2019 年度 消費生活アドバイザー資格試験(再試験)
問 題 用 紙
(第2時限)
消費者のための経済知識
(地球環境問題・エネルギー需給を除く)
第 19 問~第 37 問
(制限時間 70 分)
(2019 年 11 月 3 日実施)
消費生活アドバイザー資格試験は、消費生活相談員資格試験を兼ねて実施します。
(受験上の注意) 1. 受験中は、受験票を必ず机上に出して下さい。 2. 解答は解答用紙の所定の解答欄に記入して下さい。 3. 解答用紙に受験番号と氏名を必ず記入して下さい。 4. 筆記用具は、HB以上の鉛筆、シャープペンシル、消しゴムを使用して下さい。 5. 受験中は、4.で記載の筆記用具以外の使用を禁じます。 6. 試験内容に関する質問には一切お答えいたしません。 7. 途中退席する場合は、解答用紙を係員に提出して静かに退席して下さい。 8. 受験中は、携帯電話等の通信機器の電源を必ず切って下さい。第 19 問 次の文章は、他企業との連携について説明したものである。正しい場合は○、誤 っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 同様の業務を複数の主体から請け負う企業は、経験曲線効果のメリットを活かすことが できる。 2 ジョイント・ベンチャーは、複数の企業同士が共同で出資し、新たに法的に独立した企 業を設立しつつも、その運営は最も出資額の多い企業のみが担うという提携の形態を指 す。 3 TOB(株式公開買付け)は、企業買収の際に用いられる方法の一つである。 4 経営の効率化を図るためのアウトソーシングには、系列取引と長期相対取引の二種類が ある。 5 新たな事業への参入を迅速に達成しようとする場合、M&A は効果的な方法の一つであ る。 第 20 問 次の文章は、経営分析に関する各指標について説明したものである。正しい場合 は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 自社が同一業界のライバル他社よりも、ある期間内に多くの付加価値を生み出していれ ば、自社のほうが労働生産性の高い企業であるといえる。 2 自己資本比率は、総資本に占める自己資本の比率のことであり、この比率が高いほど、 その企業の財政状態は安定していると見なすことができる。 3 貸借対照表は、資産、負債、純資産の三つの項目から構成される。このうち純資産に は、現金などの流動資産や土地などの固定資産が計上される。 4 経常利益から特別利益や特別損失を足し引きすれば、当期純利益を求めることができ る。 5 EPS とは一株当たりの純利益のことを指し、当期純利益を発行済株式総数で除して求め ることができる。
第 21 問 次の文章は、経営戦略に関する事項について説明したものである。正しい場合は ○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 最大のマーケットシェアを持つリーダー企業は、他社に対して常に価格競争を仕掛ける べきである。 2 差別化戦略の本質は、高性能の製品を開発し、販売することにある。 3 マイケル・ポーターの基本戦略の議論では、コストリーダーシップ戦略と差別化戦略の 同時追求が、企業の目指すべき姿とされている。 4 複数の製品間で部品を共有できるような製品設計を行うことは、コストリーダーシップ を実現するための有効な方策の一つである。 5 集中戦略はターゲットとする市場を絞り込み、そこに経営資源を集中的に投下すること で競争優位を構築しようとする戦略である。
第 22 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 組織の形態を決めることは、企業経営における重要な要素の一つである。代表的な組織形 態は三つあり、それは機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織である。機能別組織は 【ア】を追求できるという長所がある一方で、【イ】が発生しやすいという短所がある。他 方で、事業部制組織の長所は【ウ】の実現であるが、同時に【エ】という課題を抱えやす い。マトリックス組織は、これら二つの組織形態を組み合わせ、双方の長所を活かそうとす るものである。しかし、【オ】という課題がある。 【ア】 1.ティール組織 2.専有可能性 3.専門性 4.グローバル経営 【イ】 1.感情労働 2.フリーライダー 3.モラルハザード 4.機能部門間の対立 【ウ】 1.安定的雇用の実現 2.社内分社化 3.コンプライアンスの強化 4.迅速な事業運営 【エ】 1.事業撤退の困難性 2.資源活用の非効率性 3.非正規雇用の増大 4.心理的安全の低下 【オ】 1.研究開発部門の肥大化 2.コンフリクト調整手段の欠如 3.労働環境の悪化 4.社外取締役の機能不全
第 23 問 次の文章の下線部①~⑤につき、正しい場合は〇、誤っている場合は×を解答欄 に記入しなさい。 企業のマーケティングに社会性が加味されるようになり始めたのは、1960 年代前後であ り、その後、3 つの潮流が生まれたと言われている。第 1 は、コトラーに代表されるよう に、マーケティングの技法を①非営利組織にも援用していこうというものである。第 2 は、 レイザーやケリーの主張のように、②マネジリアル・マーケティングの中に社会志向的視点 を組入れようとする流れである。第 3 は、ピーティーに代表されるように、1990 年代頃から 強調された③SDGs とマーケティング活動の市場における調和を図ろうとする動きである。 「平成 28 年消費者志向経営の取組促進に関する検討会報告書」にもあるように、消費者志 向経営の推進のためには、事業者(企業)は、消費者・社会の要望を踏まえた改善・開発を 求められ、例えば④持続可能な社会の発展や社会の課題解決を図るような製品・サービスを 開発することが必要となる。こうした発想は、⑤大阪商人による「売り手よし、買い手よ し、世間よし」という三方よしの精神に通じるものがある。 第 24 問 次の文章の下線部①~⑤につき、正しい場合は〇、誤っている場合は×を解答欄 に記入しなさい。 バックリン(L.P. Bucklin)が提唱した理論において、生産から消費までの流通プロセス の中で、製品形態の確定とその在庫形成の在り方を、できるだけ消費に近い時点で決定す る、つまり、納品までのリードタイムを短くしたり、発注頻度を増やしたりすることを在庫 形成の①延期化と言う。これは、コンビニエンスストアの受発注システムのように、実際の 顧客ニーズに合わせた②一括大量納品を促進することで③需要の不確実性に伴う在庫リスク やコストの削減をもたらす。 反対に、生産から消費までの流通プロセスの中で、製品形態の確定とその在庫形成の在り 方を、あらかじめ消費から遠い時点で決定する、つまり、納品までのリードタイムを長くし たり、発注頻度を少なくしたりすることを在庫形成の④投機化という。そこでは、計画的で 大量の注文処理や配送による⑤規模の経済性が期待される。
第 25 問 次の文章につき、正しい場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 コープランドは、消費者の購買慣習特性の違いから、最寄店、買回店、専門店の3タイ プに小売店舗を類型化した。 2 消費社会が成熟化するにつれて、消費者購買行動は人口統計的要因や社会経済的要因で は説明しきれなくなってきたため、AIO 分析や VALS などの手法によるライフスタイル研 究が行われるようになった。 3 消費者個人の考えや行動に影響を与える集団を準拠集団と呼ぶが、この中には自分が好 意を寄せているタレントやスポーツ選手は含まれない。 4 ブランドは、顧客からの信頼を得られるほど高品質・高イメージをもたれるようになる ことから、消費者が抱くこのような好印象の蓄積に資産的価値があるという発想からブ ランド・エクイティという概念が生まれた。 5 マス・カスタマイゼーションは、複数の部品を大量生産した上で、それらを顧客ニーズ に合わせて組み合わせることによって多様な製品バリエーションを提供する仕組みであ る。 第 26 問 次の文章は、閉鎖経済における IS-LM モデルについて説明したものである。正し い場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 均衡が LM 曲線の水平部分(流動性のわな)にある時、貨幣供給を増加させるような金 融緩和政策は有効である。 2 拡張的な財政政策を実施した場合、IS 曲線が右側にシフトするが、これにより金利が上 昇することから貨幣需要が増加し LM 曲線は右側にシフトする。 3 IS 曲線は、国内における投資と貯蓄の関係を表したものである。このことから、貨幣市 場における所得と利子率の均衡を示したものだと言える。 4 拡張的な財政政策を実施した場合、IS 曲線が右側にシフトするが、これにより金利が上 昇し投資の減少が発生する。この現象はクラウディングアウトと呼ばれる。 5 貨幣供給を増加させることは、LM 曲線を右側にシフトさせる。貨幣供給の増加は、物価 と利子率の上昇をもたらすことから、投資の減少を促すことになる。
第 27 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 需要法則を満たす右下がりの需要曲線と価格弾力性が 0 の【ア】に描かれる供給曲線を考 える。ここで、供給が増加する状況を考えよう。供給の増加は、供給曲線を右側にシフトさ せることになるから、需給が一致する均衡もそれに応じて変化する。この時、均衡の価格は 低下し、均衡の数量は増加することになるが、生産者の収入が増加するかどうかは一概に言 えないことがわかる。もし需要の価格弾力性が【イ】場合であれば、生産者の収入は増加す ることになるし、その逆であれば、生産者の収入は減少することになる。特に後者は【ウ】 の例として知られている。ここで需要の価格弾力性とは、【エ】を【オ】で除したものに −1をかけたものである。 【ア】 1. 右上がり 2. 右下がり 3. 水平 4. 垂直 【イ】 1. 0 より小さい 2. 0 に等しい 3. 1 に等しい 4. 1 より大きい 【ウ】 1. 薄利多売 2. 豊作貧乏 3. 便乗値上げ 4. 価格転嫁 【エ】 1. 需要量の変化率 2. 需要量の変化分 3. 価格の変化率 4. 価格の変化分 【オ】 1. 需要量の変化率 2. 需要量の変化分 3. 価格の変化率 4. 価格の変化分
第 28 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 なお、ここで最低賃金の規制は、最低賃金以下で雇用することを禁止する規制の ことである。 労働市場について考える。図に示したのは、労働市場の需要曲線:D と供給曲線:S であ り、縦軸は賃金 W 、横軸は労働量 L を表している。規制により最低賃金が設定され、均衡 の賃金水準よりも高い水準 b に設定されたとしよう。この時、労働の需要量は j 、労働 の供給量は l (小文字のエル)となる。つまり、この差の分だけの【ア】が発生することにな る。この時、労働需要者(企業)の余剰は【イ】、労働供給者(労働者)の余剰は【ウ】と なる。この時、完全競争均衡と比較して、cfh の分だけ余剰が減少していることとなる。こ の余剰の減少分は死荷重と呼ばれる。一方、規制により最低賃金が均衡水準よりも低い g で設定された場合、競争均衡での賃金水準は【エ】、労働量は【オ】の水準に決定される。
W
L
a
0
b
c
d
e
f
S
D
g
h
i
j
k
l
【ア】 1.失業 2.労働力不足 3.過労死 4.過重労働 【イ】 1.abc 2.bcfe 3.cfh 4.bch0 【ウ】 1.gh0 2.Bchg 3.gil0 4.bch0 【エ】 1. b 2. e 3. g 4. 0 【オ】 1. 0 2. j 3. k 4. l (小文字のエル) (小文字のエル)第 29 問 次の文章は、同質的な企業が 2 社ある寡占市場(複占市場)について説明したも のである。正しい場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 この市場において、数量競争をおこなうモデルを定式化したものをベルトラン競争、価 格競争をおこなうモデルを定式化したものをクールノー競争と呼ぶ。 2 数量競争の結果、実現する均衡は、ナッシュ均衡であることがわかっている。この均衡 は、競争の結果実現するものであることから、ナッシュ均衡は同時にパレート最適を実 現している。 3 数量競争をおこなうモデルで実現する均衡では、2 社の価格は、完全競争で実現する価 格と比較して、必ず高い水準となる。 4 クールノー競争を考えた場合、2 社の供給する財の数量を合計した供給量は、完全競争 で実現する供給数量を下回る。 5 クールノー競争を考えた場合、2 社の供給する財の価格は、限界費用と一致することか ら、マークアップは存在しない。
第 30 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 海外取引や政府取引が存在せず、人口(=労働)一定を仮定した単純なソローモデルを考 える。この時、生産量は、資本ストックのみによって決定される。また,資本ストックは一 定率で減耗することを仮定している。海外や政府の存在を考えていないため、ここでは、貯 蓄=【ア】の関係が成り立つ。限界貯蓄性向を一定と考えると、資本ストックの増加分は、 貯蓄額から資本減耗分を差し引いたものとなることがわかる。 生産関数は、規模に関して収穫逓減の生産関数を考えるが、これは、資本ストックが小さ いほど、資本の【イ】が高いことを意味している。仮に、資本ストックが相対的に小さい状 況を考えると、投資額が資本減耗分を上回ることになるから、資本ストックは増加する。資 本ストックが相対的に大きい状況の場合には、逆のことが起こるため、資本ストックは減少 することとなる。このようなプロセスを考えると、資本ストックは一定の大きさに落ち着 く。この均衡は【ウ】と呼ばれる。 仮に、この状態から生産技術の上昇があると(生産関数の上方シフト)、貯蓄額もそれに 応じて上昇することから、資本ストックが増加し、新たな均衡を実現することとなる。資本 ストックの増加という意味では、【エ】の上昇や資本減耗率の低下なども同方向の変化をも たらすことが期待される。この場合、【オ】も増加するが、仮に、同程度の資本ストックの 増加であったとしても、生産技術の上昇時と比較して大きくは見込めない。 【ア】 1.純輸出 2.消費 3.限界貯蓄性向 4.投資 【イ】 1.限界消費性向 2.限界生産力 3.減耗額 4.非効率性 【ウ】 1.X 非効率 2.定常状態 3.ナッシュ均衡 4.社会的費用 【エ】 1.限界貯蓄性向 2.限界消費性向 3.平均消費性向 4.消費÷貯蓄 (生産額一定) 【オ】 1.生産額 2.物価水準 3.消費額 4.資本の限界効率
第 31 問 次の文章につき、正しい場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 国の最も重要かつ基本的な統計調査である国勢調査では、2020 年に実施される調査より インターネットによる回答を正式に認める予定である。 2 消費者物価指数と企業物価指数は、計算方法としてラスパイレス式を用いている点と、 機能向上が著しい IT 財をヘドニック法で処理している点が共通している。 3 時系列データの変動を TCSI 分離法で分析する際は、データが T(トータル要因)、C (サイクリカル要因)、S(シーズナル要因)、I(イレギュラー要因)の合成であると 考えている。 4 世帯消費動向指数とは、家計消費の動向をより安定的に把握するために、家計調査では 結果が安定しにくい高額消費部分を、家計消費状況調査の結果で補完した結果を指数化 したものである。 5 無作為抽出法で抽出された標本が(1、-2、8、0、3)である時、母集団の平均は 2、分散 は 11.6 と推定される。
第 32 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 1 労働力調査における完全失業者の定義は【ア】の基準に準拠しているが、その定義は国 によって違う場合があるので比較には注意が必要である。 2 1965 年 11 月から 1970 年 7 月までの 57 カ月間続いた景気拡大局面を【イ】景気とい い、【イ】は日本の神話の神様に由来している。 3 総務省は統計法で規定されている基幹統計を最も多く作成している省庁であるが、 【ウ】は作成していない。 4 平均には様々なものが存在するが、【エ】平均は経済成長率など比率のデータに用いる ことが多い。 5 毎月公表されている消費者物価指数のうち、総合から【オ】を除いたものを日本ではコ ア指数と呼んでいる。
【ア】 1.ILO 2.WTO 3.IMF 4.WHO
【イ】 1.バブル 2.神武 3.いざなぎ 4.岩戸 【ウ】 1.人口動態統計 2.労働力統計 3.国勢統計 4.家計統計 【エ】 1.加重 2.幾何 3.調和 4.算術 【オ】 1.生鮮食品 2.食料(酒類を除く) 3.生鮮食品及びエネルギー 4.食料(酒類を除く)及びエネルギー
第 33 問 金融に関する次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで 解答欄に番号を記入しなさい。 消費者信用には、商品やサービスを購入する際の【ア】と、金銭の融資を受ける【イ】が ある。商品やサービスを購入し、代金を後で支払う【ア】には、個別に信販会社などと契約 を交わすものと、【ウ】を利用するものがある。【ウ】を利用すると、代金を【エ】て支払 うことになる。支払い方法はこの【エ】の違いにより、割賦方式と【オ】方式に分かれる。 【ア】 1.販売信用 2.購入信用 3.サービス信用 4.個人信用 【イ】 1.預貯金 2.投資信託 3.生命保険 4.消費者金融 【ウ】 1.プリペイドカード 2.キャッシュカード 3.クレジットカード 4.デビットカード 【エ】 1.引き上げ 2.繰り延べ 3.引き下げ 4.繰り上げ 【オ】 1.翌月一括払い 2.分割払い 3.リボルビング払い 4.ボーナス一括払い 第 34 問 次の文章は、家計をとらえる基本的な用語について説明したものである。正しい 場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 実収入から実支出を差し引いた値のことを、黒字または赤字という。 2 実支出以外の支払には、税金や社会保険料などの、自分や家族の生活に使用したり利用 するための支出以外の支払が含まれている。 3 物価変動の影響を取り除き、基準とする年の貨幣価値で表すことを、実質化という。 4 可処分所得とは、実収入に預貯金引出金を加えた、家計が自由に使い道を決めることの
第 35 問 次の文章は、食料費あるいはエンゲル係数について説明したものである。正しい 場合は○、誤っている場合は×を解答欄に記入しなさい。 1 エンゲル係数は、消費支出に占める食料費の割合を示したものである。 2 総務省統計局「全国消費実態調査」で 2000 年頃からの一人暮らしの若年者(30 歳未 満)の食料費の推移をみると、男女ともに減少傾向にある。 3 総務省統計局「家計調査」(2 人以上の世帯のうち、勤労者世帯)によると、食料費支 出は実質額では 2015 年以降の近年の金額は 1970 年頃に比べ 2 倍程度に増加している。 4 総務省統計局「家計調査」(2 人以上の世帯のうち、勤労者世帯)で 1965 年頃以降のエ ンゲル係数の推移をみると、毎年低下している。 5 年間収入五分位階級別にエンゲル係数を比べると、収入階級の低い第Ⅰ階級に比べ所得 階級の高い第Ⅴ階級の方が高い。 第 36 問 次の文章の【 】の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号 を記入しなさい。 総務省統計局「家計調査 2017(平成 29)年」によると、世帯人員 2 人以上の勤労者世帯の 平均貯蓄現在高は約【ア】万円であり、貯蓄の内訳で最も多いのは【イ】である。世帯あた りの貯蓄現在高を横軸(目盛り間隔 100 万円)に世帯割合の分布を示すと、【ウ】。金融広 報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 2017 年(2 人以上世帯調査)」によると、近 年の金融資産の非保有世帯の割合は【エ】割程度である。同調査(「家計の金融行動に関す る世論調査 2017 年(2 人以上世帯調査)」)によると、貯蓄の目的の第1位は【オ】である。 【ア】 1. 300 2. 800 3. 1300 4. 1800 【イ】 1.通貨性預貯金 2.定期性預貯金 3.生命保険 4.有価証券 【ウ】 1.平均を中心におおむね左右対称である 2.低い方に偏っている 3.高い方に偏っている 4.高い方、低い方の2つの山がある 【エ】 1. 1 2. 2~3 3. 4~5 4. 6~7 【オ】 1.病気や災害への備え 2.住宅資金 3.子どもの教育 4.老後の生活資金
第 37 問 次の文章は、日本の人口について説明したものである。【 】の部分に、各選択 肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号を記入しなさい。 わが国の【ア】は、2005 年に 1.26 となり、その後、横ばいもしくは微増傾向が続き、長 期的な少子化の傾向が継続している。 また、2017 年に発表された国立社会保障・人口問題 研究所「日本の将来推計人口 (2017 年推計)」によると、現在の傾向が続けば、【イ】年 には、我が国の人口は 8,808 万人となり、1 年間に生まれる子どもの数が現在の【ウ】程度 となり、【エ】は約 38%に達するという厳しい見通しが示されている。この要因の一つとし て、ライフスタイルの変化がある。例えば、2040 年には【オ】歳時の未婚率が男性で約 29%、女性では約 19%になるものと見込まれている。多くの国民が結婚や子育てを希望して いるにもかかわらず、その希望がかなえられず、結果として少子化が進んでしまっているこ とから、国民が希望する結婚や出産を実現できる環境を整備することが重要となる。 【ア】 1.未婚率 2.乳幼児死亡率 3.合計特殊出生率 4.高齢化率 【イ】 1. 2035 2. 2045 3. 2055 4. 2065 【ウ】 1. 4 分の 3 2. 2 分の 1 3. 3 分の 1 4. 4 分の 1 【エ】 1.未婚率 2.乳幼児死亡率 3.合計特殊出生率 4.高齢化率 【オ】 1. 30 2. 40 3. 50 4. 60