に経験豊富な看護師長及び施設の看護管理者 の指導のもとに実習を行う. 【実習内容】(詳細は実習要項を参照) 項目 実習内容 1 看護実践 疾患・障害をもつ入院高齢者に対して,身体や精神,社会面から包括的アセスメン トを行い,家族を始めとするサポートシステム,ケアに関わる多職種とのチームア プローチ,連携を考慮したケアプランを立案し,問題解決のための看護実践,評価 を行う.また,退院予定の高齢患者を受け持ち,退院支援,退院調整に関わる実習 を行う. 2 スタッフ教育 実習施設の役割・機能を考慮し,ケアチームにおける看護専門職としてスタッフの ケア実践に関する助言を行う.また,ケアの質向上につながるスタッフ教育計画を 企画,実施,評価を行う. 3 相談(コンサル テーション) 看護職を含むケア提供者から相談を受け、コンサルテーションの知識を活用して相 談に対応し、評価まで行う. 4 調整(コーディ ネーション) 対象者に必要なケアが効果的に提供されるために,高齢者ケアに携わる家族,保健 医療福祉職間の調整を実習する. 5 研究 病院で行われている研究を把握し,必要に応じて助言ができるよう実習する. 6 倫理 倫理的判断を必要とされる看護場面で関係者間の倫理的調整と意思決定の支援が できるよう実習する. 【評価方法、評価基準】 看護実践のケースレポート(看護過程1 例と退院計画 1 例)また,スタッフ教育,相談,調整,倫理の 実践活動レポートを各1 部作成する.評価は実習目標に沿った達成度の自己評価,実習指導者,指導教 員による評価,実習レポートからの評価を総合して行う.

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授業科

老年高度実践看護実習Ⅱ Advanced Clinical Practice of

Gerontological NursingⅡ 2学年 前期 CNS 必修 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 【到達目標】認知症高齢者の複雑で対応の難しい問題や生活上の課題に対して,問題解決や状態改善を はかるために,認知症ケアに関する諸理論を適用し,個別性を重視した包括的なアセスメントに基づく 看護を展開する能力を養う.また,臨床指導者(師長,施設管理者)とともに,組織的なケア活動,ス タッフ教育,相談,調整,研究指導を通して専門看護師としての能力を養う. 【実習方針】認知症高齢者が入所している介護老人保健施設,認知症高齢者対応共同生活介護(グルー プホーム)において老人看護CNS に求められる役割に関して実習する.指導教員並びに認知症高齢者 看護に経験豊富な看護師長及び施設管理者の指導のもとに実習を行う. 【実習内容】(詳細は実習要項を参照) 項目 実習内容 1 看護実践 認知症高齢者に対して,身体・精神・社会面から包括的アセスメントを行い,家族 を始めとするサポートシステム,ケアに関わる多職種とのチームアプローチ・連携 を考慮したケアプランを立案し,問題解決のための看護実践,評価ができるよう実 習する. 2 スタッフ教育 実習施設の役割や機能を考慮し,ケアチームにおける看護専門職としてスタッフの ケア実践に関する助言を行う.また,ケアの質向上につながるスタッフ教育を企画, 実施し,評価を行う. 3 相談(コンサル テーション) 看護職を含むケア提供者から相談を受け、コンサルテーションの知識を活用して相 談に対応し、評価まで行う。 4 調整(コーディ ネーション) 対象者に必要なケアが効果的に提供されるために,高齢者ケアに携わる家族,保健 医療福祉職間の調整を実習する. 5 研究 施設で行われている研究を把握し,必要に応じて助言ができるよう実習する. 6 倫理 倫理的判断を必要とされる看護場面で関係者間の倫理的調整と意思決定の支援が できるよう実習する. 【評価方法、評価基準】 看護実践のケースレポート1 例,スタッフ教育,相談,調整,倫理の実践活動レポートを各 1 部作成す る.評価は実習の目的・目標に沿った自己評価と実習指導者・指導教員による評価,実習レポートなど から総合して行う.

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授業科

老年高度実践看護実習Ⅲ Advanced Clinical Practice of

Gerontological NursingⅢ 2学年 前期 CNS 必修 2 単位 担当教 員 【氏名】 【所属】 原 等子 新潟県立看護大学 河原畑 尚美 新潟県立看護大学 小泉 美佐子 新潟県立看護大学 【到達目標】在宅療養高齢者の複雑で対応の難しい問題や生活上の課題について,問題解決や状態改善 をはかるために,在宅看護に関連する諸理論を適用し,個別性を重視した包括的なアセスメントに基づ く看護を展開する能力を養う.また,在宅で生活する高齢者の権利擁護に努め,安全・安心できる生活 環境やケア体制,介護サポートづくりを行い専門看護師としての能力を養う. 【実習方針】高齢利用者が多く占める訪問看護ステーションにおける訪問看護を実習する.また,在宅 高齢者看護に関連する課題を持って実習に臨み,看護体験を踏まえた上で課題レポートを作成する.指 導教員並びに在宅高齢者看護に経験豊富な看護管理者,臨床指導者のもとに実習を行う. 【実習内容】(詳細は実習要項を参照) 項目 実習内容 1 看護実践 疾患・障害をもつ在宅療養高齢者に対して,老年看護実践の理論をふまえ,身体や 精神,社会面から包括的専門的にアセスメントを行い,家族やサポートシステム, 介護保険・医療保険サービス等の活用を考慮したケアプランを立案し,問題解決の ための看護実践,評価を行う. <方法・内容> ・受け持ち事例に対して訪問看護を行い,高齢者や家族に生じている問題やニーズ を診断し,解決すべきケアプランを作成する. ・ケアプランをスタッフと共有し,問題解決を早期にはかる専門性の高い看護実践 を行う. ・看護師だけでなく,介護支援専門員などの多職種と連携を行い,看護師としての 意見を明確にし,課題解決のための検討を行う. ・アウトカム評価を行い,ケアの評価を的確に行う. ・受持ち事例だけでなく,他の事例にも目を向け,積極的に訪問看護の実践を行う. 2 課題学習 在宅における高齢者看護に関連する課題をもって実習に臨み,看護体験や課題にそ った情報収集により課題レポートを作成する.また,その成果をスタッフに報告す る. 【評価方法、評価基準】 看護実践のケースレポート(看護過程1 例)と課題レポートを各 1 部作成する.評価は実習目標に沿っ た達成度の自己評価と実習指導者・指導教員による評価,実習レポートから総合して行う.

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