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病院発行医学雑誌の意義

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仙台医療センター医学雑誌 Vol. 6 Dec 2016 3

巻頭言

病院発行の医学雑誌の意義

国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部長

武田和憲

一般に大学、研究所などが独自に発行する学術雑誌は紀要と称されますが、病院が発行する 医学雑誌も紀要に属するものです。医中誌に登録されている大学紀要を除いた病院発行の医学 雑誌を検索しますと、病院医学雑誌は 99 施設でした。この他、病院医報のキーワードで検索 すると 18 施設、病院紀要で検索すると 27 施設が検出されました。宮城県内でも当院を含めて 6 施設で医学雑誌が発行されています。国立病院機構内で医学雑誌が発行されている施設は当 院を含めて 7 施設でした。 もともと紀要は学術誌での発表の機会が少ない若手研究者の研究発表の場として発展して きた歴史があり、病院という職場環境の中にあっては、研修医・レジデントや、看護部、臨床 検査部門、薬剤部門、放射線部門等コメディカル部門の研究発表の場として位置づけられます。 また、他部門の研究成果を知る絶好の機会でもあります。最近、症例報告は引用頻度が低いと いう理由で和文誌、英文誌を含めて学会誌で採用されにくくなっている現状をみますと、ます ます病院発行の医学雑誌の必要度が高まっていると思われます。希少な疾患や特異的な経過を 辿った症例は情報発信のためにぜひ症例報告として当誌に投稿していただきたいと思います。 病院発行の医学雑誌や紀要は発行部数は少ないものの医中誌に登録されると検索が可能であ り、症例報告などは他の論文で引用されることもあります。 今後も仙台医療センター医学雑誌に投稿をお願いしたいと思います。また、これをステップ に学会誌や英文誌への投稿にチャレンジしていただきたいと願っております。

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