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混相流に関する研究 (第4報) : 固-液相系混相流の水平流分岐管路における特性について

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Academic year: 2021

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(1)

混相流に関する研究 (第4報) : 固-液相系混相流の

水平流分岐管路における特性について

著者

山下 貞二, 吉福 功美

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

2

ページ

175-178

別言語のタイトル

THE STUDY ON THE FLOW OF SOLID-LIQUID PHASES

(REPORT 4) : ON THE CHARACTERISTICS OF THE

FLOW OF SOLID-LIQUID PHASES IN THE BRANCHED

PIPE INSTALLED IN HORIZONTAL LINE

(2)

混相流に関する研究 (第4報) : 固-液相系混相流の

水平流分岐管路における特性について

著者

山下 貞二, 吉福 功美

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

2

ページ

175-178

別言語のタイトル

THE STUDY ON THE FLOW OF SOLID-LIQUID PHASES

(REPORT 4) : ON THE CHARACTERISTICS OF THE

FLOW OF SOLID-LIQUID PHASES IN THE BRANCHED

PIPE INSTALLED IN HORIZONTAL LINE

(3)

混 相 流 に 関 す る 研 究 ( 第 4 報 )

固一液相系混相流の水平流分岐管路における特性について

山 下 貞 二 * ・ 吉 福 功 美 *

THESTUDYONTHEFLOWOFSOLID−LIQUID

PHASEs(REPoRT4)

ONTHECHARACTERISTICSOFTHEFLOWOF SOLID−LTQUIDPHASESINTHEBRANCHED PIPEINSTAIT,頂T)INHORIZONTALLINE sadajiYAMASHITAandlsamiYOSHIFUKU

Inexperimentalinvestigon,itisfoundthatthebranchratios,asthecharacteristicsofthe

flowofsolid-Iiquidphasescontainingthesamekindofparticlesinthebranchedpipeinstalled inhorizontalline,increasewiththebranchangle8,butdoesnotvarieswith研anda1andthe branchratioiscorrelatedwithxinthefollowingequation・ BR=0.5+x/(α+跡) w h e r e x = β / 1 8 0 andconstanta,6weredetermined ReceivedMay31,1962 1 . 緒 言 前報')において固-液混相流が各種分岐管路を流動 する場合,その特性としての分岐比は次元解析により 流動条件要因必,1−α1,0/180により表わされる事 が分った. 本報告では前報で明らかにされた実験的外部要因の 影響を考慮し,試料取出管として大きい誤差をもたら す所のピニールパイプ方式の代りに樋方式を採用し非 対称分岐管を水平流管路水平面に取付けた場合につい て実験した結果を示すものである. 2.実験装置および方法 (1)前報に述べた装置を用い水平流水平面に分岐管 を取付けた場合について実験を行なった.なお実験条 件は下の通りである. 固相:土岐津けい砂6号(平均粒径吻=0.21mm, 真比重Iqp=2.639/cm3) 液相:水 重量濃度百分率α』:0,5,10,20,30% 流速"ェ:2∼6m/sec 分岐角度9:30.,45.,60.,90。 :I:応用化学教室 管内径D:24.4mm(本管,主管,枝管とも) なお流速〃1は混相流の平均流速であり混相流の重 吐流迅を容祇流量に換算し管断面砿で除して求めたも のである.第1図に分岐管の形状を示す. 第 1 図 分 岐 管 (2)実験方法 撹伴用のプロペラ付き混合撹伴糟中に砂と水を任意 の一定膿度で投入し,十分に撹伴した後,31Pのサン ドポンプにより,吟も〃パイプ。,テーパー管,1''パイプ° を経て分岐管に混相流を流す.(分岐管の分岐点前に は前駆流動区間を考慮した)分岐した混相流はホッパ ー式の樋を通して混合撹拝槽に返す.定常状感に達し た後受器に試料を取る.試料は本管,主管および枝管 について亜量漉度百分率α,管内平均流速〃を求め, 更に本符に対する主管の流速比β,全重量比γおよび 砂の重量比6を計算した,

(4)

計 ’ 1 5 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 号 、777 .852 .864 .893 第 2 ′ 表 分 ’ 散 分 析 表 3 . 実 験 結 果 と そ の 考 察 稚* 1234 αααa .845 .771 .823 .845 勺ムイー〆O﹁ノー バキ可JQonU COoOQDOO 目■●■ .824 .844 .772 .819 α・/ S・S ハ‘・S F | 判 定 β 以上の実験装置および方法で実験した結果は次の如 くである. (1)分散分析 前報に述べた如く分岐比は同一粒径の粒子を含む混 相流に対して無次元数E・’1−α1,6/180の関数であ ると考えられるが,分岐比に対する上の三要因の効果 を確めるために4×4ラテン方格処理法によって無作 為に実験データーを抽出し,分散分析を行なった. 要因とその水準は次の通りである. E,:F,.,(0∼45),局2(46∼90),届,3(91∼135),9.4 (136∼185) α:α,(5%),α2(10%),α3(20%),α4(30%). β:β』(30。),62(45。),63(60。),64(90。) 第1表,第2表にその一例とし4×4ラテン方格処 理および分散分析表を示す. 第 1 表 4 × 4 ラ テ ン 方 格 処 理 E ・ 1 ’ B 2 1 E 、 3 1 B 型 戸コー02 623戸。 7888 ●c●■ 3336|遁 135 84 14978 147 6 αE6El計一一γ|αEOE γ ’ E ・ ’ | 届 2 1 E 、 8 R4 1234 αααa .841 .762 .817 .830 、825 .843 .764 .815 “’3336 S ・ 8 | 皿 ・ S I F | 判 定

'

、819 .817 .843 .768 15 言 .760 .819 .832 .858 1234 αααa 上表により分岐比β,γ’6は何れもβに対してのみ 危険率1%で有意である.すなわち分岐角度の変化に よって分岐比が大きい影響を受けることが分り,月., 1−α’によっては変るということは云えない事が分

る。.、.

(2)分岐比対F,<1−α')(パラメータの β ’ F 皿 l R r 2 1 E , 3 1 局 理 α・/ データーを整理するに当ってまず無次元数E・’1− α1,6/180の中で脇(1−α,)なる無次元数の積を混 相流が管路を流動する場合の流動条件変数として採用 した.すなわち実験して得られた分岐比.β,γ’6はβ をパラメーターとして易・(1−α,)に対してプロッ・卜 した.β=30.の場合のデーターを第2図に示す. 第2図より分る如く流動条件α,=0∼30%,〃,=2

∼6m/secの範囲ではE・(1−α,)が変っても分岐比

β,γ’6は変るとは云えない.むしろ前報に記した外

部的要因による誤差を考慮すれば分岐比は一定である と考えられる.この事は分岐角度β=30∼90.につい ても同様であり(1)の結果を裏書きしていることが分 る. (3)分岐比対β/180 (2)で分岐比は流動条件が変っても分岐角度が一定 なら一定値を示すことが分ったが,次に分岐角度の分 岐比に対する影響を調べてみると大きく影響すること が分る.第3図にβ,γ’6対6/180をプロットしたも のを示す.図より分る如く,β=0。の時は分岐比は何 れも0.5であり分岐角度が大になれば分岐比も大にな っていくことが分る.そしてβ=90.では分岐比は大 体一定となり0.85∼0.9の附近の値を取る. (4)考察 (1)(2)(3)より本実験では分岐角度’によって大 S ・ S | 版 ・ S ’ 五 . | 判 定 4123 60n〃〃U 3412 666同じ 3336 386.69 241.69 19483.19 230.87 125.56 80.56 6494.40 38.48 3.26 2.09 168.77 αE8E 8266 1247 8887 ●凸■● 2341 ︵066ハワ 6 、862 .882 .795 .847 、885 .799 .866 .874 α1 0.1‘ α2 0り α 3 0 3 α4 64 176 局 ’ | R 、 2 1 E 、 8 1 E 4

(5)

芯0斤(ノー叩 山下.、吉福:混相流に関する研究(第4報) O Q / 0 . 2 “ “ ・ ・ α 5 J / / ” 第3図β,7,6対6/180 きぐ影響され流動条件によっては変化しないというこ とが分った.これは本実験の実験条件の範囲,すなわ ち粒子径が0.21mmと比較的小さい粒子を,軍岳両 分率で最大30%含んだ固-液系混相流が2∼5m/sec の流速範囲で水平管路内を流動する時にしか成立しな い.この範囲では流れは完全な乱流であり粒子径も小 さいので粒子は浮遊状態で流体中に大略均一に分散し て流れている事が考えられる.この場合は極端に大き い粒子径とか,非常に小さい流速の場合の如く粒子群 が管底に沈降して不均質な混相流として流動する場合 ︲5 。O乳X5%,o/0%,4”%,口3oz 9‐ Q8 一一一。x誰へ梼一銅俄−−℃--弓-詑訟今。。示官ロ画一q-8xxも言旨一一一一序一一一x-.--.で‐ β q7−1. 旧 角 U D ひ 50 /” ”〃(ノーαリ 8 ' 必ひ丹(/-Ⅸノノ

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F f . ( 1 − α ' ) ( β = 3 0 。 ) > )

と異なり,粒子群が流体に対して一定の相対速度(ス

リップ速度)をもつ均質な混相流であると考え鐙と

ができる. 従って混相流が均質な条件をもつ間は恰も清水だけ の流動と類似して流動条件が変化しても分岐角度が− . r 定であれば分岐比は一定となるのではないかと考える ことができる. また分岐角度が大になれば混相流およびその中の固 体粒子はそれ自身の慣性により枝管に行きにくくなり 母 。 『 その結果分岐比が大にな.るものと考えられる.6=90。 では分岐比は0‘9未満であるので分岐角角度90。以上 の実験が更に必要となるざ 4 . 実 験 式 前述の如く分岐比は一般に無次元数R・’1−α1,−6/ 180などによって表わされるが,同一粒径の粒子を含 む水平流管路を流動する混相流の場合は,β/180だけ の関数であることが明らかとなった. 今,分岐比をB、Rで表わすとこの場合は B , R = / 〔 β / 1 8 0 ) ( 1 ) 第3,図より次の如き実験式が想定される. BoR.=0.5+x/(α+6x)(2) た だ し x = β / 1 8 0 ( 3 ) β,γ'6についての定数α’6の値は次の如くであ る.ただしβ=30∼90。 第 2 図 8 , γ ’ 6 対 05 e − β Q9 一 一 Q8 4 − J x − j r q7 q6

(6)

178 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 号 αβ=0.1890bβ=2.504(4) αγ=0.18306γ=2.498(5) α8=0.156366=2.286(6) なお,実験式による計算値と実験値の間の相対誤差 は約5%以内である. また前報に述べた定義式,基礎式を列記すれば 〃 2 / " 1 = β ( 7 ) E = " ' 2 / g D ( 8 ) α 2 / α , = 6 / γ ( 9 ) α3/α'=(1-6)/(1−γ).(10) zz,=zz2+Ⅲ3 (11) 次に上述の諸式の使用例を示す (例)分岐角45.の分岐管を付した水平流管路内を 混相流(液相は水,固体粒子は土岐津けい砂6号とす る)が濃度α1=10.14%,流連座,=5.20m/secで流 れている.主管および枝管における波度,流速を推定 せよ. (解)(3)より死=β/180=45/180=0.25 (2),(4)よりβ=0.5+025/(0.189+2.504×0.25)= 0.8067 (2),(5)よりγ=0.5+0.25/(0.183+2.498×0.25)= 0.8104 6=OS+0.25/(0.1563+2.286×0.25) =0.8435 (7)より〃2=",×β=5.20×0.8067=4.19(m/ sec) (11)より“3="1−"2=5.20-4.19=1.01(m/ seC) (9)よりα2=α,×6/γ=10.14×0.8435/0.8104 =10.55(%) (10)よりα3=α1×(1-6)/(1−γ)=10.14×(1 -0.8435)/(1-0.8105)=8.37(%) なお,実測値は〃2=4.23(m/sec),"3=0.95(m/sec), α2=9.41(%),α3=8.00(%)であった. 5 . 結 語 以上を要約すると固一液相系混相流が分岐管を付し た水平流管路を流動する場合,その特性としての分岐 比は分岐角βだけの関数として表わせる事が分った. すなわち,粒子径が0.21mmの粒子を重量百分率で 最大30%含んだ混相流が2∼6m/secの流速範囲で水 平管路内を流動するとき,分岐比は流動条件によらず 分岐角だけに依存し,そして分岐比B、R.はx=β/ 180と次の如き実験的相関があることが考えられる. BR=0.5+邦/(α+6x) 実験によってα’6を各分岐比に対して決定した. 6 . 後 記 木報告は前報に続く分岐管に関する研究の一部であ り,液体輸送,空気輸送等の研究における幾多の先人 の文献に示唆を受けた.また実験に協力した鹿大工学 部応用化学科,化学工学専攻学生,井手義弘,古木 喬,萩之内茂樹,木場義孝,徳田雅寛,深水義弘の六 君の労を謝すものである. 記 一 石 D:符内径,B,;管フルード数="2/どD, g:重力の加速度,“:流速,x:=0/180, B、R、:分岐比,α:固相の重量濃度百分率(%), β:本管に対する主管の流速比 γ:本管に対する主管の全重量比 6:木管に対する主管の砂重量比,β:分岐角度 SufExl:本管,2:主管,3:枝管 女 献 l)山下貞二・吉福功美:鹿児島大学工学部研究報 告,第1号(昭36)

参照

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Key Words : rutting, wheel tracking test, thickness of pavement, triaxial test, confining pressure, friction angle, cohesion... 大主応力差

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