授業科目名 (英文名)
地域資源マネジメント概論 (Introduct ion to Regional ResourceManagemen t) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 1年次・後期 担当教員 内藤 和明 大迫 義人 佐川 志朗 山室 敦嗣 中井 淳史 松原 典孝 菊池 義浩 川村 教一 出口 智広 佐野 恭平 所属 地域資源マネジメント研究科 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 コウノトリやジオパークなど地域資源の研究を実践的に進めている教員が、最先端の 取組みを素材に講義を行い、私たちの足元から環境保全の方策を考え、実践する力を 養うことを目的とする。本講義の到達目標は、地域資源の概念を理解し、その保全と 活用について分析・考察できるようになることである。 講義内容・授業計画 講義内容:地域資源の保全や管理を素材に、地形地質、生物、地域社会の立場から講義 する。さらに、豊岡ジオ・コウノトリキャンパス(兵庫県立コウノトリの郷公園内) および周辺地域にて、2日間の実習を行い、地域資源について実践的に学ぶ。 授業計画(5回分は遠隔授業で実施する) 1 ガイダンス、地球の歴史、地域の歴史(川村) 2 ジオパークにおける地域資源の活用(松原) 3 地質資源と人類の歴史(佐野) 4 コウノトリの野生復帰と人の共生(大迫) 5 地域の自然と鳥類(出口) 6 水域における自然再生(佐川) 7 里山里地の植物の保全(内藤) 8 集落の成り立ち(菊池) 9 宗教文化からみる自然と人間(中井) 10 地域資源と地域社会(山室) *地域資源保全実習(内藤・大迫・松原)(姫路からバスで移動)。場所:豊岡ジオ・ コウノトリキャンパス(兵庫県立コウノトリの郷公園内)および周辺地域。日程:1泊 2日(11月20∼21日を予定)。 費用:実費 テキスト 必要に応じて資料を配布する。 参考文献 必要に応じて講義の中で提示する。 成績評価の基準・方法 地域資源の概念を理解し、その保全と活用について分析・考察できる者に単位を授与 する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達 度に応じてSからCまでの成績を与える。成績評価の方法 レポート40%、小レポート30 %を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 実習で利用する宿泊施設および移動手段の収容力が限られており、かつ東西地区同時 に実習を行うため、前期の履修登録期間にこの講義の履修希望者を調査する(学務課 窓口で履修申し込みをすること)。東西両地区を合わせた履修定員を最大28名とし、 履修希望者が多数の場合は、履修を希望する理由や意欲を記して提出していただき、 その内容を参考に履修者を決定する。その際、実習に参加できることを条件とする。 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ
インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等 の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に 決定・連絡します。 実践的教育 地域資源保全実習では、コウノトリの野生復帰事業およびジオパーク事業に直接関わ る教員が現地において実習を行い、また、環境保全型農法を実践する農業従事者を外 部講師に招いた講義を行うことから実践的教育に該当する。 備考