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JAIST Repository: 東アジア地域におけるR&Dネットワークの現状と将来性

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Academic year: 2021

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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 東アジア地域におけるR&Dネットワークの現状と将来性 Author(s) 安田, 英土 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 923-926 Issue Date 2012-10-27

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/11171

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2I

アジア 域における R&D ネットワークの現状と 来性

安田 土 川大学) 日中 と ASEAN を した アジア 同 の構 を って、多様な 論が している。そもそも アジアの定 すら確定しないまま、FTA/FPA をはじめとする様々な 域( ) 合構 が されてき た。こうした 域( ) 合構 の 景には、EU の ・ 合を目指す 化された 域 同 の構築を理 とした、 アジア 域 合の が すると考えられる。 アジア 域に EU の 域 同 を構築するためには、相 な課題を する 要があり、現 時 で 現の可 を論じることに価 は見出しにくい。だが、 アジア 同 の一構 要 となり得る 域内 FTA/EPA あるいは域内の学 ・ ・環境 ネットワークの構築は、一部 現あるいは、 論の 過 に るなど現 感を持 つつある。このような域内 ネットワークの構築は、 的/ 的 合と して アジア 域でも 的 現可能な 域 と えるだろう。 アジア 域における科学 業 の の構築は、 アジア 域発展のために重要な役 を担うと考えられる、本 では、科学 業 に関する アジア 域 同 R&D ネットワークの 現状と 来性に関する を たい。 2 アジア 域における科学・ 業 での結 き・研究 の可能性については、安田(2006)、 (2007)で を行った。この時は、日本を中心として、ASEAN なら に中 との 交流、 、 に かれた日系 業の研究 を基にして、日本と アジア との 的な結 つ きを明らかにした。さらに、 の研究 、科学 研究費 出 、特 件 等を指 として、 の 等の 理を行った。そのうえで、 アジア 域における の り方として、 的 結 つきと 的結 つきを 合 せた 念 デルの 参 )を行った。 現時 では、日本と ・中 との は、さらに まっていることが される。日中 の が、 アジア 域の 上 や アジア 域発のイノ ー ン 現の となるであろう。こ の意 において、日中 の研究・ 的な結 つきは に重要である。かかる認識から、日中 の R&D 連 という を 的なデータで して たいと う。 ( 2006 p.67)

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3 R&D において日本と中 、 がどれ ど結 つきあっているのだろうか。この 態の一 を明らか にす く、 特 データ ースを 用して、日中 から出 された特 の分析を行った。 (1) USPTO のデータ ースを 用して、出 が日本、 、中 である特 について、1991 年から 2011 年までの 特 の を行った。これらの特 について出 の の 合 せを調査した 合 せは、日本-中 、日本- 、中 - 、日本-中 - )。また、出 と発明 が 異なるケース たとえ 、出 -日本 発明 -中 というケース)についても調査を行った。 さらに、日中 の 相 を見るために、 カ からの 特 が 特 を 用している 合を 出した。 (2) 1991 年に出 が日本である 特 の 件 は 21809 件、同様に、 は 374 件、中 は 28 件であった。他方、2011 年の特 件 は、日本 46139 件、 12262 件、中 3174 件となってお り、1991 年の と して、日本は 2.12 、 は 32.79 、中 は 113.36 の件 に し ている。 の 件 は 2010 年に 1 件を え、中 の 件 も 2008 年に 1 件を え、2010 年 には 2 件を えた。 、中 からの出 が、大きく ている様子が える。 (3) まず、出 と発明 が異なる特 のケースを見る。出 と発明 が異なる特 は、たと え 、日本 業の中 あるいは の研究 で 発された が、日本本社から 特 として出 さ れたケースが する。他にも、日本 業や日本 内の が中 や の大学・研究機関に 研究 を行った結果を、 特 に出 したケースなどが してくる。件 は 間合計 で見ていく。 発明 が出 と同一 発明 その他一 たとえ 、出 日本、発明 日本-中 ))の場合、出 、発明 -日本で 合 せられる特 が最も多く、357 件とな っている。また、出 が発明 に まれないケースでは、出 、発明 日本 なし)で 合 せられる特 が、438 件と最も多くなっていた。これらに する特 の多くは、 スン 子がら の特 である。 スン 子は日本法 を持つとともに、 や大 に研究 を している。 スン 子にとって、日本が 給 になっている可能性を する結果とも える。 一方、出 が中 のケースを見ても、発明 が より日本である特 が多くなっている。中 の にとって、 より日本の方が 給 として であることを す結果と えるだろう。 日本が出 であるケースでは、発明 が日本-中 である場合の方が、日本- の場合より も件 が多くなっている。これは、日本 業の中 内 R&D 増 が 景にあるものと考えられ る。また、出 日本、発明 日本なし)の 合 せで特 件 が 的多くなって いるが、これは 系 業の日本法 による出 が影響していると考えられる。 出 日本 発明 日本-中 日本- 中 - 中 日本なし) 日本なし) 1991-2011 合計 267 211 1 143 258 出 中 発明 中 -日本 中 - 日本- 日本 中 なし) 中 なし) 1991-2011 合計 72 16 1 46 31 出 発明 -日本 -中 日本-中 日本 なし) 中 なし) 1991-2011 合計 357 76 1 438 24 (4) 続いて、特 の出 を でなく、日中 の 合 せで分 した場合について て たい。 出 の 合 せパターンは、日本-中 、日本- 、中 - 、日本-中 - の 4 種 が考えられる。それぞれのパターンで、1991-2011 年の 特 の分 を行った結果を 2 に す。 が出 となる 合 せパターンで された特 の多くは、 系 業の現 法 や研究 発法 が出 となっているケースが多い。これは、日本- 、 -中 ど らの 合 せで

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3 R&D において日本と中 、 がどれ ど結 つきあっているのだろうか。この 態の一 を明らか にす く、 特 データ ースを 用して、日中 から出 された特 の分析を行った。 (1) USPTO のデータ ースを 用して、出 が日本、 、中 である特 について、1991 年から 2011 年までの 特 の を行った。これらの特 について出 の の 合 せを調査した 合 せは、日本-中 、日本- 、中 - 、日本-中 - )。また、出 と発明 が 異なるケース たとえ 、出 -日本 発明 -中 というケース)についても調査を行った。 さらに、日中 の 相 を見るために、 カ からの 特 が 特 を 用している 合を 出した。 (2) 1991 年に出 が日本である 特 の 件 は 21809 件、同様に、 は 374 件、中 は 28 件であった。他方、2011 年の特 件 は、日本 46139 件、 12262 件、中 3174 件となってお り、1991 年の と して、日本は 2.12 、 は 32.79 、中 は 113.36 の件 に し ている。 の 件 は 2010 年に 1 件を え、中 の 件 も 2008 年に 1 件を え、2010 年 には 2 件を えた。 、中 からの出 が、大きく ている様子が える。 (3) まず、出 と発明 が異なる特 のケースを見る。出 と発明 が異なる特 は、たと え 、日本 業の中 あるいは の研究 で 発された が、日本本社から 特 として出 さ れたケースが する。他にも、日本 業や日本 内の が中 や の大学・研究機関に 研究 を行った結果を、 特 に出 したケースなどが してくる。件 は 間合計 で見ていく。 発明 が出 と同一 発明 その他一 たとえ 、出 日本、発明 日本-中 ))の場合、出 、発明 -日本で 合 せられる特 が最も多く、357 件とな っている。また、出 が発明 に まれないケースでは、出 、発明 日本 なし)で 合 せられる特 が、438 件と最も多くなっていた。これらに する特 の多くは、 スン 子がら の特 である。 スン 子は日本法 を持つとともに、 や大 に研究 を している。 スン 子にとって、日本が 給 になっている可能性を する結果とも える。 一方、出 が中 のケースを見ても、発明 が より日本である特 が多くなっている。中 の にとって、 より日本の方が 給 として であることを す結果と えるだろう。 日本が出 であるケースでは、発明 が日本-中 である場合の方が、日本- の場合より も件 が多くなっている。これは、日本 業の中 内 R&D 増 が 景にあるものと考えられ る。また、出 日本、発明 日本なし)の 合 せで特 件 が 的多くなって いるが、これは 系 業の日本法 による出 が影響していると考えられる。 出 日本 発明 日本-中 日本- 中 - 中 日本なし) 日本なし) 1991-2011 合計 267 211 1 143 258 出 中 発明 中 -日本 中 - 日本- 日本 中 なし) 中 なし) 1991-2011 合計 72 16 1 46 31 出 発明 -日本 -中 日本-中 日本 なし) 中 なし) 1991-2011 合計 357 76 1 438 24 (4) 続いて、特 の出 を でなく、日中 の 合 せで分 した場合について て たい。 出 の 合 せパターンは、日本-中 、日本- 、中 - 、日本-中 - の 4 種 が考えられる。それぞれのパターンで、1991-2011 年の 特 の分 を行った結果を 2 に す。 が出 となる 合 せパターンで された特 の多くは、 系 業の現 法 や研究 発法 が出 となっているケースが多い。これは、日本- 、 -中 ど らの 合 せで も えることである。たとえ 、出 日本- の 合 せで 2011 年 特 は 22 件 す る。この 22 件のう 、 業 本社- 業日本現 法 の 合 せは 7 件 す て現代自 動 本社-現代自動 日本 R&D センターの 合 せである)、 業-日本 業の 同出 が 13 件、 業-日本 内大学と 内大学-日本 業の 合 せがそれぞれ 1 件であった。 業同 の 同出 の件 が最も多いということから、日本 業と 業の 同研究の が に あることになる。 来的には の 同 発・ といった 関 も できる。 なお、 カ の出 で された特 は しなかった。 2 出 日本- 日本-中 中 - 日本-中 - 1991-2011 合計 115 92 26 0 (5) 最 に日中 それぞれの 特 で、 カ の特 がどの 用されているのか、という の を行って たい。出 が日本、中 、 である 1991-2011 年に された特 について、それぞれ 用特 として日本、 、中 の特 を 用している 特 の を行った。 結果の合計 は 3 のような結果になった。日本から出 されている 特 は、中 や の 特 を と ど 用していないと ってよい。この 20 年間に された 特 のう 、 合にして、 ずか 1% の特 が中 ・ の特 を 用しているに過ぎない。したがって、日本の R&D 活動にお ける ・中 の の は めて低い、ということになる。 一方、中 ・ から出 された特 の 特 の 用状 は、日本のケースと全く異なっている。 この 20 年間に中 ・ から出 された特 の日本特 用 合は高い。中 から出 された特 の う 、1 上の特 が日本特 の 用を行っている。 から出 された特 に っては、およそ 4 の特 が日本特 の 用を行っていた。一方、中 出 特 の 特 ・日 特 同時 用 合は、 日本のケース に低いものの、 出 特 の中 特 用 合は 5% 、日中特 同時 用 合は 4% と、日本・中 と すると高い となっている。いずれにしても、 、中 にとって日本が 給 として重要な にあることを確認できる。 3 出 日本 用特 の 中 中 ・ 方 1991-2011 合計 10863 7802 1214 1991-2011 合計 0.0166 0.0119 0.0019 出 中 用特 の 日本 日本・ 方 1991-2011 合計 1577 219 93 1991-2011 合計 0.1291 0.0179 0.0076 出 用特 の 日本 中 日本・中 方 1991-2011 合計 35754 5250 3839 1991-2011 合計 0.3987 0.0585 0.0428 さらに、日本、中 、 から出 された特 に関する 特 の を眺めて た。結果は 2、 3、 4 に すとおりである。 スケールの相 に 意する 要はあるものの、いずれの においても、 特 の 用が増 する 向を見て れる。日本から出 された特 は、2000 年代 まで、中 と の特 を 用する が めて られていた。だが、2005 年 から に増 する 向を れる。このことは、中 や の 特 に重要特 が増 していることを意 するものと考えられる。つまり、 の の向上や、 日本 業にとって しえない が、中 ・ で 出されつつあることを すると える。 中 出 特 の日 特 用動向を ると、2000 年代 から増 向にある。2000 年代に るま で中 から出 された 特 の件 は、100 件 で しており、 用 合の は高めにな

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0. 00% 1. 00% 2. 00% 3 . 00% 4. 00% 5. 00% 6. 00% 7. 00% 19 91 19 92 19 93 19 94 19 95 19 96 19 97 19 98 19 99 20 00 20 01 20 02 20 03 20 04 20 05 20 06 20 07 20 08 20 09 20 10 20 11 出 の 割合 割合 ・ 時 割合 る 向がある。 件 が 1000 件を えたのは 2008 年であり、このあたりから本 的な特 出 活動 が始まったと見てよいであろう。中 出 特 の日 特 の 用 合は増大 向にあり、 の から 考えると、この 向は く続くものと れる。 他方、 出 特 の日中特 用 合は高い状 が続いている。特に、日本特 を 用している 出 特 は めて多い。 用 合の ークは 2010 年で 52.74%、 用件 では 2011 年の 6318 件が最も多くなっている。2008 年から 2011 年まで 用 合は 50%を 過しており、日本の に 大きく している様子が える。 スン 子、LG 子、現代自動 など の大手 業の多くが、 日本に研究 、R&D センターを していることも影響している可能性がある。中 特 の 用 合も 増 する 向が られ、 業による R&D 活動の 的 大を す結果と えるだろう。 0. 00% 5. 00% 10. 00% 15. 00% 20. 00% 25. 00% 3 0. 00% 3 5. 00% 40. 00% 19 91 19 92 19 93 19 94 19 95 19 96 19 97 19 98 19 99 20 00 20 01 20 02 20 03 20 04 20 05 20 06 20 07 20 08 20 09 20 10 20 11 出 の 割合 割合 ・ 時 割合 2 3 0. 00% 10. 00% 20. 00% 3 0. 00% 40. 00% 50. 00% 60. 00% 19 91 19 92 19 93 19 94 19 95 19 96 19 97 19 98 19 99 20 00 20 01 20 02 20 03 20 04 20 05 20 06 20 07 20 08 20 09 20 10 20 11 出 の 割合 割合 ・ 時 割合 R&D 、 特 の分析を行うことによって、日中 カ の科学 業 の R&D 活動に関 する結 つきの一 を明らかにした。だが、本 の は、 、 り き課題の 一 に過ぎな い。 は、日中 カ の 特 動向に基づいて、R&D 活動 における結 つきの 観を行っ た。 、 なる調査を行い、 のデータ・ ースに基づく分析を める 要性がある。 の動向調査からは、日中 の 的な が少なくとも過 年間に って、増大していること が確認できた。また、日本の中 は低いものの、中 、特に の日本に対する は めて高い、と える結果が得られた。 、 資源 給 としての を相 に高めるだけで なく、 同 R&D 活動などを通じて、 アジア 域発のイノ ー ン 出に結 く の構築に 向けた り が められる。 安田 土(2006)『アジア域内 同研究 発プログラ の 』 一・ 川 「 アジア 同 を 計する」日本 評論社、61-70. 安田 土(2007)『日本 業におけるアジア 域 R&D ネットワークとアジア 同 構 』研究 計画学 会 20 年 学 大会 要 集 II、1045-1048.

参照

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