別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 平成 28 年度 第2回枚方市学校いじめ対策審議会 開 催 日 時 平成 29 年2月 24 日(金) 午後3時00分から 午後4時30分まで 開 催 場 所 輝きプラザきらら 7階 会議室 出 席 者 西村 英一郎(大阪弁護士会) 岡田 敏之(京都教育大学 教育支援センター 教授) 井筒 浩美(大阪社会福祉士会) 二見 真美(大阪府臨床心理士会) 田辺 元美(枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 室長兼支援担当課長) 狩野 雅彦(枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 生徒指導担当 課長) 椛山 佐由里(枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 主幹) 棧敷 勝(枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 主幹) 西 敦規(枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 主幹) 欠 席 者 森 実(大阪教育大学 教職教育研究センター 教授) 案 件 名 ① 平成 28 年度 第1回枚方市学校いじめ対策審議会 会議録(案) ② 枚方市生徒指導対応マニュアル(いじめ防止編) ③(報告案件)平成 27 年度いじめ認知件数 平成 28 年 4 月~12 月いじめ認知件数 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 決 定 事 項 平成 28 年度第1回枚方市学校いじめ対策審議会会議録 次回 平成 29 年8月 18 日(金)午後3時から開催 会議の公開、非公開の別 及 び 非 公 開 の 理 由 非公開 (審議内容に個人に関する情報を含むため) 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 一部非公表 傍 聴 者 の 数 なし 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 学校教育部児童生徒支援室審 議 内 容 事務局より 会に先立ち、この度5人の審議委員様の任期満了に際して、9月 18 日に全員改めて2年 間の委嘱をお引き受けいただきましたことに感謝致します。なお、会長は引き続き西村委 員にお引き受けいただきました。ありがとうございます。 1.会長あいさつ(要旨) 引き続き会長を引き受けさせていただきます。 本日も自由な議論を進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 2.会議運営事項の確認 ①会議の非公開について (事務局) 「枚方市審議会等の会議の公開等に関する規定」に基づき、「非公開」とする。 ②会議録について (事務局) 本審議会の「会議録」は、次回開催の審議会において、確認した後、「枚方市審議会等の 会議の公開等に関する規定」に基づき、市のホームページで「公開」することとなる。 前回承認いただいた会議録については市のホームページに掲載している。 (会長) ①会議の非公開について及び、②会議録について、ご異議ございませんでしょうか。 (委員) 異議なし (事務局) 会議録については、後日、枚方市のホームページに掲載していく。 3.案件 (会長) では案件について、事務局から説明をお願いします。 (事務局) 平成 28 年度第1回審議会の会議録(案)について。 会議録(案)は、平成 28 年 12 月 15 日付けで各委員宛てに事前に送付し、確認いただいて いる。1名の委員から指摘があったので、再度確認いただく。 平成 28 年度第1回枚方市学校いじめ対策審議会会議録(案)の5ページ、15 行目の委員 の発言の部分について、文言を整理している。また最後から6行目以降についても、文言 整理を行っている。同様に6ページの3行目についても文言整理を行っている。 これ以外、誤字等の修正以外の修正はない。承認いただいた後、後日、枚方市のホーム ページに掲載する予定。 (会長)
ただ今、事務局から説明のありました会議録の修正につきまして、ご質問ご意見はござ いませんでしょうか。 (委員) 意見質問なし。 (会長) 平成 28 年度第1回審議会の会議録については承認されたものとします。 (事務局) 会議録について、後日、枚方市のホームページに掲載する。 ありがとうございます。 (会長) 続いて、案件②について事務局から説明をお願いします。 (事務局) 枚方市生徒指導対応マニュアル(いじめ防止編)について。 本市では平成 25 年4月に生徒指導対応マニュアル(いじめ防止編)を作成し、教職員研 修等で活用している。しかし、作成から3年以上経過し、内容についても見直しが必要で あると考え、今回改訂版の検討をしている。前回の審議会でいただいた意見を踏まえ、改 めて修正した。 特に大きく修正したのは3ページ(1)いじめとは、③を「受けた側の子どもが嫌だと 感じることすべて(行為を行った側の考えや周囲の人の考えは関係ない)」と変更した点、 及び、(2)を子どもが安心して学び、生活できる学校づくりと見出しを変更し、①「安心 して生活できる居場所づくり」の項を設けたこと。(1)については、前回の議論をいただ いた中で、いじめの定義について、受けた側が嫌な思いをしていることすべてをいじめと することを明確にするために修正をした。(2)については、いじめのない学級づくりのた めに、子どもたち全員が安心して生活できる居場所づくりが必要なこと、とりわけ支援や 配慮の必要な子どもについて記載をした。 ②児童会・生徒会などが中心となる取組には「あいさつ運動」を復活させた。 (4)いじめのない学級づくりの項では、(2)の①を受けて、「学級を安心できる居場所 にするための学級担任としての大切な心構え」とサブタイトルを修正した。 9ページ、「子どもの自己有用感を育てる先生の一言」は前回の指摘を受け、枚方市教育委 員会独自のものをつくった。10 ページの⑤には、個人情報の取り扱いについて、カッコ書 きで加えている。 (5)教員の言動による影響の項については、前回の議論を踏まえ、11 ページに「なぜ」 という言葉に心理的に相手を否定しているところはないでしょうか、という1文を加えて いる。 (6)ネット上のいじめへの対応については前回不完全な部分があったので、例や文言を 加えている。 24 ページ、人権意識のチェックリストには、1つ1つの項目に対応する本文のページを記
載するとともに、支援の必要な子への意識や、自分のSNSに子どもの情報をあげていな いか、などのチェック項目を作った。 アンケートについても項目の整理を行っている。 おもに経験の浅い教職員がいつも手に取って子どもたちの様子の変化に気づく助けになれ ばと思っている。 以上修正点について、大まかに説明したが、ご質問やご意見を頂戴したい。 (会長) それでは意見はございませんか。 (委員) 11 ページ、「なぜという言葉に心理的に相手を否定しているところはないでしょうか。」 の「心理的に」という言葉だが、ここの意味は、無意識のうちに子どもを否定していると いうことだとすれば、「心理的に」と表現ではなく、もっと適切な表現があるのではないか。 (事務局) 「無意識に」はどうだろうか。 (委員) 「なぜ」という言葉は、子どもが否定されているように受取ることがあるということを明 記すればよいのではないか。 (委員) 3、4年生用のアンケートの問 10「あなたの学級で」は「あなたの学級では」に。 (委員) 6ページ、<取組の例>A)学級集団アセスメントとはどのようなことか。またB)非 行被害防止講座で、具体的に大阪府警察本部や市民インストラクターがいるとか、NTT ドコモやauと連携して講座をやっているなどの例があれば教えてほしい。 (事務局) 学級集団アセスメントという言葉は現在あまり使われていない。一部の学校でQ-Uや、 社会性測定用尺度等を行っている。 (委員) 調査様式等はあるか。 (事務局) 社会性測定用尺度は質問紙等ある。学級全体の子どもたちの自己有用感の傾向を図るこ とができる調査である。 (委員) 京都市ではクラスマネジメントシートなどを使用している。「学級集団アセスメント」と 言われたときに、教師が具体的なものを想像できればよいのだが。 (事務局) どの教師にも何のことか分かるように この部分の表現についてどうするか、検討する。 講座については、PTA主催の講座ではドコモやauに講師を依頼していることが多い。 児童生徒対象の非行防止教室は警察が講師として行っている。ネットに限定してとなると、
その講座を専門にやっておられる方を招いて、ということになる。 (委員) 例えば年に1回は、子ども向け教師向けの講座をやるように、というような指示をして いるのか。 (事務局) 非行防止教室は必ず年に1回やるように指示している。ネットいじめ防止教室等につい ては、特に指示はしていない。 (委員) ネットいじめは小学校でもかなり進んでいる。市教委が学校に対して、学校で具体的に どのような指導をしていけばよいのか、方針を示すことが必要ではないか。 学校現場はたいへん困っている。講師や講座を行ってくれる団体の紹介等を市教委が積 極的に行っていったらいいのではないか。 (委員) 毎年1回はいじめやネットいじめ防止の講座をするように指示するとか、それくらい突 っ込んだ取組をしたらどうか。 (事務局) 年に2回小中学校生活指導研究協議会で、ネットいじめ等の研修講座を教員対象に行っ ている。その案内はPTAにも周知している。学校に対して年に1回行うようにというの は指示していない。 (委員) 学校に自発的に講座を持つようにと言っても、予算がなければ難しい。市教委が予算を 取って、各学校で年に1回できるようにするのが、一番わかりやすい。PTAと共催にし て、費用をPTAに持ってもらい、参観等で保護者も一緒に参加できる講座をするという 方法もあるかもしれないが。本来ならば、行政が支出すべきではないか。 弁護士会の有志が2年ほど前から、各教室でいじめ予防の授業を行っている。ほぼボラ ンティアで行っているが、最近少し謝金が出るようになった。人権ベースで授業を行って いるが、狙いは傍観者の子どもたちの意識の底上げである。「いじめ予防」の目的でやって いる。先生が言うことと同じことでも、外部の人間が言うことで、次の指導のときに「あ のとき言われていただろう」という指導ができる。やる気になれば、このようなこともで きる。 (委員) 少年鑑別所も学校に非行防止の出前授業をやってくれる。少年院法が改正され、地域調 整官が各学校に出向くことになった。枚方全部の学校に来てもらうのは無理かもしれない が、ぜひ活用してください、と言われている。 (委員) 警察の講座はどうなっているか。薬物乱用防止教室は警察がやってくれると思うが、い じめ防止教室などはやってくれるのか。 (事務局)
小学校5年生には「非行防止教室」ということで枚方少小年サポートセンターが全小学 校を回ってやってくれている。主に万引きなどの問題行動の防止。6年生には大阪府警察 が来て、問題行動の防止について講座を行っている。 (委員) 問題行動の中には、いじめも入るのか。 (事務局) 入っていると思う。中学校はどこか1学年でやることになっている。 (委員) 問題行動の中でも、今一番重要視されているのがいじめなのだから、いじめに特化した 教室を行うことが、保護者向けにもアピールになるのではないか。 ある学校で、いじめが収まった後、弁護士が各クラスに入って講座をする、といことを 保護者に知らせたらたいへん喜ばれた。学校は一生懸命やってくれているんだな、という ことが伝わる。全校が無理なら、一部の学校から始めて、それを共有し全体化していくと いいのではないか。 具体的なことを示さないと、能書きだけでは前に進まない。 (事務局) 委員に講演などをお願いしたいと思っていたのだが、第三者という審議委員の立場との 兼ね合いについて検討しているところである。 委員の皆さんに、いろいろな視点から関わっていただけたらと考えているのだが。 (事務局) ネットいじめに関しても、何か取組ができないかと、1月に堺市のネットいじめ防止の 授業を見学して来た。内容はネット関係の会社が各クラスを回って、1時間ずつ授業をす るというものだった。 何とか枚方市でもやっていきたいが、予算の問題があり難しい。 (委員) ネットいじめは、広がり方はネット特有のものですぐに大きく広がったりするが、やっ ていること自体は、昔からある古典的なものだと認識している。そうだとすると、ネット いじめに特化する必要があるのかどうか、と考える。 弁護士の立場で言うと、他のいじめは証拠が残りにくいが、ネットいじめは証拠をばら 撒きながら行っているので、証拠の理解が進めばいじめが止まるのではないかと思ってい る。 自分がやっている講座では、被害者向けとして、とにかくネットの画面等を証拠に残す ように言っている。加害者に対する抑止にもなる。 (事務局) 講座等について、具体的に示していくよう考える。 (委員) 16 ページからのネットいじめについて、小学生などには、弁護士さんから法律からの切 りこみで話していただくと、非常にわかりやすい。一方、小学校高学年くらいになると、
どうしたらいいのか子どもたちに考えさせることが必要である。大人が指図しても中学生 くらいになると聞かないが、子どもたち自身はLINEなどの利用においてしんどい思い をしている。教師がネットいじめの防止について提案をし、子どもたち自身がLINE利 用時のルール等について考え、ネットいじめ防止を図っていく、そのような取組を提案し たらいいのではないか。もうやっているところもあるだろうが。 (委員) いじめアンケートについて。以前、学校でいじめアンケートについて検討していたとき に、自分がいじめにあってつらい思いをしていて、先生に話せない子が、アンケートにだ け書けるんだろうかという話をしたことがある。文言の中で「先生に相談しましたか」と あると、「相談していない自分が悪いのだろうか」という思いになるのではないだろうか。 書きにくくなるのではないか。また、アンケートを何のためにやるのか、アンケートに書 かれた事に対しては、大人たちが全力で守るというようなことが子どもたちに伝わってい るのかどうか。 最後に「あなたが困っていることを書いてください」とあるが、他のところは全部○を つけていく方式なのに、ここだけ記述になっているので、○をしないで字を書いていると 目立つ。いじめている子は「あいつ書くのかな」と注目している。その中で本当にいじめ られて困っている子が字を書くのは、書きにくいし書けない。 以前勤務していた学校では、いじめの傍観者に向けても「クラスの中で嫌だと感じてい ることがあれば書いてください。」とか「書くことがない人は、これを写してください」と して、同じ位の分量の文字を写させたことがあった。そのようにみんなが文字を書くよう にするなかで、困っている子が書きやすいようにしたことがある。 (委員) 記名式アンケートでいじめを把握しようとするならば、「今困っていることがある」に (○)をさせて、○をした子に後で聞き取りをしたらいいのではないか。 (委員) アンケートは記名でやっているのか、無記名なのか。 (事務局) 学校によって違うが、記名でやっているところが多い。 (委員) 記名無記名両方とったほうがいいのではないか。無記名の方が書きやすいという子はい るのではないか。 (委員) 他県の例では「あなたのクラスでいじめられている人はいませんか」とか「困っている 人はないですか」など、他の人のことを書かせるようにしている。他人のことなら書きや すいし、担任の先生は、大体誰が書いたものかわかる。 (委員) 記名式のアンケートではいじめは出て来ない。無記名のアンケートでないといじめは出 て来ない。
無記名で、見たこと聞いたことを含めてアンケートをとった方がよい。 (委員) 文科省も無記名のアンケートを推奨している。 (委員) 記名のアンケートは必要ないかもしれない。 (事務局) これまで、いじめアンケートとはいっても生活アンケート的な側面もあり、その子が学 校でどのような思いをしているのか知りたいということでアンケートをとり、その延長線 上にいじめアンケートを行っている。 確かに、文科省は無記名のアンケートを推奨しているが、生活アンケートとは全然別物 であると思う。 現在学期に1回アンケートをとるように指示しているが、その中には先生も気づいてい ない小さないじめが出てきている。実際、アンケートをとった月のいじめの認知数は一気 に跳ね上がる。いじめが起こったクラスで緊急に無記名アンケートをとっているというこ とはあると思うが、無記名アンケートを学期に1回とることは必要だろうか。 (委員) いじめを見つけようと思えば、回数をたくさん取る方がいい。最低、1年に1回はやっ てほしい。無記名で挙がってきたものをすぐに指導することはできないが、教師がアンテ ナを高く張ることができる。また、アンケートをとることで学校が行っているいじめ対策 がどれほど有効であるか、知ることができる。 (委員) 記名、無記名は学校の実態に応じて考えたらよい。いじめの兆候があれば、無記名でや るとか。それぞれの目的を考えてやることが重要。 (委員) 3ページ。いじめの定義の部分。いじめ防止対策推進法に以下のように定義されました、 とする方が、変更になったことがよくわかっていい。「当該行為の対象となった児童等が心 身の苦痛を感じているもの、のところに下線を引いて、重要であることを示したらいい。 次の解説の部分は、注意事項としてわかる様に大きく二つ、この定義からは次の点が必要 ということで、① 1対1でもいじめになる。②被害児童が「遊んでいるだけ」と言って いても、本当はいじめられていることがあることに注意を払う必要がある、ということを 入れてほしい。 「行為を行った側の考え、周囲の考えは関係ない」の部分について、「行為を行った側の 考え」は「そんなつもりではなかった」とか「あそびのつもりだった」ということだと思 うし、「周囲の考え」は先生たちが「それくらいのことで」ということだと思うが、その様 に噛み砕いて書いておく方がいいのではないか。とにかく、すべていじめではないかと考 えて対応することが必要であるということを強調してほしい。 「安心して生活できる居場所づくり」の項で、「からかったり攻撃することに毅然とした態 度で」とあるが、些細なからかいでも見逃さない、小さなことから注意しておく姿勢、と
いうことをわかりやすく書いてほしい。大きな事件も始めは些細なことから始まっている はず。 その他、9ページのところ、前の会議で、「否定語ではなく肯定語で」ということがあっ た思うが、それはどこかに反映されているか。 (事務局) 特に文言として入っていない。 「有用感を育てる先生の一言」がそうなっている。 (委員) やはり学校では、否定語ではなく肯定語で話してほしい。掲示物なども含めて。 (委員) ネットいじめについてもポイントがどこかわかるように。なぜネットが危ないのか、子 どもに話せるようなことばで書くことが必要。 (委員) そのページをコピーすればそのまま子どもや保護者に配付できるようなものをつくって いくことも必要なのではないか。 (委員) このマニュアルを活用する上で、どのように活用していくのかを示していくことが必要。 (事務局) 今日のご意見を踏まえ、この4月に発行できるようにしたい。 (委員) 改訂したうえで、さらに改訂を加えて行けばいい。 5.報告 (会長) 続いて、次第5の報告について事務局から説明をお願いします。 (事務局) 平成 27 年度文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果 について説明。 (省略) (委員) 枚方市が平成 26 年度に認知件数が減ったのはなぜか。 (事務局) いじめの認知件数として計上する定義として、いじめの対策委員会で認識したものにつ いてあげることとして、周知したため、認知件数が絞られたが、平成 27 年に文科省か小さ ないじめも認知するように通知があったため、認知件数が増えてきている。 (委員) 平成 24 年に認知件数が増えているのは? (事務局)
大津の事件があって、全校で無記名アンケートをとり、アンケートに挙がってきたもの をすべて計上した。そのため認知数が上がっている。 (委員) 計上の仕方、認知の仕方が違うものを並べていて、統計と言えるのか。 (事務局) 平成 27 年夏に具体的に文科省から平成 26 年度の認知数の見直しの指示や認知の方法に ついて通知があった。そこから認知方法の見直しを行っているので、これから認知数が増 えていく事が予想される。 (委員) 平成 26 年度と 27 年度は同じ基準で計上されたと考えていいのか。 (事務局) そう考えている。27 年の8月に文科省から基準が示されて、26 年度の再調査を行った。 (委員) それにしては、急激に 27 年度は増えているが、どういうことなのか。 (事務局) 27 年8月に文科省から出された基準、子ども同士の小さなもの、解決したものもすべて 計上するという基準に従って出した結果と考える。 (委員) 26年度も同じ基準なのに、どうしてこんなに違うのか。 (事務局) 26 年度の場合は、一度上がってきた数字を再度見直しと言う形で、再調査を行ったが、 微増にとどまった。計上ゼロの学校に本当にゼロなのかも問い直したが、結局大きくは増 えなかった。 (委員) 学校にしてみれば、一度上げた数字をなぜまた数えなおさないといけないのか、という ことなのだろう。再調査の意義が理解されていなかったのではないか。 (委員) 28年度の2学期までの数字で、解消しない件数が 7 件ある。 調査の中に、解消するに当たって効果的な取組という項目はなかったか。 (事務局) 不登校の調査にはあったが、いじめの調査にはなかったのではないか。 解消していない件数7件については、一定の解消をみているが、まだ見守りを続けている というものである。何をもって解消とするかは学校に任されているが、解消の基準を考え ていかなければならないと思っている。 (委員) 心配なのは、「重大事態やその恐れのあるもの」がゼロ件になっているが、本当にそうな のか。学校として重大事態をきちんととらえているか。いじめが原因で不登校になってい る生徒がいないか。きちんと支援していけているのか。あぶり出していく必要があるので
はないか。 (委員) 不登校のチェックをしていく中で、いじめを見ていくことが必要ではないか。 (事務局) 不登校の理由のなかに「学校における人間関係」があるが、今のところ、それはないと 考えている。 (委員) 不登校の対応もきちんとやっていかなくてはいけない。不登校の理由にいじめがないか 調査する必要があると思う。 7件の見守りについても、その見守り方でいいのかどうか、検証していく必要がある。 (事務局) 7件については、見守り、アプローチのしかたを考えていく。 (委員) 学校に入っているスクールカウンセラーやソーシャルワーカーが把握している「いじめ に近いもの」もこの中に入っているのか。 (事務局) 入っている。 (委員) 前に聞いたケースでは、スクールカウンセラーが活用されていなかったということでは なかったか。そのようなことがないように、学校の人材をしっかり活用するなどして、解 消にむけた方策を考えてほしい。 (事務局) 今年は中学校に2校、小学校に6校スクールソーシャルワーカーが入って日常的に取り 組んでいるが、いじめについてもスクールソーシャルワーカーから助言を受けている。ス クールカウンセラーについても、今年度は全校で生徒指導部会に入って一緒に取り組んで いる。 ただスクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーが両方配置されている学校 で、互いに勤務日が違うために、連携ができないという課題はある。また、スクールソー シャルワーカーに何を相談したらいいのか、学校自身がわかっていないこともあり、今後 活用事例などを示して、取り組んで行きたいと考えている。 (委員) 茨木市ではスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの勤務日を同じ日にし て、ケース会議をするように推奨している。そのようなやり方も検討したらどうか。 5.その他 次回の開催日について (会長) 平成 29 年8月 18 日(金)午後3時からでお願いします。