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5 令和 2 年度学校関係者評価報告書 長崎県立虹の原特別支援学校 1 評価の方法 (1) 5 名の学校関係者評価委員を対象に紙面によるアンケートを実施 (2) 評価の基礎となる資料 1 学校評価結果 ( 職員による自己評価および保護者による評価 ) 2 学校関係者評価委員会における学校からの学校評

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5令和2年度学校関係者評価報告書 長崎県立虹の原特別支援学校 1 評価の方法 (1) 5名の学校関係者評価委員を対象に紙面によるアンケートを実施 (2) 評価の基礎となる資料 ① 学校評価結果(職員による自己評価および保護者による評価) ② 学校関係者評価委員会における学校からの学校評価にかかる説明および今年度の学校の取組にかか る報告 ③ 委員と学校の関係職員との意見交換 2 実施期日 令和3年2月12日(金) 3 学校関係者評価委員による評価 (1)評価基準 4:適切である 3:ほぼ適切である 2:やや適切でない 1:適切でない (2)評価結果 1 学校・各部等の重点目標や自己評価の項目は適切であるか。 評 価 ・適切に設定されていて、各部、各分掌部とも情報の共有と共通理解がなされている。今年度から 評価内容が変更されたことにより、新鮮味と進化、進展を感じさせるものがある。毎年、考察 していくことが大切である。 ・学校、各部それぞれ多面的に重点目標を掲げて取り組んでいる。自己評価もそれに沿って適切で ある。 ・重点目標においては、具体的な内容が記されており、多岐にわたり目標が設定されている。評価 においても説明があり、適切であると判断する。 4.0 2 自己評価内容及びアンケートの評価結果は適切であるか。 評 価 ・全体的に適切に評価されている。児童生徒数増の要因は、保護者からの信頼の表れと思う。 ・内容、アンケート、評価結果は適切である。 ・自己評価内容についても重点取組にきちんと沿った事項でまとまられており、適切である。ア ンケート結果も部ごと、職員、保護者ときちんと分けて取りまとめがされており、わかりやす かった。 4.0 3 自己評価を踏まえて、今後の改善に向けた姿勢が感じられるか。 評 価 ・課題もそれぞれが設定し、それに対して今後どう対応し、具現化するのかの姿勢が感じられる。 ・今後改善に向けた姿勢は感じられるが、人的・物的環境ともに「どうしようもない」と少しだけ 現状を受け止めるに留まっているのではないかと思う。 ・低評価の項目については、学校単独で取り組めることがある一方で、関係機関との連携が必要な 長期的な課題もあり、優先順位を考えて取り組む姿勢を期待する。 3.8 4 学校運営や教育活動、教育環境の充実に向けてよく取り組んでいるか。 評 価 ・学校が目指す方向へ同じベクトルでもって頑張っている姿がよくわかる。確実に職員一人一人が 何をしなければならないかの意識が定着しつつあると感じる。 ・教育課程の新しい試み(教科書等)など、時代の流れに合わせた教育環境の充実に取り組んでい る。 ・教育環境の充実に向けては、多くの課題(意見)も見受けられたので、今後の充実に向けて取組 が必要と思われる。 3.8

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5 総合評価について 評 価 ・コロナ禍の中での学校経営、各部運営、教育活動の展開等大変だったと思うが、学校評価結果や 毎月の通信「虹の原」を読んで、全職員が子供のため、保護者のためという共通理解と信念の もと、よく頑張っている姿が読み取れた。どんな世であっても、視点は子供の明日のためであ る。 ・校長をはじめ各教諭等、指導者の教育がよく行き届いて、児童生徒も満足していると感じる。 ・コロナ禍の中での特別支援教育は、大変なことと思う。児童生徒にとっては、社会に出る前の1 2年間を過ごす場である。子供たちにとって、今後もより豊かな教育の場であってほしい。 ・離島地域を抱え、児童生徒(保護者)のニーズも多様化していく中でも、学校全体として取り組 まれている姿勢が感じられた。来年度に向けて引き続きの取組(特に教育環境)に期待してい る。 ・コロナ禍において、子供たちのためによく取り組まれている。保護者のアンケートに厳しい意見 もあるが、先生方の努力を感じる。 3.8

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人数 全体数 % 人数 全体数 % 人数 全体数 % 人数 全体数 % 人数 全体数 % 今年 前年 (1)学校運営(教育目標、経営方針、学校評価、目標管理など) 72 171 42.1% 93 171 54.4% 6 171 3.5% 0 171 0.0% 0 171 0.0% 3.4 3.4 (2)学部等運営(運営方針など) 68 171 39.8% 92 171 53.8% 11 171 6.4% 0 171 0.0% 0 171 0.0% 3.3 3.4 (3)分掌部運営(分掌編成、運営方針、協力体制、仕事内容など) 52 171 30.4% 99 171 57.9% 18 171 10.5% 1 171 0.6% 1 171 0.6% 3.2 3.2 (4)学校・学部・寄宿舎行事(内容や方法、回数や時期など) 47 171 27.5% 111 171 64.9% 12 171 7.0% 0 171 0.0% 1 171 0.6% 3.2 3.2 (5)各教科の授業、生活指導(特性に応じた指導の工夫など) 43 171 25.1% 113 171 66.1% 11 171 6.4% 2 171 1.2% 2 171 1.2% 3.2 3.2 (6)人権や環境に関する指導(内容や方法、回数など) 43 171 25.1% 113 171 66.1% 12 171 7.0% 1 171 0.6% 2 171 1.2% 3.2 3.1 (7)教育環境(明るさ、清潔面、安全面、環境美化など) 32 171 18.7% 93 171 54.4% 45 171 26.3% 1 171 0.6% 1 171 0.6% 2.9 3.0 (8)施設・設備(特性等に応じた施設・設備、教材・教具、遊具など) 30 171 17.5% 82 171 48.0% 53 171 31.0% 4 171 2.3% 2 171 1.2% 2.8 2.8 (9)開かれた学校(授業参観、学級懇談、学級通信、交流学習等など) 50 171 29.2% 115 171 67.3% 5 171 2.9% 0 171 0.0% 1 171 0.6% 3.3 3.4 (10)その他全般(保健指導、学校給食、学校事務、PTA活動など) 56 171 32.7% 107 171 62.6% 7 171 4.1% 0 171 0.0% 1 171 0.6% 3.3 3.4 (11)総合評価(児童生徒にとって望ましい学校、やりがいがあり、働きやすい) 44 171 25.7% 114 171 66.7% 10 171 5.8% 2 171 1.2% 2 171 1.2% 3.2 3.2

令和2年度学校評価 職員アンケート結果  全職員  

 171/ 171 名中(分教室は含まない) 100%回答   評     価 平 均       ○評価基準  4:適切である  3:ほぼ適切である  2:あまり適切でない  1:全く適切でない 評価項目 4 3 2 1 無回答

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 令和2年度学校評価(保護者全体) 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 今年 前年 (1)学級経営(児童生徒への接し方、生活指導や進路指導の工夫など) 127 270 47.0% 126 270 46.7% 13 270 4.8% 0 270 0.0% 0 3.4 3.4 (2)学校行事・学部行事(内容や回数、取り組ませ方の工夫など) 101 270 37.4% 155 270 57.4% 14 270 5.2% 0 270 0.0% 0 3.3 3.3 (3)各教科等の授業(わかりやすさ、特性に応じた指導の工夫など) 109 270 40.4% 148 270 54.8% 12 270 4.4% 0 270 0.0% 1 3.4 3.3 (4)教育環境(明るさ、清潔面、安全面、環境美化など) 130 270 48.1% 132 270 48.9% 7 270 2.6% 0 270 0.0% 1 3.5 3.3 (5)施設・設備(特性等に応じた施設・設備、教材・教具、遊具など) 117 270 43.3% 147 270 54.4% 6 270 2.2% 0 270 0.0% 0 3.4 3.3 (6)開かれた学校(授業参観、学級懇談、学級通信、交流学習等など) 103 270 38.1% 148 270 54.8% 17 270 6.3% 0 270 0.0% 2 3.3 3.4 (7)その他全般(保健指導、学校給食、学校事務、PTA活動など) 89 270 33.0% 164 270 60.7% 14 270 5.2% 0 270 0.0% 3 3.3 3.2 (8)寄宿舎運営(生活指導の工夫、寄宿舎行事、施設・設備など) 42 270 15.6% 45 270 16.7% 3 270 1.1% 0 270 0.0% 180 3.4 3.4 (9)総合評価(学校運営や教育活動全体、子どもにとって望ましい学校か否か) 130 270 48.1% 121 270 44.8% 8 270 3.0% 1 270 0.4% 9 3.4 3.4 ○評価基準  4:適切である  3:ほぼ適切である  2:あまり適切でない  1:全く適切でない 回答者 270名(保護者数288名)  94%回答 評価項目 4 3 2 1 無回 答 評     価 平 均

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 令和2年度学校評価(高等部対馬分教室職員)

回答者 8/8 名中(100%)

回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 今年 前年 (1)学校運営(教育目標、経営方針、学校評価、目標管理など) 5 8 62.5% 3 8 37.5% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.6 3.6 (2)学部等運営(運営方針など) 6 8 75.0% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.8 3.4 (3)分掌部運営(分掌編成、運営方針、協力体制、仕事内容など) 2 8 25.0% 6 8 75.0% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.3 3.3 (4)学校・学部・寄宿舎行事(内容や方法、回数や時期など) 1 8 12.5% 7 8 87.5% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.1 3.4 (5)各教科の授業、生活指導(特性に応じた指導の工夫など) 3 8 37.5% 5 8 62.5% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.4 3.2 (6)教育環境(明るさ、清潔面、安全面、環境美化など) 3 8 37.5% 5 8 62.5% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.4 3.3 (7)人権や環境に関する指導(内容や方法、回数など) 2 8 25.0% 4 8 50.0% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 3.0 3.2 (8)施設・設備(特性等に応じた施設・設備、教材・教具、遊具など) 2 8 25.0% 5 8 62.5% 1 8 12.5% 0 8 0.0% 0 3.1 3.0 (9)開かれた学校(授業参観、学級懇談、学級通信、交流学習等など) 5 8 62.5% 3 8 37.5% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.6 3.6 (10)その他全般(保健指導、学校給食、学校事務、PTA活動など) 2 8 25.0% 6 8 75.0% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.3 3.4 (11)総合評価(児童生徒にとって望ましい学校、やりがいがあり、働きやすい) 4 8 50.0% 4 8 50.0% 0 8 0.0% 0 8 0.0% 0 3.5 3.3       ○評価基準  4:適切である  3:ほぼ適切である  2:あまり適切でない  1:全く適切でない 評価項目 評     価 4 3 2 1 無回答 平 均

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 令和2年度学校評価(高等部対馬分教室保護者) 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 回答数 全体数 % 今年 前年 (1)学級経営(児童生徒への接し方、生活指導や進路指導の工夫など) 6 8 75.0% 0 8 0.0% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 3.5 3.7 (2)学校行事・学部行事(内容や回数、取り組ませ方の工夫など) 5 8 62.5% 1 8 12.5% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 3.4 3.6 (3)各教科等の授業(わかりやすさ、特性に応じた指導の工夫など) 6 8 75.0% 0 8 0.0% 1 8 12.5% 1 8 12.5% 0 3.4 3.6 (4)教育環境(明るさ、清潔面、安全面、環境美化など) 2 8 25.0% 5 8 62.5% 1 8 12.5% 0 8 0.0% 0 3.1 3.4 (5)施設・設備(特性等に応じた施設・設備、教材・教具、遊具など) 3 8 37.5% 4 8 50.0% 1 8 12.5% 0 8 0.0% 0 3.3 3.6 (6)開かれた学校(授業参観、学級懇談、学級通信、交流学習等など) 5 8 62.5% 1 8 12.5% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 3.4 3.6 (7)その他全般(保健指導、学校給食、学校事務、PTA活動など) 4 8 50.0% 3 8 37.5% 1 8 12.5% 0 8 0.0% 0 3.4 3.1 (8)寄宿舎運営(生活指導の工夫、寄宿舎行事、施設・設備など) (9)総合評価(学校運営や教育活動全体、子どもにとって望ましい学校か否か) 5 8 62.5% 1 8 12.5% 2 8 25.0% 0 8 0.0% 0 3.4 3.6 回答者 8名 (保護者数 9名)  89%回答 ○評価基準  4:適切である  3:ほぼ適切である  2:あまり適切でない  1:全く適切でない 評価項目 評     価 4 3 2 1 無回 答 平均

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<自己評価表1:各部等の取組>

※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 目 標 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 小 学 部 小学部の教育課程に基づく教育 活動を推進し、児童一人一人の可 能性を伸ばしながら、集団生活での ルールを知り、学校や家庭でより豊 かに生活するために必要な資質・能 力を育てる。 【知識及び技能】 〇日常生活に必要な基本的生活習 慣を身に付け、健康な身体づくり に取り組む。 〇ことば・かずなどの学習の基礎とな る知識、自分の意思を身近な人に 伝える力を育てる。 【思考力、判断力、表現力等】 〇自分や友達の良さに気付き、友達 と仲良くしようとする態度を育 て る。 〇身近な人との関わりの中で、して 良いことと悪いことが分かり、決まり を守ろうとする態度を育てる。 【学びに向かう力、人間性等】 〇毎日の生活や学習に意欲や自信 をもって取り組む態度を育て る。 〇虹の原特別支援学校のキャリア教育全体計画を小 学部職員で確認し、日々の教育活動や学部行事、 学校行事等に反映させるとともに、キャリア・パスポ ートの作成に取り組む。 A ○各学期の児童の目標と反省、行事の目標と反省を キャリア・パスポート用のファイルに綴じること に取り組んだ。学級ごとに児童の実態に合う様式 を工夫し、作成した物を振り返りの学習で使用し たり、持ち帰って保護者からコメントをもらった りと活用することができた。 〇個々の学習能力の実態に応じて、確かな学力を付 けることができるような教育課程(特に「国語・算数」 の指導の在り方について)を検討する。 B ○学部研究の一環で、一定期間、国語のグループ学習 を取り入れたことで、児童が互いに刺激し合いな がら学ぶ様子が見られ、効果があった。また、各段 階の研究授業を通して、国語の授業改善に取り組 むことができた。 ●国語・算数の授業形態の検討には至っていない。 〇個別の対応が必要な児童等への指導については、 外部専門家等を積極的に活用しながら実践を行うと ともに、職員間で情報共有し、学部全体でサポート するような指導体制の工夫を行う。 B ○日頃から必要な児童には担外の職員が指導や対応 に当たるなど、学部内での協力体制はできてきた。 また、SSWへの相談を通じて、関係機関と協力し て、昨年度から個別対応を行ってきた児童を、精神 科受診につなぐことができた。 ●不登校の児童に対し、担任が、家庭訪問や電話連絡 を通して登校刺激を行ったり、支援会議を行い、関 係機関と連携して登校に向けた取り組みをしたり しているが、登校に結びついていない。 〇生活単元学習においては、各学年で作成している 単元計画をまとめ、各教科等の内容を踏まえた指導 内容表を作る。 A ○昨年度、今年度の生活単元学習の実践を基に、教務 や各学年の担当者を中心に、単元ごとに合わせて いる教科と段階・内容・時数を記し、基本となる単 元計画を付けた指導内容表をまとめることに取り 組んでいる。 〇図画工作科については、計画的に教材の購入等を 行いながら授業実践を積み重ねるとともに、教育課 程の検討を行う。 A ○今年度から3、5年生が、次年度から4、6年生 が、大村市の新しい検定教科書の中から題材を選 定し、児童の実態や季節を考慮して配列を変えて 教育課程を作成している。授業も、概ね計画通りに 実施できた。刷毛、版画用ローラーなどの教材の購 入も、計画的にされている。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 目 標 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 中 学 部 中学部の教育課程に基づく教育 活動を推進し、生徒一人一人の能 力や意欲を高めながら自律心を育 て、学校や地域でより豊かに生活 するために必要な資質・能力を育 てる。 【知識及び技能】 〇地域社会で生活するために必要 な基本的な生活習慣や生活態度 を身に付け、自ら健康な心身づ くりに取り組む。 〇集団生活におけるルールや約束 事を理解させるとともに、生活 を豊かにする各教科等の知識・ 技能を身に付け、周りの人に自 分の意見や考えを伝える力を育 てる。 【思考力、判断力、表現力等】 〇自分を大切にする気持ちや他者 を思いやる気持ち、人間関係を 形成する力を育み、地域との交 流などを通して、互いに理解し 合い、共に地域や社会で生きる 基盤を身に付ける。 〇学校や地域での生活において、 自ら進んで考えたり、我慢した り、正しい行動をしたりしよう とする態度を育てる。 【学びに向かう力、人間性等】 〇学習に主体的に取り組む態度や 課題に集中する力を身に付け、 積極的に集団参加する態度を育 てる。 〇多様化する生徒の実態や発達段階等を充分に踏 まえた教育環境の工夫と指導の根拠を明らかに した指導に努める。 A ○各学習において生徒の特性や発達段階、学習の到 達度に応じて、細かくグループ分けしたり、落ち着 ける環境を工夫したりすることで、落ち着いて取 り組める時間が伸びている。 ○自立活動のチェックリストや指導計画を使い、生 徒の課題や目標等を整理、確認し、目標に応じたグ ループを組み、効果的に指導することができた。 〇コンプライアンスの遵守とともに、安全や人権 に対する職員の意識の向上を図る。また、関係 機関と連携・協働しながらより良い指導・支援 を目指す。 A ○服務に関する月目標に関係するコンプライアンス 通信を学部会ごとに一読し、職員のコンプライア ンスに対する意識の向上を図った。 ○学年会や学部会等を通して、細かいところまで情 報共有してきた。関係機関や保護者等とは送迎時 や連絡帳、電話などで、生徒の様子や特性等を共 有、協働して指導や支援を行うことができた。 ○不登校生徒の対応を相談支援事業所の担当者、S SW、医療機関、外部機関等と相談しながら対応 し、登校につなげる事ができたケースもあった。 〇新学習指導要領の趣旨に基づく学部研究の充実 による授業改善と教育課程の構造の見直しを行 い、新学習指導要領完全実施に向けた教育課程 の完成を図る。 A ○「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を視 点に授業に対するチェックリストをつけ、単元構 想シートを書きながらその授業の狙いや必要な手 立て、教師の働きかけ等を明確にした授業改善に 取り組み、方向性を共通理解した。 ○新学習指導要領に書かれた各教科の内容を確認、 網羅できるように各教科と各教科等を合わせた指 導に分配し直した。内容によっては新たな単元を 構築するなど、教育課程の構造の見直しを行った。 〇生徒が安心・安全に教育を受けることができる 教育環境の整備に努めるとともに、生徒の危機 対応能力を育む教育活動を意図的に取り入れ る。 B ○避難訓練では避難するだけでなく、「今どのような 状態か」「心構えはどうあるべきか」など伝えなが ら取り組んだことで、生徒たちの真剣みも増して いる。 ○新型コロナウイルス感染症対策として換気、手洗 い、うがい、マスクの着用を指導してきた。生徒た ちは必要性を理解して、継続している。 ●毎月安全点検を行い、危険箇所を把握、改善してき た。しかし、環境美化の面が不十分であった。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 目 標 重 点 取 組 事 項 評 価 成果(○)と課題(●) 高 等 部 高等部の教育課程に基づく教育活動 を推進し、生徒一人一人の能力や意欲を 最大限に生かしながら自立心を高め、よ り豊かな社会生活・職業生活を主体的に 営む上で必要な資質・能力を育てる。 【知識及び技能】 <普通科> 〇学校生活全般において、社会的自立に 必要な生活習慣や身辺処理能力の定 着を図る。 〇社会生活におけるルールや約束事を 理解させるとともに、生涯を通じて生 活を豊かにするために必要な各教科 等の知識・技能を身に付け、自分の意 思や考えを伝える力を育む。 <就業サービス科> 〇社会的・職業的自立を目指し、各教科 等の取組を通して一般就労に必要な 生活習慣の定着を図る。 〇社会生活・職業生活におけるルールや マナーを理解させるとともに、必要な 専門的知識や技能、コミュニケーショ ン能力を身に付ける。 【思考力、判断力、表現力等】 <普通科> 〇他者の気持ちや考えを尊重し、豊かな 人間関係を形成する力を育む。 〇豊かな社会生活を送ること目指して、 目標と責任をもって自ら自律的に判 断し、主体的に行動する態度を育て る。 本 校 〇生徒の多様な実態に応じた教育課程を編成し、指導内容 の充実を図るとともに、完成年度を迎えた就業サービス 科の具体的な取組の工夫・改善を図る。 B ●重度重複障害児に対応した教育課程を編成し、試行的に 今年度から学習グループとして実施し、対象生徒は落ち 着いて授業に取り組むことができている。在籍学級での 授業や教職員の配置等の課題が残る。 ○就業サービス科における3 年間を見越した教育課程を編 成し、実践することができた。今後更に内容の検討、見直 しを行っていく。 〇互いに気持ちよく挨拶する習慣を身に付けるとともに、 卒業後の生活を意識しながら、学校生活における必要な ルールの理解を深める。 A ○教育活動全般をとおした、挨拶をはじめとする基本的生 活習慣及び、学校生活おけるルールについての指導に、全 職員が共通した認識のもと指導に当たっている。また、就 労体験実習等を通して社会におけるルールやマナー等へ の指導も行っている。 〇新学習指導要領の趣旨に基づく教育活動を進めながら、 普通科で新たに指導を行う「社会科、理科、家庭科、外 国語科」の指導内容の整理と、就業サービス科の専門教 科「農業、流通・サービス」の充実を図る。 B ●普通科で今年度から新たに教科として立ち上げて実施し ている各種教科科目における指導について、実践の中か ら挙がった課題等について、評価及び教育効果を踏まえ ながら今後も検討、整理を進めていく。 ○就業サービス科における専門教科の設定や、デュアルシステム型 実習等への取組は順調に進んでいる。三年間での生徒の 学習成果等を踏まえて更に内容の検討を進める。 〇高等部3年生徒の自己選択・自己決定による希望進路の 実現を目指す。 B ○コロナ禍にありながらも、進路指導部を中心とした教職 員の連携で、実習先の確保や進路先の決定につながる取 組ができている。今後も社会の状況をうかがいながら全 員の希望する進路実現に向けて取り組んでいく。 〇安全で安心できる教育環境の整備に努めるとともに、 様々な危機管理に関する理解を深めるための校内研修 を実施する。 A ○防災対策部と生活指導部を中心とした、防災・防犯の避難 訓練を通し、危機管理マニュアルの見直しができた。夏季 休暇中に実施された安全対策研修会に多くの職員が参加 するなど、安全への意識が高まっていることがうかがえ た。また、ヒヤリハット事案の全職員での情報共有を図る ことで、再発防止への意識が高まっている。

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<就業サービス科> 〇自立的態度や他者の気持ちや考えを 尊重し、望ましい人間関係を形成する 力を育む。 〇豊かな社会生活・職業生活を見据え て、目標と責任をもって自らの規範意 識に基づき自律的に判断したり、主体 的に行動しようとする態度を育てる。 【学びに向かう力、人間性等】 <普通科> 〇興味や関心の幅を広げ、卒業後の生活 を豊かにしようとする意識を高める とともに、苦手なことや努力次第でで きることにも挑戦しようとする態度 を育てる。 <就業サービス科> 〇興味や関心の幅を広げ、卒業後の生活 を豊かにしようとする意識を高める とともに、常に自己の課題を理解して 解決を図ろうとする態度を育てる。 対 馬 分 教 室 〇夢や願いの実現に向けて粘り強く取り組む生徒の育成 を目指し、道徳教育と進路指導の充実を図る。 B 〇道徳の研究授業を行い、指導法や内容について分 教室内で検討を行った。また、授業後、生徒の行 動に変容が見られ、継続して取り組む必要性を感 じた。 ●道徳指導内容項目一覧表を再検討し指導内容や 指導方法について、共通理解する必要がある。 〇卒業後の進路実現に向け、島内外(福岡県、佐賀 県、長崎県)の進路情報を収集し、保護者へ情報 提供を行った。 〇校内実習では、生徒の目標や課題から検討し作業 内容を組み立てることができた。 〇経年研修における授業研究を有効に活用し、「主体的・ 対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」の校内研究 を推進する。 B 〇経年研修における授業研究を活用し、「主体的・ 対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」の校 内研究会を実施することができた。 ●教育課程の検討に合わせ「主体的・対話的で深い 学びの実現に向けた授業改善」に向けて、さらに 研修を深める。 〇登校が難しい児童生徒に対して関係機関と連携を図る などして粘り強い指導・支援を行う。 A 〇登校が難しい生徒に対して関係機関とケース会 を開き、役割分担をするなど連携を図ることがで きた。 ●関係機関と卒業後の支援体制の構築に向けて、さ らに連携を深める。 〇令和2年度、対馬地区特別支援教育(TSUNAGU)連絡協 議会と対馬市特別支援連携協議会が統一され、新しい組 織としてスタートするに際して、対馬市教育委員会とさ らに連携を深めることで、対馬市における特別支援教育 の理解・啓発を図る。 B 〇対馬地区特別支援教育(TSUNAGU)連絡協議会と 対馬市特別支援連携協議会が統一され、新しい組 織として計画的に運営することができた。 ●対馬市教育委員会とさらに連携を深め、役割分担 等をさらに明確にし、対馬市における特別支援教 育の理解・啓発を図る。 〇本校事務室・対馬高校との連携を密に図り、教育環境改 善への取組を推進する。 B 〇本校事務室・対馬高校と連携し、対馬分教室の教 室改修に向けた取組を推進することができた。 〇新型コロナウイルス感染症対策事業費について、 連絡を密に取り合い、必要なものを購入すること ができた。 ●今後も連絡を密に取り合いながら教育環境を改 善していく。

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<自己評価表2:各校務分掌等の取組>

※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 教 務 部 〇学校教育目標を達成するため に、教育計画の企画立案及び連 絡調整を図り、効果的な教育活 動の推進に努める。 〇教務事務を的確に処理し、学校 運営の円滑化を図る。 〇学習指導要領に示された目標や内容を確実に学 習できるように、教育課程を見直しながら学習計 画を立案し実践するとともに、令和2年度の課題 を明確にして令和3年度の教育課程編成を行う。 A 〇小学部生活科における具体的学習内容の整理や実 態把握のためのチェックリストの作成、中学部国 語・数学における学習内容の整理、高等部社会・理 科・外国語等における学習内容の整理など、各学部 において来年度の教育課程編成を進めている。 ●教育目標を実現するための「カリキュラム・マネジ メント」の進め方を、管理職とともに確立していく 必要がある。 〇新学習指導要領への対応と業務削減の視点から、 個別の指導計画及び通知表の様式の見直しを行 う。 B 〇令和4年度に県立特別支援学校に導入予定の校務 支援システムを見据え、個別の指導計画や通知表 の様式等の大幅な変更はしないが、記入の際の各 教科の見方・考え方や観点別の評価について少し ずつ研修を進めている。 ●新システムの導入に伴い、職員の混乱が最低限に なるように、県教委や他校と連携をしながら準備 を進める必要がある。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 研 究 ・ 研 修 部 〇学校教育目標に掲げる資質・能力の育 成を目指し、一人一人の児童生徒に応 じた指導・支援の充実を図るため、各 学部・寄宿舎が一体となって研究を推 進する。 〇一人一人の職員の専門性向上を目指 し、校内における研修会や研究授業等 の企画及び運営を行う。 〇教育センター講座をはじめ、県内外に おける各種研修会等の情報発信を行 い、積極的な参加を促すとともに効果 的・効率的な研修報告会の企画・立案 を行う。 〇長特研等の準備・運営に必要な業務を 行う。 〇新学習指導要領に関する知識・理解を深めるため、主体 的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に関する 校内研究(2年次)を推進する。 A ○各学部・寄宿舎の研究担当職員が先頭に立って研 究を進めることができた。 〇全特連事務局との連携を図り、研究・研修部が担うべき全 特連長崎大会の業務に責任をもって取り組む。 B ○全特連【長崎大会】の中止決定に伴う事務処理を 行うとともに、次期開催予定の和歌山大会事務局 に対して、現状報告や引き継ぎ等を適切に実施す ることができた。 〇職員研修会の設定ができるよう経年研修の授業研究の持 ち方を見直すことで、教職員のニーズに応じた研修の充 実を図る(障害者差別解消法に係る研修、服薬支援に係る 研修、強度行動障害の理解と対応に係る研修会等)。 C ●新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から研修 会の実施について、中止や開催方法の変更等を行 った。今後もコロナ禍における職員研修の実施の 仕方に工夫が不可欠だと感じる。 〇スクールバス添乗に係る研修を計画的・体系的に行う(て んかん発作の理解と対応、知的障害の特性と対応、個の特 性に応じた指導のあり方の事例 等)。 B ○本校で初めて添乗員に対する研修会を計画して実 施することができ、概ね好評であった。 ●添乗員がまとまって研修を受ける時間の設定方法 に工夫が必要であった。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 自 立 活 動 部 〇自立活動における実態把握、指 導目標の設定、指導内容の設定、 指導方法、学習評価、指導改善に 関する教師の専門的な知識や技 能を向上し、教職員の自立活動 に関する専門性の向上を図ると ともに組織的実践力を高める。 〇個別の指導計画(自立活動)の作成手順で実態把 握から目標・指導内容を決定する過程において ・「学習上生活上の困難からその背景要因を整理す ることができる」の問いに「できる」「おおむね できる」と答える教師の割合を70%以上に増や す。 ・「背景要因を意識した目標や指導内容を設定する ことができる」の問いに「できる」「おおむねで きる」と答える教師の割合を65%以上に増や す。 A ○重点目標に沿って取り組み、その成果を小・中・高 等部所属職員にアンケート調査した。 ・「学習上生活上の困難からその背景要因を整理する ことができる」の問いに「できる」「おおむねでき る」と答える教師の割合を4月が68%であった のに対して、12月が73%と向上させることが できた。 ・「個別の指導計画(自立活動)の作成において、背 景要因を意識した目標や指導内容が設定できる か」の質問に対して「できる」「おおむねできる」 の割合を4月が66%であったのに対して、12 月が74%と向上させることができた。 ・次年度は、「個別の指導計画(自立活動)の作成に おいて、学習上生活上の困難からその背景要因を 整理することができる」の問いに「できる」「おお むねできる」と答える教師の割合を80%以上に 向上させたい。 〇外部専門家や校内資源を活用したり、ケース会議 を計画的に実施したりして、自立活動の指導に関 する専門性を向上させる。 A ○担任との個別相談会を行う中で、担任が立てた目 標・指導方法に対する有効なアプローチ方法など の助言をもらい、その後の指導への参考として生 かすことができた。年9回実施し、その内容を各学 部における自立活動検討会等を通して、全職員に 報告して周知を図ることができた。 ○各学部において、指導実践を集めたり、運営マニュ アルや実態把握チェックリストや個別の指導計画 (自立活動)の様式を修正したりすることができ た。 ・次年度は、先生方の専門性や特技等を把握し、先生 方の要望に応じて校内人材の調整を行うことで校 内人材を有効に活用する手段の確立を目指した い。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 生 活 ・ 生 徒 指 導 部 〇児童生徒一人一人が自分を大切にしな がら学校生活を送り、集団の一員とし て適応能力の向上を図る指導を行う。 〇基本的な生活習慣の確立を図りなが ら、社会的規範意識の涵養に努め、問題 行動等を未然に防止する。 〇児童生徒が登下校や学校生活におい て、安全かつ安心して活動できるよう、 安全教育(交通事故、犯罪への対応 等)の徹底を図る。 〇児童生徒自らがチャレンジ精神をもっ て、学校を活性化させていく活動がで きる児童生徒会を目指す。 〇児童生徒一人一人が充実した学校生活を送る ことができるように、学校生活アンケートや行 動観察による把握を行い、いじめや問題行動等 が発生しないような支援や指導に努める。 A ○高等部では毎学期学校アンケートを実施したり、 小中学部では行動観察による把握を行ったりする ことで、各学部の児童生徒の悩みや問題行動を事 前に把握している。今後も実態に合わせた方法で 把握を続けていく。 〇長期休業中の生活の指導、携帯電話・スマート フォンの指導等、本校が抱える課題と向き合 い、保護者・全教職員との連携を図り、その改 善に努める。 B ○毎学期、全学部で長期休業中の過ごし方に関する 保護者及び児童生徒へ文書等を配付した、それぞ れの学部で実態に応じて生活に関する指導を行う ことができた。 ●高等部に関してはアプリの使い方や個人情報に関 することなど安全に携帯電話を使うことが課題の 生徒がいるため、今後、効果的な学習内容等の検 討を進めていく。 〇交通安全教室、携帯電話・スマートフォン安全 教室等を実施し、安全教育の充実を図る。 B ○交通安全教室を実施し、児童の交通に対する意識 を高めることができた。 ●不審者対応訓練では、アンケートを実施して改善 点が出てきたので、来年度は重点的に改善を行い、 職員、児童生徒ともに安全意識を高めていく。 〇あいさつ運動、集会活動、委員会活動などの児 童生徒会行事や学校行事を積極的に行い、児童 生徒相互の親睦を図る。 B ○あいさつ運動を通して、学部間での関わりをもつ ことができ、それぞれの児童生徒の成長も見られ た。 ●集会については、新型コロナウイルス感染拡大防 止の観点から、学部単位で集団での活動がほとん ど行うことができなかったが、2学期頃から室内 換気や活動内容の工夫等の対応を行いながら、少 しずつ活動を行えるようになってきた。今後も活 動のあり方を考えながら、各種活動を慎重に進め ていく。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 防 災 対 策 部 〇地震・津波・豪雨等の自然災害や 火災等から児童生徒を守るた め、事前の危機管理(体制整備・ 点検・避難訓練)、発生時の危機 管理(初期対応、二次避難)、事 後の危機管理(安否確認、児童生 徒の待機の仕方や保護者への引 き渡し)等についての組織的対 応の推進を図る。 〇災害発生時、本校が避難所を開 設する際の体制整備を行う。 〇災害発生時における引き渡しマニュアルを作成 するとともに、引き渡しのシミュレーション訓 練を実施する。 B ○引渡しに関するマニュアルは、ある程度完成した。 今後、改善しながらより良いものに改善していき たい。 ●引渡しカード等の準備はできたが、シミュレーシ ョン訓練実施等の運用までには至らなかった。今 後、計画していきたい。 〇生徒・教職員用の災害時に備えた備蓄品の洗い 出しと備蓄の徹底を図る。 B ○備品管理について、担当を決め管理を行った。 ○クラス用防災リュックやその中身について検討 し、充実を図った。 ●備蓄食品や防災頭巾等検討する事項がまだあり、 今後の課題である。 〇本校が避難所となる場合の避難所開設マニュア ルを作成するとともに、避難所開設訓練を実施 する。 C ○避難所開設について、対応や準備など学校として 取り組むべきことを大村市役所に確認した。 ●マニュアルの作成や訓練の実施はできなかった が、今後、市役所と確認した事項について準備を整 えていきたい。 〇本校児童生徒のために本校を避難所とすること への検討に着手する。 C ●大村市に相談した内容を基に、防災部内や危機管 理委員会で検討した。現段階では、本校単独で避難 所として開設することは難しいが、今後も大村市 と連携し、検討していきたい。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 体 育 ・ 健 康 部 〇個々の能力や特性に応じた身体活 動を通して、児童生徒一人一人の 課題に気付かせ、総合的な体力の 向上と心身の調和的発達を目指 す。 〇健康や衛生面に対する意識を高 め、健康の保持増進と基本的生活 習慣を確立できるように努める。 〇児童生徒が安全で楽しく活動でき るよう体育設備・用具などの整備 に努める。 〇児童生徒が自らの食生活について 考える習慣を身に付け、生涯にわ たって健康な生活を送ることがで きるように食育学習の充実を図 る。 〇健康や衛生面に対する意識を高めるとともに、 担任及び保健室業務の効率化を図る。 B ○新型コロナウイルス感染症予防対策を含め、児童・ 生徒、職員の意識を高めることができた。 ○ディスポの使用、職員健康診断の番号表の使用な ど、業務削減につながった。 ●今後も現在行っている新型コロナウイルス感染症 予防対策を状況に応じて見直し、対応していく必 要がある。 〇新学習指導要領の趣旨に基づき、食に関する 指導の全体計画を見直し、生涯にわたって健 康で豊かな生活を送ることができるように食 育の充実に努める。 B ○食に関する指導の全体計画の見直しができた。 ○新型コロナウイルス感染症予防のため調理実習 が実施できないことなどもあったが、できる範 囲での指導を行った。 ●肥満の児童生徒が増加するなどの課題が改善さ れておらず、今後も検討が必要である。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 情 報 文 化 部 〇文化的行事の企画・運営を行 い、児童生徒が生き生きと自己 表現できる環境を作る。 〇児童生徒の作品など、学習活動 の成果を総合的に生かし発表す る場を設ける。 〇視聴覚機器・機材及び図書の整 備に努め、児童生徒が学びやす く、教師が授業を行いやすい環 境を作る。 〇情報機器を活用し、情報教育の 推進及び教員の業務の効率化を 図る。 〇情報機器の管理やセキュリティ の保守を行うとともに、個人情 報の危機管理について職員への 周知や研修を行う。 〇タブレットPCやデジタルカメラ、デジタルビデ オなどの備品の借用方法を確立し、実践、改善す ることで、紛失がないような運営方法を考える。 ○デジタルカメラ・ビデオの保管場所を事務室に移 動したこともあり、年間を通して紛失がなかった。 ○教師用タブレットPCを各学級1台配備し、保管 の場所を変更し、点検の回数を増やした。 ●貸し出し簿の未記入や返し忘れが数件あった。 〇外部講師と連絡を取りながら、今年度の虹のま つりのフィナーレのときに踊るダンスを作成 し、児童生徒とのワークショップを企画するな どして、虹のまつりを成功に導く。 B ○外部講師に要望を出しながら、オリジナルのダン スを完成させることができた。 ○新型コロナウイルス感染症予防のため、ワークシ ョップと虹のまつりのフィナーレを実施できず、 全体で発表することができなかったが、各学部で 工夫しながら取り組むことができた。 ●高等部は、ダンスをどのように授業等で扱うかを 決めていなかったため、扱いを決める必要がある。 〇学校HPの定期的に更新する。 A ○各分掌部から掲載できる内容を挙げていただき、 それぞれで掲載してもらうことができた。 ○夏季休業中にホームページ研修会を開き、記事の あげ方など基本的な方法を周知することができ た。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 教 育 支 援 部 〇個別の教育支援計画を作成し有 効活用することにより、教員・保 護者・関係諸機関の一層の連携 を図る。 〇近隣の小・中学校等との交流及 び共同学習、地域住民との交流 活動の一層の充実を図る。 〇特別支援学校としてのセンター 的機能の充実を図るとともに、 関係諸機関との連携を通して地 域における特別支援教育支援体 制の充実を図る。 〇個別の教育支援計画がより効率的に作成で き、有効に活用できるよう様式等の検討を行 う。 C ●個別の教育支援計画の様式等については、進路 指導部などと連携して、話し合いを行ったが様 式の検討までには至らなかった。次年度も引き 続き、様式の変更等については協議していく。 〇センター的機能における発達検査等の検査報 告書がより効率的に作成でき、有効に活用で きるよう様式・書き方等の検討を行う。 A ○発達検査等の検査報告書が効率的に作成できる ように、様式・書き方等の検討を行い、今年度 から新しい書式で実施することができた。 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 教 育 環 境 整 備 部 〇安心・安全で健康な職場づくり、 児童生徒の豊かな心と健やかな 体の育成のために4S(整理・整 頓・清掃・清潔)活動の推進を促 す。 〇事務室と連携しながら、校舎内 外の施設設備の整備・充実に努 める。 〇環境教育を意識し、ごみの減量 や分別、節電などの省エネ環境 の充実に努める。 〇毎週水曜日の16時40分から行う職員室掃除 の徹底を図る。 C ●コロナ禍の中、職員が集まっての清掃は行ってい ない。各自、清掃、整頓を呼びかける程度である。 〇毎月の安全点検の徹底を図るとともに、事務室と 連携して校舎内外の整備に当たる。 B ○毎月点検ができている。 ○点検後は、事務室と連携しながら対応している。 ●破損箇所の修繕については、優先順位等の関係も あるが、業者依頼から修繕までに時間がかかるこ とがある。 〇資源ごみ回収についての校内のルールづくりと 試行的取組を推進する。 B ○事務室の協力により、資源ごみ用のごみ箱を設置 し、職員が輪番で行っている職員室清掃の際に、資 源ごみの回収をお願いするようにしたため、おお よそ実行できている。

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評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 進 路 指 導 部 〇児童生徒の障害の状態や特性、能 力、性格等を把握し、適性の発見と 伸長に努め、一人一人の児童生徒の ニーズや発達段階に応じた進路指 導を系統的・発展的に行う。 〇児童生徒の社会的・職業的自立を目 指すために、担任・保護者及び地域 社会や各支援機関との連携を図り ながら、進路指導体制の整備・効率 化を図る。 〇小・中学部の進路指導において、重複障害の ある児童生徒への適切な情報提供を行う。 B ○児童生徒の障害や特性に応じた学校の情報につい て提供することができた。また、進路指導委員会等で さまざまなご意見をいただくことができ、それぞれ の児童生徒に応じた進路指導を行うことができた。 〇高等部において、CSSが行っていた進路開 拓を高等部全体でカバーする体制づくりを行 う。 B ○新型コロナウイルス感染拡大の影響も大きく、積 極的な進路開拓を行うことは難しく3件の新規開 拓にとどまった。また、各地域での面接会や名刺交 換会等も中止となったことも痛手であった。大村 城南高校のCSSからの情報提供や各学校の進路 指導主事との連携も取ることができて実習先を確 保することができた。 〇「キャリア・パスポート」を活用した小・中・ 高一貫したキャリア教育の在り方を検討す る。 B ●各学部で作成を進めることができた。職員への周 知を行い、来年度から全学部で活用していきたい。 ○各学部でコロナ禍での職場見学等の工夫を行っ た。高等部では実習事前事後学習のあり方を見直 し、自身と向き合う時間を多く設けることができ た。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 事 務 部 〇児童生徒の安全を守り、社会の 変化に対応した教育環境を整備 するため、計画的に改修工事を 行うとともに、学校の管理運営 に要する経費を確保すること で、効率的な教育活動が展開で きるようにする。 〇適正かつ迅速な事務処理を行う とともに、明るく働きやすい職 場環境づくりに努めることで、 保護者の信頼に応える。 〇年度内予定工事を関係機関と調整を図りながら 計画的に進める。 A 〇工事2件(「空調改修工事実施設計」「対馬分教室 内部改修工事実施設計」)については、営繕課、対 馬振興局、対馬高校と連絡調整を図りながら順調 に進めることができた。対馬分教室へは現地確認 も行うことができ、改修内容の把握を行うことが できた。次年度の本工事においても同様に進めて いきたい。 〇安心・安全・快適な教育環境を検討し、本庁への 予算措置等を要望する。 B 〇「すいすいスクールネットワーク整備事業」にか かる工事については、各学部の協力と業者との連 絡調整により、予定より早く完了することができ た。 〇教育環境整備部との連携により校内の安全対策な ど実施し、予算不足する維持補修工事については、 適切な予算要求を行うことができた。また、教育 環境整備部の重点取組事項である資源ゴミ回収に ついて、ゴミ箱を設置することができた。 〇新たに教室として整備した1教室の給排水設備に ついては年度内に整備する予定で進めている。 ●教室不足への対応を含め、安心・安全・快適な教育 環境を整備するため、長期的展望に立った改修計 画を策定する必要がある。 ●新型コロナ感染症対策における物品等の購入及び 予算執行が遅れ気味となった。 〇「チーム事務室」を機能させるため、働きやす い職場環境づくりに努める。 A 〇年度当初に事務室内の配置替えを行い、動線の確 保及びコミュニケーションを取りやすくした。 また、朝会における連絡とポータルサイトにおけ るスケジューラーの登録による情報共有を徹底し た。 〇業務改善として、物品調達方法の見直し、ミーテ ィングの効率化、公印押印までの事務処理を実践 していくことにした。

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※評価基準 A:達成できた B:ほぼ達成できた C:あまり達成できなかった D:達成できなかった 運 営 方 針 重 点 取 組 事 項 評価 成果(○)と課題(●) 舎 務 部 〇学校、家庭、関係機関との連携を 図り、健全で楽しい集団生活を 送ることができるよう支援す る。 〇寄宿舎生が安全・安心な生活が 送れるよう、十分な対策を立て て指導に当たる。 〇寄宿舎生の基本的生活習慣の確 立を図り、健康の保持・増進に努 める。 〇寄宿舎生の自主的な活動を促 し、個々の能力が十分発揮でき るよう、個々の内面の動きや特 性に配慮した指導・支援を行う。 〇職員の共通理解の方法、指導体制の見直しを行 い、学校、家庭、関係機関と連携して、寄宿舎生 が安心・安全な生活が送れるように努める。 ・食物アレルギー、服薬等に関する共通理解の 方法を確立する。 ・学校、家庭、関係機関と連携を行い、一貫性 のある指導・支援に努める。 A ○食物アレルギーに関し、棟の職員で共通理解を図 り、三重のチェックの体制でスムーズに提供する ことができた。 ○児童生徒の支援の方法について、一貫性をもたせ るため、学級担任と部屋担当が協議したことを棟 内で共通理解し、必要に応じて全体でも共通理解 を行った。 ○保護者が不安に感じていることに対しては、部屋 担当に加え、寮務主任も交えて保護者に説明する ことで理解を得た。 〇寄宿舎運営マニュアル(仮称)の作成を行うとと もに、年間を通して計画的に寄宿舎指導・支援に 関する研修を行い、専門性の向上に努める。

●寄宿舎運営マニュアルとしての作成は行わなかっ たが、校長会が作成した、「特別支援学校寄宿舎 指導員の手引き」の作成に携わり、研修にも活用 することができた。 ○研修部を中心に身だしなみに関する研修に計画的 に取り組み、身だしなみの指導に関するチェック リストの作成を行うことができた。

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