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フィリピンにおける法と障害者 -- 法の実施の実態から (特集 アジアの障害者立法 -- 国連障害者権利条約への対応)

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全文

(1)

フィリピンにおける法と障害者 -- 法の実施の実態

から (特集 アジアの障害者立法 -- 国連障害者権

利条約への対応)

著者

森 壮也

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名

アジ研ワールド・トレンド

181

ページ

20-23

発行年

2010-10

出版者

日本貿易振興機構アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00004400

(2)

●はじめに

  開発途上国における障害の問題 についてアプローチする﹁障害と 開発﹂という分野では、障害学の アプローチ、すなわち、障害当事 者の観点を大事にする。こうした 立場から途上国の法律の実情を見 ていこうとするとき、法の実施の 実 態 に 触 れ な い わ け に は い か な い。本稿では、まずフィリピンに おける事例を通じて、実際に障害 当事者たちがどのような問題に直 面しているのかについて、同国の ろう者の事例からこれを探る。つ いで同国における障害者関連法制 が何をもたらしつつあるのか、ま た現在の課題としてどのようなこ と が あ る の か に つ い て 述 べ て い く 。

障害者法制の優等生 ︱フィリピン   フィリピンは開発途上国の中で は、障害者法制では相対的に早い 時期から法制の整備が進んだ国と して知られている。表 1がその法 制の一九五〇年代以降の整備状況 をまとめたものである。同表に見 られるようにフィリピンの障害者 法制は、五〇年代の職業リハビリ テーションを念頭においたものか ら始まり、その後、マルコス政権 下に国家の経済発展に主眼が置か れる政策の中で障害者関連法の設 置が停滞した七〇年代、アキノ政 権下で障害者の人権保障が国家の 主要政策となり全国障害問題協議 会︵ NCWDP ︶ の 設 置 が さ れ た 八 〇年代、アジア太平洋障害者の一 〇年︵一九九三︱二〇〇二︶と障 害者のマグナカルタに特徴付けら れる九〇年代を経て、二〇〇〇年 代には CBR やソーシャルワーク の法制の整備が見られた。特にア クセシビリティ法︵八二年︶や障 害者のマグナカルタ ︵九二年︶ は、 アクセシビリティや障害者の権利 といった二〇〇〇年代以降になっ て障害者の権利条約との関連で重 要とされるトピックスを法制面か ら保障していたという意味で開発 途上国の中でも先駆けとなったも のと言える。しかし、そうした一 見、先進的な制度を整えているよ うに見える一方で、同国の障害者 法制では、これら先進的な法制の モ デ ル と な っ た 米 国 の 法 制 に な らった公法に対し、スペイン時代 からの民法などが旧態依然として 残されているというアマルガム構 造が温存されてきた。 このことが、 フィリピンの障害者の法的権利の 保護でどのような問題を引き起こ し て い る の か 、 ろ う 者 の 事 例 か ら こ れ を 見 て み る こ と に し よ う 。

●フィリピンの障害者

  フ ィ リ ピ ン の 障 害 者 に つ い て は、二〇〇〇年のセンサスによる デ ー タ が 最 新 の も の で あ る︵ 表 2︶ こ れ に よ れ ば、 フ ィ リ ピ ン の 全 人 口 に 対 す る 障 害 者 比 率 は 一・二 % で、合計九四万二〇九八 人となっている。この数字は障害 当事者団体からも過少だと言われ ており、法制が一見、整っている ように見えるフィリピンにおいて も障害の定義の見直しや障害者の 捕捉率の向上はなお課題となって いる。また障害者の貧困率が非障 害者と比して高いことも大きな問 題となっており、開発の問題と障 害の問題の重なりは、フィリピン においても大きな問題となってい る︵参考文献④︶ 。

の意味

  統計にしても政策にしても、そ の 実 施 で 最 大 の 課 題 と な る の は、 多くの途上国の例に漏れず、これ らを支える予算措置である。国家 予 算 の 制 約 の 中 で ど の よ う な 形 で、障害者達の生活向上をはかる か、特に貧困との関係をどのよう にして解決していくかが問題とな る。   フィリピンで二〇〇七年に成立 した共和国法九四四二号は、その 打開に向けた一例である。 同法は、 一九九二年の障害者のマグナカル タと呼ばれるアジア太平洋地域で も早い時期に成立した障害者の権 利法を修正したものである。同法

障害者

       

︱法

実施

実態

(3)

フィリピンにおける法と障害者

―法の実施の実態から は、国連の障害者の権利条約のプ ロトタイプのひとつとなった米国 障害者法︵A D A︶が一九九一年 に成立した直後にできたことでも 分かるように、米国の法制の影響 を大きく受けていると言われてい る。しかしながら、さまざまな障 害者の非障害者と同等に生きるた め の 権 利 は う た わ れ て い る も の の、それを実現させる諸政策は残 念ながら、フィリピンで十分に機 能しているとは言い難い。一部の 自治体で障害者問題対応の窓口が 設置され、障害当事者がその責任 者になっている事例は見られるが ︵ マ ニ ラ 首 都 圏 の マ ン ダ ル ー ヨ ン 市 な ど ︶、 障 害 児 が 学 校 に 通 え な い状況は地方では依然として続い ているし、政府機関の建物は中央 でも地方でも障害者のアクセシビ リティを保障しえていない。選挙 の際の点字投票の制度や投票所へ のアクセシビリティの保障も候補 者の演説への手話通訳保障もない のが実情である。先進国であれば 問題なく施行されているものが施 行されていないという途上国なら ではの状況があるとも言える。   こうした状況に対し、二〇〇七 年の障害者のマグナカルタの修正 は、障害者の生活の向上にわずか でも資するべく、 公共の交通機関、 医 療 サ ー ビ ス や 医 薬、 宿 泊 施 設、 食堂などでの障害者向けの料金割 引を国法の形で規定した。障害者 ID カードを提示すれば、これら の店舗等で割引が受けられるとい うシステムである。政府はこれを 直接補償するような支出は行わな い。ただし、同法に伴う諸規則の 中でこうした制度に基づく売り上 げ分については、税の減免を行う こととなった。

の限界

  これらは基本的に主として民間 の財源によって障害者の支援を行 おうという法制である。しかしな がら、フィリピンについては、障 害者のマグナカルタでの労働関連 条項および労働法制の例ですでに 指 摘 し た 事 例 に 見 ら れ る よ う に、 表1 フィリピンの障害者関連法 50年代 1954 共和国法1179号 職業教育促進法 60年代 1963 共和国法3562号 盲教育促進法 1965 共和国法4564号 特別懸賞宝くじ法 1968 共和国法5250号 特殊教育プログラム法 80年代 1982 BP344号 アクセシビリティ法 1987 EO123号 障害者サービスを社会福祉開発省へ 1987 EO232号 全国障害問題協議会(NCWDP)再編成 1988 AO59号 手話通訳者の派遣実施 1989 共和国法6759号 白杖法 1989 共和国法6759号施行規則 白杖法施行規則 90年代 1992 共和国法7277号 障害者のマグナカルタ 1993 布告125号 「アジア太平洋障害者の10年(1993-2002)」の全国的遵守 1995 BP344号施行規則 アクセシビリティ法施行規則 1995 EO261号 障害者の雇用機会の確保等に関する委員会設置 1995 共和国法7277号施行規則 障害者のマグナカルタ施行規則 1996 EO385号 障害者問題対策特別委員会設置 2000年代 2002 布告240号 フィリピンにおける障害者の10年(2003年∼2012年) 2004 EO275号 フィリピン・スポーツ委員会とフィリピン身体障害者スポーツ組合の合同委員会設立 2005 EO417号 障害者のための経済的自立のためのプログラムのための予算枠 2006 EO437号 CBR促進・奨励 2007 保健省AO003-06号 医療リハビリテーション・センターの地方への設置 2007 共和国法9433号 ソーシャル・ワーカーのための大憲章 2007 共和国法9442号 障害者のマグナカルタの改正、公共交通機関等での障害者割引料金設定 2007 EO676号 NCDWPの管轄を社会福祉開発省から大統領府に移管 2008 EO709号 NCDWPの全国障害者問題協議会(NCDA)への改組 2009 共和国法10070号 障害者問題事務所(PDAO)設置法 (出所)知花(2009)を筆者により簡易表として改変・改訂。 表2 フィリピンの障害者(障害別/性別)、2000年 種別 男性 女性 合計 弱視 154,053 32.9% 198,345 41.9% 352,398 37.4% 言語障害 27,100 5.8% 23,762 5.0% 50,862 5.4% 片目盲 38,157 8.1% 38,574 8.1% 76,731 8.1% 精神障害 34,818 7.4% 32,476 6.9% 67,294 7.1% 知的障害 35,194 7.5% 30,919 6.5% 66,113 7.0% 四肢マヒ 31,297 6.7% 24,592 5.2% 55,889 5.9% 聴覚障害 22,251 4.7% 22,474 4.7% 44,725 4.7% その他 125,896 26.9% 102,190 21.6% 228,086 24.2% 合計 468,766 100.0% 473,332 100.0% 942,098 100.0% 全人口 38,524,267 37,979,810 76,504,077 障害者比率 1.2% 1.2% 1.2% 男性比 49.8% 50.2%

(4)

い っ て な い︵ 参 考 文 献 者 の 雇 用 に 伴 う 免 税 措 の 訴 訟 の 形 で 起 き て い あ る︵ Daily Inquirer 、

Disabled gov

t to recognize も う ひ と つ は 二 〇 一 〇 の 薬 局 で 障 害 者 へ の 二 T o day 、 二〇一〇 七 日、

Disabled people

︶。 が さ れ て き て い る も の の、法制としての全体のコーディ ネーションの面からするとその実 効性に問題がある

●ろう者に関わる法制の不備

  この他にも個別の障害について 見てみると、障害者のマグナカル タでは、物理的バリアフリーに関 わる多くの規定がある一方で、コ ミュニケーションという目に見え ない部分での障害に直面するろう 者に関する条項は、驚くべきこと にほとんど規定されておらず、わ ずかに第二条の教育と第五条の電 気通信において規定があるのみで あ る。 教 育 で は 障 害 者 の た め の ファシリティの整備、電気通信で は少なくとも一日一回の手話ない し字幕によるニュース提供と聴覚 障害者のための電話ファシリティ の保障である。しかしながら、こ れらの条項の実施のための規則で は、電話ファシリティについては ほとんど規定がなく、同条項の恩 恵にろう者は与かっていない。   フィリピンの事例から我々が途 上 国 の 問 題 と し て 学 ぶ べ き な の は、障害者に直接焦点を当てたこ うした法制だけではない。ろう者 に関しては、法廷におけるろう者 の権利の保護の事例がフィリピン の法律全体における法的整備の問 題を浮かび上がらせてくれる。

権利

︱手話通訳者不在問題   一九九〇年代にフィリピンのろ う者の当事者団体、フィリピンろ う連盟 ︵ PFD ︶は、 裁判の場で、 原 告 で あ る ろ う 者 へ の 法 的 支 援 が、 フィリピン手話︵ FSL ︶という まだフィリピン国内で認知を得て いない言語の使用者に対して提供 できていないという問題に直面し た。 訴 訟 の 当 事 者 と な っ た 時 に、 裁判所への訴えや裁判の際の用語 であるピリピノ語を母語としない ろう者のアクセシビリティが保障 されていないことが分かったので あるすなわち原告であろうと、被 告であろうと、裁判の場でのやり とりがろう者には伝えられないま ま裁判が行われる自体が長らく存 在している問題が明らかとなった ︵参考文献③︶ 。しかもこうした時 に重要な役割を果たす手話通訳者 自体がまず不足していた。   フィリピンにおける手話通訳者 の数は、 W A SLI [二〇〇七] は、 九六四人という数字を調査の結果 として掲げているが、これは、同 国 に あ る 手 話 通 訳 者 団 体 PRID ︵ Philippine Reg istry of Interpreters for the Deaf ︶ の 登 録 手 話 通 訳 者 の数が主である。しかしながら P R I D の 通 訳 者 は F S L で は な く、主としてタガログ語あるいは 英語といった音声言語に対応した 語順で手話の語彙を並べる PSL ︵ Pilipino Sign Language ︶ を用いる 通訳者でしかない。手話通訳者に なるための専門的トレーニングの 場 は フ ィ リ ピ ン に は 未 だ 存 在 せ ず、ろう学校に赴任したことで教 育の必要性から手話を我流でマス ターした人たちが通訳者として登 録しているという状況がその背景 にある。これらの主として PRI D より来る PSL 通訳者には、法 廷での通訳といったより言語的に も文化的にもセンシティブな場面 で の 通 訳 を 期 待 す る こ と は 難 し い。

  こ う し た 状 況 の 中 で 起 き た、 マーロン・パラゾの裁判事例をこ こで紹介しておく。学校教育の経 験が七歳の時の二カ月しかないパ ラゾというヌエヴァ・エシハ州出 身の二七歳の青年の裁判のケース は、 アムネスティ ・ インターナショ ナルでも取り上げられた。一九九 五年パラゾは、レイプおよび殺人 の疑いで死刑判決を受けたが、そ の際に予審法廷は、裁判過程につ いてパラゾが理解しているかどう かについて確認をしていなかった のである。フィリピンが批准して

(5)

フィリピンにおける法と障害者

―法の実施の実態から い る 国 連 自 由 権 規 約︵ C C P R ︶ は、 その第一四条で、 被告人は﹁本 人 が 元 々 理 解 す る 言 語 で も っ て ﹂ 裁判理由の説明を受ける権利があ るとしている。さらにもし﹁法廷 で用いられる言語を本人が理解で きない場合には無料で支援を受け る﹂権利があるとしているにも関 わらず、そうした言語的な配慮は 一切考慮されなかった。さらに公 判の間、被告側弁護士が選任され なかったばかりか、だれも彼の障 害 に つ い て 言 及 し な か っ た と い う。明らかに公正な裁判を受ける 権利を侵害されている状況にも関 わらず、 フィリピン最高裁判所は、 一九九七年に死刑を彼に宣告して いたのである。   その後、 パラゾのケースは、 フィ リピンの人権弁護士の集まりであ る 自 由 法 曹 協 会︵ Free Leg al Assistance Group F L A G ︶ の 知るところとなり、一九九八年に FL A G は、最高裁判所に緊急上 訴を行った。その後、パラゾへの 医学的・精神的鑑定も行われた結 果、公判に耐えうると判断された 時に下級審への差し戻しを FL A G は求めた。この事例は必ずしも 特殊な事例ではなく同国ではそれ まで、ろう者が裁判を受ける際に 手話通訳も用意されないままに審 理が進行することが常態化してい たのである。   その後、 PFD 、 FL A G およ び PFD と協力してろう者のアド ボカシー活動を行っている PDR C ︵ P h ili p p in e D e a f R e so u rc e Center ︶ が 協 力 し て、 公 判 で の 手 話通訳が可能な人材の提供や法律 用語の手話の研究なども含め、多 くの取り組みが行われた。こうし た努力の結果、二〇〇八年、パラ ゾは、無事、釈放された。

●最高裁などによる改善努力

  パラゾの釈放は、法制の不備を 理由としたもので、公正な裁判が 改めて行われた結果ではない。し かし、こうした法制の不備がフィ リピンの法曹界で当事者とアドボ カシー団体の努力の結果、明らか になったことの意味は大きい。実 際にフィリピンでは、最高裁から 同国における最初の裁判である予 審法廷段階から裁判行政管理官に 裁判での手話通訳手配に関する権 限 を 与 え る 覚 書 命 令︵ No. 59-2004 ︶ が 出 さ れ た。 そ れ ま で は、 裁判長に手話通訳手配についての 権限が与えられていたため、裁判 ごとにばらつきもあったのが法廷 運営での統一した手続きに変更さ れたことになる。また裁判所の組 織内での海外事例の調査なども行 われ、手続きの改善に向けての努 力が続けられている。

トリーミング

  この事例に見られるように法廷 での裁判といったごく一般的な手 続きにおいてすら障害者の権利が ごく最近まで無視されていた状況 は、フィリピンだけの特殊なもの でなく、多くの途上国で同様の問 題が未解決である。国連の障害者 の権利条約で基本的にうたわれて いるのは、非障害者が享受してい るのと同じような権利を障害者に もということである。そこでの精 神 は、 ﹃ 障 害 と 開 発 ﹄ の 議 論 の 中 で何度も繰り返されているエンパ ワメントとメインストリーミング である。エンパワメントのための 障害者法の整備のみならず、障害 当事者にエンタイトルされている 権利を保障すること=メインスト リーミングのための環境整備なく して、障害当事者の開発過程への 参加は不可能なはずである。途上 国の障害当事者が現行法の中でど のような位置に置かれているかを しっかりと見極めること、それは 開発のあり方に関心を持つすべて の人に求められることのはずであ る。また国際協力の側面でどのよ うなことを念頭においておかない とならないか、法整備の側面でも できる国際協力は何か、様々な課 題がこうした途上国の現実からも 見 え て く る。 法 的 権 利 の 確 立 と いった基本的な問題と障害との関 わりは、今、まさに私たちの眼前 の課題だと言える。 ︵ も り   そ う や / ア ジ ア 経 済 研 究 所 貧困削減・社会開発研究グループ︶ ︽参考文献︾ ① 知 花 い づ み﹁ フ ィ リ ピ ン に お け る 障 害 者 の 法 的 権 利 の 確 立 ﹂︵ 小 林 昌 之 編﹃ 開 発 途 上 国 の 障 害 者 と 法 ︱ 法 的 権 利 の 観 点 か ら ︱﹄ ア ジ ア 経 済 研 究 所 調 査 研 究 報 告 書   開 発 研 究 セ ン タ ー 2008-I-I5 、 二 〇 〇 九年︶ 。 ②森壮也 ﹁障害者のエンパワメント﹂ ︵ 山 形 辰 史 編﹃ 貧 困 削 減 戦 略 再 考 ︱ 生 計 向 上 ア プ ロ ー チ の 可 能 性 ﹄ 岩波書店、二〇〇八年︶ 。 ③ 森 壮 也﹁ フ ィ リ ピ ン の ろ う 教 育 と ろ う コ ミ ュ ニ テ ィ の 歴 史 ︱ マ ニ ラ 地 区 を 中 心 と し た 当 事 者 主 体 の 運 動 の 形 成 と 崩 壊、 復 活 ﹂︵ 森 壮 也 編﹃ 障 害 と 開 発 ︱ 途 上 国 の 障 害 当 事 者 と 社 会 ﹄ ア ジ ア 経 済 研 究 所 研 究双書 No.五六七、二〇〇八年︶ 。 ④ 森 壮 也 編﹃ 途 上 国 障 害 者 の 貧 困 削 減 ︱ か れ ら は ど う 生 計 を 営 ん で い るのか﹄岩波書店、近刊。

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