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Digraph 'gh'発生に関する史的考察

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Academic year: 2021

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(1)Digraph惣 ″ 発 達 に 関 す る 史 的 考 察 一 刷. 辻. 秀. 雄. JOneS発 音 辞典 には約400の `gh'wordsが 収録 されて い る。 ただ し,そ 1)こ. の うち半数 が Edinburgh,Raleighな どの固有名詞 で あ る。. れ らの 固有. 名詞 と,derivatives,compoundsな どを 除 いて,全 数90の `gh'独 立語 を抽 出 す る こ とと した。 `English spelling is by far the worst, the most inconsistent of all spellings。 '2)と. ぃ ゎれ るごと く,英 語 の綴 り字 は きわ めて 不統 一 で あ り un―. phoneticで あ る:中 で も特色 あ る`gh'digraph3)に つ いて ,実 際 に音 と綴 りの 変 せ んを た ど り,そ こか らい くつ かの法則性 を見 いだそ うと考 えたので あ る。 本 稿 に 使 用 した 略号 は主 と して 研 究 社 「 英 語 学 辞 典 」 に よ っ た 。 お もな も の は次 の とお りで あ る。 な お ,語 学 書 な ど の 略号 は末 尾 の 参 考 書 目に付 記 す る こ と と した。. Du E F 1)JOnesに. ModE OE OF. Dutch English. French. Modern English Old English Old French. は `gh'WOrdの 固有名詞が約 200語 収録 されているが, そのうち, 地名. に関 しては後 にふれることにす る。 (本 文 pp.142∼ 143参 照). 2) Cfo RObbie,シ θ′′グηg. p。. 3)`gh'音 の %が muteで Vallins(Ma々 Jη g&ル こ と とす る。. 2. 厳密 には digraphと 言 えな いか も しれぬが ηg,p. 115)も 使 って い るので使宜上 これを使 用す る 々αηグ あ るの で. ,. ,.

(2) 辻 前 秀 雄. G. German. OHG ON. Goth. Gothic. lr. lrish. PE. L ME. Latin. Sc. Old High German Old Norse Present_day English ScOttish. ル質 iddle English. NED A Ntt Eπ ノ グ磁 Dグ ε′グθπαη COD H.W&F.G.Fowler,Tttθ 彰 0均わγグ Dグ σ′ Cθ πθ グ グ θπα′ り UED H.Ce Wyld,■ %θ びπグυθ″sα ノDヴ θ′グθπα″γ 6√ ′力θEπ gノグsカ .. ニαπgπ αgθ. NID. .. .. Webster, ノVa". ル′ θ″πα′ グ θπα′Dグ θ′ グ θ%α γノ .. πθ ππθ グ πg Dグ θ παη 第12版 (1963) ガθ 発音記号は主 として Jones,E窪 ″磁 Pγ θ によ り,特 に必要なきか ぎり brOad notationを 用 いた。. 1. 具体 的 な考察 にはい る前 に, 便宜上 まず digraph`gh'の 発達 を概観 して み よ う。. OE書 体 の うち,現 在 のgに 相 当す るものが yOghl)と よばれ るアイル ラン ド借用文字 で あ る。活 字 の 関係 で これを代用的 に3で あ らわす。 (ME 3). OE 5の 音価 は ① StOp[g]2)② open COnsonantと して 2種 ,[j]お よび fricative[g]([ぢ ]ま たは は. yOghが 語頭 にあ って,. [9]で あ らわ され る)で あ った。Fricative[g] 次 に back vowelが 来 る場合 の音 で あ ったが. ,. しだ いに現在 の [9]音 に近 くな り,こ の音 を あ らわす のに ノル マ ン征服後 に は い った gの 文字 を用 いたので あ る。 3). 1) yOgh[jЭX]n.The middle― English letter 3 uSed for certain values of g & y.. [prOb.fo ME 30C yOke,as beginning with the sound](COD)ME 3 だ けを yOghと 呼 ぶ べ きで あ る ら しいが ,こ こで は両 方 を合 め る こ ととす る。 2)Jespersen,■ イ.E.G.I。 §2.312.の 用語。本 稿 で は一般 的な `p10sive'を 用 い る。. 3)安 井稔「音声 と綴 字」p.6参 照。.

(3) lθ. Digraph`g力 '発 達に関する史的考察. θ. MEの yoghは OE yoghか ら発達 した音 の うち,. このい わゆ る plosive. [g]以 外 の ものを あ らわ した。 ノル マンの影響 によ って,フ ランス語 では g [d3]の 2音 価 に用 い るよ うにな ったが,英 語 の 3は [j]と 3tの 1)13C以 後 yogh 3が 脱落 し, yogh[j] 二 重 字 で [C][X]音 をあ らわ した。 は [g]と. はyに 代 り,2)yOgh[c][x]は. ghで 示す よ うにな った。. Guttural soundが enOugh,laugh, toughな どの [f]音 ,high,night, daughterな どの muteに 変化 して い った こと,さ らにはまた,ghoSt,aghast, gherkinな ど gh[9]音 の特例 な どにつ いて は以下 の各論 で述 べ る ことにす る。 ス コ ッ トラン ドで は 15Cに は い って も yogh 3が 続 き, 活字 の 不足 か. Zで 代用用 した。 このため,Menzies,Dalzielな. ら. どの固有名詞 , あ るい. は gaberlunzieな どの語 を残 して い る。 な お,guttural Soundは ほ とん ど [f]音 ,ま たは Sc。. loch[bx]が Anglicizeさ. [hЭ k],Ir.lough[lЭ. れて. [lЭ. muteに 変化 したが. ,. k]と な ったよ うに, SC.hough 3). k]([10X]も JOnesに 見 られ る)も 残存 して い る。 2. PEに お け る. `gh'音 は結 局. [9]音 ,[f]音 , お よび muteに 大 別 され. る。. Jonesか. ら前 述 の 範 囲 内 で 抽 出 した `gh'独 立 語 は全 部 で 90語 で あ る。 こ. れ らを い ま上 記 1。. 2.. 3音 に 分類 す る と次 の よ うにな る。. gh[9]音 語. 14. gh [f]音 言 吾. 10 計. i:. 曹 淵. 退. 2. 90語. 6:│. 3′ 1)Cf。 OE ηグ カ′>ME πグ [nift]>M)dE night. 2)Cfo MEグ α3>MOdE day 3)Cf.WebSter,Pttπ. θπ XIV α′ ππθグ グ.

(4) =θ. 辻 前 秀 雄 3。. l. の黙字語 が全 体 の2/3以 上 を 占め るので 後 に この語群 は さ らに細分す る こ. とにす るが, 以下 項 を追 って , これ らの おの お の につ いて, spellingと. SOundの 両 面 か ら具体 的 に掘 り下 げ て みた い。. gh[g]音 語. (14語 ). aghast,burgher, drogher,ghastly, ghee, gherkin, ghetto, gnost, ghoul, larghetto,narghile, spaghetti, yataghan, yoghurt. OE yoghが. MEで は現 在 の plosive[g]に. あ らわ した fricative[9]が. 代 り,文 字 も ノル マ ン征服 によ って もた らされ た gを 用 い るよ うにな った こ とは前章 で概観 した。. MEで. また逆 に,`gh'digraphは. [c]音 [X]音 をあ らわす ために yogh. 3に とって代 り, この [c][x]音 が の ち に [f]ま たは miteに 変 ったので あ るか ら,Mod. E以. 降 において `gh'Combinationと. [g]音 の結 びつ きは. 起 り得 な い はず で あ る。. PEに お いて , JOnesに 上記 14語 が見 いだ され るの はま った く異 な った経 路 によ るもので あ る。 その 由来 は 2つ に分 れ る: は. 1。. CaXtOn(?1422-1491)の. JeSpersenl)に よれ ば. g字 音 の. 媒介 によ るオ ランダ語 の影響 で あ る。. `ambiguity'を 除 くた めの 方 法 で あ って. ,. Caxtonが ォ ランダ滞在 中 にな じんだ `gh'Spelling2)の 輸入 によ るもの とさ れ て い る。 い わば全 く不 必要. 3)な. 輸入 で あ る。 しか し Skeat4)は この `gh'. は hard`g'を 示 す とい う意 味 で あ る程度役 だ つ とい って い る。 上表 の aghast,ghastly,ghostが これ に属す るが,CaxtOnに は この外 に も. S(=geese)な どがあ る。 S(=goose),g力 θ 」笏θ 1)JeSpersen i4E.G.1.§. 2)Du。. 2。. 314。. で は friCat市 e[9]を 示 す の に. `gh'を 用 い て い た 。. 3) Webster,Op.cit。 ,``gh'in αgttα s′ ,g力 αsJり ,g力 θS′ ,is a useless spelling for hard" brought from Netherlands by Caxton。. πθ 4)Skeat,Pγ グ ゎルso. ISt Series p。. 322n.. '. g “.

(5) :θ. 2. Digraph`g乃 '発 達に関する史的考察. N.Bo ghost<OE g/s′ ,ghastly<ME gttα s′ ‐ ″(=terrible)<OE g“ g7s′ の α‐ s′ )aghast<ME (=tO terrify).(cf.G.Gθ ′. a‐. s′. は. ‐ α%. p.p.. を示す pre■ Xで あ る(Cf.agO)。 この語 は15Cの 始 めに SC.で 見 ら れ たが,18C以 後 まで は一般 には用 い られなか った。. Gherkin,burgher,drogher. の 3語 は. CaxtOn には関係 がな いが, 同 じ. くオ ラ ンダか らの借入語 で あ る。. N.B.① gherkin<Du gπ ″″〆 Small. cucumber'. ② burgher<Du ttι ″gθ″(cf.Go Bttγ. E.borough)`tOWn_dweller'. gθ γ. drOgher<Duご ″θθgθ π(cf.E dry)`a drier' な お ,Initial gは Skeatの い う hard`g'で ,そ の ま ま残 って い っ た ので ③. あ るが ,上 記 の ご と く不 必 要 に `gh'と 書 か れ るか ,あ る い は gueStの よ う に `gu'と な っ た 。 90語 中 `gh'が 語 頭 に 来 る の は この 項 の 6語 だ け で あ る。. 2。. は オ ラ ン ダ語 以 外 の 外 来 語 で あ る。. 上記 の. Du関 係 語 とあわせ て ,結 局 gh[g]音 語 は gh語 群 の 中 か らい って. も,PE全 体 か らい って も例 外 語 と考 えて よい わ け で あ る。. N.B.①. gheeく Hindi g″ `clarined butter'. ② ghOul<Arabic gカ ラl`evil spirit' ③ narghileく 〔Persian %α ″gグ ルλ `hookah, oriental tobacco― pipe.' ④. yataghan<Turkishノ α′αg力 απ `Mohammedan sword'. ,via Bulgarian ノπgπ γ′yoghOurt, ⑤ yOghurt<Turkishノ θgttπ ″′. jogurtの 綴 りもあ る。 O ghettO,larghetto,spagetti,は いずれ も Italian_loanで あ る。 この場合 ,hが な い とイ タ リア語 で は [d3]と な る。.

(6) 辻 前 秀 雄. 3. gh[f]音 語. (10語 ). chough,c10ugh, cough, draught, enough, laugh, rough, slough, tough, trough. ME yogh[c][X]が ghで 示 され るよ うにな り,そ れ が に 変 って きた こ とは 前 に 略述 した が ,. Wyldl)に. [f]音 ま た は. mute. した が って , い ま少 し く こ. の 経 過 を追 って み よ う。. Wyldに よれ ば ,back‐ open cOnsonantの h,gh音 は音 節 の 終 り,あ tの 前 で ,全 く消失 した (South)か は‐. ,あ. るい. るい は f音 とな っ た。. 消失 に 関 して は次 項 で 述 べ る と して ,後 者 [f]音 へ の 変 化 は ,強 い `labial―. iZing'の 結 果 と して ,back consOnantが しだ い に 弱 くな り,つ い に は全 く 失 わ れ ,そ の あ とに ,lip― open consonantが は い り,一 般 の 傾 向 に よ って. ,. lip_teeth[f]に な った。 しか し ロ ン ドン英 語 で も 15C以 前 に は まだ じ ゅ うぶ ん に は形 成 され て い な か っ た 。 Spelling‐. f は す 力θttF through (1465), ′ ″o% trOugh (1553),. 及笏 夕診 laugh. (1563)な どにみ られ た 。. ht は _ft とな り, after と daughter と の rhyme(IЮ 4)も み ら さ ら │こ ‐ れ ,αげ t夕 ″(1626)の 綴 りも現 れ た 。 17Cの 終 り ごろ ま で は daughterに は. ,. ル′ ″,あ 婆ψ′ θ θ ″,dげtθ ″ な ど さま ざまな綴 りが用 い られ て い た よ うで あ る。. Wyldに よれ ば ,PEに. お いて一 方 で Slaughter[s16xte]を もち, 他 方 で. laughter[16:fto]を もつ の は ,た しか な理 由 はな く,全 く偶 然 に よ る と い っ て い る。. thで 代 用 す る こ と もあ っ た 。 Eの πttγ ′力 Edinburgh, ち な み に ,‐ ghを ‐ sグ カ sighな. 1)Wyld,Cθ. どが それ で あ る。 また Keighley[kf:Oli]も そ の な ご りで あ る。 θσ.Eηgo ′ ′. pp.287∼ 289..

(7) Digraph`gた. ゴθ4. '発 達 に関す る史的考察. Oughの 綴 りは後述 の mute語 の場 なお,laugh,draught以 外 に共通 な ‐ 合 と同 じ く,ME‐ πψ (OE‐ π力),‐ θノ. (‐. び力),‐ θ θ ノ. (‐. び 力)が 併合 した もので. あ る。 πθ`red‐ legged crow' N.Bo ① chOugh[t∫ Af]:Cfo Duル α ω,OF θゑフ “ び 力,cf.G』 7グ πgθ `ravine' ′ ② C10ugh[klAf]<OE θ ルπo Skeatに よれ ば απ ME力πθ ③ COugh[kЭ f,kЭ :f]<OE加 ,お ′. Dutch originで , Low Gか らの借入語 で あ る。 ちなみ に hic∞ ugh[hfkOp]は ∞ ughと の誤 った類推 によ るもので `hiC― cup'が 正 しいechOiC fOrmationで あ る。 ④. tを 有 す draught[dra:ft]<ME″ α電″ OE″ α力′.こ の群 で 。 る唯一 の語 で あ る。Sumx_tは _thに 代 って ,f,gh,n,r,s,の 後 に現 れ た もので あ る。 この語 は drawと COgnateで あ り, ま た draft な る phonetic spening ももって い る。 歓,力 enOugh<MEグ ‐. ⑤. ′ 徳 OE initial gθ >θ πθ 力 Goth遷 ″‐ OE gθ _π び. ‐ πθ πg乃 とな った もの。 力か ら θ に したが って OE gθ ‐πび. enOWの 関係 につ いて は,古 くは形態上 の 区別 が あ り enOughは Sg。 に enowは pl.に 使用 され た。 この 区別 なお,enoughと. は SC dialectに 守 られ てい るが,ChauCerの 時代 か ら無視 され は じめ,. 19C以 後 は数 の 区別 な く, enoWは 現在. archaic,. dialectと な って い る。. C)laugh[lα :f]<OEカ. απ ル乃λ‐. late:ME. ″r[1"f]一 ―[1発 f]一 [laf]. の母音 変化 に るよ。助 ノ とい う diphthOngized spellingに お “ いて も [α u]と い う発音 は一度 も生 じなか った。 ″θ ょ り ′ θ″ は Aryan sumx‐ ′ ο″,カ ルαλ‐ laughter<OEカ ルみ′ 生 じた。 ⑦. rOugh<OE″ ′力cfo. Du γ%グ gG″ απカ. C)S10ugh:cfo Low G slttθ. (`husk')`Snake's cast skin' 1欠 項. mute語 の s10ugh[slau]参 照。.

(8) 辻. θ5 ブ. 前 秀 雄. ⑨. tOugh<OE′ びヵ cf.Du′ ααグG. ⑩. trOugh<OE,Du,ON,G.″ θg. za力 (θ ) この語 は treeと COgnateで. あ る。. 4 gh‐ IIlute(62謹:). bight,bright, delight,dight,. ■ght, ■ight, fright, knight, light,. might,night, plight, right, sight, slight, tight, wight, wright. high,nigh,thigh,sprightly. eight,freight, heigh, height, inveigh, neigh, neighbour, sleigh, sleight, weigh; straight. aught,caught,daughter, distraught, fraught, haughty, naught, slaughter, taught. borough, bough, dough, furlough,. plough, slough, thorough,. though,thrOugh; burgh bought,brought,dought, drought,fought,nought,ought,sought, thOLlght, wrought. 前 に も述 べ た よ う に. back_open consonantの h,ghは 音 節 の 終. り,ま た. tの 前 で [f]音 に 変 るか ,全 く消 失 した が , この 後 者 の 場 合 ,す な わ ち は ‐ gh‐. muteに つ い て ,ふ た た び Wyldに. この 語 群 の 主 力 で あ る ‐ ghtの 場 合 を 中 心 に 考 察 す る と, ま ず 1) Wyld, op. cit., pp. 305-306。. ,. よ っ て な が め て み る。. 2つ の 場 合.

(9) Digraph`gヵ. 136. '発 達 に関す る史的考察. があ る。 1。. front vowelカ リ己行す る場合 ……night,light,etc.. 2。. back vowelヵ ラt行 す る場 合 ……daughter,bought,etc。. gh音 は少 くとも15Cま. 1。. の場合 は. 2。. で は さ らに 2つ の発達 があ った。. で に南部英 語 で 消失 した。. (1)‐ tの 前 で 完全 に消失。. (2)[f]音 に変化。. (前 項参照). これ らの音変化 は Spellingの 上 で もあ らわれ. MEと PEと で交錯 した現. 象 を見せて い る。 g乃 ′quite(1528),″ ′ θlight,ω カグ g乃 ′write(1461),9π グ ψ″ す なわ ち,ω ″グ g乃 ′bate(1577)etc. white(1557), bα グ. 以 上 は frOnt VOWelの 場 合 で あ るが ,. back VOWelに. θ お いて も, レθπ′. θfoot,力 αω″caught(1450), brought,(13C), ごθ θγ daughter(1400), /bg乃 ′ "′. αbα πg乾 ′about(1499),. θ ″slaugh― ″(159-), Sノ α′ θ ″, グα′ ′ θ グθπg乃 ′doubt, ごα′. ter(1656), グθ′ θ ″ daughter(1653)etc。. 以 下 ,gh‐ muteを 上 表 に 細 分 した 順 に 個 々 に 考 察 して み よ う。 A。. _igh(t)語 群 (22語 ) bight,bright,delight,dight, ■ght, ■ight, fright, knight, light, tight, wight, wright,. might,night,plight,right, sight, slight, high, nigh,tigh, sprightly. この語群 は最後 の 4字 を除 いて はほ とん どが. `‐. ight'Spellingで あ り, し. か も全部例外 な く ai(t)]で あ る。 t'は Aryan`‐ ti'か らきた ものだが,英 `‐. [¨. 語 にのみ現 われ ,‐ th,‐ d,‐ tと な った もの。 (Cf.birth,deed)。 この`gh'muteは frOnt vowelが 先行 した場 合 にお け る消失群 で あ る。 い ま代表的 に nightの Spellingの Variantを み る。. NEDに. よ って た どって.

(10) 辻. 前. 雄. 秀. OE MDu OS OHG ON. πグ カち ηノ乃′ α滋 , π 力′ , πθ “ %ασ 力′. Goth. πα乃′ s. Norw Sw Da. πα′ ′. ,. πα力′ πα力′. (MLG%“ (G. 乃′ ). Nα山 ′). %グ ″,π び ′ θ ′. πα′ ′ ち πθ′ ,. πα′. ″αθ乃′ (c. 825), %グ 乃′ (886), %鯰 乃′ θS (C. 950),. (1055), θ η g乃 ′. πα力乃′ (1200),. πグ 乃′ (1225),. πθα乃′ (1000),. πグ ι 力 (1300),. θ %グ 乃′. 多ノg力 ′ (1422),. g乃 ′ (Ha解 ル′ ') θ乃′ (1566), πグ (1490), 7g乃 ′ (1548), ,り ′. N.B.① bight<OE妙 乃′cf.G bπ θ力′O ② bright<OE bθ θγ乃′ O Teut. Teutonic I勉 多τ π. z Aryan b力 γαg‐ cf. L. bθ γ 乃′ θ. メ αgγ αγθ. delight<MEル ″′OFル ′グガθ″ Lル ルθ″α″θ この語 はSprightly. ③. と同様 に フ ラ ンス 系 で あ り,delite,spritelyと な るべ き と こ ろを. lightに な らって. mis‐ spellさ. れ た もので あ る。. αγθ cf.G″ 磁′ θ % dight<OE蒻 力′απL ttθ ″ α%,メ カ′ π 力′ απ MEメ ′ θ ルθ ⑤ nght<oE υ `gh'wordは 後節 の Ought'の 示す p.p.の 外 は Verbが 少 な い ④. 7乃. `‐. ので, ここで Verbと して の ■ghtに つ いて 考察 しよ う。 この動 詞 は StrOng Verb drink¨ classに 属す る ものの うち,語 幹 が [lk] あ るいは [r][h]十 COnsonantで 終 る もの約 15語 の うち現在 まで 残 った唯一 の動詞 で あ る。 その fOur principal partsは 次 の と お りで あ る。 (Cf.fOught) κ π―/a力 ′ θ θ 7α 力 ′ ―/m力 ′ =舜 % ″ ―/励 ψ ′ πψ ′ raπ ψ ′ ′. απ OE jttθ 力 ′. ME"ψ. =ル. "―.

(11) Digraph`g力. '発 達に関す る史的考察. ⑥. ″π night<oEヽ、力′O Teutノ θπ遷. ⑦. fright<OEヵ リカ′θ これ は. θ の `metathetic'formで あ 虎〃力′. 力′ る。 Cf.OEJ● γ力′Gノ 物γθ. `metathesis'は `r'が その 前 後 の 母 音 と字 位 を転 換 もる こ とで あ って ,後 述 の through一一thoroughも これ に よ って 生 じた。 Cf.. OE′ 力γ〃 一third ③ ①. knight<OE力 π″力′Du&Gル πθθ力′,`lad,servant,soldier' θ 力′GKル %ル θs`white' L light<OE κθ力′cfo Du&Gノ ″. ル″. `light'. ⑩. might<OE″ グカ′,物 ″′,解 θαtt Weak verb give‐ classで た だ 一 つ 残 っ た may(<OE惚 智 解 )の preteriteか ら ME滋 乃′ ,. 物%ψ ′が生 じ,前 者 が. PEの mightと. な り,後 者 は17Cご ろ. ま で用 い られ ,今 日では dialectに 残 って い るのみで あ る。 θ λ′ C)plight<OE′ ″力′cf・ Du p″ g′ GP′グ. @)right<OE. α%,γ グ λ′ カ′ γグ カ′ θ Du&G″ θ θ 乃′L″ θ θ πs ′ ,γ グ. ‐ sグ カ′ または ① Sight<OE sグ かt,gθ ‐. C)Slight<ON sκ ″″,Du sルσ力′G. ‐力,」 θ ‐ gθ ‐ Sグ 乃′ J″ ‐ カ ′. sθ カ ノ θ θ 乃′. g乃 ′ON ttι′ ″ ′ ⑮ tight<ME′ カグ. C)Wight<OE″ グカ′cfo. Du ″グ θ 乃′. α C)Wright<OE aげ ″乃′ ⑬. high<OE力 蒻 ё は 10ng`e'を 示 したが,guttural soundの 変化 によ リ ルジ. ,. 滋グ ψ ,力 の な どを経 て り とな り,母 音 も [i:]か ら [ai]に 変化 したが,guttural音 のな ご りを とどめて, カグ 」 の綴 りを保 って きた。 ⑩. nigh<OE%勿 力cfo. Du πα. θ(力 )Cfo Duご ′ ⑩ thigh<OE′ 力′ ノ ④. Sprightly<ME. ψ η ′cf・. MF一 F. θ ψ. /グ. ′ E sprite.

(12) lθ. 辻 前 秀 雄 spiritと. ?. cognateで あ り, delightの 項 で 述 べ た よ うに, mis―. spellingに よ って で きた語 で あ る。. B.¨ eigh(t)語 群. (11語 ). eight,freight, heigh, height, inveigh, neigh, neighbour, sleigh,. sleight, weigh;straight. この グ ルー プで は `gh'音 と と もに母 音 の 混 乱 が生 ず る。 す な わ ち,height. [hait],Sleight[Slait]の 例 外 音 に 対 して , 逆 に 文 字 の 例 外 と して こ こに 合 ‐んで あ め た Straightが [Streit]と 発 音 され る ことで あ る。 heightは カグ ψ ′ ‐ 。 っ た の が ,f,gh,n,r,sの 後 の thに tが と っ て 代 っ た もの 。 OEカ ル磁α ,. ME力 θ3形θ,″. 3′. θ,後 に λグ ψ 磁 (MiltOn)を 経 て ,現 在 の heightの 綴 りに 帰. っ た も の 。 [ai]の 音 は両 者 ,. straightの `ai'は. MEに. high,slyの. 影 響 に よ る もので あ る。. お いて は [ai]で あ っ た が ,[鯰 i]を 経 て 17C. ごろか ら [ei]と な っ た と考 え られ る。. N.B. ①. eight<OE. α,Du&G“ αλ′. λ′cf.L&GK. ∂ θ力′. ″ ″,υ ″ 力′の Variantで あると推定 されて ② freight<MDu υ “ “ いる。後述 の fraughtと cognateで ある。 ③ heigh:lnteriectiOnで. heigh‐ hoの. COmpoundで も用 い られる。. 乃グpassive of υθ 滋″θ,υ ④ inVeigh[inVё i]<L inttυ θ. cf.MHG. gθ π,imitative π∂. ⑤. neigh<OE. ⑥. ‐ “ 力‐ 多 bラ ″ 色 は long`u'で neighbOur<OE%勿. λπ gzπ. ′`Carry' “. あ った が , ア クセ. ン トと長 さを 消失 して , 音 が indeinite とな っ た もの 。 %勿 λ (%勿 )>nigh. ⑦ Sleigh:Du sル θの 借用 のよ うで , この `gh'も 前記 delightと 同様 に reverse spellingで あ って, `gh'が 発音 され た こ とは一 度 もな い。. C)Weigh<OE″. θ遷 形π. `Carry'cfo Du. ωθgθ π. `weigh' Gb"υ θg夕 %.

(13) Digraph`g力 '発 達 に関す る史的考察. 14θ. `rnove',″ agen. `weigh', L υθル ″θ `carry'. 「 (9言吾) C.‐ aught言 吾群 aught, caught,daughter, distraught,Ifraught, haughty, naught, slaughter,taught. この語群 の 部. [Э. `‐. aught'は 後 述 の特殊 な Interjection`faugh'を 除 いて は全. :t]で あ る。. slaughterと laughterの 分岐 に 関 して は前述 したが, 要す るに この一 群 は次 の `‐ Ough(t)' grOup. と と もに ,‐ (g)h+t' に back vowel カツたイ 予した. ときに生ず る 2つ の 変化 ,す なわ ち,① `gh'音 の消失 ,② `gh'[f]音 へ の 変化 の前者 に属す る もので ,い ず れ が前者 ,い ずれが後者 か の分岐 には偶然 によ るとしか思 われ な い と述 べ て きた とお りで あ る。 代表 的 に daugherを 取 りあげ ると, 綴 り字 と音 の変 せ ん に関 して は前 に αγ`milker'で Skr。 グπ力,`to rrlilk' ″,Goth凌協か′ ′ θ も記 したが,OE凌 勉‐ に さか のぼ る。 Sumx_″ α″ は `One who bears aids'の 意 で あ る。. N.B.① aught<oEグ ωグカ′,び 力′ C)Caught:cf.catch ME. θαθ力θπ,ONF. εαθλグ θ″. α θ ′の Variantで ③ diStraught:obsolete″ s′ γ. L.蒻 γ ′ πsに s′. “. 由来す る。 ④ fraught:obsoleteヵ りπg乃 ′の p.p.で. MDu. 推定 されて いる。 (Cfo freight). ″ 力′か ら来 たと υ “. %′ か ら来 てい ⑤ haughty:older ttα πg乃 ″ の発展 したもの F.乃 α. る。 ⑥. naught<OE. ⑦. ′ Slaughter<OE Jα 滋‐ ″と sル 宅 かι θ. ③. πグωπ乃′ ″, Scandinavian が Icelandic s′ グ‐. confuse した もの 。. taught<OE♂ ″. グカ′cf.teachく 力′ ,gθ ′. “. OE. グカ′ θ ME θ ′ 力′ , ′ “.

(14) 辻 前 秀 雄. θ 協πttψ ′ ,滋 ″θ. D。. ― Ough語 群 (10語 ) borough, bough, dough, furlough,. plough, slough, thorough,. though,through;burgh C‐ group. と同 じ く `‐ (g)h+・. t' Iこ. お いて. 音 が消失 したグルー プで次項 とあわせ て. `‐. 「 `gh' back vOwel が先行 して. Ough(t)'は 20語 あ るが, 次 の. `ought'群 が音声面 で も, また語 の機能面 で もだいたいそろ って い るのに対 し, この. `‐. Ough'群 は音声的 に も異質 な ものが多 いので分離 して論ず る こと. と した。 なお,最 後 にあげた. burghは 綴 りも例外 で あ るが,bOrOughと の 関連 で. ここに あげ る ことに した。 `‐. ough'‐ spellingは. `‐. πψ ,‐ θ θ ψ 'の 統合 と, 同時 にまた `gh'音 ψ ,‐ θ. の 消失 が `COmpensation'の 原 理 によ って先行母音 に影響 を与 えたために生 じた。. (<OE′ 力γ%λ )と な るべ き語 が thrOughと な り. 力″%g乃 す なわ ち,本 来 ′ 力%γ gЙ ′. (<OE′ λ%γ 力)と. ,. な るべ きが thOroughと 変 ったわ けで ある。 また. g力 は `00' が さ らに `Ou' に変化 して gめ ,M厖 >sわ θ gめ ,ノ び 力>夕 ゐθ 力>bθ θ らび. bough,plough,slough とな り, これ は regular で あ るが, 凌%> αθ 珍 J」. ,. 力″力>滋 径ψ とな るべ きと ころを,dough,thoughと な ったのは `ineXact' ′ で あ ると Skeatl)は 言 ってい る。. Ne B.① bOugh[bau]<OE bびg9bび 力 cf.Gみπg ②. dOugh[dOu]<OEグ. g グ グカ cf.G′ θ. ぽ O fur10gh[f6xlou]<Du υθ″ノ ④. p10ugh[plau]<oEノ び力. は SCandinavianか らの唯 一 の借. 用語 で あ り,ploⅥ と cognateで ぁ る。. 1)Skeat,Pγ グ πθ わ. Jθ. S,p。 361。.

(15) Digraph`gλ. '発 達に関する史的考察. 力`mire'(cf.s10ugh[slAf]) ⑤ S10ugh[slau]<oE s′ び thOrOugh[OAre]は. thrOugh[Oru:]と. ⑥. OE ttπ. 本 来 同 一 語. γカ. で 後者 が 01d Strong formで ,正 規 の音 声 変 化 で thOroughと な っ た 。 throughは. weakで , OEで. は 磁πγ とな って い た が. ,. ″ π,磁 γπ力,′ ″ θ と [r]の `metathesis'1)に よ り, 1300年 ご ろ ′ な った もの 。 ⑦ ③. thOugh[3ou]<ME ttθ ノ cf.ON′ λび,Du&Gあ. 磁. bOrOugh[bAre]<OE bπ ″g MEl勉 ″g乃 ,bθ ″π, OS& OHG 洸″g9Goth bα π″gs.burgh [bAre]は bOrOughの SCo Variant で あ る。. OE. ι″ gは `fOrt'を 意 味 し,East Yorkshireへ の Norwegian. in■ uenceに. よ っ て ,現 在 地 名 と して ,`‐ burg,‐ brough,‐burgh,. 2) ‐ borough,(‐ bury)'の Suttxで 至 る と こ ろ に 残 って い る。. JoneSに. も前 述 の とお り,相 当数 の. が ,参 考 ま で に Casselの. M物. `‐. gh'地 名 を集 録 して い る. ん ルS3)に よ っ て地 図 の 上 で 目に. ふ れ る地 名 を列 挙 して み る。. Scotland: B)randerburg,Edinburgh,Fraserburg,Jedburgh,Musselburg,. Newburg,Roxburg,etc。. England&Wales: Bamburg, Guisborough, Middlesbrough, Scarborough, Sedbergh,Londesborough, Brough, Conisbrough, Mexbor― ough,Flamborough,Goldsboro, Knaresborough, Dewbury, Littleboro,. B)romborough,. Gainsborough,. Stallingboro,. Billingborough,Loughborough, Shrewsbury, Wednesbury, Kingsbury, Narborough,. ′. rutbury, Peterborough,Attlebor―. ough, Narborough, Happisburgh, Harborough,(Э. 1)本 文. p。. 138参 照. 2)Ekwall,Oπ 3) Cassel'SA診. ― θ 助 解θ so lntroduction. “ グ,Cassels&Co.Ltd。 ,London,1961 ノ カιNSγ ′. .0/Eπ tt. jわ ″ Dグ θ ′. ′. "4′ “. 0ノ. P′. ldbury,.

(16) 辻. 前. 秀. Desborough, Blythburgh,. 143. 雄. WeningbOrough,. Hartlebury,. Tenbury,Fladbury,Aldeburgh,Sudbury, Banbury, Tew― kesbury, Tollesbury, Tetbury,. Ramsbury,. AInesbury,. QueenbOrOush, Southborough, Crowborough, Wisborough,. Pulbrough,. Mexborough,. Bromborough,. Newborough,. Loughborough,Shrewsbury, Narborough,Chirbury,Clun―. bury,Oldbury,Banbury,Avebury,Gladstonbury,Bigbury, etc.. E.‐ ought語 群. (10語 ). bought, brought, doughty,. drought,. fought,. nought, ought,. sought,thought, wroughte. `‐. ough(t)'の 音 と綴 りに関 して は ,す で に述 べ た ので , こ こで は特 に この. 語 群 の 機能 上 共 通 な ,Verbの p.peformと い う点 を 中 心 に考 察 して み た い 。. (fOughtに つ いて は ■ghtの 項 参 照 ) これ に該 当す る語 は10語 の うち ,次 の 5語 で ,い ず れ も共 通 の グ ル ー プで あ る。. buy一bought. bring一brought. think一 thought. work一 ―wrougt. seek一 sought. これ らの動詞 は lninitiVeの 母音 と Pret.,p.p。 の母音 が異 な って い る。. Pret.お よび pep.が ‐ グ Umlautを 有 せ ず ,Ininitiveに それがあ ったため に生 じた VOWelの 相違 これ は PrimitiVe Teutonicの 時代 か らの相違 で,. が今 日ま で伝 わ った もので あ る。. OEに は この種 の動詞 が約20ほ どあ ったが,MEに な ると, lete とな り ME,early. Mod Eで. は 一ヽ が. 一 部 が ObSO―. Weak verbの analogyで 規. つ 則形 とな った。dWell,quell,reach,stretch等 がそれ で , その一 ,. WOrk. の po p.wroughtが Adj.と して現在 に残 ってい る。 今 日まで 古 い形 を とどめて い るものは本項 に含 まれ る bOught,brought,.

(17) 144. Digraph`gん '発 達 に関す る史的考察. thought,sOught の//1に , S01d,told が 2ち る。 な お ,`‐ aught'項 の taught,caught(ま 新 し く この 種類 に加 わ っ た もので あ り,特 に Catchは. 13Cに Fか ら輸入 され た もので あ る。. N.B.① dOughty[d6uti]<OEグ θ グg9variant of iνh′ グg ② drOught[draut]<OE″ 名饗α cfe dγν多 `dry' ttι. この語 には. drouthも あ る。. C)nOught <OE ④. ωグ 乃′(π θ`nOt')Cf.aught,naught πび. Ought<OEび 乃′θ R/1od E oughtは oweと と もに OEど 多協 か ら生 じた。Verbど 多 %の OE formの うち, PreSo Sg.グ g9グ 乃 か ら Oweが ,Preteグ ″θか ら oughtが 生 じた ので あ る。. 以上 われわれ は `gh'語 群 の あ らわす 3つ の音 ,す なわ ち [g][f]音 な ら びに muteに つ いて 考察 して きた ので あ るが,そ の外 に例外 と して次 の 4語 があ げ られ る。 その他 の `gh'sound: hough [hЭ k] lough [lЭ. k, lЭ X]. faugh[pΦ :,fЭ :] ugh[llIIX,Ш h,u18,AX,uΦ ,uh,0:h] 後 二 者 は Interjectionで あ るので , い ろ い ろ な近 似音 が考 え られ るわ け で これ は別 と して , 南む二 者 につ いて は ,. 前 に も少 し くふ れ た が ,. yoghの. guttural sound[x]を Anglicizeし た音 で あ り, 古 い音 を止 めて い る こ と で ,音 声 学 上 貴 重 な語 と言 え よ う。. N,B.① hough<OE力 機,力 σ`heel'ME力 び力 この語 の発音 は SOuthern form`hock'の 影響 で ある。 ②. lough:Anglo‐ lrish`loch',cfe loch[lЭ k,bx]<Gaelicル θ%gカ `lake', `a lake in Scotland'.

(18) 辻 前 秀. 雄. 5. JOneSに 収 め られ た `gh'独 立 語 90に つ いて 以上 ,語 源 , 綴 り字 の変 せ ,. ん ,音 声 変 化 な どの 面 か ら検 討 を加 え て きた 。 結果 的 にその集計 を してみ る と次 の ご と くな る。. th'word 1。. 90語. Spelling につ いて. (1)Digraph`gh'の 位 置 に よ る分類 語 頭 に あ る語. 6(7%). 語 中 に あ る語. 19 (21フ び). 語 尾 に あ る語. 65 (72シ る). (‐. tを 含 む ). 語 頭 に `gh'が くる語 はす べ て gh[9] 音 で あ る。. (2)母 音字 によ る分類 ‐ ough(t)を 含む語. 24. ‐ augh(t)を 含む語. 10. ― eigh(t)を 合む語. 10. そ. 2。. 29. ‐ igh(t)を 合む語. Sound. の. 73. 17. 他. に つ いて. (1)`gh'音 に よ る分類. gh[g]音 語 gh[f]音 語. 10 (10フ び). gh‐ lnute語. 62 (70フ び). そ の 他 の音. 4(4%). 14(16%).

(19) Digraph`g力 '発 達に関す る史的考察. 14δ. `gh'[g]音 語 は不必要 に作 られ たか,借 用語 で あ る。 正 規 の変化 によ る もの と して は [f]音 語 が一 割 あ る外 はほ とん ど黙 字 で あ るといえ る。 (2)gh‐ mute語 の分類 [‐. 25`. ait]と な る語. 19 10. 「‐ Э:t]と な る語 [‐. eit]と な る語. 54. 8. そ の他 の音. 正 規 の音声変化 が立証 され るとと もに , この 点 で `gh'digraphと 母 音 との 関係 が密接 で あ った こ とを注 目す べ き で あ ろ う。. (3)音 節 によ る分類. 68(76%) 19(21%) 3(3%). 単音節 語. 2音 節語 3音 節語. `gh'wordは 単音節 で frequencyの 高 い基本語 が多 く,逆 に多音節語 は ほ とん どが特殊 な輸入語 で あ る。 根 づ よい etymological spellingの 伝承 は容易 に打破 し得 ないよ うで あ る。針小 と考 えて こころざ した分野 がわず か にその一端 にふ れただ け に終 っ た こ とを痛感す る。. 考. 参 末尾 の. ( )内. sθ Oπ ル 〃 グ Ekwall,Eo r力 θCθ ηθ. Pr。. 書. 目. は本文中に使用 した略号. παη ガθ Dグ ε. θ ノ EπgJグ s″. ―ハし%θs) ノ .0/Eπ go PJα θθ 1960(Oκ jわ π′Dグ θ. P′. 件助 ″θ Oxford Univ. “ s。. 市河三喜編「英語学辞典」研究社,昭 40。 河合茂「英文法概論」京極書店,昭 14. γVol.1。 Copenhagen。 1949(ル 魔E・ sλ G知 解解α γ πEπ g′ グ JeSpersen,0。 4ノ И9グ θ α ″ g JDグ θ π ノ グ 0 θ π π θ グ ηθ π sλ P“ ο ソ 12th Edo Dent,London。 1963. JOnes,D.Eπ g′ グ. G・ ).

(20) 辻. 0nions,T力 ιO″ ル 〃. ′ θπαη Dグ θ グ. 前. 秀. 147. 雄. ρ ノEπgJグ sヵ Ettπ θJ偲り.Clarendon Pr.,Oxford。. 1966。. αJ Dグ θ ノ θ παη ρ Partridge,E.0/zgグ ηs,4 Sλ θ″ E妙 %θ Jοgグ θ グ /ル bこ ル筋,EπgJグ s力 Routledge& Kegan Paul, London。 1961.. .. ι sグ π 【 ago Univo of London Pre 1961.(も ゃQ′ Jグ %の Robbie,H.&ce S′ πググ グ ンα′ ω ρ sヵ Ettπ θ JOgッ .2 Skeat,Wo Wo P″ πθわ′ /E"gノ グ. Vols。 Oxford Univ.Pr。 1891。. ハ) 炒′ (P″ πι Vallins,G.H。. グ πg 7物 θル物々. απグル物απグ πg σ /И ttπ JSe Adam&C.Black,London。. 1949。. (磁 乃″g&几 々απグの ο ι ノ zη α グ παJ Dグ θ θπαγソ。2nd Ed. “A Guide to Pronunciation." ノ Webster's ハ彙7zυ I″ ′ グ Springneld,Mass.1952。. Wyld,H.C.4屁. sノ. αガθπ) (WebSter,P“ πππθグ. θ,7ρ ノ ル物グθ s乃 . Blackwell, Oxforde 1956. ,7 Cθ ′ %グ α ′Eη g′ グ Jθ σ. σ.Eη g。 ) (Cθ J′ θ. Wyld,H.Ce■. %θ. G知 "′. λρ /Eη gJグ s力 .Jo Murray,London。. 安井稔「 音声 と綴字 」英文法 シ リー ズ. 研究社 ,昭 39。. 1925。. (G""′ λ).

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参照

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