(1)2.2 国内二酸化炭素の部門別排出量の推移
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(1)産業部門の状況
産業部門では特に石油ショックを機に様々な省エネルギー対策技術が導入され、その後も取組が進んでいます。依然として産
業部門の二酸化炭素の排出量の割合は大きく、京都議定書の部門別目標値には及ばないため、引き続き取組の推進が必要であ
るものの、基準年である 1990 年との比較では排出量は減少しています。
(2)民生部門、運輸部門の状況
これに対して、民生部門(業務その他、家庭)、運輸部門の二酸化炭素排出量は、基準年である 1990 年と比較して全体として
大幅な増加(業務その他 44.6%、家庭 36.7%、運輸 18.1%)となり、かつ、2005 年現在 57%と相当の排出割合を占めてい
ることが分かります。
(2)2.4 主要国及び各地域におけるエネルギー使用による二酸化炭素排出量の推移
(1) 国別排出量(2004 年)
(2) 国別1人当たり排出量(2004 年)
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2007 年(平成 19 年)3 月末現在、169 か国と EU が京都議定書を締結しています。しかし、世界最大の温室効果ガス排出国
(図)である米国は、2001 年に京都議定書への不参加を表明し、以来、不参加の姿勢を変えていません。日本は日米ハイレベ
ル協議等の様々な機会を利用して米国に対して京都議定書への復帰を働きかけています。
(3)2.9 世界及び日本の年平均地上気温の平年差
(1) 世界の年平均地上気温の平年差
(2) 日本の年平均地上気温の平年差
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気象庁によると、2007 年の世界の年平均地上気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の平年差は +0.28℃で、
1891 年の統計開始以降、6 番目に高い値となりました。世界の年平均地上気温は、長期的には 100 年あたり 0.67℃の割合で
上昇しており、特に 1980 年代以降、高温となる年が頻出しています。
出典:気象庁ホームページ(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html)。
気象庁によると、2007 年の日本の年平均地上気温の平年差は +0.85℃で、1898 年の統計開始以来、4 番目に高い値となりま
した。日本の年平均地上気温は、長期的には 100 年あたり 1.10℃の割合で上昇しており、特に 1990 年代以降、高温となる年
が頻出しています。
出典:気象庁ホームページ(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_jpn.html)
(4)2.15 日本上空のオゾン全量の年平均値の推移
2.16 南極のオゾンホール面積の推移
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2006 年(平成 18 年)の南極域上空のオゾンホールは、最大級に発達しました。現時点ではオゾンホールに縮小の兆しがあ
るとは判断できず、南極域のオゾン層は依然として深刻な状況にあります。
CFC、HCFC、ハロン、臭化メチル等の物質によりオゾン層が破壊されていることが明らかになっています。オゾン層が破壊
されると、地上に到達する有害な紫外線(UV-B)が増加し、皮膚ガンや白内障等の健康被害を発生させるおそれや、植物やプ
ランクトンの生育の阻害等を引き起こすことが懸念されています。また、オゾン層破壊物質の多くは強力な温室効果ガスでも
あり、地球温暖化への影響も考えられます。
オゾン層は、熱帯地域を除き、ほぼ全地球的に 1980 年代を中心に減少しました。日本上空のオゾン全量についても 1980 年代
を中心に減少しましたが、1990 年代以降はほとんど変化がないか、緩やかな増加傾向が見られます。
(5)3.1 わが国の物質フロー(平成 16 年度)
注) 水分の取り込み(含水)等があるため、出口側の総量は総物質投入量より大きくなる。
資料:各種統計より環境省作成
(単位:百万トン)
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我が国の物質フロー(平成 16 年度)を概観すると、19.4 億トンの総物質投入量があり、その半分程度の 8.3 億トンが建物
や社会インフラなどの形で蓄積されています。また 1.5 億トンが製品等の形で輸出され、4.6 億トンがエネルギー消費、6.1
億トンが廃棄物等という状況です。このうち循環利用されるのは 2.5 億トンで、これは、総物質投入量の 12.7% に過ぎません。
廃棄物・リサイクル問題、地球温暖化問題が我が国社会の構造的・根本的な問題であることが見てとれます。
(6) 3.4 ごみ総排出量の推移
3.5 1人1日当たりのごみ排出量の推移
注:「ごみ総排出量」 = 「収集ごみ量+直接搬入ごみ量+自家処理量」である。
3.33・3.34・3.35・3.37 容器品目別リサイクル率
注1) アルミ缶リサイクル率 = 再生利用重量 / 総販売重量
注2) スチール缶リサイクル率 = 回収重量 / 消費重量
注3) ペットボトル回収率 = 市町村分別収集量 / 生産量の合計
注4) 紙パックリサイクル率 = 家庭系回収量 / 家庭系メーカー紙パック販売量
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ごみの総排出量及び 1 人 1 日当たりの排出量は、第二次石油危機の昭和 54 年度以降にやや減少傾向が見られた後、昭和 60
年度前後から急激に増加し、平成 2 年度からは横ばいないし微増傾向が続いてきましたが、平成 12 年度をピークに減少傾向
となっています。
平成 18 年度のアルミ缶のリサイクル率は 91%、スチール缶のリサイクル率は 88%と高い数値に達しており、その背景には
リサイクルに関する受け皿の体制が確立されていることが考えられます。一方、平成 18 年度のペットボトルの回収率は 49%
となっており、リサイクルの技術開発の進展とともに再商品化施設の能力は十分に整備された状況となっています。また、平
成 17 年度の紙パックリサイクル率は 25%となっており、再生用途としては、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、板
紙などにリサイクルされています。
(7)4.25 二酸化窒素濃度の年平均値の推移
4.26 二酸化窒素の環境基準達成率の推移
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平成 18 年度の二酸化窒素に係る有効測定局(年間測定時間が 6,000 時間以上の測定局をいう。以下同じ。)数は、一般環境
大気測定局(以下、一般局)が 1,397 局、自動車排出ガス測定局(以下、自排局)が 441 局でした。年平均値は、一般局 0.015ppm、
自排局 0.027ppm で、図に推移を示したとおり一般局ではほぼ横ばいであり、自排局では緩やかな改善傾向が見られます。
環境基準達成率の推移は図に示したとおりです。平成 18 年度は、一般局 100%、自排局 90.7%で、一般局では近年ほとん
ど全ての測定局で環境基準を達成しており、自排局では前年度と比べてほぼ横ばいとなっています。
(8)4.29 浮遊粒子状物質濃度の年平均値の推移
4.30 浮遊粒子状物質の環境基準達成率の推移
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平成 18 年度の浮遊粒子状物質(SPM)に係る有効測定局数は、一般局が 1,465 測定局、自排局が 418 測定局でした。年平均
値は、一般局 0.026mg/m3、自排局 0.030g/m3で、前年度に比べて減少し、図に推移を示したとおり、近年緩やかな改善傾向が
見られます。
環境基準の達成率の推移は図に示したとおりです。平成 18 年度は、一般局 93.0%、自排局 92.8%で、一般局でやや低下し
ており、自排局でほぼ横ばいとなっています。環境基準を達成していない測定局は全国 20 都府県に分布しています。
(9)4.35 有害大気汚染物質のうち環境基準が設定されている物質の全国の平均濃度の推移
4.36 有害大気汚染物質のうち環境基準が設定されている物質の環境基準達成状況の推移
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環境基準達成率の推移については、ベンゼンは改善傾向にあり、平成 18 年度において 97.1%でした。また、トリクロロエ
チレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンについては、ほぼ 100%を保っている状況です。
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平成 18 年度の平均濃度は、ベンゼン 1.7 μ g/m3
、トリクロロエチレン 0.9μg/m3
、テトラクロロエチレン 0.31μg/m3
、ジク
ロロメタン 2.8 μ g/m3
でした。その推移は、ベンゼンについては減少傾向にあり、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレ
ン及びジクロロメタンについては、平成 17 年度と比べ増加したものの、長期的にみると改善傾向にあります。
(10)4.46 自動車騒音環境基準達成状況
(1) 自動車騒音環境基準達成状況
4.46 自動車・航空機騒音環境基準達成状況
(2) 航空機騒音環境基準達成状況
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自動車騒音に係る環境基準達成状況はすべての数値において改善傾向にあり、平成 18 年度では、「昼夜間ともに基準値以下」
2,812 千戸、「昼間のみ基準値以下」196 千戸、「夜間のみ基準値以下」26 千戸、「昼夜間とも基準値超過」258 千戸となってお
ります。
航空機騒音に係る環境基準の達成状況は、長期的に改善の傾向にあり、平成 18 年度においては測定地点の約 72%の地点で
達成しました。
(11)5.5 環境基準達成率の推移(BOD 又は COD)
5.16 環境基準項目別地下水質測定結果
概況調査における環境基準超過率の推移
注1:概況調査における測定井戸は、年ごとに異なる。(同一の井戸で毎年測定を行っているわけではない。)
注2:地下水の水質汚濁に係る環境基準は、平成 9 年に設定されたものであり、それ以前の基準は評価基準とされていた。
(平成5年に、砒素の評価基準は「0.05mg/L 以下」から「0.01mg/L 以下」に、鉛の評価基準は「0.1mg/L 以下」から「0.01mg/L 以下」に改定された。)
注3:硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、ふっ素、ほう素は、平成 11 年に環境基準に追加された。
注4:このグラフは環境基準超過率が比較的高かった項目のみ対象としている。
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生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)のうち、有機汚濁の代表的な水質指標である生物化学的酸素要求量(BOD)
又は化学的酸素要求量(COD)の環境基準の達成率は、平成 17 年度は 83.4%(16 年度 85.2%)となっています。水域別では、
河川 87.2%(同 89.8%)、湖沼 53.4%(同 50.9%)、海域 76.0%(同 75.5%)となり、渇水の影響により河川における達成
率が低下しました。また、湖沼、内湾、内海などの閉鎖性水域で依然として達成率が低くなっています。
平成 18 年度の地下水質の概況調査の結果では、調査対象井戸(4,691 本)の 6.3%(297 本)において環境基準を超過する
項目が見られました。施肥、家畜排せつ物、生活排水等が原因と見られる硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の環境基準超過率が、4.3%
と最も高くなっており、これらに係る対策が課題となっています。
(12)5.25 都道府県別の浄化槽及びコミュニティ・プラントの普及状況
(平成 18 年度末時点)
全国の浄化槽及びコミュニティ・プラントの普及状況
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生活排水対策については処理施設の整備がいまだ十分でないため(図)、地域の実情に応じ、下水道、浄化槽、農業等集落
排水施設、コミュニティ・プラント(地域し尿処理施設)など各種生活排水処理施設の整備を推進しました。その際、都道府
県ごとに策定された汚水処理施設の整備等に関する都道府県構想に基づき、効率的な生活排水処理施設の整備が図られました。
下水道の未普及対策については、平成 18 年 9 月に「下水道未普及解消クイックプロジェクト」を発足し、人口減少等の社会
情勢の変化も踏まえた下水道計画の見直し、コスト縮減・事業期間短縮を目的とした新たな整備手法(計画・設計・施工手法)
への見直し及び集落排水・浄化槽等関連事業との連携強化による事業の効率化などの諸施策を総合的に推進しました。
(13)6.1 ダイオキシン類排出総量の推移
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ダイオキシン法及び基本指針に基づき国の削減計画で定めたダイオキシン類の排出量の削減目標が達成されたことを受け
(図)、平成 17 年に国の削減計画を変更し、新たな目標値として 22 年までに 15 年に比べて約 15%の削減をすることとしました。
19 年 12 月の目録では、18 年の排出総量の推計は、15 年から約 20%の削減がなされています。
(14)7.6 植生自然度の変化状況
7.9 自然公園利用者数推移
注)国定公園は昭和 32 年より、都道府県立自然公園は昭和 40 年より利用統計を開始した。
出典:環境省自然環境局生物多様性センター『第 1 回、第 3 回、第 4 回、第 5 回 自然環境保全基礎調査「植生調査」』
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国土面積に占める森林全体(自然植生、二次林、植林地)の割合は減少傾向にあります。一方 、二次草原、農耕地及び市
街地などの割合は、増加の傾向にあります。平成 10 年度では、自然植生 19.0%、二次林 23.9%、植林地 24.8%、二次草原 3.6%、
農耕地 22.9%、市街地・造成地等 4.3%、その他 1.5%となっています。
自然公園の利用者数は平成 4 年度をピークに漸減傾向にあり、平成 17 年度の利用者数は国立公園で 35,184 万人、国定公園
で 29,396 万人、都道府県立自然公園で 25,948 万人となっています。
(15)8.26 ISO14001 審査登録推移状況
注1)平成 12 年度から 17 年度までは各年度末現在。平成 18 年度は 19 年 1 月末現在。
2)登録組織件数は、(財)日本適合性認定協会より審査登録機関に対し、(財)日本適合性認定協会認定範囲外も含めた登録組織の件数についてアンケートを
依頼し、その結果を集計したもの。本件数には、海外所在の組織は含まない。
3)(財)日本適合性認定協会適合組織件数には、海外所在の組織を含む。
資料:財団法人日本適合性認定協会資料より作成
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ISO14001 の審査登録の年度別件数は平成 16 年をピークに漸減傾向にあり、平成 18 年では 2320 件程度となっています。
(16)(2) 予算規模別団体数 (3) 個人会員数
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8.31 環境 NGO 数等
(1) 活動分野(複数回答)
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環境 NGO 団体の予算規模は、0 ~ 100 万円未満が最も多く全体の 57.11%となっており、ついで 100 万円以上 1,000 万円未
満が 26.55%となっております。また会員数で見ても、100 人未満の団体が最も多く全体の 58.66%(0 人以上 10 人未満 4.71%、
10 人以上 100 人未満 53.95%)となっており、ついで 100 人以上 1,000 人未満が 23.44%となっています。
環境 NGO の活動分野は、環境教育が最も多く 1,943 団体、つづいて自然保護が 1,763 団体となっています。一方、大気環境
保全、砂漠化防止、有害化学物質、騒音・振動・悪臭対策の活動団体が少ない状況となっています。